JPH09122747A - 筒状中空成形品の製造方法 - Google Patents

筒状中空成形品の製造方法

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JPH09122747A
JPH09122747A JP28511095A JP28511095A JPH09122747A JP H09122747 A JPH09122747 A JP H09122747A JP 28511095 A JP28511095 A JP 28511095A JP 28511095 A JP28511095 A JP 28511095A JP H09122747 A JPH09122747 A JP H09122747A
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tubular hollow
work
hollow molded
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molded product
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Mitsuo Nakagawa
光雄 中川
Seizo Ueno
誠三 上野
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Honda Motor Co Ltd
Furukawa Electric Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Al合金製の、押出成形した筒状中空ワーク
より、少なくとも一端部を拡開し、かつテーパ面もしく
は勾配面を有する筒状中空成形品をプレス成形により製
造する。 【解決手段】 押出成形された、Al合金製の筒状中空
ワークWを、分割成形型8により挟持し、その筒状中空
ワークの開口端より、パンチ型9を挿入し、その分割成
形型8と、パンチ型9とにより、筒状中空成形品Fをプ
レス成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長手方向の断面形
状が部分的に変化しており、少なくとも一端部に残余の
部分よりも拡開した拡開部を有する、主として車両用部
材として使用される、筒状中空成形品の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般にAl合金は、軽量である上に、耐
蝕性、耐熱性、耐摩耗性等の物理的性質に優れ、かつ鍛
練、圧延等の加工性が良いことから、自動車、自動二輪
車等の車両用構造部材として広く利用されている。
【0003】ところで自動二輪車では、その車体フレー
ム、リヤフオーク等の構造部材に、Al合金製の、丸パ
イプ、角パイプ等の中空筒状部材が使用されるが、かか
る構造部材は、外観上のデザイン、部分的な補強、他の
部材の取付、さらにスペースや重量制限等の理由から、
長手方向に部分的に異形断面にしたものが使用されるこ
とが多い。
【0004】ところが従来かかる異形断面の中空筒状部
材を製造するにあっては、 .断面の異なる複数の小部品を溶接等により一体に結
合する。
【0005】.中空筒状部材自体を液圧によりバルジ
加工をする。 製造方法が採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記の方法
では、部品点数が多くなるばかりでなく、多大の時間と
労力とを費やして、大幅なコスト増を招く。
【0007】また前記の方法では、筒状中空成形品の
肉厚を一定にするのが難しく、さらにその部材の両端を
液密にシールする必要があるため、外端部を、残余の部
分よりも拡開して成形することができない。
【0008】という課題がある。
【0009】本発明はかかる実状に鑑みてなされた発明
であって、少なくとも一端を、残余の部分よりも拡開
し、さらに長手方向の断面形状が部分的に異なる、筒状
中空成形品を簡単、容易に製造できるようにした、新規
な筒状中空成形品の製造方法を提供することを目的とす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本請求項1記載の発明によれば、少なくとも一端部
に、残余の部分よりも拡開された拡開部を有し、長手方
向にテーパー面もしくは勾配面が形成された、筒状中空
成形品の製造方法であって、外周に、その周方向に沿い
折曲した被伸び部を有する、筒状中空ワークを押出成形
し、その筒状中空ワークを、分割成形型により挟持し
て、その筒状中空ワーク内に、その開口端よりパンチ型
を挿嵌し、前記分割成形型とパンチ型とで、前記被伸び
部を延伸させ、断面の肉厚が略等しい、前記筒状中空成
形品をプレス成形することを特徴としている。
【0011】また上記目的達成のため、本請求項2記載
の発明によれば、両端部に、残余の部分よりも拡開され
た拡開部を有し、長手方向の横断面形状が異形の筒状中
空成形品の製造方法であって、外周に、その周方向に沿
い折曲した被伸び部を有する、筒状中空ワークを押出成
形し、その筒状中空ワークを、成形凹部を備えた分割成
形型により挟持して、その筒状中空ワークの両開口端よ
り、第一、第二パンチ型をそれぞれ挿嵌し、前記分割成
形型と、第一、第二パンチ型とで、前記被伸び部を延伸
させ、断面の肉厚が略等しい、前記筒状中空成形品をプ
レス成形することを特徴としている。
【0012】さらに上記目的達成のため、本請求項3記
載の発明によれば、前記筒状中空ワークは、Al合金で
あることを特徴としている。
【0013】さらにまた上記目的達成のため、本請求項
4記載の発明によれば、前記筒状中空ワークは、その相
対面する、表面壁と背面壁間を、橋架結合する、補強リ
ブが一体に形成されていることを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0015】先ず、図1〜6を参照して本発明の第一実
施例について説明する。
【0016】図1は、角筒状の筒状中空ワークの正面
図、図2は、図1の2−2線に沿う筒状中空ワークの横
断面図、図3は完成した筒状中空成形品の正面図、図4
は,図3の4−4線に沿う筒状中空成形品の一端部の横
断面図、図5は、図3の5−5線に沿う筒状中空成形品
の拡開端部の横断面図、図6は筒状中空成形品の成形過
程を示す、各構成要素の斜視図である。
【0017】図1,2に示す角筒状の筒状中空ワークW
は、Al合金の鋳塊を、従来公知の押出成形方法により
押出成形して製造され、全長にわたり同一断面の直状に
形成されており、間隔をおいて相対面する表面壁1と背
面壁2と、それらの両側端を閉じる、上、下側壁3,4
により長方形状の閉断面構造をなし、さらに表面壁1と
背面壁2の内面中間部は、互いに平行な、二条の補強リ
ブ5,6により橋架結合されている。そしてその表面壁
1は、その断面形状が、その全長にわたり平坦な中央部
1cより両側端に向かって若干下り勾配に傾斜する傾斜
部1s,1sが形成される一方、その背面壁2は、その
断面形状が、その全長にわたり平坦な中央部2cより両
側端に向かって周方向に凹状に折曲する被伸び部2e,
2eが形成されており、これらの被伸び部2e,2e
は、筒状中空ワークWの横断面方向の周長を長くして、
その周方向すなわち横断面方向に伸び易くしてある。
【0018】而してこの筒状中空ワークWの、各断面の
外周部の周長は、拡開加工した後の、後述する筒状中空
成形品F(図3〜5)の各断面の外周部の周長と同等も
しくは多少短めになるように、前記被伸び部2e,2e
の長さが設定される。
【0019】図3〜5に示すものは、後に詳述する本発
明製造方法により製造される筒状中空成形品Fであっ
て、表面壁1′と背面壁2′とを接続する上、下側壁
3′,4′が、その長手方向の一端より他端に向けて漸
次拡開されて、テーパー面に形成され、その他端に最も
拡開された、拡開部Oを有する。そしてこの筒状中空成
形品Fの、拡開部Oの横断面は、図5に示すように、前
記被伸び部2e,2eが伸びることにより、背面壁2′
が平坦に伸ばされた長方形状に成形される。
【0020】前記筒状中空ワークWより、前記筒状中空
成形品Fを成形するにあたっては、分割成形型8と、パ
ンチ型9とが用いられる。
【0021】分割成形型8は、図6に示すように、上型
8uと下型8dとよりなり、これらの上、下型8u,8
dの、互いに対向する成形面には、前記筒状中空成形品
Fの外周面形状を成形するための雌テーパー面12,1
3を有する、成形凹部10,11が形成される。
【0022】一方前記パンチ型9は、図6に示すよう
に、前記筒状中空成形品Fの内周面形状を成形するた
め、その左右両側に先部より基部に向かって末広状に拡
がる雄テーパー面16,17が形成され、さらにその上
面に、前記筒状中空成形品Fの背面壁2の内面形状に適
合する成形雄面14が、その下面に、前記筒状中空成形
品Fの表面壁1の内面形状に適合する成形雄面15がそ
れぞれ形成されている。またパンチ型9の基部には、基
部ストッパ18が一体に設けられる。
【0023】次に前記分割成形型8およびパンチ型9を
用いて、前記筒状中空ワークWより前記筒状中空成形品
Fを製造する過程について説明する。
【0024】図6に示すように、通常の押出成形方法に
より成形された、前記筒状中空ワークWの背面壁2と表
面壁1に上型8uと下型8dとを対向配置した後、図6
鎖線に示すように、これら上下型8u,8dを閉じてこ
れらを従来公知のクランプ装置(図示せず)によりクラ
ンプする。これにより筒状中空ワークWは、上、下型8
u,8dにより緊密に挟持される。
【0025】次に上、下型8u,8dの前端面にストッ
パ19を当てがい、筒状中空ワークWの、一方の開口端
より、その内部に前記パンチ型9を加圧シリンダ(図示
せず)により加圧しつつ挿嵌する。以上のように、パン
チ型9と分割成形型8とにより、筒状中空ワークWが成
形され、この筒状中空ワークWは伸展されて冷間プレス
加工され、前記筒状中空成形品Fが製造される。
【0026】ところで前記成形により筒状中空ワークW
は、パンチ型9により、その一端より他端に向けて漸次
周方向すなわち横断面方向に拡開されるが、その背面壁
2に形成された、凹状に折曲した被伸び部2e,2eが
伸びることにより、図3〜5に示すように周方向に肉厚
の略等しい筒状中空成形品Fが得られる。
【0027】図7〜12には、前記筒状中空成形品Fを
自動二輪車のフレームに使用した使用例が示される。図
7は、そのメインフレーム用筒状中空成形品Fの側面
図、図8は、その筒状中空成形品Fの平面図、図9は、
図8の9−9線に沿う端面図、図10は、図8の10−
10線に沿う端面図、図11は、筒状中空成形品をメイ
ンフレームとして使用した、自動二輪車の部分側面図、
図12は、図11の平面図である。
【0028】自動二輪車用メインフレーム用として、一
対の筒状中空成形品Fが用意されるる。一対の筒状中空
成形品Fは、図8に示すように、その表面壁1を外側に
して凸状にベンディング加工される。そして伸び部2
e,2eが未だ折曲部として残る背面壁2は、自動二輪
車の車体中心側にくるようにして、外から見えにくくす
ることにより、外観上の体裁を損なわないようにする。
【0029】ベンディング加工された、一対の筒状中空
成形品Fの一端の拡開部Oは、自動二輪車のヘッドパイ
プHpの両側に対称的に溶接される。これらの筒状中空
成形品Fは、エンジンEの両側を取り囲むようにして下
向きに傾斜して後方へと延長され、それらの後端にピボ
ットフレームPfが溶接される。そしてこのピボットフ
レームPfには、通常のようにリヤフオークーRf、シ
ートレールSl等が組付けられる。また一対の筒状中空
成形品Fの下側には、ブラケットBr1 ,Br 2 が溶接
され、これらのブラケットBr1 ,Br2 にエンジン
E、ラジエターR等が懸架される。
【0030】次に図13を参照して本発明の第二実施例
について説明する。
【0031】この第二実施例は、左右端部に、それぞれ
拡開部Ol,Orを有し、長手方向の横断面形状が部分
的に異なる、筒状中空成形品F1 が製造される。
【0032】この筒状中空成形品F1 を製造するにあた
っては、分割成形型108と、第一、第二すなわち左右
パンチ型109l、109rとが用意される。
【0033】分割成形型108は、前記第一実施例と同
じく上型108uと下型108dとよりなり、これらの
成形型の互いに対向する成形面には、前記筒状中空成形
品F 1 の外周面形状を成形するための成形凹部110,
111が形成される。
【0034】一方前記左右パンチ型109l,109r
は、図13に示すように、前記筒状中空成形品F1 の、
左、右拡開部Ol,Orを有する成形面を成形するため
の、成形雄面114,115が形成される。また左右パ
ンチ型109l,109rの基部には、それぞれ基部ス
トッパ118,119が一体に設けられる。
【0035】分割成形型108および左右パンチ型10
9l,109rを用いて、前記筒状中空ワークWから前
記筒状中空成形品F1 を製造するには、前記第一実施例
と同じく、筒状中空ワークWの背面壁2と表面壁1に、
上型108uと下型108dとを対向配置して、これら
上下型を閉じてクランプする。
【0036】次に上、下型の、両開口端より、それら内
に前記左右パンチ型109l,109rをそれぞれ加圧
シリンダにより加圧しつつ挿嵌する。これにより左右パ
ンチ型109l,109rは筒状中空ワークWを成形し
つつ上、下型108u,108d内に挿入されて、それ
らのストッパ118,119が、上、下型108u,1
08dの両端面にそれぞれ衝接するに至れば、前記筒状
中空ワークWは、特にその背面壁2が伸ばされて圧延さ
れ、プレス加工されて前記筒状中空成形品F1が成形さ
れる。
【0037】ところでこの第二実施例の場合にも前記成
形により筒状中空ワークWは、左右パンチ型109l,
109rにより横断面方向に拡開されるが、その背面壁
2に形成された、凹状に折曲した被伸び部2e,2eが
伸ばされたことにより、周方向に肉厚の略等しい筒状中
空成形品F1 が得られる。
【0038】ところで本発明の製造方法によれば、一端
もしくは両端に拡開部を有すると共に中間部の一側もし
くは両側に、テーパー面あるいは勾配面を持つ種々の形
状の筒状中空成形品の成形が可能であり、たとえば図1
4に示す筒状中空成形品F2は、一端部に拡開部O2
有すると共にその中間部の一側に勾配面S2 が形成さ
れ、また図15に示す筒状中空成形品F3 は、一端部に
拡開部O3 を有すると共にその中間部両側に長手方向に
齟齬してそれぞれ勾配部S3 ′,S3 ″が形成される。
【0039】図16,17には、筒状中空ワークの変形
例が示される。
【0040】図16に示される筒状中空ワークWは、そ
の背面壁2に形成される、折曲した被伸び部2e′,2
e′は、凸状に折曲されており、このワークWを、本発
明方法により成形すれば、その筒状中空成形品F(F1
〜F3 )は、前記第一、二実施例と同じ断面形状にプレ
ス成形される。
【0041】さらに図17に示される筒状中空ワークW
は、その背面壁2に形成される、折曲した被伸び部2
e″,2e″は、コルゲート状に折曲されており、この
ワークWを、本発明方法により成形すれば、その筒状中
空成形品F(F1 〜F3 )は、前記第一、二実施例と同
じ断面形状にプレス成形される。
【0042】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明
の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば前記実
施例では筒状中空成形品はAl合金により形成される
が、これを他の金属により形成してもよく、また折曲し
た被伸び部は、前記実施例の外の折曲形状に形成しても
よい。さらに前記実施例では、筒状中空成形品は、断面
方形状の閉断面構造に形成されるが、これを断面を円
形、多角形等、他の断面形状にしてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上のように本請求項1記載の発明によ
れば、少なくとも一端部が、残余の部分よりも拡開され
た拡開部を有し、かつ長手方向にテーパー面もしくは勾
配面が形成された、筒状中空成形品を、分割成形型と、
パンチ型とにより簡単、容易にプレス成形することがで
き、特にその成形品の拡開部は、その周方向の、横断面
の肉厚を略等しくすることができ、全体として断面の肉
厚が略等しく、一様な強度を持つ前記筒状中空成形品を
製造することができる。
【0044】また本請求項2記載の発明によれば、両端
部が残余の部分よりも拡開された拡開部を有し、かつ横
断面形状の異なる筒状中空成形品を、分割成形型と、第
一、第二パンチ型とにより簡単、容易にプレス成形する
ことができ、特にその成形品の拡開部は、その周方向
の、横断面の肉厚を略等しくすることができ、全体とし
て断面の肉厚が略等しく、一様な強度を持つ前記筒状中
空成形品を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】角筒状の筒状中空ワークの正面図
【図2】図1の2−2線に沿う筒状中空ワークの横断面
図の拡大側面図
【図3】完成した筒状中空成形品の正面図
【図4】図3の4−4線に沿う筒状中空成形品の一端部
の横断面図
【図5】図3の5−5線に沿う筒状中空成形品の拡開端
部の横断面図
【図6】筒状中空成形品の製造過程を示す、各構成要素
の斜視図
【図7】自動二輪車用メインフレーム用筒状中空成形品
の正面図
【図8】自動二輪車用メインフレーム用筒状中空成形品
の平面図
【図9】図8の9−9線に沿う端面図
【図10】図8の10−10線に沿う端面図
【図11】筒状中空成形品をメインフレームとして使用
した自動二輪車の部分側面図
【図12】筒状中空成形品をメインフレームとして使用
した自動二輪車の部分平面図
【図13】第二実施例の筒状中空成形品の製造過程を示
す、各構成要素の斜視図
【図14】筒状中空成形品の変型例の正面図
【図15】筒状中空成形品の他の変形例の正面図
【図16】筒状中空ワークの変形例の横断面図
【図17】筒状中空ワークの他の変形例の横断面図
【符号の説明】
2e・・・・・・・被伸び部 2e′・・・・・・被伸び部 2e″・・・・・・被伸び部 5・・・・・・・・補強リブ 6・・・・・・・・補強リブ 8・・・・・・・・分割成形型 108・・・・・・分割成形型 9・・・・・・・・パンチ型 109l・・・・・第一パンチ型(左パンチ型) 109r・・・・・第二パンチ型(右パンチ型) 10・・・・・・・成形凹部 110・・・・・・成形凹部 11・・・・・・・成形凹部 111・・・・・・成形凹部 F・・・・・・・・筒状中空成形品 F1 ・・・・・・・筒状中空成形品 F2 ・・・・・・・筒状中空成形品 F3 ・・・・・・・筒状中空成形品 O・・・・・・・・拡開部 Ol・・・・・・・拡開部 Or・・・・・・・拡開部 O2 ・・・・・・・拡開部 O3 ・・・・・・・拡開部 W・・・・・・・・筒状中空ワーク
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B62K 19/06 B62K 19/06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一端部に、残余の部分よりも
    拡開された拡開部(O;O2 ;O3 )を有し、、長手方
    向にテーパー面もしくは勾配面が形成された、筒状中空
    成形品(F;F2 ;F3 )の製造方法であって、 外周に、その周方向に沿い折曲した被伸び部(2e;2
    e′;2e″)を有する、筒状中空ワーク(W)を押出
    成形し、 その筒状中空ワーク(W)を、成形凹部(10,11)
    を備えた分割成形型(8)により挟持して、その筒状中
    空ワーク(W)内に、その開口端よりパンチ型(9)を
    挿嵌し、 前記分割成形型(8)とパンチ型(9)とで、前記被伸
    び部(2e;2e′;2e″)を延伸させ、断面の肉厚
    が略等しい、前記筒状中空成形品(F;F2 ;F3 )を
    プレス成形することを特徴とする、筒状中空成形品の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 両端部に、残余の部分よりも拡開された
    拡開部(Ol,Or)を有し、長手方向の横断面形状が
    異形の筒状中空成形品(F1 )の製造方法であって、 外周に、その周方向に沿い折曲した被伸び部(2e;2
    e′;2e″)を有する、筒状中空ワーク(W)を押出
    成形し、 その筒状中空ワーク(W)に、成形凹部(110,11
    1)を備えた、分割成形型(108)により挟持して、
    その筒状中空ワーク(W)の両開口端より、第一、第二
    パンチ型(109l,109r)をそれぞれ挿嵌し、 前記分割成形型(108)と、第一、第二パンチ型(1
    09l,109r)とで、前記被伸び部(2e;2
    e′;2e″)を延伸させ、断面の肉厚が略等しい、前
    記筒状中空成形品(F1 )をプレス成形することを特徴
    とする、筒状中空成形品の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記筒状中空ワーク(W)は、Al合金
    であることを特徴とする、前記請求項1もしくは2記載
    の筒状中空成形品の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記筒状中空ワーク(W)は、その相対
    面する、表面壁(1)と背面壁(2)間を、橋架結合す
    る、補強リブ(5,6)が一体に形成されていることを
    特徴とする、前記請求項1もしくは2記載の筒状中空成
    形品の製造方法。
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