JPH09302571A - ミシンの上糸交換装置 - Google Patents

ミシンの上糸交換装置

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JPH09302571A
JPH09302571A JP8119376A JP11937696A JPH09302571A JP H09302571 A JPH09302571 A JP H09302571A JP 8119376 A JP8119376 A JP 8119376A JP 11937696 A JP11937696 A JP 11937696A JP H09302571 A JPH09302571 A JP H09302571A
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yarn
sewing
tension
needle
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貞男 守永
Junya Mizobuchi
順也 溝渕
Kenji Kitada
賢治 北田
Nobuo Yano
延男 矢野
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被選択糸の端部を所定位置で容易に捕捉す
る。また、元糸と被選択糸との結びを確実に行う。さら
に、この場合に縫製に支障が生じることのないようにす
る。 【解決手段】 縫製装置1によれば、糸クランプ37に
よる被選択糸の糸端部側の捕捉開始から終了までの間は
フック383a〜383eを閉じて切欠381a〜38
1eからの糸端部の抜出しを防止する。また、元糸の張
力を針254側で調節する糸調子39を備えているか
ら、元糸は糸掴み36と糸調子39とで所定の張力を与
えられ、被選択糸は糸巻T1〜T5側を糸調子331〜
335で、糸引き出し端部側をメス364と糸押え36
5で保持されて所定の張力を与えられたまま、この両糸
をノッタ9で結ぶ。この場合に、糸結び作業の開始から
終了の間は糸調子39の糸調子皿393、395を閉じ
て糸に張力を与えるが、縫製中は開く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ミシンの上糸を
別の糸に自動交換することができる、ミシンの上糸交換
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ミシンの上糸交換装置については、特公
平3−5834号公報に開示されている。
【0003】同公報に開示の技術では、回転するテーブ
ルユニット上に複数個の糸巻を各々保持する機構が設け
られている。また、この保持機構毎に糸巻の糸端部をク
ランプする所定のアクチュエータが設けられている。上
糸は前記複数個の糸巻から何れか1本の糸を選択して針
側に供給される。
【0004】上糸を交換するときは、上糸をミシン頭部
上の所定位置で切断して、元糸側端部は所定のアクチュ
エータでクランプし、糸巻側の糸端部は前記保持機構毎
に設けられている前記アクチュエータでクランプする。
そして、前記テーブルユニットを回転して交換糸の糸巻
をミシン頭部に対峙する位置に移動し、この糸巻の保持
機構ごと交換糸の糸巻をテーブルユニットからミシン頭
部側に移動し、この保持機構において前記アクチュエー
タでクランプされている糸端部を前記所定位置(糸切断
位置)に位置する。そして、糸結び装置を駆動して交換
糸の糸引出し側と元糸側とを結ぶ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、糸の交換を行う度に、テーブルユニットを回転
させて、テーブルユニットとミシン頭部との間で交換糸
の糸巻を保持機構ごと移動する必要がある。また、各糸
巻ごとに糸端部をクランプする手段が必要である。その
ため、糸交換の速度が遅く、縫製作業効率が低いという
問題や、機構が複雑となるため部品点数が多く、そのた
め、装置が大型化し、製造コストが高いという問題もあ
った。
【0006】そこで、本出願人はかかる課題を解決する
ためのミシンの上糸交換装置を提案している(特願平8
−88420号、特願平8−88421号〔何れも本願
出願時において未出願公開〕)。
【0007】この上糸交換装置は、複数の糸巻から各々
引出した複数の糸端部を垂下させて並べて保持する糸調
子台(糸端部保持部)を備えている。糸交換にあたって
は、この糸調子台から選択的に引出されて上糸とされて
いる糸を切断し、この切断された糸の元糸側端部はクラ
ンプして保持する。そして、糸調子台に保持されている
糸から交換糸を選択し、糸調子台を移動することで被選
択糸の糸端部側を所定の糸結び位置に移動する。この移
動後、被選択糸の糸端部側を所定位置で捕捉し、この被
捕捉糸の糸端部側と前記元糸側とを所定の糸結び位置で
ノッタ(糸結び部)により結ぶ。
【0008】糸調子台の各糸の引出し位置には切欠が各
々形成し、この切欠から糸結び位置側に交換糸を引き出
すようにすれば、糸の引出しは容易である。
【0009】しかし、糸調子台(糸端部保持部)を移動
するため、糸調子台から垂下している被選択糸が踊り、
その端部を所定位置で捕捉することが困難な場合がある
という問題がある。
【0010】そこで、この発明の別の目的は、被選択糸
の端部を所定位置で容易に捕捉することができる、ミシ
ンの上糸交換装置を提供することにある。
【0011】別の課題として、糸調子台には糸調子が設
けられ、この糸調子台から引出され被交換糸は、端部は
捕捉され、糸調子台(糸端部保持部)では糸調子で張力
が調節されている。また、元糸の切断側端部はクランプ
して保持されている。
【0012】しかし、元糸の針側はフリーであるため元
糸の張力が調節されておらず、両糸を並べてノッタ(糸
結び部)で糸結びする場合に、結びが甘くなる場合があ
る。
【0013】そこで、この発明の別の目的は、元糸と被
選択糸との結びを確実に行うことができる、ミシンの上
糸交換装置を提供することにある。
【0014】また、この発明の別の目的は、この場合に
縫製に支障が生じることのない、ミシンの上糸交換装置
を提供することにある。
【0015】別の課題として、元糸の切断側端部はクラ
ンプして保持するには、所定の糸掴み部で被交換糸を掴
んで、メスと所定の糸保持部との間に導き、この被交換
糸をメスで切断し、切断後の元糸は糸掴み部と糸保持部
との間にクランプされる。この元糸と交換糸とを糸結び
部で結ぶと、元糸の切断端部側の残り糸が挟持されたま
ま残る。そして、この残り糸がたまると挟持圧力が低下
していくという問題がある。
【0016】そこで、この発明の別の目的は、切断後の
元糸の切断端部側の挟持圧力が低下することがない、ミ
シンの上糸交換装置を提供することにある。
【0017】また、この発明の別の目的は、この場合に
挟持圧力のより確実な低下防止を図ることができる、ミ
シンの上糸交換装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段を、後述する発明の実施の形態における対応す
る部材や符号もカッコ書きで付記して説明する。
【0019】請求項1に記載の発明は、複数の糸巻(T
1〜T5)と、この糸巻から各々引出した複数の糸端部
を垂下させて並べて保持する第1の糸端部保持部(イン
デックス33)と、この第1の糸端部保持部から選択的
に引出されて上糸とされている糸を切断する糸切断部
(メス364/メス523)と、この切断された糸の元
糸側端部を保持する第2の糸端部保持部(糸掴み36/
糸掴み52)、前記第1の糸端部保持部に保持されてい
る糸から交換糸を選択する糸選択部(CPU70、デジ
タルスイッチ51A〜51E、51M)と、前記第1の
糸端部保持部を移動することで前記被選択糸の糸端部側
を所定の糸結び位置に移動する糸端部移動部(モータ6
06、ラック331、図示しないピニオン、レール60
7)と、この移動後前記被選択糸の糸端部側を所定位置
で捕捉する糸捕捉部(糸クランプ37)と、この被捕捉
糸の糸端部側と前記元糸側とを前記糸結び位置で結ぶ糸
結び部(ノッタ9)と、前記第1の糸端部保持部に設け
られ前記複数の糸巻から各々引出した糸の端部側が各々
係合する複数の切欠溝部(切欠381a〜381e)
と、この各切欠溝部を開閉する開閉部(フック383a
〜383e)と、少なくとも前記糸捕捉部による前記被
選択糸の糸端部側の捕捉開始から終了までの間は前記開
閉部を閉じて前記切欠溝部からの糸端部の抜出しを防止
する開閉制御部(CPU70)とを備えている、ミシン
の上糸交換装置である。
【0020】請求項1に記載のミシンの上糸交換装置に
よれば、糸捕捉部による被選択糸の糸端部側の捕捉開始
から終了までの間は開閉部を閉じて切欠溝部からの糸端
部の抜出しを防止するから、第1の糸端部保持部が移動
しても糸の踊りによる切欠溝部からの抜け出しは防止さ
れ、被選択糸の捕捉は確実に行われる。
【0021】従って、請求項1に記載のミシンの上糸交
換装置によれば、被選択糸の端部を所定位置で容易に捕
捉することができる。
【0022】請求項2に記載の発明は、複数の糸巻(T
1〜T5)と、この糸巻から各々引出した複数の糸端部
を垂下させて並べて保持する第1の糸端部保持部(イン
デックス33)と、この第1の糸端部保持部に設けられ
この第1の糸端部保持部から引出される各糸の張力を調
節する第1の糸調子(糸調子331〜335)と、この
第1の糸端部保持部から選択的に引出されて上糸とされ
ている糸を切断する糸切断部(メス364/メス52
3)と、この切断された糸の元糸側端部を保持する第2
の糸端部保持部(糸掴み36/糸掴み52)と、前記元
糸の張力をミシン針側で調節する第2の糸調子(糸調子
39)と、前記第1の糸端部保持部に保持されている糸
から交換糸を選択する糸選択部(CPU70、デジタル
スイッチ51A〜51E、51M)と、前記第1の糸端
部保持部を移動することで前記被選択糸の糸端部側を所
定の糸結び位置に移動する糸端部移動部(モータ60
6、ラック331、図示しないピニオン、レール60
7)と、この移動後前記被選択糸の糸端部側を所定位置
で捕捉する糸捕捉部(フック363及び糸押え364/
フック522及び糸押え523)と、この被捕捉糸の糸
端部側と前記元糸側とを前記糸結び位置で結ぶ糸結び部
(ノッタ9)とを備えている、ミシンの上糸交換装置で
ある。
【0023】請求項2に記載のミシンの上糸交換装置に
よれば、元糸の張力をミシン針側で調節する第2の糸調
子を備えているから、元糸は第2の糸端部保持部と第2
の糸調子とで所定の張力を与えられ、被選択糸は第1の
糸調子と糸捕捉部とで所定の張力を与えられたまま、こ
の両糸を糸結び部で結ぶことが可能となる。
【0024】従って、請求項2に記載のミシンの上糸交
換装置によれば、糸結びを確実に行うことができる。
【0025】請求項3に記載の発明は、前記第2の糸調
子の糸調子皿を開閉する開閉部(糸調子開閉装置39)
と、少なくとも前記糸結び部による糸結び作業の開始か
ら終了の間は前記第2の糸調子を閉じ、縫製中は開く制
御部(CPU70)とを備えている、請求項2に記載の
ミシンの上糸交換装置である。
【0026】請求項3に記載のミシンの上糸交換装置に
よれば、請求項2に記載のミシンの上糸交換装置と同様
の作用、効果を奏するほか、糸結び作業の開始から終了
の間は前記第2の糸調子を閉じるが、縫製中は開くの
で、第2の糸調子から受ける抵抗により縫製に支障が生
じることがない。
【0027】請求項4に記載の発明は、複数の糸巻(T
1〜T5)と、この糸巻から選択的に引出されて上糸と
されている糸をミシン針側よりも前記糸巻側の位置で切
断する糸切断部(メス523)と、この切断後の元糸の
切断端部側を挟持して保持する挟持部(フック522及
び糸押え524)と、前記複数の糸巻から選択された所
望の交換糸を選択する糸選択部(CPU70)と、この
被選択糸の糸端部側と前記元糸の切断端部側とを結ぶ糸
結び部(ノッタ9)と、この糸結び後前記挟持部に挟持
されている前記元糸の残り糸を前記挟持部を開閉して解
放する残り糸解放部(シリンダ527)とを備えてい
る、ミシンの上糸交換装置である。
【0028】請求項4に記載のミシンの上糸交換装置に
よれば、糸結び後挟持部に挟持されている元糸の残り糸
を挟持部を開閉して解放するから、挟持部に糸が残って
しまい挟持部の挟持圧力が低下することがない。
【0029】請求項5に記載の発明は、前記開閉動作の
ときに前記残り糸を吸引する吸引部(糸バキューム5
3)を備えている、請求項17に記載のミシンの上糸交
換装置である。
【0030】請求項5に記載のミシンの上糸交換装置に
よれば、請求項4に記載のミシンの上糸交換装置と同様
の作用、効果を奏するほか、挟持部の開閉動作のときに
残り糸を吸引するので、開閉動作では挟持部から脱落し
ない残り糸も確実に除去することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
〔発明の実施の形態1〕まず、構成について説明する。
【0032】図1は、この発明の実施の形態1である自
動縫い縫製装置1の斜視図である。
【0033】同図に示すように、自動縫い縫製装置1
は、所定の形状縫いを行うミシン部2、このミシン部へ
上糸を供給する糸経路中で元糸を切断し、切断後の元糸
と交換糸とを結ぶ糸結び部3と、この結び後、元糸を針
穴から引出して交換糸を針穴に糸通しする糸引出し部4
とを備えている。
【0034】まず、ミシン部2について説明する。
【0035】図1に示すように、符号21はミシンベッ
ド上に設けられている送り台である。この送り台には押
え211a、211bが設けられていて、この押えは上
下から被縫物100を挟持する。送り台21は所定の可
動テーブル上で、X駆動モータ、Y駆動モータ(何れも
図1において図示せず)の駆動によりX−Y方向に移動
し、被縫物100を所定の縫製データに基づいてX−Y
方向に送る。このように送られる被縫物100上に針落
ちすることで所定の形状縫いが行われる。符号251は
糸調子、符号252は天秤、符号253は針棒、符号2
54は針、符号254aは針孔、符号255は中押え、
符号255aはその針通し孔、符号256は針板であ
る。なお、図示しないが所定の糸切り装置も設けられて
いる。また、周知の技術、例えば、特開昭60−777
90号公報に示すように、ミシン主軸とは別駆動のエア
シリンダなどのアクチュエータにより(何れも図示せ
ず)、中押え255はミシン主軸に同期して上下動する
とともに、ミシン主軸停止時も針254の動作とは切り
離して単独で中押え255を駆動する機構が設けられて
いる。
【0036】次に糸結び部3について説明する。
【0037】図1に示すように、自動縫いミシン1はミ
シン頭部2上に、糸結び部(電装ボックス)3を設けて
いる。この電装ボックス上には色、材質、太さ等の異な
る糸の糸巻きT1〜T5が並べられて保持されている。
電装ボックス3上には糸案内32も設けられていて、各
糸巻きT1〜T5から引き出された糸T11〜T51の
各糸端部T12〜T52は、何れも糸案内32に挿通さ
れて電装ボックス3の側面部に配置されているインデッ
クス33に垂下している。符号321〜325は何れも
一端側が糸案内32に固定され、他端側がインデックス
33に固定されている透明な可撓性の管であり、この管
321〜325には各々糸T11〜T51が流通する。
【0038】図2に示すように、インデックス33にお
ける管321〜325端部の下には各々が糸T11〜T
51の張力を調節する糸調子331〜335が設けられ
ている。インデックス33は、レール607で矢示a方
向に移動自在に支持され、また、背部にラック608が
設けられている。このラックはインデックスモータ60
6により回転するピニオンと噛み合っていて、インデッ
クスモータ606の駆動によりインデックス33は移動
し、糸端T12〜T52の所望のものを所定の上糸供給
路に位置せしめることができる。
【0039】ノッタ9はエアシリンダ901のロッド9
01aの先端に支持され、矢示a方向に移動する。ま
た、ノッタ9にはエアシリンダ902が設けられ、その
シリンダロッドにノッタ9の所定の駆動レバーが取り付
けられている。このレバーがエアシリンダ902により
操作されることにより、2つの糸を糸結びする。ノッタ
の機構や作用については特公昭55ー2386号公報、
特公昭33−226号公報などにより周知であるため、
詳細な説明は省略する。
【0040】糸掴み36は、その基端部がエアシリンダ
361のロッドに接続され、このエアシリンダの駆動に
より矢示b方向に移動する。この糸掴み36の尾端側は
支持台362に支持され、先端部には上糸と係合して牽
引するフック363が形成されている。また、支持台3
62には上糸を切断するメス364と、この切断された
糸の元糸側端部を保持する糸押え365とが設けられて
いる。
【0041】糸クランプ37はエアシリンダ371のロ
ッドに取り付けられ、このエアシリンダ駆動により矢示
b方向に移動する。図3、図4に示すように、糸クラン
プ37内にはエアシリンダ37aで駆動されるシリンダ
ロッド37bとクランプボール37cが設けられ、シリ
ンダロッド37bでクランプボール37cを押圧して糸
クランプ435の内壁とボール37cとで糸端をクラン
プする。また、糸クランプ37にはチューブ37dが接
続され、このチューブ37dからのエアの吸引により糸
端を吸引する。
【0042】フック363下の電装ボックス3の底部に
は開口部312が開けられていて、この開口部下部には
糸屑かご313が設けられている。
【0043】インデックス33の下部には糸案内装置3
8が設けられている。さらに、電装ボックス3の側部で
所定の上糸供給路には、糸調子39が設けられ、また、
その近傍には糸調子開閉装置39aが設けられている。
さらに、符号41は糸交換スイッチパネルである。
【0044】図5に示すように、前記糸案内装置38は
糸案内381を備えている。糸案内381には切欠38
1a〜381eが形成されている。この切欠381a〜
381eには、各々糸T11〜T51が係合し、この糸
T11〜T51を案内する。符号382はシャッタ装置
であり、一方の側部は糸案内本体381に摺動自在に軸
支され、他方の側部は、糸案内本体381に固定された
エアシリンダ383のシリンダロッドに固定されてい
る。シャッタ装置382からはL字形のフック383a
〜383eが延出していて、シリンダ383にシャッタ
装置382が駆動されて矢示c方向に移動することで、
切欠381a〜381eを開閉する。
【0045】図6に示すように、前記糸交換スイッチパ
ネル51はデジタルスイッチ51A、51B、51C、
51D、51E及び51M並びにマニュアルスイッチ5
11を備えている。デジタルスイッチ51A、51B、
51C、51D、51E及び51Mは、各々糸巻T1〜
T5のうち糸交換の交換糸を指定するデータを設定する
ことができる。図6の例ではデジタルスイッチ51A、
51B、51C、51D、51Eに、1、2、3、4、
5番の数字が表示されているが、1〜5番はデジタルス
イッチ51A〜51Eを各々指定するデータが設定され
ていることを示す。図7は縫製データの構成例である
が、1、2、3、4、…のデータのうち、色データはデ
ジタルスイッチ51A、51B、51C、51D及び5
1Eのアドレスであり、そのアドレスで指定されたデジ
タルスイッチに設定されている交換糸に糸交換すること
を示す。すなわち、デジタルスイッチ51A、51B、
51C、51D、51Eは設定を変更すれば、縫い形状
は同じでも上糸の種類を変えて縫製することができる。
マニュアルスイッチ511はONにすることで、デジタ
ルスイッチ51Mで設定する交換糸に糸交換される。
【0046】図8に示すように、糸調子39は、固定の
糸調子皿393と、この糸調子皿393に向かってばね
394で付勢された糸調子皿395とを備えている。糸
調子開閉装置39aはエアシリンダ391のシリンダロ
ッドに爪部392を取り付けたものであり、シリンダ3
91の駆動により、爪部392が糸調子39の糸調子皿
393と395との間に差し込まれることにより糸調子
皿393と395との間を開き、引き抜くことにより閉
じる。
【0047】次に、糸引出し部4について説明する。
【0048】図9に示すように、糸引出し部4は、糸緩
め装置41、糸牽引装置42、糸捕捉装置43とを備え
ている。
【0049】糸緩め装置41は、取付け板411を備
え、この取付け板411にはロータリーアクチュエータ
412が設けられている。このロータリーアクチュエー
タ412で回転する回転軸413の先端には基板414
が設けられ、この基板414にはエアシリンダ415が
設けられている。ロータリーアクチュエータ412が針
254側に回転した後、シリンダ415が駆動される
と、そのシリンダロッドに固定された糸ガイド416が
前進して、糸巻T1〜T5から供給されて針棒253、
所定の糸案内を介して針孔254aを通過する手前の上
糸Tと針254との間に差し込まれる。取付け板411
には長孔411a、411aが形成され、この長孔41
1a、411aに挿通されたねじ411b、411bで
ミシン頭部2に固定される。
【0050】糸牽引装置42は駆動歯車421を備えて
いる。この駆動歯車421は軸421aに固定され、糸
巻取りモータ422により回転する。モータ422に
は、このモータの回転軸の回転角を検出する回転センサ
(図示省略)が設けられている。従動歯車423は駆動
腕424の一端側に回動自在に取り付けられている。駆
動腕424の他端側には軸受425aに回動自在に軸支
されている軸425bの一端側が取り付けられている。
軸425bの他端側にはレバー426aの一端側が取り
付けられ、他端側はナックル426bを介してエアシリ
ンダ427のシリンダロッドと連結されている。駆動腕
424は、シリンダ427の駆動により矢示d方向に回
動して、従動歯車423を、駆動歯車421と噛み合わ
せたり、駆動歯車421から退避させたりする。
【0051】図10に示すように、糸捕捉装置43はミ
シン頭部2に回動自在に取り付けられたエアシリンダ4
31を備えている。そのシリンダロッドにはリンク43
2が固定されている。腕部433は段ねじ433aで回
動自在にミシン頭部2に取り付けられ、その一端部はリ
ンク432と回動自在に連結されている。クランプホル
ダ434の一端側には長孔434aが形成され、この長
孔434aに挿通したねじ434b、434bで腕部4
33の他端側に取り付けられる。クランプホルダ434
の他端側には糸クランプ435が設けられている。
【0052】リンク436は段ねじ436aで回動自在
にミシン頭部2に取り付けられている。このリンク43
6の一端側には長孔436bが形成され、この長孔43
6bは腕部433に形成されたピン433bに係合して
いる。ワイパ437の基端側には長孔437aが形成さ
れ、この長孔437aに挿通した止ねじ437b、43
7bでリンク436の他端側に取り付けられている。
【0053】図3、図4に示すように、糸クランプ43
5内にはエアシリンダ435aで駆動されるシリンダロ
ッド435bとクランプボール435cが設けられ、シ
リンダロッド435bでクランプボール435cを押圧
して糸クランプ435の内壁とボール435cとで糸端
をクランプする。また、糸クランプ435にはチューブ
435dが接続され、このチューブ435dからのエア
の吸引により糸端を吸引する。
【0054】次に、制御系の構成について説明する。
【0055】図11に示すように、CPU70には、R
OM71、RAM72、所定の割込処理用のタイマ5
5、縫いデータ演算部73がバスにより接続されてい
る。ROM71には各種制御プログラムなどが格納され
ている。縫いデータ演算部73はフロッピーディスク7
4に格納されている所定の縫いデータを縫製装置1を駆
動するデータに変換する。また、CPU70は所定のI
/Oインターフェース、各種ドライバ60を介して、各
種のアクチュエータ、センサなどと接続されている。す
なわち、針位置検出センサ61は上軸(図示せず)の回
転から針254の位置を検出する。また、所定の押えス
イッチ62、スタートスイッチ63、準備キー64(所
定の操作パネル上に設けられている)、一時停止スイッ
チ65、ミシンモータ66、前記のインデックスモータ
343、前記の糸巻きモータ422、各種ソレノイド6
7、前記した各種エアシリンダその他のエアシリンダを
駆動するための各種電磁弁68などが接続されている。
【0056】次に、作用について説明する。
【0057】図12に示すように、縫製装置1の所定の
電源をONにすると、各部の所定の初期設定、エラーチ
ェックがなされ(ステップS1)、準備キー64が0N
されると(ステップS2)、フロッピーディスク74か
ら所定の縫いデータが、演算部53により縫製装置1を
駆動するための所定の駆動データに変換されてRAM7
2に格納され(ステップS3)、各部の原点検索がなさ
れる(ステップS4)。
【0058】この後、準備キー64が0Nされればステ
ップS2に戻って縫製データの変更が可能であるが(ス
テップS5)、そうでないときは、マニュアルスイッチ
511をONにすることで、デジタルスイッチ41Mに
設定されているデータが読み込まれて(ステップS
7)、所定の糸交換(ステップS8〔後述〕)が行われ
る。この糸交換後、あるいはマニュアルスイッチ511
をONにしなかったときは、押えスイッチ62を0Nす
ることで、押え211a、211bが下降し(ステップ
S9、ステップS10)、押えスイッチ62を再度0N
して押え211a、211bを上昇させない限りは(ス
テップS11、ステップS12)、スタートスイッチ6
3を0Nにすることにより(ステップS13)、縫製デ
ータ中の色データに基づいてデジタルスイッチ51A〜
51Eに設定されている所定の糸交換データを読み込ん
で(ステップS14)、縫製データに基づく所定の縫製
作業が行われる(ステップS15〔後述〕)。
【0059】次に、この縫製作業(ステップS15)に
ついて、より詳細に説明する。
【0060】図13に示すように、まず、中押え255
が下降し(ステップS21)、所定の駆動データに基づ
いて押え211a、211bの移動により、この押え2
11a、211bで保持されている被縫物100を1針
分X−Y方向に移動して針落ちする(ステップS2
2)。なお、上糸Tは予め中押え255の針通し孔25
5aの下に糸通ししておく。駆動データにより、次に糸
切り動作が設定されているときは(ステップS23)、
所定の糸切り装置を駆動して糸切りし(ステップS2
4)、所定のワイパ装置を駆動した後(ステップS2
5)、ステップS22に戻る。次に設定されているのが
糸交換動作であるときは(ステップS26)、所定の糸
交換を行なう(ステップS27〔後述〕)。以上の動作
の繰り返しにより縫製がなされ、駆動データにより次に
設定されているのが縫製終了であるときは、縫製作業は
終了して前記ステップS5に戻って待機状態となる(ス
テップS28)。
【0061】前記糸交換動作(ステップS8、ステップ
S27)について詳細に説明する。
【0062】図14〜図17に示すように、まず、シリ
ンダ431の駆動を開始し、また、チューブ435dか
らのバキュームも開始して(ステップS31)、0.7
sのディレータイム後、糸クランプ435とワイパ43
7とを針254に引き付けるように移動する(ステップ
S32〔図10参照〕)。シリンダ435aを0Nして
シリンダロッド435bでバキュームボール435cを
押圧する動作を開始する(ステップS33〔図3、図4
参照〕)。0.2sのディレータイム後、上糸Tの糸端
が糸クランプ435の内壁とバキュームボール435c
とでクランプされる(ステップS34)。
【0063】この後、シリンダ361、371の駆動に
よりフック363、糸クランプ37のインデックス側へ
の移動を開始する(図2参照)。チューブ435dから
の糸端のバキュームを停止し、シリンダ431の駆動に
より糸クランプ435とワイパ437との元の位置への
退避を開始する(図10参照)。さらに、糸クランプ4
35でクランプされた糸端はギア423、421側に移
動開始して上糸Tが引き出される(ステップS35〔図
24参照〕)。0.7sのディレータイム後、上糸Tの
糸端側がギア423、421間に位置し、また、フック
363が被交換糸を捕捉している(ステップS36)。
次に、糸を捕捉したフック363が後退を開始し、シリ
ンダ523の駆動によるギア423、421間の閉鎖が
開始しする。また、所定の糸切り装置の電熱線の通電が
開始される(ステップS37)。0.3sのディレータ
イム後、被交換糸はメス364で切断されて、その元糸
の切断端部がメス364、フック365間に挟持保持さ
れている(図27参照)。また、上糸Tはギア423、
421の間にクランプされる(ステップS38〔図24
参照〕)。
【0064】次に、マニュアルスイッチ511が0Nさ
れていたときは、デジタルスイッチ51M、そうでない
ときは色データで指定するデジタルスイッチの設定デー
タを読込み(ステップS39、ステップS40、ステッ
プS41)、インデックスモータ343の駆動を開始
し、インデックス33から垂下している糸端T12〜T
52から糸交換データが指定する被選択糸(交換糸)の
糸端を所定の糸結び位置に移動する(ステップS42、
ステップS43)。このインデックス33の移動中にマ
ニュアルスイッチ511が0Nされていたときは、イン
デックス33の停止後ステップS40に戻る(ステップ
S51)。
【0065】この後、糸クランプ37のシリンダ37a
の駆動によりシリンダロッド37bとボール37cとの
当接を解除し(図3参照)、チューブ37dからのエア
のバキュームを開始し、シリンダ383を駆動してシャ
ッタ装置382の駆動でフック383a〜383eによ
る切欠381a〜381eの閉鎖の解除動作を開始する
(ステップS52)。0.7sのディレータイム後(ス
テップS53)、シリンダロッド37bによるバキュー
ムボール37cの押圧動作を開始し(ステップS5
4)、0.1sのディレータイム後(ステップS5
5)、チューブ37dからの糸端のバキュームは停止す
る(ステップS56)。0.5sのディレータイム後
(ステップS57)、シリンダ351の駆動によりノッ
タ9の所定の糸結び位置への移動を開始し、また、シリ
ンダ391の駆動による糸調子皿392と395の閉鎖
を開始する(ステップS58〔ステップS27参照、図
27参照〕)。0.85sのディレータイム後(ステッ
プS59)、シリンダ902の駆動による交換糸と被選
択糸との糸結び作業が開始される(ステップS60〔図
28参照〕)。1sのディレータイム後、糸結びが完了
している(ステップS61)。
【0066】そして、ノッタ9の糸結び動作が停止し
て、シリンダロッド37bとバキュームボール37cと
が解除され、チューブ37dにより糸結び後の被選択糸
(交換糸)はバキュームされて排出される(ステップS
71)。なお、糸結び後の元糸の残り糸は次に糸結びす
るためにフック363がせり出すときに脱落して糸屑カ
ゴ312に落ちる。
【0067】0.3sのディレータイム後(ステップS
72)、チューブ37dのバキュームは停止され、シリ
ンダ351の駆動によりノッタ9は退避し、チューブ4
35dからのバキュームが開始される。また、中押え2
55の下降が開始し(図33参照)、シリンダ415の
駆動により糸ガイド416が前進して針孔254aを通
過する直前の元糸と針254との間への差し込み動作が
開始する(図30参照)。さらに、糸調子皿393と3
95とをシリンダ391の駆動により閉じる(ステップ
S73〔図27参照〕)。
【0068】0.3sのディレータイム後(ステップS
74)、モータ422が駆動を開始し、元糸が牽引され
る(ステップS75)。そして、モータ422に設けら
れた回転センサにより予め設定されている以上のモータ
422の回転変動が検出されたときは巻糸の結び目が針
孔254aに引っかかったと判断し(ステップS7
6)、モータ422の停止処理を行う(ステップS9
1)。そして、所定のモータ逆回転データを読込み(ス
テップS92)、所定量の逆回転をモータ422にかけ
る(ステップS93〔図25参照〕)。
【0069】次に、ロータリーアクチュエータ412を
駆動し、糸ガイド416の2段目の動作、すなわち、糸
ガイド416で上糸を針254から引き離すように所定
量の移動を開始し(ステップS94〔図31参照〕)、
所定のディレータイム後(ステップS95)、停止する
(ステップS96)。そして、所定のモータ正回転デー
タを読込み(ステップS97)、ステップS75に戻っ
て再度上糸の牽引を開始する(図24参照)。所定量の
上糸が引き出されるとモータ422は停止する(ステッ
プS77)。ステップS76で結び目の針孔254aへ
の引っかかりがないときも所定量の上糸が引き出される
とモータ422は停止する。
【0070】この後、ギア423を最初の位置に退避さ
せ、シャッタ装置382の駆動でフック383a〜38
3eによる切欠381a〜381eの閉鎖を行い、中押
え255を元の位置に上昇し、糸ガイド416も元の位
置に退避させる(ステップS78)。前記の所定の糸切
り装置(既に電熱線は通電されている)の通電は停止す
る。このときに、この糸切り装置は後述する割込処理に
より所定のソレノイドによりミシン頭部2から降下して
針254から先の元糸部分を切断除去している。なお、
ギア421、423間にクランプされているいた残り糸
はチューブ435dからバキュームされて排出される。
そして、0.1sのディレータイム後、このバキューム
も停止する(ステップS79、ステップS80)。ま
た、ステップS51の判断後に、マニュアルスイッチ5
11を0Nにした場合は、ステップS31に戻る。
【0071】次に、この縫製装置1が行う割込処理につ
いて説明する。
【0072】この処理は図12〜図17を参照して説明
した前記の処理とは別に0.1msごとに行われるパル
スモータ駆動のための処理である。
【0073】まず、現在パルスモータ(モータ606、
422)の駆動の必要があるか否かを判断する(ステッ
プS101)。必要があるときはステップS102に進
む。すなわち、前記の図12〜図17を参照して説明し
たパルスモータ駆動の必要があるとき(ステップS4
2、ステップS75)、パルスモータを駆動するための
初期化を行って、ステップS102に進むための条件を
作ることで割込処理が行われる。
【0074】現在回転立ち上げ処理中か判断され(ステ
ップS102)、回転立ち上げ処理中であれば、パルス
モータの立ち上げを行う所定の立ち上げカウンタの現在
値を−1し(ステップS103)、このカウンタ値が0
でないときはパルスモータ駆動の必要がないので、処理
を終了し、0となったときはパルスモータの回転方向を
判断して(ステップS105)、相を切り換える(1ス
テップモータ駆動)(ステップS106、ステップS1
07)。
【0075】そして、パルスモータがインデックスモー
タ606なのか、巻取りモータ422なのか判断し(ス
テップS121)、パルスモータがインデックスモータ
であるときは、立ち上げデータセーブアドレスのカウン
タ値を+1する。立ち上げデータはモータを立ち上げて
いく固定データであり、アドレスの指定するデータを読
み込む(ステップS128)。そして前記立ち上げカウ
ンタにデータをセットしなおす(ステップS129)。
立ち上げカウンタが0でないときは処理を終了し、0の
ときは、モータの立ち上げは終了であり、所定の立ち上
げ終了フラグをセットし処理を終了する(ステップS1
30、ステップS131)。
【0076】ステップS121でパルスモータが糸巻取
りモータ422であったときは、糸巻取り回転が所定の
低速モードか高速モードかが判断される(ステップS1
22)。なお、このモードの選択は所定のディップスイ
ッチの切換えにより予め行われる。そして、どちらのモ
ードであっても、各々糸巻取りモータ422についての
所定の立ち上げデータセーブアドレスのカウンタ値を+
1して、アドレスの指定するデータを読み込み、糸巻取
りモータ422についてステップS129以降の処理を
行う(ステップS123、ステップS124、ステップ
S125、ステップS126)。
【0077】ステップS102で最高速による回転であ
った場合は、パルスモータの回転立ち下げ処理であるか
判断し(ステップS141)、そうでない、すなわち、
最高速回転を維持する場合は、所定の最高速カウンタを
−1する(ステップS142)。そして、このカウンタ
値が0となっていないときは処理が終了し、0になった
ときは、パルスモータがインデックスモータ606であ
っても、巻取りモータ422であっても、各々の最高速
カウンタ値をプリセットしてモータの相を変える(1ス
テップモータ駆動)(ステップS144〜ステップS1
48)。すなわち、最高速カウンタは所定時間の経過に
よりモータの相を変えるためのカウンタである。
【0078】次に、パルスモータのモータ軸が一回転し
たことを検出する相切換え補助カウンタを−1して、こ
のカウンタ値が0となったか否かを判断する(ステップ
S161、ステップS162)。0であるときは処理が
終り、0になっていないときは所定のパルスモータ送り
カウンタが0となったか否かを判断する(ステップS1
63)。パルスモータ送りカウンタはパルスモータがト
ータルで何回転したかを判断するカウンタである。
【0079】このカウンタ値が0となっていないときは
カウンタ値を−1し(ステップS164)、パルスモー
タがインデックスモータ606か巻取りモータ422か
判断し(ステップS166)、インデックスモータ60
6であったときはこのモータの相切換え補助カウンタを
プリセットして処理を終了し、巻取りモータ422であ
ったときはこのモータの相切換え補助カウンタをプリセ
ットする(ステップS168)。そして、送りカウンタ
のカウント値が3、すなわち、巻取りモータ422の最
後の3回転で所定のソレノイドを駆動して所定の糸切り
装置(針孔254aから引き出した元糸を切断する)を
ミシン頭部2からの引き下げを開始する。これにより、
糸交換後に針孔254aから引き出した元糸部分を切断
する(ステップS169)。ステップS163で送りカ
ウンタが0となったときは、前記のソレノイドにより前
記所定の糸切り装置のミシン頭部2側への引き上げを開
始して所定の終了フラグをセットする。
【0080】前記ステップS101に戻って、パルスモ
ータ駆動を現在行なう必要がないときは、所定のディレ
ータイマに入ってタイマのカウントの必要があるときは
(ステップS108)、所定のタイマカウンタを−1し
て(ステップS109)、カウント値が0になったら所
定のカウンタ終了フラグをセットして終了する。
【0081】次に、この縫製装置1で行う一時停止処理
について説明する。
【0082】この一時停止処理は、図12〜図17を参
照して説明した前記処理中に一時停止スイッチ65が0
Nされることにより、直ちに開始される処理である。
【0083】図18、図19に示すように、一時停止ス
イッチ65が0Nされると、前記の糸交換処理(図14
〜図17)が現在行われているか否か判断する(ステッ
プS201)。
【0084】一時停止スイッチ65が0Nされて糸交換
処理中でなかったときは、縫製中でなければ、一時停止
処理を終了し(ステップS202)、縫製中であれば、
ミシンの回転と押えを駆動するX−Yテーブルを停止し
(ステップS203)、マニュアルスイッチ511が0
Nであれば(ステップS204)、デジタルスイッチ5
1Mの設定データが変更されているか否か判断し、変更
されているときは所定の交換糸変更要求データを読み込
んで(ステップS207)、前記の糸交換動作(図14
〜図17)が直ちに行われる。
【0085】糸交換処理中であるときは、パルスモータ
が駆動されているか否か判断され(ステップS21
0)、駆動されているときはそのパルスモータがインデ
ックスモータ606であるときは、このモータ606に
よるインデックス33の送りが終了しているか判断し
(ステップS211、ステップS212)、マニュアル
スイッチ511が0Nであり、デジタルスイッチ51M
に設定されているデータが変更されているときは(ステ
ップS213、ステップS214)、所定の交換糸変更
要求データを読み込む(ステップS215)。
【0086】ステップS210でパルスモータが駆動さ
れていないときは、チューブ37dからの交換糸のバキ
ュームが停止し(ステップS217)、マニュアルスイ
ッチ511が0Nであるときは、その停止段階から再開
して(ステップS218、ステップS219)、ステッ
プS214以下の処理がなされる。
【0087】パルスモータが糸巻取りモータ422であ
るときは、前記の割込タイマ75を停止する(ステップ
S220)。これにより糸巻取りモータ422は停止す
る。そして、マニュアルスイッチ511が0Nであれ
ば、糸巻取りモータ422の駆動データをプリセットす
る。すなわち、モータ422の駆動を最初からやり直す
ために、前記した各種カウンタのリセットなどがなされ
(ステップS221、ステップS222)、割込タイマ
75が再度駆動されてモータ422の回転がやりなおし
され、前記ステップS214以降の処理がなされる。
【0088】縫製装置1によれば、糸クランプ37によ
る被選択糸の糸端部側の捕捉開始から終了までの間はフ
ック383a〜383eを閉じて切欠381a〜381
eからの糸端部の抜出しを防止するから、インデックス
33が移動しても糸の踊りによる切欠381a〜381
eからの抜け出しは防止され、被選択糸の捕捉は確実に
行われる。
【0089】また、元糸の張力を針254側で調節する
糸調子39を備えているから、元糸は糸掴み36と糸調
子39とで所定の張力を与えられ、被選択糸は糸巻T1
〜T5側を糸調子331〜335で、糸引き出し端部側
をメス364と糸押え365で保持されて所定の張力を
与えられたまま、この両糸をノッタ9で結ぶことが可能
となるから、結びが甘くなることなく、糸結びを確実に
行うことができる。
【0090】この場合に、糸結び作業の開始から終了の
間は糸調子39の糸調子皿393、395を閉じて糸に
張力を与えるが、縫製中は開くので(ステップS73、
ステップS58)、糸調子39から受ける抵抗により縫
製に支障が生じることがない。
【0091】〔発明の実施の形態2〕この発明の実施の
形態2の縫製装置が前記発明の実施の形態1の縫製装置
と異なる点は、図34に示すように、前記糸掴み36に
代えて糸掴み52を設け、また、糸バキューム53を新
たに設けている点にある。
【0092】図35、図36に示すように、糸掴み52
は、エアシリンダ521の駆動によりフック522がせ
りだして上糸を捕捉し、捕捉後、収納されるように構成
されている。この収納時、上糸はメス523により切断
される。また、糸押え524が設けられている。この糸
押え524は基端側が軸525で開閉自在であり、尾端
側はばね526により付勢されメス523に当接してい
る。エアシリンダ527は、そのシリンダロッドで糸押
え524を押圧し、メス523と糸押え524とを開
く。
【0093】また、糸バキューム53はその先端部が糸
掴み52のメス523の先端部下部に位置して配置され
ている。糸バキューム53はエアの吸引により糸を吸い
込む。
【0094】上記の構成で、フック522を発明の実施
の形態1におけるフック363と同様のタイミングで駆
動することにより(図12〜図17)、フック522で
上糸を捕捉して切断し、元糸の切断端部側はメス523
と糸押え524との間に挟持され、糸結び後の残り糸が
メス523と糸押え524との間に残る。
【0095】そこで、前記割込処理のステップS167
とステップS168との間に(図23参照)、シリンダ
527のシリンダロッドが0NであればOFFに、OF
Fであれば0Nにする処理を付け加えれば、糸押え52
4とメス523とは、割込処理ごと(0.1msごと)
に開、閉、開、閉、…を繰り返し(図36、図37参
照)、残り糸を振り落とすことができる。
【0096】したがって、残り糸の残留により元糸の切
断端部側の挟持圧力が低下することがない。
【0097】また、糸押え524とメス523との開、
閉、開、閉、…動作中に、糸バキュームによる吸引を行
えば、この開閉動作によっても振り落とせない糸を落と
すことができ、また、残り糸を吸引して排出できるか
ら、残り糸のかたずけも容易である。
【0098】その他の点は発明の実施の形態1と同様で
あり、詳細な説明は省略する。
【0099】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、被選択
糸の端部を所定位置で容易に捕捉することができる。
【0100】請求項2に記載の発明置によれば、糸結び
を確実に行うことができる。
【0101】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載のミシンの発明と同様の効果を奏するほか、上糸
に無用な抵抗を受けて縫製に支障が生じることがない。
【0102】請求項4に記載の発明によれば、切断後の
元糸の切断端部側を挟持保持する挟持部の残り糸により
挟持圧力が低下することがない。
【0103】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
に記載の発明と同様の効果を奏するほか、挟持圧力の低
下をより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1である縫製装置の斜視
図。
【図2】この発明の実施の形態1である縫製装置の糸結
び部の斜視図。
【図3】この発明の実施の形態1である縫製装置の糸ク
ランプの断面図。
【図4】この発明の実施の形態1である縫製装置の糸ク
ランプの断面図。
【図5】この発明の実施の形態1である縫製装置の糸案
内装置を説明する図。
【図6】この発明の実施の形態1である縫製装置の糸交
換スイッチパネルを説明する図。
【図7】この発明の実施の形態1である縫製装置の縫製
データを説明する図。
【図8】この発明の実施の形態1である縫製装置の糸調
子とその開閉装置を説明する図。
【図9】この発明の実施の形態1である縫製装置の糸引
き出し装置の斜視図。
【図10】この発明の実施の形態1である縫製装置の糸
クランプとワイパを説明する図。
【図11】この発明の実施の形態1である縫製装置の制
御系を説明するブロック図。
【図12】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明するフローチャート。
【図13】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明するフローチャート。
【図14】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明するフローチャート。
【図15】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明するフローチャート。
【図16】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明するフローチャート。
【図17】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明するフローチャート。
【図18】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明するフローチャート。
【図19】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明するフローチャート。
【図20】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明するフローチャート。
【図21】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明するフローチャート。
【図22】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明するフローチャート。
【図23】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明するフローチャート。
【図24】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明する図。
【図25】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明する図。
【図26】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明する図。
【図27】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明する図。
【図28】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明する図。
【図29】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明する図。
【図30】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明する図。
【図31】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明する図。
【図32】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明する図。
【図33】この発明の実施の形態1である縫製装置の作
用を説明する図。
【図34】この発明の実施の形態2である縫製装置の糸
結び部の斜視図。
【図35】この発明の実施の形態2である縫製装置の糸
掴みの平面図。
【図36】この発明の実施の形態2である縫製装置の糸
掴みの側面図。
【図37】この発明の実施の形態2である縫製装置の糸
掴みの側面図。
【符号の説明】

縫製装置 9
ノッタ 33
インデックス 36、52
糸掴み 37
糸クランプ 39
糸調子開閉装置 51A、51B、51C、51D、51E、51M
デジタルスイッチ 53
糸バキューム 70
CPU 331
ラック 364、523
メス 381a、381b、381c、381d、381e
切欠 527
エアシリンダ 606
インデックスモータ 607
レール T1、T2、T3、T4、T5
糸巻
フロントページの続き (72)発明者 矢野 延男 東京都調布市国領町8丁目2番地の1 ジ ューキ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の糸巻と、 この糸巻から各々引出した複数の糸端部を垂下させて並
    べて保持する第1の糸端部保持部と、 この第1の糸端部保持部から選択的に引出されて上糸と
    されている糸を切断する糸切断部と、 この切断された糸の元糸側端部を保持する第2の糸端部
    保持部と、 前記第1の糸端部保持部に保持されている糸から交換糸
    を選択する糸選択部と、 前記第1の糸端部保持部を移動することで前記被選択糸
    の糸端部側を所定の糸結び位置に移動する糸端部移動部
    と、 この移動後前記被選択糸の糸端部側を所定位置で捕捉す
    る糸捕捉部と、 この被捕捉糸の糸端部側と前記元糸側とを前記糸結び位
    置で結ぶ糸結び部と、 前記第1の糸端部保持部に設けられ前記複数の糸巻から
    各々引出した糸の端部側が各々係合する複数の切欠溝部
    と、 この各切欠溝部を開閉する開閉部と、 少なくとも前記糸捕捉部による前記被選択糸の糸端部側
    の捕捉開始から終了までの間は前記開閉部を閉じて前記
    切欠溝部からの糸端部の抜出しを防止する開閉制御部と
    を備えている、ミシンの上糸交換装置。
  2. 【請求項2】複数の糸巻と、 この糸巻から各々引出した複数の糸端部を垂下させて並
    べて保持する第1の糸端部保持部と、 この第1の糸端部保持部に設けられこの第1の糸端部保
    持部から引出される各糸の張力を調節する第1の糸調子
    と、 この第1の糸端部保持部から選択的に引出されて上糸と
    されている糸を切断する糸切断部と、 この切断された糸の元糸側端部を保持する第2の糸端部
    保持部と、 前記元糸の張力をミシン針側で調節する第2の糸調子
    と、 前記第1の糸端部保持部に保持されている糸から交換糸
    を選択する糸選択部と、 前記第1の糸端部保持部を移動することで前記被選択糸
    の糸端部側を所定の糸結び位置に移動する糸端部移動部
    と、 この移動後前記被選択糸の糸端部側を所定位置で捕捉す
    る糸捕捉部と、 この被捕捉糸の糸端部側と前記元糸側とを前記糸結び位
    置で結ぶ糸結び部とを備えている、ミシンの上糸交換装
    置。
  3. 【請求項3】前記第2の糸調子の糸調子皿を開閉する開
    閉部と、 少なくとも前記糸結び部による糸結び作業の開始から終
    了の間は前記第2の糸調子を閉じ、縫製中は開く制御部
    とを備えている、請求項2に記載のミシンの上糸交換装
    置。
  4. 【請求項4】複数の糸巻と、 この糸巻から選択的に引出されて上糸とされている糸を
    ミシン針側よりも前記糸巻側の位置で切断する糸切断部
    と、 この切断後の元糸の切断端部側を挟持して保持する挟持
    部と、 前記複数の糸巻から選択された所望の交換糸を選択する
    糸選択部と、 この被選択糸の糸端部側と前記元糸の切断端部側とを結
    ぶ糸結び部と、 この糸結び後前記挟持部に挟持されている前記元糸の残
    り糸を前記挟持部を開閉して解放する残り糸解放部とを
    備えている、ミシンの上糸交換装置。
  5. 【請求項5】前記開閉動作のときに前記残り糸を吸引す
    る吸引部を備えている、請求項4に記載のミシンの上糸
    交換装置。
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