JPH09300844A - 感熱孔版印刷原紙用フィルム - Google Patents

感熱孔版印刷原紙用フィルム

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JPH09300844A
JPH09300844A JP12147896A JP12147896A JPH09300844A JP H09300844 A JPH09300844 A JP H09300844A JP 12147896 A JP12147896 A JP 12147896A JP 12147896 A JP12147896 A JP 12147896A JP H09300844 A JPH09300844 A JP H09300844A
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film
heat
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layer
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JP12147896A
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Mitsumasa Ono
光正 小野
Hiroshi Tomita
博史 冨田
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた穿孔感度を有し、かつ印刷時の解像
度、印字品位性、耐刷性の改善された感熱孔版印刷原紙
用フィルムを提供する。 【解決手段】 厚み0.2〜10μmの二軸延伸フィル
ムであって、厚み方向の構成が、ポリエステル系樹脂を
主成分とする層A、ポリエステル系樹脂およびポリオレ
フィン系樹脂の混合物を主成分とする層Bの二層構造を
なすことを特徴とする感熱孔版印刷原紙用フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感熱孔版印刷原紙及
びこれに用いるフィルムに関する。更に詳しくは穿孔感
度に優れ、印刷時の解像度(階調性)、印字品位性、耐
刷性(印刷耐久性)の改良された感熱孔版印刷原紙及び
これに用いるフィルム、特に多孔性薄葉支持体を用いな
いで感熱孔版印刷原紙として用いる場合に適したフィル
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、キセノンフラッシュやサーマルヘ
ッド、あるいはレーザー光線などのパルス照射などで穿
孔製版する感熱孔版印刷原紙として、感熱孔版印刷原紙
用フィルムと多孔性薄葉支持体とを貼り合わせたものが
用いられている。そして、この感熱孔版印刷原紙用フィ
ルムとしては、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体フ
ィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンテレフ
タレート共重合体フィルム等が使用され、また多孔性薄
葉支持体としては、薄葉紙、ポリエステル(ポリエチレ
ンテレフタレート)紗などが使用されている。
【0003】また近年、感熱孔版印刷原紙用フィルムそ
のものを、多孔性薄葉支持体を用いないで感熱孔版印刷
原紙(支持体レス感熱孔版印刷原紙)として使用するこ
とが提案されている。(特開平5−185574号公
報、特開平5−220919号公報)。そして、このフ
ィルムの具体例としてエチレンテレフタレート−シクロ
ヘキサンジメチレンテレフタレートコポリエステルから
なる二軸延伸フィルムが示されている。
【0004】かかる感熱孔版印刷原紙用フィルムには、
以下の特性が要求される。
【0005】(1)熱穿孔感度が良いこと。すなわち、
少量の熱で溶融し、かつ印刷時の画像が鮮明になるよう
な適度な大きさの穿孔が得られるような十分な熱収縮率
を有すること。この熱穿孔感度が良いと、製版時間の短
縮、キセノンフラッシュランプやサーマルヘッドに印加
するエネルギーが少なくて済むことによる寿命アップな
どのメリットがある。
【0006】(2)多孔性薄葉支持体とのラミネート特
性及び印刷時の作業に十分耐え得る強度、弾性率を有す
ること。また、かかる作業において、加熱工程があって
もその影響で原紙の著しいカールなどの問題が生じない
こと。
【0007】(3)熱穿孔の階調性がよいこと。原紙と
して使用する際、穿孔されるべき部分以外が周囲の穿孔
の影響で溶融してしまうと、印刷画像の階調性が劣るよ
うになり、好ましくない。すなわち、穿孔される部分と
穿孔されない部分とがはっきり区分できるような熱穿孔
特性を有すること。
【0008】また、これらの要件に加え、フィルム製造
時の生産性にも優れることが好ましく、具体的にはフィ
ルムの延伸性が良好で、破断などのトラブルを起こさ
ず、また巻取性、スリット性も良好で、巻取時にシワが
入ったり、巻きズレを起こしたりしないことが好まし
い。
【0009】かかる点から、二軸延伸フィルムであっ
て、その熱的特性を規定することで印刷特性を改善した
感熱孔版印刷原紙用フィルム(特開昭62−14949
6号公報)や熱収縮特性を規定した感熱孔版印刷原紙用
フィルム(特開昭62−282983号公報)が提案さ
れているが、上記したすべて要件を十分満足するもので
はなかった。特に、支持体レス感熱孔版印刷原紙用のフ
ィルムは、それ自体が支持体の機能も発現する必要があ
り、より一層の熱穿孔感度、階調性などが求められる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、穿孔
感度に優れ、印刷時の解像度、印字品位性、耐刷性の改
善された感熱孔版印刷原紙用フィルムを提供することに
ある。本発明の他の目的は、穿孔感度に優れ、印刷時の
解像度、印字品位性、耐刷性の改善された感熱孔版印刷
原紙用フィルムと多孔性薄葉支持体とを貼り合わせた感
熱孔版印刷原紙を提供することにある。本発明の目的
は、穿孔感度に優れ、印刷時の解像度、印字品位性、耐
刷性の改善された感熱孔版印刷原紙用フィルムのみから
なる支持体レス感熱孔版印刷原紙を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、本発明
によれば、第一に、厚み0.2〜10μmの二軸延伸フ
ィルムであって、厚み方向の構成が、ポリエステル系樹
脂を主成分とする層A、ポリエステル系樹脂およびポリ
オレフィン系樹脂の混合物を主成分とする層Bの二層構
造をなすことを特徴とする感熱孔版印刷原紙用フィルム
によって達成される。
【0012】本発明における感熱孔版印刷原紙とは、前
述したように、キセノンフラッシュランプやサーマルヘ
ッド、あるいはレーザー光線などのパルス照射などによ
る熱を受けることにより穿孔製版されるもので、感熱孔
版印刷原紙用フィルムと多孔性薄葉支持体とを貼り合わ
せたものと、感熱孔版印刷原紙用フィルムそのものを使
用するもの(支持体レス感熱孔版印刷原紙)とがある。
そして、この感熱孔版印刷原紙用フィルム(以下、感熱
フィルムということがある)は、穿孔照射やサーマルヘ
ッドの熱を受けたとき、被印刷原紙の文字などの部分が
穿孔される部分を形成する。
【0013】本発明における感熱孔版印刷原紙用フィル
ムは、その層Bにポリエステル系樹脂およびポリオレフ
ィン系樹脂からなる実質的に非相溶な混合物を主成分と
する系を用い、かつ二軸延伸するため、各々の樹脂の相
間乖離に起因する細孔(ボイド)を多数有しており、イ
ンキの浸透性に優れている。従って、特に支持体レス感
熱孔版印刷原紙として用いた場合にこの層Bが多孔性薄
葉支持体の役割を果すことが可能であり、かつ穿孔照射
やサーマルヘッドの熱を受けて穿孔されるため、穿孔感
度にも優れた感熱孔版印刷原紙とすることができるもの
である。
【0014】また本発明における感熱孔版印刷原紙用フ
ィルムは、その層Aにポリエステル系樹脂を主成分とす
る実質的に均一な系を用いて層Bを被覆するため、印刷
時の解像度、印字品位性、耐刷性に優れた感熱孔版印刷
原紙を得ることができるものである。
【0015】本発明における二軸延伸フィルムの層Aを
構成する樹脂は、分子中にエステル結合を有するポリエ
ステル系樹脂を主成分とするものであれば、特に限定さ
れるものではないが、好ましいものの代表例として、以
下のモノマー成分を使用したポリエステル系樹脂が挙げ
られる。まずカルボン酸成分として、テレフタル酸、イ
ソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸などの芳
香族ジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン
酸、セバシン酸などの脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキ
サン−1,4−ジカルボン酸などの脂環族ジカルボン酸
などが使用でき、またジオール成分として、エチレング
リコール、プロピレングリコール、テトラメチレングリ
コール、ヘキサメチレングリコール、ネオペンチルグリ
コール、シクロヘキサン−1,4−ジメタノール、ビス
フェノールAなどが使用できる。さらにp−ヒドロキシ
安息香酸、m−クロル−p−ヒドロキシ安息香酸、ω−
ヒドロキシカプロン酸などのヒドロキシカルボン酸類も
使用してよく、また炭酸エステルの形とすることもでき
る。これらのモノマー成分は、ホモポリマーとして使用
することももちろんできるが、共重合体として使用して
もよい。またこれらのホモポリマーまたは共重合体から
なるストレートポリマーの2種類以上からなるポリマー
ブレンドであってもよい。更に好ましいものとしては、
層Aと同一組成の樹脂を用いた単層フィルムのDSC昇
温測定において2つ以上の融解ピーク(ショルダーも含
む)が観察され、これら融解ピーク温度が下記式(1)
〜(3)を満足するものを挙げることができる。
【0016】
【数1】 Tmp(1)≧ 90(℃) ……(1) Tmp(2)≦260(℃) ……(2) ΔTmp ≧ 10(℃) ……(3)
【0017】ここで、Tmp(1)は上記単層フィルム
の融解ピーク温度のうち最も低いもの、Tmp(2)は
上記単層フィルムの融解ピーク温度のうち最も高いも
の、またΔTmpはこれら2つの融解ピーク温度の差で
ある。
【0018】本発明における二軸延伸フィルムの層Bを
構成する樹脂は、上述したようなポリエステル系樹脂お
よび以下に述べるようなDSC特性を満足するポリオレ
フィン系樹脂との混合物を主成分とするものであれば、
特に限定されるものではない。ポリオレフィン樹脂の好
ましいものの代表例としては、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリ−1−ブテン、ポリメチルペンテン、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、ポリブタジエン、ポリスチ
レンなどや、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニリデ
ン、ポリフッ化ビニルなどのハロゲン化ポリマー、また
これらの共重合体を挙げることができる。ここで使用す
るポリエステル系樹脂は、層Aに使用するものと同一の
ものであってもよいし、異なるものであってもよい。ま
た、必要に応じて、相溶化剤を添加してもよい。ポリエ
ステル系樹脂およびポリオレフィン系樹脂の混合比は、
特に限定されるものではないが、層A、層B二層間の界
面安定性を確保するため、ポリオレフィン系樹脂を層B
全体に対し体積比にして50%以下とすることが好まし
い。
【0019】本発明における二軸延伸フィルムの層Bに
使用されるポリオレフィン系樹脂は、DSC昇温測定に
おける融解ピーク温度が、90〜200℃、好ましくは
100〜190℃である。該融解ピーク温度が90℃未
満の場合は、穿孔時軟化したポリマーが外部に滲出する
ためサーマルヘッドに付着しやすく印刷品質上に問題が
生じたり、閃光照射による穿孔の際、原稿に引っ付き
(スティッキング)を起こすので好ましくない。また、
該融解ピーク温度が200℃より高いと、穿孔性が不十
分となり、感度の悪いものとなるため好ましくない。
【0020】本発明における二軸延伸フィルムは、層A
の厚み(μm)のフィルム総厚み(μm)に対する比
が、4〜35%、好ましくは4〜30%である。
【0021】層Aの厚み比が4%未満では、特に支持体
レス感熱孔版印刷原紙として使用する際の印刷機内搬送
性等を保持するための十分な機械的強度が得られず、ま
た層Bに対する被覆効果が不十分となり、印刷時の解像
度、印字品位性、耐刷性に満足し得るものが得られな
い。一方、層Aの厚み比が35%を越える場合は、感熱
孔版印刷原紙として十分な感度が得られない。
【0022】本発明におけるフィルムは、二軸延伸され
ている必要があり、一軸延伸や未延伸のフィルムでは穿
孔斑を生じ、印刷後も欠落斑を生じる。
【0023】前記二軸延伸フィルムは、ヤング率が20
0kg/mm2 以上、好ましくは220kg/mm2
上であることが、孔版印刷原紙の作業性、耐刷性がより
良好となるので好ましい。但し、このヤング率は、縦、
横方向のヤング率の平均値をもって表す。
【0024】また、前記二軸延伸フィルムの熱収縮率は
特に規定はされないが、150℃において20%以上、
好ましくは25%以上であることが、穿孔感度がより良
好となるので好ましい。また150℃において60%を
越えないことが、印字品位性の悪化、製版シワを防ぐた
めに好ましい。
【0025】本発明における二軸延伸フィルムは、搬送
性、巻取性、原紙作成時のコーティング、貼り合わせ工
程及び印刷時の作業性を向上させるため、あるいは熱穿
孔時のサーマルヘッドとフィルムとの融着を防止するた
め、表面を粗面化して適度の滑り性を付与するのが好ま
しい。この粗面化の程度としては、中心線平均粗さ(R
a)が0.015〜0.5μm、さらには0.02〜
0.3μmであることが好ましい。この粗面化剤とし
て、フィルム中に平均粒径0.05〜2.0μmの微粒
子を0.1〜5.0重量%、好ましくは0.1〜3.0
重量%含有させることが好ましい。この微粒子としては
内部析出粒子であっても外部添加粒子であっても良い。
外部添加粒子としては、例えば炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム、炭酸バリウム、硫酸バリウム、リン酸カル
シウム、リン酸リチウム、リン酸マグネシウム、フッ化
リチウム、酸化アルミニウム、酸化ケイ素(シリカ)、
酸化チタン、カオリン、タルク、カーボンブラック、窒
化ケイ素、窒化ホウ素、架橋ポリマー微粒子(例えば、
架橋ポリスチレン、架橋アクリル樹脂、架橋シリコーン
樹脂などの微粒子)等を挙げることが出来る。これらは
単独使用でも良く、また2種以上の併用でも良い。これ
らのうち、粒径分布のシャープなものや、球状粒子が好
ましく、特に球状シリカ粒子が好ましい。ここで、球状
とは長径/短径の比が1.0〜1.2のものをいう。
【0026】かかる粗面化剤を含有させる方法として
は、ポリエステルなどの製造時にアルカリ(土類)金属
化合物をリン化化合物の添加で微細な粒子として析出さ
せる内部粒子析出法や、ポリマー製造工程からフィルム
製膜工程のいずれかの工程で、ポリマーに不活性な無機
または有機の微粒子を添加する外部粒子添加法が挙げら
れる。
【0027】また、前記二軸延伸フィルムは、表面の平
均空気層厚み(Rp)が2.2〜5.0μm、さらに
2.4〜4.5μm、特に2.6〜4.0μmであるこ
とが、サーマルヘッドとのスティッキングを防止し、か
つオーバーコート層の保持力を向上するので好ましい。
【0028】本発明における二軸延伸フィルムは、従来
から知られている方法に準じて製造することが出来る。
例えば、各ポリマーを所定の条件で十分乾燥した後、層
A用/層B用それぞれ別の周知の溶融押出装置(エクス
トルーダーに代表される)に供給し、ポリマー融点(T
m:℃)以上の温度、特にTm〜(Tm+70)℃の温
度に加熱し溶融する。この押出工程で各ポリマーを層A
においては均一系となるよう、また層Bにおいては相分
離構造を均一化するよう溶融混練し、かつ溶融混練の程
度を調整する。
【0029】次いで、溶融混練した層A用/層B用ポリ
マーを、それぞれの溶融押出装置から層A−層Bの二層
構造をなすように2層ダイに導き、スリット状のダイリ
ップからシートに押出し、回転冷却ドラム上で急冷固化
し、実質的に非晶状態の未延伸シートを得る。この場
合、回転冷却ドラムとの密着性を高め、シートの表面平
坦性(平面性、平滑性)を向上させるために、静電荷印
加密着法及び/または液体塗布密着法が好ましく採用さ
れる。静電荷印加密着法とは、ダイから押し出されたシ
ートの流れと直行する方向に張った線状電極に直流電圧
を印加して該シートの表面(非ドラム側)に静電荷を乗
せ、この作用でシートと回転冷却ドラムとの密着性を向
上させる方法である。液体塗布密着法とは、回転冷却ド
ラム表面の全部または一部(例えば、シート両端部と接
触する部分)に液体を均一に塗布することにより、シー
トと回転冷却ドラムとの密着性を向上させる方法であ
る。本発明においては必要に応じ両者を併用しても良
い。また、実質的に非晶状態の未延伸シートを製造する
方法として、インフレーションキャスト法や流延法を採
用することもできる。
【0030】かくして得られる未延伸シートを、次い
で、二軸方向に延伸して二軸延伸フィルムとする。この
延伸方法としては逐次二軸延伸法(テンター法)や同時
二軸延伸法(テンター法またはチューブ法)を用いるこ
とが出来る。逐次二軸延伸法での延伸条件としては、前
記未延伸シートを(Tg−10)〜(Tg+70)℃の
温度(但し、Tgは最も高いガラス転移温度)で一方向
(縦方向または横方向)に2〜6倍、好ましくは2.5
〜5.5倍延伸し、次に一段目と直行する方向(一段目
延伸が縦方向の場合は二段目延伸は横方向になる)にT
g〜(Tg+70)℃の温度で2〜6倍、好ましくは
2.5〜5.5倍延伸する。尚、一方向の延伸は2段階
以上の多段で行う方法も用いることが出来るが、その場
合も最終的な延伸倍率が前記した範囲内であることが望
ましい。また、二段目延伸後中間熱処理をしてから、再
度一段目と同じ方向及び/または二段目と同じ方向に延
伸しても良い。また、前記未延伸シートを面積倍率が6
〜30倍、好ましくは8〜25倍になるように同時二軸
延伸することもできる。
【0031】上記の二軸延伸フィルムは、必要に応じて
熱処理することができるが、この熱処理は熱収縮率が2
0%以上になる条件で行う。この熱収縮率とするには、
Tg〜(Tg+100)℃の温度で、1秒から10分間
熱処理するのが好ましい。その際、20%以内の制限収
縮もしくは伸長、または定長下で行い、また2段以上で
行っても良い。
【0032】上記の二軸延伸フィルムの厚みは、0.2
〜10μmであることが好ましいが、支持体と貼り合わ
せて用いる場合0.2〜7μm、さらに0.5〜5μ
m、特に0.9〜3.5μmの厚みであることが好まし
い。また支持体レスで用いる場合1.5〜10μm、さ
らに3〜8μmの厚みであることが好ましい。フィルム
の厚みが薄すぎると、支持体との貼り合わせが困難にな
り、印刷時不鮮明で濃淡斑が出易く、かつ耐刷性も低下
し、特に支持体レスで用いる場合印刷機内搬送性等を保
持するための十分な機械的強度が得られないため好まし
くない。一方厚すぎると、穿孔感度が低下し、欠落部分
を生じ、太った斑となるため、好ましくない。
【0033】本発明においては、一つの態様として前記
二軸延伸フィルム(感熱フィルム)と多孔性薄葉支持体
とを貼り合わせて感熱孔版印刷原紙とする。この態様で
は該支持体による強度、取扱い性の向上が期待でき、こ
の為フィルムの厚みを薄くすることが出来、そして該支
持体の低熱伝導性により穿孔エネルギーの効率が高めら
れる。この多孔性薄葉支持体としては、特に限定されな
いが、和紙、典具貼り紙、合成繊維抄造紙、各種織布、
不織布等を代表例として挙げることが出来る。多孔性薄
葉支持体の坪量は秤量は、特に限定されないが、2〜2
0g/m2 程度、更に5〜15g/m2 程度であること
が好ましい。またメッシュ状シートの場合は、20〜6
0μmの太さの繊維を織ったものが、また格子間隔20
〜250μmのものが好ましい。
【0034】感熱フィルムと多孔性薄葉支持体とを貼り
合わせるのに使用する接着剤としては、特に限定されな
いが、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、
コポリエステル系樹脂等を代表例として挙げることが出
来る。
【0035】本発明においては、他の態様として、多孔
性薄葉支持体を用いることなく、前記二軸延伸フィルム
(感熱フィルム)単体を感熱孔版印刷原紙(支持体レス
感熱孔版印刷原紙)とする。この態様ではフィルム自体
に原紙としての強度、取扱い性などと、フィルムの熱伝
導性(穿孔熱エネルギーの逃げ)からより一層の穿孔感
度とが求められるが、該二軸延伸フィルムはこれらに応
じ得るという特徴を発揮する。この原紙は穿孔感度、階
調性に優れ、閃光製版、サーマルヘッド製版でドット状
に不連続に穿孔した孔より鮮明な画像を形成することが
出来る。支持体レス感熱孔版印刷原紙を用いた製版方法
は特開平5−185574号公報、特開平5−2209
19号公報などに示されている。
【0036】本発明の感熱孔版印刷原紙は、サーマルヘ
ッド製版に用いる場合、感熱フィルムのサーマルヘッド
に接触する側に熱融着防止処理を施すことが好ましい。
この処理方法としては、脂肪酸金属塩、リン酸エステル
型界面活性剤、シリコーンオイルなどの流動性潤滑剤、
パーフルオロアルキル基を有するフッ素化合物などの熱
融着防止剤を均一に塗布する方法が挙げられる。塗布量
としては、0.001〜2g/m2 、更に0.005〜
1g/m2 が好ましい。
【0037】また、本発明の感熱孔版印刷原紙は帯電防
止処理を施しても良い。この処理方法としては、感熱フ
ィルムに帯電防止剤や導電剤を均一に塗布する方法や感
熱フィルム中に帯電防止剤や導電剤を添加含有させる方
法が挙げられる。塗布方法での帯電防止剤としては、有
機スルホン酸金属塩、ポリアルキレンオキシド、エステ
ル、アミン、ポリエトキシ誘導体、カルボン酸塩、アミ
ングアニジン塩、第4級アンモニウム塩、アルキルリン
酸エステルなどの一般的な帯電防止剤が挙げられる。帯
電防止剤の塗布量としては、0.001〜2g/m2
更に0.01〜0.5g/m2 が好ましい。添加含有方
法での帯電防止剤としては、例えば有機スルホン酸金属
塩、ポリアルキレンオキシド、第4級アンモニウム塩な
どが挙げられる。帯電防止剤の添加含有量はその種類に
もよるが、例えば有機スルホン酸金属塩の場合0.1〜
2重量%、更に0.2〜1.5重量%が好ましく、ポリ
アルキレンオキシドの場合0.1〜5重量%、更に0.
2〜4重量%が好ましい。導電剤の添加含有量はその種
類にもよるが、例えば1〜50重量%、更に2〜30重
量%が好ましい。
【0038】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。なお、本発明におけ
る種々の物性値及び特性は以下の如く測定されたもので
あり、また定義される。
【0039】(1)固有粘度([η]) o−クロロフェノールを溶媒として用い、25℃で測定
した値(単位:dl/g)である。
【0040】(2)融解ピーク温度(Tmp) フィルムまたは原料樹脂10mgをセイコー電子工業
(株)製熱分析システムSSC/5200,DSC52
00にセットし、窒素ガス気流中で20℃/minの昇
温速度で加熱し、該フィルムの融解にともなう吸熱挙動
を1次微分、2次微分で解析し、ピークまたはショルダ
ーを示す温度を決定し、これを融解ピーク温度(単位:
℃)とする。
【0041】(3)フィルム厚み(t;t(A),t
(B)) (3−a)総厚み(t=t(A)+t(B));該フィ
ルムを、幅W(cm)、長さl(cm)にサンプリング
したときの重さG(g)、該フィルムの密度をd(g/
cm3 )としたとき、下記式(4)で計算する(単位:
μm)。密度dは、n−ヘプタン〜四塩化炭素、または
硝酸カルシウム水溶液からなる密度勾配管を用いて測定
する。
【0042】
【数2】 t=[G/(W×l×d)]×10000 ……(4)
【0043】(3−b)厚み構成比(t(A):t
(B));該フィルムの小片をエポキシ樹脂(エポマウ
ント:リファインテック(株)社製)中に包埋し、Re
ichert−Jung社製Microtome205
0を用いて包埋樹脂ごと4μm厚にスライスし、光学顕
微鏡で拡大観察して各層の厚み構成を測定する。厚み構
成の測定は、スケール付きカバーグラスを用いた直接測
定でも、顕微鏡像を写真撮影したものを用いた測定でも
良い。各層の実厚みは、総厚み値tに各層の厚み構成を
掛けることにより計算される(単位:μm)。
【0044】(4)ヤング率 該フィルムを、幅10mm、長さ150mmにサンプリ
ングし、周知の引張試験機にてチャック間100mm、
速度10mm/minで引張り、得られた荷重−伸度曲
線の立上り部の接線よりヤング率を求める(単位:kg
/mm2 )。
【0045】(5)フィルムの製膜性 二軸延伸製膜を8時間連続で実施したときのフィルム破
断の起こった回数で判断する。極薄フィルムは破断が起
き易いものの、通常この値が2回/8時間以下でないと
実用化は難しい。 ○:破断率= 0 回/8時間 △: 〃 =1〜2 〃 ×: 〃 =3〜4 〃 ××: 〃 = 5 〃 以上
【0046】(6)感熱孔版印刷原紙の実用特性 実質的に感熱フィルムそのものを感熱孔版印刷原紙とし
て用いる場合(支持体レス感熱孔版印刷原紙)は、感熱
フィルムの両面に熱融着防止層としてアクリルシリコー
ン(US−270:東亜合成化学社製)と更に帯電防止
剤として第4級アンモニウム塩[ドデシルトリメチルア
ンモニウムクロライド:C1225N(CH3 2 CH3
Cl]を1:1の比で乾燥重量0.2g/m2 になるよ
うにマイヤーバー(金属ロッド)を用いて塗布して、感
熱孔版印刷原紙を作成する。
【0047】また、感熱フィルムを多孔性薄葉支持体と
ラミネートしたものを感熱孔版印刷原紙として用いる
(従来通り)場合は、感熱フィルムにインキ透過性の多
孔性薄葉支持体として坪量8g/m2 のポリエステル繊
維を混紗した和紙を用い、酢酸ビニル系接着剤を1.0
g/m2 の付着量となるようにして接着積層し、感熱フ
ィルム面に熱融着防止層としてアクリルシリコーン(U
S−270:東亜合成化学社製)を乾燥重量0.1g/
2 になるように塗布して、感熱孔版印刷原紙を作成す
る。
【0048】上記のようにして作成した感熱孔版印刷原
紙を(株)リコー社製プリポートVT−3820+
(株)リコー社製PCリンクシステム(パソコンオンラ
インアダプタ)+Apple社製Machintosh
(パソコン)を用いて、サーマルヘッド印加エネルギー
を下記表1の通りに変化させ、文字画像(各種記号)及
びマトリクスの組み合わせによる24階調の階調画像
(ベタパターン)を製版する。支持体レス感熱孔版印刷
原紙の場合は、製版した原紙を手で版胴にセットして印
刷し、支持体有りの感熱孔版印刷原紙の場合は一貫して
製版・印刷した。
【0049】
【表1】
【0050】(6−a)穿孔感度 印刷物のベタ部の画像濃度(ID)をマクベス濃度計を
用いて測定し、その画像濃度に基づき下記のように判定
する。 ◎:画像濃度(ID)が、1.0以上 ○: 〃 、0.9以上1.0未満 △: 〃 、0.7以上0.9未満 ×: 〃 、0.7未満
【0051】(6−b)印字品位性 印刷物の7ポ英文字を、顕微鏡観察し、その文字欠けの
有無に基づき下記のように判定する。 ◎:文字欠け無し ○:80%以上 の文字において文字欠け無し △:60%以上80%未満 〃 ×:50%以上60%未満 〃 ××: 50%未満 〃
【0052】(6−c)製版シワ 支持体レス感熱孔版印刷原紙の場合のみ評価。印刷物の
ベタ部、5cm×5cm角、及び1cm×1cm角の印
刷品質、シワによる白抜けの有無に基づき下記のように
判定する。 ◎:5cm×5cm角のベタでもシワによる白抜け無し ○:1cm×1cm角のベタではシワによる白抜け無し
だが、5cm×5cm角のベタではシワによる白抜け有
り △:1cm×1cm角のベタで僅かにシワによる白抜け
有り ×:1cm×1cm角のベタでかなりシワによる白抜け
有り
【0053】(7)総合判定 (5)及び(6)の3つの評価項目の結果を下記の基準
で判定する。 ◎:穿孔感度が◎で、他の項目に×または××がないもの ○: 〃 ○で、 〃 ×または××がないもの △: 〃 △で、 〃 ×または××がないもの ×:いずれかの項目に×または××があるもの 総合判定が◎または○のものが操業性及び孔版印刷原紙
適性の両面において望ましい。
【0054】[実施例1]層A用の原料ポリマーとし
て、イソフタル酸成分が全酸成分当たり10mol%の
割合で共重合され、[η]=1.30である、ポリヘキ
サメチレンテレフタレート・イソフタレート共重合体
(PHMT/IA10と略記する)、[η]=1.10で
ある、ポリブチレンテレフタレート(PBTと略記す
る)、[η]=0.65である、ポリエチレンテレフタ
レート(PETと略記する)、及び、イソフタル酸成分
が全酸成分当たり12mol%の割合で共重合され、
[η]=0.65である、ポリエチレンテレフタレート
・イソフタレート共重合体(PET/IA12と略記す
る)をそれぞれ準備し、(PHMT/IA10)// PBT
//PET//(PET/IA12)=5/47.5/29.
5/18重量%のブレンド物として用いた。
【0055】層B用の原料ポリマーとして、層A用の原
料ポリマーと同一組成のポリエステル樹脂ブレンド物、
及び、エチレン単位を5mol%含有するポリプロピレ
ン/ポリエチレンのランダム共重合体(Tm=140
℃、MFR=20、PP/PE5と略記する)をそれぞ
れ準備し、両者の70/30重量%のブレンド物として
用いた。
【0056】上記原料を十分乾燥した後、層A/層B用
それぞれ別の押出機に供給し、層A用、層B用共に28
0℃で溶融し、層A−層Bの二層構造をなすように2層
ダイに導き溶融押出し、静電荷印加密着法を用いて表面
温度15℃の回転冷却ドラム上で密着させて急冷固化
し、未延伸シートを得た。その際、各層の厚み構成が所
定のものとなるよう押出機の吐出量を調整した。
【0057】この未延伸シートを60℃の延伸温度で縦
方向に3.7倍、横方向に4.0倍の延伸倍率で逐次二
軸延伸を施した。一旦冷却した後60℃で定長熱処理を
施し、厚さ7.0μmの二軸延伸フィルムを得た。この
フィルムの厚み構成は、前記(3)bの測定法によれ
ば、t(A):t(B)=17:83(%)であった。
【0058】上記二軸延伸フィルムを感熱フィルムとし
て、前記(9)(感熱孔版印刷原紙の実用特性)に示し
たように、熱融着防止層及び帯電防止剤を塗布し、支持
体レス感熱孔版印刷原紙として評価した。その結果を表
3に示す。
【0059】[実施例2〜3]各層の厚み構成が表3に
示したものとなるよう押出機の吐出量を調整した他は実
施例1と同様にして厚さ7.0μmの二軸延伸フィルム
を得、支持体レス感熱孔版印刷原紙として評価した。そ
の結果を表3に示す。
【0060】[比較例1〜2]原料ポリマーとして、そ
れぞれ表2に示したものを用い、2層ダイを用いずに単
層フィルムとして製膜した他は実施例1と同様にして厚
さ7.0μmの二軸延伸フィルムを得、支持体レス感熱
孔版印刷原紙として評価した。その結果を表3に示す。
【0061】[比較例3]原料ポリマーとして、表2に
示したものを用いた他は実施例1と同様にして厚さ7.
0μmの二軸延伸フィルムを得、支持体レス感熱孔版印
刷原紙として評価した。その結果を表3に示す。
【0062】ここで、・PET/CHDM30とは、1,
4−シクロヘキサンジメタノール(トランス/シス=7
2/28)成分が全ジオール分当たり30mol%の割
合で共重合され、[η]=0.75である、実質的に非
晶質な共重合ポリエステル(イーストマン・コダック社
製、KODAR(R)PETG6763相当品)、の略
記である。
【0063】[実施例4]原料ポリマーとして、表2に
示したものを用いた他は実施例1と同様にして厚さ7.
0μmの二軸延伸フィルムを得、支持体レス感熱孔版印
刷原紙として評価した。その結果を表3に示す。ここ
で、PEとは低密度ポリエチレン(Tm=105℃)、
の略記である。
【0064】[比較例4]押出条件その他を変えた他は
実施例1と同様にして厚さ12.0μmの二軸延伸フィ
ルムを得、支持体レス感熱孔版印刷原紙として評価し
た。その結果を表3に示す。
【0065】[実施例5]フィルムのヤング率が表3に
示したものとなるよう、延伸温度、延伸倍率、熱処理条
件を変えた他は実施例1と同様にして厚さ7.0μmの
二軸延伸フィルムを得、支持体レス感熱孔版印刷原紙と
して評価した。その結果を表3に示す。
【0066】[実施例6〜10、比較例5〜7]フィル
ムの厚みが1.5μmになるよう製膜条件を調整した他
は、実施例1〜4、比較例1〜3と同様にして二軸延伸
フィルムを得た。
【0067】上記二軸延伸フィルムを感熱フィルムとし
て、前記(6)(感熱孔版印刷原紙の実用特性)に示し
たように、ポリエステル繊維を混紗した和紙と貼り合わ
せ、更に熱融着防止層を塗布し、感熱孔版印刷原紙とし
て評価した。その結果を表3に示す。
【0068】
【表2】
【0069】
【表3】
【0070】表3に示す結果から明らかなように、本発
明の感熱孔版印刷原紙用フィルムは、製膜性、原紙実用
特性に優れるものであった。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、より優れた穿孔感度を
有し、かつ印刷時の解像度、印字品位性、耐刷性の改善
された感熱孔版印刷原紙用フィルムを提供することがで
き、さらに該感熱孔版印刷原紙用フィルムと多孔性薄葉
支持体とを貼り合わせた感熱孔版印刷原紙、該感熱孔版
印刷原紙用フィルムのみからなる支持体レス感熱孔版印
刷原紙を提供することができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚み0.2〜10μmの二軸延伸フィル
    ムであって、厚み方向の構成が、ポリエステル系樹脂を
    主成分とする層A、ポリエステル系樹脂およびポリオレ
    フィン系樹脂の混合物を主成分とする層Bの二層構造を
    なすことを特徴とする感熱孔版印刷原紙用フィルム。
  2. 【請求項2】 層Aの厚み(μm)のフィルム総厚み
    (μm)に対する比が、4〜35%である請求項1記載
    の感熱孔版印刷原紙用フィルム。
  3. 【請求項3】 層Bに使用されるポリオレフィン系樹脂
    のDSC昇温測定における融解ピーク温度が、90〜2
    00℃である請求項1記載の感熱孔版印刷原紙用フィル
    ム。
  4. 【請求項4】 フィルムのヤング率が200kg/mm
    2 以上である請求項1記載の感熱孔版印刷原紙用フィル
    ム。
  5. 【請求項5】 フィルムの表面に熱融着防止及び/また
    は帯電防止の層を設けた請求項1記載の感熱孔版印刷原
    紙用フィルム。
  6. 【請求項6】 請求項1または5記載のフィルムに多孔
    性薄葉支持体を貼り合わせた感熱孔版印刷原紙。
  7. 【請求項7】 請求項1または5記載のフィルムからな
    り、多孔性薄葉支持体を用いない感熱孔版印刷原紙。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003011541A (ja) * 2001-06-28 2003-01-15 Mizunami Seiki Kk スクリーン印刷用原版の製造方法及びスクリーン印刷用の原版
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