JPH09300178A - 工具の刃先位置測定機能を備えたnc工作機械 - Google Patents

工具の刃先位置測定機能を備えたnc工作機械

Info

Publication number
JPH09300178A
JPH09300178A JP8140648A JP14064896A JPH09300178A JP H09300178 A JPH09300178 A JP H09300178A JP 8140648 A JP8140648 A JP 8140648A JP 14064896 A JP14064896 A JP 14064896A JP H09300178 A JPH09300178 A JP H09300178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
edge position
detecting means
blade edge
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8140648A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Mochida
英樹 持田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makino Milling Machine Co Ltd
Original Assignee
Makino Milling Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makino Milling Machine Co Ltd filed Critical Makino Milling Machine Co Ltd
Priority to JP8140648A priority Critical patent/JPH09300178A/ja
Publication of JPH09300178A publication Critical patent/JPH09300178A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工時の回転速度で回転している工具の刃先
位置測定をNC工作機械上で行える工具の刃先位置測定
機能を備えたNC工作機械を提供する。 【構成】 工具寸法測定時、工具1を加工時の回転速度
で回転させながらテーブル13上のラインセンサ51の
測定領域に移動させ、受光部51cが遮光を検出したと
きに送り軸位置検出手段73で検出された送り軸の位置
およびラインセンサ51の出力パターンから求めた実測
工具データと、工具データ記憶手段67に記憶された工
具1の工具種類、長さ、直径等の工具データとから刃先
位置変位量演算手段65で当該工具1の刃先位置変位量
を演算し、工具オフセット量としてNC工作機械の数値
制御部63に送出するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はNCフライス盤やマ
シニングセンタ等のNC工作機械の主軸に装着された工
具の刃先位置、特に加工時の回転速度で回転させたとき
の工具の刃先位置を非接触で測定する工具の刃先位置測
定機能を備えたNC工作機械に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、NCフライス盤やマシニングセン
タ等のNC工作機械による加工の高速化および高精度化
を実現するために、加工時の主軸の回転速度を高く設定
する傾向にある。しかし、主軸の回転速度が高速になれ
ばなるほど主軸を回転させるモータの発熱による主軸の
熱変位を引き起こしたり、主軸の回転により作用する遠
心力で主軸に装着された工具が主軸内部に引き込まれる
現象が発生して、主軸の回転中における工具長、工具径
等の工具寸法変動および工具中心のずれを引き起こし主
軸に装着された工具の刃先位置が変化してしまう。よっ
て、加工時の回転速度での主軸回転時における工具長、
工具径等の寸法変動および工具中心のずれを測定するこ
とにより工具の刃先位置変位量を演算し、この刃先位置
変位量を考慮した上で加工を行わなければ加工の高精度
化を実現することは難しい。
【0003】一方、工具径寸法測定時に主軸に装着され
た工具を回転させずに工具刃先を接触式検出器の接触子
に接触させ、あらかじめ定められた目標値と比較してそ
の差を工具径補正値として、ワークの加工寸法あるいは
加工時の工具位置を工具径補正値だけ補正するようにし
た工具径補正装置を備えた数値制御工作機械がある(特
公昭61−57151号公報参照)。また、主軸に装着
された工具を切削時と逆方向に低速で回転させながら接
触検出器の測定子に接触させ、基準位置から接触位置ま
での移動量に基づいて工具長および工具径等の工具寸法
を自動的に測定、入力するようにした工作機械の工具寸
法測定方法がある(特開平3−43135号公報参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
61−57151号公報に開示する工具径補正装置を備
えた数値制御工作機械では、工具径寸法測定時に主軸に
装着された工具を回転させず、静止状態のまま工具を接
触式検出器の接触子に接触させることにより工具径補正
値を求めるものであり、加工時の回転速度で主軸を回転
させたときの工具径の寸法変動を測定するのではないた
めに加工の高精度化は望めない。さらに、工具径寸法測
定の度に主軸の回転を停止させていては加工時間がいた
ずらに長くなり加工効率が低下してしまう。また、特開
平3−43135号公報に開示する工作機械の工具寸法
測定方法では、測定子が損傷しない低速回転数で切削時
と逆方向に工具を回転させながら接触検出器の測定子に
接触させることにより工具長および工具径等の寸法測定
を行おうとするものであり、加工時の回転速度で主軸を
回転させたときの工具の寸法測定を行う場合、たとえ工
具を切削時と逆方向に回転させたとしても接触子が摩耗
して検出精度が低下し故障の原因となる恐れがある。
【0005】近年、微小径の工具を用いた微細な加工に
対しても加工時の主軸回転速度を高くして加工の高速化
および高精度化を図ろうとするNC工作機械が出現して
いる。しかし、微小径の工具の寸法測定時に上記に示し
たような測定子や接触子と工具との接触検出を利用した
測定方法を採用した場合、微小径の工具の刃先が欠損し
たり、ダイヤモンド工具等の刃先材質によっては測定子
や接触子に直接接触できないものもあり、このときには
工具の寸法測定が不可能となってしまう。
【0006】以上のような問題点を解決する技術とし
て、工具回転用ユニットに装着されたボールエンドミル
やドリル等の回転形工具を工具の軸線と直交方向に対向
配置された投光部および受光部からなるラインセンサを
備えた測定ヘッドの測定エリアに位置させ、工具を工具
の軸線回りに所定角度回転して割り出しながら、工具移
動手段により工具回転用ユニットを工具の軸線方向に往
復移動させるとともに、測定ヘッド駆動手段により測定
ヘッドの測定エリアの一端側を基準中心として工具の軸
線と直交する軸線回りに所定角度回動させるようにして
工具の寸法測定を行い、測定ヘッドのラインセンサから
の測定値を制御・演算部に取り込み、工具先端の刃先回
転面がつくる円の半径を演算する非接触式の回転形工具
の測定装置がある(特公平4−66286号公報参
照)。しかしながら、特公平4−66286号公報に開
示する工具の測定装置はNC工作機械本体とは別に設置
されるものであり、NC工作機械の主軸に装着され加工
時の回転速度で回転している工具の寸法測定を行うこと
は当然のことながら不可能である。また、この工具の測
定装置をNC工作機械上に設置して工具を回転させなが
ら工具の寸法測定を行うと、加工終了後に工具に付着し
た切屑や加工液が測定ヘッドの測定エリアに飛散してラ
インセンサの投光部および受光部を汚してしまい測定精
度に悪影響を及ぼしてしまう。
【0007】そこで本発明は、加工時の回転数で回転さ
せたときの工具の刃先位置測定をNC工作機械上で行う
ことができる工具の刃先位置測定機能を備えたNC工作
機械を提供することを目的とする。また、本発明の他の
目的は、上記工具の刃先位置測定を切屑等の付着の影響
を無くし、かつ工具と刃先位置検出手段との接触の心配
がない工具の刃先位置測定機能を備えたNC工作機械を
提供することである。さらに、本発明の他の目的は、工
具の刃先位置変位量を演算してその演算結果をNC工作
機械の数値制御部に送出し、移動指令を補正して高精度
な加工を行える工具の刃先位置測定機能を備えたNC工
作機械を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的に鑑み、本発明
は以下に述べるとおりの各構成要件を具備してなる。 (1)回転主軸に装着された工具とテーブルに載置され
たワークとの間で数値制御部からの移動指令により送り
軸を相対移動させて前記ワークを所望形状に加工するN
C工作機械において、前記テーブルに設けられ互いに対
向配置された投光部と複数個の受光素子を所定間隔に並
べて構成された受光部とを有した光学式の刃先位置検出
手段と、前記工具を加工時の回転速度で回転させて前記
刃先位置検出手段の前記投光部と受光部との間の測定領
域に移動し、前記刃先位置検出手段が遮光を検出したと
きの前記送り軸の位置を検出する送り軸位置検出手段
と、前記工具の工具種類、長さ、直径等の工具データを
あらかじめ記憶しておく工具データ記憶手段と、前記送
り軸位置検出手段で検出した前記送り軸の位置と前記工
具データ記憶手段に記憶された工具データとから前記工
具の刃先位置変位量を演算し、前記演算した結果を前記
数値制御部に送出する刃先位置変位量演算手段と、を具
備した工具の刃先位置測定機能を備えたNC工作機械。
【0009】(2)回転主軸に装着された工具とテーブ
ルに載置されたワークとの間で数値制御部からの移動指
令により送り軸を相対移動させて前記ワークを所望形状
に加工するNC工作機械において、前記テーブルに設け
られ互いに対向配置された投光部と複数個の受光素子を
マトリックス状に配列して構成された受光部とを有した
光学式の刃先位置検出手段と、前記工具を加工時の回転
速度で回転させて前記刃先位置検出手段の前記投光部と
受光部との間の測定領域に移動し、前記送り軸が所定位
置に達したときの前記送り軸の位置を検出する送り軸位
置検出手段と、前記工具の工具種類、長さ、直径等の工
具データをあらかじめ記憶しておく工具データ記憶手段
と、前記送り軸位置検出手段で検出した前記送り軸の位
置および前記刃先位置検出手段の出力パターンから求め
た実測工具データと、前記工具データ記憶手段に記憶さ
れた工具データとから前記工具の刃先位置変位量を演算
し、前記演算した結果を前記数値制御部に送出する刃先
位置変位量演算手段と、を具備した工具の刃先位置測定
機能を備えたNC工作機械。
【0010】(3)回転主軸に装着された工具とテーブ
ルに載置されたワークとの間で数値制御部からの移動指
令により送り軸を相対移動させて前記ワークを所望形状
に加工するNC工作機械において、前記テーブルに設け
られ互いに対向配置された投光部と複数個の受光素子を
直線状に並べて構成された受光部とを有した光学式の刃
先位置検出手段と、前記工具を加工時の回転速度で回転
させて前記刃先位置検出手段の前記投光部と受光部との
間の測定領域に所定移動量ずつ移動させて行き、各所定
位置で前記刃先位置検出手段が遮光を検出したときの前
記送り軸の位置を検出する送り軸位置検出手段と、前記
工具の工具種類、長さ、直径等の工具データをあらかじ
め記憶しておく工具データ記憶手段と、前記各所定位置
における前記送り軸位置検出手段で検出した前記送り軸
の位置および前記刃先位置検出手段の出力パターンから
求めた実測工具データと、前記工具データ記憶手段に記
憶された工具データとから前記工具の刃先位置変位量を
演算し、前記演算した結果を前記数値制御部に送出する
刃先位置変位量演算手段と、を具備した工具の刃先位置
測定機能を備えたNC工作機械。
【0011】(4)前記刃先位置検出手段の測定領域に
加圧空気を噴出する加圧空気噴出手段をさらに具備した
上記第(1)項から第(3)項のいずれか1項に記載の
工具の刃先位置測定機能を備えたNC工作機械。 (5)前記工具を前記刃先位置検出手段の測定領域に移
動する時に前記工具と前記刃先位置検出手段との接触を
検出して前記数値制御部に停止信号を送出する接触検出
手段をさらに具備した上記(1)項から第(4)項のい
ずれか1項に記載の工具の刃先位置測定機能を備えたN
C工作機械。
【0012】
【作用】上述の構成により、工具交換後等の工具寸法測
定時、主軸に装着された工具を加工時の回転速度で回転
させながらテーブルに設けられ互いに対向配置された投
光部と複数個の受光素子を所定間隔に並べて構成した受
光部とを有する光学式の刃先位置検出手段の測定領域に
移動させる。刃先位置検出手段が遮光を検出したときに
送り軸位置検出手段で検出した送り軸の位置および必要
に応じて刃先位置検出手段の出力パターンから求めた実
測工具データと、工具データ記憶手段に記憶された工具
の工具種類、長さ、直径等の工具データとから刃先位置
変位量演算手段で工具の刃先位置変位量を演算し、演算
した刃先位置変位量をNC工作機械の数値制御部に送出
する。NC工作機械の数値制御部では、その刃先位置変
位量と工具オフセット機能とを用いて移動指令の補正を
しながら所望形状の加工を行う。よって、非接触式の刃
先位置検出手段を採用して加工時の回転速度で回転して
いる工具の寸法測定から工具オフセット量の演算までを
NC工作機械上で行うことができる。
【0013】また、工具寸法測定時に刃先位置検出手段
の測定領域に加圧空気噴出手段から加圧空気を噴出する
ようにしたので、工具が回転することにより切屑や加工
液が測定領域に飛散したとしても刃先位置検出手段の投
光部および受光部を汚すことがなく、かつ工具に付着し
た切屑等を除去できるので清潔な測定環境下で工具の刃
先位置測定が行える。さらに、工具寸法測定時に工具が
刃先位置検出手段の測定領域に移動する際に刃先位置検
出手段に故障が発生したり誤動作が発生しても、工具と
刃先位置検出手段との接触を接触検出手段が検出し、数
値制御部に停止信号を送出するために工具や刃先位置検
出手段の大きな損傷を防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態につい
て図面に沿って説明する。図1は、本発明実施形態の工
具の刃先位置測定機能を備えたNC工作機械の要部側面
図および構成ブロック図、図2は図1の矢視Aによる正
面図、図3はラインセンサの投光部および受光部を示す
平面断面図、図4は工具の刃先位置測定時のマトリック
スセンサを示す側面図である。
【0015】まず、図1、図2を参照して本発明実施形
態の工具の刃先位置測定機能を備えたNC工作機械の要
部を説明する。NC工作機械の本体(図示せず)は工具
1を装着する主軸3が主軸頭5に回転自在に支持され、
X軸送りモータ7、Y軸送りモータ9、Z軸送りモータ
11および主軸回転用モータ(図示せず)を駆動するこ
とにより、主軸頭5とワークを載置するテーブル13と
がX、Y、Z軸の直交3軸方向に相対移動するとともに
主軸3が主軸頭5内で回転する。また、主軸3内部に設
けられたドローバー(図示せず)下部に工具1を把持す
るコレットチャック15が螺着され、主軸3内部をドロ
ーバーがコレットチャック15とともに上下方向に移動
可能となっている。よって、工具交換時に主軸3に装着
された工具1をアンクランプ状態にして工具マガジン1
7の工具ポット17aに収納するときは、ドローバーを
下方に押し込むことによりコレットチャック15を主軸
3先端部から突出させコレットチャック15を開放し、
工具マガジン17の工具ポット17aに収納されている
工具1を主軸3に装着するときは、ドローバーを引き上
げてコレットチャック15のテーパ部と主軸3先端部の
テーパ穴とが嵌合してコレットチャック15に把持力が
与えられ工具1をクランプすることができる。
【0016】テーブル13側面に取り付けられたブラケ
ット19上にガイド21が設けられ、ガイド21により
X軸方向へ往復移動可能に案内されるキャリア23上に
マガジンベース25が立設され、工具1を収納する工具
マガジン17がマガジンベース25上に固定されてい
る。工具マガジン17は樹脂等の弾性材料からなる板材
であり、左右方向に工具1を収納する8個の工具ポット
17aが形成され、厚みの中間部に溝部17bが形成さ
れた上下2層となっている。各工具1には弾性リング2
7が嵌着され、工具マガジン17の工具ポット17aへ
の収納時に工具マガジン17に形成された溝部17bと
工具1に嵌着した弾性リング27とが嵌まって軸線方向
のおよその基準となり、弾性リング27の上下を挟むよ
うにして工具1が工具ポット17aに把持されている。
【0017】キャリア23左側面に取り付けられたプレ
ート29にはブラケット19に設けられたシリンダ31
により進退するロッド33が固定され、シリンダ31に
エアを供給してロッド33を進退させることにより、キ
ャリア23上に立設したマガジンベース25上に固定さ
れた工具マガジン17を工具交換が可能である前進位置
(図2を参照)とワークの加工領域外の退避位置との間
でX軸方向に往復移動させることができる。プレート2
9右側面にプーリ35を回転自在に支持するプーリブラ
ケット37が取り付けられ、プーリ35と同軸状に固着
されたピニオン39がガイド21に取り付けられたラッ
ク41と噛み合っている。プレート29には加工中に切
屑や加工液が工具マガジン17周辺部に飛散することを
防止するカバー43が取り付けられ、カバー43にはプ
ーリ45とともにマガジンカバー47が同軸状に枢着さ
れプーリ35、45との間にベルト49が張設されてい
る。
【0018】通常、工具マガジン17はワークの加工領
域外である退避位置にありプレート29に固定されたロ
ッド33が左行してマガジンカバー47は閉じている。
しかし、工具交換時はシリンダ31にエアが供給されて
プレート29に固定されたロッド33が右行し工具マガ
ジン17が前進し、ガイド21に取り付けられたラック
41と噛み合っているピニオン39に固定されたプーリ
35が反時計回りしてベルト49を介しプーリ45を反
時計回りに回転させマガジンカバー47が開く(図2を
参照)。この状態で工具マガジン17とNC工作機械の
主軸3との間でX、Y、Z軸の相対移動による自動工具
交換、または工具マガジン17に収納されている工具1
の手動による差替えが可能となる。
【0019】また、加工の妨げとならないテーブル13
上の所定位置には工具1の刃先位置を検出するラインセ
ンサ51が設けられている。図3に示すようにラインセ
ンサ51はテーブル13上に取り付けられたセンサベー
ス51a内に、発光ダイオード等の光源からの光を平行
光線53へ変換するレンズを内蔵する投光部51bと、
投光部51bから投光された光線53を受光する複数の
電荷結合型素子(CCD)等の受光素子55が所定間隔
に配列された受光部51cとが設けられ、投光部51b
と受光部51cとは互いに対向するように配置されてい
る。工具寸法測定時に工具1がラインセンサ51の投光
部51bと受光部51cとの間の測定領域に達し、投光
部51bから照射される光線53を遮光したことを受光
部51cの受光素子55で検出し電気信号に変換してい
る。
【0020】さらに、センサベース51aの測定領域入
口部および底部にラインセンサ51に故障が発生したり
誤動作が発生したとき工具1との接触を検出する接触板
57が設けられている。底部の接触板57には工具寸法
測定時に工具1からラインセンサ51の測定領域に飛散
した切屑や加工液が投光部51bおよび受光部51cを
汚さないようにするとともに、投光部51bおよび受光
部51cの曇り止めの効果も発揮するようにラインセン
サ51の測定領域に向けて加圧空気を上方に噴出する複
数個のノズル57aが配設されている。加圧空気は工具
1に向けても噴出されるようになっており、工具寸法測
定時に工具1の刃先等に付着した切屑等を測定領域外に
吹き飛ばすことも可能である。ラインセンサ51を取り
囲むように設けられたセンサカバー59は加工中に切屑
や加工液がラインセンサ51周辺部に飛散することを防
止するものであり、工具寸法測定時にシリンダ(図示せ
ず)にエアが供給され開きラインセンサ51の測定領域
を開放する。
【0021】数値制御装置61は数値制御部63と刃先
位置変位量演算手段65と工具データ記憶手段67とを
具備している。数値制御部63ではNCプログラムを読
み取り、解読して直線補間や円弧補間の演算を行い、移
動指令をサーボ部を通じてX軸送りモータ7、Y軸送り
モータ9、Z軸送りモータ11に送出して各軸送りモー
タの駆動制御を行うとともに、主軸回転用モータ(図示
せず)に主軸3の回転指令を送出する。また、加工過程
で工具交換指令が発せられたときには工具マガジン17
に移動指令を送出するとともに、ラインセンサ51の測
定領域へノズル57aからの加圧空気供給指令を加圧空
気供給手段69に送出する。
【0022】工具データ記憶手段67には工具マガジン
17に収納された工具1をツールプリセッタ等の計測器
により計測した工具データをあらかじめ入力、記憶して
ある。この工具データは工具番号とともにボールエンド
ミル、スクエアエンドミル、フェイスエンドミル、ドリ
ル等の工具種類と工具長、工具径等のデータである。刃
先位置変位量演算手段65は工具寸法測定時にラインセ
ンサ51の光線53が工具1により遮光されたことをラ
インセンサ51で検出したときの送り軸の位置データと
必要に応じてラインセンサ51の出力パターンとから求
めた実測工具データと、工具データ記憶手段67から送
出された工具データと、から工具1の刃先位置変位量で
ある工具オフセット量を演算して数値制御部63へ送出
している。
【0023】機械制御装置71は送り軸位置検出手段7
3と接触検出手段75とを具備している。送り軸位置検
出手段73では数値制御装置61内の数値制御部63か
ら各軸送りモータに送出される移動指令によりリニアス
ケールやロータリエンコーダ等を介してX、Y、Z軸の
各送り軸の位置を刻々読み込んでいる。また、接触検出
手段75はラインセンサ51に故障が発生したり誤動作
が発生したときに、工具1とセンサベース51aの底部
等に設けられた接触板57との接触を検出して数値制御
部63に各軸送りモータの停止指令を送出する。
【0024】ここから、本発明実施形態の工具の刃先位
置測定機能を備えたNC工作機械において、工具交換後
に工具マガジンから主軸に装着された工具の工具長およ
び工具径をラインセンサを用いて測定する動作制御の過
程を説明する。 (1)所望形状の加工に用いる刃部形状の異なった複数
種類の工具1に弾性リング27を嵌着して工具マガジン
17の工具ポット17aに収納する。主軸3に工具1が
装着されている場合は工具1を返却するための空の工具
ポット17aを工具マガジン17に設けておく(図1を
参照)。 (2)加工過程で数値制御装置61の数値制御部63か
ら工具交換指令が発せられると、数値制御部63から機
械制御装置71に工具マガジン17の移動指令が送出さ
れ、シリンダ31にエアが供給されて工具マガジン17
が工具交換可能な位置まで前進するとともにマガジンカ
バー47が開く。その後、工具マガジン17とNC工作
機械の主軸3との間でX、Y、Z軸の相対移動により自
動工具交換が行われる。
【0025】(3)工具交換後に数値制御部63から工
具寸法測定指令が発せられると、数値制御部63からの
移動指令に基づいて工具1がラインセンサ51上に位置
決めされる。 (4)工具データ記憶手段67から当該工具1の工具番
号により工具種類、工具長、工具径等の工具データが刃
先位置変位量演算手段65に送出される。 (5)工具1を加工時の所望回転速度で回転させる。数
値制御部63から加圧空気供給手段69に加圧空気供給
指令が送出されラインセンサ51の投光部51bと受光
部51cとの間の測定領域に加圧空気が噴出されるとと
もに、センサカバー59が開きラインセンサ51の測定
領域が開放状態となる。 (6)ラインセンサ51の投光部51bから受光部51
cに向けて光線53が照射されラインセンサ51上に位
置決めされた工具1をZ軸方向へ下降させる。
【0026】(7)工具1によりラインセンサ51の受
光部51cで光線53を遮光した瞬間の出力が送り軸位
置検出手段73で検出されたら、その出力を検出した瞬
間のZ軸位置を数値制御部63からZ軸送りモータ11
に送出された移動指令より求める。ここで、ラインセン
サ51に故障が発生したり誤動作が発生したときには、
工具1とセンサベース51aの底部等に設けられた接触
板57との接触を接触検出手段75が検出し数値制御部
63にZ軸送りモータ11の停止指令を送出するために
工具1やラインセンサ51を破損することがなく安全で
ある。 (8)求めたZ軸位置と工具データ記憶手段67に記憶
された工具長データとから刃先位置変位量演算手段65
で工具長変位量を演算して、工具長オフセット量として
数値制御部63に送出し当該工具1におけるNCプログ
ラムの移動量を補正しながら所望形状の加工が行われ
る。
【0027】(9)さらに、工具径を測定したい場合に
は工具1をZ軸方向へ下降させていき、工具径を測定し
たい位置に達した瞬間に工具1によりラインセンサ51
の受光部51cで光線53が遮光された出力パターンか
ら遮光幅を求める。 (10)求めたラインセンサ51の受光部51cにおけ
る光線53の遮光幅と工具データ記憶手段67に記憶さ
れた工具径データとから刃先位置変位量演算手段65で
工具径変位量を演算して、工具径オフセット量として数
値制御部63に送出する。ここで、ラインセンサ51の
前方から光線53に向けて工具1を移動させて行き光線
53を遮光した瞬間の工具1の位置と、ラインセンサ5
1の後方から光線53に向けて工具1を移動させて行き
光線53を遮光した瞬間の工具1の位置とから工具1の
移動量を演算して、その移動量と光線53の全幅との差
から工具径を求めてもよい。
【0028】次に、工具交換後に工具マガジンから主軸
に装着された工具の刃先形状をラインセンサを用いて測
定する動作制御を説明する。工具交換後に主軸3に装着
された工具1をラインセンサ51上に位置決めした後、
加工時の回転速度で回転させながらZ軸方向へ所定量ず
つ下降させていき、送り軸位置検出手段73で求めた各
所定位置と各所定位置において工具1によりラインセン
サ51の受光部51cで光線53が遮光された出力パタ
ーンとから刃先位置変位量演算手段65で実測工具デー
タを演算する。演算した実測工具データと工具データ記
憶手段67に記憶された工具データとから刃先位置変位
量演算手段65で工具1の刃先位置変位量を演算して、
工具長オフセット量および工具径オフセット量として数
値制御部63に送出する。また、工具データ記憶手段6
7に工具1の許容変位量を記憶させておき、刃先位置変
位量演算手段65で演算された刃先位置変位量と記憶さ
れた許容変位量とを比較した結果、記憶された許容変位
量を越えている場合に当該工具1が摩耗していると判断
し、数値制御部63に予備工具交換指令を送出するよう
にしてもよい。
【0029】さらに、図4にはラインセンサ51におけ
る光線53を縦方向にも所定間隔で並列に配設したマト
リックスセンサ77を示している。マトリックスセンサ
77はセンサベース77aに内蔵された投光部(図示せ
ず)と受光部77cとの間の測定領域にラインセンサ5
1の測定領域と比べて幅を持たせたものである。マトリ
ックスセンサ77を用いた工具寸法測定の動作制御を説
明する。工具交換後に工具マガジン17から主軸3に装
着された工具1をマトリックスセンサ77上に位置決め
した後で、加工時の回転速度で回転させながらZ軸の所
定位置へ下降させ、工具径および刃先形状を測定する個
所をマトリックスセンサ77の投光部と受光部77cと
の間の測定領域に位置させる。その位置において工具1
によりマトリックスセンサ77の受光部77cで光線5
3が遮光された出力パターンと送り軸位置検出手段73
で検出した位置とから当該工具1の工具径および刃先形
状を求める。こうして求めた実測工具データと工具デー
タ記憶手段67に記憶された工具データとから刃先位置
変位量演算手段65で工具1の刃先位置変位量を演算し
て、工具長オフセット量または工具径オフセット量とし
て数値制御部63に送出する。よって、ボールエンドミ
ルの先端球部の正確な刃先形状やあり溝フライスの刃部
の正確な角度等が求められ、適切な補正を数値制御部6
3に施して高精度の加工を行うことができる。なお、本
実施形態で用いているラインセンサ51やマトリックス
センサ77の受光素子55は数μm間隔で配列されてお
り、ミクロンオーダの工具1の刃先位置測定が可能とな
っている。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば,工具交換後等の工具寸法測定時、主軸に装着
された工具を加工時の回転速度で回転させながらテーブ
ルに設けられ互いに対向配置された投光部と複数個の受
光素子を所定間隔に並べて構成した受光部とを有する光
学式の刃先位置検出手段の測定領域に移動させ、刃先位
置検出手段が遮光を検出したときに送り軸位置検出手段
で検出した送り軸の位置および必要に応じて刃先位置検
出手段の出力パターンから求めた実測工具データと、工
具データ記憶手段に記憶された工具の工具種類、長さ、
直径等の工具データと、から刃先位置変位量演算手段で
工具の刃先位置変位量を演算し、演算した刃先位置変位
量をNC工作機械の数値制御部に工具長オフセット量ま
たは工具径オフセット量として送出するようにした。よ
って、数値制御部ではこうしたオフセット量を用いて移
動指令の補正をしながら所望形状の加工を行うので、高
精度の加工を実現することができる。また、非接触式の
刃先位置検出手段を採用しているため、加工時の回転速
度で回転している工具の寸法測定から工具オフセット量
の演算までをNC工作機械上で正確に行え、加工の高速
化および高精度化を図ることができる。微小径の工具の
寸法測定時に刃先が欠損することもなく、刃先材質にも
左右されないのであらゆる工具の寸法測定が可能になっ
た。
【0031】さらに、工具寸法測定時に刃先位置検出手
段の測定領域に加圧空気噴出手段から加圧空気を噴出す
るようにしたので、工具が回転することにより切屑や加
工液が測定領域に飛散したとしても刃先位置検出手段の
投光部および受光部を汚すことがなくなり、かつ加圧空
気は工具に向けても噴出されるため工具の刃先に付着し
た切屑や加工液を測定領域外に吹き飛ばすこともでき清
潔な測定環境下で工具の刃先位置の測定を行うことがで
きる。加えて、工具寸法測定時に工具が刃先位置検出手
段の測定領域に移動する際に刃先位置検出手段に故障が
発生したり誤動作が発生しても工具と刃先位置検出手段
との接触を検出する接触検出手段からNC工作機械の数
値制御部に停止信号が送出されるので工具や刃先位置検
出手段を大きく損傷させることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態の工具の刃先位置測定機能を備
えたNC工作機械の要部側面図および構成ブロック図で
ある。
【図2】図1の矢視Aによる正面図である。
【図3】ラインセンサの投光部および受光部を示す平面
断面図である。
【図4】工具の刃先位置測定時のマトリックスセンサを
示す側面図である。
【符号の説明】
1 工具 3 主軸 5 主軸頭 13 テーブル 51 ラインセンサ 51a センサベース 51b 投光部 51c 受光部 53 光線 55 受光素子 57 接触板 57a ノズル 61 数値制御装置 63 数値制御部 65 刃先位置変位量演算手段 67 工具データ記憶手段 69 加圧空気供給手段 71 機械制御装置 73 送り軸位置検出手段 75 接触検出手段 77 マトリックスセンサ 77a センサベース 77c 受光部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転主軸に装着された工具とテーブルに
    載置されたワークとの間で数値制御部からの移動指令に
    より送り軸を相対移動させて前記ワークを所望形状に加
    工するNC工作機械において、 前記テーブルに設けられ互いに対向配置された投光部と
    複数個の受光素子を所定間隔に並べて構成された受光部
    とを有した光学式の刃先位置検出手段と、 前記工具を加工時の回転速度で回転させて前記刃先位置
    検出手段の前記投光部と受光部との間の測定領域に移動
    し、前記刃先位置検出手段が遮光を検出したときの前記
    送り軸の位置を検出する送り軸位置検出手段と、 前記工具の工具種類、長さ、直径等の工具データをあら
    かじめ記憶しておく工具データ記憶手段と、 前記送り軸位置検出手段で検出した前記送り軸の位置と
    前記工具データ記憶手段に記憶された工具データとから
    前記工具の刃先位置変位量を演算し、前記演算した結果
    を前記数値制御部に送出する刃先位置変位量演算手段
    と、 を具備したことを特徴とする工具の刃先位置測定機能を
    備えたNC工作機械。
  2. 【請求項2】 回転主軸に装着された工具とテーブルに
    載置されたワークとの間で数値制御部からの移動指令に
    より送り軸を相対移動させて前記ワークを所望形状に加
    工するNC工作機械において、 前記テーブルに設けられ互いに対向配置された投光部と
    複数個の受光素子をマトリックス状に配列して構成され
    た受光部とを有した光学式の刃先位置検出手段と、 前記工具を加工時の回転速度で回転させて前記刃先位置
    検出手段の前記投光部と受光部との間の測定領域に移動
    し、前記送り軸が所定位置に達したときの前記送り軸の
    位置を検出する送り軸位置検出手段と、 前記工具の工具種類、長さ、直径等の工具データをあら
    かじめ記憶しておく工具データ記憶手段と、 前記送り軸位置検出手段で検出した前記送り軸の位置お
    よび前記刃先位置検出手段の出力パターンから求めた実
    測工具データと、前記工具データ記憶手段に記憶された
    工具データとから前記工具の刃先位置変位量を演算し、
    前記演算した結果を前記数値制御部に送出する刃先位置
    変位量演算手段と、 を具備したことを特徴とする工具の刃先位置測定機能を
    備えたNC工作機械。
  3. 【請求項3】 回転主軸に装着された工具とテーブルに
    載置されたワークとの間で数値制御部からの移動指令に
    より送り軸を相対移動させて前記ワークを所望形状に加
    工するNC工作機械において、 前記テーブルに設けられ互いに対向配置された投光部と
    複数個の受光素子を直線状に並べて構成された受光部と
    を有した光学式の刃先位置検出手段と、 前記工具を加工時の回転速度で回転させて前記刃先位置
    検出手段の前記投光部と受光部との間の測定領域に所定
    移動量ずつ移動させて行き、各所定位置で前記刃先位置
    検出手段が遮光を検出したときの前記送り軸の位置を検
    出する送り軸位置検出手段と、 前記工具の工具種類、長さ、直径等の工具データをあら
    かじめ記憶しておく工具データ記憶手段と、 前記各所定位置における前記送り軸位置検出手段で検出
    した前記送り軸の位置および前記刃先位置検出手段の出
    力パターンから求めた実測工具データと、前記工具デー
    タ記憶手段に記憶された工具データとから前記工具の刃
    先位置変位量を演算し、前記演算した結果を前記数値制
    御部に送出する刃先位置変位量演算手段と、 を具備したことを特徴とする工具の刃先位置測定機能を
    備えたNC工作機械。
  4. 【請求項4】 前記刃先位置検出手段の測定領域に加圧
    空気を噴出する加圧空気噴出手段をさらに具備した請求
    項1から3のいずれか1項に記載の工具の刃先位置測定
    機能を備えたNC工作機械。
  5. 【請求項5】 前記工具を前記刃先位置検出手段の測定
    領域に移動する時に前記工具と前記刃先位置検出手段と
    の接触を検出して前記数値制御部に停止信号を送出する
    接触検出手段をさらに具備した請求項1から4のいずれ
    か1項に記載の工具の刃先位置測定機能を備えたNC工
    作機械。
JP8140648A 1996-05-11 1996-05-11 工具の刃先位置測定機能を備えたnc工作機械 Pending JPH09300178A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8140648A JPH09300178A (ja) 1996-05-11 1996-05-11 工具の刃先位置測定機能を備えたnc工作機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8140648A JPH09300178A (ja) 1996-05-11 1996-05-11 工具の刃先位置測定機能を備えたnc工作機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09300178A true JPH09300178A (ja) 1997-11-25

Family

ID=15273549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8140648A Pending JPH09300178A (ja) 1996-05-11 1996-05-11 工具の刃先位置測定機能を備えたnc工作機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09300178A (ja)

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11207571A (ja) * 1998-01-20 1999-08-03 Tatematsu Mold Kogyo Kk 金属切削加工装置およびその加工精度検定方法
JP2000135656A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Seibu Electric & Mach Co Ltd 旋削工作機械の工作物取付け確認機構
JP2000343310A (ja) * 1999-06-01 2000-12-12 Mori Seiki Co Ltd 工具折損検出装置
JP2001277077A (ja) * 2000-03-31 2001-10-09 Toyo Advanced Technologies Co Ltd 工作機械及び工作機械を用いた加工方法
JP2002307220A (ja) * 2001-04-09 2002-10-23 Hitachi Via Mechanics Ltd ワークの加工方法、及びプリント基板加工機
WO2003061907A1 (fr) * 2002-01-18 2003-07-31 Disco Corporation Dispositif de decoupe
JP2004034278A (ja) * 2002-07-08 2004-02-05 Makino Milling Mach Co Ltd 工具測定方法、及び工具測定機能を備えた工作機械
JP2004098213A (ja) * 2002-09-09 2004-04-02 Sumitomo Metal Ind Ltd 工具位置測定方法及びnc加工方法並びにnc工作機械
JP2007048014A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Mori Seiki Co Ltd 工作機械の干渉検知システム
ES2275401A1 (es) * 2005-04-26 2007-06-01 Consejo Superior Investig. Cientificas Dispositivo adicional de control para maquina con control numerico.
US7247833B2 (en) 2003-07-17 2007-07-24 Marposs Societa' Per Azioni Apparatus and method for the position checking of a mechanical part
JP2007185771A (ja) * 2007-04-16 2007-07-26 Makino Milling Mach Co Ltd 工具測定方法、及び工具測定機能を備えた工作機械
JP2011255442A (ja) * 2010-06-08 2011-12-22 Jtekt Corp 工作機械の基準位置検出装置および基準位置検出方法
JP2014169992A (ja) * 2013-02-08 2014-09-18 Canon Inc ツールの先端位置検出方法及び検出装置
EP2808123A4 (en) * 2012-01-26 2016-07-06 Doosan Infracore Co Ltd METHOD OF ESTABLISHING VISION-BASED STRUCTURE
CN105798704A (zh) * 2016-04-25 2016-07-27 大连理工大学 一种机床平面轮廓误差单目测量方法
JP2018012164A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 株式会社リコー 診断装置、診断システム、診断方法およびプログラム
CN108237424A (zh) * 2016-12-26 2018-07-03 大唐移动通信设备有限公司 一种工件定位装置和定位方法
CN108642699A (zh) * 2018-07-18 2018-10-12 广东创达自动化装备有限公司 一种圆纬机的电磁选针器的故障检修系统及方法
JP2020059088A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 株式会社ジェイテクト 工作機械
JP2021099590A (ja) * 2019-12-20 2021-07-01 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 加工面形状予測装置、及びその方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6274955U (ja) * 1985-10-30 1987-05-13
JPS63233403A (ja) * 1987-03-20 1988-09-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 数値制御装置
JPH0343135A (ja) * 1989-07-11 1991-02-25 Mitsubishi Materials Corp 工作機械の工具寸法測定方法
JPH05154732A (ja) * 1991-11-30 1993-06-22 Nippei Toyama Mechatronics:Kk 工具交換機構を備えた加工装置
JPH06134638A (ja) * 1992-10-26 1994-05-17 Osaka Kiko Co Ltd 工具の自動照合認識装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6274955U (ja) * 1985-10-30 1987-05-13
JPS63233403A (ja) * 1987-03-20 1988-09-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 数値制御装置
JPH0343135A (ja) * 1989-07-11 1991-02-25 Mitsubishi Materials Corp 工作機械の工具寸法測定方法
JPH05154732A (ja) * 1991-11-30 1993-06-22 Nippei Toyama Mechatronics:Kk 工具交換機構を備えた加工装置
JPH06134638A (ja) * 1992-10-26 1994-05-17 Osaka Kiko Co Ltd 工具の自動照合認識装置

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11207571A (ja) * 1998-01-20 1999-08-03 Tatematsu Mold Kogyo Kk 金属切削加工装置およびその加工精度検定方法
JP2000135656A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Seibu Electric & Mach Co Ltd 旋削工作機械の工作物取付け確認機構
JP2000343310A (ja) * 1999-06-01 2000-12-12 Mori Seiki Co Ltd 工具折損検出装置
JP2001277077A (ja) * 2000-03-31 2001-10-09 Toyo Advanced Technologies Co Ltd 工作機械及び工作機械を用いた加工方法
JP4531286B2 (ja) * 2001-04-09 2010-08-25 日立ビアメカニクス株式会社 ワークの加工方法、及びプリント基板加工機
JP2002307220A (ja) * 2001-04-09 2002-10-23 Hitachi Via Mechanics Ltd ワークの加工方法、及びプリント基板加工機
WO2003061907A1 (fr) * 2002-01-18 2003-07-31 Disco Corporation Dispositif de decoupe
JP2004034278A (ja) * 2002-07-08 2004-02-05 Makino Milling Mach Co Ltd 工具測定方法、及び工具測定機能を備えた工作機械
JP2004098213A (ja) * 2002-09-09 2004-04-02 Sumitomo Metal Ind Ltd 工具位置測定方法及びnc加工方法並びにnc工作機械
US7247833B2 (en) 2003-07-17 2007-07-24 Marposs Societa' Per Azioni Apparatus and method for the position checking of a mechanical part
ES2275401A1 (es) * 2005-04-26 2007-06-01 Consejo Superior Investig. Cientificas Dispositivo adicional de control para maquina con control numerico.
JP2007048014A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Mori Seiki Co Ltd 工作機械の干渉検知システム
JP4634253B2 (ja) * 2005-08-10 2011-02-16 株式会社森精機製作所 工作機械の干渉検知システム
JP2007185771A (ja) * 2007-04-16 2007-07-26 Makino Milling Mach Co Ltd 工具測定方法、及び工具測定機能を備えた工作機械
JP2011255442A (ja) * 2010-06-08 2011-12-22 Jtekt Corp 工作機械の基準位置検出装置および基準位置検出方法
EP2808123A4 (en) * 2012-01-26 2016-07-06 Doosan Infracore Co Ltd METHOD OF ESTABLISHING VISION-BASED STRUCTURE
US9766613B2 (en) 2012-01-26 2017-09-19 Doosan Machine Tools Co., Ltd. Method for setting up work piece based on vision
JP2014169992A (ja) * 2013-02-08 2014-09-18 Canon Inc ツールの先端位置検出方法及び検出装置
CN105798704A (zh) * 2016-04-25 2016-07-27 大连理工大学 一种机床平面轮廓误差单目测量方法
JP2018012164A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 株式会社リコー 診断装置、診断システム、診断方法およびプログラム
CN108237424A (zh) * 2016-12-26 2018-07-03 大唐移动通信设备有限公司 一种工件定位装置和定位方法
CN108237424B (zh) * 2016-12-26 2020-05-15 大唐移动通信设备有限公司 一种工件定位装置和定位方法
CN108642699A (zh) * 2018-07-18 2018-10-12 广东创达自动化装备有限公司 一种圆纬机的电磁选针器的故障检修系统及方法
CN108642699B (zh) * 2018-07-18 2023-11-24 广东创达自动化装备有限公司 一种圆纬机的电磁选针器的故障检修系统及方法
JP2020059088A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 株式会社ジェイテクト 工作機械
CN111014834A (zh) * 2018-10-10 2020-04-17 株式会社捷太格特 机床
JP2021099590A (ja) * 2019-12-20 2021-07-01 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 加工面形状予測装置、及びその方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09300178A (ja) 工具の刃先位置測定機能を備えたnc工作機械
US10688612B2 (en) Machine tool
US10307877B2 (en) Machine tool
US10603752B2 (en) Machine tool
US10391559B2 (en) Machine tool
US8077327B2 (en) Method for controlling a machine tool and apparatus therefor
KR101540136B1 (ko) 다이싱 장치 및 다이싱 방법
CS238362B2 (en) Checking method of cutting tools held in machining centre spindle and device for execution of this method
US6615697B2 (en) Machine tool
JPH1199450A (ja) 工作機械の工具長測定方法及び装置
JP5804347B2 (ja) ダイシング装置
JP4494838B2 (ja) 加工システムおよび加工方法
CN112041113B (zh) 机床
KR101358363B1 (ko) 가공기의 스핀들 오차 보상 장치
JP4044361B2 (ja) 工具位置検知用センサを付属させたアタッチメント交換装置
JP3690935B2 (ja) 工作機械
JP2003124152A (ja) 移動型ブレード検出器を備えたダイシング装置
JPH039966Y2 (ja)
JPH1199448A (ja) 精密加工方法および装置
JP2003136370A (ja) Nc工作機械
JP7157511B2 (ja) 切削装置及び切削ブレード検出方法
JPH01289606A (ja) 非接触オンライン計測装置およびこの装置を用いて切削する方法
JP4159809B2 (ja) 非接触測定方法及び測定装置
WO2019234994A1 (ja) 測定システム、測定方法および測定プログラム
JPS6398503A (ja) 回転形工具の測定装置および測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050705

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051101