JP2001277077A - 工作機械及び工作機械を用いた加工方法 - Google Patents

工作機械及び工作機械を用いた加工方法

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JP2001277077A
JP2001277077A JP2000096240A JP2000096240A JP2001277077A JP 2001277077 A JP2001277077 A JP 2001277077A JP 2000096240 A JP2000096240 A JP 2000096240A JP 2000096240 A JP2000096240 A JP 2000096240A JP 2001277077 A JP2001277077 A JP 2001277077A
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Toshitomo Kuniki
稔智 國木
Takahiko Miyajima
貴彦 宮島
Tatsuo Kimura
達男 木邑
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Toyo Advanced Technologies Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各部位の熱膨張等に起因する各工具の位置変
動にかかわらず、各工具の切込み送り制御を正確に行っ
て高精度の加工を実現する。 【解決手段】 第1の工具24A及び第2の工具24B
を保持する工具保持部をワーク30に対して相対移動さ
せることにより両工具24A,24Bによるワークの加
工動作を実現する工作機械において、ワーク30に対す
る各工具24A,24Bの相対位置関係を実測する工具
測定手段として工具センサ40等を備える。また、その
測定結果に基づき、前記ワーク30に対する各工具の切
込み送り制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種の工具を用
いてワークの加工を行う工作機械及びこれを用いた加工
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の工作機械の中には、複数種の工具
を各々保持する工具保持部を備え、各工具を用いてワー
クに種々の加工(例えば中仕上げ加工と仕上げ加工)を
施すようにしたものがある。その一例を図12及び図1
3に示す。
【0003】図において、ベース10上にはZ軸方向に
延びるガイドレール12が敷設され、このガイドレール
12に沿ってスライド可能となるようにZ軸テーブル1
4が設置されている。ガイドレール12には、Z軸モー
タ16及び図略の送りねじを備えたZ軸方向の送り手段
が設けられ、この送り手段によって前記Z軸テーブル1
4がスライド駆動される。
【0004】Z軸テーブル14上には、前記Z軸方向と
直交するX軸方向にスライド可能となるようにX軸テー
ブル20が設置されている。Z軸テーブル14には、図
13に示すようにX軸方向に延びる送りねじ15がねじ
支持部19を介して回転可能に支持されるとともに、こ
の送りねじ15にカップリング17を介して連結される
X軸モータ18が設けられ、X軸テーブル20には前記
送りねじ15が螺合されるナット21が固定されてい
る。この送り機構において、前記X軸モータ18により
送りねじ15が回転駆動されることにより、この送りね
じ15に沿ってX軸方向にX軸テーブル20がスライド
駆動される。
【0005】X軸テーブル20には、複数(図例では3
つ)の主軸へッド22A,22B,22C及び加工用モ
ータ25が搭載されている。各主軸へッド22A,22
B,22Cにはそれぞれ主軸が回転可能に支持され、各
主軸の先端に互いに別種の第1の工具(例えばエンドミ
ルなどの切削工具)24A、第2の工具(例えば研削用
砥石)24B、及び第3の工具(例えば面取り用工具)
24Cがそれぞれ着脱可能に保持されている。そして、
前記加工用モータ25の出力する駆動力が図略の駆動伝
達機構を介して各主軸へッド22A〜22Cの主軸に伝
達され、これにより各工具24A〜24Cが個別に回転
駆動されるようになっている。
【0006】一方、ベース10上で前記ガイドレール1
2と隣接する位置にはワーク支持台26が設置されてい
る。このワーク支持台26には、図略のワーク支持軸が
回転可能に支持されるとともに、このワーク支持軸をC
軸回りに回転駆動するC軸モータ28が設けられてい
る。ワーク支持軸の前端部すなわち前記X軸テーブル2
0側に突出する端部には、ワーク30(図3)を保持す
るワーク保持部27が設けられ、このワーク保持部27
にワーク30が保持された状態で、当該ワーク30と前
記ワーク支持軸とが一体に回転駆動されるようになって
いる。
【0007】この工作機械によれば、Z軸テーブル14
及びX軸テーブル20をスライドさせて、前記ワーク3
0に対して例えば第1の工具24A、第2の工具24
B、第3の工具24Cの順に各工具をアプローチさせる
ことにより、当該ワーク30に対して複数種の加工を順
に施すことが可能になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記ワーク30に対す
る各工具24A〜24Cの送り制御は、基本的に、初期
位置からの各工具24A〜24Cの送り量、換言すれ
ば、Z軸モータ16及びX軸モータ18の出力軸の回転
量に基づいて行われる。しかし、実際には、工作機械の
稼動に伴う発熱で送りねじ15や各テーブル20,14
に熱膨張が生じ、その分だけ各工具24A〜24Cの位
置が初期設定された座標位置からずれてしまうことにな
る。このずれは、そのままワーク30に対する相対位置
のずれとなり、加工誤差に直結する。
【0009】さらに、図示のように複数の工具24A〜
24Cを保持する工作機械では、送りねじ15の熱膨張
によって各工具24A〜24Cの送り量同士の間にも相
対的なずれが生じる。例えば、図13に実線で示すよう
に第1の工具24Aをワーク30の加工位置に位置合わ
せしたときのねじ支持部19からナット21までの距離
をC、同図二点鎖線で示すように第2の工具24Bをワ
ーク30の加工位置に位置合わせしたときのねじ支持部
19からナット21までの距離をC+Aとした場合、前
記送りねじ15の熱膨張によって距離Cだけでなく距離
Aまでも変化することになる。そして、このような送り
量同士の相対的なずれに起因して次のような不都合が発
生する。
【0010】例えば、図14(a)の二点鎖線Loに示
す加工面をもつワーク30を、切削工具からなる第1の
工具24Aにより同図二点鎖線L1の位置まで切込み、
さらに、研削工具からなる第2の工具24Bを同図実線
L2の位置まで送って研削仕上げする場合を想定する。
ここで、前記第1の工具24Aの送り量と前記第2の工
具24Bの送り量との間に前記のような相対的なずれが
生じると、第1の工具24Aによる加工終了直後のライ
ンL1と、第2の工具24Bの切込みラインL2との
差、すなわち第2の工具24Bによる切込み深さtにバ
ラツキが生じることになる。ここで、前記切込み深さt
が図14(b)に示すように設定寸法より大きくなる
と、その分、ワーク表面に対して研削工具である第2の
工具24Bが過大な力で押付けられることになり、これ
に起因して第2の工具24Bの摩耗促進や加工不良を招
くおそれがある。逆に、前記切込み深さtが同図14
(c)に示すように過小になると、研削圧力が不足して
十分な仕上げ加工ができず、最悪の場合には第2の工具
24Bとワーク表面とが接触せずに第2の工具24Bが
空転してしまうおそれもある。
【0011】本発明は、このような事情に鑑み、複数の
工具を用いてワークを加工するにあたり、各部位の熱膨
張等に起因する各工具の位置変動にかかわらず、各工具
の切込み送り制御を正確に行って高精度の加工を実現で
きる工作機械及び工作機械を用いた加工方法を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、本発明は、ワークを支持するワーク支持
部と、少なくとも第1の工具及び第2の工具を含む複数
の工具を保持する工具保持部と、この工具保持部と前記
ワーク支持部とを相対移動させて前記第1の工具及び第
2の工具によるワークの加工動作を実現する送り手段と
を備えた工作機械において、前記ワーク支持部に支持さ
れるワークと前記第1の工具及び第2の工具との相対位
置関係を実測する工具測定手段を備えたものである。
【0013】この工作機械によれば、各工具による加工
の前に予め工具測定手段によってワークに対する各工具
の相対位置関係を実測しておくことにより、その後の加
工においてワークに対する各工具の切込み位置を正確に
制御することができる。また、第1の工具による切込み
位置と第2の工具による切込み位置との相対的なずれも
解消することができるため、第1の工具による加工の後
の第2の工具による切込み量も正確に制御することがで
きる。
【0014】前記工具測定手段は、例えば前記第1の工
具及び第2の工具の中心位置のみを実測するものであっ
てもよいが、前記第1の工具及び第2の工具がワークを
加工する部位(例えばエンドミルの場合には工具先端や
側面)の位置を実測するものであることが、より好まし
い。これにより、第1の工具及び第2の工具自身の熱膨
張でその工具径や工具長(すなわち工具形状)が変化し
ても、かかる要素を的確に補正して正確な切込み制御を
行うことができる。
【0015】前記工具測定手段としては、前記ワーク支
持部に設けられ、このワーク支持部における所定の検出
位置に前記各工具の特定部位が到達したことを検知する
工具センサと、この工具センサから検知信号が出力され
た時の前記送り手段による工具の送り量に基づいて前記
ワークの位置を基準とする座標系での前記第1の工具及
び第2の工具の位置座標に相当する値を演算する演算手
段とを備えたものが、好適である。
【0016】この構成によれば、ワーク支持部に設けら
れた工具センサによる検出位置に対し、各工具をアプロ
ーチさせるだけの簡単な動作で、ワークの位置を基準と
する座標系での各工具の位置座標を的確に把握すること
ができる。
【0017】さらに、前記工具センサによる測定を目的
として各工具の特定部位を前記検出位置に至らせるよう
に前記送り手段の作動を制御する測定送り制御手段を備
えることによって、前記測定動作の自動化を図ることが
できる。
【0018】本発明では、各工具の種類を問わず、例え
ば第1の工具及び第2の工具の双方が切削工具であって
もよいし、両工具が研削工具であってもよいが、前記第
1の工具が切削工具であり、前記第2の工具が研削工具
である場合に、特に著しい効果を発揮する。
【0019】すなわち、前記切削工具は切込み深さに多
少変動があっても支障なく加工できる特性がある一方、
研削工具は前述のように切込み深さの変動によって加工
精度に著しい影響を受ける特性があるが、ここで、第1
の工具を切削工具、第2の工具を研削工具とした場合に
は、前記工具測定手段の測定結果に基づき、第1の工具
がワーク加工面に対して予め設定された第1の切込み目
標位置まで切り込むように当該第1の工具の切込み送り
を制御し、その後、第2の工具が前記第1の切込み目標
位置から一定の切込み深さだけ切り込むように当該第2
の工具の切込み送りを制御することにより、第1の工具
による加工の前のワーク形状にかかわらず、切削工具で
ある第1の工具によってその加工後のワーク加工面を一
定形状にすることができ、その後の第2の工具すなわち
研削工具による切込み深さを一定にしてその加工精度を
高く維持することが可能になる。
【0020】そして、このような制御を行う加工制御手
段を備えることにより、各工具による加工の自動化も図
ることができる。
【0021】また本発明は、前記工作機械を用いて前記
ワークを加工する方法であって、前記ワーク支持部に支
持されるワークと前記第1の工具との相対位置関係を実
測する第1の測定工程と、この第1の測定工程での測定
結果に基づき、第1の工具がワークに対して予め設定さ
れた第1の切込み目標位置まで切り込むように当該第1
の工具の切込み送りを行わせる第1の加工工程と、前記
ワーク支持部に支持されるワークと前記第2の工具との
相対位置関係を実測する第2の測定工程と、この第2の
測定工程での測定結果に基づき、第2の工具がワークに
対して予め設定された第2の切込み目標位置まで切り込
むように当該第2の工具の切込み送りを行わせる第2の
加工工程とを含むものである。
【0022】この方法により、前述のように、第1の加
工工程前のワーク形状にかかわらず、その第1の加工工
程で第1の切込み目標位置までワークを切り込むことに
よって、第2の加工工程での切込み深さ、すなわち第1
の切込み目標位置から第2の切込み目標位置までの深さ
寸法を一定に維持することができ、これにより第2の加
工工程での加工精度を高めることができる。
【0023】なお、前記各工程を進行させる順番は特に
問わず、例えば第1の測定工程及び第2の測定工程をま
とめて行ってから第1の加工工程及び第2の加工工程を
行うようにしてもよいが、第1の測定工程、第1の加工
工程、第2の測定工程、第2の加工工程の順に各工程を
進めることにより、各工具についての実測から加工まで
の経過時間を最短にすることができ、これにより、実測
結果をより有効に加工制御に活用できる利点が得られ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を図
1〜図11を参照しながら説明する。なお、工作機械の
全体構成の概略は前記図12及び図13に示したものと
同様であるので、共通の構成要素については同じ参照符
を付してその説明を省略する。
【0025】この実施の形態にかかる工作機械では、前
記図12にも示したX軸テーブル20に図1及び図2に
示すような2つの主軸へッド22A,22Bが搭載さ
れ、各主軸へッド22A,22Bはその主軸の軸方向と
直交する方向すなわちX軸方向に並べて配置されてい
る。そして、主軸へッド22Aの主軸先端には中仕上げ
用の切削工具(例えばエンドミル)である第1の工具2
4Aが着脱可能に保持され、主軸へッド22Bの主軸先
端には仕上げ用の研削工具(例えば砥石軸)である第2
の工具24Bが着脱可能に保持されている。
【0026】一方、この実施の形態で加工対象となるワ
ーク30は、中央に貫通穴をもつドーナツ板状の底壁3
1と、この底壁31の周縁部とつながる周壁32とを一
体に有し、前記底壁31と反対側の開口が前記X軸テー
ブル20側を向く状態でワーク保持部27に保持される
ようになっている。
【0027】さらに、この実施の形態にかかる工作機械
は、図1〜図4に示す光学式センサ(工具センサ)40
と、図5に示すコントローラ50とを備えている。
【0028】光学式センサ40は、上下に配置された発
光素子41及び受光素子42と、両素子41,42を保
持する側面視略コ字状のハウジング44とを備え、この
ハウジング44がワーク支持台26の前面に固定されて
いる。このワーク支持台26における光学センサ40の
具体的な配設位置は特に問わないが、ワーク支持台26
の熱膨張も考慮すると、なるべくワーク保持部27に近
い位置に光学式センサ40を設けることが望ましい。
【0029】前記発光素子41は、その下方の受光素子
42に対してレーザ46を照射する。受光素子42は、
このレーザ46による光信号を電気信号に変換するとと
もに、その受光領域(図3に示す網目領域46a)の面
積が一定以下となった時点で、両素子41,42間に前
記工具24A,24Bのいずれかが介在した(すなわち
両素子41,42間のレーザ照射位置に前記工具24
A,24Bのいずれかが到達した)として検知信号を出
力するように構成されている。
【0030】コントローラ50は、マイクロコンピュー
タ等からなり、図5に示す演算制御部51と、記憶部5
2とを備えている。演算制御部51は、本発明に関連す
る機能として、工具先端位置演算手段53、工具中心位
置演算手段54、工具径演算手段55、及びモータ制御
手段56を備えている。
【0031】工具先端位置演算手段53は、前記X軸モ
ータ18及びZ軸モータ16に内蔵されているエンコー
ダからこれらのモータ18,16による各工具24A,
24Bの送り位置(換言すれば予め設定された初期位置
からの各工具24A,24Bの送り量)を把握するとと
もに、その送り位置と、前記光学センサ40の出力する
検知信号とに基づき、ワーク支持台26に支持されてい
るワーク30の中心位置を基準とするワーク座標系での
各工具24A,24Bの先端位置の座標を演算するもの
である。
【0032】同様に、工具中心位置演算手段54は、前
記X軸モータ18及びZ軸モータ16による各工具24
A,24Bの送り位置と、前記光学センサ40の出力す
る検知信号とに基づき、前記ワーク座標系での各工具2
4A,24Bの中心位置の座標を演算するものであり、
工具径演算手段55は、各工具24A,24Bの工具径
を演算するものである。
【0033】モータ制御手段(測定送り制御手段及び加
工制御手段)56は、加工用モータ25やC軸モータ2
8の作動制御に加え、X軸モータ18及びZ軸モータ1
6の作動制御、すなわち、各工具24A,24Bの送り
制御を行うものである。
【0034】記憶部52は、各工具24A,24Bによ
る切込みの切込み目標位置や工具径、工具先端位置、工
具中心位置など、加工に要する各種情報を記憶するもの
である。
【0035】次に、このコントローラ50による一連の
制御動作を図6〜図11に基づいて説明する。
【0036】この実施の形態では、図6のフローチャー
トに示すように、実際の加工を行わずに加工動作のみを
行う暖気運転(ステップS1)を行った後、中仕上げ工
具測定(第1の測定工程;ステップS2)、中仕上げ加
工(第1の加工工程;ステップS3)、仕上げ工具測定
(第2の測定工程;ステップS4)、仕上げ加工(第4
の加工工程;ステップS5)の各工程が順に実行され
る。その内容は次の通りである。
【0037】1)中仕上げ工具測定(図7) この工程は、中仕上げ工具である第1の工具24Aの工
具先端位置、工具径、工具中心位置を実測し、その実測
値あるいは実測値と初期設定値との差である補正値を記
憶部52に登録する工程である。
【0038】まず、第1の工具24Aの駆動回転数を加
工用の回転数よりも低い測定用回転数に切換え(ステッ
プS21)、エアーブローにより工具表面を洗浄した後
(ステップS22)、工具先端位置の実測、換言すれ
ば、第1の工具24Aの先端位置の実測に移る(ステッ
プS23)。この実測は次のようにして行われる。
【0039】図4(a)に示すように、光学センサ40
におけるレーザ46の照射位置の前方に第1の工具24
Aをセットし、前記レーザ46に対して第1の工具24
Aの先端をZ軸方向から接近させる。そして、前記光学
センサ40から検知信号が出力された時点、すなわち、
第1の工具24Aの先端がレーザ照射位置(検出位置)
に到達した時点でのZ軸モータ16による送り量(すな
わち初期位置からの第1の工具24AのZ軸方向への移
動量)を読み取る。ここで、前記工具24Aの先端がレ
ーザ照射位置に到達して検知信号が出力する位置とワー
ク位置とのZ軸方向に関する相対位置関係を予め測定し
ておくことにより、前記送り量から、ワーク支持部27
に支持されるワーク30の位置を基準とするワーク座標
系での第1の工具24Aの先端位置座標と前記送り量と
の関係を認識することができる。
【0040】この送り量に対応する座標値は、ワーク系
座標値として記憶部52に登録する(ステップS2
4)。
【0041】次に、第1の工具24Aの工具径が実測さ
れる(ステップS25)。この実測は次のようにして行
われる。
【0042】図4(b)に示すように、光学センサ40
におけるレーザ46の照射位置の側方に第1の工具24
Aをセットし、前記レーザ46に対して第1の工具24
Aの側面をX軸方向に沿う矢印X1の方向から接近させ
る。そして、前記光学センサ40から検知信号が出力さ
れた時点、すなわち、第1の工具24Aの側面がレーザ
照射位置(検出位置)に到達した時点でのX軸モータ1
8による送り量(すなわち初期位置からの第1の工具2
4AのX軸方向への移動量)を読み取る。
【0043】次に、前記レーザ46に対して第1の工具
24Aの反対側の側面を前記矢印X1と逆向きの矢印X
2の方向から接近させる。そして、前記と同様、前記光
学センサ40から検知信号が出力された時点、すなわ
ち、第1の工具24Aの側面がレーザ照射位置(検出位
置)に到達した時点でのX軸モータ18による送り量
(すなわち初期位置からの第1の工具24AのX軸方向
への移動量)を読み取る。
【0044】このように矢印X2から第1の工具24A
を接近させたときの送り量と前記のように矢印X1から
第1の工具24Aを接近させたときの送り量との差は、
矢印X1から第1の工具24Aを接近させて検知信号が
出力された時のレーザ照射位置から第1の工具24Aの
中心位置までの距離aと、矢印X2から第1の工具24
Aを接近させて検知信号が出力された時のレーザ照射位
置から第1の工具24Aの中心位置までの距離bとの和
(a+b)に等しく、この値(a+b)から光学センサ
40の特性値αを減じた値が第1の工具24Aの工具径
に相当する。この光学センサ40の特性値αとは、図4
(b)に示すように、第1の工具24Aを矢印X1,X
2方向からレーザ照射位置に接近させて検知信号が出力
されたときの、工具24Aの側面間の距離に相当する値
であり、この特性値αには予め機外で測定した値が用い
られる。
【0045】そこで、このようにして実測された工具径
と、予め設定されていた工具径基準値との差を演算し、
この値を、工具径補正値として記憶部52に登録する
(ステップS26)。
【0046】さらに、実測した工具径と、前記送り量か
ら、ワーク支持部27に支持されるワーク30の位置を
基準とするワーク座標系での第1の工具24Aの中心位
置座標と前記送り量との関係を認識することができる
(ステップS27)。そこで、この送り量に対応する座
標値をワーク系座標値として記憶部52に登録する(ス
テップS28)。このようにして得られた工具中心位置
と、前記工具径とにより、結果的に第1の工具24Aの
両側面の位置が実測できたことになる。
【0047】2)中仕上げ加工(図8) 前記測定工程により第1の工具24Aの先端位置及び側
面位置が把握された状態で、この第1の工具24Aを用
いたワーク30の加工を開始する。まず、第1の工具2
4Aの回転数を加工用回転数に切換え(ステップS3
1)、第1の工具24Aをワーク30の周壁32の内側
に挿入しながら、Z軸方向、X軸方向の双方に切込み送
りを行う(ステップS32)。これにより、図10
(a)(b)に示すように、第1の工具24Aの先端面
によるワーク底壁31の切込みと、第1の工具24Aの
側面によるワーク周壁32の切込みとが開始される。そ
して、この第1の工具24Aの先端面及び側面が前記ワ
ーク座標系で予め設定された目標位置(第1の切込み目
標位置)L1,M1にそれぞれ到達した時点で(ステッ
プS33)、加工を終了する(ステップS34)。
【0048】すなわち、この切込み制御では、ワーク位
置を基準とする工具先端位置及び側面位置の実測結果に
基づいて、一定の切込み位置まで第1の工具24Aの切
込み送りが行われるため、当該切込み前のワーク内側面
の形状にばらつきがある場合でも、当該ワーク内側面は
必ず所定の目標位置L1,M1まで切込まれることにな
る。従って、図10(a)の二点鎖線に示すように加工
前のワーク内面が内側よりにある場合(すなわち前加工
でのワーク加工量が少なかった場合)には、第1の工具
24Aの先端面及び側面による切込み深さt1,s1は
大きくなり、逆に、同図(b)に示すように加工前のワ
ーク内側面が外側よりにある場合には、前記切込み深さ
t1,s1は小さくなる。
【0049】3)仕上げ工具測定(図7) この工程は、仕上げ工具である第2の工具24Bの工具
先端位置、工具径、工具中心位置を実測し、その実測値
あるいは実測値と初期設定値との差である補正値を記憶
部52に登録する工程である。その測定要領は前記中仕
上げ工具測定と全く同様である。
【0050】4)仕上げ加工(図9) 前記測定により第2の工具24Bの先端位置及び両側面
位置を把握した状態で、この第2の工具24Bを用いた
ワーク30の加工を開始する。まず、第2の工具24B
の回転数を加工用回転数に切換え(ステップS51)、
第2の工具24Bをワーク30の周壁32の内側に挿入
しながら、Z軸方向、X軸方向の双方に切込み送りを行
う(ステップS52)。そして、第2の工具24Bの先
端面及び側面がそれぞれ図11に示す目標位置(第2の
切込み目標位置)L2,M2に到達した時点で(ステッ
プS53でYES)、加工を終了する(ステップS5
4)。
【0051】ここで、仕上げ加工前のワーク内側面は前
記中仕上げ加工によって正確に目標位置L1,M1まで
切り込まれており、かつ、仕上げ加工では前記仕上げ工
具測定工程による実測結果に基づいて第2の工具24B
の切込み送りが制御されるので、この仕上げ加工での第
2の工具24Bによる切込み送り量t2,s2は正確に
一定に保たれる。従って、この切込み送り量t2,s2
の過不足による加工不良が防止され、高精度の仕上げ加
工が実現される。
【0052】すなわち、この工作機械及びこれを用いた
加工方法では、ワーク支持台26に設けられた光学セン
サ40によってワーク30と工具24A,24Bの相対
位置関係を予め実測し、その実測結果に基づいて切込み
制御を行うようにしているので、機械の稼動による熱膨
張などで初期の状態から各工具24A,24Bの位置に
変化が生じても、これを的確に補正して精度の高い加工
を実現することが可能となっている。
【0053】また、仕上げ加工での第2の工具24Bに
よる切込み送り量t2,s2が正確に一定に保たれるた
め、第2の工具24Bの送り速度を加工位置へアプロー
チするための早送り速度から仕上げ加工用の切込み送り
速度に切換える位置をワーク30と第2の工具24Bと
が接触する直前の位置にシビアに設定することが可能で
あり、その分サイクルタイムを短縮することができる。
【0054】なお、本発明の実施形態はこれに限定され
ず、例として次のような形態をとることも可能である。
【0055】(1) 前記第1の工具及び第2の工具の種
類は特に問わない。例えば、両工具を切削工具としても
よいし、第1の工具を比較的目の粗い砥石とし、第2の
工具を比較的目の細かい砥石としてもよい。ただし、本
発明によれば、前述のような制御、すなわち、加工前の
ワーク形状にかかわらず第1の工具24Aによって所定
の切込み目標位置まで不都合なく切り込むことが可能で
あり、その後の第2の工具24Bによる加工で切込み深
さを一定に保つという切込み制御を正確に行うことがで
きるため、前記第1の工具24Aが切削工具で、第2の
工具24Bが研削工具である場合に特に効果的となる。
【0056】(2) 本発明では、少なくとも第1の工具
及び第2の工具を具備すればよく、その他の工具を適宜
付加することは自由である。
【0057】(3) 工具センサは前記のような光学セン
サ40に限らず、その他、磁気センサや接触式センサ等
の適用も可能である。
【0058】(4) 前記実施形態では、実測後の登録対
象を工具中心位置座標と工具径とし、両者から工具側面
(ワークを加工する部位)の位置を割り出して当該側面
が所定の切込み目標位置に達したか否かを判定するよう
にしているが、登録対象を工具側面位置座標としてもよ
い。
【0059】(5) 前記実施形態では、ワーク30の底
壁31及び周壁32の双方を加工するものを示したが、
いずれか一方のみの加工にも本発明を適用できる。例え
ばワーク30の底壁31を加工する必要がなく(底壁3
1がない場合も含む。)、周壁32の周面のみを加工す
る必要がある場合には、工具先端位置の実測(すなわち
Z軸方向に関する工具位置実測)は特に必要なく、工具
側面位置に相当する値のみの実測(すなわちX軸方向に
関する工具位置実測)のみ行えばよい。
【0060】(6) 前記実施形態では、第1の測定工程
(中仕上げ工具測定工程)→第1の加工工程(中仕上げ
工程)→第2の測定工程(仕上げ工具測定工程)→第2
の加工工程(仕上げ工程)の順に進行するものを示した
が、最初に第1及び第2の測定工程をまとめて行い、そ
の後に第1の加工工程及び第2の加工工程をまとめて行
うようにしてもよい。ただし、前記実施形態のように第
1の加工工程、第2の加工工程のそれぞれ直前に第1の
測定工程及び第2の測定工程を実施することにより、実
測から加工までの経過時間を短くして実測結果をより有
効に加工制御に活用できる利点がある。
【0061】(7) 前記実施形態では、測定及び加工を
行う前に暖気運転を行うものを示したが、暖気運転は必
ずしも行わなくてもよい。ただし、この暖気運転を行え
ば、以後の単位時間当たりの熱変位量が小さくなるた
め、工具先端位置、工具径、工具中心位置等の測定の頻
度を少なくすることが可能である。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明は、第1の工具及び
第2の工具によってワークを加工する工作機械におい
て、前記ワークと各工具との相対位置関係を実測する工
具測定手段を備えたものであり、また、その測定結果に
基づいて切込み送りの制御をするようにしたものである
ので、各部位の熱膨張等に起因する各工具の位置変動に
かかわらず、各工具の切込み送り制御を正確に行って高
精度の加工を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる工作機械の要部を
示す斜視図である。
【図2】前記工作機械の平面図である。
【図3】前記工作機械に設けられた光学センサにおける
受光素子の受光領域を示す説明図である。
【図4】(a)は前記光学センサにより工具先端位置を
実測する様子を示す正面図、(b)は同光学センサによ
り工具中心位置及び工具径を実測する様子を示す平面図
である。
【図5】前記工作機械に設けられるコントローラの機能
構成を示すブロック図である。
【図6】前記コントローラによる制御動作を示すフロー
チャートである。
【図7】図6の中仕上げ工具測定工程及び仕上げ工具測
定工程の内容を示すフローチャートである。
【図8】図6の中仕上げ加工工程の内容を示すフローチ
ャートである。
【図9】図6の仕上げ加工工程の内容を示すフローチャ
ートである。
【図10】(a)(b)は第1の工具による切込み状態
を示す断面平面図である。
【図11】第2の工具による切込み状態を示す断面平面
図である。
【図12】複数種の工具を備えた工作機械の一例を示す
斜視図である。
【図13】図12に示す工作機械のX軸送り機構を示す
側面図である。
【図14】(a)は加工前、中仕上げ加工後、仕上げ加
工後でのワーク加工面の位置を示す説明図、(b)
(c)は加工後のワーク加工面にばらつきが生じた例を
示す説明図である。
【符号の説明】
16 Z軸モータ(送り手段) 18 X軸モータ(送り手段) 20 X軸テーブル(工具保持部を構成) 22A,22B 主軸へッド(工具保持部を構成) 24A 第1の工具 24B 第2の工具 26 ワーク支持台 30 ワーク 40 光学センサ(工具センサ) 50 コントローラ 51 演算制御部 53 工具先端位置演算手段 54 工具中心位置演算手段 55 工具径演算手段 56 モータ制御手段(測定送り制御手段及び加工制御
手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木邑 達男 広島市南区宇品東5丁目3番38号 トーヨ ーエイテック株式会社内 Fターム(参考) 3C029 AA24 AA31 AA40

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを支持するワーク支持部と、少な
    くとも第1の工具及び第2の工具を含む複数の工具を保
    持する工具保持部と、この工具保持部と前記ワーク支持
    部とを相対移動させて前記第1の工具及び第2の工具に
    よるワークの加工動作を実現する送り手段とを備えた工
    作機械において、前記ワーク支持部に支持されるワーク
    と前記第1の工具及び第2の工具との相対位置関係を実
    測する工具測定手段を備えたことを特徴とする工作機
    械。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の工作機械において、前記
    工具測定手段は前記第1の工具及び第2の工具がワーク
    を加工する部位の位置を実測するものであることを特徴
    とする工作機械。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の工作機械におい
    て、前記工具測定手段は、前記ワーク支持部に設けら
    れ、このワーク支持部における所定の検出位置に前記各
    工具の特定部位が到達したことを検知する工具センサ
    と、この工具センサから検知信号が出力された時の前記
    送り手段による工具の送り量に基づいて前記ワークの位
    置を基準とする座標系での前記第1の工具及び第2の工
    具の位置座標に相当する値を演算する演算手段とを備え
    たことを特徴とする工作機械。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の工作機械において、前記
    工具センサによる測定を目的として各工具の特定部位を
    前記検出位置に至らせるように前記送り手段の作動を制
    御する測定送り制御手段を備えたことを特徴とする工作
    機械。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の工作機
    械において、前記第1の工具が切削工具であり、前記第
    2の工具が研削工具であることを特徴とする工作機械。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の工作機
    械において、前記工具測定手段の測定結果に基づき、第
    1の工具がワーク加工面に対して予め設定された第1の
    切込み目標位置まで切り込むように当該第1の工具の切
    込み送りを制御し、その後、第2の工具が前記第1の切
    込み目標位置から一定の切込み深さだけ切り込むように
    当該第2の工具の切込み送りを制御する加工制御手段を
    備えたことを特徴とする工作機械。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかに記載の工作機
    械を用いて前記ワークを加工する方法であって、前記ワ
    ーク支持部に支持されるワークと前記第1の工具との相
    対位置関係を実測する第1の測定工程と、この第1の測
    定工程での測定結果に基づき、第1の工具がワークに対
    して予め設定された第1の切込み目標位置まで切り込む
    ように当該第1の工具の切込み送りを行わせる第1の加
    工工程と、前記ワーク支持部に支持されるワークと前記
    第2の工具との相対位置関係を実測する第2の測定工程
    と、この第2の測定工程での測定結果に基づき、第2の
    工具がワークに対して予め設定された第2の切込み目標
    位置まで切り込むように当該第2の工具の切込み送りを
    行わせる第2の加工工程とを含むことを特徴とする工作
    機械を用いた加工方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の工作機械を用いた加工方
    法において、前記各工程を第1の測定工程、第1の加工
    工程、第2の測定工程、第2の加工工程の順に行うこと
    を特徴とする工作機械を用いた加工方法。
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