JP2003124152A - 移動型ブレード検出器を備えたダイシング装置 - Google Patents

移動型ブレード検出器を備えたダイシング装置

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JP2003124152A
JP2003124152A JP2001320536A JP2001320536A JP2003124152A JP 2003124152 A JP2003124152 A JP 2003124152A JP 2001320536 A JP2001320536 A JP 2001320536A JP 2001320536 A JP2001320536 A JP 2001320536A JP 2003124152 A JP2003124152 A JP 2003124152A
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Kazuya Fukuoka
一也 福岡
Yasuyuki Sakatani
康之 酒谷
Tomoaki Hiruta
倫明 蛭田
Takayuki Asano
貴行 浅野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転ブレードの刃先位置を検出するブレード検
出器を備えたダイシング装置において、回転ブレードを
ブレード検出器の上に位置決めするための時間を短縮
し、装置のトータル稼働率を向上させることのできるダ
イシング装置を提供すること。 【解決手段】回転ブレード11の刃先位置を検出するブ
レード検出器20を、ワーク加工テーブル14のサイズ
に応じ、夫々のサイズのワーク加工テーブル14に近接
したブレード検出位置Sに位置決めすると共にブレード
検出位置Sから離れた退避位置Rへ移動させて格納する
駆動手段30を設けた。これにより各サイズのワーク加
工テーブル14に近接した位置にブレード検出器20を
位置決めできるので、 ブレード先端位置の検出にあた
り、 余分な距離を移動することがないのでトータル加工
時間が短縮され、ダイシング装置10の稼働率が向上す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体や電子部品材
料等のワークに溝加工や切断加工を行うダイシング装置
に関し、 特に回転ブレードの先端位置を検出するブレー
ド検出器を備えたダイシング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体や電子部品材料等のワークに溝加
工や切断加工を行うダイシング装置においては、高速で
回転するブレードと称する薄型砥石で切削水をかけなが
らワークを加工する。このダイシング装置では、ワーク
の切残し量を設定値と精密に一致させることが重要であ
る。このためにはブレードのZ軸(切込み方向)の位置
決めを高精度に行うと共に、その繰返し精度も高精度が
要求される。また、ブレードの摩耗量も常時補正する必
要がある。そのため、設定された本数ワークの加工ライ
ンを加工すると、ブレードの先端位置(刃先位置)を検
出するブレード検出器でブレードの先端位置を検出し、
ブレードの刃先を常に同じ高さに保つようにZ軸を制御
している。このブレード検出器は光学式の非接触の検出
器が用いられている。
【0003】図5に、ブレード検出器を備えた従来のダ
イシング装置を示している。図5(a)は回転ブレード
11が加工部に位置している状態を表わし、 図5(b)
は回転ブレード11が刃先位置の検出部に位置している
状態を表わしている。図5(a)及び図5(b)に示す
ように、 Y、Z駆動手段によってY方向及びZ方向に移
動されるスピンドル12があり、 スピンドル12の先端
には回転ブレード11が取付けられている。ワークWを
載置したワーク加工テーブル14は、Xテーブル15に
よってX方向に切削送りされる。Xテーブル15には、
プリズム24、24A等の光学系を有するブレード検出
器20が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
ダイシング装置では、ブレード検出器20はワーク加工
テーブル14から離れた位置に固定されている。その固
定位置は、 ワークWのサイズに応じて交換されるワーク
加工テーブルの内の最大のものと干渉しない位置となっ
ている。このため特にワークサイズが小さい場合には、
設定ライン数ワークWの加工が行われる度に回転ブレー
ド11は余分な距離をX方向及びY方向に送られて、ブ
レード検出器20の上に位置決めされなければならな
い。そのため全体の加工時間が長くなり、 ダイシング装
置の稼働率が低下するという問題があった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、回転ブレードの刃先位置を検出するブレード
検出器を備えたダイシング装置において、回転ブレード
をブレード検出器の上に位置決めするための時間を短縮
し、稼働率を向上させることのできるダイシング装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、ワークに対し相対的にY
方向にインデックス送りされる回転ブレードと、前記ワ
ークを載置して前記回転ブレードに対し相対的にX方向
に切削送りされるワーク加工テーブルとを有し、 前記回
転ブレードにより前記ワークの溝加工や切断加工を行う
ダイシング装置において、前記回転ブレードの先端位置
を検出するブレード検出器を、前記ワーク加工テーブル
の近傍で移動させる駆動手段を設けたことを特徴として
いる。請求項1に記載の発明によれば、ブレード検出器
がワーク加工テーブルの近傍で移動できるので、ブレー
ド検出器を適切な位置に配置することができる。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、 前記ブレード検出器が、前記ワ
ーク加工テーブルのサイズに応じ、夫々のサイズのワー
ク加工テーブルに近接したブレード検出位置に前記駆動
手段によって位置決めされることを特徴としている。請
求項2に記載の発明によれば、各サイズのワーク加工テ
ーブルに合せて、各サイズのワーク加工テーブルに近接
した位置にブレード検出器を位置決めできるので、 ブレ
ード先端位置の検出にあたり、 余分な距離を送られるこ
とがないのでトータル加工時間が短縮され、ダイシング
装置の稼働率が向上する。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2の発明
において、前記ブレード検出器が、前記駆動手段によっ
て、前記ブレード検出位置から退避位置へ移動されるこ
とを特徴としているので、ブレード先端位置検出後は退
避位置に退避され加工やワーク搬送の邪魔にならない。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項3の発明
において、前記駆動手段は、前記ブレード検出器を保持
して前記ブレード検出位置と前記退避位置との間で回転
移動する回転アームを有しており、 前記ブレード検出器
は、ブレード検出位置に応じて検出面の向きを調整でき
るように、前記回転アームに回動可能に取付けられてい
ることを特徴としているので、回転アームによる位置決
めであってもブレード検出器の検出面を回転ブレードと
平行になるように調整することができる。
【0010】更に、請求項5に記載の発明は、請求項3
又は請求項4の発明において、前記退避位置には、前記
ブレード検出器の移動に応じて開閉する扉を有し前記ブ
レード検出器を格納する格納ケースが設けられているこ
とを特徴としているので、不使用時のブレード検出器が
加工による汚水から隔離され、汚れが極めて少ない。
【0011】本発明はまた、請求項6に記載のように、
請求項1の発明において、前記ブレード検出器が、前記
回転ブレードに対しX方向の同一線上に配置されると共
に、前記駆動手段によって、前記回転ブレードの前記相
対的なY方向インデックス送りに連動して、ワークに対
して相対的にY方向にインデックス送りされることを特
徴としている。請求項6に記載の発明によれば、ブレー
ド検出器が回転ブレードと連動してY方向に相対送りさ
れるので、ブレードとブレード検出器とが常にX方向の
同一ライン上にあり、ブレード先端位置検出時にはブレ
ードとブレード検出器とがY方向移動を必要とせず、X
方向相対移動のみでよい。このため、ブレード先端位置
検出に要する時間が大幅に短縮される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る切削装置の好ましい実施の形態について詳説する。
尚、各図において同一部材には同一の番号又は符号を付
してある。先ず最初に、回転ブレードの先端位置を検出
するブレード検出器について、その構成と作用を説明す
る。図1に示すように、ブレード検出器20は、Xテー
ブル15上にワーク加工テーブル14に隣接して設けら
れている。ブレード検出器20は光源21、グラスファ
イバー22、レンズ群23、 23A、プリズム24、2
4A、受光部26、データ処理手段27、ブレード変位
算出手段28等からなっている。光源21から投光され
た光束はグラスファイバー22を経由した後、レンズ群
23で集光され、プリズム24でY方向に反射され途中
でサンプリングエリア25を形成した後拡散する。拡散
した光束はプリズム24Aで反射され、レンズ群23A
で集光されて受光部26に到る。一方スピンドル12に
保持された回転ブレード11は、Y、Z駆動手段13に
よってブレード検出器20の真上から徐々に下降して前
述のサンプリングエリア25の光束を遮る。受光部26
では受光量の変化を電気信号に変換してデータ処理手段
27に送る。データ処理手段27では受光量の変化カー
ブのデータを処理し、ブレード変位算出手段28では基
準の受光量変化曲線と測定した受光量変化曲線とを比較
してブレード先端の変位を算出する。尚ワーク加工テー
ブル上面高さZtとブレード検出器20の基準検出高さ
Zcとの差は予め既知であるので、ブレード高さコント
ロール手段81は求められたブレード先端の変位から、
回転ブレード11の必要な高さ位置を算出し、Z軸コン
トロール手段82を制御する。
【0013】次に、上記ブレード検出器20をワーク加
工テーブル14の近傍で移動可能に設けた本発明の実施
の形態について説明する。図2は本発明の実施の形態に
係るダイシング装置の部分斜視図であり、図3は平面図
である。図2に示すように、回転ブレード11はエアー
ベアリング支持による高周波モータ内蔵型のスピンドル
12に取付けられ、 30,000rpm〜60,000
rpmで高速回転され、図示しない駆動手段によりY方
向インデックス送りとZ方向切込み送りとがされるよう
になっている。ワークWを載置するワーク加工テーブル
14は図示しないXテーブルに載置され、同じく図示し
ない駆動手段により、X方向に切削送りされる。Xテー
ブルの上部はテーブルカバー16で覆われ、更にテーブ
ルカバー16の左右に取付けられた蛇腹17、17が前
記図示しない駆動手段を覆っている。ワーク加工テーブ
ル14に近接したブレード検出位置Sには、ブレード検
出器20が駆動手段30の回転アーム31の先端に取付
けられて配置されている。テーブルカバー16の下側に
は駆動手段30の駆動モータ32が設けられ、 回転アー
ム31の基端部はこの駆動モータ32の回転軸32Aに
接続されている。駆動モータ32にはステッピングモー
タが用いられているので、 駆動モータ32の駆動をパル
ス制御することにより、 ブレード検出器20はブレード
検出位置Sと退避位置Rとに精度良く位置決めされる。
図2に示すように、退避位置Rには格納ケース40が設
けられ、ブレード検出器20を格納する。格納ケース4
0は、ケース本体41、扉42、及び扉42をケース本
体41に回転可能に支持するヒンジ43からなり、ケー
ス本体41の手前下部には切欠き部41Aが形成されて
いる。また、扉42には突出し部42Aが形成されてい
る。ブレード検出器20は、回転アーム31に回転可能
に支持されており、前面に指示線20Aが刻印されてい
る。また、回転アーム31先端側面には、各種サイズの
ワーク加工テーブルに対応した目盛線31A、31A、
…が刻印されており、ブレード検出器20を回転した時
に、指示線20Aが回転アーム31の目盛線31A、3
1A、…と一致した位置で夫々半固定の状態になるよう
になっている。この半固定の状態は、例えば、回転アー
ム31の上面に形成された凹部に、ブレード検出器20
側に設けられ下側に付勢されたボールの一部が嵌まり込
むような、既知の機構が用いられる。
【0014】次に、 このように構成された移動型ブレー
ド検出器20の作用について説明する。先ず、 ワークW
が加工されている時、 ブレード検出器20は退避位置R
の格納ケース40内に収納されており、加工による汚水
から遮蔽されている。ワークWの加工が進み、回転ブレ
ード11の摩耗チェックが行われる場合、駆動手段30
の駆動モータ32が回転し、 図2、及び図3に示すよう
に、ブレード検出器20をワーク加工テーブル14の近
接位置に配置する。この時回転アーム31の回転に従っ
て、ブレード検出器20が格納ケース40の扉42を押
すことにより扉42が開けられる。このワーク加工テー
ブル14に近接したブレード検出位置Sで前述したブレ
ード先端位置の測定が行われる。測定が終わると駆動モ
ータ32が回転し、 ブレード検出器20を格納ケース4
0内に収納する。この時ブレード検出器20が格納ケー
ス40の扉42に形成された突出し部42Aを押込みな
がら収納されるので、扉42はヒンジ43を中心に回転
し、自動的に閉じられる。また駆動手段30の回転アー
ム31は、ケース本体41の前面に形成された切欠き部
41内に収まるようになっている。次に図3に示すよう
に、ワーク加工テーブル14のサイズが変更になり14
Aになった場合には、ブレード検出位置Sはワーク加工
テーブル14Aの近接位置に変更されるので、駆動手段
30の駆動モータ32が回転し、 ブレード検出器20は
この位置に位置決めされる(図3の1点鎖線で示す位
置)。ここでオペレータはブレード検出器20を回転し
て、ブレード検出器20の指示線20Aを回転アーム3
1のワーク加工テーブルに対応する目盛線31Aに合わ
せる。これによりブレード検出器20の検出面が回転ブ
レード11と平行に調整される。
【0015】ブレード検出器20はこのように移動型と
なっているので、 ワークWの種類が変わり、ワーク加工
テーブルのサイズが変更になった時でも、そのサイズに
応じた近接位置に配置されるので、回転ブレード先端位
置を検出する場合に余分なX、Y移動が不要になり、 ダ
イシング装置10のトータル稼働率が向上する。また、
ダイシング加工中は格納ケース40内に格納されている
ので汚れが少ない。
【0016】尚、本実施の形態では、ワーク加工テーブ
ル14を交換した場合、 その加工テーブルに応じたブレ
ード検出位置Sに合わせてオペレータがブレード検出器
20を回転し、検出面の方向を調整していたが、この調
整を自動で行うようにしてもよい。
【0017】次に、本発明に係る別の実施形態について
図4で説明する。図4はダイシング装置10の部分平面
図である。図4に示すように、 回転ブレード11は高周
波スピンドル12の先端に取付けられ、図示しないYガ
イドとリニアモータによるY方向及び、Zガイド13A
とボールネジ13B、ステッピングモータ13C等から
なるZ方向を含むY、Z駆動手段13により、インデッ
クス送り及び切込み送りがなされる。また、ワークWを
載置したワーク加工テーブル14は図示しないX駆動手
段により切削送りがなされる。ワーク加工テーブル14
を囲うように設けられたテーブルカバー16上には、ブ
レード検出器20が回転ブレード11に対してX方向の
同一ライン上に配置されており、テーブルカバー16に
形成された長孔16Aを経由してテーブルカバー16の
内部に設けられた駆動手段50に接続されている。駆動
手段50は、ガイドレール52でY方向に案内されるテ
ーブル51があり、テーブル51は送りモータ55で回
転される送りネジ54及び送りナット53によってY方
向に駆動される。ブレード検出器20はテーブル51に
固定されているので、送りモータ55の回転によってY
方向に移動される。また送りモータ55は、回転ブレー
ド11のY方向インデックス送りに連動してブレード検
出器20をY方向に移動するように制御される。尚、テ
ーブルカバー16に形成された長孔16Aは、スライド
カバー等既知の手段でカバーされ、切削水が漏れないよ
うになっている。また、この別の実施形態の場合は、ワ
ークWの加工中ブレード検出器20は常に汚れた切削水
にさらされている。そのため加工中はブレード検出器2
0のプリズム面にノズルから洗浄水を供給し続け、ブレ
ード刃先検出時にはエアを吹き付けて水分を吹き飛ばす
等、従来行われている対策が必要である。
【0018】この別の実施形態の作用を説明すると、 ブ
レード検出器20が回転ブレード11に連動してY方向
に移動するように、 送りモータ55が制御される。この
ため回転ブレード11とブレード検出器20とが常にX
方向の同一ライン上に位置している。回転ブレード11
の刃先位置を測定する時は、回転ブレード11とブレー
ド検出器20とのY方向の相対移動が不要で、 単にX方
向に相対移動するのみでよい。従ってこの別の実施形態
の場合は、回転ブレード先端位置検出の時間を大幅に短
縮することができる。
【0019】尚、この別の実施形態ではブレード検出器
20の駆動手段50に送りモータ55と送りネジ54を
用いたが、これに限らず種々の公知の機構を用いること
ができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
サイズのワーク加工テーブルに対し夫々のワーク加工テ
ーブルに近接した位置にブレード検出器を位置決めでき
るので、 ブレード先端位置の検出にあたり、 余分な距離
の移動がないのでトータル加工時間が短縮され、ダイシ
ング装置の稼働率が向上する。更に、ブレード先端位置
検出後は退避位置の格納ケース内に格納されるので、 ブ
レード検出器の汚れが少なく、また加工やワーク搬送の
邪魔にならない。
【0021】また、ブレード検出器が回転ブレードと連
動してY方向に相対送りされる発明においては、ブレー
ドとブレード検出器とが常にX方向の同一ライン上にあ
るので、ブレード先端位置検出時にはブレードとブレー
ド検出器とがY方向相対移動を必要とせず、X方向相対
移動のみでよい。このため、ブレード先端位置検出に要
する時間が大幅に短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブレード検出器の構成と作用を説明する概念図
【図2】本発明の実施の形態に係るダイシング装置の部
分斜視図
【図3】本発明の実施の形態に係るダイシング装置の部
分平面図
【図4】本発明の別の実施形態を表わす平面図
【図5】従来のダイシング装置を示す斜視図
【符号の説明】
10…ダイシング装置、11…回転ブレード、14、1
4A…ワーク加工テーブル、20…ブレード検出器、3
0、50…駆動手段、31…回転アーム、40…格納ケ
ース、42…扉、R…退避位置、S…ブレード検出位
置、W…ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蛭田 倫明 東京都三鷹市下連雀9丁目7番1号 株式 会社東京精密内 (72)発明者 浅野 貴行 東京都三鷹市下連雀9丁目7番1号 株式 会社東京精密内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークに対し相対的にY方向にインデック
    ス送りされる回転ブレードと、前記ワークを載置して前
    記回転ブレードに対し相対的にX方向に切削送りされる
    ワーク加工テーブルとを有し、 前記回転ブレードにより
    前記ワークの溝加工や切断加工を行うダイシング装置に
    おいて、 前記回転ブレードの先端位置を検出するブレード検出器
    を、前記ワーク加工テーブルの近傍で移動させる駆動手
    段を設けたことを特徴とするダイシング装置。
  2. 【請求項2】前記ブレード検出器が、前記ワーク加工テ
    ーブルのサイズに応じ、夫々のサイズのワーク加工テー
    ブルに近接したブレード検出位置に前記駆動手段によっ
    て位置決めされることを特徴とする請求項1に記載のダ
    イシング装置。
  3. 【請求項3】前記ブレード検出器が、前記駆動手段によ
    って、前記ブレード検出位置から退避位置へ移動される
    ことを特徴とする請求項2に記載のダイシング装置。
  4. 【請求項4】前記駆動手段は、前記ブレード検出器を保
    持して前記ブレード検出位置と前記退避位置との間で回
    転移動する回転アームを有しており、 前記ブレード検出
    器は、ブレード検出位置に応じて検出面の向きを調整で
    きるように、前記回転アームに回動可能に取付けられて
    いることを特徴とする請求項3に記載のダイシング装
    置。
  5. 【請求項5】前記退避位置には、前記ブレード検出器の
    移動に応じて開閉する扉を有し前記ブレード検出器を格
    納する格納ケースが設けられていることを特徴とする、
    請求項3又は請求項4に記載のダイシング装置。
  6. 【請求項6】前記ブレード検出器が、前記回転ブレード
    に対しX方向の同一線上に配置されると共に、前記駆動
    手段によって、前記回転ブレードの前記相対的なY方向
    インデックス送りに連動して、ワークに対して相対的に
    Y方向にインデックス送りされることを特徴とする請求
    項1に記載のダイシング装置。
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