JPH0927311A - 電池セパレーター用不織布 - Google Patents

電池セパレーター用不織布

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JPH0927311A
JPH0927311A JP8063078A JP6307896A JPH0927311A JP H0927311 A JPH0927311 A JP H0927311A JP 8063078 A JP8063078 A JP 8063078A JP 6307896 A JP6307896 A JP 6307896A JP H0927311 A JPH0927311 A JP H0927311A
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JP
Japan
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fiber
battery separator
fibers
nonwoven fabric
manufactured
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JP8063078A
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English (en)
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Takahiro Tsukuda
貴裕 佃
Tetsuya Ashida
哲也 芦田
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Priority to JP52867896A priority patent/JP4095670B2/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス透過性および電解液保持性に優れ、ピン
ホールがなく、内部短絡を防止することができる電池セ
パレーター用不織布を提供する。 【解決手段】 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフ
ィブリル化された有機繊維を含有してなり、透気度が1
00mmHg以上、または、空隙率が35〜80%、ま
たは、透気度が250〜700mmHgで空隙率が40
〜65%であることを特徴とする電池セパレーター用不
織布。好ましくは、有機繊維が、パラ系アラミド繊維、
ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、ポリメチルペ
ンテン繊維、アクリル繊維、全芳香族ポリエステル繊
維、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維の
群から選ばれる1種以上であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス透過性および
電解液保持性に優れ、ピンホールがなく、内部短絡を防
止することができる電池セパレーター用不織布に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ニッケル−カドミウム電池やニッ
ケル−水素電池などのアルカリ二次電池用のセパレータ
ーとしては、ポリアミド繊維やポリオレフィン系繊維か
らなる不織布が、リチウム電池や非水電解液電池用のセ
パレーターとしてはポリオレフィンからなるフィルム状
の多孔質体が多く使用されている。
【0003】例えば、アルカリ二次電池用セパレータと
して、特開平2−181363号公報に、芯繊維の表面
に水酸基を有するポリオレフィン重合体が存在する繊維
と、芯繊維の少なくとも表面にはアミド基を有するポリ
オレフィン重合体が存在する繊維と、合成パルプとから
なる組成物を抄紙法により抄紙したアルカリ二次電池用
セパレータが開示されている。
【0004】ニッケル−カドミウム電池やニッケル水素
電池などのアルカリ二次電池は、過充電時に正極で酸素
ガスが発生する。この場合、セパレーターとしてポリア
ミド繊維からなる不織布を用いると、この不織布のガス
透過性が低いため正極からの酸素ガスが負極へ到達しに
くくなり、電池の内部圧力が上昇し、安全弁が作動す
る。その結果、電解液が放出され、サイクル特性が劣化
し、急速充電が困難になるとともに、電池の信頼性が低
下するという問題がある。
【0005】また、ニッケル−カドミウム電池やニッケ
ル−水素電池などの正極活物質である水酸化ニッケルは
充放電の繰り返しに伴って膨潤が進行するため、電解液
が徐々に正極に移行し、セパレーター中の電解液が減少
し、電池特性が劣化する問題がある。
【0006】さらに、ニッケル−カドミウム電池におい
ては、充放電の繰り返しに伴って負極活物質であるカド
ミウムがセパレーターを構成する繊維表面や繊維間に樹
脂状結晶を生成し、正極と微小短絡しやすい問題があ
る。
【0007】従って、一般にアルカリ二次電池セパレー
ターには、高いガス透過性と電解液保持性、ピンホール
と呼ばれる直径数十〜数百μmの貫通孔がないことが要
求される。
【0008】一方、非水電解液電池セパレーターとし
て、特開平6−325747号公報に、極限粘度[η]
が5dl/g以上の高分子量ポリエチレンからなる微多
孔性膜が開示されている。リチウム電池用セパレーター
として、特開平3−105851号公報に、重量平均分
子量が7×105 以上の超高分子量ポリエチレンと、重
量平均分子量/数平均分子量が10〜300のポリエチ
レンとの組成物からなる微多孔膜が開示されている。ア
ルカリ電池、リチウム一次・二次電池などの電池セパレ
ーターとして、特開平6−163023号公報には、ポ
リエチレンとエチレン−プロピレンラバーの混合物から
なる微孔性多孔膜が開示されている。
【0009】これらポリオレフィンからなる多孔質体を
非水電解液電池セパレーターやリチウム電池セパレータ
ーとして用いる場合は、イオンまたは電気電導度を向上
させるためできるだけ厚みが薄く、且つ空隙率が高くな
るように設計されている。空隙率を高くするためには、
孔径を大きくするか、孔数を増やすかの2通りの方法が
あるが、何れの方法もピンホールができやすく内部短絡
を起こす原因となる。
【0010】また、ポリオレフィンからなる多孔質体を
ニッケル−カドミウム電池やニッケル−水素電池などの
アルカリ二次電池のセパレーターとして用いると、透気
度が低いためガス透過性が不十分で、且つ厚みが薄いた
め電解液保持性が悪く十分な電池特性が出ない問題があ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術に
見られる上記問題点を解決するものである。即ち、本発
明の目的は、ガス透過性および電解液保持性に優れ、ピ
ンホールがなく、内部短絡を防止することができる電池
セパレーター用不織布を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、少なくと
も一部が繊維径1μm以下にフィブリル化された有機繊
維を含有してなり、且つ透気度が100mmHg以上で
あることを特徴とする電池セパレーター用不織布であ
る。
【0013】第2の発明の電池セパレーター用不織布
は、少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化
された有機繊維を含有してなり、且つ空隙率が35〜8
0%であることを特徴とする電池セパレーター用不織布
である。
【0014】第3の発明の電池セパレーター用不織布
は、少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化
された有機繊維を含有してなり、透気度が250〜70
0mmHgで、且つ空隙率が40〜65%であることを
特徴とする電池セパレーター用不織布である。
【0015】上記3つの発明の電池セパレーター用不織
布は、有機繊維が、パラ系アラミド繊維、ポリプロピレ
ン繊維、ポリエチレン繊維、ポリメチルペンテン繊維、
アクリル繊維、全芳香族ポリエステル繊維、ポリパラフ
ェニレンベンゾビスオキサゾール繊維の群から選ばれる
1種以上であることが好ましい。
【0016】さらに、上記3つの発明の電池セパレータ
ー用不織布は、有機繊維が、パラ系アラミド繊維である
ことが好ましい。
【0017】第1の発明の電池セパレーター用不織布
は、ガス透過性に優れるとともに、アルカリ二次電池な
どの負極活物質が樹脂状結晶を生成しても、正極と短絡
することを防ぐことができるため特にアルカリ二次電池
セパレーターとして有効に用いることができる。
【0018】第2の発明の電池セパレーター用不織布
は、電解液保持性に優れるためアルカリ二次電池やリチ
ウム二次電池などのセパレーターとして用いることがで
きる。
【0019】第3の発明の電池セパレーター用不織布
は、ガス透過性および電解液保持性の両性能に優れるた
めアルカリ二次電池やリチウム二次電池などのセパレー
ターとして用いることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0021】上記3つの発明において、少なくとも一部
が繊維径1μm以下にフィブリル化された有機繊維を用
いることにより、ピンホールのない均一な電池セパレー
ター用不織布を作製することができる。
【0022】少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィ
ブリル化された有機繊維としては、以下のような方法で
加工されたものが挙げられる。
【0023】有機繊維を繊維長5mm以下、好ましくは
3mm以下に切断したものを原料とし、これを水に分散
させて懸濁液とする。懸濁液の濃度は重量百分率で最大
25%、好ましくは1〜10%であり、さらに好ましく
は、1〜2%である。この懸濁液をエマルジョンや分散
体製造用の高圧均質化装置に導入し、少なくとも100
kg/cm2、好ましくは200〜500kg/cm2、さらに好ま
しくは400〜500kg/cm2の圧力を加え、繰り返し均
質化装置に通過させる。この間に高速で器壁に衝突さ
せ、急速に減速させることにより生じる剪断力がパラ系
アラミド繊維に加えらえるが、その効果は主として繊維
軸と平行な方向に引き裂き、ほぐすような力として与え
られ、次第にフィブリル化する。
【0024】上記3つの発明の電池セパレーター用不織
布は、有機繊維が、パラ系アラミド繊維、ポリプロピレ
ン繊維、ポリエチレン繊維、ポリメチルペンテン繊維、
アクリル繊維、全芳香族ポリエステル繊維から選ばれる
1種以上であることが好ましい。
【0025】パラ系アラミド繊維は、ポリ−p−フェニ
レンテレフタルアミド、ポリ−p−ベンズアミド、ポリ
−p−アミドヒドラジド、ポリ−p−フェニレンテレフ
タルアミド−3,4−ジフェニルエーテルテレフタルア
ミドなどを繊維化したもので、耐熱性および強度に優れ
るため好ましい。
【0026】パラ系アラミド繊維とは、例えばデュポン
・東レ・ケブラー社や帝人社からケブラー、帝人社から
テクノーラ、オランダのアクゾ社からトワロンの商品名
で市販されているものである。
【0027】ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、
ポリメチルペンテン繊維などのポリオレフィン繊維およ
びアクリル繊維は耐電解液性に優れるため好ましい。さ
らに、ポリメチルペンテン繊維は耐熱性にも優れるため
好ましい。
【0028】ポリメチルペンテン繊維は、プロピレンの
二量体化により得られる4−メチルペンテン−1を重合
し繊維化したもので、例えば三井石油化学工業社からT
PXの名称で市販されているものである。
【0029】全芳香族ポリエステル繊維は、液晶性ポリ
エステルとも呼ばれる繊維で一般に耐熱性に優れ、高強
度で寸法安定性に優れるため好ましい。
【0030】全芳香族ポリエステル繊維とは、例えばク
ラレ社からベクトラン、住友化学社からエコノールの名
称で市販されているものである。
【0031】ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾー
ル繊維は、耐電解液性、強度、耐熱性に優れるため好ま
しい。
【0032】ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾー
ル繊維とは、例えば東洋紡社からPBOの名称で市販さ
れているものである。
【0033】上記3つの発明における電池セパレーター
用不織布は、少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィ
ブリル化された有機繊維の他に、フィブリル化されてい
ないアラミド繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン
繊維、ポリメチルペンテン繊維、ポリエステル繊維、ア
クリル繊維、全芳香族ポリエステル繊維、繊維状バイン
ダー、ガラス繊維、ロックウール、アルミナ繊維、セラ
ミックス繊維等を必要に応じて含有しても良い。
【0034】上記3つの発明における繊維状バインダー
としては、繊維自身が熱により一部または全部溶融して
繊維間の結着力を生じせしめる熱溶融タイプ、繊維自身
が水または熱水に一部または全部溶解し、乾燥過程で繊
維間に結着力を生じさせるタイプ、さらには細かい繊維
の絡み合いの力により繊維間に結着力を生じさせるタイ
プ等が目的に応じて単独または2種以上混合して用いら
れる。
【0035】これら繊維状バインダーの具体例として
は、ビニロン繊維、ポリエステル繊維、ポリプロピレン
繊維、ポリエチレン繊維、ポリエチレンとポリプロピレ
ンからなる複合繊維、ポリプロピレンとエチレン−ビニ
ルアルコール共重合体からなる複合繊維、ポリオレフィ
ン樹脂から製造されるポリオレフィン合成パルプ、ポリ
アミド繊維、天然パルプなどが好ましく用いられる。不
織布が高強度になり、耐熱性、耐電解液性に優れる点か
らビニロン繊維、ポリプロピレンを含むポリオレフィン
繊維、ポリアミド繊維がより好ましく用いられる。
【0036】さらに、上記3つの発明における電池セパ
レーター用不織布は、無機ウィスカーも電池性能を損な
わなければ含有しても良い。
【0037】第1の発明の電池セパレーター用不織布
は、透気度が100mmHg以上であることを特徴とす
る。ここでいう「透気度」とは、スムースターで測定し
た値を指す。透気度が100mmHgより低くなると、
ガス透過性が不十分になるため好ましくない。
【0038】第2の発明の電池セパレーター用不織布
は、空隙率が35〜80%であることを特徴とする。こ
こでいう「空隙率」とは、不織布中に占める空気の体積
分率を%で表したものである。空隙率が35%より低く
なると、セパレーターとしての電気抵抗が上昇し、イオ
ンの移動度が下がり、電池特性が低下するため好ましく
ない。一方、空隙率が80%より高くなると、繊維の占
める体積が減少するため不織布の強度が著しく低下し、
その形状を維持することが困難となり、電池組立時に不
織布の伸び、変形、切断が多発するようになるため好ま
しくない。
【0039】第3の発明の電池セパレーター用不織布
は、透気度が250〜700mmHgで、且つ空隙率が
40〜65%であることを特徴とする。透気度および空
隙率がこの範囲であれば、ガス透過性および電解液保持
性の両性能に優れる。
【0040】第1の発明における電池セパレーター用不
織布の透気度、第2および第3の発明における電池セパ
レーター用不織布の空隙率を調整する方法としては、少
なくとも1μm以下にフィブリル化された有機繊維の配
合量を変えたり、他に配合される繊維の繊維径を変える
ことが挙げられる。その他、二次加工処理によっても透
気度および空隙率を調整することができる。
【0041】二次加工処理としては、スーパーカレンダ
ー、マシンカレンダー、熱カレンダー、ソフトカレンダ
ーなどのカレンダーを用いてカレンダー処理を行うこと
が好ましく、特に熱カレンダーを用いて加圧熱処理によ
る方法が最も効果があるため好ましい。
【0042】本発明における電池セパレーター用不織布
の坪量は特に制限はないが、5〜100g/m2が好ましく
用いられる。
【0043】本発明における電池セパレーター用不織布
の厚みとしては特に制限はないが、強度、ピンホールが
ないこと、不織布の均一性の点から10〜200μmが
好ましく、さらに50〜150μmが好ましく用いられ
る。ここで、厚みが10μm未満では、電池組立時に不
織布が破れやすく短絡不良率が増加するため好ましくな
い。一方、200μmより厚くなると、セパレーターの
電気抵抗が高くなり、電池特性が低下したり、エネルギ
ー密度の低下が大きくなるため好ましくない。
【0044】本発明における電池セパレーター用不織布
は、作製された不織布の均一性が高いことから湿式抄紙
法により製造することが好ましい。湿式抄紙法で用いら
れる抄紙機としては、長網抄紙機、円網抄紙機、傾斜型
抄紙機、さらには2種以上を組み合わせたコンビネーシ
ョンマシン等が挙げられる。
【0045】湿式抄紙法は、通常、繊維を固形分濃度が
0.1〜5重量%程度になるように、分散助剤、粘剤等
を用いて水中に均一に分散してスラリーとし、さらにス
ラリー中に水を追加し、固形分濃度を0.1〜0.00
1重量%に希釈して希薄水性スラリーとし、これを抄紙
機を用いてシート化するものである。
【0046】
【実施例】以下、実施例により第1の発明を詳しく説明
するが、本発明の内容は実施例に限定されるものではな
い。なお、%とは重量%を意味する。
【0047】実施例1 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化され
たパラ系アラミド繊維(ダイセル化学社製、ティアラK
Y−400S)を55%、その他の繊維としてパラ系ア
ラミド繊維(デュポン・東レ・ケブラー社製、ケブラー
チョップドファイバー、繊維長6mm)35%およびビ
ニロン繊維(クラレ社製、VPB107−1×3)10
%を水中に分散させたスラリーを調製し、円網抄紙機を
用いて湿式抄紙し、坪量35g/m2、厚み152μmの電
池セパレーター用不織布を作製した。
【0048】実施例2 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化され
たパラ系アラミド繊維(ダイセル化学社製、ティアラK
Y−400S)を55%、その他の繊維としてポリプロ
ピレン繊維(大和紡績社製、Pz、繊度2デニール、繊
維長10mm)35%およびビニロン繊維(クラレ社
製、VPB107−1×3)10%を水中に分散させた
スラリーを調製し、円網抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪
量35g/m2、厚み148μmの電池セパレーター用不織
布を作製した。
【0049】実施例3 実施例2と同様に坪量54g/m2の電池セパレーター用不
織布を作製した後、130℃で熱カレンダー処理し、厚
みを110μmに調整した。
【0050】実施例4 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化され
たポリプロピレン繊維(ダイセル化学社製、ティアラK
Y−430S)35%、その他の繊維としてポリプロピ
レン繊維(大和紡績社製、Pz、繊度0.5デニール、
繊維長10mm)55%およびビニロン繊維(クラレ社
製、VPB107−1×3)10%を水中に分散させた
スラリーを調製し、円網抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪
量40g/m2の電池セパレーター用不織布を作製した後、
130℃で熱カレンダー処理し、厚みを115μmに調
整した。
【0051】実施例5 実施例4と同様に坪量50g/m2の電池セパレーター用不
織布を作製した後、130℃で熱カレンダー処理し、厚
みを97μmに調整した。
【0052】実施例6 実施例4と同様に坪量60g/m2の電池セパレーター用不
織布を作製した後、130℃で熱カレンダー処理し、厚
みを99μmに調整した。
【0053】実施例7 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化され
たポリエチレン繊維(ダイセル化学社製、ティアラKY
−420S)50%、その他の繊維としてポリプロピレ
ン繊維(大和紡績社製、Pz、繊度2デニール、繊維長
10mm)40%およびビニロン繊維(クラレ社製、V
PB107−1×3)10%を水中に分散させたスラリ
ーを調製し、円網抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪量40
g/m2の電池セパレーター用不織布を作製した後、110
℃で熱カレンダー処理し、厚みを130μmに調整し
た。
【0054】実施例8 実施例7と同様に坪量54g/m2の電池セパレーター用不
織布を作製した後、120℃で熱カレンダー処理し、厚
みを100μmに調整した。
【0055】実施例9 ポリメチルペンテン繊維(三井石油化学工業社製、TP
X)を高圧均質化装置を用いて叩解し、少なくとも一部
が繊維径1μm以下にフィブリル化されたポリメチルペ
ンテン繊維を作製した。このポリメチルペンテン繊維を
20%、その他の繊維としてポリプロピレン繊維(大和
紡績社製、Pz、繊度0.5デニール、繊維長10m
m)70%およびビニロン繊維(クラレ社製、VPB1
07−1×3)10%を水中に分散させたスラリーを調
製し、円網抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪量40g/m2
電池セパレーター用不織布を作製した後、140℃で熱
カレンダー処理し、厚みを100μmに調整した。
【0056】実施例10 実施例9と同様に坪量60g/m2の電池セパレーター用不
織布を作製した後、140℃で熱カレンダー処理し、厚
みを108μmに調整した。
【0057】実施例11 アクリル繊維(三菱レイヨン社製、ボンネル、繊度1デ
ニール、繊維長5mm)を高圧均質化装置を用いて叩解
し、少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化
されたアクリル繊維を作製した。このアクリル繊維を2
0%、その他の繊維としてポリプロピレン繊維(大和紡
績社製、Pz、繊度0.5デニール、繊維長10mm)
70%およびビニロン繊維(クラレ社製、VPB107
−1×3)10%を水中に分散させたスラリーを調製
し、円網抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪量40g/m2の電
池セパレーター用不織布を作製した後、140℃で熱カ
レンダー処理し、厚みを100μmに調整した。
【0058】実施例12 実施例11と同様に坪量60g/m2の電池セパレーター用
不織布を作製した後、140℃で熱カレンダー処理し、
厚みを110μmに調整した。
【0059】実施例13 全芳香族ポリエステル繊維(クラレ社製、ベクトラン、
繊度2.5デニール、繊維長5mm)を高圧均質化装置
を用いて叩解し、少なくとも一部が繊維径1μm以下に
フィブリル化された全芳香族ポリエステル繊維を作製し
た。この全芳香族ポリエステル繊維を20%、その他の
繊維としてポリプロピレン繊維(大和紡績社製、Pz、
繊度0.5デニール、繊維長10mm)70%およびビ
ニロン繊維(クラレ社製、VPB107−1×3)10
%を水中に分散させたスラリーを調製し、円網抄紙機を
用いて湿式抄紙し、坪量40g/m2、厚み160μmの電
池セパレーター用不織布を作製した。
【0060】実施例14 実施例13と同様に坪量60g/m2の電池セパレーター用
不織布を作製した後、140℃で熱カレンダー処理し、
厚みを100μmに調整した。
【0061】実施例15 ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維(東洋
紡社製、PBO)を高圧均質化装置を用いて叩解し、少
なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化された
ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維を作製
した。このポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール
繊維を20%、その他の繊維としてポリプロピレン繊維
(大和紡績社製、Pz、繊度0.5デニール、繊維長1
0mm)70%およびビニロン繊維(クラレ社製、VP
B107−1×3)10%を水中に分散させたスラリー
を調製し、円網抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪量50の
電池セパレーター用不織布を作製した後、140℃で熱
カレンダー処理し、厚みを100μmに調整した。
【0062】比較例1 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化され
たパラ系アラミド繊維(ダイセル化学社製、ティアラK
Y−400S)を55%、その他の繊維としてポリプロ
ピレン繊維(大和紡績社製、Pz、繊度0.5デニー
ル、繊維長10mm)35%およびビニロン繊維(クラ
レ社製、VPB107−1×3)10%を水中に分散さ
せたスラリーを調製し、円網抄紙機を用いて湿式抄紙
し、坪量80g/m2の電池セパレーター用不織布を作製し
た後、140℃で熱カレンダー処理し、厚みを100μ
mに調整した。
【0063】比較例2 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化され
たポリプロピレン繊維(ダイセル化学社製、ティアラK
Y−430S)を55%、その他の繊維としてポリプロ
ピレン繊維(大和紡績社製、Pz、繊度0.5デニー
ル、繊維長10mm)35%およびビニロン繊維(クラ
レ社製、VPB107−1×3)10%を水中に分散さ
せたスラリーを調製し、円網抄紙機を用いて湿式抄紙
し、坪量65g/m2の電池セパレーター用不織布を作製し
た後、140℃で熱カレンダー処理し、厚みを105μ
mに調整した。
【0064】比較例3 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化され
たポリエチレン繊維(ダイセル化学社製、ティアラKY
−420S)を55%、その他の繊維としてポリプロピ
レン繊維(大和紡績社製、Pz、繊度0.5デニール、
繊維長10mm)35%およびビニロン繊維(クラレ社
製、VPB107−1×3)10%を水中に分散させた
スラリーを調製し、円網抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪
量65g/m2の電池セパレーター用不織布を作製した後、
120℃で熱カレンダー処理し、厚みを100μmに調
整した。
【0065】比較例4 実施例9で作製した少なくとも一部が繊維径1μm以下
にフィブリル化されたポリメチルペンテン繊維を55
%、その他の繊維としてポリプロピレン繊維(大和紡績
社製、Pz、繊度0.5デニール、繊維長10mm)3
5%およびビニロン繊維(クラレ社製、VPB107−
1×3)10%を水中に分散させたスラリーを調製し、
円網抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪量65g/m2の電池セ
パレーター用不織布を作製した後、140℃で熱カレン
ダー処理し、厚みを110μmに調整した。
【0066】比較例5 実施例13で作製した少なくとも一部が繊維径1μm以
下にフィブリル化された全芳香族ポリエステル繊維を5
5%、その他の繊維としてポリプロピレン繊維(大和紡
績社製、Pz、繊度0.5デニール、繊維長10mm)
35%およびビニロン繊維(クラレ社製、VPB107
−1×3)10%を水中に分散させたスラリーを調製
し、円網抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪量80g/m2の電
池セパレーター用不織布を作製した後、140℃で熱カ
レンダー処理し、厚みを100μmに調整した。
【0067】以下、実施例により第2の発明を詳しく説
明するが、本発明の内容は実施例に限定されるものでは
ない。なお、%とは重量%を意味する。
【0068】実施例16 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化され
たパラ系アラミド繊維(ダイセル化学社製、ティアラK
Y−400S)を40%、その他の繊維としてポリプロ
ピレン繊維(大和紡績社製、Pz、繊度0.5デニー
ル、繊維長5mm)50%およびビニロン繊維(クラレ
社製、VPB107−1×3)10%を水中に分散させ
たスラリーを調製し、円網抄紙機を用いて湿式抄紙し、
坪量40g/m2、厚み164μmの電池セパレーター用不
織布を作製した。
【0069】実施例17 実施例16と同様に電池セパレーター用不織布を作製し
た後、130℃で熱カレンダー処理し、厚みを100μ
mに調整した。
【0070】実施例18 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化され
たポリプロピレン繊維(ダイセル化学社製、ティアラK
Y−430S)40%、その他の繊維としてポリプロピ
レン繊維(大和紡績社製、Pz、繊度0.5デニール、
繊維長5mm)50%およびビニロン繊維(クラレ社
製、VPB107−1×3)10%を水中に分散させた
スラリーを調製し、円網抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪
量40g/m2、厚み163μmの電池セパレーター用不織
布を作製した。
【0071】実施例19 実施例18と同様に坪量45g/m2の電池セパレーター用
不織布を作製した後、130℃で熱カレンダー処理し、
厚みを107μmに調整した。
【0072】実施例20 実施例18と同様に坪量65g/m2の電池セパレーター用
不織布を作製した後、130℃で熱カレンダー処理し、
厚みを110μmに調整した。
【0073】実施例21 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化され
たポリエチレン繊維(ダイセル化学社製、ティアラKY
−420S)40%、その他の繊維としてポリプロピレ
ン繊維(大和紡績社製、Pz、繊度0.5デニール、繊
維長5mm)50%およびビニロン繊維(クラレ社製、
VPB107−1×3)10%を水中に分散させたスラ
リーを調製し、円網抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪量4
0g/m2の電池セパレーター用不織布を作製した後、11
0℃で熱カレンダー処理し、厚みを105μmに調整し
た。
【0074】実施例22 実施例21と同様に坪量60g/m2の電池セパレーター用
不織布を作製した後、110℃で熱カレンダー処理し、
厚みを105μmに調整した。
【0075】実施例23 実施例9で作製した少なくとも一部が繊維径1μm以下
にフィブリル化されたポリメチルペンテン繊維を30
%、その他の繊維としてポリプロピレン繊維(大和紡績
社製、Pz、繊度0.5デニール、繊維長5mm)60
%およびビニロン繊維(クラレ社製、VPB107−1
×3)10%を水中に分散させたスラリーを調製し、円
網抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪量50g/m2の電池セパ
レーター用不織布を作製した後、140℃で熱カレンダ
ー処理し、厚みを115μmに調整した。
【0076】実施例24 実施例11で作製した少なくとも一部が繊維径1μm以
下にフィブリル化されたアクリル繊維を40%、その他
の繊維としてポリプロピレン繊維(大和紡績社製、P
z、繊度2デニール、繊維長5mm)50%およびビニ
ロン繊維(クラレ社製、VPB107−1×3)10%
を水中に分散させたスラリーを調製し、円網抄紙機を用
いて湿式抄紙し、坪量40g/m2の電池セパレーター用不
織布を作製した後、140℃で熱カレンダー処理し、厚
みを130μmに調整した。
【0077】実施例25 実施例13で作製した少なくとも一部が繊維径1μm以
下にフィブリル化された全芳香族ポリエステル繊維を4
0%、その他の繊維としてポリプロピレン繊維(大和紡
績社製、Pz、繊度0.5デニール、繊維長5mm)5
0%およびビニロン繊維(クラレ社製、VPB107−
1×3)10%を水中に分散させたスラリーを調製し、
円網抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪量40g/m2、厚み1
60μmの電池セパレーター用不織布を作製した。
【0078】実施例26 実施例25と同様に坪量65g/m2の電池セパレーター用
不織布を作製した後、140℃で熱カレンダー処理し、
厚みを115μmに調整した。
【0079】実施例27 実施例25と同様に坪量74g/m2の電池セパレーター用
不織布を作製した後、140℃で熱カレンダー処理し、
厚みを100μmに調整した。
【0080】実施例28 実施例15で作製した少なくとも一部が繊維径1μm以
下にフィブイル化されたポリパラフェニレンベンゾビス
オキサゾール繊維を40%、その他の繊維としてポリプ
ロピレン繊維(大和紡績社製、Pz、繊度0.5デニー
ル、繊維長5mm)50%およびビニロン繊維(クラレ
社製、VPB107−1×3)10%を水中に分散させ
たスラリーを調製し、円網抄紙機を用いて湿式抄紙し、
坪量40g/m2の電池セパレーター用不織布を作製した
後、140℃で熱カレンダー処理し、厚みを100μm
に調整した。
【0081】比較例6 パラ系アラミド繊維(デュポン・東レ・ケブラー社製、
ケブラーチョップドファイバー、繊維長6mm)90%
およびビニロン繊維(クラレ社製、VPB107−1×
3)10%を水中に分散させたスラリーを調製し、円網
抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪量30g/m2、厚み140
μmの電池セパレーター用不織布を作製した。
【0082】比較例7 アクリル繊維(三菱レイヨン社製、ボンネル、繊度1デ
ニール、繊維長5mm)を90%およびビニロン繊維
(クラレ社製、VPB107−1×3)10%を水中に
分散させたスラリーを調製し、円網抄紙機を用いて湿式
抄紙し、坪量30g/m2、厚み135μmの電池セパレー
ター用不織布を作製した。
【0083】比較例8 全芳香族ポリエステル繊維(クラレ社製、ベクトラン、
繊度2.5デニール、繊維長5mm)90%およびビニ
ロン繊維(クラレ社製、VPB107−1×3)10%
を水中に分散させたスラリーを調製し、円網抄紙機を用
いて湿式抄紙し、坪量30g/m2、厚み138μmの電池
セパレーター用不織布を作製した。
【0084】比較例9 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化され
たポリプロピレン繊維(ダイセル化学社製、ティアラK
Y−430S)35%、その他の繊維としてポリプロピ
レン繊維(大和紡績社製、Pz、繊度0.5デニール、
繊維長10mm)55%およびビニロン繊維(クラレ社
製、VPB107−1×3)10%を水中に分散させた
スラリーを調製し、円網抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪
量63g/m2の電池セパレーター用不織布を作製した後、
140℃で熱カレンダー処理し、厚みを100μmに調
整した。
【0085】比較例10 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化され
たポリエチレン繊維(ダイセル化学社製、ティアラKY
−420S)30%、その他の繊維としてポリプロピレ
ン繊維(大和紡績社製、Pz、繊度0.5デニール、繊
維長10mm)60%およびビニロン繊維(クラレ社
製、VPB107−1×3)10%を水中に分散させた
スラリーを調製し、円網抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪
量64g/m2の電池セパレーター用不織布を作製した後、
130℃で熱カレンダー処理し、厚みを100μmに調
整した。
【0086】比較例11 実施例9で作製した少なくとも一部が繊維径1μm以下
にフィブリル化されたポリメチルペンテン繊維を30
%、その他の繊維としてポリプロピレン繊維(大和紡績
社製、Pz、繊度0.5デニール、繊維長5mm)60
%およびビニロン繊維(クラレ社製、VPB107−1
×3)10%を水中に分散させたスラリーを調製し、円
網抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪量65g/m2の電池セパ
レーター用不織布を作製した後、130℃で熱カレンダ
ー処理し、厚みを106μmに調整した。
【0087】以下、実施例により第3の発明を詳しく説
明するが、本発明の内容は実施例に限定されるものでは
ない。なお、%とは重量%を意味する。
【0088】実施例29 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化され
たパラ系アラミド繊維(ダイセル化学社製、ティアラK
Y−400S)を30%、その他の繊維としてパラ系ア
ラミド繊維(デュポン・東レ・ケブラー社製、ケブラー
チョップドファイバー、繊維長6mm)20%およびポ
リプロピレンとポリエチレンからなる芯鞘複合繊維(大
和紡績社製、NBF−H、繊度0.7デニール、繊維長
5mm)50%を水中に分散させたスラリーを調製し、
円網抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪量50g/m2の電池セ
パレーター用不織布を作製した後、130℃で熱カレン
ダー処理し、厚みを120μmに調整した。この電池セ
パレーター用不織布の透気度および空隙率はそれぞれ6
94mmHg、65%であった。
【0089】実施例30 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化され
たパラ系アラミド繊維(ダイセル化学社製、ティアラK
Y−400S)を50%、その他の繊維としてポリプロ
ピレンとポリエチレンからなる芯鞘複合繊維(大和紡績
社製、NBF−H、繊度0.7デニール、繊維長5m
m)50%を水中に分散させたスラリーを調製し、円網
抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪量85g/m2の電池セパレ
ーター用不織布を作製した後、130℃で熱カレンダー
処理し、厚みを120μmに調整した。この電池セパレ
ーター用不織布の透気度および空隙率はそれぞれ250
mmHg、40%であった。
【0090】実施例31 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化され
たポリプロピレン繊維(ダイセル化学社製、ティアラK
Y−430S)を50%、その他の繊維としてポリプロ
ピレンとポリエチレンからなる芯鞘複合繊維(大和紡績
社製、NBF−H、繊度0.7デニール、繊維長5m
m)50%を水中に分散させたスラリーを調製し、円網
抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪量40g/m2の電池セパレ
ーター用不織布を作製した後、130℃で熱カレンダー
処理し、厚みを125μmに調整した。この電池セパレ
ーター用不織布の透気度および空隙率はそれぞれ690
mmHg、65%であった。
【0091】実施例32 実施例31と同様に坪量55g/m2の電池セパレーター用
不織布を作製した後、130℃で熱カレンダー処理し、
厚みを120μmに調整した。この電池セパレーター用
不織布の透気度および空隙率はそれぞれ520mmH
g、50%であった。
【0092】実施例33 実施例31と同様に坪量60g/m2の電池セパレーター用
不織布を作製した後、130℃で熱カレンダー処理し、
厚みを110μmに調整した。この電池セパレーター用
不織布の透気度および空隙率はそれぞれ254mmH
g、40%であった。
【0093】実施例34 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化され
たポリエチレン繊維(ダイセル化学社製、ティアラKY
−420S)を30%、その他の繊維としてポリプロピ
レン繊維(大和紡績社製、Pz、繊度0.5デニール、
繊維長5mm)30%およびポリプロピレンとポリエチ
レンからなる芯鞘複合繊維(大和紡績社製、NBF−
H、繊度0.7デニール、繊維長5mm)40%を水中
に分散させたスラリーを調製し、円網抄紙機を用いて湿
式抄紙し、坪量50g/m2の電池セパレーター用不織布を
作製した後、120℃で熱カレンダー処理し、厚みを1
24μmに調整した。この電池セパレーター用不織布の
透気度および空隙率はそれぞれ635mmHg、60%
であった。
【0094】実施例35 実施例9で作製した少なくとも一部が繊維径1μm以下
にフィブリル化されたポリメチルペンテン繊維を30
%、その他の繊維としてポリプロピレン繊維(大和紡績
社製、Pz、繊度0.5デニール、繊維長5mm)20
%およびポリプロピレンとポリエチレンからなる芯鞘複
合繊維(大和紡績社製、NBF−H、繊度0.7デニー
ル、繊維長5mm)50%を水中に分散させたスラリー
を調製し、円網抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪量40g/
m2の電池セパレーター用不織布を作製した後、140℃
で熱カレンダー処理し、厚みを112μmに調整した。
この電池セパレーター用不織布の透気度および空隙率は
それぞれ630mmHg、60%であった。
【0095】実施例36 実施例35と同様に坪量52g/m2の電池セパレーター用
不織布を作製した後、140℃で熱カレンダー処理し、
厚みを110μmに調整した。この電池セパレーター用
不織布の透気度および空隙率はそれぞれ435mmH
g、47%であった。
【0096】実施例37 実施例11で作製した少なくとも一部が繊維径1μm以
下にフィブリル化されたアクリル繊維を30%、その他
の繊維としてポリプロピレン繊維(大和紡績社製、P
z、繊度0.5デニール、繊維長5mm)20%および
ポリプロピレンとポリエチレンからなる芯鞘複合繊維
(大和紡績社製、NBF−H、繊度0.7デニール、繊
維長5mm)50%を水中に分散させたスラリーを調製
し、円網抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪量50g/m2の電
池セパレーター用不織布を作製した後、130℃で熱カ
レンダー処理し、厚みを120μmに調整した。この電
池セパレーター用不織布の透気度および空隙率はそれぞ
れ615mmHg、58%であった。
【0097】実施例38 実施例37と同様に坪量62g/m2の電池セパレーター用
不織布を作製した後、140℃で熱カレンダー処理し、
厚みを110μmに調整した。この電池セパレーター用
不織布の透気度および空隙率はそれぞれ335mmH
g、43%であった。
【0098】実施例39 全芳香族ポリエステル繊維(クラレ社製、ベクトラン、
繊度2.5デニール、繊維長5mm)を高圧均質化装置
を用いて叩解し、少なくとも一部が繊維径1μm以下に
フィブリル化された全芳香族ポリエステル繊維を作製し
た。この全芳香族ポリエステル繊維を40%、その他の
繊維としてポリプロピレンとポリエチレンからなる芯鞘
複合繊維(大和紡績社製、NBF−H、繊度0.7デニ
ール、繊維長5mm)60%を水中に分散させたスラリ
ーを調製し、円網抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪量56
g/m2の電池セパレーター用不織布を作製した後、130
℃で熱カレンダー処理し、厚みを110μmに調整し
た。この電池セパレーター用不織布の透気度および空隙
率はそれぞれ590mmHg、55%であった。
【0099】実施例40 実施例15で作製した少なくとも一部が繊維径1μm以
下にフィブリル化されたポリパラフェニレンベンゾビス
オキサゾール繊維を40%、その他の繊維としてポリプ
ロピレンとポリエチレンからなる芯鞘複合繊維(大和紡
績社製、NBF−H、繊度0.7デニール、繊維長5m
m)60%を水中に分散させたスラリーを調製し、円網
抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪量60g/m2の電池セパレ
ーター用不織布を作製した後、140℃で熱カレンダー
処理し、厚みを124μmに調整した。この電池セパレ
ーター用不織布の透気度および空隙率はそれぞれ620
mmHg、59%であった。
【0100】比較例12 ポリプロピレン繊維(大和紡績社製、Pz、繊度0.5
デニール、繊維長5mm)90%およびビニロン繊維
(クラレ社製、VPB107−1×3)10%を水中に
分散させたスラリーを調製し、円網抄紙機を用いて湿式
抄紙し、坪量35g/m2の電池セパレーター用不織布を作
製した後、130℃で熱カレンダー処理し、厚みを11
0μmに調整した。この電池セパレーター用不織布の透
気度および空隙率はそれぞれ710mmHg、66%で
あった。
【0101】比較例13 アクリル繊維(三菱レイヨン社製、ボンネル、繊度1デ
ニール、繊維長5mm)90%およびビニロン繊維(ク
ラレ社製、VPB107−1×3)10%を水中に分散
させたスラリーを調製し、円網抄紙機を用いて湿式抄紙
し、坪量40g/m2の電池セパレーター用不織布を作製し
た後、180℃で熱カレンダー処理し、厚みを105μ
mに調整した。この電池セパレーター用不織布の透気度
および空隙率はそれぞれ720mmHg以上、67%で
あった。
【0102】比較例14 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化され
たパラ系アラミド繊維(ダイセル化学社製、ティアラK
Y−400S)を50%、その他の繊維としてポリプロ
ピレンとポリエチレンからなる芯鞘複合繊維(大和紡績
社製、NBF−H、繊度0.7デニール、繊維長5m
m)50%を水中に分散させたスラリーを調製し、円網
抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪量80g/m2の電池セパレ
ーター用不織布を作製した後、130℃で熱カレンダー
処理し、厚みを110μmに調整した。この電池セパレ
ーター用不織布の透気度および空隙率はそれぞれ230
mmHg、39%であった。
【0103】比較例15 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化され
たポリプロピレン繊維(ダイセル化学社製、ティアラK
Y−430S)を50%、その他の繊維としてポリプロ
ピレンとポリエチレンからなる芯鞘複合繊維(大和紡績
社製、NBF−H、繊度0.7デニール、繊維長5m
m)50%を水中に分散させたスラリーを調製し、円網
抄紙機を用いて湿式抄紙し、坪量63g/m2の電池セパレ
ーター用不織布を作製した後、130℃で熱カレンダー
処理し、厚みを115μmに調整した。この電池セパレ
ーター用不織布の透気度および空隙率はそれぞれ225
mmHg、39%であった。
【0104】比較例16 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化され
たポリエチレン繊維(ダイセル化学社製、ティアラKY
−430S)を50%、その他の繊維としてポリプロピ
レンとポリエチレンからなる芯鞘複合繊維(大和紡績社
製、NBF−H、繊度0.7デニール、繊維長5mm)
50%を水中に分散させたスラリーを調製し、円網抄紙
機を用いて湿式抄紙し、坪量66g/m2の電池セパレータ
ー用不織布を作製した後、130℃で熱カレンダー処理
し、厚みを115μmに調整した。この電池セパレータ
ー用不織布の透気度および空隙率はそれぞれ220mm
Hg、39%であった。
【0105】上記の実施例1〜40および比較例1〜1
6により得られた電池セパレーター用不織布の物性は、
下記の試験方法により測定し、その結果を下記表1〜表
3に示した。
【0106】<透気度>東英電子工業社製のSmoos
ter(型式SM−6A)を用いて透気度を測定した。
本測定機で測定できる透気度の上限は720mmHgで
あるため、測定値が720mmHgを越えた場合は、下
記表1〜3に「720<」と記した。
【0107】<ガス透過性>JIS L1096に規定
されるフラジール法に準じ測定した。
【0108】<空隙率>空隙率は、実施例および比較例
により作製した電池セパレーター用不織布の坪量M(g/
m2)、厚みT(μm)、比重D(g/cm3)を用いて次式
により求めた。 空隙率(%)=(1−(M/T)/D)×100
【0109】<電解液保持性>実施例および比較例によ
り作製した電池セパレーター用不織布を10cm角に裁
断し、これを比重1.3の水酸化カリウム水溶液に浸し
たときの電解液保持性を評価した。電解液保持性が特に
良好であった場合は◎、良好であった場合は○、実用上
問題ないがやや不良であった場合は△、不良であった場
合は×とした。
【0110】<ピンホール>実施例および比較例により
得られた電池セパレーター用不織布に貫通孔があるか否
かを目視により評価した。貫通孔がない場合をなし、あ
る場合をありとした。
【0111】<内部短絡率>正極活物質としてコバルト
酸リチウム、負極活物質として難黒鉛化炭素を用いて、
実施例および比較例で作製した電池セパレーター用不織
布を各電極に接するように配置し、全体を渦巻状構造の
電極とした。次いで、プロピレンカーボネート:1,2
−ジメトキシエタン=1:1の混合溶媒に0.5M/l
となるようにLiClO4 を溶解させて電解液を調製し
た。これらの電極と電解液を用いて円筒形リチウム二次
電池を作製した。この電池を100個作製し、単セルで
10mΩの外部短絡試験を行ったときの内部短絡率を求
めた。
【0112】
【表1】
【0113】
【表2】
【0114】
【表3】
【0115】評価:表1の結果から明らかなように、第
1の発明における実施例1〜15で作製した電池セパレ
ーター用不織布は、透気度が100mmHg以上である
ためガス透過性に優れていた。また、少なくとも一部が
繊維径1μm以下にフィブリル化された有機繊維を含有
するためピンホールがなく、内部短絡を防止することが
できた。
【0116】一方、比較例1〜5の電池セパレーター用
不織布は、ピンホールがなく、内部短絡を防止すること
ができたが、透気度が100mmHg未満であったため
ガス透過性が不十分であった。
【0117】表2の結果から明らかなように、第2の発
明における実施例16〜28で作製した電池セパレータ
ー用不織布は、空隙率が35〜80%の範囲にあるため
電解液保持性に優れていた。また、少なくとも一部が繊
維径1μm以下にフィブリル化された有機繊維を含有す
るためピンホールがなく、内部短絡を防止することがで
きた。
【0118】一方、比較例6〜8の電池セパレーター用
不織布は、空隙率が高いため電解液保持性は実用上問題
ないレベルであったが、少なくとも一部が繊維径1μm
以下にフィブリル化された有機繊維を含有せず、太デニ
ールの繊維を90%含有するためピンホールが存在し、
内部短絡を起こした。
【0119】比較例9〜11の電池セパレーター用不織
布は、少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル
化された有機繊維をがんゆうするためピンホールがな
く、内部短絡を防止することができたが、空隙率が35
%未満であったため電解液保持性が著しく悪かった。
【0120】表3の結果から明らかなように、第3の発
明における実施例29〜40で作製した電池セパレータ
ー用不織布は、透気度が250〜700mmHgで、且
つ空隙率が40〜65%であるためガス透過性および電
解液保持性に優れていた。また、少なくとも一部が繊維
径1μm以下にフィブリル化された有機繊維を含有する
ためピンホールがなく、内部短絡を防止することができ
た。
【0121】一方、比較例12および13の電池セパレ
ーター用不織布は、透気度が高いためガス透過性に優れ
ていたが、少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブ
リル化された有機繊維を含有せず、太デニールの繊維を
90%含有するためピンホールが存在し、内部短絡を起
こした。
【0122】比較例14〜16の電池セパレーター用不
織布は、少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリ
ル化された有機繊維を含有するためピンホールがなく、
内部短絡を防止することができたが、透気度および空隙
率が低いためガス透過性および電解液保持性が劣ってい
た。
【0123】
【発明の効果】本発明の電池セパレーター用不織布は、
少なくとも一部が繊維径1μm以下にフィブリル化され
た有機繊維を含有してなるためピンホールがなく、内部
短絡を防止することができる。また、透気度が100m
mHg以上であるため、ガス透過性に優れる。さらに、
空隙率が35〜80%であるため、電解液保持性に優れ
る。特に、透気度が250〜700mmHgで、且つ空
隙率が40〜65%である場合には、ガス透過性および
電解液保持性の両性能に優れる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフ
    ィブリル化された有機繊維を含有してなり、且つ透気度
    が100mmHg以上であることを特徴とする電池セパ
    レーター用不織布。
  2. 【請求項2】 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフ
    ィブリル化された有機繊維を含有してなり、且つ空隙率
    が35〜80%であることを特徴とする電池セパレータ
    ー用不織布。
  3. 【請求項3】 少なくとも一部が繊維径1μm以下にフ
    ィブリル化された有機繊維を含有してなり、透気度が2
    50〜700mmHgで、且つ空隙率が40〜65%で
    あることを特徴とする電池セパレーター用不織布。
  4. 【請求項4】 有機繊維が、パラ系アラミド繊維、ポリ
    プロピレン繊維、ポリエチレン繊維、ポリメチルペンテ
    ン繊維、アクリル繊維、全芳香族ポリエステル繊維、ポ
    リパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維の群から
    選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項1〜3
    の何れか1項に記載の電池セパレーター用不織布。
  5. 【請求項5】 有機繊維が、パラ系アラミド繊維である
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電
    池セパレーター用不織布。
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