JPH0926717A - 像加熱装置 - Google Patents
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Abstract
う像加熱装置において、熱エネルギーへの変換効率を高
める。 【解決手段】 励磁コイル201が巻かれるコア202
を有し、このコア202により回転加熱部材1に放出さ
れる主磁力線と回転加熱部材1から戻る主磁力線とが成
す角度θを0<θ<πとする。
Description
て渦電流を発生させて加熱する像加熱装置に関する。こ
の装置は、特に電子写真複写機・プリンタ・ファックス
等の画像形成装置における定着装置、即ち電子写真・静
電記録・磁気記録等の適宜の画像形成プロセス手段によ
り、加熱溶融性の樹脂等によりなるトナーを用いて記録
材の面に直接若しくは間接方式で形成した未定着のトナ
ー画像を記録材面に永久固着画像として加熱定着処理す
る装置に関するものである。
り、電子写真技術をプリンタに応用したレーザービーム
プリンタの概略断面図である。この装置の動作を以下に
説明する。
信号によりスキャナー13からのレーザー光の強度を変
調し、感光ドラム11上に静電潜像を作成する。レーザ
ー光の強度及び照射スポット径は画像形成装置の解像度
及び所望の画像濃度によって適正に設定されており、感
光ドラム11上の静電潜像はレーザー光が照射された部
分は明部電位VLに、そうでない部分は一次帯電器12
で帯電された暗部電位VDに保持されることによって形
成する。感光ドラム11は矢印の方向に回転して静電潜
像は現像器14によって順次現像される。現像器14内
のトナーはトナー供給回転体である現像スリーブ140
2と現像ブレード1401とによって、トナー高さ、ト
リボを制御され、現像スリーブ上1402に均一なトナ
ー層を形成する。現像ブレード1401としては通常金
属製若しくは樹脂製のものが用いられ、樹脂系のものは
現像スリーブ1402に対して適正な当接圧をもって接
している。現像スリーブ1402上に形成されたトナー
層は現像スリーブ1402自身の回転にともない感光ド
ラム11に対向し、現像スリーブ1402に印加されて
いる電圧Vdcと感光ドラム11の表面電位が形成する
電界によりVLの部分だけ選択的に顕像化する。感光ド
ラム11上のトナー像は転写装置15によって、給紙装
置から送られてきた紙に順次転写される。転写装置とし
ては図に示したコロナ帯電器以外に、導電弾性回転体に
電源から電流を供給して紙に転写電荷を付与しながら搬
送する転写ローラ方式がある。トナー像を転写された紙
は感光ドラム11の回転と共に定着装置10へと送り出
され、加熱加圧により永久固定画像となる。
ては、従来から図10に示した熱ローラ方式以外に、フ
ィルム加熱方式等の接触加熱方式が広く用いられてい
る。その中でも、最大4層のトナー層を十分加熱溶融さ
せる能力を要求されるフルカラーの画像形成を行う装置
の定着装置としては、高い熱容量を有する定着ローラの
芯金、トナー像を包み込んで均一に溶融するためのゴム
弾性層を介してトナー像の加熱を行なっている。
は、磁束により定着ローラに電流を誘導させてジュール
熱によって発熱させる誘導加熱定着装置が開示されてい
る。これは、誘導電流の発生を利用することで直接定着
ローラを発熱させることができて、ハロゲンランプを用
いた熱ローラよりも高効率の定着プロセスを達成してい
る。
ローラの回転方向のニップ上流側に励磁コイルを設け
て、回転体である定着ローラの特徴を利用した加熱技術
が開示されている。
ローラを小熱容量化した定着フィルムを用いて、ニップ
近傍の励磁部材により加熱する例が開示されている。
着装置では、定着ローラの熱容量が大きく、加熱に要す
る電力が大きくなるばかりか、ウェイトタイムが長くな
るという問題があった。
熱容量の大きな定着ローラを用いる場合、温調と定着ロ
ーラ表面の昇温とに遅延が発生するため、定着不良や光
沢ムラやオフセット等の問題が発生していた。
で開示されている定着装置では励磁コイルにより発生し
た交番磁束のエネルギーが定着ローラ全体の昇温に使わ
れるため放熱損失が大きく、投入エネルギーに対する定
着エネルギーの密度が低く効率が悪いという欠点があっ
た。
れている定着装置では、磁束エネルギーが局部的に使用
されているため放熱損失は低減されると考えられるが、
被加熱部材を貫通する磁束を用いるために励磁に使用す
る交番電流の周波数を低くする必要が有り、エネルギー
変換効率が低下するという問題があった。
は被加熱部材としての定着フィルムを磁路の一部として
いるが、磁路がニップ域に限れているため定着フィルム
に対して、極めて高い磁束密度の磁路が要求され、磁気
飽和したりして十分な効率が得られないという問題が生
じていた。
おいて入力電力に対する定着消費エネルギーの比率を高
めることにより、低消費電力でウェイトタイムの短縮を
可能とすることにある。
め、本出願に係る第一の発明は、透磁率の比較的高い抵
抗体からなる円筒フィルムの表面に離型層を被覆した回
転加熱部材と、これに内包される励磁コイルと、上記回
転加熱部材とニップを形成する回転加圧部材と、上記励
磁コイルによる磁束を上記回転加熱部材の周方向に導い
て実質的に閉磁路を形成する高透磁率部材と、を有する
像加熱装置において、上記高透磁率部材は、上記回転加
熱部材に放出する主磁力線と上記回転加熱部材から戻る
主磁力線とが成す角度θ(rad)を0<θ<πなる範
囲に導くものであることを特徴とする。
明の特徴に加えて、高透磁率部材が上記回転加熱部材に
放出する主磁力線と上記回転加熱部材から戻る主磁力線
とが成す角度θ(rad)をπ/6<θ<5π/6なる
範囲に導くものであることを特徴とする。上記構成にお
いて、高透磁率部材は上記回転発熱体を通る磁束の範囲
及び密度を調整して、エネルギー変換効率を高めると共
に、発熱部位を特定することにより放熱損失を低減し
て、定着工程に寄与するエネルギーの割合を高めるよう
に作用する。
たは第二の発明の特徴に加えて、上記高透磁率部材は小
ブロックの組み合わせで構成されることを特徴とする。
で高透磁率部材を構成することにより、第一の発明にお
いて要求される複雑な形状を安価に形成することを可能
にするとともに、コアの破損を防止する。
明の特徴に加えて、小ブロックの組み合わせからなる高
透磁率部材は、キュリー点の異なる2種類以上の磁性材
料で構成されるていることを特徴とする。
ー点の異なる磁性材の組み合わせで構成することによっ
て、温度分布に応じて磁性材を選択して、透磁率の低下
を防ぐことができる。
す図面であり、同図において1は回転加熱部材であると
ころの定着フィルム、105は磁束の通過を妨げない絶
縁性のフィルムガイドで、定着フィルム1はフィルムガ
イド105によって搬送安定性を図られながら矢印の方
向に回転する。201は交番磁束を発生するための励磁
コイル、202は励磁コイル201により発生した交番
磁束を定着フィルム1の周方向に導き実質的に閉磁路を
形成する高透磁率部材であるところのコアであり、本実
施の形態ではフェライトを用い、フィルムガイド105
によって支持されている。
ており、この励磁回路は50KHzの交番電流を励磁コ
イル201へ供給できるようになっている。3は回転加
圧部材であるところの加圧ローラで芯金301上にシリ
コーンゴム層302を2mm被覆させて弾性をもたせ、
定着フィルム1とニップNを形成している。また、加圧
ローラ3は定着フィルム1を記録材Pの搬送方向に回転
駆動させる駆動ローラの役割も兼ねている。
く説明する。定着フィルム1はニッケルからなる厚み5
0μmの発熱層101の表面をシリコーンゴムからなる
弾性層102で被覆し、さらにフッ素樹脂の離型層10
3で被覆してある。発熱層101としてはニッケル以外
にも10-5〜10-10Ω・mの電気良導体である金属、
金属化合物、有機導電体であればよく、より好ましくは
透磁率が高い強磁性を示す鉄、コバルト等の純金属若し
くはそれらの化合物を用いることができる。発熱層10
1の厚みを薄くすると十分な磁路が確保できなくなり、
外部へ磁束が洩れて発熱体自身の発熱エネルギーは小さ
くなる場合があり、また厚くすると熱容量が大きくなり
昇温に要する時間が長くなる傾向がある。従って厚みは
発熱体に用いた材料の比熱、密度、透磁率、抵抗率の値
によって適正値があり、本実施の形態では10〜100
μmの厚みの範囲で、3℃/sec以上の昇温速度を得
ることができた。また、弾性層102の硬度は、硬度が
高すぎると記録材あるいはトナー層の凹凸に追従しきれ
ず画像光沢ムラが発生してしまう。そこで、弾性層10
2の硬度としては60゜(JIS−A)以下、より好ま
しくは45゜(JIS−A)以下がよい。弾性層102
の熱伝導率に関しては6×10-4〜2×10-3〔cal
/cm・sec・deg.〕がよい。熱伝導率λが6×
10-4〔cal/cm・sec・deg.〕よりも小さ
い場合には、熱抵抗が大きく、定着フィルム1の表層に
おける温度上昇が遅くなる。
FEP等のフッ素樹脂以外に、シリコーン樹脂、シリコ
ーンゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴム等の離型性かつ
耐熱性のよい材料を選択することができる。離型層10
3の厚さは20〜100μmが好ましく、離型層103
の厚さが20μmよりも小さいと塗膜の塗ムラで離型性
の悪い部分ができたり、耐久性が不足するといった問題
が発生する。また、離型層が100μmを超えると熱伝
導が悪化するという問題が発生し、特に樹脂系の離型層
の場合は硬度が高くなりすぎ、弾性層102の効果がな
くなってしまう。
層構成において断熱層104を設けてもよい。断熱層1
04としてはフッ素樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド
樹脂、ポリアミドイミド樹脂、PEEK樹脂、PES樹
脂、PPS樹脂、PFA樹脂、PTFE樹脂、FEP樹
脂などの耐熱樹脂がよい。また、断熱層104の厚さと
しては10〜1000μmが好ましい。断熱層104の
厚さが10μmよりも小さい場合には断熱効果が得られ
ず、また、耐久性も不足する。一方、1000μmを超
えると高透磁率コア202から発熱層101の距離が大
きくなり、磁束が十分に発熱層101に到達しなくな
る。断熱層104を設けた場合、発熱層101に発生し
た熱による励磁コイル201やコア202の昇温を防止
できるため、安定した加熱をすることができる。
番磁束を発生するものでなければならないが、そのため
には抵抗成分を低く、インダクタンス成分を高くとる必
要がある。本実施の形態では励磁コイル201の芯線と
して細線を束ねた高周波用のφ1のものを用いて、ニッ
プNを周回するように12回巻いてある。
る交番電流によって交番磁束を発生し、交番磁束はコア
202に導かれて定着フィルム1の発熱層101に渦電
流を発生させる。この渦電流は発熱層101の固有抵抗
によってジュール熱を発生させて、弾性層102、離型
層103を介してニップNに搬送される記録材Pと記録
材P上のトナーTを加熱することができる。
ギーを利用して定着工程に適した位置を加熱するため
に、定着フィルム1の周方向に磁束を導いて、定着フィ
ルム1が磁気飽和せずに、しかも気中短絡しないように
磁力線の方向を定めたところに特徴がある。
202を形成して、コア202から定着フィルム1へ放
射する磁束の向きと、定着フィルム1からコア202に
入射する磁束の向きのなす角度をπ/2(rad)にな
るように構成した。
時)は図中点線のように形成され、定着フィルム1のニ
ップ近傍の適度な範囲が加熱されて、放熱によるエネル
ギー損失を抑えて且つ、発熱に寄与する磁束密度を制御
して無駄な誘導磁界の発生を防ぐことができる。
にすると、薄い定着フィルム1を回転加熱体として用い
る場合に定着フィルム1が磁気飽和してしまったり、コ
ア間の気中に磁路ができて、発熱効率が低下するととも
に、発熱領域も狭くなって定着工程へのエネルギー供給
が困難になる。このような傾向はθの値がπ/6(ra
d)より大きくなると軽微になり、このように構成する
ことによってより一層好ましい構成となる。
d)にすると、磁路が長くなって磁束密度が低くなるた
めに迅速な昇温が得られなくなるとともに、発熱領域が
大きくなって放熱による損失を無視できなくなる。この
ような傾向はθの値を5π/6(rad)より小さくす
ると軽微になり、このように構成することによってより
一層好ましい構成となる。
を選んで構成した。
ラー画像形成装置の定着装置として用いた場合の作用効
果について画像形成装置の動作と共に記す。
ンタの断面図である。11は有機感光体でできた感光体
ドラム、12はこの感光体ドラム11に一様な帯電を行
なうための帯電装置、13は不図示の画像信号発生装置
からの信号をレーザ光のオン/オフに変換し、感光体ド
ラム11に静電潜像を形成するレーザ光学箱である。1
101はレーザ光、1102はミラーである。感光体ド
ラム11の静電潜像は現像器14によってトナーを選択
的に付着させることで顕像化される。現像器14は、イ
エローY、マゼンタM、シアンCのカラー現像器と黒用
の現像器Bから構成され、一色ずつ感光体ドラム11上
の潜像を現像しこのトナー像を中間転写体ドラム16上
に順次重ねてカラー画像を得る。中間転写体ドラム16
は金属ドラム上に中抵抗の弾性層と高抵抗の表層を有す
るもので、金属ドラムにバイアス電位を与えて感光体ド
ラム11との電位差でトナー像の転写を行なうものであ
る。一方、給紙カセットから給紙ローラによって送り出
された記録材Pは、感光体ドラム11の静電潜像と同期
するように転写ローラ15と中間転写体ドラム16との
間に送り込まれる。転写ローラ15は記録材Pの背面か
らトナーと逆極性の電荷を供給することで、中間転写体
ドラム16上のトナー像を記録材P上に転写する。こう
して、未定着のトナー像をのせた記録材Pは加熱定着装
置10で熱と圧を加えられて、記録材P上に永久固着さ
せられて、排紙トレー(不図示)へと排出される。感光
体ドラム11上に残ったトナーや紙粉はクリーナ17に
よって除去され、また、中間転写体ドラム16上に残っ
たトナーや紙粉はクリーナ18によって除去され、感光
体ドラム11は帯電以降の工程を繰り返す。
ており、記録材Pはニップで加熱されてトナー像が定着
されてニップ出口で分離される。
な定着ローラ全体を発熱させる像加熱装置を用いた画像
形成装置と比較した場合、ウェイト時間で60秒以上短
縮できて、プリント中の消費電力で20%以上向上させ
ることができた。
ック、例えば直方体の組み合わせで構成してもよく、こ
の場合大きな加圧力に対する歪みや熱歪みに対して柔軟
な構成となる。
成装置について説明してきたが、モノクロ或いは1パス
マルチカラー画像形成装置に利用してもよい。この場合
は定着フィルム1において弾性層102を省略すること
ができる。
る他の実施の形態を示す概略断面図であり、同図におい
て前出と同符号は同部材を示す。
の形態におけるコア202に関して小ブロック化したも
のを用いており、定着フィルム1に面する部分203に
はキュリー温度の高い磁性体を用い、定着フィルム1か
ら離れている部分204にはキュリー温度は比較的低く
て高い透磁率を有する磁性体を用いている。このような
磁性体としては前者にはマグネタイトが、後者にはマン
ガンフェライトが身近なものとして上げられる。
フィルム1の発熱による熱がコアに伝えられてもコアが
磁性を失わないで良好な誘導加熱がえられるとともに、
比較的熱を受けにくい部分204では透磁率の高い磁性
体材料により強い磁束を得られるという利点がある。
るようにコア202を構成することを特徴としているた
めに、高温の定着フィルム1に面する部分がコア202
に要求されるが、本実施の形態はこの場合のコア202
の昇温に対する改善策を提供するものである。
る他の実施の形態を示す概略断面図であり、同図におい
て前出と同符号は同部材を示す。
2極性のものを用いて、所望の部位に磁束を集中させる
構成となっている。本実施の形態ではコア202に対し
て出入りする磁力線の角度θとしてπ/3を選んだ。こ
の場合発熱域はニップ付近とその前後であり、誘導加熱
によるエネルギーの大部分は定着工程に消費されるため
に消費電力を低減させることができる。
例として、コア202として曲率の大きなもので構成
し、細い材料でも十分な透磁性を得られるようにした上
で、発熱部位の中心を定着フィルム1の回転方向に関し
てニップ上流側にシフトさせており、回転に伴う定着フ
ィルム1移動により、記録材に確実に熱が伝わるように
構成したものである。
り、分離不良やトナー汚れなどの発生を防ぐことができ
る。
い磁束を与えることができるため、厚めの定着フィルム
を用いる場合に好適な構成となる。
及び第二の発明によれば、高透磁率部材は上記回転発熱
体を通る磁束の範囲及び密度を調整して、エネルギー変
換効率を高めると共に、発熱部位を特定することにより
放熱損失を低減して、定着工程に寄与するエネルギーの
割合を高めることができる。
小ブロックの組み合わで高透磁率部材を構成することに
より、第一及び第二のの発明において要求される複雑な
形状を安価に形成することを可能にするとともに、コア
の破損を防止することができる。
高透磁率部材をキュリー点の異なる磁性材の小ブロック
の組み合わせで構成することによって、温度分布に応じ
て磁性材を選択して、透磁率の低下を防ぐことができ
る。
図である。
略図である。
部断面図である。
部断面図である。
置を説明する概略断面図である。
である。
図である。
図である。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 透磁率の比較的高い抵抗体からなる円筒
フィルムの表面に離型層を被覆した回転加熱部材と、こ
れに内包される励磁コイルと、上記回転加熱部材とニッ
プを形成する回転加圧部材と、上記励磁コイルによる磁
束を上記回転加熱部材の周方向に導いて実質的に閉磁路
を形成する高透磁率部材と、を有する像加熱装置におい
て、 上記高透磁率部材は、上記回転加熱部材に放出する主磁
力線と上記回転加熱部材から戻る主磁力線とが成す角度
θ(rad)を0<θ<πなる範囲に導くものであるこ
とを特徴とする像加熱装置。 - 【請求項2】 上記高透磁率部材は、上記回転加熱部材
に放出する主磁力線と上記回転加熱部材から戻る主磁力
線とが成す角度θ(rad)をπ/6<θ<5π/6な
る範囲に導くものであることを特徴とする請求項1の像
加熱装置。 - 【請求項3】 上記高透磁率部材は小ブロックの組み合
わせで構成されることを特徴とする請求項1の像加熱装
置。 - 【請求項4】 上記小ブロックの組み合わせからなる高
透磁率部材は、キュリー点の異なる2種類以上の磁性材
料で構成されるていることを特徴とする請求項3の像加
熱装置。
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