JPH09260578A - 半導体チップおよびそれが搭載されるリードフレームならびに半導体装置 - Google Patents

半導体チップおよびそれが搭載されるリードフレームならびに半導体装置

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JPH09260578A
JPH09260578A JP8072045A JP7204596A JPH09260578A JP H09260578 A JPH09260578 A JP H09260578A JP 8072045 A JP8072045 A JP 8072045A JP 7204596 A JP7204596 A JP 7204596A JP H09260578 A JPH09260578 A JP H09260578A
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area
pad array
array area
pad
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Noriyoshi Watabe
憲佳 渡部
Ikuhiro Boute
郁宏 棒手
Hiroyuki Naraki
浩行 楢木
Kazutomo Ogura
和智 小倉
Yoshito Fujimoto
義人 藤本
Hisafumi Sato
尚史 佐藤
Naokatsu Moriyama
直克 守山
Hiroshi Tamai
博士 玉井
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Hitachi Ltd
Renesas Semiconductor Package and Test Solutions Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Hokkai Semiconductor Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体チップにおいて、効率的な回路レイア
ウトをし、またインナーリード部の引き回し領域を狭く
できるようにする。 【解決手段】 相互に一体となって形成された略四角形
の中央領域9aおよび中央領域9aの対向する2辺の一
部から相互に向かい合う角部を含んでそれぞれ半導体チ
ップ1の外周端付近まで突出した2つの突出領域9
1 ,9b2 で回路要素形成エリア9を構成する。中央
領域9aを両側から挟むようにして半導体チップ1の対
向する2辺に沿ってその全長に亙り第1および第2のパ
ッド配列エリア6a,6bを、第1および第2のパッド
配列エリア6a,6bの各一方端から連続して半導体チ
ップ1の対向する他の2辺に沿ってそれぞれ突出領域9
1 ,9b2 まで延びて第3および第4のパッド配列エ
リア6c,6dをそれぞれ形成し、回路要素と電気的に
接続される複数のボンディングパッド5を配列する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体チップおよび
それが搭載されるリードフレームならびに半導体装置に
関し、特に、半導体チップにおける回路レイアウトに適
用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置においては、半導体チップ
(以下、必要に応じて「チップ」ということもある。)
の単価を低減する目的からウェハ一枚当たりから取得で
きるチップ数を増大させることが必要である。したがっ
て、チップ内の各回路素子およびボンディングパッドの
レイアウトを決定するフロアプラン設計ではこれらを効
率良く配置して素子の未配置領域つまり空き領域を削減
し、チップサイズを低減することが重要となる。そし
て、そのために種々のレイアウトパターンが提案されて
いる。
【0003】情報記憶を行う半導体記憶装置つまりメモ
リを一例に挙げて具体的に説明すると、たとえばSRA
M(Static Random Access Memory )では、メモリセル
群からなるメモリアレイ、このメモリアレイの動作制御
を行う周辺回路およびボンディングワイヤでリードと電
気的に接続するためのボンディングパッドが半導体チッ
プに配置される。このSRAMの回路レイアウトは、た
とえば、日経BP社発行、「日経マイクロデバイス 1
991年6月号」(1991年 6月 1日発行)、 P42、図2
に表されているように、半導体チップの中央部にメモリ
アレイが、その周辺に周辺回路がそれぞれ配置され、チ
ップの対向する2つの長辺部分の全長からその両端で隣
接している短辺部分の一部にかけて一対のコの字形を形
成するようにボンディングパッドが配置されている。こ
の回路レイアウトの変形としては、半導体チップの2つ
の短辺部分の全長から隣接する長辺部分の一部にかけて
コの字形にボンディングパッドを配置するレイアウト、
あるいは、半導体チップの全周に亙ってほぼ等間隔にボ
ンディングパッドを配置するレイアウトなどが考えられ
る。
【0004】そして、このようなパッドレイアウトの場
合、半導体チップを実装するリードフレームのインナー
リード部のボンディングエリアはチップのボンディング
パッドの配置位置に沿ってその近傍に位置するように形
成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】今日、大容量化による
チップサイズの大形化とこれを封止するパッケージサイ
ズの小形化によって封止部分であるインナーリード部の
引き回し領域が減少傾向にあるため、そのボンディング
エリアがボンディングパッドの近傍に位置するように自
由にインナーリード部を設計することは困難になってき
ている。したがって、ボンディングパッド側を接近させ
たレイアウトをする必要が出てくる。しかし、前記した
コの字形のパッドレイアウトでは回路配置に制約ができ
てこれができなくなったり、ボンディングパッドの配置
次第では空き領域が増大してチップサイズ拡大の要因と
なってしまう。
【0006】ボンディングパッドを半導体チップの全周
に亙って割り振った場合にはこのよな問題は生じないよ
うに思われるが、それらが密にレイアウトされていなけ
れば実質的には空き領域が存在することになる。
【0007】また、半導体製品の大容量化によるメモリ
アレイ領域の増加およびボンディングパッド数の増加
で、半導体チップにおける周辺回路領域が相対的に狭く
なって効率的なレイアウトが要請されている。そして、
これはメモリにとどまらず全ての半導体装置に共通の要
請でもある。
【0008】そこで、本発明の目的は、半導体チップに
おいて、空き領域の発生を招くことのない効率的な回路
レイアウトを提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、インナーリード部の
引き回し領域を狭くすることのできる半導体チップの回
路レイアウトを提供することにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0012】すなわち、本発明による半導体チップは、
相互に一体となって形成された略四角形の中央領域およ
びこの中央領域の対向する2辺の一部から相互に向かい
合う角部を含んでそれぞれ半導体チップの外周端付近ま
で突出した2つの突出領域からなり、所定の電気的動作
を実行する回路要素が作り込まれた回路要素形成エリア
を有している。そして、中央領域を両側から挟むように
して半導体チップの対向する2辺に沿ってその全長に亙
り第1のパッド配列エリアおよび第2のパッド配列エリ
アが形成され、ここに回路要素と電気的に接続された複
数のボンディングパッドが配列されている。また、第1
のパッド配列エリアおよび第2のパッド配列エリアの各
一方端から連続して半導体チップの対向する他の2辺に
沿ってそれぞれ突出領域まで延びて第3のパッド配列エ
リアおよび第4のパッド配列エリアが回路要素形成エリ
アの外周に形成され、ここにも同様に回路要素と電気的
に接続された複数のボンディングパッドが配列されてい
る。
【0013】このような半導体チップでは、第3のパッ
ド配列エリアおよび第4のパッド配列エリアの長さをい
ずれも中央領域における突出領域形成側の一辺の長さの
1/2に設定することができる。また、第3のパッド配
列エリアおよび第4のパッド配列エリアが相互にオーバ
ーラップするようにして形成してもよい。さらに、2つ
の突出領域が相互にオーバーラップするようにして形成
してもよい。
【0014】これらの半導体チップはRAMまたはRO
Mとし、回路要素は情報記憶を行うメモリアレイおよび
このメモリアレイの動作制御を行う周辺回路とすること
ができる。
【0015】また、本発明によるリードフレームは、前
記した半導体チップが搭載されるもので、そのインナー
リード部のボンディングエリアはそれぞれ対応する半導
体チップのボンディングパッドの近傍に位置するように
レイアウトされていることを特徴とするものである。こ
のリードフレームのアウターリードは相互に反対となる
2方向に延びて形成してもよい。
【0016】そして、本発明による半導体装置は、前記
した半導体チップがこのようなリードフレームに搭載さ
れて両者が電気的に接続されて構成されているものであ
る。
【0017】上記した手段によれば、ボンディングパッ
ドが半導体チップに対面L字形に配列されるように回路
要素が形成されるので、空き領域によるチップ面積の拡
大を招くことのない効率的な回路レイアウトを行うこと
が可能になる。
【0018】また、インナーリード部のボンディングエ
リアの近傍にボンディングパッドを配置することが可能
となるので、インナーリード部の引き回し領域を狭くす
ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一の機能を有する部材には同一
の符号が付されており、その繰り返しの説明は省略され
ている。
【0020】(実施の形態1)図1は本発明の一実施の
形態である半導体チップを示す平面図、図2は図1の半
導体チップにおける回路レイアウトを示す説明図、図3
は図1の半導体チップが搭載されるリードフレームの一
部を示す平面図、図4は図1の半導体チップが図3のリ
ードフレームに搭載されて構成された半導体装置を示す
外観斜視図である。
【0021】本実施の形態の半導体チップ1は、一例と
して、1ビット当たり4個のトランジスタによってフリ
ップフロップを構成して情報記憶を行う複数のメモリセ
ルによって構成されるメモリアレイ2a,2bを有する
SRAM(Static Random Access Memory )とされてい
る。但し、本発明はDRAM(Dynamic Random Access
Memory)や各種ROM(Read Only Memory)、さらには
CPU(Central Processing Unit )やワンチップマイ
コンなど他の種々の半導体装置に適用することができ、
SRAMに限定されるものではない。
【0022】図1に示すように、メモリアレイ2a,2
bは2分割されて半導体チップ1の対向する2辺にそれ
ぞれ接近するように平面方向にずらしてレイアウトされ
ている。そして、このようなメモリアレイ2a,2bの
レイアウトで構成される対面L字形の2つの領域に後述
するリードフレーム3のインナーリード部4aとワイヤ
接続されるボンディングパッド5が形成されている。す
なわち、半導体チップ1におけるメモリアレイ2a,2
bが接近していない側の対向する2辺に沿い、その全長
に亙って第1および第2のパッド配列エリア6a,6b
が形成され、この第1および第2のパッド配列エリア6
a,6bのそれぞれの一方端から連続して半導体チップ
1の対向する他の2辺に沿い、ずらされた各メモリアレ
イ2a,2bによって生じた領域に第3および第4のパ
ッド配列エリア6c,6dが形成されている。そして、
これらのパッド配列エリア6a〜6dに複数のボンディ
ングパッド5が一列に配列されている。
【0023】各パッド配列エリア6a〜6dに近接し
て、外部から入力された制御信号や書き込みデータを内
部信号に変換したりメモリアレイ2a,2bからの読み
出しデータを外部に出力する入出力インターフェース回
路、およびこの入出力インターフェース回路への制御信
号やデータに基づいてメモリアレイ2a,2bを制御す
るデータ制御回路などからなる周辺回路7が形成されて
いる。そして、情報の記憶を行うメモリアレイ2a,2
bとこのメモリアレイ2a,2bの動作制御を行う周辺
回路7および信号の入出力部であるボンディングパッド
5を電気的に接続するため、配線8が形成されている。
【0024】図1におけるメモリアレイ2a,2b、周
辺回路7および配線8という所定の電気的動作を実行す
る回路要素が作り込まれた領域をひとまとめにして回路
要素形成エリア9とし、この回路要素形成エリア9とボ
ンディングパッド5との半導体チップ1上における位置
関係を図2に示す。
【0025】図示するように、回路要素形成エリア9
は、略四角形をなす中央領域9a、およびこの中央領域
9aの対向する2辺の1/2の長さのところから相互に
向かい合う角部を含んで半導体チップ1の外周端付近ま
で突出した2つの突出領域9b1 ,9b2 が一体となっ
た形状をなしている。そして、前記した第1および第2
のパッド配列エリア6a,6bは中央領域9aをその短
辺側から挟むようにして形成され、第3および第4のパ
ッド配列エリア6c,6dはそれぞれ第1および第2の
パッド配列エリア6a,6bの一方端から連続して半導
体チップ1の対向する他の2辺に沿い、対応する突出領
域9b1 ,9b2 まで延びて回路要素形成エリア9の外
周に形成されている。なお、以下に記載する実施の形態
を含めて、回路要素形成エリア9がこのような中央領域
9aと突出領域9b1 ,9b2 とで構成されている限
り、メモリアレイ2a,2b、周辺回路7、配線8は図
1に示すレイアウトには限定されるものではなく、たと
えばメモリアレイ2a,2bは連続して形成されていて
もよい。
【0026】半導体チップ1の対向する2つの長辺部分
の全長からその両端で隣接している短辺部分の一部にか
けて一対のコの字形を形成するようにボンディングパッ
ド5が配置された場合、つまり既述した従来のレイアウ
トによる半導体チップ1の外形を図2の二点鎖線まで拡
張された輪郭で示す。すなわち、本実施の形態の半導体
チップ1の場合には、中央領域9aの対向する2辺の1
/2の長さのところから2つの突出領域9b1 ,9b2
が形成されているので、第3のパッド配列エリア6cと
第4のパッド配列エリア6dとを合わせた長さは1つの
長辺分の長さになる。これに対し、従来のレイアウトで
は、ボンディングパッド5は2つの長辺部分の全長に配
列されているから、半導体チップ1の面積はボンディン
グパッド一列分だけ従来レイアウトの方が広くなってし
まう。そして、このボンディングパッド一列分が図2の
二点鎖線に相当する。
【0027】これを数値的に表すと次のようになる。つ
まり、各箇所の長さを図2に示すように設定すると、回
路要素形成エリア9の面積は“X0 ×Y0 ”、パッド配
列エリア6a〜6dの面積は“2X1 1 +2X1 0
+X0 1 ”となり、半導体チップ1の全体の面積は、
“(X0 +2X1 )×(Y0 +Y1 )”となる。一方、
従来レイアウトでは、回路要素形成エリアの面積は同様
に“X0 ×Y0 ”であるが、パッド配列エリアの面積は
2倍の“2(2X1 1 +2X1 0 +X0 1 )”、
したがって、チップ面積は“(X0 +2X1 )×(Y0
+2Y1 )”となる。よって、本半導体チップ1の方が
“2X1 1 +X0 1 ”だけ削減されたチップ面積と
なる。
【0028】このようなレイアウトの半導体チップ1が
搭載されるリードフレーム3を図3に、また、これらに
より構成される半導体装置10を図4に示す。なお、図
3においてアウターリード部4bの一部は図示が省略さ
れている。
【0029】リードフレーム3はその中央部に半導体チ
ップ1が搭載されるタブ11を有しており、このタブ1
1はタブ吊りリード12によりフレーム外枠に固定され
ている。タブ11から外側に延びるようにしてたとえば
一列16本、計32本のリード4が形成されている。マ
ウントされた半導体チップ1のボンディングパッド5の
近傍にボンディングエリア4a1 が位置するようにして
そのインナーリード部4aが形成され、それぞれのイン
ナーリード部4aを延長するようにしてアウターリード
部4bが形成されている。アウターリード部4bは16
本ずつが相互に反対となる2方向に等間隔で延びて形成
されており、対面L字形に2箇所に片寄って配列された
ボンディングパッド付近に先端のボンディングエリア4
1 が位置するインナーリード部4aはこのようなアウ
ターリード部4bに繋がるように引き延ばされている。
なお、図示する場合には、半導体チップ1のボンディン
グパッド5とこれに対応したインナーリード部4aとは
それぞれボンディングワイヤ13で接続されている。但
し、ボンディングワイヤ13を介することなく、両者を
直接接続するようにしてもよい。
【0030】アウターリード部4bを相互に連結するよ
うにしてダムバー14が形成されており、樹脂封止時に
おいて型締めされた金型からのモールド樹脂の漏出がこ
こで阻止されるようになっている。図3の二点鎖線で囲
まれたインナーリード部4aから内側の領域が封止領域
であり、これから分かるように、外部に位置するアウタ
ーリード部4bはパッケージの長辺側から突出した構造
となる。
【0031】図4に示すように、このような半導体チッ
プ1およびリードフレーム3により構成された半導体装
置はたとえばアウターリード部4bが2方向から導出さ
れたDIP(Dual In-line Package)となる。但し、本
発明はDIP以外の種々のピン挿入タイプ、さらには各
種面実装タイプの半導体装置に適用することが可能であ
る。
【0032】このように、本実施の形態の半導体チップ
1では、略四角形の中央領域9aとこの中央領域9aの
対向する2辺から相互に向かい合う角部を含んで半導体
チップ1の外周端付近まで突出した2つの突出領域9b
1 ,9b2 により回路要素形成エリア9を形成してここ
に回路要素を作り込んでいる。また、中央領域9aを両
側から挟むようにして第1および第2のパッド配列エリ
ア6a,6bを、各パッド配列エリア6a,6bの一方
端から連続して半導体チップ1の対向する他の2辺に沿
うように突出領域9b1 ,9b2 まで延びて回路要素形
成エリア9の外周に第3および第4のパッド配列エリア
6c,6dをそれぞれ形成してボンディングパッド5を
配列している。つまり、ボンディングパッド5が半導体
チップ1に対面L字形に配列されるように回路要素を形
成している。したがって、空き領域によるチップ面積の
拡大を招くことのない効率的な回路レイアウトを行うこ
とが可能になる。
【0033】また、インナーリード部4aのボンディン
グエリア4a1 の近傍にボンディングパッド5を配置す
ることが可能となるので、インナーリード部4aの引き
回し領域を狭くすることができる。
【0034】さらに、中央領域9aの対向する2辺の1
/2の長さのところから2つの突出領域9b1 ,9b2
が形成されているので、ボンディングパッド一列分だけ
チップ面積を削減することができる。
【0035】(実施の形態2)図5は本発明の他の実施
の形態である半導体チップの回路レイアウトを示す説明
図である。
【0036】本実施の形態による半導体チップ1では、
中央領域9aの対向する2辺の中央からずれた位置から
それぞれ突出領域9b1 ,9b2 が設けられて回路要素
形成エリア9が形成されている。そして、第1〜第4の
パッド配列エリア6a〜6dにそれぞれボンディングパ
ッド5が配列されている。この半導体チップ1では2つ
の突出領域9b1 ,9b2 の面積が異なっているため
に、図面左側に位置する第1および第3のパッド配列エ
リア6a,6cと図面右側に位置する第2および第4の
パッド配列エリア6b,6dとの広さが異なっている。
したがって、対面L字形に配列されたボンディングパッ
ド5は非対称となっている。
【0037】このように、中央領域9aからの2つの突
出領域9b1 ,9b2 を異なる広さに形成し、非対称の
対面L字形のボンディングパッド5を形成するようにし
てもよい。
【0038】(実施の形態3)図6は本発明のさらに他
の実施の形態である半導体チップの回路レイアウトを示
す説明図である。
【0039】本実施の形態では、半導体チップ1の中央
領域9aの対向する2辺の1/2よりも短い幅で突出領
域9b1 ,9b2 が設けられて回路要素形成エリア9が
形成され、第3のパッド配列エリア6cと第4のパッド
配列エリア6dとがオーバーラップするようにして形成
されている。
【0040】このように2つのパッド配列エリア6c,
6dをオーバーラップさせれば、より多くのボンディン
グパッド5を形成することができる。
【0041】(実施の形態4)図7は本発明のさらに他
の実施の形態である半導体チップの回路レイアウトを示
す説明図である。
【0042】本実施の形態では、半導体チップ1の中央
領域9aの対向する2辺の1/2よりも長い幅で突出領
域9b1 ,9b2 が設けられて回路要素形成エリア9が
形成されている。
【0043】ボンディングパッド5の数が少ない場合に
は、このように2つの突出領域9b1 ,9b2 をオーバ
ーラップさせればよい。
【0044】(実施の形態5)図8は本発明のさらに他
の実施の形態である半導体チップの回路レイアウトを示
す説明図である。
【0045】本実施の形態では、半導体チップ1の中央
領域9aの対向する2つの短辺に突出領域9b1 ,9b
2 が形成されて回路要素形成エリア9が形作られてい
る。そして、中央領域9aをその長辺側から挟むように
して第1および第2のパッド配列エリア6a,6bが、
これらの端部にそれぞれ連続して第3および第4のパッ
ド配列エリア6c,6dが形成されてボンディングパッ
ド5が配列されている。
【0046】このように、突出領域9b1 ,9b2 は中
央領域9aの短辺側に形成してもよい。なお、長辺の全
長に亙って第1および第2のパッド配列エリア6a,6
bが形成されるので、この場合にも多くのボンディング
パッド5を配置することが可能になる。
【0047】以上、本発明者によってなされた発明をそ
の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前
記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもな
い。
【0048】たとえば、回路要素が作り込まれる回路要
素形成エリア9を形成する中央領域9aは略四角形とさ
れているので、四辺が完全な直線となった四角形で形成
されている必要はなく、ほぼ四角形の形状をなしていれ
ばよい。
【0049】また、第1〜第4のパッド配列エリア6a
〜6dにはボンディングパッド5が形成されるが、回路
要素とボンディングパッド5とを電気的に接続する配線
は構造上この領域にも作り込まれることになるので、該
エリアは配線の形成を排除する意味を持つものではな
い。
【0050】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下のとおりである。
【0051】(1).すなわち、本発明の半導体チップのレ
イアウト技術によれば、ボンディングパッドが半導体チ
ップに対面L字形に配列されるように回路要素が形成さ
れるので、空き領域によるチップ面積の拡大を招くこと
のない効率的な回路レイアウトを行うことが可能にな
る。
【0052】(2).インナーリード部のボンディングエリ
アの近傍にボンディングパッドを配置することが可能と
なるので、インナーリード部の引き回し領域を狭くする
ことができる。
【0053】(3).中央領域の対向する2辺の1/2の長
さのところから2つの突出領域を形成すれば、ボンディ
ングパッド一列分だけチップ面積を削減することができ
る。
【0054】(4).第3のパッド配列エリアと第4のパッ
ド配列エリアとをオーバーラップさせれば、より多くの
ボンディングパッドを形成することができる。
【0055】(5).2つの突出領域をオーバーラップさせ
れば、ボンディングパッドが少ない場合でも効率的なレ
イアウトが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による半導体チップを示
す平面図である。
【図2】図1の半導体チップにおける回路レイアウトを
示す説明図である。
【図3】図1の半導体チップが搭載されるリードフレー
ムの一部を示す平面図である。
【図4】図1の半導体チップが図3のリードフレームに
搭載されて構成された半導体装置を示す外観斜視図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態2による半導体チップの回
路レイアウトを示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態3による半導体チップの回
路レイアウトを示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態4による半導体チップの回
路レイアウトを示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態5による半導体チップの回
路レイアウトを示す説明図である。
【符号の説明】
1 半導体チップ 2a,2b メモリアレイ 3 リードフレーム 4 リード 4a インナーリード部 4a1 ボンディングエリア 4b アウターリード部 5 ボンディングパッド 6a 第1のパッド配列エリア 6b 第2のパッド配列エリア 6c 第3のパッド配列エリア 6d 第4のパッド配列エリア 7 周辺回路 8 配線 9 回路要素形成エリア 9a 中央領域 9b1 ,9b2 突出領域 10 半導体装置 11 タブ 12 タブ吊りリード 13 ボンディングワイヤ 14 ダムバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 楢木 浩行 北海道亀田郡七飯町字中島145番地 日立 北海セミコンダクタ株式会社内 (72)発明者 小倉 和智 北海道亀田郡七飯町字中島145番地 日立 北海セミコンダクタ株式会社内 (72)発明者 藤本 義人 北海道亀田郡七飯町字中島145番地 日立 北海セミコンダクタ株式会社内 (72)発明者 佐藤 尚史 北海道亀田郡七飯町字中島145番地 日立 北海セミコンダクタ株式会社内 (72)発明者 守山 直克 北海道亀田郡七飯町字中島145番地 日立 北海セミコンダクタ株式会社内 (72)発明者 玉井 博士 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に一体となって形成された略四角形
    の中央領域およびこの中央領域の対向する2辺の一部か
    ら相互に向かい合う角部を含んでそれぞれ半導体チップ
    の外周端付近まで突出した2つの突出領域からなり、所
    定の電気的動作を実行する回路要素が作り込まれた回路
    要素形成エリアと、 前記回路要素と電気的に接続された複数のボンディング
    パッドにより構成され、前記中央領域を両側から挟むよ
    うにして半導体チップの対向する2辺に沿ってその全長
    に亙りそれぞれ形成された第1のパッド配列エリアおよ
    び第2のパッド配列エリアと、 同様に前記回路要素と電気的に接続された複数のボンデ
    ィングパッドにより構成され、前記第1のパッド配列エ
    リアおよび前記第2のパッド配列エリアの各一方端から
    連続して前記半導体チップの対向する他の2辺に沿って
    それぞれ前記突出領域まで延びて前記回路要素形成エリ
    アの外周に形成された第3のパッド配列エリアおよび第
    4のパッド配列エリアとを有することを特徴とする半導
    体チップ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体チップであって、
    前記第3のパッド配列エリアおよび前記第4のパッド配
    列エリアの長さはいずれも前記中央領域における前記突
    出領域形成側の一辺の長さの1/2であることを特徴と
    する半導体チップ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体チップであって、
    前記第3のパッド配列エリアおよび前記第4のパッド配
    列エリアは相互にオーバーラップして形成されているこ
    とを特徴とする半導体チップ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体チップであって、
    前記2つの突出領域は相互にオーバーラップして形成さ
    れていることを特徴とする半導体チップ。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4記載の半導体
    チップであって、この半導体チップはRAMまたはRO
    Mであり、前記回路要素は情報記憶を行うメモリアレイ
    およびこのメモリアレイの動作制御を行う周辺回路であ
    ることを特徴とする半導体チップ。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5記載の半
    導体チップが搭載されるリードフレームであって、前記
    リードフレームのインナーリード部はそのボンディング
    エリアがそれぞれ対応する前記ボンディングパッドの近
    傍に位置するようにレイアウトされていることを特徴と
    するリードフレーム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のリードフレームであっ
    て、前記リードフレームのアウターリードは相互に反対
    となる2方向に延びて形成されていることを特徴とする
    リードフレーム。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4または5記載の半
    導体チップが請求項6または7記載のリードフレームに
    搭載されて両者が電気的に接続されて構成されているこ
    とを特徴とする半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111863758A (zh) * 2020-06-04 2020-10-30 上海美仁半导体有限公司 一种安装基板、半导体器件和家用电器
CN112908970A (zh) * 2019-12-03 2021-06-04 铠侠股份有限公司 半导体存储装置

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US11876080B2 (en) 2019-12-03 2024-01-16 Kioxia Corporation Semiconductor memory device
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