JPH09245224A - 情報入力装置及び自動取引装置 - Google Patents

情報入力装置及び自動取引装置

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JPH09245224A
JPH09245224A JP5142596A JP5142596A JPH09245224A JP H09245224 A JPH09245224 A JP H09245224A JP 5142596 A JP5142596 A JP 5142596A JP 5142596 A JP5142596 A JP 5142596A JP H09245224 A JPH09245224 A JP H09245224A
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Emi Nonaka
恵美 野中
Akira Morito
明 森戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペン等を使わずに、利用者が自分の指先で入
力部に書き込むことができる情報入力装置システムを提
供することにある。 【解決手段】 各種データを表示する表示部110と、
この表示手段と重ねて配設され、操作者の指の動きを検
知する検知部131と、この検知部131の検知結果よ
り上記操作者の指の動きの軌跡を抽出する抽出部134
と、入力された文字の領域を判別するエリア判別部13
6と、この判別部136で判別された文字の領域の文字
を認識する文字認識部135とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばATM(自
動取引装置)のような装置において、振り込み先等を手
書き入力することができる情報入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、利用者の差出す口座情報が記録さ
れた磁気カードを受入れ、ホストコンピュータ(セン
タ)とオンライン交信することにより、利用者の要求す
る現金を自動的に支払う現金自動支払機、あるいは、口
座情報が記録された磁気ストライプ付きの磁気通帳を受
入れ、ホストコンピュータとオンライン交信することに
より、利用者の要求する現金を自動的に支払う現金自動
支払機、あるいは、口座情報が記録された磁気ストライ
プ付きの磁気通帳を用いて、現金を自動的に受入れる現
金自動預金機、さらには、これら両方の機能を1台の機
能にまとめた現金自動預出金機などの自動取引装置が、
銀行窓口の自動化機器として急速に発達し、各銀行に導
入されて、利用者に迅速なサービスを展開している。
【0003】また、最近では、現金を受入れ、その受入
れた現金を他の銀行口座に振込んだり、磁気カードを用
いた取引により、自分の口座から所定金額を他の銀行口
座に振込んだりする振込取引を自動的に行なう現金自動
預出金機が開発され、実用化されている。
【0004】このような不特定多数の利用者が使う自動
取引装置においては、使い方が直ぐにわかり、しかも、
簡単かつ迅速に使えることが必要である。たとえば、振
込を行なう際、振込先の銀行名(金融機関)を入力する
必要があるが、従来の銀行名の入力方法は、銀行の種別
を最初に選択した後、銀行名の最初の1文字を入力する
ことにより、該当する複数の銀行名を表示し、その中か
ら所望の銀行名を選択するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、銀行名か
ら最初の1文字を入力することにより、該当する複数の
銀行名を表示し、その中から特定の銀行名を選択するよ
うにしている。
【0006】このように、複数の銀行名の中から1つの
銀行名を選択するには、操作パネルから幾つもの操作を
行わなければならず、その操作が煩わしかった。
【0007】また、ペン等を使用して利用者が銀行名を
選択する場合には、その操作が煩わしかった。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的はペン等を使わずに、利用者が自分の指先
で入力部に書き込むことができる情報入力装置及び自動
取引装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる情報入
力装置は、各種データが表示されるタッチパネルと、こ
のタッチパネル入力手段上にて操作される操作者の指の
動きを検知する検知手段と、この検知手段の検知結果に
基づいて、前記タッチパネル入力手段上に操作される操
作者の指の動きを抽出する抽出手段と、この抽出手段に
て抽出された操作者の指の軌跡に基づいて、前記タッチ
パネル入力手段により操作者が手書き入力した文字を認
識する認識手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】請求項2に係わる文字入力装置は、請求項
1記載のタッチパネル入力手段には、操作者が文字を手
書き入力するための複数の文字入力領域を有する特徴と
する。
【0011】請求項3に係わる文字入力装置は、請求項
1記載のタッチパネル入力手段には、カタカナ入力を入
力するためのカタカナキーと、アルファベット入力を指
定するための英字キーと、数字入力を指定するための数
字キーと、入力された文字を訂正するための訂正キーと
を表示する表示制御手段とを有することを特徴とする。
【0012】請求項4に係わる文字入力装置は、請求項
1記載の認識手段にて、前記抽出手段にて抽出された操
作者の指の軌跡に基づいて複数の文字が認識された場
合、これら複数の文字を前記タッチパネル入力手段の所
定領域に表示する表示制御手段を具備したことを特徴と
する。
【0013】請求項5に係わる文字入力装置は、請求項
1の認識手段は、前記タッチパネル入力手段で入力され
た指紋の軌跡を検出する軌跡抽出手段と、この文字認識
手段で認識された指の軌跡がどの文字入力エリアに属す
るかを判定するエリア判定手段と、このエリア判定手段
で判定された文字入力エリアの指の軌跡を検出する文字
認識手段とを具備したことを特徴とする。
【0014】請求項6に係わる文字入力装置は、操作案
内画面が表示され、かつ操作者が文字を手書き入力する
ため文字入力領域を有するタッチパネル入力手段と、前
記タッチパネル入力手段の文字入力領域上にて操作され
る操作者の指の動きを検知する検知手段と、この検知手
段の検知結果に基づいて、前記タッチパネル入力手段上
に操作される操作者の指の動きを抽出する抽出手段と、
認識対象となる複数文字の組合わせからなる複数の単語
を記憶する記憶手段と、前記抽出手段にて抽出された操
作者の指の軌跡に基づいて、前記記憶手段に記憶されて
いる認識対象となる複数の単語の中から前記タッチパネ
ル手段の文字入力領域から操作者が手書き入力された単
語を認識する認識手段とを具備したことを特徴とする。
【0015】請求項7に係わる文字入力装置は、請求項
1記載の認識手段にて、前記抽出手段にて抽出された操
作者の指の軌跡に基づいて複数の単語が認識された場
合、これら複数の単語を前記タッチパネル入力手段の所
定領域に表示する表示制御手段とを具備したことを特徴
とする。
【0016】請求項8に係わる文字入力装置は、請求項
6記載の認識手段により前記タッチパネル手段から操作
者が手書き入力された単語が前記記憶手段に記憶されて
いる複数の単語の中に該当するものがないことが認識さ
れた場合に、操作者に対して再入力を案内指示するため
の案内画面を前記タッチパネル入力手段に表示する表示
制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0017】請求項9に係わる文字入力装置は、請求項
7の表示制御手段にて表示される再入力画面の表示時間
を検出するタイマー手段と、このタイマー手段にて再入
力画面を所定時間表示したことを検出した場合に、前記
タッチパネル入力手段に表示される画面を前記再入力画
面から前記複数の文字入力領域を表示する初期画面に変
更する手段を有する。
【0018】請求項10に係わる文字入力装置は、操作
案内画面が表示され、かつ操作者が文字を手書き入力す
るため文字入力領域を有するタッチパネル入力手段と、
前記タッチパネル入力手段の文字入力領域上にて操作さ
れる操作者の指の動きを検知する検知手段と、この検知
手段の検知結果に基づいて、前記タッチパネル入力手段
上に操作される操作者の指の動きを抽出する抽出手段
と、認識対象となる複数文字の組合わせからなる複数の
単語を記憶する記憶手段と、前記抽出手段にて抽出され
た操作者の指の軌跡に基づいて、前記記憶手段に記憶さ
れている認識対象となる複数の単語の中から前記タッチ
パネル手段の文字入力領域から操作者が手書き入力され
た単語を認識する認識手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0019】請求項11に係わる自動取引装置は、現金
を自動的に他人の口座に振込み処理を行う自動取引装置
において、操作案内画面が表示されるタッチパネル入力
手段と、操作者により振込み先情報を指定するために、
前記タッチパネル入力手段上にて操作される操作者の指
の動きを検知する検知手段と、この検知手段の検知結果
に基づいて、前記タッチパネル入力手段上に操作される
操作者の指の動きの軌跡を抽出する抽出手段と、この抽
出手段にて抽出された操作者の指の軌跡に基づいて、前
記タッチパネル入力手段により操作者が手書き入力した
文字を認識する認識手段と、この認識手段にて認識され
た文字に基づいて、振込み処理を行うための振込み情報
を選択する選択手段とを具備したことを特徴とする。
【0020】請求項12に係わる自動取引装置は、請求
項11の認識手段にて、前記抽出手段にて抽出された操
作者の指の軌跡に基づいて複数の文字が認識された場
合、これら複数の文字を前記タッチパネル入力手段の所
定領域に順次表示する表示制御手段とを具備したことを
特徴とする。
【0021】請求項13に係わる自動取引装置は、現金
を自動的に他人の口座に振込み処理を行う自動取引装置
において、操作案内画面が表示され、かつ操作者が文字
を手書き入力する文字入力領域を有するタッチパネル入
力手段と、操作者により振込み先情報としての金融機関
名、支店名などを指定するために、前記タッチパネル入
力手段の文字入力領域上にて操作される操作者の指の動
きを検知する検知手段と、この検知手段の検知結果に基
づいて、前記タッチパネル入力手段上に操作される操作
者の指の動きの軌跡を抽出する抽出手段と、認識対象と
なる複数の金融機関名、支店名を記憶する記憶手段と、
前記抽出手段にて抽出された操作者の指の軌跡に基づい
て、前記記憶手段に記憶されている認識対象となる複数
の金融機関名、支店名の中から前記タッチパネル手段の
文字入力領域から操作者が手書き入力された金融機関
名、支店名に該当する候補を選択する選択手段と、この
選択手段にて選択された金融機関名、支店名に該当する
候補を選択する選択手段と、この選択手段にて選択され
た金融機関名、支店名に基づいて、振込み処理を行うた
めの振込み先情報を特定する手段とを具備したことを特
徴とする。
【0022】請求項14に係わる自動取引装置は、請求
項13の選択手段にて、前記抽出手段にて抽出された操
作者の指の軌跡に基づいて複数の金融機関名、支店が選
択された場合、これら複数の金融機関名、支店名を前記
タッチパネル入力手段の所定領域に表示する表示制御手
段を具備したことを特徴とする。
【0023】請求項15に係わる自動取引装置は、請求
項13の選択手段は、前記タッチパネル手段から操作者
が手書き入力された金融機関名、支店名の中に該当する
ものがない場合に、操作者に対して再入力を案内指示す
るための案内画面を前記タッチパネル入力手段に表示す
る表示制御手段をさらに具備することを特徴とする。
【0024】請求項16に係わる自動取引装置は、複数
の取引種目の中から所定の取引種目を選択した上で、選
択された取引処理を実行する自動取引処理において、操
作案内画面が表示されるタッチパネル入力手段と、操作
者により取引種目を選択するために、前記タッチパネル
入力手段上にて操作される操作者の指の動きを検知する
検知手段と、この検知手段の検知結果に基づいて、前記
タッチパネル入力手段上に操作される操作者の指の動き
の軌跡を抽出する抽出手段と、この抽出手段にて抽出さ
れた操作者の指の軌跡に基づいて、前記タッチパネル入
力手段により操作者が手書き入力した文字を認識する認
識手段と、この認識手段にて認識された文字に基づい
て、複数の取引種目の中が該当する取引種目を選択する
選択手段とを具備したことを特徴とする。
【0025】請求項17に係わる自動取引装置は、複数
の取引種目の中から所定の取引種目を選択した上で、選
択された取引処理を実行する自動取引装置において、操
作案内画面が表示されるタッチパネル入力手段と、操作
者により暗唱情報を入力するために、前記タッチパネル
入力手段上にて操作される操作者の指の動きを検知する
検知手段と、この検知手段の検知結果に基づいて、前記
タッチパネル入力手段上に操作される操作者の指の動き
の軌跡を抽出する抽出手段と、この抽出手段にて抽出さ
れた操作者の指の軌跡に基づいて、前記タッチパネル入
力手段により操作者が手書き入力した文字を認識する認
識手段と、この認識手段にて認識された文字に基づい
て、操作者により入力された暗唱情報の照合を行う照合
手段とを具備したことを特徴とする。
【0026】請求項18に係わる自動取引装置は、複数
の取引種目の中から所定の取引種目を選択した上で、操
作案内画面が表示されるタッチパネル入力手段と、この
タッチパネル入力手段に表示される操作案内画面にて操
作者が選択したい処理内容を指示するために、前記タッ
チパネル入力手段上にて操作される操作者の指の動きを
検知する検知手段と、この検知手段の検知結果に基づい
て、前記タッチパネル入力手段上に操作される操作者の
指の動きの軌跡を抽出する抽出手段と、この抽出手段に
て抽出された操作者の指の軌跡に基づいて、前記タッチ
パネル入力手段により操作者が手書き入力した文字を認
識する認識手段と、この認識手段にて認識された文字に
基づいて、操作者により選択指示された処理内容を判別
する判別手段とを具備したことを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の第
1の実施の形態について説明する。図3は、本実施の形
態に係る対面式自動操作装置、たとえば、自動取引装置
(たとえば、銀行の営業店に設置され、入金、出金、振
込、振替、残高照会、通帳記入などの取引が可能な現金
自動預出金機)の外観を示すものである。図において、
筐体1の前面には、操作面として略L字形状の接客操作
部2が形成されている。接客操作部2の水平面には、紙
幣を多数枚一括して投入し得るとともに、放出された紙
幣を一括して受取る、開閉可能な蓋体を有する紙幣口
3、および、硬貨を多数枚一括して投入し得るととも
に、放出された硬貨を一括して受取る、開閉可能な蓋体
を有する硬貨口4が設けられている。
【0028】また、接客操作部2の水平面には、表面に
指を接触することにより所定の情報が入力できる矩形状
の透明なタッチパネル5が設けられているとともに、そ
の下面に相対向して表示手段としての矩形の表示画面を
有するカラー液晶表示装置6が設けられている。
【0029】また、接客操作部2の水平面には、表面に
指を接触することにより所定の情報が入力できる矩形状
の透明なタッチパネル5が設けられているとともに、そ
の下面に相対向して表示手段としての矩形状の表示画面
を有するカラー液晶表示装置6が設けられている。
【0030】液晶表示装置6は、操作案内手順、その他
の情報を文字、文言、イラストあるいは画像情報によっ
て画面にカラーで表示し、利用者の操作を誘導するとと
もに、取引に必要な各種取引情報を入力するための数
字、片仮名文字、英文字などの各種操作キーを表示し、
この表示された操作キーに対応するタッチパネル5のセ
グメント部位を指で触れることにより、所望のキー入力
(各種取引情報の入力など)を行うことができるように
なっている。
【0031】ここに、上記タッチパネル5、液晶表示装
置6は、タッチパネル入力装置8を構成している。
【0032】接客操作部2の垂直面には、暗唱番号や口
座番号などが記録されている取引媒体としての磁気カー
ド、あるいは、振込取引時の振込券を受入れるととも
に、取引内容を印字したレシート(明細書)を排出する
カード口11、同じく取引媒体としての磁気通帳を受入
れる通帳口12、利用者に対する音声案内のためのスピ
ーカ13、および、係員呼出しボタン14が設けられて
いる。
【0033】一方、筐体1の内部には、カード口11と
対応してカードリーダ・レシードプリンタユニット15
が、通帳口12に対応して通帳プリンタユニット16
が、紙幣口3と対応して紙幣入出金ユニット17が、硬
貨口4と対応して硬貨入出金ユニット18が、それぞれ
設けられている。また、筐体1内の下部には、本装置の
制御を司る制御ユニット19が設けられている。
【0034】まず、タッチパネル5に3文字分の入力エ
リアがある場合について図1乃至図13を参照して説明
する。ここでは、銀行のATM(現金自動預払機)で、
振込先を指定する方法の例を説明する。まず、支店名を
入力する手順の例を説明する。このATMは操作手順や
入力内容を表示する画面と、その表面にタッチセンサパ
ネルを装備し画面を触れることで入力を検知できるもの
とする。
【0035】図1は、顧客操作部のタッチパネル入力装
置8(CRTディスプレイや液晶ディスプレイ等)の画
面上に表示された操作案内画面を示す。その画面には
『振込先の支店名を指で書いてください」等と表示し、
顧客に対し入力を誘導する。
【0036】また、画面上には、第1文字入力エリア1
01、第2文字入力エリア102、第3文字入力エリア
103が設けられている。これらの第1〜3文字入力エ
リア101〜103はそれぞれ同様の形式で表示されて
おり、ここでは、第1文字入力エリア101を代表して
説明する。
【0037】第1文字エリア101には、その上部に
「第1文字」と表示したり、色や大きさを変えたりし
て、顧客に支店名の第1文字目を入力するエリアである
ことを知らせるようにしている。
【0038】第1文字エリア101には、カタカナ入力
を指定するためのカタカナキー104、アルファベット
入力を指定するための英字キー105、数字入力を指定
するための数字キー106、文字入力中にその入力を訂
正するための訂正キー107が表示されている。
【0039】このとき、カタカナキー104には点滅ま
たは反転表示し、現在カタカナの受付中であることを知
らせるようにしている。通常支店名は、カナ・アルファ
ベット・数字のうち、カナによる表示が一般的であるの
で顧客が特別に指定しなければカタカナによる入力とな
る。もし、支店名をアルファベットや数字で入力する必
要がある場合には英字キー105あるいは数字キー10
6を押下することで入力文字の指定を切り換える。
【0040】例えばアルファベットで入力をする場合、
英字キー105を押下するとカタカナキー104の点滅
や反転は元に戻り、英字キー105が点滅や反転をしア
ルファベットの入力中であることを知らしめる。(入力
文字を限定し、画面上に「カタカナで書いてください」
等と表示をしている場合はカタカナキー104〜数字キ
ー106は不要である。) ここでは、トウキョウ支店を指定する場合について具体
的に説明する。
【0041】まず顧客は、第1文字エリア101のカタ
カナキー104が点滅または反転していることを確認し
たうえで、第1文字エリア101の中に指先で『ト』と
書く。このとき、第1文字エリア101には図2(A)
のように、指先の移動にあわせて軌跡108が表示され
る。
【0042】この軌跡108に従い、入力文字の認識が
行われる。文字認識が完了すると、第1文字エリア10
1の中央部には軌跡108にかわり、図2(B)に示す
ように、認識結果の文字が表示される。この例では正し
く認識され『ト』が入力された。
【0043】ところで、第1文字エリア101,第2文
字エリア108の文字の認識方法について説明する。
【0044】まず、図4を参照して入力を検出するため
の位置検出部の構造について説明する。図4に示すよう
に、操作表示器110の周辺には赤外線発光器とそれに
対する受信器が設置されている。すなわち、操作表示器
110の例えば右辺には赤外線発光器LPY1−LPY
Nが配置され、向かい側の左辺にはそれぞれに対する受
光器PDY1〜PDYNが配置されている。
【0045】これらにより、縦方向の指先の位置が検出
される。同様に、操作表示器110の例えば下辺には発
光器LPX1−LPXNが配置され、向かい側の上辺に
はそれぞれに対する受光器PDX1〜PDXNが配置さ
れており、横方向の指先の位置が検出される。
【0046】これらの発光器は順次点灯し、その点灯タ
イミングに同期して対応する受光機が指先の位置を検知
する。つまり、LPY1が点灯したとき、PDY1によ
り受光有無で位置検知を行い、精度よく検知することが
できる。
【0047】ところで、指先で書くためにいくつかの問
題が発生する。その一つは、爪の問題である。
【0048】例えば、爪が長い利用者の場合、図5のよ
うに爪112と指先111の間に隙間ができてしまう。
すると、赤外線で位置検知しているため、その結果は影
信号113のように隙間が入った二つの影となってしま
う。そこで、爪と指先を一体の指先とみなすため連結処
理を行う。つまり同一のタイミングで二つの影が検出さ
れた場合、二つの影を連結し一つの影とした連結影信号
114とする。
【0049】二つ目は、指の太さの問題である。文字認
識のためには、指先の軌跡を線で示す必要がある。指は
太く、その指の傾き方や押圧が変化するため、直線をか
いても直線にならない場合がある。そこで指の影の移動
信号である連結信号114からさらに画像処理を行い、
指の軌跡を抽出する。
【0050】図6に指先の検出結果を2次元的に示して
おく。図6(a)は爪の影115と指先の影116が分
離した状態を示しておく。これを前述の連結処理により
図6(b)のように連結し連結信号117aとする。
【0051】次にこの117aからその中心点の軌跡を
抽出する。その結果を図6(c)に示す。図6(c)で
は太線118aが中心点の軌跡であり、指が上から下に
移動したことを示している。この中心点の軌跡検出によ
り、指の押圧力が変化し単に指の太さが変動した場合で
も、正しく指の軌跡を抽出することができる。
【0052】ところが、指の傾きが変化した場合は図6
(d)のような連結信号117bとなる。このときの中
心点の軌跡は太線118bで、指をまっすぐ移動したの
に下側が左に曲がった結果になっている。そこで、中心
点の軌跡とは別に、連結信号117bの外周点の軌跡を
抽出する。この場合は図6(d)の太線119bと12
0bで、外周に沿って抽出している。この図からわかる
ように指の傾きが変化した場合でも直線を書いた場合
は、その軌跡の外周点の軌跡の少なくとも一方は直線と
なる。
【0053】図6(d)では119bが直線で、指の動
きを正しく表している。
【0054】一方、指の真の中心は連結信号117bの
もっとも太い部分121bの中央点122がその位置に
相当する。そこで真の軌跡は指の中央点122と直線上
の軌跡を示す外周の軌跡119bから太破線123とし
て判定し文字認識部に送出する。もちろん、中心点の軌
跡も外周点の軌跡も曲線となった場合は曲線であると判
定する。
【0055】以上のように、指先の軌跡は、その影の中
心、外周の軌跡と最も太い部分の中央とから判定し、文
字認識部に送出される。
【0056】次に、文字認識処理について図7のブロッ
ク図を参照して説明する。
【0057】赤外線発光器LPX1〜LPXN、LPY
1−LPYNは、発光器ドライバ130により点滅制御
を行う。
【0058】一方、その受光の有無は赤外線受光器PD
X1〜PDXN、PDY1〜PDYNの受光検知部13
1に入力され量子化処理を行う。これらの発光器ドライ
バ130の点滅制御と受光検知部の量子化処理は検出タ
イミング132により発生するタイミング信号により同
期して制御される。
【0059】更に、受光検知部131で量子化した影信
号は前述のように連結処理部133と軌跡抽出部134
で処理され、指の軌跡とし文字認識部135とエリア判
別部136に入力される。
【0060】エリア判別部136では、軌跡抽出部13
4の指の軌跡座標にしたがって、その軌跡は第1文字入
力エリア101か、第2文字入力102エリアか、第3
文字入力エリア103か判別する。通常は第1文字を書
いた後、第2文字、第3文字を書くようにしている。
【0061】そこで、軌跡抽出部134の軌跡座標が、
第1文字入力エリア101にあり、次にその軌跡座標が
第2文字入力エリア102に移動したとき、エリア判別
部136は文字認識部135に対し、第1文字入力完了
を通知する。
【0062】文字認識部135では、この第1文字入力
完了通知に従い、それまでに軌跡抽出部134から入力
された軌跡情報に従い文字認識を行う。
【0063】一方、文字認識部226は、現在入力中の
文字種指定により認識を行う。文字種指定は「ひらがな
のみ」「ひらがな、カタカナのみ」「ひらがな、数字、
英字の3種のみ」といった予め設定された情報を制御部
に記録し、制御部からの指示に従い指定している。
【0064】このようにして第1文字が認識されると、
第1文字記憶部138に結果を記憶し、文字入力エリア
201の軌跡を消し、同時に認識文字表示エリア204
に認識結果を表示し、第2文字の入力待ちとなる。
【0065】同様にして、第2文字、第3文字、…を第
2文字記憶部228、第3文字記憶部229に記憶す
る。
【0066】一方、認識した第1文字、第2文字、…を
もとに、銀行名の検索を行う。
【0067】ATMの制御部に記憶されている銀行名デ
ータの中から、一文字入力毎に該当する文字(第1文字
名入力時は認識結果「さ」、第2文字名入力時は認識結
果「さく」)で検索を行う。検索結果は予め設定した1
頁に表示する個数以下、例えば10個以下に候補が絞れ
たとき、画面が切り替わり、図18のように検索結果を
表示する。操作表示器210には、「銀行名を押してく
ださい」等と表示し、この例では「さくら銀行」等がキ
ーの形で表示される。
【0068】そこで、操作者は希望する「さくら銀行」
キーを押し、銀行名の指定を完了する。
【0069】該当する銀行がないときは、「前に戻る」
キーを押す。同時に、最終文字の情報は消去され再入力
となる。このとき、認識文字表示エリア204には最終
文字を消去した残りの文字が表示される。(この例では
「さ」が表示される。) 次に、認識結果が違った場合について図19で説明す
る。
【0070】例えば第1文字「さ」が「ら′」のように
抽出されたとする。第1文字目抽出結果は該当する文字
がないため、操作表示器210に「申し訳ございません
もう一度お願いします」等を表示すると同時に文字入
力エリア201の軌跡と抽出情報を消去する。一定時間
表示したら、元の画面に戻り、再入力待ちとなる。
【0071】次に、該当する候補がなかった場合につい
て第2−7図で説明する。
【0072】例えば第1文字「さ」が「を」と認識され
たとする。第1文字目認識結果に従い、「を」で始まる
銀行名の検索が始まる。ところが、該当する銀行がない
ため、操作表示器210に「「を」で始まる銀行はあり
ません。もう一度お願いします」「該当する銀行はあり
ません もう一度お願いします」等を表示すると同時に
文字入力エリア201の軌跡と文字情報を消去する。一
定時間表示したら、元の画面に戻り、再入力待ちとな
る。
【0073】次に、振込先の氏名を入力する手順の例を
説明する。
【0074】操作表示器210に、図21のように「受
取人名を書いてください」等を表示するとともに、文字
入力エリア101を表示する。さらに、余白を入力する
「間隔」キー230、記号選択するとための「記号」キ
ー231、会社略称を選択するための「会社法人」キー
232等の固定キーと、入力の訂正を行う「訂正」キー
202、入力の完了を行う「確認」キー233を表示す
る。
【0075】たとえば、「会社法人」を押下すると、図
24のように選択画面に切り替わり、該当するキー24
0のいずれかを押下すると、その略称が指定されたこと
になり、受取人名入力画面に切り替わる。受取人名入力
画面では、認識文字表示エリア204に指定した略称を
表示する。該当するキーがなかったときは「前に戻る」
キー241を押下すると、何も指定しなかったことにな
り、受取人名入力画面に切り替わる。
【0076】受取人名入力画面では、前述の銀行名入力
と同様に一文字ずつ書き込み、書く度にその軌跡が表示
され、認識を行う。書き始めると、表示文言が、「書き
終わったら確認を押してください」等に替わる(図2
2)。ただし、始めの文言にその旨含まれているときは
この限りではない。
【0077】図22のように、認識結果の第1候補は認
識文字表示エリア204に205のように表示される。
同時に第2候補、第3候補を、キーの形でそれぞれ、2
34,235のように」表示する。このキー234ある
いは235が押されたとき、認識文字表示エリア204
の文字205を234あるいは235の文字と入れ替え
る。この場合、例えば、「し」キー234が押下される
と、認識文字表示エリア204には「し」236が表示
され、「し」キー234は、「と」キー237に置き替
わる(図23)。
【0078】次の文字を書き始めると、第1文字目の第
2候補、第3候補のキーを消去する。以下、入力を続
け、「確認」キーが押下されると、受取人名入力を完了
する。
【0079】もしも、第2候補、第3候補も該当する文
字ではなかったときは、「訂正」キー202を押す。す
ると、認識文字表示エリア204の最終文字、第2候補
キー234、第3候補キー235と、その文字の記憶部
の記憶を消去して、再入力待ちとなる。続けて「訂正」
キー202を押下すると、その都度、同様にする。
【0080】次に、複数の入力エリアがある場合を第3
の実施の形態として説明する。
【0081】ここでは、銀行のATMで、振込先を指定
する方法の例を説明する。まず、銀行名を入力する手順
の例を説明する。第1の実施の形態と同様な条件の画面
とタッチセンサパネルを装備しているものとする。
【0082】図25は、顧客操作部の操作表示器310
(CRTディスプレイや液晶ディスプレイ等)の画面上
に表示された操作案内画面である。画面には「振込先の
銀行名を指で書いてください」等と表示し、顧客に対し
入力を誘導する。
【0083】ひらがな入力に限定する場合はその旨を表
示したり、表示の「かいてください」の「か」を手書き
のひらがな文字のように表したり、音声による案内文言
を流したり、といった付加を行う。
【0084】画面上には、ホワイトボードをイメージし
た枠等、一目でここに文字を書くことを知らしめるよう
に工夫した第1文字入力エリア301、第2文字入力エ
リア302、第3文字入力エリア303を表示する。
【0085】ここでは、東京銀行を指定する場合につい
て具体的に説明する。
【0086】顧客は、第1文字入力エリア301に指先
で「と」と書く。このとき、301には図26のよう
に、指先の移動にあわせて軌跡304が表示される。こ
の304に従い入力文字の認識が行われる。文字認識が
完了すると、文字入力エリア301の軌跡304を消
し、画面上の認識文字表示エリア305に認識文字30
6を表示する。(図27)。この例では正しく認識され
「と」が入力された。入力完了検知は(第2の実施の形
態)と同様に行う。同様に第2文字、第3文字を入力す
る。
【0087】もしも、正しく認識されなかったときは、
該当する文字入力エリアに再度、文字を書き、前述同様
に処理する。
【0088】一方、認識した第1文字〜第3文字をもと
に、銀行名の検索を行う。(第2の実施の形態)と同様
に行う。但し、このとき、候補の個数にはこだわらな
い。図28のように、認識した結果301と、銀行名キ
ー311を表示する。そこで、操作者は希望する「東京
銀行」キーを押し、銀行名の指定を完了する。
【0089】1頁以上の候補があるときは、次の候補を
表示するための「次へ」キー314を表示する。このキ
ーの押下により、前の候補があるときは、前の候補を表
示するための「前へ」キー313を表示する。
【0090】当該頁に該当する銀行がないときは、「前
へ」あるいは「次へ」キーを押して他の候補を表示す
る。該当する銀行名を見つけたら、そのキーを押して銀
行名の指定を」完了する。
【0091】当該候補に該当する銀行がないときは、
「前に戻る」キーを押す。同時に、最終入力文字の情報
は消去され再入力となる。このとき、認識文字表示エリ
ア305には最終入力文字を消去した残りの文字が表示
される。(この例では「とう」が表示される。) 次に、認識結果が違った場合について図29で説明す
る。
【0092】例えば、第1文字「と」が「さ」と認識さ
れたとする。顧客は認識文字表示エリア305を見て第
1文字目が違っていることを認識し、もう一度第1文字
入力エリア301に文字を書く。文字が入力されたら最
初の情報を消去し入力情報に従い、再度文字認識を行
い、その認識結果を認識文字表示エリア305に表示す
る。該当する候補がなかったときは、操作表示器210
に「該当する銀行はありませんもう一度お願いします」
等を表示すると同時に第1文字〜第3文字の文字情報を
消去する。一定時間表示したら、元の画面に戻り、再入
力待ちとなる。このとき、認識文字表示エリアは消去さ
れている。
【0093】次に、振込先の氏名を入力する手順の例を
説明する。
【0094】操作表示器210に、図30のように「受
取人名を書いてください」等を表示するとともに、第1
文字入力エリア301、第2文字入力エリア302、第
3文字入力エリア303を表示する。さらに、余白を入
力する「間隔」キー320、記号選択するための「記
号」キー321、会社略称を選択するための「会社法
人」キー322等の固定キーと、入力の訂正を行う「訂
正」キー323、入力の完了を行う「確認」キー324
を表示する。
【0095】受取人名入力画面では、前述の銀行名入力
と同様に第1文字〜第3文字を書き込み、書く度にその
軌跡が表示され、認識を行う。書き始めると表示文言
が、「書き終わったら確認を押してください」等に替わ
る。ただし、始めの文言にその旨含まれているときはこ
の限りではない。
【0096】図31のように、認識結果の第1候補は認
識文字表示エリア325に326のように表示される。
次の文字を書き始めると、第1文字目が確定される。以
下、入力を続け、「確認」キーが押下されると、受取人
名入力を完了する。
【0097】もしも、第1候補が該当する文字ではなか
ったときは、「訂正」キー323を押す。すると、認識
文字表示エリア325の最終文字の記憶部の記憶を消去
して、再入力待ちとなる。続けて「訂正」キー323を
押下すると、その都度、同様にする。
【0098】次に、視聴覚障害者の取引で、しかも1文
字入力する場合について説明する。ここでは、銀行のA
TMで、画面の案内文言を読まずとも、音声案内に従っ
て操作を行い、取引を行う方法の例を説明する。前述の
例と同様の条件の画面とがタッチセンサパネルと音声を
発声するスピーカなどを装備していることとする。取引
名などを画面いっぱいに指書きで入力するため複雑なキ
ー入力作業がなくなる。音声案内を伴うことで、不慣れ
なく、目が不自由な人、画面を読むのが面倒な人でも円
滑に操作できるようにする。
【0099】画面を工夫して耳が不自由な人にも使え
る。
【0100】A.通常の初期画面(いらっしゃい画面、
取引種目キーが並んでいる)を表示しているとき、画面
上、例えば右上角に指入力キーを表示する。さらに、カ
スタマセンサで顧客検知したときや一定時間毎に「いら
っしゃいませ。ご希望のお取引をボタンで押すか、画面
の右上を触ってください。音声案内をご希望のときは、
正面左の電話をお取りください。」などの音声案内を行
い、受話器を取ったら続けて視覚障害者案内を発声す
る。このとき、取引種目キーが押下されたら通常の取引
を行う。
【0101】右上に触れたら指書き入力モードとなる。
画面に触れたときに電子音や音声案内を行い、入力がな
された事を利用者に知らせる。
【0102】B.指書き入力モードとなると、図34の
ような画面を表示し、「指書き取引です。ご希望のお取
引名の最初の一文字を、ひらがなで、画面に指で書いて
ください。取引をやめるときは“と”と指で書いてくだ
さい。」「支払のときは“と”、預け入れのときは
“あ”、残高照会は“ざ”、通帳記入のときは“つ”、
定額定期のときは“て”、(キャッシングのときは
“き”)と書いてください。」と音声案内を行う。書き
始めたら画面を消し軌跡を表示する。但し上部に[取消
のときは“と”と書いてください]の表示は残す。(以
下同様)“と”と認識したら取消、“し”と認識したら
支払い、“あ”と認識したら預入、“ざ”と認識したら
残高照会、“つ”と認識したら通帳記入、“て”と認識
したら定額定期、(“き”と認識したらキャッシング)
に移行する。
【0103】前述の文字以外が入力された場合、(1)
他の言葉は認めない場合は「支払のときは“し”、預け
入れのときは“あ”、残高照会は“ざ”、通帳記入のと
きは“つ”、(キャッシングのときは“き”)と書いて
ください。取引をやめるときは“と”と指で書いてくだ
さい。」を発声する、または、(2)他の言葉も認める
場合、例えば[“し”支払・出金・“ひ”引き出し]
[“あ”預け入れ・“よ”預金・預入・“に”入金・
“ち”貯金][“ざ”残高照会・“あ”残高照会・
“し”照会][“つ”通帳記入・“き”記帳・記入・
“い”印字・印刷][“て”定額・定期][“き”キャ
ッシング]などを認める場合、重複する文字が入力され
たら、[“し”は支払、“き”は通帳記入、“あ”は預
け入れ]を優先し、取引の前で確認を行い、他の取引に
移行できるようにする。
【0104】[支払の場合] 支払い−C.支払であると判断したら図35に示すよう
な画面を表示し、表示する。
【0105】「お支払です。カードをお入れください。
通帳をお待ちのときは、通帳を開いてお入れください。
お取り消しの場合は“と”と書いてください。」と発声
する。“と”と認識したら取消、カード(と通帳)が入
れられたら暗証入力に移行する。一定時間以上経過した
ら取消とする。
【0106】他の言葉も認めているときは、「お支払で
す。残高照会のときは、ざ、とかいてください。お支払
の方はカードをお入れください。通帳をお待ちのとき
は、通帳を開いてお入れください。お取り消しの場合は
“と”と書いてください。」と発声し、残高照会を「し
ょうかい」と考えて“し”と書いたら人がいることを考
慮して残高照会に移れるようにする。“と”と認識した
ら取消、“ざ”と認識したら残高照会、カード(と通
帳)が入れられたら支払いと判断して暗証入力に移行す
る。一定時間以上経過したら取消とする。
【0107】支払い−D.暗証入力では図36の画面を
表示する。
【0108】「暗証番号を数字で一文字ずつ画面に指で
書いてください。取り消すときは“と”と書いてくださ
い。訂正するときは、“て”と書いてください。」と発
声する。このとき、書いた軌跡は表示せず、数字の認識
ができたら通常の場合と同様に画面下部に入力桁数の●
を表示し、「次の文字をどうぞ」または「ピッという電
子音」を発声し、次文字の入力を誘導する(以下同
様)。また、電話を取っている場合は、書いた文字の認
識結果を発声する(以下同様)。訂正した場合は「訂正
しました。暗証番号を最初から書いてください。」と発
声する。入力が完了したら金額入力に移行する。
【0109】支払−E.金額入力では図37の画面を表
示している。
【0110】「お取引金額を数字で一文字ずつ画面に指
で書いて、最後に“え”と書いてください。取り消すと
きは、“と”と書いてください。」と発声する。このと
き、書いた軌跡を表示し、認識結果を画面上に順に表示
する(この場合、1,234,567円)と同時に軌跡
を消し、次文字の入力を可能にする。入力が完了したら
金額確認に移行する。
【0111】支払い−F.金額確認では図38の画面を
表示している。
【0112】「お取引金額を確認の上、よろしければ
“まる”、ちがうときは“ばつ”、を画面に指で書いて
ください。取り消すときは、“と”と書いてくださ
い。」と発声する。以下は通常の場合と同様で、媒体排
出時に音声案内を追加する。
【0113】[預入] 預入−C.預入であると判断したら図39の画面を表示
している。
【0114】「お預け入れです。通帳を開いてお入れく
ださい。通帳をお持ちでないときはカードをお入れくだ
さい。お取り消しの場合は“と”と書いてください。」
と発声する。“と”と認識したら取消、通帳(またはカ
ード)が入れられたら現金投入に移行する。一定時間以
上経過したら取消とする。
【0115】他の言葉も認めているときは、「お預け入
れです。残高照会のときは“ざ”とかいてください。お
預け入れの方は通帳を開いてお入れください。通帳をお
持ちでないときはカードをお入れください。お取り消し
の場合は“と”と書いてください。」と発声し、残高照
会を「ありだかしょうかい」と考えて“し”と書いた人
がいることを考慮して残高照会に移れるようにする。
“と”と認識したら取消、“ざ”と認識したら残高照
会、通帳(あるいはカード)が入れられたら預入と判断
して現金投入に移行する。一定時間以上経過したら取消
とする。
【0116】預入−D.現金投入ではの図40の画面を
表示する。
【0117】「操作部奥の紙幣口に、横長の方向に揃え
て紙幣をお入れください。操作部奥、右側の硬貨口に硬
貨をお入れください。お取り消しの場合は“と”と書い
てください。」と発声する。“と”と認識したら取消、
現金が投入されたら現金計数に移行する。
【0118】預入−E.現金計数が完了したら、金額確
認に移行し図41の画面を表示する。
【0119】「お取引金額を確認の上、よろしければ
“まる”、ちがうときは“ばつ”を画面に指で書いてく
ださい。お取り消しの場合は、“と”と書いてくださ
い。」と発声する。以下は通常の場合と同様で、媒体排
出時に音声案内を追加する。
【0120】[残高照会] 残高−C.残高照会と判断したら図42の画面を表示す
る。
【0121】「残高照会です。カードをお入れくださ
い。取り消すときは“と”と書いてください。」と発声
する。
【0122】残照−D.暗証入力では、暗証入力画面と
同じ。
【0123】[通帳記入] 記帳−C.通帳記入と判断したら図43の画面を表示す
る。
【0124】第1,第2の実施の形態によれば、タッチ
パネル入力手段により手書き入力した文字を認識する認
識手段を設けたので、操作者はペン等を意識することな
く、情報を入力することができる。
【0125】第1,第2の実施の形態によれば、操作者
が複数の文字を入力することができる。
【0126】第1,第2の実施の形態によれば、入力さ
れた文字を訂正する訂正キーを備えているので、入力し
た文字を訂正させることができる。
【0127】第1,第2の実施の形態によれば、複数の
文字を表示することができる。
【0128】第1,第2の実施の形態によれば、どの文
字入力エリアに属するかを判定しているので、文字入力
エリアの指の軌跡を認識することができる。
【0129】第1,第2の実施の形態によれば、タッチ
パネル入力手段上で操作された操作者の指の動きを抽出
することができる。
【0130】第1,第2の実施の形態によれば、複数の
単語をタッチパネル入力手段の所定領域に表示すること
ができる。
【0131】第1,第2の実施の形態によれば、操作者
に対して再入力を案内指示するための案内画面をタッチ
パネル入力手段に表示するようにしたので、再入力の案
内指示を操作者に対して、視認させることができる。
【0132】第1,第2の実施の形態によれば、タイマ
ー手段を設けることにより、再入力画面から初期画面に
変更することができる。
【0133】第1,第2の実施の形態によれば、認識対
象となる複数文字の組合わせからなる複数の単語を記憶
手段に記憶しておくようにしたので、操作者が手書入力
された複数文字を認識し易くすることができる。
【0134】第3の実施の形態によれば、タッチパネル
から入力された操作者の指の動きの軌跡から操作者が手
書き入力した文字を認識するようにしたので、振込み処
理を簡単に行うことができる。
【0135】第3の実施の形態によれば、認識手段にて
認識された複数の文字をタッチパネル入力手段の所定領
域に順次表示することができる。
【0136】第3の実施の形態によれば、手書き入力し
た文字で振り込み処理を行うことができる。
【0137】第3の実施の形態によれば、複数の金融機
関名、支店名をタッチパネル入力手段の所定領域に表示
することができる。
【0138】第3の実施の形態によれば、タッチパネル
手段から操作者が手書入力した金融機関名、支店名がな
い場合には、操作者に対して再入力を指示するための案
内画面をタッチパネル入力手段に表示するようにしたの
で、操作者はその内容を確認することができる。
【0139】第3の実施の形態によれば、手書き入力し
た文字を認識し、その認識結果に応じて複数の取引種目
を選択することができる。
【0140】第3の実施の形態によれば、操作者により
入力された暗証番号を照合することができる。
【0141】第3の実施の形態によれば、認識された文
字に基づいて、操作者に選択指示された処理内容を判別
できることができる。
【0142】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、タッチパ
ネル入力手段により手書き入力した文字を認識する認識
手段を設けたので、操作者はペン等を意識することな
く、情報を入力することができる。
【0143】請求項2記載の発明によれば、操作者が複
数の文字を入力することができる。
【0144】請求項3記載の発明によれば、入力された
文字を訂正する訂正キーを備えているので、入力した文
字を訂正させることができる。
【0145】請求項4記載の発明によれば、複数の文字
を表示することができる。
【0146】請求項5記載の発明によれば、どの文字入
力エリアに属するかを判定しているので、文字入力エリ
アの指の軌跡を認識することができる。
【0147】請求項6記載の発明によれば、タッチパネ
ル入力手段上で操作された操作者の指の動きを抽出する
ことができる。
【0148】請求項7記載の発明によれば、複数の単語
をタッチパネル入力手段の所定領域に表示することがで
きる。
【0149】請求項8記載の発明によれば、操作者に対
して再入力を案内指示するための案内画面をタッチパネ
ル入力手段に表示するようにしたので、再入力の案内指
示を操作者に対して、視認させることができる。
【0150】請求項9記載の発明によれば、タイマー手
段を設けることにより、再入力画面から初期画面に変更
することができる。
【0151】請求項10記載の発明によれば、認識対象
となる複数文字の組合わせからなる複数の単語を記憶手
段に記憶しておくようにしたので、操作者が手書入力さ
れた複数文字を認識し易くすることができる。
【0152】請求項11記載の発明によれば、タッチパ
ネルから入力された操作者の指の動きの軌跡から操作者
が手書き入力した文字を認識するようにしたので、振込
み処理を簡単に行うことができる。
【0153】請求項12記載の発明によれば、認識手段
にて認識された複数の文字をタッチパネル入力手段の所
定領域に順次表示することができる。
【0154】請求項13記載の発明によれば、手書き入
力した文字で振り込み処理を行うことができる。
【0155】請求項14記載の発明によれば、複数の金
融機関名、支店名をタッチパネル入力手段の所定領域に
表示することができる。
【0156】請求項15記載の発明によれば、タッチパ
ネル手段から操作者が手書入力した金融機関名、支店名
がない場合には、操作者に対して再入力を指示するため
の案内画面をタッチパネル入力手段に表示するようにし
たので、操作者はその内容を確認することができる。
【0157】請求項16記載の発明によれば、手書き入
力した文字を認識し、その認識結果に応じて複数の取引
種目を選択することができる。
【0158】請求項17記載の発明によれば、操作者に
より入力された暗証番号を照合することができる。
【0159】請求項18記載の発明によれば、認識され
た文字に基づいて、操作者に選択指示された処理内容を
判別できることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】振込先支店名入力の初期画面イメージ図。
【図2】(A)は文字入力エリアに指書きした文字の軌
跡の表示イメージ図、(B)は文字入力エリアに指書き
した文字の認識結果の表示イメージ図。
【図3】ATMの斜視図。
【図4】指先による入力を検出するための位置検出部の
構造図。
【図5】爪と指先の隙間による位置検知のイメージと連
結影信号図。
【図6】指先の2次元の検出結果を示す図。
【図7】文字認識処理の概念のブロック図。
【図8】振込先支店名入力の候補名表示画面イメージ
図。
【図9】振込先支店名入力の該当候補なし表示画面イメ
ージ図。
【図10】振込先支店名入力の50音表画面イメージ
図。
【図11】振込先氏名入力の初期画面イメージ図。
【図12】振込先氏名入力の第4文字入力画面イメージ
図。
【図13】振込先氏名確認画面イメージ図。
【図14】振込先銀行名入力の初期画面イメージ図。
【図15】文字入力エリアに指書きした文字の軌跡の表
示イメージ図。
【図16】認識文字表示エリアに表示した認識結果のイ
メージ図。
【図17】文字認識処理の概念のブロック図。
【図18】振込先銀行名入力の候補名表示画面イメージ
図。
【図19】振込先銀行名入力の該当文字なし表示画面イ
メージ図。
【図20】振込先銀行名入力の該当候補なし表示画面イ
メージ図。
【図21】振込先氏名入力の初期画面イメージ図。
【図22】振込先氏名入力の認識文字と次候補表示画面
イメージ図。
【図23】振込先氏名入力の次候補キー押下後の画面イ
メージ図。
【図24】振込先氏名入力の会社法人キー選択画面イメ
ージ図。
【図25】振込先銀行名入力の初期画面イメージ図。
【図26】文字入力エリアに指書きした文字の軌跡の表
示イメージ図。
【図27】認識文字表示エリアに表示した認識結果のイ
メージ図。
【図28】振込先銀行名入力の候補名表示画面イメージ
図。
【図29】誤認識文字再入力の画面イメージ図。
【図30】振込先氏名入力の初期画面イメージ図。
【図31】振込先氏名入力の2文字目入力画面イメージ
図。
【図32】振込先銀行名入力の機関別候補名表示画面イ
メージ図。
【図33】振込先銀行名入力の金融機関別候補数表示画
面イメージ図。
【図34】振込先銀行名入力の銀行名表示画面イメージ
図。
【図35】指書き入力の表示画面を示す図。
【図36】支払の表示画面を示す図。
【図37】暗証入力の表示画面を示す図。
【図38】金額入力の表示画面を示す図。
【図39】金額確認の表示画面を示す図。
【図40】預入の表示画面を示す図。
【図41】金額投入の表示画面を示す図。
【図42】金額確認の表示画面を示す図。
【図43】残額照会の表示画面を示す図。
【図44】通帳記入の表示画面を示す図。
【符号の説明】
110…操作表示器、101…第1文字入力エリア、1
02…第2文字入力エリア、103…第3文字入力エリ
ア。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種データが表示されるタッチパネル
    と、 このタッチパネル入力手段上にて操作される操作者の指
    の動きを検知する検知手段と、 この検知手段の検知結果に基づいて、前記タッチパネル
    入力手段上に操作される操作者の指の動きを抽出する抽
    出手段と、 この抽出手段にて抽出された操作者の指の軌跡に基づい
    て、前記タッチパネル入力手段により操作者が手書き入
    力した文字を認識する認識手段とを具備したことを特徴
    とする文字入力装置。
  2. 【請求項2】 前記タッチパネル入力手段には、操作者
    が文字を手書き入力するための複数の文字入力領域を有
    する特徴とする請求項1記載の文字入力装置。
  3. 【請求項3】 前記タッチパネル入力手段には、カタカ
    ナ入力を入力するためのカタカナキーと、 アルファベット入力を指定するための英字キーと、 数字入力を指定するための数字キーと、 入力された文字を訂正するための訂正キーとを表示する
    表示制御手段とを有することを特徴とする請求項1記載
    の文字入力装置。
  4. 【請求項4】 前記認識手段にて、前記抽出手段にて抽
    出された操作者の指の軌跡に基づいて複数の文字が認識
    された場合、これら複数の文字を前記タッチパネル入力
    手段の所定領域に表示する表示制御手段を具備したこと
    を特徴とする請求項1記載の文字入力装置。
  5. 【請求項5】 前記認識手段は、前記タッチパネル入力
    手段で入力された指紋の軌跡を検出する軌跡抽出手段
    と、 この文字認識手段で認識された指の軌跡がどの文字入力
    エリアに属するかを判定するエリア判定手段と、 このエリア判定手段で判定された文字入力エリアの指の
    軌跡を検出する文字認識手段とを具備したことを特徴と
    する請求項1記載の文字入力装置。
  6. 【請求項6】 操作案内画面が表示され、かつ操作者が
    文字を手書き入力するため文字入力領域を有するタッチ
    パネル入力手段と、 前記タッチパネル入力手段の文字入力領域上にて操作さ
    れる操作者の指の動きを検知する検知手段と、 この検知手段の検知結果に基づいて、前記タッチパネル
    入力手段上に操作される操作者の指の動きを抽出する抽
    出手段と、 認識対象となる複数文字の組合わせからなる複数の単語
    を記憶する記憶手段と、 前記抽出手段にて抽出された操作者の指の軌跡に基づい
    て、前記記憶手段に記憶されている認識対象となる複数
    の単語の中から前記タッチパネル手段の文字入力領域か
    ら操作者が手書き入力された単語を認識する認識手段と
    を具備したことを特徴とする文字入力装置。
  7. 【請求項7】 前記認識手段にて、前記抽出手段にて抽
    出された操作者の指の軌跡に基づいて複数の単語が認識
    された場合、これら複数の単語を前記タッチパネル入力
    手段の所定領域に表示する表示制御手段とを具備したこ
    とを特徴とする請求項1記載の文字入力装置。
  8. 【請求項8】 前記認識手段により前記タッチパネル手
    段から操作者が手書き入力された単語が前記記憶手段に
    記憶されている複数の単語の中に該当するものがないこ
    とが認識された場合に、操作者に対して再入力を案内指
    示するための案内画面を前記タッチパネル入力手段に表
    示する表示制御手段とを具備したことを特徴とする請求
    項6記載の文字入力装置。
  9. 【請求項9】 前記表示制御手段にて表示される再入力
    画面の表示時間を検出するタイマー手段と、 このタイマー手段にて再入力画面を所定時間表示したこ
    とを検出した場合に、前記タッチパネル入力手段に表示
    される画面を前記再入力画面から前記複数の文字入力領
    域を表示する初期画面に変更する手段を有する請求項7
    記載の文字入力装置。
  10. 【請求項10】 操作案内画面が表示され、かつ操作者
    が文字を手書き入力するため文字入力領域を有するタッ
    チパネル入力手段と、 前記タッチパネル入力手段の文字入力領域上にて操作さ
    れる操作者の指の動きを検知する検知手段と、 この検知手段の検知結果に基づいて、前記タッチパネル
    入力手段上に操作される操作者の指の動きを抽出する抽
    出手段と、 認識対象となる複数文字の組合わせからなる複数の単語
    を記憶する記憶手段と、 前記抽出手段にて抽出された操作者の指の軌跡に基づい
    て、前記記憶手段に記憶されている認識対象となる複数
    の単語の中から前記タッチパネル手段の文字入力領域か
    ら操作者が手書き入力された単語を認識する認識手段と
    を具備したことを特徴とする文字入力装置。
  11. 【請求項11】 現金を自動的に他人の口座に振込み処
    理を行う自動取引装置において、 操作案内画面が表示されるタッチパネル入力手段と、 操作者により振込み先情報を指定するために、前記タッ
    チパネル入力手段上にて操作される操作者の指の動きを
    検知する検知手段と、 この検知手段の検知結果に基づいて、前記タッチパネル
    入力手段上に操作される操作者の指の動きの軌跡を抽出
    する抽出手段と、 この抽出手段にて抽出された操作者の指の軌跡に基づい
    て、前記タッチパネル入力手段により操作者が手書き入
    力した文字を認識する認識手段と、 この認識手段にて認識された文字に基づいて、振込み処
    理を行うための振込み情報を選択する選択手段とを具備
    したことを特徴とする自動取引装置。
  12. 【請求項12】 前記認識手段にて、前記抽出手段にて
    抽出された操作者の指の軌跡に基づいて複数の文字が認
    識された場合、これら複数の文字を前記タッチパネル入
    力手段の所定領域に順次表示する表示制御手段とを具備
    したことを特徴とする請求項11記載の自動取引装置。
  13. 【請求項13】 現金を自動的に他人の口座に振込み処
    理を行う自動取引装置において、 操作案内画面が表示され、かつ操作者が文字を手書き入
    力する文字入力領域を有するタッチパネル入力手段と、 操作者により振込み先情報としての金融機関名、支店名
    などを指定するために、前記タッチパネル入力手段の文
    字入力領域上にて操作される操作者の指の動きを検知す
    る検知手段と、 この検知手段の検知結果に基づいて、前記タッチパネル
    入力手段上に操作される操作者の指の動きの軌跡を抽出
    する抽出手段と、 認識対象となる複数の金融機関名、支店名を記憶する記
    憶手段と、 前記抽出手段にて抽出された操作者の指の軌跡に基づい
    て、前記記憶手段に記憶されている認識対象となる複数
    の金融機関名、支店名の中から前記タッチパネル手段の
    文字入力領域から操作者が手書き入力された金融機関
    名、支店名に該当する候補を選択する選択手段と、 この選択手段にて選択された金融機関名、支店名に該当
    する候補を選択する選択手段と、 この選択手段にて選択された金融機関名、支店名に基づ
    いて、振込み処理を行うための振込み先情報を特定する
    手段とを具備したことを特徴とする自動取引装置。
  14. 【請求項14】 前記選択手段にて、前記抽出手段にて
    抽出された操作者の指の軌跡に基づいて複数の金融機関
    名、支店が選択された場合、これら複数の金融機関名、
    支店名を前記タッチパネル入力手段の所定領域に表示す
    る表示制御手段を具備したことを特徴とする請求項13
    記載の自動取引装置。
  15. 【請求項15】 前記選択手段は、前記タッチパネル手
    段から操作者が手書き入力された金融機関名、支店名の
    中に該当するものがない場合に、操作者に対して再入力
    を案内指示するための案内画面を前記タッチパネル入力
    手段に表示する表示制御手段をさらに具備することを特
    徴とする請求項13記載の自動取引装置。
  16. 【請求項16】 複数の取引種目の中から所定の取引種
    目を選択した上で、選択された取引処理を実行する自動
    取引処理において、 操作案内画面が表示されるタッチパネル入力手段と、 操作者により取引種目を選択するために、前記タッチパ
    ネル入力手段上にて操作される操作者の指の動きを検知
    する検知手段と、 この検知手段の検知結果に基づいて、前記タッチパネル
    入力手段上に操作される操作者の指の動きの軌跡を抽出
    する抽出手段と、 この抽出手段にて抽出された操作者の指の軌跡に基づい
    て、前記タッチパネル入力手段により操作者が手書き入
    力した文字を認識する認識手段と、 この認識手段にて認識された文字に基づいて、複数の取
    引種目の中が該当する取引種目を選択する選択手段とを
    具備したことを特徴とする自動取引装置。
  17. 【請求項17】 複数の取引種目の中から所定の取引種
    目を選択した上で、選択された取引処理を実行する自動
    取引装置において、 操作案内画面が表示されるタッチパネル入力手段と、 操作者により暗唱情報を入力するために、前記タッチパ
    ネル入力手段上にて操作される操作者の指の動きを検知
    する検知手段と、 この検知手段の検知結果に基づいて、前記タッチパネル
    入力手段上に操作される操作者の指の動きの軌跡を抽出
    する抽出手段と、 この抽出手段にて抽出された操作者の指の軌跡に基づい
    て、前記タッチパネル入力手段により操作者が手書き入
    力した文字を認識する認識手段と、 この認識手段にて認識された文字に基づいて、操作者に
    より入力された暗唱情報の照合を行う照合手段とを具備
    したことを特徴とする自動取引装置。
  18. 【請求項18】 複数の取引種目の中から所定の取引種
    目を選択した上で、 操作案内画面が表示されるタッチパネル入力手段と、 このタッチパネル入力手段に表示される操作案内画面に
    て操作者が選択したい処理内容を指示するために、前記
    タッチパネル入力手段上にて操作される操作者の指の動
    きを検知する検知手段と、 この検知手段の検知結果に基づいて、前記タッチパネル
    入力手段上に操作される操作者の指の動きの軌跡を抽出
    する抽出手段と、 この抽出手段にて抽出された操作者の指の軌跡に基づい
    て、前記タッチパネル入力手段により操作者が手書き入
    力した文字を認識する認識手段と、 この認識手段にて認識された文字に基づいて、操作者に
    より選択指示された処理内容を判別する判別手段とを具
    備したことを特徴とする自動取引装置。
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JP2010165288A (ja) * 2009-01-19 2010-07-29 Toyo Networks & System Integration Co Ltd 自動販売機
WO2014002316A1 (ja) 2012-06-26 2014-01-03 株式会社東海理化電機製作所 操作装置

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