JP2010165288A - 自動販売機 - Google Patents

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Tsugunori Yasui
嗣了 安井
Hidetaka Abe
英高 阿部
Kazushige Maeno
一茂 前野
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Abstract

【課題】商品選択と数量を正確に、且つ迅速に認識することが可能な自動販売機を提供する。
【解決手段】このブロック図では、商品情報を表示する複数のタッチパネル式の表示区画を有したタッチパネル(表示手段)21と、各表示区画の表面に沿って移動する手書き入力手段(指、ペン)の移動軌跡を認識する認識部(認識手段)33と、認識部33による認識情報に基づいて商品払出し機構を制御し指定された商品を指定された個数払出す制御部(制御手段)32と、手書き入力手段を操作することにより選択された商品の価格についての決済を行なう金銭処理部30と、金銭処理部30により決済された商品に係る情報と注文番号を印刷した食券を発行する券印刷部34と、選択された商品を利用者に提供する商品処理部31と、を備えて構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動販売機に関し、さらに詳しくは、タッチパネルを有する自動販売機において、各商品ごとに購入する品数を手書き入力により入力することを可能とした自動販売機に関するものである。
従来の自動販売機では、同一商品を複数購入する場合、その購入数を商品選択用のボタンとは別の数量指定用ボタンで指定する操作が必要であった。また、購入を取り消す場合も他のボタンを操作する必要があるのが一般的であった。即ち、従来の方式では、複数の商品を異なる数だけ購入する場合に、商品毎に購入数を指定して購入する必要があり、操作が煩雑となっていた。例えば、商品Aを2つ、商品Bを3つ、商品Cを4つ購入したい場合は、まとめ買いボタンにより品数2を指定してから、商品選択用のボタンAを押し、まとめ買いボタンにより品数3を指定してから商品選択用のボタンBを押し、まとめ買いボタンにより品数4を指定してから商品選択用のボタンCを押すといった操作が必要となる。また、購入数が多い場合は、まとめ買いを複数回実行する必要があった。
また、従来技術として特許文献1には、行き先駅名を手書きで入力するだけで乗車券を購入できる自動券売機について開示されている。
特開2003−109047公報
しかし、特許文献1に開示されている従来技術は、手書きで入力された行き先駅名を認識して、当該駅までの運賃を表示するものであるが、行き先駅名が複雑な漢字からなる駅名である場合や長い文字列からなる駅名である場合、入力するのに手間取ったり、誤入力や誤認識の確率が高くなるといった問題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、数字又は簡単な記号を購入する商品名が表示されている表示区画の表面に手書き入力することにより、商品選択と数量を正確に、且つ迅速に認識することが可能な自動販売機を提供することを目的とする。
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、複数種類の商品を収納する商品収納部と、該商品収納部に収納された商品を払出す商品払出し機構と、商品情報を表示する複数のタッチパネル式の表示区画を有した表示手段と、前記各表示区画の表面に沿って移動する手書き入力手段の移動軌跡を認識する認識手段と、該認識手段による認識情報に基づいて前記商品払出し機構を制御し指定された商品を指定された個数払出す制御手段と、を備え、前記認識手段によって認識された前記移動軌跡が所定の数字、文字、又は記号に相当する場合に、前記制御手段は、該移動軌跡が入力された前記表示区画に表示されている商品情報に係る商品が選択されたものと判断することを特徴とする。
本発明の最も大きな特徴は、表示区画の表面に沿って移動する手書き入力手段(例えば、指、ペン等)の移動軌跡を認識する認識手段を備え、この認識手段により移動軌跡を数字、文字、又は記号に相当する場合に、制御手段が移動軌跡が入力された表示区画に表示されている商品情報に係る商品が選択されたものと判断する点である。これにより、利用者の操作の手間を簡略化して利便性を高めることができる。
請求項2は、前記認識手段によって認識された前記移動軌跡が前記数字、文字、又は記号に相当する場合に、前記制御手段は、該移動軌跡が入力された前記表示区画に表示されている商品情報に係る商品が選択され、且つ前記数字、文字、又は記号が示す商品個数が指定されたものと判断することを特徴とする。
制御手段は、移動軌跡が入力された表示区画に表示されている商品情報に係る商品が選択されたものと見做す。また、そこに示された数字等の記号を認識して商品個数を決定する。これにより、商品の選択と当該商品の個数を同時に行うことができて、操作性を向上させることができる。
請求項3は、一括購入する商品の数量を指定する数量指定手段を備え、前記認識手段によって認識された前記移動軌跡が前記数字、文字、又は記号に相当する場合に、前記制御手段は、該移動軌跡が入力された前記表示区画に表示されている商品情報に係る商品が選択され、且つ前記数量指定手段に入力された数量を該商品の個数とすることを特徴とする。
複数の異なる商品を一括して同じ個数購入したい場合(まとめ買い)がある。そのようなとき本発明では、まず、購入したい複数の商品に数字、文字、又は記号の移動軌跡を手書き入力して選択し、選択が完了したら、数量指定手段に個数を手書き入力する。その結果、選択された商品がそれぞれ指定した個数分払い出される。これにより、まとめ買いの操作を簡略化して操作の手間を省くことができる。
請求項4は、前記認識手段によって認識された前記移動軌跡が取消記号に相当する場合に、前記制御手段は、該取消記号が入力された前記表示区画に表示されている商品情報に係る商品が取り消されたものと判断することを特徴とする。
商品の選択と個数の指定が完了した後に、その商品の選択間違いや、個数の間違いが発生する場合がある。そのような時、本発明では、取消記号(例えば×印等)を、その商品の表示区画に手書き入力する。この記号を認識手段が認識することにより、制御手段は、当該商品が取り消されたものと判断する。これにより、商品の購入を取り消す場合に、取消ボタンを操作することなく、操作の手間を省くことができる。特に、異なる複数の商品を選択したときに任意の商品を選択的に取り消す際に有用である。
請求項5は、前記制御手段は、前記手書き入力手段により入力された移動軌跡を前記表示手段に視認可能に表示することを特徴とする。
手書き入力手段により入力された移動軌跡がそのまま利用者に視認できれば、複数の商品を選択した場合に、確認することが容易となる。そこで本発明では、手書き入力手段により入力された移動軌跡を表示手段に視認可能に表示する。これにより、商品を選択した後の、個数の確認等が容易となる。
請求項6は、前記表示手段は、前記手書き入力手段により入力された移動軌跡の認識結果を表示する確認手段を備えたことを特徴とする。
手書き入力された移動軌跡は、公知の文字認識技術により認識される。このとき利用者は手書き入力した移動軌跡が、正確に認識されているか否かを確認することができない。そこで本発明では、認識手段による認識結果を表示する確認手段を備える。これにより、利用者は、入力した移動軌跡の認識結果が正しいか否かを確認することができる。
請求項7は、前記制御手段は、販売数量設定モードに切り替える切換手段を有し、該販売数量設定モード中は、前記各商品の販売数量を前記手書き入力手段により入力可能としたことを特徴とする。
自動販売機は、予め商品収納部に収納した商品数を入力しておき、商品が売り切れたか否かを判断する必要がある。従来は、自動販売機を稼働する前に、PCからデータを入力する必要があった。そこで本発明では、モードを販売数量設定モードに切り替えられるようにして、このモードのときに、各商品の販売数量を手書き入力手段により入力できるようにする。これにより、自動販売機を稼働する前作業のためのツールを必要とせず、操作を簡略化することができる。
本発明によれば、認識手段を備え、この認識手段により移動軌跡を数字、文字、又は記号に相当する場合に、制御手段が移動軌跡が入力された表示区画に表示されている商品情報に係る商品が選択されたものと判断するので、利用者の操作の手間を簡略化して利便性を高めることができる。
また、制御手段は、移動軌跡が入力された表示区画に表示されている商品情報に係る商品が選択されたものと見做し、そこに示された数字等の記号を認識して商品個数を決定するので、商品の選択と当該商品の個数を同時に行うことができて、操作性を向上させることができる。
また、購入したい複数の商品に数字、文字、又は記号の移動軌跡を手書き入力して選択し、選択が完了したら、数量指定手段に個数を手書き入力する結果、選択された商品がそれぞれ指定した個数分払い出されるので、まとめ買いの操作を簡略化して操作の手間を省くことができる。
また、選択間違いや、個数の間違いが発生した場合、取消記号を、その商品の表示区画に手書き入力して、この記号を認識手段が認識することにより、制御手段は、当該商品が取り消されたものと判断するので、商品の購入を取り消す場合に、取消ボタンを操作することなく、操作の手間を省くことができる。
また、手書き入力手段により入力された移動軌跡を表示手段に視認可能に表示するので、商品を選択した後の、個数の確認等が容易となる。
また、認識手段による認識結果を表示する確認手段を備えるので、利用者は、入力した移動軌跡の認識結果が正しいか否かを確認することができる。
また、モードを販売数量設定モードに切り替えられるようにして、このモードのときに、各商品の販売数量を手書き入力手段により入力できるようにするので、自動販売機を稼働する前作業のためのツールを必要とせず、操作を簡略化することができる。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は、本発明の実施形態に係る自動販売機の一例として飲用品を販売する自動販売機の前面パネルを示す外観図である。この自動販売機20には、紙幣挿入□23、コイン投入ロ24、釣り銭口22が備えられており、現金利用者への対応が可能となっている。図中下方には商品を排出するための商品取出口25が配置されている。更に、図中上方には、販売商品の一覧を表示するタッチパネル21が設けられている。
次に本発明の自動販売機の概略動作について説明する。まず、利用者が商品を購入するために、紙幣挿入□23、又はコイン投入ロ24から金銭を投入することにより、タッチパネル21に全ての商品が表示される。このとき、利用者が近接したことを検知する人感センサにより、タッチパネル21に全ての商品が表示されるようにしてもよいし、常時表示されるようにしてもよい。利用者は、その中から購入する商品を選択するために、タッチパネル21の購入希望商品が表示された領域に手書きでチェック記号を書く。そして、図示しない確定ボタンにタッチすることにより、その商品が選択されたものと見做されて、投入料金が商品の購入料金以上であれば商品取出口25から商品が放出されると共に、つり銭口22よりつり銭が払い出される。ここで、同じ商品を2つ以上購入する場合は、タッチパネル21の購入希望商品が表示された領域に手書きで必要な数字を書くことにより購入することができる。また、一括して複数の商品を同じ数だけ購入する場合は、まず、購入する商品にチェック記号を書いて、その後、タッチパネル21に表示された数量指定枠に数字を手書き入力することにより可能である。また、チェック記号又は数字を書いた後に、所定の時間何もしないと自動的に確定して商品が商品取出口25から商品が放出されるようにしてもよい。
図2は本発明の実施形態に係る券売機の外観を示す図である。この自動券売機1は、メニューを含む情報を表示する表示手段及び表示手段により表示された情報中から特定アイテム(料理、飲料等)を選択する入力手段を有する券売機タッチパネル2と、入力手段によって選択された特定アイテムの価格に相当する金銭を投入するコイン投入口8及び紙幣挿入口5と、コイン投入と紙幣の挿入を解除するリジェクトボタン4と、つり銭がある場合に押すつり銭ボタン6と、つり銭を払出すつり銭口7と、選択された特定のアイテムについての決済された情報(アイテム情報)を印刷したチケットを取り出すチケット取出口9と、制御ボードや電源装置等を収納する収納部10と、を備えて構成されている。尚、本実施形態では、コイン投入口8、リジェクトボタン4、紙幣挿入口5、つり銭ボタン6、及びつり銭口7を含めて金銭処理部30と呼ぶ。
本発明の自動券売機の動作は、基本的に図1の自動販売機と同じであるので説明を省略する。即ち、商品がチケット(食券、乗車券等)に代わるだけである。
図3は本発明の自動販売機及び自動券売機の機能を示すブロック図である。尚、自動販売機として機能する場合は券印刷部34は不要であり、自動券売機として機能する場合は商品処理部31は不要となる。
このブロック図では、商品情報を表示する複数のタッチパネル式の表示区画を有したタッチパネル(表示手段)21と、各表示区画の表面に沿って移動する手書き入力手段(指、ペン)の移動軌跡を認識する認識部(認識手段)33と、認識部33による認識情報に基づいて商品払出し機構を制御し指定された商品を指定された個数払出す制御部(制御手段)32と、手書き入力手段を操作することにより選択された商品の価格についての決済を行なう金銭処理部30と、金銭処理部30により決済された商品に係る情報と注文番号を印刷した食券を発行する券印刷部34と、選択された商品を利用者に提供する商品処理部31と、を備え、認識部33によって認識された移動軌跡が数字、文字、又は記号に相当する場合に、制御部32は、移動軌跡が入力された表示区画に表示されている商品情報に係る商品が選択されたものと判断する。
即ち、本発明の最も大きな特徴は、表示区画の表面に沿って移動する手書き入力手段(例えば、指、ペン等)の移動軌跡を認識する認識部33を備え、この認識部33による移動軌跡が数字、文字、又は記号に相当する場合に、移動軌跡が入力された表示区画に表示されている商品情報に係る商品が選択されたものと制御部32が判断する点である。これにより、利用者の操作の手間を簡略化して利便性を高めることができる。
また、制御部32は、販売数量設定モードに切り替える切換手段を有し、該販売数量設定モード中は、各商品の販売数量を手書き入力手段により入力可能とした。即ち、自動販売機20は、予め商品収納部に収納した商品数を入力しておき、商品が売り切れたか否かを判断する必要がある。従来は、自動販売機を稼働する前に、自動販売機の筐体内に設けられたキーボードを操作してデータを入力する必要があった。そこで本実施形態では、モードを販売数量設定モードに切り替えられるようにして、このモードのときに、各商品の販売数量を手書き入力手段により入力できるようにする。これにより、自動販売機を稼働する前に煩雑なキーボード操作を必要とせず、作業を簡略化することができる。
図4は本発明の実施形態に係る自動販売機の動作を説明するフローチャートである。まず、利用者が商品を購入するために、紙幣挿入□23、又はコイン投入ロ24から金銭を投入する(S1)。これにより、タッチパネル21に全ての商品が表示される(S2)。このとき、利用者が近接したことを検知する人感センサにより、タッチパネル21に全ての商品が表示されるようにしてもよい。利用者は、その中から購入する商品を選択するために、タッチパネル21の購入希望商品の上から手書きで文字、数字又は記号を書く(S3でYES)。それにより、制御部32は内部のタイマーをスタートさせる(S4)。このタイマーは、利用者が操作を行なわずに所定時間放置したか否かを検知するためのものである。所定時間に達していなければ(S5でNO)、確定ボタンが押下されたか否かをチェックする(S6)。所定時間放置された場合(S5でYES)か、確定ボタンが押下された場合(S6でYES)認識部34からの情報に基づいて制御部32は手書き入力された文字、数字又は記号を認識する(S7)。認識した結果、正しく認識されない場合は(S8でNO)、認識されない旨をタッチパネルに表示して(S12)ステップS2に戻る。ステップS8で正しく認識された場合は(S8でYES)、その認識結果に基づいて料金を計算する(S9)。このとき制御部32は、紙幣挿入□23、又はコイン投入ロ24から投入された金銭が料金以上か否かをチェックする(S10)。料金以上であれば(S10でYES)、手書き入力された商品を商品取出口25に放出する(S11)。ステップS10で料金が不足している場合は(S10でNO)、料金が不足している旨をタッチパネル33に表示して(S13)ステップS10に戻る。
ここで、ステップS11により商品を放出した後に、つり銭の払い出しが必要な場合は、制御部32が、つり銭を計算してつり銭口22に返却する。また、商品を選択した後に、その商品をキャンセルする場合は、当該商品の上から取消記号(例えば×記号等)を手書きすることにより、制御部32はステップS7で認識処理を行って、取消記号であると判断してキャンセルする。また、一括して複数の商品を同じ数だけ購入する場合は、まず、購入する商品にチェック記号を書いて、その後、タッチパネルに表示された数量指定枠に数字を手書き入力することにより可能である。
図5は1つの表示区画に手書き入力した例を説明する図である。この例では、表示区画40には商品として「コーヒー」が表示されている。利用者は例えば指先42で購入個数「2」と手書きする。その移動軌跡41は表示区画40に軌跡として表示される。その後、所定の時間放置するか図示しない確定ボタンをタッチすることにより、制御部32には、商品として「コーヒー」が選択されたことが伝えられる。また、移動軌跡41のデータは認識部34に送られて、図に示す軌跡であることを認識して、その結果を制御部32に伝達する。制御部32では、そのパターンを公知のアルゴリズムに従って解析して、手書きされた文字が数字の「2」であると判断する。その後、料金を計算して投入金額が料金以上であると判断すると、「コーヒー」を2つ商品取出口25に払い出す。
即ち、本発明の最も大きな特徴は、表示区画40の表面に沿って移動する手書き入力手段(例えば、指、ペン等)の移動軌跡41を認識する認識部34を備え、この認識部34により移動軌跡41が数字、文字、又は記号に相当する場合に、移動軌跡41が入力された表示区画40に表示されている商品情報(コーヒー)に係る商品が選択されたものと制御部32が判断する点である。これにより、利用者の操作の手間を簡略化して利便性を高めることができる。また、そこに示された数字等の記号(図5では数字の「2」)を認識して商品個数を決定する。これにより、商品の選択と当該商品の個数を同時に行うことができて、操作性を向上させることができる。
図6は異なる商品を同時に購入する場合の動作を説明する図である。この例では、タッチパネルに配置された3つの表示区画40に夫々商品として「コーヒー」、「ミネラルウォータ」、「ジュース」が表示され、その上から利用者の指先42で手書き入力として、「コーヒー」が「2」、「ミネラルウォータ」が「3」、「ジュース」が「4」とする移動軌跡41、43、44が書かれている。その後、所定の時間放置するか図示しない確定ボタンをタッチすることにより、制御部32には、商品として「コーヒー」」、「ミネラルウォータ」、「ジュース」が選択されたことが伝えられる。また、移動軌跡41、43、44のデータは認識部34に送られて、図に示す軌跡であることを認識して、その結果を制御部32に伝達する。制御部32では、そのパターンを公知のアルゴリズムに従って解析して、手書きされた文字が数字の「2」、「3」、「4」であると判断する。その後、料金を計算して投入金額が料金以上であると判断すると、「コーヒー」を2つ、「ミネラルウォータ」を3つ、「ジュース」を4つ商品取出口25に放出する。
図7は異なる商品を同じ個数購入する場合の動作について説明する図である。タッチパネルを構成する表示手段45には、複数の表示区画40(図では12区画)が表示されている。その中の表示区画46は、一括購入する商品の数量を指定する数量指定区画(数量指定手段)を設ける。まず、商品を選択するために、図7(a)のように例えば「レ」のチェックマークを3つの商品区画上に手書きする。これにより、購入する3種類の商品が選択される。次に購入数を数量指定区画46に手書き入力する。例では、「2」と手書きされている。その後、所定の時間放置するか図示しない確定ボタンをタッチすることにより、制御部32には、商品として3種類が選択されたことが伝えられる。また、数量指定区画のデータは認識部34に送られて、図に示す軌跡であることを認識して、その結果を制御部32に伝達する。制御部32では、そのパターンを公知のアルゴリズムに従って解析して、手書きされた文字が数字の「2」であると判断する。その後、料金を計算して投入金額が料金以上であると判断すると、3種類の商品を夫々2つづつ商品取出口25に放出する。
即ち、複数の異なる商品を一括して同じ個数購入したい場合(まとめ買い)がある。そのようなとき本実施形態では、まず、購入したい複数の商品に数字、文字、又は記号の移動軌跡を手書き入力して選択し、選択が完了したら、数量指定区画46に個数を手書き入力する。その結果、選択された商品がそれぞれ指定した個数分払い出される。これにより、まとめ買いの操作を簡略化して操作の手間を省くことができる。更に、複数の商品区画に「レ」印を入力した後に、数量指定区画へ購入数を入力すると、各商品区画の「レ」印に代わって購入数を示す数字が表示されるようにしてもよく、これにより利用者の視認性を向上することができる。
図8は商品の購入を取り消す場合について説明する図である。例えば、表示区画40に「コーヒー」が表示され、その上から購入数「2」が手書き入力されている。ここで、利用者が購入数又は商品を変更したい場合、又は取り消したい場合、購入数「2」の上から取り消し記号(図では×印)を手書き入力することにより、「コーヒー」が取り消される。その結果、手書き入力された表示が消去され、新たに手書き入力を許可することができる。即ち、商品の選択と個数の指定が完了した後に、その商品の選択間違いや、個数の間違いが発生する場合がある。そのような時、本実施形態では、取消記号(例えば×印等)を、その商品の表示区画40に手書き入力する。この記号を認識部34が認識することにより、制御部32は、当該商品が取り消されたものと判断する。これにより、商品の購入を取り消す場合に、取消ボタンを操作することなく、操作の手間を省くことができる。特に、図6、図7に示したように複数の商品区画を選択した後に、1つだけ取消をするような場合、所望の商品のみを容易に取り消すことが可能である。
図9は手書き入力された文字、数字、又は記号の認識結果を表示する確認窓について説明する図である。図では、表示区画40に商品「コーヒー」は表示され、手書き入力として「2」が手書きされている。その後、所定の時間放置するか図示しない確定ボタンをタッチすることにより、制御部32には、商品として「コーヒー」が選択されたことが伝えられる。また、数量指定区画のデータは認識部34に送られて、図に示す軌跡であることを認識して、その結果を制御部32に伝達する。制御部32では、そのパターンを公知のアルゴリズムに従って解析して、手書きされた文字が数字の「2」であると判断して、確認窓(確認手段)47に「2」として確認したことを表示する。利用者はその表示を見て手書き入力が正確に認識されたことを確認する。その後、料金を計算して投入金額が料金以上であると判断すると、「コーヒー」の商品を2つ商品取出口25に放出する。ここで、手書き入力が正しく認識されない場合は、図8のように一旦取り消して再度手書き入力を行なう。即ち、手書き入力された移動軌跡は、公知の文字認識技術により認識される。このとき利用者は手書き入力した移動軌跡が、正確に認識されているか否かを確認することができない。そこで本実施形態では、認識部34による認識結果を表示する確認窓47を備える。これにより、利用者は、入力した移動軌跡の認識結果が正しいか否かを確認することができる。特に、図9に示すように各商品区画内に確認窓を設けることによって、利用者は数量確認のために、いちいち視線を動かす必要が無く、スムーズな購入操作を提供できる。
本発明の実施形態に係る自動販売機の一例として飲用品を販売する自動販売機の前面パネルを示す外観図である。 本発明の実施形態に係る券売機の外観を示す図である。 本発明の自動販売機及び自動券売機の機能を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る自動販売機の動作を説明するフローチャートである。 1つの表示区画に手書き入力した例を説明する図である。 異なる商品を同時に購入する場合の動作を説明する図である。 異なる商品を同じ個数購入する場合の動作について説明する図である。 商品の購入を取り消す場合について説明する図である。 手書き入力された文字、数字、又は記号の認識結果を表示する確認窓について説明する図である。
1 自動券売機、2 タッチパネル、4 リジェクトボタン、5 紙幣挿入口、6 つり銭ボタン、7 つり銭口、8 コイン投入口、9 チケット取出口、10 収納部、20 自動販売機、21 タッチパネル、22 つり銭口、23 紙幣挿入口、24 コイン投入口、25 商品取出口、30 金銭処理部、31 商品処理部、32 制御部、33 認識部、34 券印刷部、40 表示区画、41、43、44 移動軌跡、42 指先、45 表示手段

Claims (7)

  1. 複数種類の商品を収納する商品収納部と、該商品収納部に収納された商品を払出す商品払出し機構と、商品情報を表示する複数のタッチパネル式の表示区画を有した表示手段と、前記各表示区画の表面に沿って移動する手書き入力手段の移動軌跡を認識する認識手段と、該認識手段による認識情報に基づいて前記商品払出し機構を制御し指定された商品を指定された個数払出す制御手段と、を備え、
    前記認識手段によって認識された前記移動軌跡が所定の数字、文字、又は記号に相当する場合に、前記制御手段は、該移動軌跡が入力された前記表示区画に表示されている商品情報に係る商品が選択されたものと判断することを特徴とする自動販売機。
  2. 前記認識手段によって認識された前記移動軌跡が前記数字、文字、又は記号に相当する場合に、前記制御手段は、該移動軌跡が入力された前記表示区画に表示されている商品情報に係る商品が選択され、且つ前記数字、文字、又は記号が示す商品個数が指定されたものと判断することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 一括購入する商品の数量を指定する数量指定手段を備え、前記認識手段によって認識された前記移動軌跡が前記数字、文字、又は記号に相当する場合に、前記制御手段は、該移動軌跡が入力された前記表示区画に表示されている商品情報に係る商品が選択され、且つ前記数量指定手段に入力された数量を該商品の個数とすることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  4. 前記認識手段によって認識された前記移動軌跡が取消記号に相当する場合に、前記制御手段は、該取消記号が入力された前記表示区画に表示されている商品情報に係る商品が取り消されたものと判断することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の自動販売機。
  5. 前記制御手段は、前記手書き入力手段により入力された移動軌跡を前記表示手段に視認可能に表示することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の自動販売機。
  6. 前記表示手段は、前記手書き入力手段により入力された移動軌跡の認識結果を表示する確認手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の自動販売機。
  7. 前記制御手段は、販売数量設定モードに切り替える切換手段を有し、該販売数量設定モード中は、前記各商品の販売数量を前記手書き入力手段により入力可能としたことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の自動販売機。
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