JPWO2016181443A1 - 入力受付方法、入力受付プログラムおよび端末装置 - Google Patents

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Abstract

メニューの表示における操作の自由度を向上させる入力受付方法、入力受付プログラムおよび端末装置を提供する。入力受付方法は、表示画面に表示された複数のメニュー項目のうち、特定のメニュー項目に対応する入力位置に手書き入力が行われたことを検出すると、手書き入力の入力内容を特定のメニュー項目の下位層のメニュー項目の絞り込み処理、または、特定のメニュー項目のオーダーに関する指示内容として受け付ける処理に用いる処理をコンピュータ(10)が実行する。

Description

本発明は、入力受付方法、入力受付プログラムおよび端末装置に関する。
タブレット端末や、スマートフォンなどのタッチパネルを持つデバイスが存在する。このようなデバイスは、例えば、店舗のメニュー表示に用いられることがあり、表示したメニューのうち、いずれかの項目がタッチ操作により特定されると、特定されたメニュー項目が選択されたり、そのメニュー項目について下位層のメニューを表示する。
特開2005−235116号公報
しかし、従来技術では、メニューの構造に従って正しいルートをたどらなければ所望の画面に到達できず、操作の自由度が高いとはいえない。
一つの側面では、本発明は、メニューの表示における操作の自由度を向上させることを目的とする。
一つの態様では、入力受付方法は、表示画面に表示された複数のメニュー項目のうち、特定のメニュー項目に対応する入力位置に手書き入力が行われたことを検出する処理をコンピュータが実行する。そして、入力受付方法は、該手書き入力の入力内容を前記特定のメニュー項目の下位層のメニュー項目の絞り込み処理、または、前記特定のメニュー項目のオーダーに関する指示内容として受け付ける処理に用いる処理をコンピュータが実行する。
メニューの表示における操作の自由度の向上が図られる。
図1は、実施例の情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、対応領域の特定の一例を示す図である。 図3は、対応領域の特定の他の一例を示す図である。 図4は、手書き入力に応じた画面遷移の一例を示す図である。 図5は、手書き入力に応じた画面遷移の他の一例を示す図である。 図6は、手書き入力に応じた画面遷移の他の一例を示す図である。 図7は、手書き入力に応じた画面遷移の他の一例を示す図である。 図8は、手書き入力に応じた画面遷移の他の一例を示す図である。 図9は、手書き入力に応じた画面遷移の他の一例を示す図である。 図10は、メニュー項目の構成の一例を示す図である。 図11は、種別DBの一例を示す図である。 図12は、カテゴリDBの一例を示す図である。 図13は、商品DBの一例を示す図である。 図14は、材料DBの一例を示す図である。 図15は、オプションDBの一例を示す図である。 図16は、画面表示DBの一例を示す図である。 図17は、注文DBの一例を示す図である。 図18は、実施例の入力受付処理の一例を示すフローチャートである。 図19は、参照対象決定処理の一例を示すフローチャートである。 図20は、参照対象決定処理における各DB参照の一例を示す図である。 図21は、参照対象決定処理における各DB参照の他の一例を示す図である。 図22は、手書き入力に応じた画面遷移の他の一例を示す図である。 図23は、手書き入力に応じた画面遷移の他の一例を示す図である。 図24は、入力受付プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する入力受付方法、入力受付プログラムおよび端末装置の実施例を詳細に説明する。なお、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下の実施例は、矛盾しない範囲で適宜組みあわせてもよい。
図1は、実施例の情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示す情報処理システム1は、端末装置10と、サーバ装置100とを有する。なお、図1には、システムが1つの端末装置10を有する場合を示したが、端末装置10の数は限定されず、情報処理システム1は、任意の数の端末装置10を有してもよい。
端末装置10およびサーバ装置100の間は、ネットワークNを介して相互に通信可能に接続される。かかるネットワークNには、有線または無線を問わず、インターネット(Internet)を始め、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの任意の種類の通信網を採用できる。
端末装置10は、例えば、飲食店で注文を行う顧客、つまりユーザが用いるコンピュータである。端末装置10は、例えば、サーバ装置100から受信した各種メニュー画面を表示させてユーザに提示する。端末装置10は、例えば、各種メニュー画面等の表示および操作について、Webブラウザを用いることができる。また、端末装置10は、各種メニュー画面等の表示画面に対する手書き入力を受け付ける。端末装置10の一例としては、タブレット端末を採用できる。端末装置10には、上記のタブレット端末等の可搬型の端末のみならず、据置型のパーソナルコンピュータを端末装置10として採用することもできる。また、端末装置10は、可搬型の端末としては、上記のタブレット端末の他にも、例えば、可搬型のパーソナルコンピュータや、スマートフォン、携帯電話機等の移動体通信端末等を採用することもできる。
端末装置10は、表示画面に対する手書き入力に応じ、手書き入力が、表示画面に表示された特定の要素、例えば、メニュー項目に対応付けられた入力であるか否かを判別する。端末装置10は、手書き入力が、表示画面に表示された特定の要素に対応付けられた入力であると判別された場合は、手書き入力内容の利用方法を、表示画面に表示された特定の要素に対応付けられた入力であると判別されない場合と異ならせて利用する。すなわち、端末装置10は、例えば、手書き入力が、メニュー項目に対応付けられた入力である場合には、手書き入力の内容を、当該メニュー項目内に対する検索要求として、サーバ装置100に送信し検索結果を受信する。また、端末装置10は、例えば、手書き入力が、メニュー項目に対応付けられていない場合には、手書き入力の内容を、メニュー全体に対する検索要求として、サーバ装置100に送信し検索結果を受信する。これにより、特定の要素に対応付けられた操作を円滑にできる。
サーバ装置100は、例えば、飲食店のメニューデータベース(以下、データベースをDBと表す)を有し、端末装置10にメニュー画面を表示させる。また、サーバ装置100は、端末装置10から検索要求を受信すると、検索要求に応じてメニューDBを検索し、検索結果を端末装置10に送信する。なお、検索要求は、例えばSQL文が挙げられる。さらに、サーバ装置100は、端末装置10から注文情報等の各種情報を受信すると、受信した各種情報をメニューDBに記憶する。なお、サーバ装置100は、例えば、注文情報を受信すると、受信した注文情報をメニューDBに記憶するとともに、図示しないオーダー表示装置に注文情報を送信して表示させて、飲食店の従業員に注文を伝達する。
次に、端末装置10の構成について説明する。図1に示すように、端末装置10は、通信部11と、表示操作部12と、記憶部13と、制御部14とを有する。なお、端末装置10は、図1に示す機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや音声出力デバイス等の機能部を有することとしてもかまわない。
通信部11は、例えば、無線LAN等の通信モジュールやNIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部11は、ネットワークNを介してサーバ装置100と有線または無線で接続され、サーバ装置100との間で情報の通信を司る通信インタフェースである。通信部11は、サーバ装置100から各種メニュー画面のデータを受信する。通信部11は、受信した各種メニュー画面のデータを制御部14に出力する。また、通信部11は、制御部14から入力された検索要求、注文情報等の各種情報をサーバ装置100に送信する。なお、各種メニュー画面には、検索要求に応じた検索結果および注文情報が反映される。
表示操作部12は、各種情報を表示するための表示デバイス、および、ユーザから各種操作を受け付ける入力デバイスである。例えば、表示操作部12は、表示デバイスとして液晶ディスプレイ等によって実現される。また、例えば、表示操作部12は、入力デバイスとして、タッチパネル等によって実現される。つまり、表示操作部12は、表示デバイスと入力デバイスとが一体化される。表示操作部12は、ユーザによって入力された操作を操作情報として制御部14に出力する。なお、操作情報は、例えば、タッチパネルに対してユーザの指が触れてから離れるまでの表示画面上の座標を示すストローク入力、すなわち手書き入力が挙げられる。
記憶部13は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部13は、サーバ装置100から受信した各種メニュー画面のデータを記憶する。また、記憶部13は、制御部14での処理に用いる情報を記憶する。
制御部14は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部14は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されるようにしてもよい。制御部14は、受付部15と、判別部16と、利用制御部17と、検索部18とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部14の内部構成は、図1に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
受付部15は、表示操作部12から操作情報、例えば、ストローク入力の座標を受け付ける。受付部15は、ストローク入力の座標に基づいて、ストローク入力が終了したか否かを判定する。受付部15は、ストローク入力が終了した場合には、受け付けたストローク入力の座標を判別部16に出力する。また、受付部15は、ストローク入力の座標に基づいて手書き文字を認識し、手書き入力内容を生成する。受付部15は、生成した手書き入力内容を、利用制御部17に出力する。なお、受付部15は、ストローク入力の座標をサーバ装置100に送信し、サーバ装置100によって手書き文字の認識が行われて生成された手書き入力内容を、サーバ装置100から受信するようにしてもよい。
判別部16は、受付部15からストローク入力の座標が入力されると、表示操作部12に表示中の表示画面内に表示された特定の要素に対応付けられた入力であるか否かを判別する。すなわち、判別部16は、例えば、ストローク入力がメニュー画面内に表示された各メニュー項目に対応付けられた入力であるか否かを判別する。判別部16は、ストローク入力が各メニュー項目に対応付けられた入力である場合には、当該メニュー項目の属性情報を付加した対応領域情報を利用制御部17に出力する。判別部16は、ストローク入力が各メニュー項目に対応付けられた入力でない場合には、メニュー項目の属性情報を付加しない未対応領域情報を利用制御部17に出力する。
ここで、図2および図3を用いて、対応領域について説明する。図2は、対応領域の特定の一例を示す図である。図2に示すように、表示操作部12には、メニュー項目等が表示される表示画面21と、ストローク入力の軌跡が表示される軌跡画面22とが表示される。表示画面21には、例えば、メニュー項目21a、21b、21cが表示される。なお、この場合には、表示画面21はメニュー画面である。ここで、判別部16は、ユーザの手書き入力により文字23が入力されると、受付部15から入力されるストローク入力の座標に基づいて、入力領域24を検出する。判別部16は、入力領域24と、表示画面21の対応領域であるメニュー項目21a、21b、21cの領域とを比較する。判別部16は、例えば、入力領域24がメニュー項目21aの領域内に含まれる場合には、メニュー項目21aを対応領域として特定する。
判別部16は、例えば、入力領域と対応領域とが所定の閾値以上、例えば70%以上重なっている領域の中で、より小さい領域を対応領域とする。また、判別部16は、例えば、入力文字一文字の平均の文字サイズと、ある特定の要素、例えばメニュー項目の縦横の長さのうち短い方の長さと比較する。判別部16は、比較の結果、平均の文字サイズが特定の要素の縦横の長さのうち短い方の長さよりも短い場合に、当該特定の要素の領域を対応領域とする。
図3は、対応領域の特定の他の一例を示す図である。図3に示すように、例えば、表示画面21上に入力領域25で示す文字「トロ」が入力される場合と、入力領域26で示す文字「トロ」が入力される場合とがある。判別部16は、入力領域25に入力された場合には、一文字の平均サイズがメニュー項目21aの短辺の長さよりも短いので、入力領域25の文字「トロ」の対応領域として、メニュー項目21aの属性情報を付加した対応領域情報を利用制御部17に出力する。また、判別部16は、入力領域26に入力された場合には、一文字の平均サイズがメニュー項目21aの短辺の長さよりも長いので、入力領域26の文字「トロ」は、画面全体に対して入力されたと判定する。判別部16は、判定の結果、メニュー項目の属性情報を付加しない未対応領域情報を利用制御部17に出力する。なお、表示画面21は、表示画面21上に手書き入力が行われる入力欄を設けるようにしてもよい。
図1の説明に戻って、利用制御部17には、受付部15から手書き入力内容が入力される。また、利用制御部17には、判別部16から対応領域情報または未対応領域情報が入力される。利用制御部17は、判別部16から対応領域情報が入力された場合には、受付部15から入力された手書き入力内容の利用方法を、判別部16から未対応領域情報が入力された場合と異ならせて利用する。
ここで、手書き入力内容の利用方法の一例として、サーバ装置100のメニューDBを検索する場合について説明する。利用制御部17は、判別部16から対応領域情報が入力された場合には、例えば、対応領域情報に含まれるメニュー項目の属性情報を用いて検索を行うように検索部18に検索指示を出力する。また、利用制御部17は、判別部16から未対応領域情報が入力された場合には、例えば、メニュー項目の属性情報を用いずに検索を行うように検索部18に検索指示を出力する。
検索指示の対象を決定する参照対象決定処理について説明する。利用制御部17は、対応領域情報または未対応領域情報の入力に基づいて、対応領域が特定できたか否かを判定する。利用制御部17は、対応領域が特定できていない場合、つまり未対応領域情報が入力された場合には、現在表示中の表示画面の各メニュー項目を参照対象とする。利用制御部17は、対応領域が特定できた場合、つまり対応領域情報が入力された場合には、対応領域のメニュー項目より下位の階層のメニュー項目を参照対象とする。
利用制御部17は、対応領域が特定できていない場合には、参照対象、つまり表示中の各メニュー項目と手書き入力内容の入力文字とでand検索を行う検索指示を検索部18に出力する。利用制御部17は、検索部18から検索結果が入力されると、検索結果数が1以上であるか否かを判定する。利用制御部17は、検索結果数が1以上である場合には、参照対象決定処理を終了し、表示操作部12に表示中の表示画面を、検索結果を表示する表示画面に更新する。
利用制御部17は、検索結果数が1以上でない、すなわち0である場合には、手書き入力内容の入力文字の種別を検索する検索指示を検索部18に出力する。利用制御部17は、検索部18から検索結果が入力されると、検索結果である入力文字種別が、オプション、商品または材料、および、カテゴリのうちいずれであるかを判定する。利用制御部17は、入力文字種別がオプションである場合には、表示中の各メニュー項目に対する入力が無効であるとして参照対象決定処理を終了する。なお、利用制御部17は、入力が無効であるとした場合には、表示中の表示画面は更新せず、例えば、手書き入力の軌跡を軌跡画面から消去する。
利用制御部17は、入力文字種別が商品または材料である場合には、参照対象と入力文字とで商品のor検索を行う検索指示を検索部18に出力する。利用制御部17は、検索部18から検索結果が入力されると、参照対象決定処理を終了し、表示操作部12に表示中の表示画面を、検索結果を表示する表示画面に更新する。
利用制御部17は、入力文字種別がカテゴリである場合には、参照対象である現在のメニュー項目の属性、つまり種別を判定する。利用制御部17は、参照対象の種別が商品である場合には、参照対象の商品と入力カテゴリ名とで商品のor検索を行う検索指示を検索部18に出力する。利用制御部17は、検索部18から検索結果が入力されると、参照対象決定処理を終了し、表示操作部12に表示中の表示画面を、検索結果を表示する表示画面に更新する。
利用制御部17は、参照対象の種別がカテゴリである場合には、参照対象のカテゴリ名と入力カテゴリ名とでカテゴリのor検索を行う検索指示を検索部18に出力する。利用制御部17は、検索部18から検索結果が入力されると、参照対象決定処理を終了し、表示操作部12に表示中の表示画面を、検索結果を表示する表示画面に更新する。
利用制御部17は、参照対象の種別がオプションである場合には、直前の商品一覧と入力カテゴリ名とで商品のor検索を行う検索指示を検索部18に出力する。利用制御部17は、検索部18から検索結果が入力されると、参照対象決定処理を終了し、表示操作部12に表示中の表示画面を、検索結果を表示する表示画面に更新する。
利用制御部17は、対応領域が特定できた場合には、対応領域のメニュー項目より下位の階層のメニュー項目である参照対象について、手書き入力内容の入力文字の種別を検索する検索指示を検索部18に出力する。利用制御部17は、検索部18から検索結果が入力されると、検索結果である入力文字種別が、オプション、商品または材料、および、カテゴリのうちいずれであるかを判定する。
利用制御部17は、入力文字種別がオプションである場合には、参照対象が商品であるか否かを判定する。利用制御部17は、参照対象が商品である場合には、参照対象と入力オプション名とで商品およびオプションのand検索を行う検索指示を検索部18に出力する。利用制御部17は、検索部18から検索結果が入力されると、参照対象決定処理を終了し、表示操作部12に表示中の表示画面を、検索結果を表示する表示画面に更新する。利用制御部17は、参照対象が商品でない場合には、表示中の各メニュー項目に対する入力が無効であるとして参照対象決定処理を終了する。なお、利用制御部17は、入力が無効であるとした場合には、表示中の表示画面は更新せず、例えば、手書き入力の軌跡を軌跡画面から消去する。
利用制御部17は、入力文字種別が商品または材料である場合には、参照対象と入力文字とで商品のand検索を行う検索指示を検索部18に出力する。利用制御部17は、検索部18から検索結果が入力されると、参照対象決定処理を終了し、表示操作部12に表示中の表示画面を、検索結果を表示する表示画面に更新する。
利用制御部17は、入力文字種別がカテゴリである場合には、参照対象と入力カテゴリ名とでカテゴリおよび商品のand検索を行う検索指示を検索部18に出力する。利用制御部17は、検索部18から検索結果が入力されると、参照対象決定処理を終了し、表示操作部12に表示中の表示画面を、検索結果を表示する表示画面に更新する。
検索部18は、利用制御部17から検索指示が入力されると、検索指示に基づいて検索要求を生成する。検索部18は、例えば、検索指示に基づいて、検索要求として検索指示の内容に対応したSQL文を生成する。検索部18は、生成した検索要求を、通信部11およびネットワークNを介してサーバ装置100に送信する。
また、検索部18は、検索要求に対応する検索結果を、サーバ装置100からネットワークNおよび通信部11を介して受信する。検索部18は、受信した検索結果を利用制御部17に出力する。なお、検索部18は、検索指示が複数の選択項目が表示された表示画面に対する手書き入力に基づく場合には、手書き入力内容に基づいて、複数の選択項目に対応する選択対象を検索するように検索要求を生成する。例えば、ウィスキーの飲み方を入力するメニュー画面が表示操作部12に表示されているとする。このとき、検索部18は、メニュー画面のメニュー項目として「ストレート」、「ロック」、「水割り」がある場合に、当該メニュー画面全体に「水」と手書き入力されると、「水割り(シングル)」と「水割り(ダブル)」とを検索するように検索要求を生成する。
次に、図4から図9を用いて、手書き入力に応じた画面遷移について説明する。図4は、手書き入力に応じた画面遷移の一例を示す図である。図4の例では、寿司屋のメニューの最上位階層のメニュー項目を示すメニュー画面31に対して、画面全体に「水」という文字が手書き入力された場合を示す。メニュー画面31は、最上位階層のメニュー項目として、項目31a〜31kを有する。項目31a〜31gは、それぞれ下位の階層にメニュー項目を有する。また、項目31hは、TOP画面、すなわちメニュー画面31に戻る項目であり、項目31iは、図示しない検索画面に遷移するための項目である。また、項目31jは、注文を確定させる項目であり、項目31kは、従業員を呼び出したり、会計を行う場合の項目である。なお、項目31i〜31kは、それぞれの機能を有するボタンともいえる。
図4の例では、「水」という文字が手書き入力された入力領域32は、複数の項目31c、31d、31eにまたがって一文字が入力されている状態であるので、判別部16は、入力領域32の「水」が未対応領域に入力されたと判定する。利用制御部17は、未対応領域、すなわち現在表示中のメニュー画面の各メニュー項目である項目31a〜31gを参照対象として、入力文字である「水」を検索するように、検索部18に検索指示を出力する。検索部18は、サーバ装置100から検索結果として「水(常温)」、「水(温)」、「水(冷)」を受信すると、表示操作部12に表示中のメニュー画面31を、検索結果を表示するメニュー画面33に更新する。メニュー画面33には、検索結果である「水(常温)」に対応する項目33a、「水(温)」に対応する項目33b、「水(冷)」に対応する項目33cが表示される。
図5は、手書き入力に応じた画面遷移の他の一例を示す図である。図5の例では、飲み物のうち、アルコールのカテゴリの階層のメニュー項目を示すメニュー画面34に対して、ある項目上に「水」という文字が手書き入力された場合を示す。メニュー画面34は、飲み物のカテゴリの階層のメニュー項目として、項目34a〜34gを有する。図5の例では、「水」という文字が手書き入力された入力領域35は、項目34b上に一文字入力されている状態であるので、判別部16は、入力領域35の「水」が項目34bの対応領域に入力されたと判定する。項目34bは、例えば、芋焼酎であったとする。
利用制御部17は、項目34bの芋焼酎を参照対象として、入力文字である「水」を検索するように、検索部18に検索指示を出力する。検索部18は、サーバ装置100から検索結果として「水割り」を受信すると、表示操作部12に表示中のメニュー画面34を、検索結果を表示するメニュー画面36に更新する。メニュー画面36には、検索結果である「水割り」に対応する項目36aが表示され、注文数が項目36aの下部領域37に表示される。メニュー画面36では、例えば、デフォルトの注文数として「1」が入力される。なお、上記の例では、サーバ装置100は、芋焼酎に対応する飲み方のオプションの中から「水」を含む「水割り」を、検索結果として端末装置10の検索部18に送信している。なお、サーバ装置100は、「水」がメニュー項目の属性、例えば、飲み方、個数、銘柄等のうち、飲み方に対応すると判定し、飲み方のオプションの中から「水」を含む「水割り」を検索結果としている。
また、図5に示すメニュー画面38は、例えば、メニュー画面34において項目34bの「芋焼酎」が選択された場合に表示されるメニュー画面である。メニュー画面38では、「芋焼酎」に対する飲み方のオプションが項目38a〜38dとして表示される。図5の例では、「水」という文字が手書き入力された入力領域39は、項目38a、38b上にまたがって一文字入力されている状態であるので、判別部16は、入力領域39の「水」が未対応領域に入力されたと判定する。利用制御部17は、未対応領域、すなわち現在表示中のメニュー画面38の各メニュー項目である項目38a〜38dを参照対象として、入力文字である「水」を検索するように、検索部18に検索指示を出力する。検索部18は、サーバ装置100から検索結果として「水割り」を受信すると、表示操作部12に表示中のメニュー画面38を、検索結果を表示するメニュー画面36に更新する。すなわち、端末装置10では、メニュー画面34の「芋焼酎」の項目34b上に「水」と入力されても、「芋焼酎」の飲み方を示すメニュー画面38全体に「水」と入力されても、一度の入力で「水割り」のメニュー画面36を表示できる。
図6は、手書き入力に応じた画面遷移の他の一例を示す図である。図6に示すメニュー画面34は、図5に示すメニュー画面34と同一の画面であるが、「水」に代えて「2」という文字が手書き入力されている。図6のメニュー画面34では、「2」という文字が手書き入力された入力領域41は、項目34b上に一文字入力されている状態であるので、判別部16は、入力領域41の「2」が項目34bの対応領域に入力されたと判定する。
利用制御部17は、項目34bの芋焼酎を参照対象として、入力文字である「2」を検索するように、検索部18に検索指示を出力する。検索部18は、サーバ装置100から検索結果として注文個数が2個であることを受信すると、表示操作部12に表示中のメニュー画面34の項目34bに注文個数42として「2」を表示させるように、メニュー画面34を更新する。すなわち、利用制御部17は、手書き入力内容の種別に応じて、特定の要素の属性の参照方法を変化させることができる。
図7は、手書き入力に応じた画面遷移の他の一例を示す図である。図7に示すメニュー画面31は、図4に示すメニュー画面31と同一の画面であるが、「水」に代えて「オレンジ」という文字が手書き入力されている。図7のメニュー画面31では、「オレンジ」という文字が手書き入力された入力領域43は、項目31a〜31g上にまたがって四文字入力されている状態であるので、判別部16は、入力領域43の「オレンジ」が未対応領域に入力されたと判定する。
利用制御部17は、未対応領域、すなわち現在表示中のメニュー画面31の各メニュー項目である項目31a〜31gを参照対象として、入力文字である「オレンジ」を検索するように、検索部18に検索指示を出力する。検索部18は、サーバ装置100から検索結果として「オレンジ」、「オレンジシャーベット」、「ファジーネーブル」、「スクリュードライバー」、「カシスオレンジ」、「オレンジソーダ」、「オレンジジュース」を受信する。検索部18は、表示操作部12に表示中のメニュー画面31を、受信した検索結果に対応する項目44aの「オレンジ」から項目44gの「オレンジジュース」までを表示するメニュー画面44に更新する。すなわち、端末装置10では、メニュー画面31上で「オレンジ」と入力されると、「デザート」、および、「飲み物」の下位の階層にある「ソフトドリンク」ならびに「アルコール」に含まれる「オレンジ」を有するメニュー画面44が表示される。
図8は、手書き入力に応じた画面遷移の他の一例を示す図である。図8の例では、飲み物のうち、アルコールのカテゴリの階層のメニュー項目を示すメニュー画面34に対して、画面全体に「オレンジ」という文字が手書き入力された場合を示す。図8に示すメニュー画面34は、図5に示すメニュー画面34と同一である。図8の例では、「オレンジ」という文字が手書き入力された入力領域45は、項目34a〜34g上にまたがって入力されている状態であるので、判別部16は、入力領域45の「オレンジ」が未対応領域に入力されたと判定する。
利用制御部17は、未対応領域、すなわち現在表示中のメニュー画面34の各メニュー項目である項目34a〜34gを参照対象として、入力文字である「オレンジ」を検索するように、検索部18に検索指示を出力する。検索部18は、サーバ装置100から検索結果として「ファジーネーブル」、「スクリュードライバー」、「カシスオレンジ」を受信する。検索部18は、表示操作部12に表示中のメニュー画面34を、受信した検索結果に対応する項目46aの「ファジーネーブル」、項目46bの「スクリュードライバー」、項目46cの「カシスオレンジ」を表示するメニュー画面46に更新する。
また、図8に示すメニュー画面47は、例えば、メニュー画面31の項目31gの「飲み物」が選択された場合に表示されるメニュー画面である。メニュー画面47では、「飲み物」の下位のカテゴリとして項目47aの「アルコール」と、項目47bの「ソフトドリンク」とが表示される。図8の例では、「オレンジ」という文字が手書き入力された入力領域48は、一文字の幅が項目47aの幅未満であり、縦書で項目47a上に入力された状態であるので、判別部16は、入力領域48の「オレンジ」が項目47aの対応領域に入力されたと判定する。
利用制御部17は、対応領域、すなわち、項目47aの「アルコール」を参照対象として、入力文字である「オレンジ」を検索するように、検索部18に検索指示を出力する。検索部18は、サーバ装置100から検索結果として「ファジーネーブル」、「スクリュードライバー」、「カシスオレンジ」を受信する。検索部18は、表示操作部12に表示中のメニュー画面47を、受信した検索結果に対応する項目46aの「ファジーネーブル」、項目46bの「スクリュードライバー」、項目46cの「カシスオレンジ」を表示するメニュー画面46に更新する。すなわち、端末装置10では、アルコールのカテゴリを示すメニュー画面34の画面全体に「オレンジ」と入力されても、「飲み物」のメニュー画面47の「アルコール」の項目47a上に「オレンジ」と入力されても、一度の入力でメニュー画面46を表示できる。なお、メニュー画面46は、「アルコール」に属する「オレンジ」を含むメニュー項目を有する。言い換えると、端末装置10は、メニュー画面の属性に対応する選択肢に基づいて、メニュー画面を更新する。つまり、端末装置10は、メニューの階層に応じてメニュー画面を表示する。
図9は、手書き入力に応じた画面遷移の他の一例を示す図である。図9は、表示中のメニュー画面51に、手書き入力された入力文字に基づく検索結果をor検索してメニュー項目を追加してメニュー画面53とした例である。メニュー画面51は、図7に示すメニュー画面31の項目31bの「握り」が選択された場合に表示されるメニュー画面である。メニュー画面51は、画面全体に「軍艦」という文字が手書き入力されている。メニュー画面51では、「軍艦」という文字が手書き入力された入力領域52は、項目51a〜51f上にまたがって二文字入力されている状態であるので、判別部16は、入力領域52の「軍艦」が未対応領域に入力されたと判定する。
利用制御部17は、未対応領域、すなわち現在表示中のメニュー画面51の各メニュー項目である項目51a〜51gを参照対象とし、参照対象と入力されたカテゴリ「軍艦」とで商品をor検索するように、検索部18に検索指示を出力する。検索部18は、サーバ装置100から検索結果として、カテゴリ「握り」に含まれる項目53aの「たい」、項目53bの「はまち」、項目53cの「サーモン」、および、項目53dの「まぐろ」を受信する。また、検索部18は、サーバ装置100から検索結果として、カテゴリ「軍艦」に含まれる項目53eの「まぐろユッケ」、項目53fの「うに」、および、項目53gの「いくら」を受信する。検索部18は、表示操作部12に表示中のメニュー画面51を、受信した検索結果に対応する項目53aの「たい」から項目53gの「いくら」までを表示するメニュー画面53に更新する。すなわち、端末装置10では、メニュー画面51上で「軍艦」と入力されると、「握り」および「軍艦」のカテゴリに含まれる商品を有するメニュー画面53が表示される。
言い換えると、端末装置10は、メニュー画面上に入力されたキーワードの書かれ方に応じて、メニューのカスタマイズを行う等の動作を変更することができる。また、端末装置10では、選択されたメニュー項目のコンテキストを引き継いで検索を行うことができる。例えば、端末装置10は、「芋焼酎」のメニュー画面上に「ロック」と入力されると、「芋焼酎」と「ロック」とをand検索する。また、端末装置10は、例えば、「ミニバン」のメニュー画面上に「白」と入力されると、「ミニバン」と「白」とをand検索する。また、端末装置10は、例えば、「カレー」のメニュー画面上に「カツ」と入力されると、「カレー」に「カツ」をトッピングする情報を付加できる。また、端末装置10は、例えば、手書き入力内容の優先度を上げて検索するようにしてもよい。また、端末装置10は、キーワードが入力された大きさや入力順序の情報を用いて動作を変更してもよい。
次に、図10を用いてカテゴリ、商品およびオプションの参照対象であるメニュー項目の構成の一例について説明する。図10は、メニュー項目の構成の一例を示す図である。なお、図10の説明では、メニュー項目として、カテゴリ、商品およびオプションがあるものとする。図10の例では、カテゴリ54は、最上位の階層に「全体」カテゴリを有し、2番目の階層に「全体」カテゴリの下位のカテゴリとして、「握り」、「軍艦」および「飲み物」の3つのカテゴリを有する。
また、カテゴリ54は、3番目の階層に「握り」の下位として「まぐろ」および「サーモン」の2つのカテゴリを有する。また、カテゴリ54は、3番目の階層に「軍艦」の下位として「いくら」および「うに」の2つのカテゴリを有する。また、カテゴリ54は、3番目の階層に「飲み物」の下位として「ソフトドリンク」および「アルコール」の2つのカテゴリを有する。また、カテゴリ54は、4番目の階層に「ソフトドリンク」の下位として「炭酸」および「果汁」の2つのカテゴリを有する。また、カテゴリ54は、4番目の階層に「アルコール」の下位として「ビール」および「サワー」を有する。なお、カテゴリ54は、「軍艦」と「飲み物」のように、カテゴリごとに階層数が異なっていてもよい。
図10の例では、商品55は、実際に注文できるメニューに対応し、それぞれ上位のカテゴリ54と対応付けられている。図10の例では、カテゴリ「まぐろ」は、「本まぐろ」および「びんとろ」の2つの商品を有する。また、カテゴリ「サーモン」は、「サーモン」および「トロサーモン」の2つの商品を有する。また、カテゴリ「いくら」は、「いくら」および「北海道いくら(1貫)」の2つの商品を有する。また、カテゴリ「うに」は、「うに」および「北海道うに(1貫)」の2つの商品を有する。また、カテゴリ「炭酸」は、「コーラ」の1つの商品を有する。また、カテゴリ「果汁」は、「オレンジジュース」の1つの商品を有する。また、カテゴリ「ビール」は、「生ビール」の1つの商品を有する。また、カテゴリ「サワー」は、「レモンサワー」の1つの商品を有する。
図10の例では、オプション56は、商品に対して付加するオプションを示し、例えば、カテゴリ「握り」に属する商品に対しては、「わさび」のオプションが付加できる。また、例えば、カテゴリ54では省略されているカテゴリ「焼酎」に属する商品に対しては、「飲み方」のオプションが付加できる。オプション「飲み方」は、階層構造として、さらに「ストレート」、「ロック」、「水割り」、「お湯割り」といったオプションを有するようにしてもよい。利用制御部17は、例えば、図10のメニュー項目の構成に基づいて、手書き入力内容がカテゴリ名、商品名およびオプション名であるかに応じて、また、入力領域に応じて検索する参照対象が異なるように検索指示を生成する。
図1の説明に戻って、続いて、サーバ装置100の構成について説明する。図1に示すように、サーバ装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、サーバ装置100は、図1に示す機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや音声出力デバイス等の機能部を有することとしてもかまわない。
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。通信部110は、ネットワークNを介して端末装置10と有線または無線で接続され、端末装置10との間で情報の通信を司る通信インタフェースである。通信部110は、端末装置10から検索要求、注文情報等の各種情報を受信する。通信部110は、受信した検索要求、注文情報等の各種情報を制御部130に出力する。また、通信部110は、制御部130から入力された検索要求、注文情報等に応じたメニュー画面等の各種メニュー画面のデータを端末装置10に送信する。
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、種別DB121と、カテゴリDB122と、商品DB123と、材料DB124と、オプションDB125と、画面表示DB126と、注文DB127とを有する。種別DB121から注文DB127の各DBは、例えば、飲食店のメニューDBの構成の一例である。また、記憶部120は、制御部130での処理に用いる情報を記憶する。
種別DB121は、メニュー項目の種別を記憶する。図11は、種別DBの一例を示す図である。図11に示すように、種別DB121は、「種別番号」、「種別名」といった項目を有する。種別DB121は、例えば1つの種別名ごとに1レコードとして記憶する。
「種別番号」は、メニュー項目の種別を識別する識別子である。「種別名」は、メニュー項目の種別名を示す情報である。図11の例では、種別番号「1」は、種別名「カテゴリ」であることを示す。
図1の説明に戻って、カテゴリDB122は、カテゴリ名を親カテゴリ番号に対応付けて記憶する。図12は、カテゴリDBの一例を示す図である。図12に示すように、カテゴリDB122は、「カテゴリ番号」、「カテゴリ名」、「親カテゴリ番号」といった項目を有する。カテゴリDB122は、例えば1つのカテゴリ名ごとに1レコードとして記憶する。
「カテゴリ番号」は、メニュー項目のカテゴリを識別する識別子である。「カテゴリ名」は、メニュー項目のカテゴリ名を示す情報である。「親カテゴリ番号」は、当該カテゴリが属する上位階層のカテゴリ番号を示す情報である。図12の例では、カテゴリ番号「7」のカテゴリ名「まぐろ」は、親カテゴリ番号が「3」であるので、カテゴリ番号「3」のカテゴリ名「握り」が上位階層のカテゴリであることを示す。
図1の説明に戻って、商品DB123は、商品名を、親カテゴリ番号、材料番号およびオプション番号と対応付けて記憶する。図13は、商品DBの一例を示す図である。図13に示すように、商品DB123は、「商品番号」、「商品名」、「親カテゴリ番号」、「材料番号」、「オプション番号」といった項目を有する。商品DB123は、例えば1つの商品名ごとに1レコードとして記憶する。
「商品番号」は、メニュー項目の商品を識別する識別子である。「商品名」は、メニュー項目の商品名を示す情報である。「親カテゴリ番号」は、当該商品が属する上位階層のカテゴリ番号を示す情報である。「材料番号」は、当該商品の材料に対応する番号を示す情報である。「オプション番号」は、当該商品に対応するオプションの番号を示す情報である。図13の例では、商品番号「1」の商品名「本まぐろ」は、親カテゴリ番号が「7」であるカテゴリ名「まぐろ」が上位階層のカテゴリであり、材料番号「1」である「まぐろ」が材料であることを示す。また、商品番号「1」の商品名「本まぐろ」は、オプション番号「5」の「わさび有」と、オプション番号「6」の「わさび無」とが選択可能であることを示す。
図1の説明に戻って、材料DB124は、商品の材料を記憶する。図14は、材料DBの一例を示す図である。図14に示すように、材料DB124は、「材料番号」、「材料名」といった項目を有する。材料DB124は、例えば1つの材料名ごとに1レコードとして記憶する。
「材料番号」は、材料を識別する識別子である。「材料名」は、商品に用いられている材料名を示す情報である。図14の例では、材料番号に「1」を有する商品には、材料名「まぐろ」が用いられていることを示す。
図1の説明に戻って、オプションDB125は、商品に対応するオプションを記憶する。図15は、オプションDBの一例を示す図である。図15に示すように、オプションDB125は、「オプション番号」、「オプション名」といった項目を有する。オプションDB125は、例えば1つのオプション名ごとに1レコードとして記憶する。
「オプション番号」は、オプションを識別する識別子である。「オプション名」は、商品に対応するオプション名を示す情報である。図15の例では、オプション番号「1」、「2」、「3」および「4」を有する商品では、オプション名「ロック」、「水割り」、「お湯割り」および「ストレート」がオプションとして選択できることを示す。
図1の説明に戻って、画面表示DB126は、端末装置10に表示させるメニュー画面のメニュー項目を表示種別と枝番号と対応付けて記憶する。図16は、画面表示DBの一例を示す図である。図16に示すように、画面表示DB126は、「表示番号」、「表示種別番号」、「枝番号」といった項目を有する。画面表示DB126は、例えば1つの表示番号、すなわち表示するメニュー項目ごとに1レコードとして記憶する。
「表示番号」は、メニュー画面に表示するメニュー項目を識別する識別子である。「表示種別番号」は、メニュー画面に表示するメニュー項目の種別を示す情報である。「枝番号」は、メニュー項目の種別に応じたDBにおける番号を示す情報である。図16の例では、メニュー項目の表示番号「1」番目では、表示種別番号「1」に応じて種別DB121が参照されて種別名「カテゴリ」が取得される。また、メニュー項目の表示番号「1」番目では、取得された種別名「カテゴリ」に応じてカテゴリDB122が参照されて枝番号「2」番に対応する「おすすめ」が表示される。
図1の説明に戻って、注文DB127は、端末装置10を操作するユーザの注文を記憶する。図17は、注文DBの一例を示す図である。図17に示すように、注文DB127は、「テーブル番号」、「注文商品番号」、「注文個数」、「オプション番号」といった項目を有する。注文DB127は、例えば1つの注文商品番号ごとに1レコードとして記憶する。
「テーブル番号」は、端末装置10が設置されているテーブルのユーザを識別する識別子である。「注文商品番号」は、注文された商品の商品番号を示す情報である。「注文個数」は、商品の注文個数を示す情報である。「オプション番号」は、注文された商品に対応するオプションがある場合に、ユーザにより指定されたオプションの番号を示す情報である。図17の例では、テーブル番号「1」番のユーザが、商品番号「1」番の「本まぐろ」を「1」個と、商品番号「6」番の「芋焼酎」をオプション番号「1」番の「ロック」で「1」個注文したことを示す。
図1の説明に戻って、制御部130は、例えば、CPUやMPU等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現されるようにしてもよい。制御部130は、DB管理部131を有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図1に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
DB管理部131は、種別DB121から注文DB127の各DBの管理を実行するとともに、端末装置10に各種メニュー画面を提供する。DB管理部131は、種別DB121から注文DB127の各DBの情報に基づいて各種メニュー画面のデータを生成し、生成した各種メニュー画面のデータを、通信部110およびネットワークNを介して端末装置10に送信する。DB管理部131は、例えば、初期画面として、図4に示すメニュー画面31のデータを端末装置10に送信する。
また、DB管理部131は、ネットワークNおよび通信部110を介して、端末装置10から検索要求、注文情報等の各種情報を受信する。DB管理部131は、受信した検索要求に基づいて、種別DB121から注文DB127の各DBのうち、対応するDBを検索し、検索結果に基づくメニュー画面のデータを、通信部110およびネットワークNを介して端末装置10に送信する。また、DB管理部131は、受信した注文情報を注文DB127に記憶して注文情報を反映したメニュー画面のデータを、通信部110およびネットワークNを介して端末装置10に送信する。さらに、DB管理部131は、受信した注文情報を図示しないオーダー表示装置に送信して表示させて、飲食店の従業員に注文を伝達する。
次に、実施例の情報処理システム1の動作について説明する。図18は、実施例の入力受付処理の一例を示すフローチャートである。
端末装置10の受付部15は、表示操作部12から操作情報、例えば、ストローク入力の座標を受け付ける(ステップS1)。受付部15は、ストローク入力の座標に基づいて、ストローク入力が終了したか否かを判定する(ステップS2)。受付部15は、ストローク入力が終了していない場合には(ステップS2:否定)、ステップS1に戻る。受付部15は、ストローク入力が終了した場合には(ステップS2:肯定)、受け付けたストローク入力の座標を判別部16に出力する。
判別部16は、受付部15からストローク入力の座標が入力されると、表示操作部12に表示中の表示画面内に表示された特定の要素に対応付けられた入力であるか否かを判別する。判別部16は、各メニュー項目に対応付けられた入力である場合には、当該メニュー項目の属性情報を付加した対応領域情報を利用制御部17に出力する。判別部16は、各メニュー項目に対応付けられた入力でない場合には、メニュー項目の属性情報を付加しない未対応領域情報を利用制御部17に出力する。すなわち、判別部16は、対応領域を特定する(ステップS3)。また、受付部15は、ストローク入力の座標に基づいて手書き文字を認識し(ステップS4)、手書き入力内容を生成する。受付部15は、生成した手書き入力内容を、利用制御部17に出力する。
利用制御部17は、判別部16から対応領域情報または未対応領域情報が入力され、受付部15から手書き入力内容が入力されると、参照対象決定処理を実行する(ステップS5)。利用制御部17は、参照対象決定処理の結果に応じて、表示操作部12に表示中の表示画面を、検索結果を表示する表示画面に更新する。すなわち、利用制御部17は、参照対象決定処理に応じて、表示操作部12に表示中のメニュー画面を更新する(ステップS6)。これにより、端末装置10は、特定の要素に対応付けられた操作を円滑にできる。
ここで、図19を用いて参照対象決定処理について説明する。図19は、参照対象決定処理の一例を示すフローチャートである。利用制御部17は、対応領域情報または未対応領域情報の入力に基づいて、対応領域が特定できたか否かを判定する(ステップS51)。利用制御部17は、対応領域が特定できていない場合、つまり未対応領域情報が入力された場合には(ステップS51:否定)、現在表示中の表示画面の各メニュー項目を参照対象とする(ステップS52)。
利用制御部17は、参照対象と手書き入力内容の入力文字とでand検索を行う検索指示を検索部18に出力する(ステップS53)。検索部18は、利用制御部17から検索指示が入力されると、検索指示に基づいて検索要求を生成する。検索部18は、生成した検索要求をサーバ装置100に送信する。サーバ装置100のDB管理部131は、端末装置10から検索要求を受信すると、受信した検索要求に基づいて、種別DB121から注文DB127の各DBのうち、対応するDBを検索する。DB管理部131は、DBの検索結果を端末装置10に送信する。
端末装置10の検索部18は、検索結果をサーバ装置100から受信する。検索部18は、受信した検索結果を利用制御部17に出力する。利用制御部17は、検索部18から検索結果が入力されると、検索結果数が1以上であるか否かを判定する(ステップS54)。利用制御部17は、検索結果数が1以上である場合には(ステップS54:肯定)、参照対象決定処理を終了してメニュー画面を更新する。
利用制御部17は、検索結果数が1以上でない場合には(ステップS54:否定)、手書き入力内容の入力文字の種別を検索する検索指示を検索部18に出力する(ステップS55)。検索部18は、利用制御部17から検索指示が入力されると、検索指示に基づいて検索要求を生成する。検索部18は、生成した検索要求をサーバ装置100に送信する。サーバ装置100のDB管理部131は、端末装置10から検索要求を受信すると、受信した検索要求に基づいて、種別DB121から注文DB127の各DBのうち、対応するDBを検索する。DB管理部131は、DBの検索結果を端末装置10に送信する。
端末装置10の検索部18は、検索結果をサーバ装置100から受信する。検索部18は、受信した検索結果を利用制御部17に出力する。利用制御部17は、検索部18から検索結果が入力されると、検索結果である入力文字種別が、オプション、商品または材料、および、カテゴリのうちいずれであるかを判定する(ステップS56)。利用制御部17は、入力文字種別がオプションである場合には(ステップS56:オプション)、表示中の各メニュー項目に対する入力が無効であるとして(ステップS57)、参照対象決定処理を終了する。
利用制御部17は、入力文字種別が商品または材料である場合には(ステップS56:商品または材料)、参照対象と入力文字とで商品のor検索を行う検索指示を検索部18に出力する(ステップS58)。検索部18は、利用制御部17から検索指示が入力されると、検索指示に基づいて検索要求を生成する。検索部18は、生成した検索要求をサーバ装置100に送信する。サーバ装置100のDB管理部131は、端末装置10から検索要求を受信すると、受信した検索要求に基づいて、種別DB121から注文DB127の各DBのうち、対応するDBを検索する。DB管理部131は、DBの検索結果を端末装置10に送信する。
端末装置10の検索部18は、検索結果をサーバ装置100から受信する。検索部18は、受信した検索結果を利用制御部17に出力する。利用制御部17は、検索部18から検索結果が入力されると、参照対象決定処理を終了してメニュー画面を更新する。
利用制御部17は、入力文字種別がカテゴリである場合には(ステップS56:カテゴリ)、参照対象である現在のメニュー項目の種別を判定する(ステップS59)。利用制御部17は、参照対象の種別が商品である場合には(ステップS59:商品)、参照対象の商品と入力カテゴリ名とで商品のor検索を行う検索指示を検索部18に出力する(ステップS60)。検索部18は、利用制御部17から検索指示が入力されると、検索指示に基づいて検索要求を生成する。検索部18は、生成した検索要求をサーバ装置100に送信する。サーバ装置100のDB管理部131は、端末装置10から検索要求を受信すると、受信した検索要求に基づいて、種別DB121から注文DB127の各DBのうち、対応するDBを検索する。DB管理部131は、DBの検索結果を端末装置10に送信する。
端末装置10の検索部18は、検索結果をサーバ装置100から受信する。検索部18は、受信した検索結果を利用制御部17に出力する。利用制御部17は、検索部18から検索結果が入力されると、参照対象決定処理を終了してメニュー画面を更新する。
利用制御部17は、参照対象の種別がカテゴリである場合には(ステップS59:カテゴリ)、参照対象のカテゴリ名と入力カテゴリ名とでカテゴリのor検索を行う検索指示を検索部18に出力する(ステップS61)。検索部18は、利用制御部17から検索指示が入力されると、検索指示に基づいて検索要求を生成する。検索部18は、生成した検索要求をサーバ装置100に送信する。サーバ装置100のDB管理部131は、端末装置10から検索要求を受信すると、受信した検索要求に基づいて、種別DB121から注文DB127の各DBのうち、対応するDBを検索する。DB管理部131は、DBの検索結果を端末装置10に送信する。
端末装置10の検索部18は、検索結果をサーバ装置100から受信する。検索部18は、受信した検索結果を利用制御部17に出力する。利用制御部17は、検索部18から検索結果が入力されると、参照対象決定処理を終了してメニュー画面を更新する。
利用制御部17は、参照対象の種別がオプションである場合には(ステップS59:オプション)、直前の商品一覧と入力カテゴリ名とで商品のor検索を行う検索指示を検索部18に出力する(ステップS62)。検索部18は、利用制御部17から検索指示が入力されると、検索指示に基づいて検索要求を生成する。検索部18は、生成した検索要求をサーバ装置100に送信する。サーバ装置100のDB管理部131は、端末装置10から検索要求を受信すると、受信した検索要求に基づいて、種別DB121から注文DB127の各DBのうち、対応するDBを検索する。DB管理部131は、DBの検索結果を端末装置10に送信する。
端末装置10の検索部18は、検索結果をサーバ装置100から受信する。検索部18は、受信した検索結果を利用制御部17に出力する。利用制御部17は、検索部18から検索結果が入力されると、参照対象決定処理を終了してメニュー画面を更新する。
ステップS51の説明に戻って、利用制御部17は、対応領域が特定できた場合、つまり対応領域情報が入力された場合には(ステップS51:肯定)、対応領域に属するメニュー項目を参照対象とする(ステップS63)。すなわち、利用制御部17は、対応領域のメニュー項目より下位の階層のメニュー項目を参照対象とする。利用制御部17は、参照対象について、手書き入力内容の入力文字の種別を検索する検索指示を検索部18に出力する(ステップS64)。
検索部18は、利用制御部17から検索指示が入力されると、検索指示に基づいて検索要求を生成する。検索部18は、生成した検索要求をサーバ装置100に送信する。サーバ装置100のDB管理部131は、端末装置10から検索要求を受信すると、受信した検索要求に基づいて、種別DB121から注文DB127の各DBのうち、対応するDBを検索する。DB管理部131は、DBの検索結果を端末装置10に送信する。
端末装置10の検索部18は、検索結果をサーバ装置100から受信する。検索部18は、受信した検索結果を利用制御部17に出力する。利用制御部17は、検索部18から検索結果が入力されると、検索結果である入力文字種別が、オプション、商品または材料、および、カテゴリのうちいずれであるかを判定する(ステップS65)。
利用制御部17は、入力文字種別がオプションである場合には(ステップS65:オプション)、参照対象が商品であるか否かを判定する(ステップS66)。利用制御部17は、参照対象が商品である場合には(ステップS66:肯定)、参照対象と入力オプション名とで商品およびオプションのand検索を行う検索指示を検索部18に出力する(ステップS67)。
検索部18は、利用制御部17から検索指示が入力されると、検索指示に基づいて検索要求を生成する。検索部18は、生成した検索要求をサーバ装置100に送信する。サーバ装置100のDB管理部131は、端末装置10から検索要求を受信すると、受信した検索要求に基づいて、種別DB121から注文DB127の各DBのうち、対応するDBを検索する。DB管理部131は、DBの検索結果を端末装置10に送信する。
端末装置10の検索部18は、検索結果をサーバ装置100から受信する。検索部18は、受信した検索結果を利用制御部17に出力する。利用制御部17は、検索部18から検索結果が入力されると、参照対象決定処理を終了してメニュー画面を更新する。
利用制御部17は、参照対象が商品でない場合に(ステップS66:否定)は、表示中の各メニュー項目に対する入力が無効であるとして(ステップS68)、参照対象決定処理を終了する。
利用制御部17は、入力文字種別が商品または材料である場合には(ステップS65:商品または材料)、参照対象と入力文字とで商品のand検索を行う検索指示を検索部18に出力する(ステップS69)。検索部18は、利用制御部17から検索指示が入力されると、検索指示に基づいて検索要求を生成する。検索部18は、生成した検索要求をサーバ装置100に送信する。サーバ装置100のDB管理部131は、端末装置10から検索要求を受信すると、受信した検索要求に基づいて、種別DB121から注文DB127の各DBのうち、対応するDBを検索する。DB管理部131は、DBの検索結果を端末装置10に送信する。
端末装置10の検索部18は、検索結果をサーバ装置100から受信する。検索部18は、受信した検索結果を利用制御部17に出力する。利用制御部17は、検索部18から検索結果が入力されると、参照対象決定処理を終了してメニュー画面を更新する。
利用制御部17は、入力文字種別がカテゴリである場合には(ステップS65:カテゴリ)、参照対象と入力カテゴリ名とでカテゴリおよび商品のand検索を行う検索指示を検索部18に出力する(ステップS70)。検索部18は、利用制御部17から検索指示が入力されると、検索指示に基づいて検索要求を生成する。検索部18は、生成した検索要求をサーバ装置100に送信する。サーバ装置100のDB管理部131は、端末装置10から検索要求を受信すると、受信した検索要求に基づいて、種別DB121から注文DB127の各DBのうち、対応するDBを検索する。DB管理部131は、DBの検索結果を端末装置10に送信する。
端末装置10の検索部18は、検索結果をサーバ装置100から受信する。検索部18は、受信した検索結果を利用制御部17に出力する。利用制御部17は、検索部18から検索結果が入力されると、参照対象決定処理を終了してメニュー画面を更新する。これにより、端末装置10は、参照対象のDBを決定し、決定した参照対象のDBの検索結果を取得してメニュー画面を更新することができる。すなわち、端末装置10は、複数のカテゴリに属する類似の商品を、操作中の画面に応じて検索できるので、ユーザは欲しい商品を容易に検索することができる。
続いて、図20および図21を用いて、サーバ装置100の各DBの参照について説明する。図20は、参照対象決定処理における各DB参照の一例を示す図である。図20の例では、図9に示すメニュー画面51において、手書き入力で「軍艦」と入力された場合について説明する。まず、端末装置10の利用制御部17は、メニュー画面51の各メニュー項目を参照対象とし、参照対象と入力されたカテゴリ「軍艦」とで商品をor検索するように、検索部18に検索指示を出力する。検索部18は、入力された検索指示に基づく検索要求をサーバ装置100に送信する。
サーバ装置100のDB管理部131は、受信した検索要求に基づいて、画面表示DB126aを参照し、表示中のメニュー画面51のメニュー項目の表示種別番号「2」を取得する。DB管理部131は、取得した表示種別番号「2」に基づいて種別DB121aを参照し(ステップS101)、種別が「商品」であることを取得する。DB管理部131は、種別「商品」に基づいて、参照するDBを商品DB123aに決定する(ステップS102)。DB管理部131は、画面表示DB126aおよび商品DB123aを参照して、枝番号に対応する商品番号の商品名を、メニュー画面51に表示中の商品名であるとして取得する(ステップS103)。
また、DB管理部131は、カテゴリ「軍艦」に対応する親カテゴリ番号である「4」を有する商品名、すなわち図20中の商品名「いくら」、「うに」および「まぐろユッケ」を取得する(ステップS104)。すなわち、DB管理部131は、参照対象と入力されたカテゴリ「軍艦」とで商品DB123aをor検索して商品名を取得する。DB管理部131は、取得した商品名に基づいてメニュー画面を更新し、更新したメニュー画面を端末装置10に送信する。更新したメニュー画面では、例えば、新たに検索された「いくら」、「うに」および「まぐろユッケ」を、従前のメニュー項目の一部と置き換えて表示される。これにより、端末装置10は、表示中のメニュー項目と、入力されたカテゴリとで商品をor検索した結果を表示することができる。
図21は、参照対象決定処理における各DB参照の他の一例を示す図である。図21の例では、図8に示すメニュー画面47において、項目47aの「アルコール」上に手書き入力で「オレンジ」と入力された場合について説明する。まず、端末装置10の利用制御部17は、メニュー画面47の項目47aの「アルコール」を参照対象とし、参照対象と入力された商品または材料である「オレンジ」とで商品をand検索するように、検索部18に検索指示を出力する。検索部18は、入力された検索指示に基づく検索要求をサーバ装置100に送信する。
サーバ装置100のDB管理部131は、受信した検索要求に基づいて、カテゴリDB122aを、メニュー画面47の項目47aに対応する「アルコール」で検索し、「アルコール」のカテゴリ番号「9」を取得する(ステップS111)。DB管理部131は、カテゴリDB122aを検索して、取得したカテゴリ番号「9」を親カテゴリ番号に持つカテゴリである「サワー」、「焼酎」および「カクテル」のカテゴリ番号「11」、「12」および「13」を取得する(ステップS112)。また、DB管理部131は、材料DB124aを、入力された「オレンジ」で検索し、「オレンジ」の材料番号「10」を取得する。
DB管理部131は、商品DB123aを参照し、取得したカテゴリ番号「11」、「12」および「13」のいずれかを親カテゴリに持ち、かつ、取得した材料番号「10」を材料番号に持つ商品を検索する(ステップS113)。すなわち、DB管理部131は、参照対象であるカテゴリ番号「11」、「12」および「13」と、入力された材料「オレンジ」とで商品DB123aをand検索して商品名を取得する。DB管理部131は、検索結果として、「カシスオレンジ」、「スクリュードライバー」および「ファジーネーブル」を取得する。DB管理部131は、取得した商品名に基づいてメニュー画面を更新し、更新したメニュー画面を端末装置10に送信する。更新したメニュー画面は、例えば、図8のメニュー画面46となる。これにより、端末装置10は、参照対象のメニュー項目と、入力された商品または材料である「オレンジ」とで商品をand検索した結果を表示することができる。
このように、端末装置10は、表示画面に表示された複数のメニュー項目のうち、特定のメニュー項目に対応する入力位置に手書き入力が行われたことを検出する。そして、端末装置10は、手書き入力の入力内容を、特定のメニュー項目の下位層のメニュー項目の絞り込み処理、または、特定のメニュー項目のオーダーに関する指示内容として受け付ける処理に用いる。また、端末装置10は、階層構造を有するメニューのうち、選択項目群を有する第1の階層のメニューを表示する。そして、端末装置10は、第1の階層のメニューの表示画面に対する手書き入力に応じて、手書き入力の入力内容に関連する、第1の階層より下位の階層の項目を表示する。その結果、メニューの表示における操作の自由度の向上が図られる。
また、端末装置10は、表示画面に対する手書き入力に応じ、手書き入力が、表示画面に表示された特定の要素に対応付けられた入力であるか否かを判別する。また、端末装置10は、手書き入力が、表示画面に表示された特定の要素に対応付けられた入力であると判別された場合は、手書き入力内容の利用方法を、表示画面に表示された特定の要素に対応付けられた入力であると判別されない場合と異ならせて利用する。その結果、特定の要素に対応付けられた操作を円滑にできる。
また、端末装置10は、手書き入力が、表示画面に表示された特定の要素に対応付けられた入力であると判別された場合は、手書き入力内容を、特定の要素の属性を参照して利用する。その結果、画面遷移の回数を減少させることができる。
また、端末装置10は、手書き入力内容の種別に応じて、特定の要素の属性の参照方法を変化させる。その結果、特定の要素の属性に応じた画面を表示できるので、画面遷移の回数を減少させることができる。
また、端末装置10は、さらに、手書き入力が、複数の選択項目が表示された表示画面に対する入力である場合には、手書き入力内容に基づき、複数の選択項目に対応する選択対象を検索するように検索要求を出力する。その結果、より望ましい検索結果を取得できる。
また、端末装置10は、表示画面に対する手書き入力を受け付ける。また、端末装置10は、表示画面に対する手書き入力に応じ、手書き入力内容を表示画面の属性を参照して利用する。その結果、表示画面の属性を反映して手書き入力の内容を利用できる。
また、端末装置10は、表示画面が複数階層を有するメニュー表示の画面であり、手書き入力内容を、表示画面におけるメニュー階層を参照して利用する。その結果、メニュー階層を反映して手書き入力の内容を利用できる。
なお、上記実施例では、画面表示DB126および注文DB127を、サーバ装置100に設けたが、これに限定されない。例えば、端末装置10に画面表示DB126および注文DB127を設けてもよい。これにより、端末装置10における画面表示のレスポンスを向上させることができる。
また、上記実施例では、メニュー画面に適用する例について説明したが、これに限定されない。例えば、図22および図23に示すようにWebサイトの検索に適用してもよい。図22は、手書き入力に応じた画面遷移の他の一例を示す図である。図22は、例えば、「寿司」を検索した検索画面61上に、手書き入力で「トロ」と入力した場合を示す。このとき、「トロ」が入力された入力領域62は、複数の検索結果、すなわち、検索画面61中の「××○サイト」、「×△○サイト」および「□××サイト」にまたがっている。このため、端末装置10の判別部16は、「トロ」は未対応領域に入力されたと判別し、他の検索条件を付加せずに「トロ」を検索した結果である検索画面63を表示させる。これにより、一旦、検索サイトの最上位画面に戻ることなく、新たな単語を検索できる。
図23は、手書き入力に応じた画面遷移の他の一例を示す図である。図23は、例えば、「寿司」を検索した検索画面64中の「○○○サイト」上に、手書き入力で「トロ」と入力した場合を示す。このとき、「トロ」が入力された入力領域65は、1つの検索結果、すなわち、検索画面64中の「○○○サイト」の上にある。このため、端末装置10の判別部16は、「トロ」は「○○○サイト」の対応領域に入力されたと判別し、「○○○サイト」内において「トロ」を検索した結果である検索画面66を表示させる。これにより、対応領域のサイトに移動することなく、さらに絞り込んで検索できる。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、利用制御部17と、検索部18とを統合してもよい。
さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図24は、入力受付プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図24に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU201と、データ入力を受け付ける入力装置202と、モニタ203とを有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置204と、各種装置と接続するためのインタフェース装置205と、他の情報処理装置等と有線または無線により接続するための通信装置206とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するRAM207と、フラッシュメモリ208とを有する。また、各装置201〜208は、バス209に接続される。
フラッシュメモリ208には、図1に示した受付部15、判別部16、利用制御部17および検索部18の各処理部と同様の機能を有する入力受付プログラムが記憶される。また、フラッシュメモリ208には、入力受付プログラムを実現するための各種データが記憶される。入力装置202は、例えば、コンピュータ200のユーザから、操作情報等の各種情報の入力を受け付ける。モニタ203は、例えば、コンピュータ200のユーザに対してメニュー画面等の各種画面を表示する。インタフェース装置205は、例えば、印刷装置等が接続される。通信装置206は、例えば、図1に示した通信部11と同様の機能を有しネットワークNと接続され、サーバ装置100と検索要求や表示画面データ等の各種情報をやりとりする。
CPU201は、フラッシュメモリ208に記憶された各プログラムを読み出して、RAM207に展開して実行することで、各種の処理を行う。また、これらのプログラムは、コンピュータ200を図1に示した受付部15、判別部16、利用制御部17および検索部18として機能させることができる。
なお、上記の入力受付プログラムは、必ずしもフラッシュメモリ208に記憶されている必要はない。例えば、コンピュータ200が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラムを、コンピュータ200が読み出して実行するようにしてもよい。コンピュータ200が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN等に接続された装置にこの入力受付プログラムを記憶させておき、コンピュータ200がこれらから入力受付プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
1 情報処理システム
10 端末装置
11 通信部
12 表示操作部
13 記憶部
14 制御部
15 受付部
16 判別部
17 利用制御部
18 検索部
100 サーバ装置
110 通信部
120 記憶部
121 種別DB
122 カテゴリDB
123 商品DB
124 材料DB
125 オプションDB
126 画面表示DB
127 注文DB
130 制御部
131 DB管理部
N ネットワーク

Claims (24)

  1. 表示画面に表示された複数のメニュー項目のうち、特定のメニュー項目に対応する入力位置に手書き入力が行われたことを検出すると、該手書き入力の入力内容を前記特定のメニュー項目の下位層のメニュー項目の絞り込み処理、または、前記特定のメニュー項目のオーダーに関する指示内容として受け付ける処理に用いる、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする入力受付方法。
  2. 階層構造を有するメニューのうち、選択項目群を有する第1の階層のメニューを表示し、
    前記第1の階層のメニューの表示画面に対する手書き入力に応じて、該手書き入力の入力内容に関連する、前記第1の階層より下位の階層の項目を表示する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする入力受付方法。
  3. 表示画面に対する手書き入力に応じ、前記手書き入力が、前記表示画面に表示された特定の要素に対応付けられた入力であるか否かを判別し、
    前記手書き入力が、前記表示画面に表示された前記特定の要素に対応付けられた入力であると判別された場合は、手書き入力内容の利用方法を、前記表示画面に表示された前記特定の要素に対応付けられた入力であると判別されない場合と異ならせて利用する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする入力受付方法。
  4. 前記利用する処理は、前記手書き入力が、前記表示画面に表示された前記特定の要素に対応付けられた入力であると判別された場合は、前記手書き入力内容を、前記特定の要素の属性を参照して利用することを特徴とする請求項3に記載の入力受付方法。
  5. 前記利用する処理は、前記手書き入力内容の種別に応じて、前記特定の要素の属性の参照方法を変化させることを特徴とする請求項4に記載の入力受付方法。
  6. さらに、前記手書き入力が、複数の選択項目が表示された表示画面に対する入力である場合には、前記手書き入力内容に基づき、前記複数の選択項目に対応する選択対象を検索するように検索要求を出力する、
    ことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1つに記載の入力受付方法。
  7. 表示画面に対する手書き入力を受け付け、
    前記表示画面に対する前記手書き入力に応じ、手書き入力内容を前記表示画面の属性を参照して利用する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする入力受付方法。
  8. 前記利用する処理は、前記表示画面が複数階層を有するメニュー表示の画面であり、前記手書き入力内容を、前記表示画面におけるメニュー階層を参照して利用することを特徴とする請求項7に記載の入力受付方法。
  9. 表示画面に表示された複数のメニュー項目のうち、特定のメニュー項目に対応する入力位置に手書き入力が行われたことを検出すると、該手書き入力の入力内容を前記特定のメニュー項目の下位層のメニュー項目の絞り込み処理、または、前記特定のメニュー項目のオーダーに関する指示内容として受け付ける処理に用いる、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする入力受付プログラム。
  10. 階層構造を有するメニューのうち、選択項目群を有する第1の階層のメニューを表示し、
    前記第1の階層のメニューの表示画面に対する手書き入力に応じて、該手書き入力の入力内容に関連する、前記第1の階層より下位の階層の項目を表示する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする入力受付プログラム。
  11. 表示画面に対する手書き入力に応じ、前記手書き入力が、前記表示画面に表示された特定の要素に対応付けられた入力であるか否かを判別し、
    前記手書き入力が、前記表示画面に表示された前記特定の要素に対応付けられた入力であると判別された場合は、手書き入力内容の利用方法を、前記表示画面に表示された前記特定の要素に対応付けられた入力であると判別されない場合と異ならせて利用する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする入力受付プログラム。
  12. 前記利用する処理は、前記手書き入力が、前記表示画面に表示された前記特定の要素に対応付けられた入力であると判別された場合は、前記手書き入力内容を、前記特定の要素の属性を参照して利用することを特徴とする請求項11に記載の入力受付プログラム。
  13. 前記利用する処理は、前記手書き入力内容の種別に応じて、前記特定の要素の属性の参照方法を変化させることを特徴とする請求項12に記載の入力受付プログラム。
  14. さらに、前記手書き入力が、複数の選択項目が表示された表示画面に対する入力である場合には、前記手書き入力内容に基づき、前記複数の選択項目に対応する選択対象を検索するように検索要求を出力する、
    ことを特徴とする請求項11〜13のいずれか1つに記載の入力受付プログラム。
  15. 表示画面に対する手書き入力を受け付け、
    前記表示画面に対する前記手書き入力に応じ、手書き入力内容を前記表示画面の属性を参照して利用する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする入力受付プログラム。
  16. 前記利用する処理は、前記表示画面が複数階層を有するメニュー表示の画面であり、前記手書き入力内容を、前記表示画面におけるメニュー階層を参照して利用することを特徴とする請求項15に記載の入力受付プログラム。
  17. 表示画面に表示された複数のメニュー項目のうち、特定のメニュー項目に対応する入力位置に手書き入力が行われたことを検出する検出部と、
    前記検出部により検出された前記手書き入力の入力内容を、前記特定のメニュー項目の下位層のメニュー項目の絞り込み処理、または、前記特定のメニュー項目のオーダーに関する指示内容として受け付ける処理に用いる処理部と、
    を有することを特徴とする端末装置。
  18. 階層構造を有するメニューのうち、選択項目群を有する第1の階層のメニューを表示し、
    前記第1の階層のメニューの表示画面に対する手書き入力に応じて、該手書き入力の入力内容に関連する、前記第1の階層より下位の階層の項目を表示する、
    表示部を有することを特徴とする端末装置。
  19. 表示画面に対する手書き入力に応じ、前記手書き入力が、前記表示画面に表示された特定の要素に対応付けられた入力であるか否かを判別する判別部と、
    前記手書き入力が、前記表示画面に表示された前記特定の要素に対応付けられた入力であると判別された場合は、手書き入力内容の利用方法を、前記表示画面に表示された前記特定の要素に対応付けられた入力であると判別されない場合と異ならせて利用する利用制御部と、
    を有することを特徴とする端末装置。
  20. 前記利用制御部は、前記手書き入力が、前記表示画面に表示された前記特定の要素に対応付けられた入力であると判別された場合は、前記手書き入力内容を、前記特定の要素の属性を参照して利用することを特徴とする請求項19に記載の端末装置。
  21. 前記利用制御部は、前記手書き入力内容の種別に応じて、前記特定の要素の属性の参照方法を変化させることを特徴とする請求項20に記載の端末装置。
  22. さらに、前記手書き入力が、複数の選択項目が表示された表示画面に対する入力である場合には、前記手書き入力内容に基づき、前記複数の選択項目に対応する選択対象を検索するように検索要求を出力する検索部、
    を有することを特徴とする請求項19〜21のいずれか1つに記載の端末装置。
  23. 表示画面に対する手書き入力を受け付ける受付部と、
    前記表示画面に対する前記手書き入力に応じ、手書き入力内容を前記表示画面の属性を参照して利用する利用制御部と、
    を有することを特徴とする端末装置。
  24. 前記利用制御部は、前記表示画面が複数階層を有するメニュー表示の画面であり、前記手書き入力内容を、前記表示画面におけるメニュー階層を参照して利用することを特徴とする請求項23に記載の端末装置。
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