JP2019109614A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

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周作 横野
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Abstract

【課題】販売数量を容易に入力できるようにするとともに、入力された販売数量を容易に変更できるようにするインタフェースを提供することを目的とする。【解決手段】商品の情報に対応する商品画像を含む第1の領域と前記商品の数量の画像を含む領域とを表示する表示部と、前記第1の領域又は前記数量の画像を含む領域へのタッチ操作を検出するタッチ操作検出部と、検出されたタッチ操作の態様を識別する識別部と、識別された前記態様に応じて、前記数量を更新する更新部と、前記商品の情報と対応付けて前記商品の数量を登録する登録部と、を有する商品登録装置が提供される。【選択図】図2

Description

本発明は、商品販売データ処理装置に関する。
スーパーマーケット、食料品店などの対面販売を行う店舗において、会計装置付き計量器が使用されている。商品には、定額商品(又は定貫商品(例えば、1パック500円(内容量は300グラム)といった価格と質量(又は数量)とが決まっている商品))と不定貫商品とがある。
オペレータが定額商品について会計装置付き計量器に適切な販売価格を入力するためには、商品種別(例えばPLUコード)とその商品の個数とを会計装置付き計量器に入力する。これらのデータが入力されると会計装置付き計量器は、商品種別から単価を得て、この単価に個数を乗算することで販売金額を算出する。不定貫商品の販売価格も含めて、顧客が所望する複数の商品に関する情報の入力が全て終了すると、合計金額が算出されて、支払金額の表示、入金操作及びレシートの発行等が行われる。
対面販売に用いられる会計装置付き計量器では、商品個数の入力などにおいて入力エラーが発生することがある。このようなエラーは、その他、商品の販売を行う際に用いられるPOS端末など、商品個数などを入力しなければならない機器において、同様に発生するエラーである。
例えば、バーコードが付されている商品と付されていない商品とで、操作手順が大きく代わることなく商品情報を読み取ることを可能とするために、商品読取装置が、撮像部で撮像された画像からその画像に含まれる商品を認識する機能と、同画像からその画像に含まれる商品に付されたデータコードを認識する機能とを有し、切替手段によって切替可能とする。商品読取装置は、商品認識処理により認識された商品の情報またはデータコード認識処理により認識されたデータコードの情報を、POS端末に出力する技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−146384号公報
上記のような従来技術では、撮像部で撮像された画像からその画像に含まれる商品を認識する機能を用いて、バーコードなどが付されていない商品の種別を自動的に認識することで、バーコードが付されている商品と付されていない商品とで、商品種別の入力に関する操作を簡便に行えるようにしている。このような従来技術は、商品の種別については簡便に行えるものの、商品の個数の入力誤りについては改善策が講じられていない。
定額商品の販売の場合には、顧客から定額商品の数量が指定されたにもかかわらず、会計装置付き計量器に入力された数量に誤りが発生することがある。たとえば、オペレータが、商品の種別又は数量の入力自体を間違える場合がある。数量を一旦入力した後に、数量の追加、取り消しなどを行う必要があるにもかかわらず、その操作が行われない場合がある。或いは、異なる商品の数量を変更してしまうという場合も発生する。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、販売数量を容易に入力できるようにするとともに、入力された販売数量を容易に変更できるようにする改善されたインタフェースを提供することを目的とする。
一実施の形態によれば、商品の情報に対応する商品画像を含む第1の領域と前記商品の数量の画像を含む領域とを表示する表示部と、前記第1の領域又は前記数量の画像を含む領域へのタッチ操作を検出するタッチ操作検出部と、検出されたタッチ操作の態様を識別する識別部と、識別された前記態様に応じて、前記数量を更新する更新部と、前記商品の情報と対応付けて前記商品の数量を登録する登録部と、を有する商品登録装置が提供される。
開示の形態によれば、販売数量を容易に入力できるようにするとともに、入力された販売数量を容易に変更できるようにするインタフェースを提供することができる。
商品販売データ処理装置の外観を示す図である。 実施形態の要部の構成を示すブロック図である。 商品販売データ処理装置による商品認識用撮像画像の例を示す図である。 商品を登録する場合の画面を示した図である。 プリセットキーにより商品を登録する場合の図である。 実施形態の表示画面の例を示す図である。 タッチパネルへのタッチ操作の例を示す図である。 タッチパネルへのタッチ操作の他の例を示す図である。 実施形態の種々の認識パターンを例示した表である。 他の実施形態の表示画面の例を示す図である。 タッチパネルへのタッチ操作の他の例を示す図である。 タッチパネルへのタッチ操作の他の例を示す図である。 他の実施形態の表示画面の例を示す図である。 タッチパネルへのタッチ操作の他の例を示す図である。 タッチパネルへのタッチ操作の他の例を示す図である。 タッチパネルへのタッチ操作の他の例を示す図である。 手書き入力文字が認識された状態を示す図である。 タッチパネルへのタッチ操作の例を示す図である。 顧客用表示部112の画面の例を示す図である。 会計処理画面における訂正指示を示す図である。 実施形態の概要の処理を示すフローチャートである。 実施形態の概要の処理を示すフローチャートである。 実施形態のハードウエア構成を示した図である。
対面販売で商品が販売される場合には、例えば精肉店などのショーケース上に複数の会計機能付き計量装置が設置されている。この場合の基本的な操作は、顧客が指定した商品の情報を、まずPLUコード入力等により入力する。量り売り商品、例えばグラム単価150円の商品であれば、100gの購入で150円となる。また、定額商品の場合は、商品の数量の入力を行って売価を算出する。
複数の商品の諸情報を入力して、すべての商品登録が完了すると合計(又は小計)の処理を行う。すなわち、店員は、顧客へ商品を手渡すと共に、支払金額を受け取る。店員は、釣銭とレシートも併せて顧客に手渡す。会計機能付き計量装置はドロワーとセットで設置されることが多い。この場合、金銭の保管はドロワーを用いて行われる。また、レシートは内蔵プリンタや外部接続のプリンタから発行される。
対面販売の場合は、ショーケースのあちこちにある商品を顧客が購入する場合がある。その場合、店員は、会計機能付き計量装置と商品置き場とを行き来することになる。その際、顧客が複数の商品のうちの、ある商品の数量の増減を店員に指示する場合がある。この場合、顧客は、商品を指さしたり、商品名を店員に伝えたりする。商品が近くにあって、店員と顧客が商品を見ているときには、店員が顧客の指示した商品を間違って処理することは稀である。仮に店員が商品の認識を間違えた場合でも顧客が即座にその間違いを指摘することができるのであれば、間違いを訂正しやすい。
しかしながら、会計機能付き計量装置側で数量の入力又は訂正を行う場合、PLUコードや商品名などで商品を選択するしかなく、コードや文字情報では商品選択を誤る可能性が高くなる。そこで、例えば、商品数の訂正が必要とされる場合に、店員がその商品を指定した時に、店員側の表示部に商品画像を拡大されるようにして(比率としては画面面積の50%以上が望ましい)、商品を容易に視認可能とする。そして、商品の数量の訂正はテンキー操作に代えて(又は、加えて)、商品画像が表示されている画面の領域、或いは商品の数量の画像を含む領域などにタッチ操作することで行えるようにする。このようにすることで、顧客の希望どおりに、店員が商品の数量を訂正することをより確実に行うことができる。
上記のような操作環境を提供することによって、例えば小計一覧を再確認した後、レシートが発行され顧客がそれを確認した後などのときに、会計の間違いが発見され、店員が、訂正処理を行って会計処理を再度行うような負担を極力減少させることができる。
また、洋菓子店、和菓子店、パン屋などでも同様に定額商品の販売に本実施例が有効に適用できる。
なお、自ら顧客が商品数量の入力を行えることを許容してもよい。
したがって、以下に詳述する実施形態は、会計装置付き計量器に限られず、POS端末などに対しても適用可能である。また、店員側で商品を表示すると共に、顧客側でも商品を表示することもできる。商品数量の入力又は、その数量の訂正処理が行われる際に、拡大表示された商品画像に重ねて、あるいはその近傍に、商品数量の数字を表示しても良い。このようにすることでさらに間違いが防止できる。
なお、以下に説明する実施形態は例示である。したがって、個々の実施形態は、発明の技術的範囲を限定するためのものではない点に留意すべきである。
それぞれの実施形態は、排他的なものではなく、矛盾のない限り、適宜組み合わせて実施することができる。また、処理のフローは、矛盾のない限り、順番を変更してもよく、あるいは同時に実行してもよい点に留意すべきである。また、個々の処理フローは、適宜に組み合わせて実施することができる。
また、実施形態では、使用するハードウエアとして会計装置付き計量器を用いて説明する部分があるが、上述のようにハードウエアは、店舗におけるPOS端末、携帯端末であってもよい。携帯端末は、顧客が所有する携帯電話、タブレットばかりでなく、店舗が所有し店舗職員が使用するか、顧客に貸し与えるハンディ端末などであってもよい。POS端末は、店舗の精算時に店舗職員が操作するものばかりでなく、店舗職員と顧客の両者が共同して操作するPOS端末、顧客のみが操作するPOS端末などであってもよい。
すなわち、以下の実施形態で実現される諸機能は、いかなる態様のハードウエアで実現されてもよく、あるいは、複数のハードウエアが連携し情報を共有しながら実現されてもよいことは言うまでもない。実施形態で説明するネットワークには、サーバなど、データを蓄積し、あるいは、指示を与えるマシンが接続されてもよい。
以下に、図を参照しながら具体的な複数の実施形態を説明する。
図1は、商品販売データ処理装置の外観を示す図である。会計装置付き計量器100は、商品販売データ処理装置の一例である。会計装置付き計量器100は、顧客用表示部112、店員用表示部114、撮像部120、載せ台130及びプリンタ140を有する。
顧客用表示部112は、顧客に対して、商品の画像、商品数量、商品の単価、全ての商品の合計価格(小計)等を表示する。店員用表示部114は、テンキーなどの入力ボタン、商品を指定するプリセットキー、商品の画像、商品数量、商品の単価、商品質量、全ての商品の合計価格(小計)等を表示する。店員用表示部114には、タッチパネルが設置されている。なお、別途ハードウエアのキーを有する入力装置(不図示)が接続されてもよい。載せ台130は、肉類などを載せて、不定貫の商品の質量を図るために用いられる。プリンタ140は、レシートなどの印字を行う。
なお、顧客用表示部112にもタッチパネルを設けることによって、顧客も入力の操作が行えるようにしてもよい。
図2は、実施形態の要部の構成を示すブロック図である。ここでは、実施形態の各構成の動作についての概要を説明する。複数の実施形態に係る詳細な説明は後述する。
商品情報受取部210は、顧客が購入しようとする商品の情報、処理コマンドの情報などを受け取る。後述するように、撮像部120は、商品を撮像し、パターン認識技術により商品を認識することができるようにすることが望ましい。また、撮像部は、PLUコード等を読み取ることで商品の情報を取得する。商品情報受取部210は、撮像部120が取得したこのような商品の情報又はタッチパネルからの情報を受け取ることができる。
タッチ操作検出部220は、オペレータがタッチパネルにタッチした情報を検出する。タッチ操作検出部220は、商品に関する情報の一部を商品情報受取部に提供する。
識別部230は、タッチパネルに対してオペレータが行ったタッチ操作の態様を識別することができる。タッチ操作には、指、タッチパネル用のタッチペンなどが用いられる。タッチ操作の具体例とその操作の指示内容等については後述する。
更新部240は、識別部230において識別されたタッチ操作の指示内容と、識別された商品の情報(例えば、商品の単価)等に基づいて、その商品の数量に加減算、置換等を適用し、商品の数量を更新する。そして、更新された商品の数量とその単価とから、その商品の合計金額などを算出する。なお、不定貫の商品であれば、商品のグラム単価等と、商品の質量とが計算に用いられる。
登録部250は、顧客が購入しようとする複数の商品の情報、複数の商品の各々の数量(又は質量)等をメモリに登録する。
表示部260は、更新部240及び登録部250で登録された情報等を顧客用表示部112及び店員用表示部114に表示することができる。
図3は、商品販売データ処理装置による商品認識用撮像画像300の例を示す図である。
図3(A)は、顧客が注文したリンゴ310を撮像部120が撮像した映像の例である。リンゴ310には、バーコードが添付されていないことが多い。したがって、店員が、リンゴ310の商品の情報を入力する場合には、撮像部120により撮像された画像から、パターン認識技術を用いて、リンゴ310を認識できることが望ましい。このパターン認識技術を用いれば、店員は、画面上に表示されているリンゴのプリセットキーを押下したり、バーコード表に印字されたリンゴのバーコードをバーコード表から探して、読み込ませたりするなどの煩雑な作業を回避できる。なお、本実施例において、商品のパターン認識技術は、必須のものではないことに留意すべきである。
図3(B)は、PLUコードなどのバーコードが付されたパック商品(定額商品)を撮像部120が撮像した画像を示している。この場合には、バーコードを認識することによって、商品の情報を容易に取得することが可能である。
<実施形態1>
図4(A)は、商品を登録する場合の画面を示した図である。表示画面400は、店員用表示部114に表示される画面の一例である。
表示画面400には、数字を入力するテンキー401、「品名リスト」呼び出しキー402、「バーコード画像認識自動」設定キー404が表示されている。
なお、表示画面400には、実施形態に関連する情報のみが描かれている。実際に店舗などで利用される商品販売データ処理装置には、必要に応じて、その他の情報が表示画面400に表示され得ることに留意すべきである。なお、図4では、種々のキーが画面400に表示されているが、これらのキーは、物理的なキーであってもよいことは言うまでもない。
「バーコード画像認識自動」設定キー404は、このキーが選択状態にされている場合には、図3を用いて説明した商品の自動認識又はバーコードによる認識がオンの状態となる。図4(A)では、「バーコード画像認識自動」設定キー404がオンの状態であることを示す表示となっている(キーの周辺が濃く表示されている)。このため、オペレータが撮像部120に商品をかざすことによって、会計装置付き計量器100は、商品を自動的に識別することができる。「バーコード画像認識自動」設定キー404は、常時オンの状態にしておくことができるように設計されていることが望ましい。
「品名リスト」呼び出しキー402は、商品を品名リストからオペレータが選択することにより、商品を登録する際に用いられる。例えば、オペレータが登録しようとしている商品の大まかなリスト番号を知っている場合には、例えばキー7を押した後に「品名リスト」呼び出しキー402を押せばよい。商品の番号がわからない場合には、「品名リスト」呼び出しキー402を直接押せばよい。
図4(B)は、オペレータが、番号7を押した後に、「品名リスト」呼び出しキー402を押した後の表示画面400を示している。表示画面400には、品番00007ないし00012の商品の品名がリストとなって表示されている。
登録する商品が、「リンゴ」であると仮定する。オペレータは、品番00007の「リンゴ」のキーを押すことにより、商品「リンゴ」を登録することができる。
なお、表示画面400に目的の商品が表示されていない場合には、オペレータがスクロールキー(406、407)を押すことにより、商品名リストがスクロールするようにしてもよい。
なお、図4の説明においては、登録すべき商品として、定額商品である「リンゴ」を例とし、商品リストに定額商品が表示されている場合を説明した。なお、登録するべき商品が不定貫の商品である場合には、不定貫の商品名リストを表示させ、オペレータに選択させるようにすればよい。その後、オペレータは、載せ台130に風袋に入れた不定貫の商品を載せればよい。会計装置付き計量器100が、不定貫の商品の質量を計測し、不定貫の商品の金額を計算するようにすればよい。
なお、定額商品の数量の入力については、後述する。
図5は、プリセットキーにより商品を登録する場合の図である。図5には、商品を特定することを容易にするための、プリセットキー408が示されている。オペレータは、プリセットキー408に、目的の商品のボタンが表示されている場合には、このプリセットキー408を用いることができる。登録するべき商品が「リンゴ」であれば、オペレータが「リンゴ」のキーをタッチすることで、商品を容易に登録することができる。
なお、定額商品の個数の入力方法については、後述する。
図6は、実施形態の表示画面の例を示す図である。
店員は、顧客から、リンゴを購入したいとの要望を受けている場合を想定する。そして、リンゴの商品の情報が既に入力されている。リンゴの商品の情報の入力の手法については、既に説明したとおりである。このため、商品画像表示領域1にリンゴの商品画像450が表示されている。この画像は、商品販売データ処理装置内に記憶されているリンゴの画像、あるいは、ネットワーク1515を介して他の装置から提供されたリンゴの画像情報であってもよい。また、商品画像450は、撮像されたリンゴの画像であってもよい。
このように、店員が処理対象とする商品画像450を、表示画面400内に大きく表示することによって、店員が、別の商品に関する処理を行ってしまうなどの誤りを未然に防止することができる。また、商品画像450を顧客用表示部112にも表示させることが望ましい。このようにすれば、顧客も、どの商品に対して店員が操作をしているかを確認することができ、誤りの発生を更に減少させることができる。
なお、以後の説明では、店員用表示部114に種々の情報を表示する点を説明し、顧客用表示部112への表示については後述する。顧客が確認することで誤りが減少する情報については、顧客用表示部112にも表示するようにすることが望ましい。なお、顧客用表示部112は、本実施形態の必須のハードウエアではない。
表示画面400には、更に、商品名440「リンゴ」、商品の個数430「8個」、単価420「¥120」、小計410「¥960」が既に表示されている。図6の場合には、商品の個数430に「8個」が入力されており、この値を訂正する場合を以下に説明する。なお、新たに商品を登録する際には、通常は、デフォルト値として、予め「1個」が入力されていることが望ましい。商品の個数430のデフォルト値は、商品の種別に応じて、あらかじめ定めておくようにしてもよい。
確定キー445は、個数の入力が確定したことを指示するためにオペレータがタッチするためのキーである。確定キーが押されることにより、個数が確定され、確定された個数が、登録部250に登録される。
なお、既に注文がなされ、商品の個数が入力されている商品に関しては、商品の情報を入力した際に、既に登録された個数を登録部250から呼び出して表示し、この数量を訂正できるようにする。
商品画像表示領域1は、上部領域2と下部領域3とを有する。上部領域へのタッチによって加算が行われるため、上部領域2には、加算の表示461が表示されるようにすることが望ましい。下部領域へのタッチによって減算が行われるため、下部領域3には、減算の表示462が表示されるようにすることが望ましい。
上部領域2と下部領域3との間には、これらの領域の境が容易に認識できるように、仕切り線465を表示させるようにしてもよい。或いは各領域を線などで囲んでもよい。
例えば、店員が上部領域2を1回タップすると、個数430が1増加するようにしてもよい。店員が下部領域3を1回タップすると、個数430が1減少するようにしてもよい。この処理は、更新部240によって行われる。
図7は、タッチパネルへのタッチ操作の例を示す図である。図7は、店員の指が、下部領域3を1回タップした直後の状態を示している。この場合、商品の個数を1だけ減算する処理が行われる。このことを分かりやすくオペレータに示すために、「−1」の表示がタップした近傍領域491に表示されるようにしてもよい。
そして、個数430がハイライトしてもよく、個数430が1だけ減算されて、「7個」が表示されている。また、小計410も、「¥840」(すなわち、単価¥120×7個=840円)に変更され表示されている。
この処理によって、店員が下部領域を1回タップしたことによって、個数430が1だけ減算され、小計の更新が行われたことがオペレータに対して容易に知らしめることができる。
図7では、下部領域3へのタップの例を示したが、上部領域2へのタップの場合には、加算が行われるようにする。
<実施形態2>
図8は、タッチパネルへのタッチ操作の他の例を示す図である。図8では、オペレータが、下部領域3に対して、2秒間の長押しを行った例を示している(482)。この例では、長押しの時間が1秒増加するごとに、減算する数値を1だけ増やす処理が行われる例を示している。この場合、長押しの秒数が2秒であるため、個数430「8個」を2だけ減ずる処理が行われる。このことを分かりやすくオペレータに示すために、「−2」の表示が長押しした近傍領域492に表示されるようにしてもよい。
そして、個数430がハイライトしてもよく、個数430が2だけ減算されて、「6個」が表示されている。また、小計410も、「¥720」(単価¥120×6個=720円)に変更され表示されている。
この処理によって、店員が下部領域を2秒間長押ししたことによって、個数430が2だけ減算され、小計の更新が行われたことがオペレータに対して容易に知らしめることができる。
なお、1だけ減ずるための長押しの時間は、0.3秒など、他の値をあらかじめ設定しておいてもよいことは言うまでもない。
<実施形態3>
長押しの場合には、長押しの時間にかかわらず、あらかじめ定めた数値(例えば「5」)だけ加減算するようにしてもよい。
図8では、下部領域3への長押しの例を示したが、上部領域2への長押しの場合には、加算が行われるようにする。
以上のように、処理対象とする画像を表示画面に大きく表示し、その画像を含む領域を2つに分けて、一方を加算、他方を減算の領域に対応付け、各々の領域へのタッチの態様に応じて、所定の加減算処理を施すことにより、オペレータの処理の誤りを格段に減少させることができる。
<実施形態4>
また、上部領域2において長押しの時間が長くなるにつれて、数量をインクリメントする間隔が短くなるようにしてもよい。下部領域3において長押しの時間が長くなるにつれて、数量をデクリメントする間隔が短くなるようにしてもよい。
<変形例1>
なお、上記の各実施形態を組み合わせて、タップと長押しの両者を受け入れるようにしてもよい。
また、上記の実施形態においては、商品画像表示領域1を2つに分けた例を示したが、3つ以上に分けてもよい。領域の位置に応じて、例えば1回のタップによって加減算される数値を異ならせるようにしてもよい(例えば、商品画像表示領域1の中心から離れるにしたがって大きな数値を適用して加減算処理を行わせる)。
なお、商品画像表示領域1は、第1の領域の一例である。上部領域2は、第2の領域の一例である。下部領域3は、第3の領域の一例である。
図9は、実施形態の種々の認識パターンを例示した表である。この表は、オペレータのタッチの識別パターン510(9種類)に対応したタッチ操作520、商品の数量の更新の内容535、加算の条件と演算内容530、減算の条件と演算内容540を示している。
識別パターン1は、図7を用いて説明した実施形態1である。
識別パターン2は、図8を用いて説明した実施形態2である。
識別パターン3は、図8の説明において、補足説明した実施形態3である。
識別パターン4は、図8の説明において、補足説明した実施形態4である。
識別パターン5は、実施形態5であり図10ないし図12を用いて後述する。
識別パターン6は、実施形態6であり図13ないし図15を用いて後述する。
識別パターン7は、実施形態7であり、後述する。
識別パターン8は、実施形態8であり、後述する。
識別パターン9は、実施形態9であり、後述する。
<実施形態5>
図10は、他の実施形態の表示画面の例を示す図である。この実施形態においては、商品画像表示領域1に、加算方向の表示861と減算方向の表示862を表示させることが望ましい。これらを表示させることによって、タッチ操作として、上方に指をスライドさせると加算が行われ、下方に指をスライドさせると減算が行われることをオペレータに容易に知らしめることができる。
図11は、商品画像表示領域1内で、指を上方に3cmスライドさせた(911)直後の表示画面400を示している。指を1センチ上方にスライドさせると1だけ個数を増加させるように設定されている。図11では、タッチパネル上で、指を3センチ上方にスライドさせているため、個数に3が加算される。これに伴って、個数430の表示が、「11個」に変更され、小計410の表示が、「¥1,320」に更新されている。個数430の表示をハイライトさせてもよい。このようにすることによって、個数430が変更されたことを、オペレータに容易に知らしめることができる。
この場合、「+3」の表記を、タッチした箇所の近傍に表示させることが望ましい。このような表示をさせることによって、個数がどの程度変更されるかを、オペレータに容易に知らしめることができる。
図12は、タッチパネルへのタッチ操作の他の例を示す図である。商品画像表示領域1内で、指を下方に4cmスライドさせた(912)直後の表示画面400が示されている。減算処理の手法は図11に順じて行われる。これに伴って、個数430の表示が、「8個」から「4個」に変更され、小計410の表示が、「¥960」から「¥480」に更新されている。個数430の表示をハイライトさせることによって、個数430が変更されたことを、オペレータに容易に知らしめることができる。
この場合、「−4」の表記を、タッチした箇所の近傍に表示させることが望ましい。このような表示をさせることによって、個数がどの程度変更されるかを、オペレータに容易に知らしめることができる。
<変形例2>
なお、オペレータが指を離さずに、タッチパネルを上下に連続的にスライドさせた場合には、スライドする経過の途中の段階の数値を表示させ、指を話した時の数値が、商品の加減算に適用されるようにしてもよい。なお、この変形例は、スライド操作の他の実施形態(例えば、下記の実施形態6においても同様に適用できる)。
<変形例3>
なお、この実施形態において、商品販売データ処理装置は、スライドに代えて、或いはスライドに加えて、スワイプの操作を受け入れてもよい。
スワイプの場合には、スワイプする指が画面と接している長さに応じて、数値を変化させてもよい。例えば、指を上方にスワイプする際、指が画面に3センチの長さだけ接触してから指が画面から離れた場合には、個数に3を加算させる演算を行ってもよい。下方にスワイプした場合には、同様の規則で、個数の減算を行うこととしてもよい。
或いは、上方に1回スワイプした場合には、指と画面との接触の長さにかかわらず、数量をインクリメントし、下方に1回スワイプした場合には、指と画面との接触の長さにかかわらず、数量をデクリメントするようにしてもよい。
或いは、上下のスワイプの速度が速いほど、大きな数値を加算又は減算するようにして、スワイプの速度に応じて、個数に対して加減算される数値を変化させるようにしてもよい。
上記スライドの処理及び上記スワイプの処理の両者のいずれをも受け付けて、オペレータによる個数の変更を許容するようにしてもよい。
なお上記のオペレータによるスライド、スワイプなどの操作は、商品画像表示領域1において受け付けられるようにすることが望ましい。
以上のように、オペレータによるスライド操作に代えて(或いは加えて)スワイプの操作も受け入れるようにすることにより、個数の入力、訂正に係る操作性をより向上させることができる。
なお、スライドの操作及びスワイプの操作は、「移動するタッチ操作」の例である。
<実施形態6>
図13は、他の実施形態の表示画面の例を示す図である。商品画像表示領域1内に、サークル1150と、減算の表記1111と、加算の表記1112とが表示されている。
この実施形態では、サークル1150にほぼ沿うように指を円弧状にスライドさせることによって、スライドの長さ(円弧の角度又は円弧の長さ)に応じて、加減算の数値を変更することができる。減算の表記1111と、加算の表記1112とによって、右回りにスライドさせると加算が行われ、左回りにスライドさせると減算が行われることを、オペレータに容易に知らしめることができる。
図14は、タッチパネルへのタッチ操作の例を示す図である。オペレータが、サークル1150に沿って、約60度の円弧の長さだけ指などをスライドさせた直後の状態が示されている(1191)。この場合、円弧上を30度右回りに指をスライドさせる毎に、個数430に1だけ加算されるように設定されている。この例の場合には60度の円弧であるため、数値2が個数430に加算される。小計410もこの個数の変更に応じて更新される。
この場合、「+2」の表記を、タッチした箇所の近傍に表示させることが望ましい。このような表示をさせることによって、個数がどの程度変更されるかを、オペレータに容易に知らしめることができる。
図15は、タッチパネルへのタッチ操作の他の例を示す図である。オペレータが、サークル1150に沿って、約30度の円弧の長さだけ指を左回りにスライドさせた直後の状態が示されている(1192)。この場合、30度の円弧上を左回りに指をスライドさせると、個数430が1だけ減算される。
この場合、「−1」の表記を、タッチした箇所の近傍に表示させることが望ましい。このような表示をさせることによって、個数がどの程度変更されるかを、オペレータに容易に知らしめることができる。
<実施形態7>
以上の実施形態以外にも、商品画像表示領域1において、指を1本タップすることで所定の値だけ個数が加算され、指を2本タップすることで所定の値だけ個数が減算されるようにすることもできる。
<変形例4>
指の本数に応じて加減算の値を変更するようにしてもよい。
また、加算と減算時のタッチ音を変えてもよい。
顧客用表示部112にも類似の画面を表示すれば顧客も安心して確認する事ができる。
なお、商品の数量が0となった場合には、演算がマイナス値になるのを抑止して報知してもよい。また、商品の数量が想定外の数量(例えば、リンゴの数量が50個以上)になった場合には、その旨を報知してもよい。
数量が0となった場合には、その商品の購入を取り消す処理が行われてもよい。
<実施形態8>
図16は、他の実施形態を示す図である。図16では、オペレータの指により、手書文字1250として数字「9」が描かれている。この実施形態では、オペレータの指等を用いて、実際の商品の数量がタッチパネルに描かれる。指等でなぞられた軌跡を表示画面400に描画することで、軌跡がオペレータに確認できるようにすることが望ましい。
図17は、手書文字認識が行われて、認識された文字1255として、数字「9」のキャラクタが表示されたことを示している。なお、手書文字認識が誤った認識を行った場合には「9」とは異なった文字が表示されるので、オペレータによる取消キー1251のタッチにより、文字認識処理をキャンセルさせるようにしてもよい。その後、オペレータは、数値を再入力すればよい。また、文字認識が行えなかった場合には、「再度入力してください」などのアラートを表示することで、オペレータに再入力を促してもよい。入力される数字は、一桁に限られず、複数桁であってもよい。
図17においては、文字認識により「9」が認識され、個数430の表示に、入力された個数「9」が反映され「9個」と表示されている。すなわち、商品の個数430の表示は、オペレータの手書き文字の個数に置き換えられるようにしてもよい。個数を置き換えるタイミングは、数字の文字認識が完了し次第行われてもよいが、図17に示すように、例えば、オペレータの指先1256が、タッチパネルをダブルタップ(又はシングルタップ)したことを契機に、商品の個数430の置き換え処理が行われてもよい。あるいは、数値の入力とは異なるタッチ操作が行われたことを契機に、個数を置き換えてもよい。
個数が置き換えられたことにより、小計410の表示も更新され「小計¥1,080」が表示されている。また、個数が置き換わったことを知らしめるために、商品の個数430がハイライトするようにしてもよい。
手書き入力、タップなどは、商品画像表示領域1になされることが望ましい。
また、図17の表示を省略してもよい。
以上のように、オペレータが、定額商品の個数を指などで手書き入力できるようにすることによって、商品画像450を見ながら、その個数を手書きで入力することができる。このため、適切な定額商品に対して、適切な個数が入力されるようになり、入力(又は訂正)誤りなどの誤入力をより減少させることができる。
<変形例5>
上記の実施形態8は、上書きする個数の数値を手書き入力する例であるが、オペレータの手書きにより「+2」などの演算子と個数の修正値とを入力できるようにしてもよい。「+」又は「−」の演算子の文字に続けて数値が入力された場合には、商品の個数430に現在表示されている個数に対して、演算子に応じた加減算が行われるようにしてもよい。
このように、個数の訂正を行う際に、加減算の演算子である「+」又は「−」の文字に続けて数値が認識された場合には、上記の加減算を行うようにする。このようにすることによって、オペレータは、加減算処理による定額商品の個数の訂正を手書き入力で行うことができる。
加減算処理のタイミングは、実施形態8と同様に、例えば、オペレータが、タッチパネルをダブルタップ(又はシングルタップ)したことを契機に、加減算処理が行われてもよい。あるいは、演算子の文字及び数値の入力とは異なるタッチ操作が行われたことを契機に、加減算処理が行われてもよい。
手書き入力は、商品画像表示領域1になされることが望ましい。
以上のように、オペレータが、定額商品の加減算の指示を指などで手書き入力できるようにすることによって、商品画像450を見ながら、その加減算の指示を手書きで入力することができる。このため、適切な定額商品に対して、適切な個数の訂正が行える。
なお、上記実施形態8と変形例5とを組み合わせるようにしてもよい。
<実施形態9>
図18は、本実施形態9に係るタッチパネルへのタッチ操作の例を示す図である。図18(A)は、タッチ操作がなされる直前の店員用表示部114の画面を示している。既に、リンゴの個数として、商品の個数430に「8個」が表示されている。
図18(B)は、商品の個数430における数量の画像の近傍領域431(数量の画像「8個」の左隣りに破線で囲った領域)を示した図である。なお、破線は、数量の画像の近傍領域431を分かりやすくするために図示したものであり、必ずしも実際に表示される必要はない。例えば、オペレータが、数量の画像の近傍領域431をタップすると、個数がインクリメントされるようにしてもよい。
図18(C)は、オペレータが、数量の画像の近傍領域431をタップした直後の商品の個数430の表示の例を示している。すなわち、個数がインクリメントされ「9個」と表示されている。このようにして、オペレータが数量の画像の近傍領域431をタップすることによって、個数をインクリメントすることができる。この際、個数が変更されたことをオペレータに示すために、商品の個数430がハイライトするようにしてもよい。
図18(D)は、商品の個数430における数量の画像の領域433(数量の画像「8個」に破線で囲った領域)を示した図である。なお、破線は、数量の画像の領域433を分かりやすくするために図示したものであり、必ずしも実際に表示される必要はない。例えば、オペレータが、数量の画像の領域431をタップすると、個数がデクリメントされるようにしてもよい。
図18(E)は、オペレータが、数量の画像の領域433をタップした直後の商品の個数430の表示の例を示している。すなわち、個数がデクリメントされ「7個」と表示されている。このようにして、オペレータが数量の画像の領域433をタップすることによって、個数をデクリメントすることができる。この際、個数が変更されたことをオペレータに示すために、商品の個数430がハイライトするようにしてもよい。
<変形例6>
上記の実施形態では、数量の画像の近傍領域431がタップされたときに、数量がインクリメントされ、数量の画像の領域433がタップされたときに、数量がデクリメントされる例が示されているが、インクリメントとデクリメントの処理が、逆の領域のタップによってなされてもよい。なお、インクリメントの際に、数量の画像がオペレータに視認できることが望ましい。
或いは、数量の画像の上の領域(不図示)がタップされた場合には、数量をインクリメントし、数量の画像の下の領域(不図示)がタップされた場合には、数量をデクリメントするようにしてもよい。この場合には、インクリメント及びデクリメントのいずれであっても、数量の画像がオペレータによって視認できることとなる。
また、オペレータによるタッチ操作は、タップに限られず、長押しであってもよい。長押しの時間の長さに応じて、インクリメント(又はデクリメント)を継続してもよい(例えば1秒毎にインクリメント又はデクリメントする)。
このようにすることによって、オペレータは、タッチ操作の近くに表示されている数量の画像を容易に認識できると共に、商品画像表示領域1に表示されている商品をも確認しながら、数量の入力(又は訂正)の指示が行えることとなり、商品の数量を適切に入力することが可能となる。
なお、数量の画像の近傍の領域431及び数量の画像の上の領域は、第4の領域の一例である。数量の画像の領域433及び数量の画像の下の領域は、第5の領域の一例である。
図19は顧客用表示部112の表示画面500の例を示す図である。顧客が購入しようとする商品「リンゴ」が商品表示領域510に表示されている。個数表示領域530には、「個数3個」が表示されている。単価表示領域540には、リンゴの単価「単価120円」が表示されている。値段表示領域520には、「値段(税込み)360円」が表示されている。なお、単価及び値段の表示を内税とするか、外税とするかは、あらかじめ定めておけばよい。
顧客用表示部112に、このような表示画面500を表示させることによって、顧客は、自己が購入しようとしている定額商品の名称、個数、単価、値段を容易に確認することができる。しかも、これらの値に誤りがあれば、即座に誤りを指摘できるので、商品登録の段階で誤りを指摘できる。このことにより、レシート(又はラベル)発行時などの、後の段階になって、顧客が商品登録の誤りに気づき、オペレータが商品登録の訂正処理をするという、煩雑な処理を強いられることを未然に防止することができる。
図20は、表示画面400に会計処理の表示がなされた場合における訂正指示の例を示している。
図20における会計処理画面では、2つの商品が購入されていることが表示されている。購入商品欄610には、1番目の商品として、「タコのマリネ」が購入されていることが表示されている。そして、「00014」の表示は、「タコのマリネ」の商品番号である。「300g」は、不定貫の商品である「タコのマリネ」が300gであったことが表示されている。「@160」の表示は、100gの単価を示している。「480円」の表示は、単価160円のタコのマリネを300g購入したため、その合計金額が表示されている。
購入商品欄620には、2番目の商品として、「リンゴ」が購入されていることが表示されている。そして、「00007」の表示は、「リンゴ」の商品番号である。「8個」は、定額商品である「リンゴ」の数量が8個であったことが表示されている。「@120」の表示は、1個の単価を示している。「960円」の表示は、単価120円のリンゴを8個購入したため、その合計金額が表示されている。
計算表示欄630には、それぞれの商品の小計と、合計金額「1,540円」が表示されている。
買上点数欄640には、買い上げ点数「2点」が表示されている。
訂正キー650は、会計処理における訂正の指示を行うための指示を与えるコマンドキーである。
たとえば、リンゴの個数を訂正したい場合には、購入商品欄620をタッチすることで、当該購入商品欄620を選択し、続けて訂正キー650をタッチすることによって、オペレータが訂正の指示を行うことができる。
リンゴの個数の訂正処理については、既に説明したとおりである。
商品取消キー660は、特定の商品の購入を取り消す指示をオペレータが指示する際に用いられる。例えば、タコのマリネの購入を取り消したい場合には、購入商品欄610を選択した後に、商品取消キー660をタッチすればよい。
全商品取消キー670は、この会計処理画面に表示されている全ての商品の購入をオペレータが取り消す際に用いられる。例えば、すべての商品をオペレータが取り消す際には、全商品取消キー670をタッチすればよい。
なお、訂正キー650、商品取消キー660、全商品取消キー670がタッチされた場合には、指定された処理に進んでよいか否かを「はい」、「いいえ」のキーを表示して問うプロンプトを表示してもよい。
なお、定額商品の商品の購入を取り消す場合には、定額商品の個数の訂正の際に、個数をゼロ(0)にすることによって行われてもよい。個数をゼロに修正して、確定キー445をタッチすることによって、その商品の購入が取り消される処理が行われてもよい。
<処理フローの概要>
図21は、実施形態の概要の処理を示すフローチャートである。以下に、各ステップを説明する。
[ステップS1302]会計装置付き計量器100のタッチ操作検出部220が、オペレータから指示を受け取ったか否かが判断される。指示を受け取った場合には(「はい」)、ステップS1304に進む。指示を受け取っていない場合には(「いいえ」)、ステップS1302に戻り、処理を繰り返す。
[ステップS1304]受け取られた指示が商品の情報であるか否かがチェックされる。指示が商品の情報である場合には(「はい」)、ステップS1306に進む。指示が商品の情報でない場合は(「いいえ」)、指示はコマンドの情報である可能性があるため、ステップS1312に進む。
[ステップS1306]識別部230は、商品の情報が定額商品の情報であるか否かをチェックする。商品の情報が定額商品の情報である場合(「はい」)には、図22の(A)の処理に移る。商品の情報が定額商品の情報でない場合(「いいえ」)には、ステップS1308に進む。
[ステップS1308]商品パックにラベルの添付されたパック詰めの不定貫の商品か否かがチェックされる。不定貫の商品は、予めパック詰めにされて質量を図り、料金を計算してラベルを作成し、パックにラベルを添付して販売される場合がある。このような場合には(「はい」)、ステップS1318に進む。ラベルが貼られたパック詰めの不定貫の商品でない場合には(「いいえ」)、ステップS1310に進む。
[ステップS1318]パック詰めの不定貫の商品を計量して得られた料金の情報を含むラベルがパックに添付されているため、そのラベルを読み取ることによって、不定貫の商品の種別及びその料金を取得することができる。取得された商品種別と料金が登録部250に登録される。その後、当該商品の登録処理は終了する。
[ステップS1310]不定貫の商品は、風袋に入れた形で、載せ台に置かれる。置かれた不定貫の商品の質量が計測され、単位質量当たりの単価に計測された質量をかけることによって、商品の料金が計算される。商品の種別と、計算された商品の料金が、登録部250に登録される。その後、当該商品の登録処理は終了する。
[ステップS1312]指示されたコマンドが、定額商品の個数の訂正コマンドか否かがチェックされる。定額商品の個数の訂正コマンドである場合には(「はい」)、図22の処理(B)に移る。定額商品の個数の訂正コマンドでない場合には(「いいえ」)、ステップS1314に移る。
[ステップS1314]指示されたコマンドが、特定の商品の購入を取り消すコマンドであるか否かがチェックされる。商品の取消のコマンドである場合には(「はい」)、ステップS1320に進む。それ以外の場合(「いいえ」)、処理はステップS1316に進む。
[ステップS1320]取消が指定された当該商品の取消処理が行われる。当該商品に関する情報が、登録部250から消去される。
[ステップS1316]指示されたコマンドが、全ての商品の購入を取り消すコマンドであるか否かがチェックされる。全ての商品の取消のコマンドである場合には(「はい」)、ステップS1322に進む。それ以外の場合(「いいえ」)、処理はステップS1317に進む。
[ステップS1322]全ての商品の取消処理が行われる。全ての商品に関する情報が、登録部250から消去される。
[ステップS1317]その他の処理のコマンドであるので、指定された処理が行われる。本実施形態に関連しない処理であるため、説明を省略する。
図22は、以上の実施形態の処理フローの概要を示している。以下に、各ステップを説明する。
[ステップS1404]図21の(A)からこのステップに処理が移る。顧客から商品に対して既に注文がなされており、既に登録部250に登録している商品か否かが判断される。既に登録されている場合には(「はい」)、ステップS1406に進む。未だ、商品が登録されていない場合には(「いいえ」)、ステップS1407に進む。
[ステップS1406]この処理は、ステップS1404から、又は図21の(B)からこのステップに処理が移る。既に登録されている商品数量の読み出しが行われる。以下の処理は、この商品の数量を訂正する処理となる。
[ステップS1407]注文された商品が未だ登録されていないため、商品の数量としてデフォルト値(例えば1)を設定する。なお、デフォルト値は、ゼロでもよい。或いは、商品の種類に応じて、最も購入される数量の頻度が高い数量をデフォルト値にそれぞれ設定するようにしてもよい。
[ステップS1408]受け取られた商品の情報に基づいて、商品の画像、商品の個数、小計金額等を表示画面に表示する。
[ステップS1410]商品画像表示領域1に対応するタッチパネルに対し、タッチ操作が検出されたか否かがチェックされる。タッチ操作が検出されない場合には(「いいえ」)、ステップS1410に戻り処理を繰り返す。タッチ操作が検出された場合には、ステップS1412に移る。
[ステップS1412]確定の指示があったか否かが判断される。例えば、確定キー445が押された場合には、商品の数量の入力が完了したことを示している。このため、商品の数量を入力又は訂正することに関するこの処理は終了する。確定の指示がない場合には、処理は、ステップS1414に進む。
[ステップS1414]識別部230は、タッチ操作の態様を識別する。タッチの操作の態様は、上述のように、各実施形態において述べたとおりである。その要約は、図9の表に示されている。処理は、ステップS1416に進む。
[ステップS1416]態様に応じた商品数量の加減算、置換等が行われる。加減算、置換等の態様は、上述のように、各実施形態において述べたとおりである。その要約は、図9の表に示されている。処理は、ステップS1418に進む。
[ステップS1418]加減算処理を実行し、商品数量の更新が行われる。更新された商品数量は、登録部250に登録される。また、更新した数量及び更新された商品の小計の表示などの処理が表示部260に指示される。
<ハードウエア構成>
図23は、実施形態のハードウエア構成を示した図である。ハードウエア構成は、CPU1501、本実施形態のプログラム及びデータが格納されるROM1502、RAM1503、ネットワークインターフェース1505、入力インタフェース1506、表示インタフェース1507、外部メモリインタフェース1508を有する。これらのハードウエアは、バス1504によって相互に接続されている。
ネットワークインターフェース1505は、ネットワーク1515に接続されている。ネットワーク1515には、有線LAN、無線LAN、インターネット、電話網などがある。入力インタフェース1506には、入力部1516が接続されている。入力部1516は、キー、商品販売データ処理装置の店員用表示部114のタッチパネルなどが挙げられる。表示インタフェース1507には、表示部1517が接続される。表示部1517としては、商品販売データ処理装置の店員用表示部114、商品販売データ処理装置の顧客用表示部112、POS端末の画面、携帯端末の画面などが挙げあれる。外部メモリインタフェース1508には、記憶媒体1518が接続される。記憶媒体1518は、RAM、ROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク、メモリーカード等であってもよい。記憶媒体には、本実施形態を実現するプログラムが格納され得る。
上述の実施形態を実現するプログラムは、図2に示されるハードウエア構成を備えるコンピュータにより実行され得る。また,実施形態のプログラムは,コンピュータに実行させる方法として,インプリメントされてもよい。本実施形態のプログラムの一部又は全部は、オペレーティングシステムにより実行されてもよい。また、プログラムの一部がハードウエアにより実現されてもよい。プログラムは記憶媒体1518、ROM1502、又はRAM1503に記憶されてもよい。
実施形態は,ハードウエアの装置としてインプリメントされ得る。
以上の実施例は,請求項に記載された発明を限定するものではなく,例示として取り扱われることは言うまでもない。
210 商品情報受取部
220 タッチ操作検出部
230 識別部
240 更新部
250 登録部
260 表示部

Claims (10)

  1. 商品の情報に対応する商品画像を含む第1の領域と前記商品の数量の画像を含む領域とを表示する表示部と、
    前記第1の領域又は前記数量の画像を含む領域へのタッチ操作を検出するタッチ操作検出部と、
    検出されたタッチ操作の態様を識別する識別部と、
    識別された前記態様に応じて、前記数量を更新する更新部と、
    前記商品の情報と対応付けて前記商品の数量を登録する登録部と、
    を有する商品登録装置。
  2. 前記態様は、前記第1の領域に含まれる第2の領域でタッチ操作が検出される第1の態様と、前記第1の領域に含まれる第3の領域でタッチ操作が検出される第2の態様とを含み、
    前記更新部は、
    前記第1の態様に応じて、前記数量に所定の第1の値を加算して前記数量を更新し、
    前記第2の態様に応じて、前記数量に所定の第1の値を減算して前記数量を更新する、
    請求項1に記載の商品登録装置。
  3. 前記所定の第1の値は、各々の態様におけるタッチ操作のタップ回数である、
    請求項2に記載の商品登録装置。
  4. 前記所定の第1の値は、各々の態様におけるタッチ操作の長押しの時間が長いほど大きな自然数である、
    請求項2に記載の商品登録装置。
  5. 前記態様は、前記第1の領域においてほぼ所定の方向へ移動するタッチ操作が検出される第3の態様と、前記第1の領域において前記所定の方向とほぼ逆の方向へ移動するタッチ操作が検出される第4の態様とを含み、
    前記更新部は、
    前記第3の態様に応じて、前記数量に所定の第2の値を加算して前記数量を更新し、
    前記第4の態様に応じて、前記数量に所定の第2の値を減算して前記数量を更新する、
    請求項1に記載の商品登録装置。
  6. 前記所定の第2の値は、各々の態様における移動するタッチ操作の距離が長いほど大きな自然数である、
    請求項5に記載の商品登録装置。
  7. 前記所定の方向は、直線に沿った方向であるか、又は円に沿った方向である、
    請求項5又は6に記載の商品登録装置。
  8. 前記態様は、前記第1の領域において同時に所定の個数のタッチ操作が検出される第5の態様と、前記第1の領域において同時に前記所定の個数以外の個数のタッチ操作が検出される第6の態様とを含み、
    前記更新部は、
    前記第5の態様に応じて、前記数量に所定の第3の値を加算して前記数量を更新し、
    前記第6の態様に応じて、前記数量に所定の第3の値を減算して前記数量を更新する、
    請求項1に記載の商品登録装置。
  9. 前記態様は、前記第1の領域に手書きの文字が入力される第7の態様であり、
    前記更新部は、前記第7の態様に応じて、前記手書きの文字を認識して得られた数値で、前記数量を置き換える、
    請求項1に記載の商品登録装置。
  10. 前記態様は、前記数量の画像を含む領域に含まれる第4の領域でタッチ操作が検出される第8の態様と、前記数量の画像を含む領域に含まれる第5の領域でタッチ操作が検出される第9の態様とを含み、
    前記更新部は、
    前記第8の態様に応じて、前記数量に所定の第4の値を加算して前記数量を更新し、
    前記第9の態様に応じて、前記数量に所定の第4の値を減算して前記数量を更新する、
    請求項1に記載の商品登録装置。


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