JP2009245033A - タッチパネル式入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチパネルのキーの操作回数を減らすことである。
【解決手段】バーガーAの選択キー54が表示される表示領域内には、注文個数として2個を指定する個数キー54aと、無料券が使用されたとき操作する無料キー54bと、バーガーAの新メニューを指定する新メニューキー54cが表示される。従って、個数キー54aを1回操作するだけで、バーガーAの2個の注文を入力することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、商品を選択する複数の選択キーを有するタッチパネル式入力装置に関する。
販売店、飲食店等において使用される、商品の売り上げを管理する装置には、多数の商品を簡易に入力できるようにしたタッチパネル式入力装置が使用されている。
特許文献1には、1つの取引の登録で求められた小計金額の預かり金を予め複数予測して記憶しておき、預かり金の複数の候補をタッチパネルに表示することが記載されている。
特許文献2には、合計金額に対して顧客から受け取る可能性のある通貨の額を複数種類推定算出して、オペレータ用表示器と顧客用表示器に表示させることが記載されている。
特許文献3には、飲食店における注文管理システムにおいて、客から直接受けた注文情報を管理すると共に、調理人の退出情報入力により他の調理人に担当調理情報を転送し、調理指示を出すことが記載されている。
特許文献4には、商品情報入力端末装置において、商品名ボタンの重複する領域に商品個数増減ボタンを設け、商品名ボタンへのタッチがあった後、商品個数増減ボタンへのタッチかあったか否かを検出し、商品個数増減ボタンのタッチ回数に基づいて商品の個数を取得することが記載されている。このように構成することで、商品の個数の入力操作を簡略化できる。
特許文献5には、両替装置において、両替金額で選択可能な金種と枚数の組み合わせを表す選択ボタンを表示し、選択ボタンが操作されると、選択後の残金では選択できない選択ボタンを表示画面から消去することが記載されている。
図14は、従来のタッチパネル入力画面を示す図である。タッチパネルには、複数の種類のハンバーガーの選択キーと、セットメニューの選択キーが設けられている。従来のタッチパネルでは、同じ商品の2個以上の注文を入力するためには、数値キーを操作してテンキーを表示させた後、数字キーを操作して個数を入力し、さらに商品を選択する選択キーを操作する必要がある。このように従来のタッチパネルは、顧客からの注文が多い、2個、3個の注文個数を入力する場合でも、数値キーとテンキーと選択キーを操作する必要がありキー操作が面倒であった。その解決策として2個、3個の専用のキーを設けることが考えられるが、商品毎に専用のキーを設けると、キーの数が多くなってしまう。
また、無料券を使用して商品の購入が行われた場合には、無料キーを操作した後、該当する商品の選択キーを操作する必要があり、最低でも2回のキー操作が必要あった。
既存の商品に対して新しいメニューが追加された場合には、新メニューキーを操作した後、商品の選択キーを操作する必要があり、同様に2回のキー操作が必要であった。
特開平10−63953号公報 特開平8−124029号公報 特開20007−128147号公報 特開2004−310198号公報 特開平5−266297号公報
本発明の課題は、タッチパネル式入力装置のキーの操作回数を減らすことである。
本発明の入力装置は、商品を選択する複数の選択キーを有するタッチパネル式の入力装置であって、商品を選択する前記選択キーが表示される表示領域内に、2以上の注文個数を指定する第1の個数キーと、3以上の注文個数を指定する第2の個数キーまたは前記商品に対する特別な条件を指定する条件キーを設けた。
この発明によれば、タッチパネルのキーの操作回数を減らすことができる。例えば、特定の商品の2個の注文個数の入力を1回のキー操作で行うことができる。
上記の入力装置において、前記選択キーと、前記第1の個数キーと、前記第2の個数キーまたは前記条件キーのタッチパネルにおける物理的位置を示す物理マップ情報と、同一表示領域内に表示する商品名を示す情報と、2以上の注文個数を示す情報と、3以上の注文個数または前記商品に対する特別な条件を示す情報を関連付けたテーブルを記憶する記憶手段を有する。
このように構成することで、タッチパネルの任意のキーが操作されたときに、操作された位置の物理マップ情報をキーにしてテーブルを検索して、操作されたキーに対応する商品名、注文個数または特別な条件を示す情報を取得することができる。
上記の入力装置において、購入金額がキーに表示され、預かり金額が購入金額と等しいとき操作して預かり金額を1回の入力操作で入力することができる丁度キーを有する。
このように構成することで、顧客からの預かり金が購入金額と同一の場合には、丁度キーを操作することで預かり金額を1回のキー操作で入力することができる。
本発明によれば、タッチパネルのキーの操作回数を減らすことができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について説明する。図1は、実施の形態のPOSシステムのシステム構成を示す図である。
本部のメインサーバ11は、複数の店舗のPOS端末から送信されてくる商品の売り上げデータを管理する。監視サーバ12は、メインサーバ11に対する不正なアクセスを監視する。これらのメインサーバ11と監視サーバ12はルータ13を介してネットワーク14に接続されている。
各店舗には、データ処理装置(パーソナルコンピュータ)21と、複数のPOS端末(売り上げデータ処理装置)22a、22b・・と、ポイントカードのリーダライタ23a、23b・・が設置されている。これらのデータ処理装置21、POS端末22a、22b・・、リーダライタ23a、23b・・は、ルータ24を介してネットワーク14に接続されている。
図2は、POS端末22(POS端末22a、22b・・・の内の任意の1台を指す)の構成を示す図である。
制御部(CPU)31は、ハードディスク32に格納されているプログラムに従って、タッチパネル33の入力処理、ディスプレイ34への表示処理、レシートを印字するプリンタ35の制御処理等を行う。また、制御部31は、処理結果のデータをメモリ36に格納すると共に、金銭を格納するドロア37の開閉を行う。回線装置38は、LAN回線への接続を行う。電源装置39は、交流100Vを直流電圧に変換して回路各部へ供給する。
次に、図3は、POS端末22のソフトウェア構成を示す図である。これらのソフトウェアはハードディスク32に格納されている。
アプリケーションプログラム42は、オペレーションシステム(OS)41上で動作するプログラムであり、入力制御処理43、業務処理44、I/O制御処理45等を含む。メニューマスタテーブル46は、メニュー名とタッチパネル上のキーの位置を示す物理マップを対応付けたテーブルである。
各種ドライバ47は、プリンタ35やディスプレイ34等を制御するドライバを含む。通信制御部48は、回線装置38のLAN回線の通信制御を行うプログラムである。
図4は、タッチパネル33のメニュー画面51を示す図であり、図5はメニュー画面の選択キーを示す図である。
図4に示すように、メニュー画面51は、複数の商品の選択キーを含むタッチキー部52と、商品名と注文個数を表示するメニュー表示部53とを有する。
図4及び図5(A)に示すように、バーガーAの選択キー54が表示される表示領域内には、注文個数として2個を指定する個数キー54aと、無料券が使用されたとき操作する無料キー54bと、バーガーAの新メニューを指定する新メニューキー54cが表示される。無料キー54b、新メニューキー54cは条件キーに対応する。
例えば、バーガーAの注文個数が1個の場合には、オペレータは、バーガーAの表示領域の選択キー54を操作することで、バーガーAの1個の注文を入力することができる。
バーガーAの注文個数が2個の場合には、オペレータは、バーガーAの選択キー54の表示領域内の数字の「2」を示す個数キー54aを1回操作するだけで、バーガーAの2個の注文を入力することができる。
また、無料券でのバーガーAの注文を受け付けた場合には、オペレータは、バーガーAの選択キー54の表示領域内の無料キー54bを1回操作するだけで、無料券を使用しての注文であることを入力することができる。
また、バーガーAの新メニューの注文を受け付けた場合には、オペレータは、バーガーAの選択キー54の表示領域内の新メニューキー54cを1回操作するだけで、バーガーAの新メニューの注文を入力することができる。
図5、(B)は、ポテトMセットの選択キー55の表示領域内に3種類の注文個数キーを設けた場合の例を示している。
セットメニューの2個の注文を受け付けた場合には、ポテトMセットメニューの選択キー55の表示領域内の数字の「2」を示すキー55aを1回操作するだけで、ポテトMセットの2個の注文を入力することができる。また、数字の「3」を示すキー55bを1回操作するだけで、セットメニューの3個の注文を入力することができる。さらに、数字の「4」を示すキー55cを1回操作するだけで、セットメニューの4個の注文を入力することができる。
次に、図6は、タッチパネル33の会計画面61を示す図である。会計画面61は、顧客からの預かり金額を入力するためのテンキー62と、テンキー62で入力された金額を表示する置数表示部63と、注文した商品の合計金額を表示する合計金額表示部64等を有する。会計画面61には、預かり金額と合計金額が確定して、釣銭を計算するとき操作する現計キー65と、預かり金額が合計金額と同一のとき操作する丁度キー66が表示される。この丁度キー66内の表示領域には、合計金額と同じ数値が表示される。
従来、注文した商品の合計金額と同じ金額を顧客が支払った場合でも、オペレータは、テンキー62を預かり金の桁数分操作して預かり金額を入力した後、現計キー65を操作する必要があった。これに対して、実施の形態のPOS端末22は、預かり金額が合計金額と同じ場合には、丁度キー66と現計キー65を操作するだけでよいので、精算時のキーの操作回数を大幅に減らすことができる。
図7は、タッチパネル33の物理マップ71を示す図である。物理マップ71は、タッチパネル33のキーの配置と対応付けて位置情報を定義したテーブルである。この物理マップ71はハードディスク32に保存され、制御部31により読み出されてメモリ36に一時的に保存される。
例えば、タッチパネル33の左上隅の「バーガーA」の選択キー54に対して、物理マップ71の位置情報「1−1」が定義され、「バーガーA」の表示領域内の「2」のキー54aに対して、物理マップ71の位置情報「1−2」が定義されている。同様に、同じ表示領域内の「無料」のキー54bに対して、物理マップ71の位置情報「1−3」が定義され、同じ表示領域内の「新メニュー」のキー54cに対して、物理マップ71の位置情報「1−4」が定義されている。
従って、POS端末22の制御部31は、タッチパネル33の物理マップ71の「1−1」の位置がタッチされたことを検出したときには、「バーガーA」の選択キー54が操作されたものと認識できる。また、物理マップ71の「1−2」の位置がタッチされたことを検出したときには、「バーガーA」の注文個数が「2個」であると認識できる。同様に、物理マップ71の「1−3」の位置がタッチされたことを検出したときには、「バーガーA」が「無料券」を使用して購入されたことを認識できる。さらに、物理マップ71の「1−4」の位置がタッチされたことを検出したときには、「バーガーA」の「新メニュー」が注文されたことを認識できる。
図8は、メニューマスタテーブル46の構成を示す図である。メニューマスタテーブル46には、物理マップ71の位置情報と対応付けてメニュー名、そのメニューの属する部門、個数、金額、メニューの説明が記憶されている。
例えば、物理マップ71の「1−1」と対応付けて、メニュー名として「バーガーA」、部門として「A」、個数として「1」、金額として「100」、説明として「単品価格」が記憶されている。
また、物理マップ71の「1−2」と対応付けて、メニュー名として「バーガー2個」、部門として「A」、個数として「2」、金額として「200」、説明として「2個価格」が記憶されている。
物理マップ71の「1−3」と対応付けて、メニュー名として「無料バーガー」、部門として「A」、個数として「1」、金額として「0」、説明として「無料価格」が記憶されている。
物理マップ71の「1−4」と対応付けて、メニュー名として「新バーガー」、部門として「A」、金額として「100」、説明として「ピクルス抜きバーガー」が記憶されている。
メニューマスタテーブル46の物理マップ71の位置情報「1−1」、「1−2」、「1−3」、「1−4」等は、タッチパネル33の同一の表示領域内の位置を指している。従って、例えば、物理マップ71の「1−2」の位置がタッチされたときには、メニュー
マスタテーブル46を参照することで、タッチされたキーが、「バーガーA」の「2個」の注文であることを認識できる。
次に、以上のような構成のPOS端末22の処理動作を、図9〜図13のフローチャートを参照して説明する。
図9は、無料のタッチ登録処理のフローチャートである。この処理は、無料キー54bが操作されたときの登録処理である。図9には人が行う操作も含めて示してある。
POS端末22のタッチパネル33に登録画面(メニュー画面51)を表示する(図9、S11)。オペレータは、タッチパネル33の無料メニュー名、つまり各選択キーが表示されている表示領域内の無料キーをタッチする(S12)。
POS端末22のI/O制御処理45は、タッチされた位置を検出し、物理マップ71の該当する位置を認識する(S13)。ステップS13の処理では、例えば、タッチパネル33のバーガーAの表示領域内の「無料」のキー54bが操作されたのを検出したなら、物理マップ71の該当する位置が「1−3」であることを認識する。
次に、I/O制御処理45は、認識した物理マップ71の位置情報を入力制御処理43へ通知する(S14)。
入力制御処理43は、物理マップ71の位置情報を業務処理へ通知する(S15)。業務処理44は、物理マップ71の位置情報をキーにしてメニューマスタテーブル46を検索する(S16)。
次に、業務処理44は、メニューマスタテーブル46からメニュー名と個数と金額のデータを取得する(S17)。ステップS17の処理では、例えば、メニューマスタテーブル46(図8参照)に物理マップ71の位置情報「1−3」と対応付けて記憶されているメニュー名「無料バーガー」、個数「1」、金額「0」を取得する。
次に、業務処理44は、メニューマスタテーブル46から取得したメニュー名と個数と金額をメニュー表示部53に表示する(S18)。
この結果、注文を受けたバーガー名と、個数「1」と、金額「0円」が表示される(S19)。
上述した処理により、従来、複数回のキー操作が必要であった、無料券等による商品の販売時の入力操作を、タッチパネル33の各商品の表示領域内に設けた無料キーを1回操作することで実現できる。
図10は、個数のタッチ登録処理のフローチャートである。
最初に、POS端末22のタッチパネル33に登録画面(メニュー画面51)を表示する(図10、S21)。オペレータは、顧客から2個の注文を受け付けたなら、メニュー画面51の該当する商品の表示領域内の個数をタッチする(S22)。メニュー画面51の各商品の選択キーが表示される表示領域内には、例えば、「2個」、「3個」等の個数を指定する個数キーが表示されるので、該当する個数キーを操作する。
I/O制御処理45は、物理マップ71の該当する位置を認識する(S23)。ステップS23の処理では、例えば、バーガーAの「2」のキーがタッチされたときには、タッチされたキーの物理マップ71の該当する位置が「1−3」であることを認識する。
次に、I/O制御処理45は、物理マップ71の位置情報を業務処理44へ通知する(S25)。
業務処理44は、物理マップ71の位置情報をキーとしてメニューマスタテーブル46を検索する(S26)。そして、メニューマスタテーブル46から、位置情報と対応付けて記憶されているメニュー名と個数と金額を取得する(S27)。
ステップS27の処理では、例えば、物理マップ71の位置情報「1−2」をキーにしてメニューマスタテーブル46を検索し、位置情報「1−2」と対応付けて記憶されているメニュー名「バーガー2個」、個数「2」、金額「200」のデータを取得する。
次に、メニューマスタテーブル46から取得したメニュー名と個数と金額をメニュー表示部53に表示する(S28)。
この結果、注文を受けたメニュー名「ポテトMセット2個」と、注文個数「2」と、金額「600円」が表示される(S29)。
上述した処理により、従来、2回以上のキー操作が必要であった、2個以上の個数の注文の入力操作を、タッチパネル33の各商品の表示領域内に設けた個数キーを1回操作することで実現できる。
次に、図11は、通常のタッチ登録処理、つまり商品選択キーが操作されたときの登録処理のフローチャートである。
制御部31は、POS端末の登録画面(メニュー画面51)を表示する(図11、S31)。オペレータは、タッチパネル33の商品選択キーをタッチする(S32)。
I/O制御処理45は、タッチパネル33のタッチされたキーを検出し、物理マップ71の該当する位置を認識する(S33)。I/O制御処理45は、認識した物理マップ71の位置情報を入力制御処理43へ通知する(S34)。入力制御処理43は、物理マップ71の位置情報を業務処理44へ通知する(S35)。
業務処理44は、物理マップ71の位置情報をキーにしてメニューマスタテーブル46を検索する(S36)。そして、メニューマスタテーブル46からメニュー名と個数と金額を取得する(S37)。ステップS36及びS37の処理では、例えば、位置情報「1−1」をキーにしてメニューマスタテーブル46を検索し、物理マップ71の位置情報「1−1」と対応付けて記憶されているメニュー名「バーガーA」と、個数「1」と、金額「100」を取得する。
次に、メニューマスタテーブル46から取得したメニュー名と個数と金額を、タッチパネル33のメニュー表示部53に表示する(S38)。
ステップS39は、タッチキー部52の特定のバーガーの選択キーをタッチしたときの表示処理を示すものであり、選択されたバーガー名と個数「1」と金額「100円」が表示される。
図12は、丁度キーを用いた預かり金の登録処理のフローチャートである。商品と注文個数の入力行われると、制御部31は、合計金額を計算して会計画面の丁度キー66に合計金額を表示する(図12、S41)。
次に、丁度キー66が操作されたか否かを判別する(S42)。丁度キー66が操作されず(S42、NO)、テンキー62が操作された場合には、通常の預かり金の登録処理が実行され、テンキー62から入力された金額が預かり金として表示される。
丁度キー66が操作された場合には(S42、YES)、ステップS43に進み、会計画面61の置数表示部63に、丁度キー66に表示された金額を預かり金として表示する
次に、オペレータは現計キー65を操作する(S44)。現計キー65が操作されたことを検出すると、制御部31は、購入した商品の合計金額を合計金額表示部64に表示する(S45)。この場合、預かり金額が合計金額と等しいので、会計画面61の釣り銭の表示部には金額は表示されない。
次に、テンキー62を操作して預かり金を登録する場合の入力操作を、図13のフローチャートを参照して説明する。図13は、預かり金として「1540円」をテンキー62で入力する場合の例である。図13のフローチャートは、オペレータの行う操作と、制御部31が実行する処理の両方を含んでいる。
オペレータは、顧客からの預かり金を入力するために、POS端末22の会計画面61のテンキー62の「1」を操作し(図13、S51)、以下、テンキー62の「5」(S52)、テンキー62の「4」(S53)、テンキー62の「0」を順に操作する(S54)。
制御部31は、テンキー62から入力された金額を預かり金として置数表示部63に表示する(S55)。
次に、オペレータは現計キー65を操作する(S56)。
制御部31は、現計キー65が操作されたのを検出すると、合計金額表示部64に購入した商品の合計金額と釣り銭を表示する(S57)。
図13のフローチャートに示すように、テンキー62を操作して預かり金を入力する場合には、顧客から受け取った預かり金が購入金額と同じであっても、預かり金の桁数分のキー操作と現計キー65の操作を行う必要がある。例えば、購入金額が4桁であれば、テンキー62を4回、現計キー65を1回の合計5回のキー操作を行う必要がある。
これに対して、実施の形態のように丁度キー66を設けることで、預かり金が購入金額と同一の場合には、丁度キー66と現計キー65を操作するだけで精算を行うことができ、キーの操作回数を大幅に減らすことができる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、例えば、以下のように構成しても良い。
(1)実施の形態は、POS端末について説明しているが、本発明は、POS端末以外にも適用できる。
(2)タッチパネル33の商品の表示領域に選択キーと共に表示するキーは、個数キーと無料キーと新メニューキーに限らず、2個の個数キーと3個の個数と4個の個数キーであっても良い。商品の表示領域に表示するキーは、上記のキーに限らず、個々の商品の注文形式に適したキーを表示すれば良い。
実施の形態のPOSシステムのシステム構成を示す図である。 POS端末のハードウェア構成を示す図である。 POS端末のソフトウェア構成を示す図である。 メニュー画面を示す図である。 メニュー画面の選択キーを示す図である。 会計画面を示す図である。 タッチパネルの物理マップを示す図である。 メニューマスタテーブルの構成を示す図である。 無料のタッチ登録処理のフローチャートである。 個数のタッチ登録処理のフローチャートである。 通常のタッチ登録処理のフローチャートである。 丁度キーを用いた預かり金の登録処理のフローチャートである。 テンキーによる預かり金の登録操作を示すフローチャートである。 従来のタッチパネル入力画面を示す図である。
符号の説明
22 POS端末
31 制御部
32 ハードディスク
33 タッチパネル
34 ディスプレイ
35 プリンタ
36 メモリ
37 ドロア
38 回線装置
39 電源装置
43 入力制御処理
44 業務処理
45 I/O制御処理
46 メニューマスタテーブル
62 テンキー
66 丁度キー

Claims (6)

  1. 商品を選択する複数の選択キーを有するタッチパネル式の入力装置であって、
    商品を選択する前記選択キーが表示される表示領域内に、2個の注文個数を指定する第1の個数キーと、3以上の注文個数を指定する第2の個数キーまたは前記商品に対する特別な条件を指定する条件キーを設けたタッチパネル式入力装置。
  2. 前記選択キーと、前記第1の個数キーと、前記第2の個数キーまたは前記条件キーのタッチパネルにおける物理的位置を示す物理マップ情報と、同一表示領域内に表示する商品名を示す情報と、2以上の注文個数を示す情報と、3以上の注文個数または前記商品に対する特別な条件を示す情報を関連付けたテーブルを記憶する記憶手段を有する請求項1記載のタッチパネル式入力装置。
  3. 購入金額がキーに表示され、預かり金額が購入金額と等しいとき操作して預かり金額を1回の入力操作で入力することができる丁度キーを有する請求項1記載のタッチパネル式入力装置。
  4. 前記個数キーが操作されたことを検出したとき、前記個数キーが設けられている前記表示領域の前記商品の注文個数が2個と認識する制御手段を有する請求項1または2記載のタッチパネル式入力装置。
  5. 前記選択キーの表示領域に、2個の注文個数を指定する前記第1の個数キーと、前記条件キーとして、3個の注文個数を指定する前記第2の個数キーと4個以上の注文個数を指定する第3の個数キーを設ける請求項1または2記載のタッチパネル式入力装置。
  6. 前記選択キーの表示領域内に、2個以上の注文個数を指定する前記第1の個数キーと、前記条件キーとして無料券であることを指定する無料キーと新しいメニューであることを指定する新メニューキーとを設ける請求項1または2記載のタッチパネル式入力装置。
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