JP2006072810A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

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JP2006072810A JP2004257020A JP2004257020A JP2006072810A JP 2006072810 A JP2006072810 A JP 2006072810A JP 2004257020 A JP2004257020 A JP 2004257020A JP 2004257020 A JP2004257020 A JP 2004257020A JP 2006072810 A JP2006072810 A JP 2006072810A
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Abstract

【課題】簡便な操作で適正な値下げ販売を処理可能とする。
【解決手段】各商品の商品コードと関連付けてその商品に許容された値下げに関する情報を記憶する許容値下げ情報記憶手段を設ける。そして、商品コードが入力された販売商品の値下げが指令されると、当該販売商品の商品コードと関連付けられて許容値下げ情報記憶手段に記憶されている情報に基づき許容される値下げ情報を選択肢として報知し、この値下げ情報のなかからいずれかの値下げ情報が選択されると、その値下げ情報にしたがって販売商品の販売金額を値下げ演算する。
【選択図】 図12

Description

本発明は、値引販売や割引販売等の値下げ処理が可能なPOS(Point Of Sales)端末,電子式キャッシュレジスタ等の商品販売データ処理装置に関する。
従来のこの種の商品販売データ処理装置においては、任意の割引率が置数キーで置数されてから割引キーが操作されると、直前に登録された商品の販売金額から該販売金額に置数された割引率を乗じた割引金額を減額する割引演算を行い、任意の値引額が置数キーで置数されてから値引キーが操作されると、直前に登録された商品の販売金額から置数された値引額を減額する値引演算を行うものが一般的であった。
また、この種の商品販売データ処理装置において、割引キーと値引キーとを併合させることにより、通常は割引キーとしてのみ機能させるが、必要に応じてこれを値引キーとしても機能するようにキーの切換えを可能としたものもある(例えば、特許文献1参照)。
また、会員客が購入する商品の割引率や値引額等の価格サービス内容を会員毎にかつ商品単位で自動的に決定して売上げ処理できるようにしたものもある(例えば、特許文献2参照)
特開平7−141573号公報 特開2000−172957号公報
しかしながら、任意の割引率や割引額を置数する方式の商品販売データ処理装置においては、割引率や値引額の置数ミス等によって適正でない割引率や値引額で値下げ処理してしまうおそれがあった。
割引率や値引額を会員毎にかつ商品単位で自動的に決定する方式の商品販売データ処理装置においては、上述したような課題は発生しないものの、商品を登録する前に会員カードに記録された会員種別コードを入力しなければならないという制約がある上、会員カードを持っていない客に対しては当該方式を適用できない点で不便であった。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、商品単位の値下げを行う場合において、適正でない値下げ処理が行われるのを未然に防ぐことができる上、商品登録前に会員種別コードを入力する等の制約もなく、簡便な操作で適正な値下げ販売を処理することができる商品販売データ処理装置を提供しようとするものである。
本発明は、商品毎に設定された商品コードが入力されると、その商品コードによって特定される販売商品の単価と販売点数とから販売金額を算出し、この販売金額に対して値下げの情報が入力されると、販売金額を値下げ演算するとともに値下げ後の販売金額で販売商品を売上処理する商品販売データ処理装置において、各商品の商品コードと関連付けてその商品に許容された値下げに関する情報を記憶する許容値下げ情報記憶手段を設ける。そして、商品コードが入力された販売商品の値下げが指令されると、当該販売商品の商品コードと関連付けられて許容値下げ情報記憶手段に記憶されている情報に基づき許容される値下げ情報を選択肢として報知し、この値下げ情報のなかからいずれかの値下げ情報が選択されると、その値下げ情報にしたがって販売商品の販売金額を値下げ演算するようにしたものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、商品単位の値下げを行う場合において、適正でない値下げ処理が行われるのを未然に防ぐことができる上、商品登録前に会員種別コードを入力する等の制約もなく、簡便な操作で適正な値下げ販売を処理することができる商品販売データ処理装置を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良な形態について、図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、商品販売データ処理装置の一態様であるPOS端末を、一般の顧客に対する割引販売(以下、一般割引と称する)と、社員に対する割引販売(以下、社販割引と称する)とを行う販売店向けの仕様とした場合である。
図1は本実施の形態におけるPOS端末の要部構成を示すブロック図であり、このPOS端末は、制御部本体としてCPU(Central Processing Unit)1を搭載している。また、プログラムなどの固定的なデータの記憶部としてROM(Read Only Memory)2を搭載し、商品販売データなどの可変的なデータの記憶部としてRAM(Random Access Memory)3を搭載し、後述する商品ファイル41や値下げ条件ファイル42等のデータファイル保存領域としてHDD(Hard Disk Drive)装置4を搭載している。
さらに、当該POS端末は、現在の日付及び時刻を計時するICチップからなる時計部5、通信回線で接続された上位コンピュータ(不図示)とのデータ通信を司る通信インターフェイス6、キーボード7のキー入力を制御するキーボードコントローラ8、タッチパネル9の表示及びタッチ入力を制御するタッチパネルコントローラ10、客用ディスプレイ11の表示を制御する表示コントローラ12、プリンタ13の印字動作を制御するプリンタコントローラ14、スキャナ15のスキャニング動作を制御するスキャナコントローラ16、CPU1からの指令によりドロワ17に駆動信号を出力するI/O(Input/Output)ポート18を搭載している。そしてCPU1と、ROM2,RAM3,HDD装置4,時計部5,通信インターフェイス6,キーボードコントローラ8,タッチパネルコントローラ10,表示コントローラ12,プリンタコントローラ14,スキャナコントローラ16,I/Oポート18とを、アドレスバス,データバス等のバスライン19で接続している。
キーボード7は、数値データを置数するための置数キー、この置数キーによって置数された数値データがPLU(Price Look Up)コードであることを指令するPLUキー、数値データが乗数であることを指令する×キー、数値データのクリア等を指令するクリアキー、1取引の小計出力を指令する小計キー、1取引の現金締めを指令する預/現計キー等を配設したものである。
スキャナ15は、各商品に付されたバーコードを読取る機能を有したものである。各商品には、その商品固有の商品コードを示すバーコードが付されている。ここに、スキャナ15は、商品コードの入力手段として機能する。なお、商品コードは、PLUコードとしてキーボード7の置数キーとPLUキーとにより入力することも可能である。
タッチパネル9及び客用ディスプレイ11は、商品コード入力手段を介して入力された商品コードによって特定される販売商品の品名,販売金額等を表示したり、1取引として売上処理された販売商品の合計金額やその代金支払いに対する釣銭額等を表示したりするもので、タッチパネル9はオペレータに対する表示部として使用され、客用ディスプレイ11は買い物客に対する表示部として使用される。
プリンタ13は、1取引の明細が記録されるレシートを印字し発行する機能を有したものである。
商品ファイル41は、図2に示すように、商品毎に設定された商品コードを検索用のキーとして、売場コード,分類コード,値下げ条件コード,品名,単価,原価,一般最低利益率及び社販最低利益率の各項目データを商品設定データとして保存したものである。項目“売場コード”は、商品の売場を識別するためのコードである。項目“分類コード”は、商品の分類(例えば部門)を識別するためのコードである。項目“値下げ条件コード”は、後述する値下げ販売の値下げ条件データを識別するコードである。項目“一般最低利益率”は、商品の単価に対して一般割引を行う際の原価に対して最低限必要な利益の率(%)であり、項目“社販最低利益率”は、一般最低利益率と同様に、商品の単価に対して社販割引を行う際の原価に対して最低限必要な利益の率(%)である。
例えば、原価100円の商品に対して一般最低利益率20%、社販最低利益率10%を設定すると、一般割引では120円までの値下げは許容するがそれ以下の価格となる値下げは許容せず、また社販割引では110円までの値下げは許容するがそれ以下の価格となる値下げは許容しないことを意味する。当然のことながら、この商品の単価は120円より大きい金額が設定されている。
値下げ条件ファイル42は、図3に示すように、固有の値下げ条件コードを検索用のキーとして一般割引可否,一般割引率単位,社販割引可否及び社販割引単位の各項目データを値下げ条件データとして保存したものである。項目“一般割引可否”は、一般割引を許可するか不許可とするかを識別するデータであり、項目“社販割引可否”は、社販割引を許可するか不許可とするかを識別するデータである。本実施の形態では、許可する場合のデータを“1”とし、不許可とする場合のデータを“0”とする。項目“一般割引率単位”は、一般割引を行う際の割引率(%)の最小単位であり、項目“社販割引率単位”は、社販割引を行う際の割引率(%)の最小単位である。本実施の形態では、一般割引及び社販割引を許可する場合、それぞれ該当する割引率単位の整数倍の率で割引を可能とする。
例えば、割引率単位5%が設定されていた場合には、5%,10%,15%,…というように5%単位の割引率での割引を可能とする。また、割引率単位10%が設定されていた場合には、10%,20%,30%,…というように10%単位の割引率での割引を可能とする。ただし、前述したように、最低利益率を損ねるような割引率での割引は許容しない。
値下げ条件ファイル42のデータ設定例を図4に示す。この例では、値下げ条件コード“1”に対して一般割引及び社販割引双方を禁止する値下げ条件データが設定され、値下げ条件コード“2”に対して一般割引を禁止し、5%単位の社販割引を許容する値下げ条件データが設定され、値下げ条件コード“3”に対して一般割引を禁止し、10%単位の社販割引を許容する値下げ条件データが設定され、値下げ条件コード“4”に対して社販割引を禁止し、5%単位の一般割引を許容する値下げ条件データが設定され、値下げ条件コード“5”に対して社販割引を禁止し、10%単位の一般割引を許容する値下げ条件データが設定され、値下げ条件コード“6”に対して一般割引,社販割引とも5%単位の割引を許容する値下げ条件データが設定され、値下げ条件コード“7”に対して5%単位の一般割引と、10%単位の社販割引を許容する値下げ条件データが設定され、値下げ条件コード“8”に対して一般割引,社販割引とも10%単位の割引を許容する値下げ条件データが設定されている。
ここに、商品ファイル41及び値下げ条件ファイル42は、各商品の商品コードと関連付けてその商品に許容された値下げに関する情報を記憶する許容値下げ情報記憶手段を構成する。
かかる構成のPOS端末は、1取引の登録開始時に、図5に示すレイアウトの商品登録画面50をタッチパネル9に表示させるようにしている。この商品登録画面50には、1取引で売買される商品の商品コード(品番),品名,単価,販売点数,値引額及び販売金額と、買上点数,小計金額,消費税額,請求金額の取引明細データを表示する明細表示部51と、ファンクションボタン表示部52と、メッセージ表示部53とが形成されている。
この状態で、スキャナ15によるバーコードの読取操作あるいはキーボード7のPLUコード入力操作によって商品コードが入力されると、CPU1が図8の流れ図に示す商品コード入力処理を実行するものとなっている。
すなわちCPU1は、商品コードが入力されると、ST(ステップ)1として商品ファイル41を検索して、入力商品コードに対応して設定されている商品設定データを取得する。そして、ST2として図6に示す如く、この商品設定データ中の品名及び単価と、販売点数(商品コードの入力直前に置数キーと×キーとによって乗数が入力されている場合はその乗数,乗数が入力されていない場合は1)と、販売金額(単価×販売点数)とを、入力商品コードとともに商品登録画面50の明細表示部51に表示させる。また、同画面50のファンクションボタン表示部52に値下げボタン521を表示させる。この値下げボタン521は、販売商品の値下げを指令する値下げ指令手段として機能する。
次にCPU1は、ST3としてタッチパネルコントローラ10により値下げボタン521がタッチ操作されたか否かを判断する。値下げボタン521がタッチ操作されず、例えば次の商品コードが入力されたり、小計キーが操作されたりした場合には、直前に登録された商品をその商品の販売金額で売上げ処理する。
ST3にて値下げボタン521がタッチ操作されたことを検知した場合には、CPU1は、ST4として上記商品設定データから値下げ条件コードを取得する。そして、ST5として値下げ条件ファイル42を検索して、当該値下げ条件コードに対応して設定されている値下げ条件データを取得する。
次にCPU1は、ST6として上記値下げ条件データ中の項目“一般割引可否”のデータをチェックする。ここで、同データが“1”であった場合には、入力商品コードによって特定される商品の一般割引が許可されているので、CPU1は、ST7として後述する一般許容割引率算出処理を実行する。その後、ST8の処理に進む。ST6にて同データが“0”であった場合には、入力商品コードによって特定される商品の一般割引が許可されていないので、CPU1は、ST7の一般許容割引率算出処理を行わずにST8の処理に進む。
ST8では、CPU1は、上記値下げ条件データ中の項目“社販割引可否”のデータをチェックする。ここで、同データが“1”であった場合には、入力商品コードによって特定される商品の社販割引が許可されているので、CPU1は、ST9として後述する社販許容割引率算出処理を実行する。その後、ST10の処理に進む。ST8にて同データが“0”であった場合には、入力商品コードによって特定される商品の社販割引が許可されていないので、CPU1は、ST9の社販許容割引率算出処理を行わずにST10の処理に進む。
図9は前記一般許容割引率算出処理の内容を具体的に示す流れ図である。この処理ステップに入ると、CPU1は、上記商品設定データ中の単価(Tとする),原価(Gとする)及び一般最低利益率(Rとする)と、上記値下げ条件データ中の一般割引率単位(Pとする)とから下記(1)〜(3)式を演算する。
A=G+(G×R/100) …(1)
B=T×(P−n)/100 …(2)
C=T−B …(3)
なお、nは初期値が1の整数である。Aは原価Gに対して一般最低利益率Rが保証される金額である。Bは単価Tを一般割引率単位Pの整数倍nの割引率で割引したときの割引金額である。Cは単価Tから割引金額Bを減額した金額である。
CPU1は、割引金額減額後の金額Cと一般最低利益率Rの保証金額Aとを比較する。そして、割引金額減額後の金額Cが保証金額A以上であることを確認すると、CPU1は、値引番号nに対する割引率を一般割引率単位Pの整数倍n、すなわち(P×n)と決定する。
次に、CPU1は、nを“1”増加する。そして再度、上記(1)〜(3)式を演算し、割引金額減額後の金額Cと一般最低利益率Rの保証金額Aとを比較して、割引金額減額後の金額Cが保証金額A以上であることを確認すると、値引番号nに対する割引率を(P×n)と決定する処理を繰り返す。
こうして、割引金額減額後の金額Cが保証金額A未満となったならば、CPU1は、この一般許容割引率算出処理を終了する。
図10は前記社販許容割引率算出処理の内容を具体的に示す流れ図である。この処理ステップに入ると,CPU1は、上記商品設定データ中の単価(Tとする),原価(Gとする)及び社販最低利益率(Rとする)と、上記値下げ条件データ中の社販割引率単位(Pとする)とから下記(4)〜(6)式を演算する。
A=G+(G×R/100) …(4)
B=T×(P−n)/100 …(5)
C=T−B …(6)
なお、nは初期値が1の整数である。Aは原価Gに対して社販最低利益率Rが保証される金額である。Bは単価Tを社販割引率単位Pの整数倍nの割引率で割引したときの割引金額である。Cは単価Tから割引金額Bを減額した金額である。
CPU1は、割引金額減額後の金額Cと社販最低利益率Rの保証金額Aとを比較する。そして、割引金額減額後の金額Cが保証金額A以上であることを確認すると、CPU1は、社販番号nに対する割引率を社販割引率単位Pの整数倍n、すなわち(P×n)と決定する。
次に、CPU1は、nを“1”増加する。そして再度、上記(4)〜(6)式を演算し、割引金額減額後の金額Cと社販最低利益率Rの保証金額Aとを比較して、割引金額減額後の金額Cが保証金額A以上であることを確認すると、社販番号nに対する割引率を(P×n)と決定する処理を繰り返す。
こうして、割引金額減額後の金額Cが保証金額A未満となったならば、CPU1は、この社販許容割引率算出処理を終了する。
ここに、本実施の形態のPOS端末は、CPU1が実行する商品コード入力処理のST4〜ST9の各処理によって許容値下げ情報決定手段を構成している。
CPU1は、ST10の処理ステップに進むと、タッチパネル9の表示を商品登録画面50から、図7に示すレイアウトの値下げボタン画面60に切り替える。この値下げボタン画面60には、“値引M%”,“値引2M%”,…“値引6M%”,“社販N%”,“社販2N%”…,“値引6M%”のように種々の値下げ情報がボタン名称として対応付けられた複数のボタンイメージが配置された値下げボタン表示部61と、取消ボタン621を含むファンクションボタン表示部62と、メッセージ表示部63とが形成されている。
そして値下げボタン表示部61において、直前に実行された一般許容割引率算出処理で値引番号1に対する割引率(P×1)が決定された場合にはその割引率(P×1)がMの部分に表示され、値引番号2に対する割引率(P×2)が決定された場合にはその割引率(P×2)が2Mの部分に表示され、値引番号3に対する割引率(P×3)が決定された場合にはその割引率(P×3)が3Mの部分に表示される。同様に、値引番号4に対する割引率(P×4)が決定された場合にはその割引率(P×4)が4Mの部分に表示され、値引番号5に対する割引率(P×5)が決定された場合にはその割引率(P×5)が5Mの部分に表示され、値引番号6に対する割引率(P×6)が決定された場合にはその割引率(P×6)が6Mの部分に表示される。
また、直前に実行された社販許容割引率算出処理で社販番号1に対する割引率(P×1)が決定された場合にはその割引率(P×1)がNの部分に表示され、社販番号2に対する割引率(P×2)が決定された場合にはその割引率(P×2)が2Nの部分に表示され、社販番号3に対する割引率(P×3)が決定された場合にはその割引率(P×3)が3Nの部分に表示される。同様に、社販番号4に対する割引率(P×4)が決定された場合にはその割引率(P×4)が4Nの部分に表示され、社販番号5に対する割引率(P×5)が決定された場合にはその割引率(P×5)が5Nの部分に表示され、社販番号6に対する割引率(P×6)が決定された場合にはその割引率(P×6)が6Nの部分に表示される。
ここに、本実施の形態のPOS端末は、CPU1が実行する商品コード入力処理のST10の処理によって値下げパネル表示手段を構成している。また、CPU1とタッチパネル9とによって許容値下げ情報報知手段を構成している。
その後、CPU1は、ST11としてファンクションボタン表示部62の取消ボタン621がタッチ操作されるか、ST12として値下げボタン表示部61のいずれかのボタンがタッチ操作されるのを待機する。
ここで、値下げボタン表示部61のいずれかのボタンがタッチ操作されたことを検知した場合には、CPU1は、ST13としてそのタッチ操作されたボタンに割引率が設定されているか否かを判断する。そして割引率が設定されている場合には、CPU1は、ST14として直前に登録された商品の販売金額に当該割引率を乗じて値引額を算出する。しかる後、CPU1は、ST15としてタッチパネル9の画面を値下げボタン521が入力される直前の商品登録画面50に戻す。そして、明細表示部51に表示された最新の入力商品コードに対応して、ST14の処理で算出された値引額を表示させるとともに、それに対応する販売金額から上記値引額を減算する(値下げ処理手段)。その後、値引後の販売金額で直前に登録された商品を売上げ処理する。
一方、タッチパネル9に値下げボタン画面60が表示されている状態において、取消ボタン621がタッチ操作された場合、あるいは割引率が設定されていないタッチボタンがタッチ操作された場合には、CPU1は、ST16としてタッチパネル9の画面を値下げボタン521が入力される直前の商品登録画面50に戻す。そして、直前に登録された商品をその商品の販売金額で売上げ処理する。
本実施の形態のPOS端末が導入された販売店においては、店員が例えばスキャナ15を操作して客が買上げる販売商品の商品コードをPOS端末に入力すると、この販売商品の品名,単価,販売点数,販売金額等がタッチパネル9の商品登録画面50に表示される。ここで、当該販売商品を値引販売する場合、店員は商品登録画面50に表示されている値下げボタン521をタッチ操作する。
そうすると、当該販売商品の商品コードに対応して商品ファイル41に設定されている商品設定データのなかから値下げ条件コードが抽出され、さらに、この値下げ条件コードに対応して値下げ条件ファイル42に設定されている値下げ条件データが取得される。そして、この値下げ条件データにより一般割引可能であると判定されると、当該販売商品の単価T,原価G及び一般最低利益率Rと、当該値下げ条件データ中の一般割引率単位Pとから、許容される一般割引率(P×n)が決定される。また、同値下げ条件データにより社販割引可能であると判定されると、当該販売商品の単価T,原価G及び社販最低利益率Rと、当該値下げ条件データ中の社販割引率単位Pとから、許容される社販割引率(P×n)が決定される。そして、この許容される一般割引率(P×n)及び社販割引率(P×n)を名称とするボタンイメージが配置された値下げボタン画面60がタッチパネル9に表示される。
例えば今、値下げ条件ファイル42に図4に示す値下げ条件データが設定されている場合において、図11に示す内容の商品設定データが設定された商品コード(0000000234)を入力したとする。そうすると、タッチパネル9には、図6に示した商品登録画面50が表示される。ここで、値下げボタン521をタッチ操作すると、当該商品設定データの値下げ条件コード“7”に対する項目“一般割引可否”と“社販割引可否”はいずれも割引可能を示す“1”なので、一般許容割引率算出処理と社販許容割引率算出処理とが実行される。
一般許容割引率算出処理においては、先ず、A=480(400+(400×20)/100)、B=28(567×(5×1)/100:小数点以下切捨て)、C=539(567−28)が演算され、C≧Aが成立するので、値引番号1の割引率(5×1)=5%が決定される。
次に、A=480、B=56(567×(5×2)/100)、C=511(567−56)が演算され、C≧Aが成立するので、値引番号2の割引率(5×2)=10%が決定される。
次に、A=480、B=85(567×(5×3)/100)、C=482(567−56)が演算され、C≧Aが成立するので、値引番号3の割引率(5×3)=15%が決定される。
次に、A=480、B=113(567×(5×4)/100)、C=454(567−56)が演算され、C≧Aが成立しないので、値引番号4以上の割引率は決定されない。
一方、社販許容割引率算出処理においては、先ず、A=440(400+(400×10)/100)、B=56(567×(10×1)/100:小数点以下切捨て)、C=511(567−56)が演算され、C≧Aが成立するので、社販番号1の割引率(10×1)=10%が決定される。
次に、A=440、B=113(567×(10×2)/100)、C=454(567−113)が演算され、C≧Aが成立するので、社販番号2の割引率(10×2)=20%が決定される。
次に、A=440、B=170(567×(10×3)/100)、C=397(567−170)が演算され、C≧Aが成立しないので、社販番号3以上の割引率は決定されない。
かくして、図12に示す内容の値下げボタン画面60がタッチパネル9に表示される。この画面60から店員は、当該商品(商品AAA)に対しては、一般割引の場合には5%,10%及び15%の割引による値下げが許容されており、社販割引の場合には10%及び20%の割引による値下げが許容されていることを知り得る。
そこで、例えば10%の一般割引を実施する場合には、ボタン名称“値引10%”のボタンをタッチ操作する。そうすることにより、当該商品(商品AAA)は、販売金額567円の10%である56円が値引され、販売金額511円で売上げ処理される。
また、20%の社販割引を実施する場合には、ボタン名称“社販20%”のボタンをタッチ操作する。そうすることにより、当該商品(商品AAA)は、販売金額567円の20%である113円が値引され、販売金額455円で売上げ処理される。
このように本実施の形態によれば、販売商品の登録後に値下げボタン521をタッチ操作することによって、当該販売商品に許容された値下げ情報が選択肢としてボタンイメージでタッチパネル9に表示され、その中から所望する値下げ情報のボタンをタッチ操作して選択することによって、当該販売商品の販売金額に対して当該値下げ情報による値下げ演算が実行されるので、以下の効果を奏する。
すなわち、割引率や値引額等を置数入力する必要がないので、置数する面倒がない上、置数ミス等によって適正でない割引率や値引額で値下げ処理されてしまうおそれがなく、常に適正な値下げ販売を処理することができる。
また、商品登録前に会員種別コードを入力する等の制約がなく、タッチパネル9のボタン操作のみでよいので、操作が簡便である。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、前記実施の形態では値下げボタン521をタッチパネル9のファンクションボタンとしたが、キーボード7に設けられた固定のキーを値下げボタンとして機能させるようにしても、本発明の操作性を損ねるものではなく、適用可能である。
また、前記実施の形態では、値下げ条件データとして割引率単位を設定し、商品コードの入力後で値下げボタン521が操作さされた都度、この割引率単位と商品毎に設定された単価,原価及び最低利益率から許容される値下げ情報を決定するようにしたが、予め許容される値下げ情報を別処理で求めておき、値下げ条件ファイル42には各値下げ条件コードに対応して値下げ情報のパターンを記憶するようにしてもよい。こうすることにより、値下げボタン521が操作された際には、値下げ条件ファイル42から該当する値下げ条件コードに対応して記憶されている値下げ情報を読み出して値下げボタン画面60を作成し、タッチパネル9に表示させるだけなので、値下げボタン521を操作してから値下げボタン画面60が表示されるまでの待ち時間を短縮することができる。
また、前記実施の形態ではPOS端末自身が商品ファイル41と値下げ条件ファイル42を記憶保持したが、当該POS端末に対して通信インターフェイス6を介して接続された上位コンピュータがこれらのファイル41,42を記憶管理し、POS端末が必要に応じて各ファイル41,42のデータを検索するようにしてもよい。
なお、前記実施の形態では、一般割引と社販割引の2種類の値下げを行う場合を説明したが、値下げの種類はこの2種類に限定されるものではなく、例えば販売金額そのものを変更する売価変更や、マークダウン(季節の変り目や新製品発売時期等に旧製品の大幅な割引販売を行うこと)に対しても同様に適用できるものである。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
本発明の一実施の形態であるPOS端末の要部構成を示すブロック図。 同実施の形態においてPOS端末が有する商品ファイルのデータ構造を示す模式図。 同実施の形態においてPOS端末が有する値下げ条件ファイルのデータ構造を示す模式図。 同値下げ条件ファイルに記憶される一データ例を示す図。 同実施の形態におけるPOS端末のタッチパネルに表示される商品登録画面のレイアウトを示す平面図。 同商品登録画面のデータ表示例を示す平面図。 同実施の形態におけるPOS端末のタッチパネルに表示される値下げボタン画面のレイアウトを示す平面図。 同実施の形態におけるPOS端末のCPUが実行する商品コード入力処理の要部を示す流れ図。 図8におけるステップ“一般許容割引率算出処理”の具体的な処理手順を示す流れ図。 図8におけるステップ“社販許容割引率算出処理”の具体的な処理手順を示す流れ図。 商品設定データの一例を示す模式図。 値下げボタン画面のデータ表示例を示す平面図。
符号の説明
1…CPU、7…キーボード、9…タッチパネル、13…プリンタ、15…スキャナ、41…商品ファイル、42…値下げ条件ファイル、50…商品登録画面、60…値下げボタン画面。

Claims (2)

  1. 商品毎に設定された商品コードが入力されると、その商品コードによって特定される販売商品の単価と販売点数とから販売金額を算出し、この販売金額に対して値下げの情報が入力されると、前記販売金額を値下げ演算するとともに値下げ後の販売金額で前記販売商品を売上処理する商品販売データ処理装置において、
    各商品の商品コードと関連付けてその商品に許容された値下げに関する情報を記憶する許容値下げ情報記憶手段と、
    前記販売商品の値下げを指令する値下げ指令手段と、
    この値下げ指令手段により前記商品コードが入力された販売商品の値下げが指令されると当該販売商品の商品コードと関連付けられて前記許容値下げ情報記憶手段に記憶されている情報に基づき許容される値下げ情報を選択肢として報知する許容値下げ情報報知手段と、
    この許容値下げ情報報知手段により報知された値下げ情報のなかからいずれかの値下げ情報が選択されると、その値下げ情報にしたがって前記販売商品の販売金額を値下げ演算する値下げ処理手段と、
    を具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 商品毎に設定された商品コードが入力されると、その商品コードによって特定される販売商品の単価と販売点数とから販売金額を算出し、この販売金額に対する値下げの情報が入力されると、前記販売金額を値下げ演算するとともに値下げ後の販売金額で前記販売商品を売上処理するもので、表示部としてタッチパネルを備えた商品販売データ処理装置において、
    各商品の商品コードと関連付けてその商品に許容された値下げに関する情報を記憶する許容値下げ情報記憶手段と、
    前記販売商品の値下げを指令する値下げ指令手段と、
    この値下げ指令手段により前記商品コードが入力された販売商品の値下げが指令されると当該販売商品の商品コードと関連付けられて前記許容値下げ情報記憶手段に記憶されている情報に基づき許容される値下げ情報を決定する許容値下げ情報決定手段と、
    この許容値下げ情報決定手段により決定された値下げ情報が対応付けられたボタンイメージの画面を前記タッチパネルに表示させる値下げパネル表示手段と、
    この値下げパネル表示手段の制御により前記タッチパネルに表示されたボタンイメージのタッチ操作によっていずれかの値下げ情報が選択されると、その値下げ情報にしたがって前記販売商品の販売金額を値下げ演算する値下げ処理手段と、
    を具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
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