JP4063949B2 - 電子式キャッシュレジスタ装置及びその料金計算方法 - Google Patents

電子式キャッシュレジスタ装置及びその料金計算方法 Download PDF

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    • G07G1/12Cash registers electronically operated

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子式キャッシュレジスタ装置及びその料金計算方法、特に操作者に特別の知識や訓練を施さなくても、顧客の注文を入力するだけで顧客にとって有利となる割引価格を算出することが可能な電子式キャッシュレジスタ装置及びその料金計算方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年経済活動の高度化、活発化が促され、商取引においては、POSシステムを設置して商品の売上データを通信回線を使用して集め、販売の管理、分析を行なうという手法が採用されている。このようなPOSシステムにあっては、店舗において販売される品目の料金、或いはセットメニューがセンター若しくは各店舗の統括部門で決定されてそのデータが店舗内の各電子式キャッシュレジスタ装置にダウンロードされて記憶手段に格納される。各操作者(店員)は顧客の注文する単品の品目、或いはセットメニューから選ばれた品目を電子式キャッシュレジスタ装置に入力し、注文が出尽くしたところで合計キーを押すと、合計の金額が表示されるようになっている。
【0003】
このようなPOSシステムで使用される電子式キャッシュレジスタ装置の一般例としては例えば図27に示すものがある。図27は電子式キャッシュレジスタ装置の外観構成の一例を示す側面図である。図27において、符号1は電子式キャッシュレジスタ装置の装置本体、2は操作内容や計算結果が表示される表示装置である。装置本体1の上面1aには入力手段としてのキーボードが設けられ、このキーボードには通常、入力操作部を兼ねる液晶パネル等の操作パネルが設けられている。このようなキーボードの従来構造としては例えば図28に示すようなものがある。
【0004】
図28において、符号3はキーボード全体を示す。4はセットメニューとなっている品目を指定するためのセットメニューキーを示し、このセットメニューキー4は、Aセットキー4a、Bセットキー4b、Cセットキー4c、・・・、Nセットキー4n、というようにセットメニューとして登録されているセットの数だけ設けられている。5は注文を取るために必要な項目や品目が表示されるとともに、品目指定操作が行なわれる表示・操作パネル、6は飲物を指定するためのドリンクキーであり、このドリンクキーを押すと表示・操作パネル5には各種の飲物が表示され操作者が顧客の注文に応じて飲物を指定できるようになっている。7はセットメニューの注文を受けたときに飲物を指定するためのセット用ドリンクキーである。このセット用ドリンクキー7は顧客がセット品目を注文したときにそのセットに付く飲物を指定するために設けられているもので、このセット用ドリンクキー7を押すと表示・操作パネル5にはセットメニューの品目に付く各種の飲物が表示され操作者が顧客の注文に応じてそのセットに付く飲物を指定できるようになっている。8は単品の品目を指定するための単品キーであり、顧客の注文に応じて個々の品目を指定するための入力キーである。さらに9は注文された品目を合わせた合計の料金計算を指示するための合計キーである。
【0005】
図29は上記ような従来の電子式キャッシュレジスタ装置の回路構成を概略的に示すブロック図である。図29において、符号2は表示装置、3は各種の指示が入力されるキーボードであり、これらは図27および図28において示されたものと同じである。11は各品目の種類と料金が格納されたメニュー記憶部、12は顧客注文の料金を算出する計算部、13はレシートその他のデータを出力する印字部、14はこの電子式キャッシュレジスタ装置とセンター等に設置されたマスター装置との間でデータの送受信を行なう通信インターフェース、15は前記各機能部の動作をコントロールする制御部である。
【0006】
このような構成を有する従来の電子式キャッシュレジスタ装置の動作について説明する。ここでは、電子式キャッシュレジスタ装置がファーストフード店に設置されて使用される場合について述べる。この場合において、顧客からの注文が単品を指定してなされるものであるときは、操作者はキーボード3の単品キー8を押していって注文を受け付ける。ここで「単品」とは、例えばハンバーガー、チーズバーがー、フィッシュバーガー、フライドポテト、アップルパイなどの品目を指す。さらに、顧客がドリンクの注文を出した場合は、ドリンクキー6を押すと、キーボード3の表示・操作パネル5には各種のドリンクが表示され、操作者は顧客からのドリンク品目の指定にしたがってそのドリンクを表示・操作パネル5から入力する。そして、顧客の注文が確定したら合計キー9を押す。この操作によって制御部15は計算部12を起動させ、計算部12はメニュー記憶部11から各注文の品目とその値段を検索して計算を行い合計金額を算出する。この計算結果は表示装置2に表示される。他方、顧客からの注文がセットの品目を指定してなされるものであるときは、操作者はキーボード3のセットメニューキー4の中から顧客が指定したセット(例えばAセット)のキー4aを押して注文を受け付ける。セットメニューとは単品の中のある品目を販売店側が複数個選んで組み合わせ、通常は割り引き料金を設定してまとめ売りする品目をいう。セットメニューには通常、飲物が付いているからセットメニューの中の品目の注文を受けたときは、上記セットキー4aが押された後ドリンクキーが押される。このとき、セットメニューの中の品目に付くドリンクは割り引き値段に設定されているから、通常のドリンクキー6とは別に設けられたセット用ドリンクキー7が押される。すると、キーボード3の表示・操作パネル5にはそのセットに付けられるドリンクが幾種類か表示され、操作者は顧客からのドリンク品目の指定にしたがってそのドリンクを表示・操作パネル5から入力する。そして、顧客の注文が確定したら合計キー9を押す。この操作によって制御部15は計算部12を起動させ、計算部12はメニュー記憶部11から各注文の品目とその料金を検索して計算を行い合計金額を算出する。この計算結果は表示装置2に表示される。計算部12の計算動作において、このときに検索されるメニュー記憶部11にはセットメニューに指定されているセットの料金とそのセットに付けられるドリンクの割引の料金とが他の品目の値段とともに登録されているから、それぞれ該当する料金が検索されて計算が行なわれ、合計金額が算出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の電子式キャッシュレジスタ装置にあっては、単品のメニューもセットメニューも、料金はそれぞれの品目独自のものとして個々にメニュー記憶部11に登録されているものであるから、例えば顧客はセット料金で買いたい場合は、セットを指定して注文を出さないとセット料金が適用されないという不具合がある。すなわち、顧客がどのようなセットがあるかを認識していなければ単品毎に注文を出すしかなく、そうすれば注文の内容は同じでもセットメニューキー4で受け付けるか、単品キー8で受け付けるかによって料金が異なってしまう。
【0008】
また、ドリンクキーは、通常のドリンクキー6とセット用ドリンクキー7とに分けて設置されているため、例えば操作者が顧客空の注文を単品入力しているのにドリンクに関しては間違えてセット用ドリンクキー7を押したりすると、そのドリンクに対してはセットの料金が適用されてしまい、後の売上集計などで食い違いが生じる虞がある。
【0009】
さらに、セットメニューがあるために、必然的に操作キー4、6、7、8、或いはその他のキーは数が多くならざるを得ず、操作者はそれぞれのキーが何の指示を入力し、どんな場合に押すべきかを覚えなければならず、この知識が充分でないと上述のような押し間違いといった状態が起こる。
【0010】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、操作者に特別の知識や訓練を施さなくても、顧客の注文を入力するだけで顧客にとって有利となる割引価格を算出することが可能な電子式キャッシュレジスタ装置及びその料金計算方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、電子式キャッシュレジスタ装置に、顧客により注文された品目を入力する入力部と、各品目の種類と料金が格納されたメニュー記憶手段と、品目情報からセットメニューを割り出すメニュー検索部と、顧客注文の料金を算出する計算部と、前記各機能部の動作をコントロールする制御手段とを備えたことを要旨するものである。とりわけ、本発明はメニュー記憶手段から品目の情報を取り出してそれがセットメニューになるか否かを検索するメニュー検索部を備えたことを特徴としている。
【0012】
かかる構成により、販売品目についてセットメニューの注文を受け付ける店舗において、単品で注文が入力された場合に、制御部のコントロールの下にメニュー検索部がこの単品の情報からセットメニューとなる組み合わせを自動的に選択して注文を受け付ける。これにより顧客は特にセットである品目を認識してなくてもセット価格で商品を購入することができ、割り引きの恩恵を受けることができる。
【0013】
また、単品の情報からセットメニューとなる組み合わせを複数セット作成可能である場合は、パラメータにしたがって複数のセットメニューを作成することもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、販売品目についてセットメニューの注文を受け付ける店舗において、単品で注文が入力された場合に、この単品の情報からセットメニューとなる組み合わせを自動的に選択してセットメニューの割り引き値段で料金を計算するようにしたものである。
【0015】
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1記載の電子式キャッシュレジスタ装置の料金計算方法において、単品の情報からセットメニューとなる組み合わせを複数セット作成可能である場合は、パラメータにしたがって複数のセットメニューが作成されるようにしたものであり、複数のセットメニューを作成することにより割り引き金額を大きく出来るという作用を有する。
【0016】
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項2記載の電子式キャッシュレジスタ装置の料金計算方法において、パラメータは、より割り引き金額の多いものから順にセットメニューとなる組み合わせを選択するようにしたものであり、割り引き金額をできるだけ大きくすることによりユーザの便宜を図るという作用を有する。
【0017】
本発明の請求項4に記載の発明は、電子式キャッシュレジスタ装置に、顧客により注文された品目を入力する入力部と、各品目の種類と料金が格納されたメニュー記憶手段と、メニュー記憶手段に格納された品目情報からセットメニューを割り出すメニュー検索部と、顧客注文の料金を算出する計算部と、前記各機能部の動作をコントロールする制御手段とを備えたものであり、単品で注文が入力された場合に、制御手段のコントロールの下にメニュー検索部が前記単品の情報からセットメニューとなる組み合わせを自動的に選択し、その検索結果に基づいて計算部が料金を計算することにより顧客の便宜を図るという作用を有する。
【0018】
本発明の請求項5に記載の発明は、請求項4記載の電子式キャッシュレジスタ装置において、メニュー検索部は、単品で注文が入力された場合に、この単品の情報を基にメニュー記憶手段を検索してセットメニューとなる組み合わせを選択するようにしたものである。
【0019】
本発明の請求項6に記載の発明は、請求項5記載の電子式キャッシュレジスタ装置において、メニュー検索部は、複数のセットメニューを作成するためのパラメータを格納するもので、より適正な割り引き計算が行なえるという作用を有する。
【0020】
以下、本発明の実施の形態を添付の図面を参照して説明する。
【0021】
図1は本発明の一実施の形態に係る電子式キャッシュレジスタ装置の回路構成を表すブロック図である。図1において、符号2は表示装置、3は各種の指示が入力されるキーボードであり、これらは従来の回路構成を説明した図29において示されたものと同じである。21は各品目の種類と料金が格納されたメニュー記憶部、22は顧客注文の料金を算出する計算部、23はレシートその他のデータ記録紙を出力する印字部、24はこの電子式キャッシュレジスタ装置とセンター等に設置されたマスター装置との間でデータの送受信を行なう通信インターフェース、25はメニュー記憶部21に格納された品目情報からセットメニューを割り出すメニュー検索部、26は前記各機能部の動作をコントロールする制御部である。本発明はメニュー記憶部21から品目の情報を取り出してそれがセットメニューになるか否かを検索するメニュー検索部25を備えていることが上記従来の電子式キャッシュレジスタ装置と異なっており、このメニュー検索部25はメニュー記憶部21と制御部26との間に接続されている。また、メニュー記憶部21はメニュー検索部25に接続される一方で制御部26にも接続され、通信インターフェース24を通してセンター、或いは各店舗の統括部門から受信したメニュー情報を制御部26から転送されるようになっている。また制御部26にはCPUが用いられ、各種動作のコントロール、および売り上げ集計などの処理を行なう。
【0022】
図2は本実施の形態におけるキーボードの構造を示す平面図である。このキーボードの構造も、基本的には図28に示すものと同様な構造であり、図2において、符号3はキーボード全体を示す。4はセットメニューとなっている品目を指定するためのセットメニューキーを示し、このセットメニューキー4は、Aセットキー4a、Bセットキー4b、Cセットキー4c、・・・、Nセットキー4n、というようにセットメニューとして登録されているセットの数だけ設けられている。ここでいうAセット、Bセット、Cセット、・・・、Nセットとは、例えばファーストフード店についてみれば、ハンバーガーセット、チーズバーガーセット、フィッシュバーガーセット等を指す。一例としてハンバーガーセットを挙げれば、これはハンバーガーとフライドポテトと一種類のドリンク(例:コーヒー)を組み合わせて一品目としたものである。5は注文を取るために必要な項目や品目が表示されるとともに、品目指定操作が行なわれる表示・操作パネル、6は飲物を指定するためのドリンクキーであり、このドリンクキーを押すと表示・操作パネル5には各種の飲物が表示され操作者が顧客の注文に応じて飲物を指定できるようになっている。8は単品の品目を指定するための単品キーであり、顧客の注文に応じて個々の品目を指定するための入力キーである。さらに9は注文された品目を合わせた合計の料金計算を指示するための合計キーである。本発明はメニュー検索部25がセットメニューになるか否かを検索することにより、キーボード3からセット用ドリンクキー7が削除されている点が上記従来の電子式キャッシュレジスタ装置と異なっており、操作者は現在顧客から受けている注文が単品メニューであるかセットメニューであるかを判断しながらキーを使い分ける必要性をなくしている。
【0023】
このような構成を有する従来の電子式キャッシュレジスタ装置の動作について説明する。ここにおいても、上記従来例の動作説明で用いたのと同様に、電子式キャッシュレジスタ装置がファーストフード店に設置されて使用される場合について述べる。この場合において、顧客からの注文が単品を指定してなされるものであるときは、操作者はキーボード3の単品キー8を押していって注文を受け付ける。ここで「単品」とは、例えばハンバーガー、チーズバーガー、フィッシュバーガー、フライドポテト、アップルパイなどの品目を指す。さらに、顧客がドリンクの注文を出した場合は、ドリンクキー6を押すと、キーボード3の表示・操作パネル5には各種のドリンクが表示され、操作者は顧客からのドリンク品目の指定にしたがってそのドリンクを表示・操作パネル5から入力する。そして、顧客の注文が確定したら合計キー9を押す。この操作によって制御部26は計算部22とメニュー検索部25とを起動させ、メニュー検索部25はメニュー記憶部21から各注文の品目とその値段を検索して顧客が注文した品目がセットメニューになるか否かを演算処理により検索して、検索結果を計算部22へ通知する。計算部22はメニュー検索部25の検索結果に基づいて料金計算を行い合計金額を算出する。この計算結果は表示装置2に表示される。
【0024】
また、顧客はセットメニューの中からセット品目を指定して注文を出すこともでき、顧客からの注文がセットの品目を指定してなされるものであるときは、操作者はキーボード3のセットメニューキー4の中から顧客が指定したセット(例えばAセット)のキー4aを押して注文を受け付ける。このセットメニューの中の品目の注文を受けたときは、上記セットキー4aが押された後ドリンクキーが押される。このときにおいても、本実施の形態では、セットに付くドリンクは割り引き値段に設定されており通常のドリンク料金とは違っているにも拘らず、通常のドリンクキー6が押される。すると、制御部26が現在の注文はセットメニューの注文であることを認識してキーボード3の表示動作を制御し、その表示・操作パネル5には上記Aセットに付けられるドリンクが幾種類か表示され、操作者は顧客からのドリンク品目の指定にしたがってそのドリンクを表示・操作パネル5から入力する。そして、顧客の注文が確定したら合計キー9を押す。この操作によって制御部26は計算部22とメニュー検索部25とを起動させ、メニュー検索部25はメニュー記憶部21から各注文の品目とその値段を検索する。この場合セットメニュー4の中の品目のみが注文されている場合は、メニュー記憶部21にはセットメニューに指定されているセットの料金とそのセットに付けられるドリンクの割引の料金とが他の品目の値段とともに登録されているから、メニュー検索部25はそれぞれ該当する料金を検索して、検索結果を計算部22へ通知する。計算部22はメニュー検索部25の検索結果に基づいて料金計算を行い合計金額を算出する。この計算結果は表示装置2に表示される。
【0025】
他方、セットメニュー4の中の品目の注文に加えて、追加の注文として幾つかの単品と何種類かのドリンクが注文されている場合は、メニュー検索部25は追加注文された品目について、メニュー記憶部21から各追加注文の品目とその値段を検索して顧客が追加注文した品目がさらにセットメニューになるか否かを演算処理により検索しセットメニューになるものについてはセットの品目として検索結果を計算部22へ通知する。計算部22はメニュー検索部25の検索結果に基づいて料金計算を行い合計金額を算出する。この計算結果は表示装置2に表示される。
【0026】
次に、上記メニュー検索部25による顧客注文品目がセットメニューになるか否かの演算処理の内容について説明する。図3はこのメニュー検索部25の演算処理動作を説明するフロー図である。図3において、各処理ステップ(以下、単にステップという)の動作内容を説明すると次のようになる。
【0027】
ステップ1: このステップではメニュー検索部25の中に設けられたフラグにセットキー処理中であるかどうかを示すデータの入力動作を行なう。セットキー処理とは、顧客がセットメニューの中からセット品目を指定して注文を出したときに操作者がキーボード3のセットメニューキー4の中から顧客が指定したセット(例えばAセット)のキー4aを押して注文を受け付けた場合の処理をいう。セットキー処理を行なった場合は、セットキー処理中フラグは1、そうでない場合は0が立てられる。
【0028】
ステップ2: このステップではセットキー処理中フラグが「1」であるか「0」であるかの判断処理を行なう。
【0029】
ステップ3: このステップではセットキー処理に基づくVM(バリュー・ミール:Value Meal)別最大取得数確定処理を行なう。VMとは上記ハンバーガーセット、チーズバーガーセットなどのようにセットメニュー(割り引き料金が適用される組み合わせ品目)としてメニュー記憶部21に登録されている品目を指し、1つのバリュー・ミール・テーブルは、ハンバーガーやフライドポテトのような、セットに必ず含まれるアイテムの情報と、エニイ・アイテム・テーブル・ナンバーを持つエニイ・アイテム・テーブルにおいてドリンクのように選択可能なアイテムの集まりを指す。
【0030】
ステップ4: このステップではオートマチック・バリュー・ミール処理に基づくバリュー・ミール別最大取得数確定処理を行なう。オートマチック・バリュー・ミール処理とは、メニュー検索部25による、注文品目についてメニュー記憶部21から各注文品目とその値段を検索して顧客が注文した品目がバリュー・ミールになるか否かを演算処理により検索する処理をいう。
【0031】
ステップ5: このステップではバリュー・ミール別の最大取得数が確定したか否か(最大取得数が全て0になったか否か)の判断処理を行なう。
【0032】
ステップ6: このステップではバリュー・ミール・プライス・テーブル別の最大取得数確定処理を行なう。1つのバリュー・ミール・プライス・テーブルは、バリュー・ミール・テーブル・ナンバーと、エニイ・アイテム・テーブルに登録されたアイテムの情報から成り(例:ハンバーガーセット+コーラ;チーズバーガーセット+オレンジジュース等)、割引金額の大きい順に並びかえた表の記憶テーブルをいい、メニュー記憶部21に設定されている。
【0033】
ステップ7: このステップではバリュー・ミール・プライス・テーブル別の最大取得数が確定したか否か(最大取得数が全て0になったか否か)の判断処理を行なう。
【0034】
ステップ8: このステップでは検索の結果得られたバリュー・ミール・プライス・テーブル別の最大取得数が0でないバリュー・ミール・プライス・テーブルが一種類のみであるか否かの判断処理を行なう。
【0035】
ステップ9: このステップではアイテム別の影響度判定処理を行なう。これは、メニュー検索部25による、バリュー・ミールになるか否かの演算処理において、セットになると判定された場合に、どのセットとして確定させるかの判定の基礎に、各アイテムの影響度を考慮して判定結果を出す処理をいう。ここで、アイテムとはメニュー記憶部21に登録されている単品の品目をいう。
【0036】
ステップ10: このステップではバリュー・ミール・プライス・テーブル別の影響度確定処理を行なう。これは、上記ステップ9と同様、メニュー検索部25による、バリュー・ミールになるか否かの演算処理において、セットになると判定された場合に、どのセットとして確定させるかの基礎に、バリュー・ミール・プライス・テーブルの各データの影響度を考慮して判定結果を出す処理をいう。
【0037】
ステップ11: このステップではバリュー・ミール・プライス・テーブルの決定処理を行なう。これは、上記ステップ10において、バリュー・ミール・プライス・テーブルの各データの影響度を考慮して判定した結果、そのセット品目の料金を決定する。
【0038】
ステップ12: このステップでは上記ステップ11において決定されたセット品目の登録処理を行なう。
【0039】
ステップ13: このステップではアイテム微調整処理、すなわち上記ステップ12においてセットになるものはセット品目として登録された後に残った単品を注文品目として集計する処理を行なう。
【0040】
ステップ14: このステップではセット品目の登録と、アイテムの微調整が終了した後において、顧客の注文内容のすべてがメニュー検索され残った注文品目はないか否かの判断処理を行なう。
【0041】
ステップ15: このステップではステップ8における判断結果に基づいたセット品目の登録処理を行なう。
【0042】
ステップ16: このステップではアイテム微調整処理、すなわち上記ステップ15においてセットになるものはセット品目として登録された後に残った単品の集計処理を行なう。
【0043】
ステップ17: このステップではセット品目の登録と、アイテムの微調整が終了した後において、顧客の注文内容のすべてがメニュー検索されたか否かの判断処理を行なう。
【0044】
ステップ18: このステップではセットキー処理中フラグが「1」であるか「0」であるかの判断処理を行なう。
【0045】
ステップ19: このステップでは上記ステップ18においてセットキー処理中フラグが「1」であると判断された場合にそのフラグを「0」に書き換える処理を行なう。
【0046】
ステップ20: このステップではエニイ・アイテム(Any Item)エラー表示判定処理、すなわち注文受け付けにおいてドリンクなどのセットに付けられるべき品目(エニイ・アイテム)の登録がなされていない場合にエラー判定 を行ない、且つその表示処理を行なう。
【0047】
ステップ21: このステップではメニュー検索部25による顧客注文品目がセットメニューになるか否かの演算処理がすべて終了したことによる、その結果の表示処理を行なう。具体的には、セット登録により確定されたバリュー・ミールと、最後まで残った単品の価格を計算し、表示する。
【0048】
以上の各ステップを実行することによって、メニュー検索部25による顧客注文品目がセットメニューになるか否かの演算処理がおこなわれる。
ここで、実際の演算処理を具体的な顧客の注文事例(オーダー事例)を挙げて説明する。以下の場合において、顧客の注文は単品別の品目指定(追加注文を含む)を行なってなされたものとする。
【0049】
(オーダー事例1)
オーダー事例1として、単品別のオーダー内容(注文内容)は、ハンバーガー(HAMB)1個、チーズバーガー(CHB)1個、フライドポテト(MEDFRY)1個、ドリンクとしてコーラ(M COKE)1個であるものとする。また、この注文内容においてバリュー・ミールを作成した場合ハンバーガーセットよりもチーズバーガーセットの方が割引金額が大きいものとする。図4は上記注文内容と、この注文内容に基づいてメニュー検索部25の内部で作成された注文データの例を表形式で示す図である。図4(a)は注文内容のデータを示す表、図4(b)は顧客注文品目からセット作成の可能性があるバリュー・ミールを候補として抽出した表でありバリュー・ミールNo.1はハンバーガーセットを表しこのセットは単品品目(特にこれを「固定アイテム」とする。前出の「エニイ・アイテム」に対する用語である)ハンバーガーとフライドポテトを含むものである一方、バリュー・ミールNo.2はチーズバーガーセットを表しこのセットはチーズバーガーとフライドポテトを含むものであることを表している。図4(c)は注文内容品目のうちのバリュー・ミールに付けられるドリンクなどのエニイ・アイテムを示す表でありアイテムNo.1はコーラを表し、アイテムNo.2は別のドリンクを表している。図4(d)は図4(b)の表と図4(c)の表を組み合わせたときに出来上がる、バリュー・ミールを料金の安い(割引金額の大きい)順に並べて示す表(これをバリュー・ミール・プライス・テーブルという)である。
【0050】
(第1段階演算処理)
図3のフロー図において、メニュー検索部25の演算処理が開始されると、メニュー検索部25は先ずステップ1において当該メニュー検索部25の中に設けられたフラグにセットキー処理中であることを示す「1」データの入力動作を行ない、続くステップ2においてセットキー処理中フラグが1であるか否かをチェックする。この場合はフラグは「1」であるからステップ3のセットキー処理に基づくVM別最大取得数確定処理を実行する。この処理においてメニュー検索部25はセットキーを探すが、セットキーはとられていないので、ステップ5において、VM別最大取得数が全て0になったか否かの判断処理を行なった場合全て0と判断される。このためフローはステップ18に移行し、セットキー処理中フラグが「1」であるか「0」であるかの判断処理を行なう。このステップ18では、先にステップ1においてセットキー処理中フラグに「1」を書き込んであるため、ステップ19に移行し、そのフラグを「0」に書き換える処理を行なう。さらにステップ20においてエニイ・アイテムエラー表示判定処理を行なう。ここでは、セットはとら れていないのでエラーフラグは立てないでステップ2に戻る。これでメニュー検索部25の1回目の演算処理が終了する。
【0051】
(第2段階演算処理)
次に、メニュー検索部25の2回目の演算処理として、ステップ2においてセットキー処理中フラグが1であるか否かをチェックする。この場合フラグは、先の1回目の演算処理におけるステップ19で「0」に書き換えられているから、「0」である。よってメニュー検索部25はステップ4のオートマチック・バリュー・ミール処理に基づくバリュー・ミール別最大取得数確定処理を行なう。図5は第2段階演算処理での注文内容及びメニュー検索部25によるバリュー・ミール別最大取得数確定処理に際して作成された検索データの例を表形式で示す図である。図5(a)は第2段階演算処理での注文内容のデータを示す表、図5(b)はバリュー・ミールNo.1を構成する固定アイテムが注文内容の中にそれぞれ何個あるかを示す表である。この例ではハンバーガーが1個、フライドポテトが1個あることが表されている。図5(c)はバリュー・ミール別最大取得数確定処理で得られた結果の登録内容を示すもので、メニュー検索部25のレジスタなどに書き込まれる。バリュー・ミール別最大取得数確定処理ではそのバリュー・ミールを構成する各固定アイテムの個数を比較して個数の小さい方をバリュー・ミール別最大取得数として(上の事例では「1」を)登録する。このような処理をチーズバーガーセットについても行ない、それぞれのバリュー・ミールについてのバリュー・ミール別最大取得数を登録する。図5(d)はこのようにして登録されたそれぞれのバリュー・ミール別最大取得数をバリュー・ミールの番号別に一覧形式で示した表である。
【0052】
以上のステップ3の処理においてメニュー検索部25はバリュー・ミール別最大取得数として「1」を登録したからバリュー・ミール別最大取得数は0でない。よって、ステップ5において、最大取得数が全て0になったか否かの判断処理を行なった場合全て0でないと判断される。よって、次のステップ6においては、バリュー・ミール・プライス・テーブル別の最大取得数確定処理が行なわれる。
【0053】
これは図5(d)に示されたバリュー・ミール別最大取得数の表と図4(d)に示されたバリュー・ミール・プライス・ナンバー表を組み合わせて演算処理するものである。図6(a)は図4(d)のバリュー・ミール・プライスNo.1についてバリュー・ミールNo.2のバリュー・ミールおよびエニイ・アイテムが何個取れるかを示す表である。この例ではバリュー・ミールNo.2のバリュー・ミールが1個、エニイ・アイテムとしてコーラが1個とれることが表されている。図6(b)はバリュー・ミール・プライス・テーブル別の最大取得数確定処理で得られた結果の登録内容を示すもので、メニュー検索部25のレジスタなどに書き込まれる。バリュー・ミール・プライス・テーブル別最大取得数確定処理ではそのバリュー・ミール・プライス・ナンバーに含まれるバリュー・ミールの個数とエニイ・アイテムの個数を比較して個数の小さい方をバリュー・ミール・プライス・テーブル別最大取得数として(上の事例では「1」を)登録する。このような処理をバリュー・ミール・プライスNo.2についても行ない、それぞれのバリュー・ミール・プライス・ナンバーについてのバリュー・ミール・プライス・テーブル別最大取得数を登録する。図6(c)はこのようにして登録されたそれぞれのバリュー・ミール・プライス・テーブル別最大取得数をバリュー・ミール・プライス・テーブル・ナンバー別に一覧形式で示した表である。
【0054】
以上のステップ6の処理においてメニュー検索部25はバリュー・ミール・プライス・テーブル別最大取得数として「1」を登録したからバリュー・ミール・プライス・テーブルバリュー・ミール別最大取得数は0でない。よって、ステップ7において、バリュー・ミール・プライス・テーブル別最大取得数が全て0になったか否かの判断処理を行なった場合全て0でないと判断されるから、次のステップ8において検索の結果得られたバリュー・ミール・プライス・テーブル別の最大取得数が0でないバリュー・ミール・プライスが一種類のみであるか否かの判断処理を行なう。この判断処理においては、上記ステップ6の処理の結果バリュー・ミール・プライス・テーブル別の最大取得数が全て0でないバリュー・ミール・プライスが一種類のみではないので、次のステップ9においてアイテム別の影響度判定処理を行なう。
【0055】
図7はメニュー検索部25によるアイテム別の影響度判定処理に際して作成された検索データの例を表形式で示す図である。図7(a)はコーラについてみた場合のハンバーガー系の固定アイテム(つまりハンバーガー、またはチーズバーガー)が含まれるバリュー・ミール・プライス・ナンバーとその個数、および合計数(これをaとする)を示す表である。この例では、上記図4(d)から、バリュー・ミール・プライスNo.1とバリュー・ミール・プライスNo.2の項がコーラに関わるものであるから該当ナンバーは1、2であり、またそれぞれの固定アイテムは1個であるから各項に「1」が書き込まれ、また合計数aとして「2」が書き込まれる。図7(b)は注文でとられたコーラの個数(これをbとする)を示す表である。この例では、コーラの注文数は1であるから当該表には個数bとして「1」が書き込まれる。図7(c)はアイテム別影響度判定処理で得られた結果の登録内容を示すもので、メニュー検索部25のレジスタなどに書き込まれる。ここで、アイテム別の影響度判定処理に際しては、
a>b
のときは影響有りとしてアイテム別影響数「1」が登録され、
a≦b
のときは影響なしとしてアイテム別影響数「0」を登録する。上記の例では、
a=2であり、またb=1であるから、
a>b
となり、影響有りのアイテム別影響数に対応する「1」が登録される。
【0056】
図7(d)はアイテム別影響度判定処理で得られた結果が登録されたそれぞれのアイテム別影響数をバリュー・ミールの固定アイテム、エニイ・アイテムの各種別に一覧形式で示した表である。この結果、ハンバーガーおよびチーズバーガーについてみた場合はそれぞれa=1であり、またb=1であるから、
a≦b
となり、影響なしのアイテム別影響数に対応する「0」が登録される。また、フライドポテトおよびコーラについてみた場合はそれぞれa=2であり、またb=1であるから、
a>b
となり、影響有りのアイテム別影響数に対応する「1」が登録される。
【0057】
以上のようなアイテム別影響度判定処理が実行された後、次のステップ10ではバリュー・ミール・プライス・テーブル別の影響度数確定処理が行なわれる。このバリュー・ミール・プライス・テーブル別影響度数確定処理は、各バリュー・ミール・プライス・ナンバーに含まれるアイテム(固定アイテム、エニイ・アイテムの両方)についてのアイテム別影響度数を合計することにより求められる。図8はメニュー検索部25によるバリュー・ミール・プライス・テーブル別影響度数確定処理に際して作成された検索データの例を表形式で示す図である。図8において、バリュー・ミール・プライス・テーブル別影響度数は、上記ステップ9の結果を考慮すると、バリュー・ミール・プライスNo.1についてのアイテム別影響度は、チーズバーガーは0、フライドポテトは1、コーラは1であり、この結果バリュー・ミール・プライス・テーブル別影響度数は「2」となる。また、バリュー・ミール・プライスNo.2についてのアイテム別影響度は、ハンバーガーは0、フライドポテトは1、コーラは1であり、この結果バリュー・ミール・プライス・テーブル別影響度数は「2」となる。
【0058】
そしてこのバリュー・ミール・プライス・テーブル別影響度確定処理が実行された後、ステップ11においてバリュー・ミール・プライス・テーブルの決定処理を行なわれる。このバリュー・ミール・プライス・テーブルの決定処理では、決定条件として、先ず第1に、
「バリュー・ミール・プライス・テーブル別影響度数の一番小さもの」
が選択され、第2に
「割引金額が一番大きいもの」
が選択されるものとしている。第1の条件についてみると、バリュー・ミール・プライスNo.1とバリュー・ミール・プライスNo.2は影響度数が何れも「2」であるから同等である。他方、第2の条件についてみると、バリュー・ミール・プライスNo.1の方が優位であるのでこのステップ11ではバリュー・ミール・プライスNo.1のバリュー・ミール、すなわちチーズバーガー&コーラセットと決定する。
【0059】
次に、ステップ12において上記ステップ11において決定されたセット品目の登録処理を行なう。図9はメニュー検索部25によるセット登録処理によって作成された登録データの例を表形式で示す図である。図9において、バリュー・ミール・プライス表には確定数の欄が設けられ、ステップ11において決定されたバリュー・ミール・プライス・テーブルに「1」が書き込まれる。
【0060】
次にステップ13において、アイテム微調整処理が行なわれる。図10はメニュー検索部25によるアイテム微調整処理によって更新された注文内容のデータを表形式で示す図である。この処理では最初の注文の中身から、セット登録された品目すなわちバリュー・ミール・プライスNo.1のアイテムを減らす処理が実行される。これにより、チーズバーガー1個とフライドポテト1個とコーラ1個が減らされ、ハンバーガー1個のみがオーダー表の中に残る。
【0061】
次にステップ14において顧客の注文内容のすべてがメニュー検索され残った注文品目はないか否かの判断処理を行なう。この場合、ステップ13のアイテム微調整処理によりハンバーガー1個がオーダー表の中に残っており、残った注文品目は0でないのでステップ2へ戻る。これでメニュー検索部25の2回目の演算処理が終了する。
【0062】
(第3段階演算処理)
次に、メニュー検索部25の3回目の演算処理として、ステップ2においてセットキー処理中フラグが1であるか否かをチェックする。この場合フラグは「0」であるからステップ4のオートマチック・バリュー・ミール処理に基づくバリュー・ミール別最大取得数確定処理を行なう。図11は第3段階演算処理でのメニュー検索部25によるバリュー・ミール別最大取得数確定処理に際して作成された検索データの例すなわちバリュー・ミール別最大取得数をバリュー・ミールの番号別に一覧形式で示す図である。この時点では、先のステップ13のアイテム微調整処理によりハンバーガー1個がオーダー表の中に残っているだけであるので、バリュー・ミール別最大取得数は「0」となる。
【0063】
上記ステップ4の処理においてメニュー検索部25は入力された単品情報を探すとバリュー・ミール別最大取得数は0であるので、ステップ5において、VM別最大取得数が全て0になったか否かの判断処理を行なった場合全て0と判断される。このためフローはステップ18に移行し、セットキー処理中フラグが「1」であるか「0」であるかの判断処理を行なう。このステップ18ではフラグは「0」であるからステップ21において結果表示処理を行ない売買結果が表示装置2に表示される。これによりメニュー検索部25による顧客注文品目がセットメニューになるか否かの演算処理がすべて終了したことになり、一連のメニュー検索処理は終了する。その後、顧客と操作者との間における金銭の授受が行なわれ、印字部23からレシートが印字出力される。図12は印字部23から出力されるレシートの一例を示す図である。
【0064】
図13は以上説明したオーダー事例1におけるメニュー検索部25の演算処理を表形式にまとめた図である。図13において、最上段に記載された1回目、2回目、3回目は、それぞれ第1段階演算処理、第2段階演算処理、第3段階演算処理を表す。そして図13中の○印で囲んだバリュー・ミール・プライス・ナンバーがバリュー・ミールとして決定されたことを示している。
【0065】
(オーダー事例2)
オーダー事例2として、単品別のオーダー内容は、ハンバーガー1個、チーズバーガー1個、フライドポテト2個、ドリンクとしてコーラ1個、別のドリンク(M SPRT:ここではオレンジジュースとしておく)1個であるものとする。また、この注文内容においてバリュー・ミールを作成した場合、上記オーダー事例1とは異なりチーズバーガーセットよりもハンバーガーセットの方が割引金額が大きいものとする。図14は上記注文内容と、この注文内容に基づいてメニュー検索部25の内部で作成された注文データの例を表形式で示す図である。図14(a)は注文内容のデータを示す表、図14(b)は顧客注文品目からセット作成の可能性があるバリュー・ミールを候補として抽出した表でありバリュー・ミールNo.1はハンバーガーセットを表しこのセットは固定アイテムがハンバーガーとフライドポテトを含むものである一方、バリュー・ミールNo.2はチーズバーガーセットを表しこのセットはチーズバーガーとフライドポテトを含むものであることを表している。図14(c)は注文内容品目のうちのバリュー・ミールに付けられるドリンクなどのエニイ・アイテムを示す表でありアイテムNo.1はコーラを表し、アイテムNo.2はオレンジジュースを表している。そして、図14(c)では、アイテムNo.1のコーラが2個、アイテムNo.2のジュースが1個のオーダー内容を示すデータが書き込まれている。図14(d)は図14(b)の表と図14(c)の表を組み合わせたときに出来上がるバリュー・ミールを、料金の安い(割引金額の大きい)順に並べて示すバリュー・ミール・プライス・テーブルである。このバリュー・ミール・プライス・テーブルから、ハンバーガー&コーラセットが一番割引金額が大きく、以下、チーズバーガー&コーラセット、ハンバーガー&オレンジジュースセットの順で割引金額が小さくなって行くことがわかる。
【0066】
(第1段階演算処理)
この第1段階演算処理は上記オーダー事例1における第1段階処理を同じ処理動作が行なわれる。すなわち、図3のフロー図において、メニュー検索部25の演算処理が開始されると、メニュー検索部25は先ずステップ1において当該メニュー検索部25の中に設けられたフラグにセットキー処理中であることを示す「1」データの入力動作を行ない、続くステップ2においてセットキー処理中フラグが1であるか否かをチェックする。この場合はフラグは「1」であるからステップ3のセットキー処理に基づくVM別最大取得数確定処理を実行する。この処理においてメニュー検索部25はセットキーを探すが、セットキーはとられていないので、ステップ5において、VM別最大取得数が全て0になったか否かの判断処理を行なった場合全て0と判断される。このためフローはステップ18に移行し、セットキー処理中フラグが「1」であるか「0」であるかの判断処理を行なう。このステップ18では、先にステップ1においてセットキー処理中フラグに「1」を書き込んであるため、ステップ19に移行し、そのフラグを「0」に書き換える処理を行なう。さらにステップ20においてエニイ・アイテムエラー表示判定処理を行なう。ここでは、セットはとられていないのでエラーフラグは立てないでステップ2に戻る。これでメニュー検索部25の1回目の演算処理が終了する。
【0067】
(第2段階演算処理)
次に、メニュー検索部25の2回目の演算処理として、ステップ2においてセットキー処理中フラグが1であるか否かをチェックする。この場合フラグは、先の1回目の演算処理におけるステップ19で「0」に書き換えられているから、「0」である。よってメニュー検索部25はステップ4のオートマチック・バリュー・ミール処理に基づくバリュー・ミール別最大取得数確定処理を行なう。図15は第2段階演算処理でのメニュー検索部25によるバリュー・ミール別最大取得数確定処理に際して作成された検索データの例を表形式で示す図である。なお、第2段階演算処理での注文内容のデータは図14(a)に示すものと同様であるので省略する。また、バリュー・ミール別最大取得数確定処理における、バリュー・ミールを構成する各固定アイテムの個数を比較して個数の小さい方をバリュー・ミール別最大取得数として登録するやり方や、各バリュー・ミール(ハンバーガーセット、チーズバーガーセット)についてバリュー・ミール別最大取得数を求めるといった点は、上記オーダー事例1の場合と同様であるので説明は省略する。図15はバリュー・ミール別最大取得数確定処理の結果として登録されたそれぞれのバリュー・ミール別最大取得数をバリュー・ミールの番号別に一覧形式で示した表である。
【0068】
以上のステップ4の処理においてメニュー検索部25はバリュー・ミール別最大取得数として「1」を登録したからバリュー・ミール別最大取得数は0でない。よって、ステップ5において、最大取得数が全て0になったか否かの判断処理を行なった場合全て0でないと判断される。よって、次のステップ6においては、バリュー・ミール・プライス・テーブル別の最大取得数確定処理が行なわれる。
【0069】
これは図15に示されたバリュー・ミール別最大取得数の表と図14(d)に示されたバリュー・ミール・プライス・テーブルのナンバー表を組み合わせて演算処理するものである。このバリュー・ミール・プライス・テーブル別の最大取得数確定処理における各バリュー・ミール・プライス・ナンバーについて、それに対応するバリュー・ミール・ナンバーのバリュー・ミールおよびエニイ・アイテムが何個取れるかを検索し、またバリュー・ミール・プライス・テーブル別の最大取得数確定処理で得られた結果の登録のしかたについては上記オーダー事例1の場合と同様であるので説明は省略する。図16は上記バリュー・ミール・プライス・テーブル別最大取得数確定処理の結果として登録されたそれぞれのバリュー・ミール・プライス・テーブル別最大取得数をバリュー・ミール・プライス・テーブル・ナンバー別に一覧形式で示した表である。
【0070】
以上のステップ6の処理においてメニュー検索部25はバリュー・ミール・プライス・テーブル別最大取得数として「1」を登録したからバリュー・ミール・プライス・テーブルバリュー・ミール別最大取得数は0でない。よって、ステップ7において、バリュー・ミール・プライス・テーブル別最大取得数が全て0になったか否かの判断処理を行なった場合全て0でないと判断されるから、次のステップ8において検索の結果得られたバリュー・ミール・プライス・テーブル別の最大取得数が0でないバリュー・ミール・プライスが一種類のみであるか否かの判断処理を行なう。この判断処理においては、上記ステップ6の処理の結果バリュー・ミール・プライス・テーブル別の最大取得数が全て0でないバリュー・ミール・プライスが一種類のみではないので、次のステップ9においてアイテム別の影響度判定処理を行なう。
【0071】
このアイテム別の影響度判定処理における特定のドリンク(例えばコーラ)についてみた場合のハンバーガーなどの固定アイテムが含まれるバリュー・ミール・プライス・ナンバーとその個数および合計数aを求める処理、および各バリュー・ミール・プライス・ナンバーに対応するドリンクの個数bを求める処理、およびアイテム別の影響度判定処理で得られた結果の登録のしかたについては上記オーダー事例1の場合と同様であるので説明は省略する。また、このオーダー事例2においても、アイテム別の影響度判定処理に際しては、
a>b
のときは影響有りとしてアイテム別影響数「1」が登録され、
a≦b
のときは影響なしとしてアイテム別影響数「0」を登録する。このオーダー事例2においては、コーラについてみると、
a=2であり、またb=1であるから、
a>b
となり、影響有りのアイテム別影響数に対応する「1」が登録される。他方、オレンジジュースについてみると、
a=1であり、またb=1であるから、
a≦b
となり、影響なしのアイテム別影響数に対応する「0」が登録される。
【0072】
図17はメニュー検索部25によるアイテム別の影響度判定処理で得られた結果の登録内容のアイテム別影響数をバリュー・ミールの固定アイテム、エニイ・アイテムの各種別に一覧形式で示した表であり、メニュー検索部25のレジスタなどに書き込まれる。この結果、ハンバーガーについてみた場合はa=2であり、またb=1であるから、
a>b
となり、影響有りのアイテム別影響数に対応する「1」が登録される。
【0073】
また、チーズバーガーについてみた場合はa=1であり、またb=1であるから、
a≦b
となり、影響なしのアイテム別影響数に対応する「0」が登録される。
【0074】
また、フライドポテトについてみた場合はa=3であり、またb=1であるから、
a>b
となり、影響有りのアイテム別影響数に対応する「1」が登録される。
【0075】
また、コーラについてみた場合はa=2であり、またb=1であるから、
a>b
となり、影響有りのアイテム別影響数に対応する「1」が登録される。
【0076】
さらに、オレンジジュースについてみた場合はa=1であり、またb=1であるから、
a≦b
となり、影響なしのアイテム別影響数に対応する「0」が登録される。
【0077】
以上のようなアイテム別影響度判定処理が実行された後、次のステップ10ではバリュー・ミール・プライス・テーブル別の影響度数確定処理が行なわれる。図18はメニュー検索部25によるバリュー・ミール・プライス・テーブル別影響度数確定処理に際して作成された検索データの例を表形式で示す図である。図18において、バリュー・ミール・プライス・テーブル別影響度数は、上記ステップ9の結果を考慮すると、バリュー・ミール・プライスNo.1についてのアイテム別影響度は、ハンバーガーは1、フライドポテトは1、コーラは1であり、この結果バリュー・ミール・プライス・テーブル別影響度数は「3」となる。また、バリュー・ミール・プライスNo.2についてのアイテム別影響度は、チーズバーガーは0、フライドポテトは1、コーラは1であり、この結果バリュー・ミール・プライス・テーブル別影響度数は「2」となる。さらに、バリュー・ミール・プライスNo.3についてのアイテム別影響度は、ハンバーガーは1、フライドポテトは1、オレンジジュースは0であり、この結果バリュー・ミール・プライス・テーブル別影響度数は「2」となる。
【0078】
そしてこのバリュー・ミール・プライス・テーブル別影響度確定処理が実行された後、ステップ11においてバリュー・ミール・プライス・テーブルの決定処理を行なわれる。このバリュー・ミール・プライス・テーブルの決定処理では、決定条件として、上記オーダー事例1の場合と同様に、先ず第1に、
「バリュー・ミール・プライス・テーブル別影響度数の一番小さもの」
が選択され、第2に
「割引金額が一番大きいもの」
が選択されるものとしている。そこで、第1の条件についてみると、バリュー・ミール・プライスNo.1とバリュー・ミール・プライスNo.2とバリュー・ミール・プライスNo.3の中では、バリュー・ミール・プライスNo.2とバリュー・ミール・プライスNo.3とが優位になっている。これにより、バリュー・ミール・プライスNo.1のハンバーガーセット(具体的にはハンバーガー&コーラセット)はバリュー・ミール・プライス・テーブルの決定処理の対象から外される。すなわちこのオーダー事例では、ハンバーガーとコーラのバリュー・ミールは選択していけないということが分かる。
【0079】
他方、第2の条件についてみると、バリュー・ミール・プライスNo.2の方が優位であるのでこのステップ11ではバリュー・ミール・プライスNo.2のバリュー・ミール、すなわちチーズバーガー&コーラセットと決定する。
【0080】
次に、ステップ12において上記ステップ11において決定されたセット品目の登録処理を行なう。図19はメニュー検索部25によるセット登録処理によって作成された登録データの例を表形式で示す図である。図19において、バリュー・ミール・プライス表には確定数の欄が設けられ、ステップ11において決定されたバリュー・ミール・プライス・テーブルに「1」が書き込まれる。
【0081】
次にステップ13において、アイテム微調整処理が行なわれる。図20はメニュー検索部25によるアイテム微調整処理によって更新された注文内容のデータを表形式で示す図である。この処理では最初の注文の中身から、セット登録された品目すなわちバリュー・ミール・プライスNo.2のアイテムを減らす処理が実行される。これにより、チーズバーガー1個とフライドポテト1個とコーラ1個が減らされ、ハンバーガー1個、フライドポテト1個およびオレンジジュース1個がオーダー表の中に残る。
【0082】
次にステップ14において顧客の注文内容のすべてがメニュー検索され残った注文品目はないか否かの判断処理を行なう。この場合、ステップ13のアイテム微調整処理によりハンバーガー1個、フライドポテト1個およびオレンジジュース1個がオーダー表の中に残っており、残った注文品目は0でないのでステップ2へ戻る。これでメニュー検索部25の2回目の演算処理が終了する。
【0083】
(第3段階演算処理)
次に、メニュー検索部25の3回目の演算処理として、ステップ2においてセットキー処理中フラグが1であるか否かをチェックする。この場合フラグは「0」であるからステップ4のオートマチック・バリュー・ミール処理に基づくバリュー・ミール別最大取得数確定処理を行なう。なお、第3段階演算処理でのバリュー・ミール別最大取得数確定処理における、バリュー・ミールを構成する各固定アイテムの個数を比較して個数の小さい方をバリュー・ミール別最大取得数として登録するやり方や、各バリュー・ミール(ここではハンバーガーセットのみに可能性がある)についてバリュー・ミール別最大取得数を求めるといった点は、上記オーダー事例1の場合と同様であるので説明は省略する。図21はバリュー・ミール別最大取得数確定処理の結果として登録されたバリュー・ミール別最大取得数をバリュー・ミールの番号別に一覧形式で示した表である。この時点では、先のステップ13のアイテム微調整処理によりハンバーガー1個、フライドポテト1個およびオレンジジュース1個がオーダー表の中に残っているので、バリュー・ミール別最大取得数は「1」となる。
【0084】
以上のステップ4の処理においてメニュー検索部25はバリュー・ミール別最大取得数として「1」を登録したからバリュー・ミール別最大取得数は0でない。よって、ステップ5において、最大取得数が全て0になったか否かの判断処理を行なった場合全て0でないと判断される。よって、次のステップ6においては、バリュー・ミール・プライス・テーブル別の最大取得数確定処理が行なわれる。
【0085】
これは図21に示されたバリュー・ミール別最大取得数の表と図14(d)に示されたバリュー・ミール・プライス・テーブルのナンバー表を組み合わせて演算処理するものである。なおこの時点では、バリュー・ミール・プライス・テーブルは先の第2段階演算処理においてバリュー・ミール・プライスNo.1は選択不適当としてバリュー・ミール・プライス・テーブルの決定処理の対象から外され、またバリュー・ミール・プライスNo.2はバリュー・ミール・プライス・テーブルとして決定され登録されたから、バリュー・ミール・プライス・テーブルに残っているのはバリュー・ミール・プライスNo.3だけである。このバリュー・ミール・プライス・テーブル別の最大取得数確定処理における各バリュー・ミール・プライス・ナンバーについて、それに対応するバリュー・ミール・ナンバーのバリュー・ミールおよびエニイ・アイテムが何個取れるかを検索し、またバリュー・ミール・プライス・テーブル別の最大取得数確定処理で得られた結果の登録のしかたについては上記オーダー事例1の場合と同様であるので説明は省略する。図22は上記バリュー・ミール・プライス・テーブル別最大取得数確定処理の結果として登録されたそれぞれのバリュー・ミール・プライス・テーブル別最大取得数をバリュー・ミール・プライス・テーブル・ナンバー別に一覧形式で示した表である。
【0086】
以上のステップ6の処理においてメニュー検索部25はバリュー・ミール・プライス・テーブル別最大取得数として「1」を登録したからバリュー・ミール・プライス・テーブルバリュー・ミール別最大取得数は0でない。よって、ステップ7において、バリュー・ミール・プライス・テーブル別最大取得数が全て0になったか否かの判断処理を行なった場合全て0でないと判断されるから、次のステップ8において検索の結果得られたバリュー・ミール・プライス・テーブル別の最大取得数が0でないバリュー・ミール・プライスが一種類のみであるか否かの判断処理を行なう。この判断処理においては、上記ステップ6の処理の結果バリュー・ミール・プライス・テーブル別の最大取得数が全て0でないバリュー・ミール・プライスが一種類であるのでセット品目はハンバーガー&オレンジジュースのセットに自動的に決まり、ステップ15に移行して上記セット品目の登録処理を行なう。図23はメニュー検索部25によるセット登録処理によって作成された登録データの例を表形式で示す図である。図23において、バリュー・ミール・プライス表の確定数の欄には、ステップ8において判別されたバリュー・ミール・プライスNo.3に「1」が書き込まれる。
【0087】
次にステップ16において、アイテム微調整処理が行なわれる。図24はメニュー検索部25によるアイテム微調整処理によって更新された注文内容のデータを表形式で示す図である。この処理では図20における更新された注文の中身から、セット登録された品目すなわちバリュー・ミール・プライスNo.3のアイテムを減らす処理が実行される。これにより、ハンバーガー1個とフライドポテト1個とオレンジジュース1個が減らされ、結局オーダー表の中に残る品目は0となる。
【0088】
次にステップ17において顧客の注文内容のすべてがメニュー検索され残った注文品目はないか否かの判断処理を行なう。この場合、ステップ16アイテム微調整処理によりオーダー表の中に残る品目は0となったからステップ21へ移行する。ステップ21においては結果表示処理を行ない売買結果が表示装置2に表示される。これによりオーダー事例2におけるメニュー検索部25による顧客注文品目がセットメニューになるか否かの演算処理がすべて終了したことになり、一連のメニュー検索処理は終了する。その後、顧客と操作者との間における金銭の授受が行なわれ、印字部23からレシートが印字出力される。図25は印字部23から出力されるレシートの一例を示す図である。
【0089】
図26は以上説明したオーダー事例2におけるメニュー検索部25の演算処理を表形式にまとめた図である。図26において、最上段に記載された1回目、2回目、3回目は、それぞれ第1段階演算処理、第2段階演算処理、第3段階演算処理を表す。そして図26中の○印で囲んだバリュー・ミール・プライス・ナンバーがバリュー・ミールとして決定されたことを示している。この表を総括してみると、単品品目を指定して出された顧客の注文に対してオートマチック・バリュー・ミール処理を施すことによって、第2段階演算処理でバリュー・ミール・プライスNo.2のセットを登録し、さらに第3段階演算処理でバリュー・ミール・プライスNo.3のセットを登録したことがわかる。そして、選択するセットとしてはバリュー・ミール・プライスNo.1のものも可能性はあったが、これを選択するとバリュー・ミールとしてのセットは1個しか選択できないため、セットが2個作ることのできる上記処理が実行されたのである。
【0090】
ここまででオーダー事例1とオーダー事例2について、メニュー検索部25による顧客注文品目がセットメニューになるか否かの演算処理を説明してきたが、同様な方法で、どのようなオーダーが出されようと、メニュー検索部25は最適なバリュー・ミールを検索して顧客の注文に応じるようにするから、顧客はより安い料金で商品を購入することができる。また、操作者すなわち店舗のクルー(店員)は、電子式キャッシュレジスタ装置のキーが単品注文の場合とセット注文の場合とで異なっているといった操作上の規則を覚えなくても、いつでも同じようなキー操作をしているだけでよいので、作業が楽になる。
【0091】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、電子式キャッシュレジスタ装置に、注文品目を入力する入力部と、各品目と料金が格納されたメニュー記憶手段と、品目情報からセットメニューを割り出すメニュー検索部と、顧客注文の料金を算出する計算部と、前記各機能部の動作をコントロールする制御手段とを備えたため、販売品目についてセットメニューの注文を受け付ける店舗において、単品で注文が入力された場合に、制御部のコントロールの下にメニュー検索部がこの単品の情報からセットメニューとなる組み合わせを自動的に選択して注文を受け付ける。これにより顧客は特にセットである品目を認識してなくてもセット価格で商品を購入することができ、割り引きの恩恵を受けることができる。
【0092】
また、操作者は、電子式キャッシュレジスタ装置のキーが単品注文の場合とセット注文の場合とで異なっているといった操作上の規則を覚えなくても、いつでも同じようなキー操作をしているだけでよく、作業が楽になる等種々の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電子式キャッシュレジスタ装置の回路構成を表すブロック図
【図2】前記実施の形態に係る電子式キャッシュレジスタ装置のキーボードの構造を示す平面図
【図3】前記実施の形態に係る電子式キャッシュレジスタ装置のメニュー検索部の演算処理動作を説明するフロー図
【図4】(a)前記実施の形態に係る電子式キャッシュレジスタ装置における注文内容のデータを示す表
(b)前記実施の形態に係る電子式キャッシュレジスタ装置における顧客注文品目からセット作成の可能性があるバリュー・ミールを候補として抽出した表
(c)前記実施の形態に係る電子式キャッシュレジスタ装置における注文内容品目のうちのバリュー・ミールに付けられるエニイ・アイテムを示す表
(d)図4(b)の表と図4(c)の表を組み合わせたときに出来上がる、バリュー・ミールを料金の安い(割引金額の大きい)順に並べて示す表
【図5】(a)前記実施の形態に係る電子式キャッシュレジスタ装置における第2段階演算処理での注文内容のデータを示す表
(b)前記実施の形態に係る電子式キャッシュレジスタ装置におけるバリュー・ミールNo.1を構成する固定アイテムが注文内容の中にそれぞれ何個あるかを示す表
(c)前記実施の形態に係る電子式キャッシュレジスタ装置におけるバリュー・ミール別最大取得数確定処理で得られた結果の登録内容を示す図
(d)前記実施の形態に係る電子式キャッシュレジスタ装置における登録されたそれぞれのバリュー・ミール別最大取得数をバリュー・ミールの番号別に一覧形式で示した表
【図6】(a)前記実施の形態に係る電子式キャッシュレジスタ装置において図4(d)のバリュー・ミール・プライスNo.1についてバリュー・ミールNo.2のバリュー・ミールおよびエニイ・アイテムが何個取れるかを示す表
(b)はバリュー・ミール・プライス・テーブル別の最大取得数確定処理で得られた結果の登録内容を示す図
(c)登録されたそれぞれのバリュー・ミール・プライス・テーブル別最大取得数をバリュー・ミール・プライス・テーブル・ナンバー別に一覧形式で示した表
【図7】(a)前記実施の形態係る電子式キャッシュレジスタ装置においてアイテム別の影響度判定処理に際して作成された検索データの例を表形式で示す図であり、コーラについてみた場合のハンバーガー系の固定アイテムが含まれるバリュー・ミール・プライス・ナンバーとその個数、および合計数を示す表
(b)注文でとられたコーラの個数を示す表
(c)アイテム別影響度判定処理で得られた結果の登録内容を示す図
(d)アイテム別影響度判定処理で得られた結果が登録されたそれぞれのアイテム別影響数をバリュー・ミールの固定アイテム、エニイ・アイテムの各種別に一覧形式で示した表
【図8】前記実施の形態におけるメニュー検索部によるバリュー・ミール・プライス・テーブル別影響度数確定処理に際して作成された検索データの例を表形式で示す図
【図9】前記実施の形態におけるメニュー検索部によるセット登録処理によって作成された登録データの例を表形式で示す図
【図10】前記実施の形態におけるメニュー検索部によるアイテム微調整処理によって更新された注文内容のデータを表形式で示す図
【図11】前記実施の形態における第3段階演算処理でのメニュー検索部によるバリュー・ミール別最大取得数確定処理に際して作成された検索データの例をバリュー・ミールの番号別に一覧形式で示す図である。
【図12】前記実施の形態における印字部から出力されるレシートの一例を示す図
【図13】前記実施の形態において説明したオーダー事例1におけるメニュー検索部の演算処理を表形式にまとめた図である。
【図14】(a)前記実施の形態における注文内容と、この注文内容に基づいてメニュー検索部の内部で作成された注文内容のデータの例を表形式で示す図
(b)顧客注文品目からセット作成の可能性があるバリュー・ミールを候補として抽出した表
(c)注文内容品目のうちのバリュー・ミールに付けられるドリンクなどのエニイ・アイテムを示す表
(d)図14(b)の表と図14(c)の表を組み合わせたときに出来上がるバリュー・ミールを、料金の安い(割引金額の大きい)順に並べて示すバリュー・ミール・プライス・テーブル
【図15】前記実施の形態におけるバリュー・ミール別最大取得数確定処理の結果として登録されたそれぞれのバリュー・ミール別最大取得数をバリュー・ミールの番号別に一覧形式で示した表
【図16】前記実施の形態におけるバリュー・ミール・プライス・テーブル別最大取得数確定処理の結果として登録されたそれぞれのバリュー・ミール・プライス・テーブル別最大取得数をバリュー・ミール・プライス・テーブル・ナンバー別に一覧形式で示した表
【図17】前記実施の形態におけるメニュー検索部によるアイテム別の影響度判定処理で得られた結果の登録内容のアイテム別影響数をバリュー・ミールの固定アイテム、エニイ・アイテムの各種別に一覧形式で示した表
【図18】前記実施の形態におけるメニュー検索部によるバリュー・ミール・プライス・テーブル別影響度数確定処理に際して作成された検索データの例を表形式で示す図
【図19】前記実施の形態におけるメニュー検索部によるセット登録処理によって作成された登録データの例を表形式で示す図
【図20】前記実施の形態におけるメニュー検索部によるアイテム微調整処理によって更新された注文内容のデータを表形式で示す図
【図21】前記実施の形態におけるバリュー・ミール別最大取得数確定処理の結果として登録されたバリュー・ミール別最大取得数をバリュー・ミールの番号別に一覧形式で示した表
【図22】前記実施の形態におけるバリュー・ミール・プライス・テーブル別最大取得数確定処理の結果として登録されたそれぞれのバリュー・ミール・プライス・テーブル別最大取得数をバリュー・ミール・プライス・テーブル・ナンバー別に一覧形式で示した表
【図23】前記実施の形態におけるメニュー検索部によるセット登録処理によって作成された登録データの例を表形式で示す図
【図24】前記実施の形態におけるメニュー検索部によるアイテム微調整処理によって更新された注文内容のデータを表形式で示す図
【図25】前記実施の形態における印字部から出力されるレシートの一例を示す図
【図26】前記実施の形態におけるオーダー事例2におけるメニュー検索部の演算処理を表形式にまとめた図である。
【図27】一般的な電子式キャッシュレジスタ装置の外観構成の一例を示す側面図
【図28】一般的な電子式キャッシュレジスタ装置に用いられているキーボードの従来構造を示す平面図
【図29】従来の電子式キャッシュレジスタ装置の回路構成を概略的に示すブロック図
【符号の説明】
1 装置本体(電子式キャッシュレジスタ装置)
2 表示装置
3 キーボード
21 メニュー記憶部
22 計算部
23 印字部
24 通信インタフェース
25 メニュー検索部
26 制御部

Claims (3)

  1. 販売品目についてセットメニューの注文を受け付ける店舗において、複数の単品で注文が入力された場合に、前記単品で構成するセットメニュー数を最大とする組み合わせを自動的に選択することを特徴とする電子式キャッシュレジスタ装置の料金計算方法。
  2. 販売品目についてセットメニューの注文を受け付ける店舗において、複数の単品の注文が入力された場合に、前記単品の情報から複数のセットメニューを作成する電子式キャッシュレジスタ装置の料金計算方法であって、入力されたすべての単品に対しそれぞれが含まれるすべてのセットメニューを検索し、前記検索で得られたすべてのセットメニューに含まれる単品の数と入力された単品の数をそれぞれ比較して、おのおのの単品についてセット作成可能性をもとめ、セットメニューを構成する単品のセット作成可能性を用いてセットメニューを選択することを特徴とする電子式キャッシュレジスタ装置の料金計算方法。
  3. 顧客により注文された単品を入力する入力手段と、各単品の種類と料金およびセットメニューの組み合わせが格納されたメニュー記憶手段と、前記メニュー記憶手段に格納された情と入力された情報からセットメニューを組み合わせるメニュー検索手段、前記各機能および部位の動作をコントロールする制御手段とを備えた電子式キャッシュレジスタ装置であって、
    前記メニュー検索手段は、入力されたすべての単品に対しそれぞれが含まれるすべてのセットメニューを検索する検索部と前記検索部が検索したすべてのセットメニューに含まれる単品の数と入力された単品の数をそれぞれ比較する比較部とを有し、各セットメニューを構成する単品のセット作成可能性にしたがって求めた値によりセットメニューを選択するセットメニュー選択部とよりなるものであることを特徴とする電子式キャッシュレジスタ装置。
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