JP2021028837A - 売上データ処理装置、割引商品選択方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1(a),(b)は、本実施形態における電子キャッシュレジスタ1の外観図である。この電子キャッシュレジスタ1(売上データ処理装置)は、小・中規模店舗向けのコンパクトタイプであり、タッチパネルディスプレイによって操作可能である。
図1(a)は、筐体の斜め前方から見たときの外観図である。
この電子キャッシュレジスタ1は、入力手段と表示手段とを兼ねたタッチパネルディスプレイ14(表示手段)と、筐体の後側に設けられた客用表示部15(隠面にあり)と、筐体左側に設けられた印刷部16とを含んで構成される。なお、不図示のドロアは、電子キャッシュレジスタ1の筐体と分離して配置される。
電子キャッシュレジスタ1の筐体の後側には、客用表示部15が設けられている。店舗の顧客は、電子キャッシュレジスタ1を介して店員と正対する際に、この客用表示部15を容易に視認することができる。なお、タッチパネルディスプレイ14は、オペレータが見やすく視認できるように姿勢(表示角度)を適宜変えるための姿勢変更機構(角度変更機構)を備えている。
電子キャッシュレジスタ1のオペレータ(例:店員)は、タッチパネルディスプレイ14を介して商品の個数とPLU(Price Look Up)とを入力し、小計を表示させたのちに預り金を入力することで、商品を登録することができる。この商品の登録時に、電子キャッシュレジスタ1は、不図示のドロアを引き出して、預り金を入金させる。なお、商品の登録はPLUの入力に限定されず、不図示のバーコードリーダによって商品情報を読み込ませたり、各商品に対応するボタンをタッチパネルディスプレイ14に表示させ、そのボタンを押下したりしてもよい。
図2において、電子キャッシュレジスタ1は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、タッチパネルディスプレイ14、客用表示部15、印刷部16、外部インタフェース17、入力部18、記憶部19によって構成されており、各部はバスによって接続されている。
タッチパネルディスプレイ14は、液晶ディスプレイなどの表示装置の表面に、透明なタッチパネルが積層されたものであり、表示機能と入力機能とを兼ね備えている。このタッチパネル(タッチスクリーン)は入力ペンや指先等により指示された座標を感知し、電磁誘電方式、磁気歪式、感圧式等の座標読み取り原理で指示された位置座標を検出して、CPU11に出力する。CPU11は、タッチパネルディスプレイ14を構成する表示装置に各種キーなどを表示し、これらキーの表示領域がタップされたことをタッチパネルで検知する。これにより、CPU11は、数字キーK2や商品キーK5、小計キーK3などの機能を具現化して、商品またはサービスの売り上げ登録を受け付ける。また、CPU11は、売り上げ登録を受け付けた商品またはサービスに対して所定の税率に基づいた税金額または税込価格を導出して、この税金額または税込価格をタッチパネルディスプレイ14上に出力することができる。
タッチパネルディスプレイ14の左下領域には、主に、「×」キーK1、「9」〜「0」,「00」,「・」などの数字キーK2、「小計」キーK3、「現/預」キーK4が具現化して表示されている。また、タッチパネルディスプレイ14の右上領域には、複数の商品キーK5が具現化して表示されている。また、タッチパネルディスプレイ14の右下領域には、複数のクーポンキーK6が具現化して表示されている。また、タッチパネルディスプレイ14の左上領域には、登録された商品の商品リストK7が具現化して表示される。
なお、タッチパネルディスプレイ14の他の種類のキーも表示されているがそれらのキーの説明は省略する。
印刷部16は、例えば熱転写プリンタであり、レシート情報をロールペーパ(レシート用紙)に印字して出力する。この印刷部16は、CPU11の指示により、商品またはサービスの価格および税率に基づき、税金額の合計、税抜価格の合計、税込価格の合計をレシートに出力する。
外部インタフェース17は、例えばドロア41やバーコードスキャナ42等を接続するためのものである。
ドロア41は、現金を収納する部位であり、オペレータが電子キャッシュレジスタ1を操作することにより引き出すことができる。バーコードスキャナ42は、オペレータの操作によって商品のバーコードを読み取る部位である。
CPU11は、PLUファイル191を参照して各商品または各サービスに軽減税率と標準税率のいずれが適用されるかを決定する。また、CPU11は、クーポンテーブル192を参照して、各商品または各サービスのいずれに値引きまたは割引きを適用するかを決定する。
このPLUファイル191は、PLU番号欄、商品名欄、単価欄、計算方法欄、および税率欄を含んで構成される。これにより、PLU番号と商品・単価・計算方法・税率との対応を示すことができる。
PLU番号欄は、その商品に係る商品コードが格納される。商品名欄には、その商品に係る商品名が格納される。単価欄には、その商品に適用される税の計算方法での単価が格納される。計算方法欄には、その商品に適用される税額の計算方法が格納される。例えば、計算方法欄に「外税(標準税率)」または「外税(軽減税率)」が格納されていたとき、単価欄には税抜単価が格納される。計算方法欄に「内税(標準税率)」または「内税(軽減税率)」が格納されていたとき、単価欄には税込単価が格納される。税率欄には、その商品に対応する税率がパーセント単位で格納される。税率8%は軽減税率であり、税率10%は標準税率である。
このクーポンテーブル192は、キー名称欄、割引値引名称欄、動作種別欄、数値欄、高低定義欄、バーコード欄、限定リンク欄、MAX個数欄、およびSET個数欄を含んで構成される。これにより、キー名称と、割引値引名称・動作種別・数値・高低定義・バーコード・限定リンク・MAX個数・SET個数との対応を示すことができる。
電子キャッシュレジスタ1のCPU11は、顧客との取引ごとに、ステップS10〜S20の処理を繰り返す。また、オペレータが商品を登録する毎に、CPU11はステップS10〜S13の処理を繰り返す。
CPU11は、タッチパネルディスプレイ14に表示されたキーのうち、いずれのキーがタップされたかを判定する(ステップS10)。
ステップS10にてタッチパネルディスプレイ14上の「×」キーK1がタップされたならば、CPU11は、タッチパネルディスプレイ14や客用表示部15の数字を商品数量として決定するステップS12に進み、ステップS10の処理に戻る。具体的にいうと、オペレータが商品数量を入力する際には、タッチパネルディスプレイ14上の数字キーK2をタップして商品数量を入力したのち「×」キーK1をタップするとよい。
CPU11は、タッチパネルディスプレイ14上の数字キーK2がタップされたならば(ステップS17)、タッチパネルディスプレイ14や客用表示部15の数字を更新して(ステップS18)、ステップS17の処理に戻る。
ステップS17にてCPU11は、タッチパネルディスプレイ14上の「現/預」キーK4がタップされたならば、お釣りを計算して表示し(ステップS19)、印刷部16にレシートを印字させ(ステップS20)、図6の処理を終了する。
CPU11は、タッチパネルディスプレイ14に表示されたクーポンキー1〜4のうち、いずれのキーがタップされたかを判定する(ステップA1)。
CPU11は、タッチパネルディスプレイ14上のクーポンキー1がタップされたならば(ステップA1)、値引き処理を実行する(ステップA2)。具体的にいうと、オペレータが、クーポンキー1をタップすると、CPU11は、クーポンテーブル192(図5参照)を参照して、対応する動作種別、数値、高低定義、バーコード、限定リンク(ブランク)、MAX個数(ブランク)、SET個数(ブランク)を取得する。なお、不図示のバーコードリーダが、顧客から提示されたクーポン券に記載されたバーコードを読み取り、読み取った値をキーとしてクーポンテーブル192(図5参照)を参照して、対応する動作種別、数値、高低定義、バーコード、限定リンク(ブランク)、MAX個数(ブランク)、SET個数(ブランク)を取得することもできる。バーコードの読み取りは、他のクーポンキー2〜4についても同様である。
図8(a)〜(c)は、最適な値引きの適用例の説明図である。顧客は、単価500円の「冷凍焼きおにぎり10個」を1つ(1パック)と、単価495円の「化粧水」1つを購入しようとし、これらが商品キーK5にて選択され、商品リストK7に登録されているとする。図8(a)に示すように、クーポンキー1による値引きを行わずに売上登録した場合には、「冷凍焼きおにぎり10個」に軽減税率(8%)が適用され、「化粧水」に標準税率(10%)が適用されるため、合計金額は1,085円になる。
図10(a)〜(c)は、商品ごとの購入金額が同じであるときの最適な割引きの適用例の説明図である。顧客は、単価1,000円の「冷凍チャーハン」を1つ(1パック)と、同じ単価1,000円の「口紅」1つを購入しようとし、これらが商品キーK5にて選択され、商品リストK7に登録されているとする。図10(a)に示すように、クーポンキー2による割引きを行わずに売上登録した場合には、「冷凍チャーハン」に軽減税率(8%)が適用され、「口紅」に標準税率(10%)が適用されるため、合計金額は2,180円になる。
以上で、図7のクーポン処理が終了し、図6のステップS17に進む。
したがって、税率が異なる商品について売上登録を行う際、顧客にとって最適な特典の適用を即座に提供することが可能となる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)〜(e)のようなものがある。
(a):売上登録の対象は商品に限られず、サービスであってもよい。
(b):商品またはサービスの売上登録は、商品キーのタップに限られない。電子キャッシュレジスタは、例えばバーコードスキャナで商品のPLUを入力してもよい。このとき電子キャッシュレジスタは、PLUと税率との対応テーブルにより、各商品が標準税率と軽減税率のいずれが適用されるものかを決定する。また、各商品を撮影してオブジェクト認識する方法であってもよい。
(c):電子キャッシュレジスタが出力するレシートは、紙媒体に限定されず、電子レシートであってもよい。
(d):本発明は、売上登録の商品の単価が税抜価格(外税)であっても、顧客にとって有利に働く商品の値引きまたは割引きを提供することができだけでなく、また、売上登録の商品の単価が税込価格(内税)であっても、顧客にとって有利に働く商品の値引きまたは割引きを提供することもできる。
(e):本発明は、所定の法律で例外的な税率が適用される商品と、所定の法律における原則的な税率が適用される商品とが混在する場合であっても、顧客に有利に働く商品の値引きまたは割引きを提供することができる。
〔付記〕
<請求項1>
売上登録される複数の商品に対して、所定の金額を適用した値引きを指定する値引き指定手段と、
前記値引き指定手段により指定された値引きを行う際に、前記売上登録される複数の商品に、税率が低い商品と税率が高い商品とが混在する場合は、税率が高い商品を優先的に選択し、この選択された商品に対して前記所定の金額を適用した値引きを実行する値引き実行手段と、
を備えたことを特徴とする売上データ処理装置。
<請求項2>
前記税率が高い商品をオペレータに提示するガイダンスを表示手段に表示させる表示制御手段を備える請求項1に記載の売上データ処理装置。
<請求項3>
所定数の商品のうち、所定の割引き率を適用した割引きを指定する割引き指定手段と、
前記割引き指定手段により指定された割引きを行う際に、売上登録される複数の商品について、各商品の単価及び各商品に適用される税率に基づいて、前記所定数の商品から割引き金額が高くなる上位の商品を選択し、この選択された商品に対して前記所定の割引き率を適用した割引きを実行する割引き実行手段と、
を備えたことを特徴とする売上データ処理装置。
<請求項4>
前記割引き金額が高くなる上位の商品をオペレータに提示するガイダンスを表示手段に表示させる表示制御手段を備える請求項3に記載の売上データ処理装置。
<請求項5>
売上登録される複数の商品に対して、所定の金額を適用した値引きを指定する値引き指定手段と、
前記値引き指定手段により指定された値引きを行う際に、前記売上登録される複数の商品に、税率が低い商品と税率が高い商品とが混在する場合は、税率が高い商品を優先的に選択し、この選択された商品に対して前記所定の金額を適用した値引きを実行することをオペレータに提示する提示手段と、
を備えたことを特徴とする売上データ処理装置。
<請求項6>
所定数の商品のうち、所定の割引き率を適用した割引きを指定する割引き指定手段と、
前記割引き指定手段により指定された割引きを行う際に、売上登録される複数の商品について、各商品の単価及び各商品に適用される税率に基づいて、前記所定数の商品から割引き金額が高くなる上位の商品を選択し、この選択された商品に対して前記所定の割引き率を適用した割引きを実行することをオペレータに提示する提示手段と、
を備えたことを特徴とする売上データ処理装置。
<請求項7>
コンピュータを、
売上登録される複数の商品に対して、所定の金額を適用した値引きを指定する値引き指定手段、
前記値引き指定手段により指定された値引きを行う際に、前記売上登録される複数の商品に、税率が低い商品と税率が高い商品とが混在する場合は、税率が高い商品を優先的に選択し、この選択された商品に対して前記所定の金額を適用した値引きを実行する値引き実行手段、
として機能させるためのプログラム。
<請求項8>
コンピュータを、
所定数の商品のうち、所定の割引き率を適用した割引きを指定する割引き指定手段、
前記割引き指定手段により指定された割引きを行う際に、売上登録される複数の商品について、各商品の単価及び各商品に適用される税率に基づいて、前記所定数の商品から割引き金額が高くなる上位の商品を選択し、この選択された商品に対して前記所定の割引き率を適用した割引きを実行する割引き実行手段、
として機能させるためのプログラム。
<請求項9>
コンピュータを、
売上登録される複数の商品に対して、所定の金額を適用した値引きを指定する値引き指定手段、
前記値引き指定手段により指定された値引きを行う際に、前記売上登録される複数の商品に、税率が低い商品と税率が高い商品とが混在する場合は、税率が高い商品を優先的に選択し、この選択された商品に対して前記所定の金額を適用した値引きを実行することをオペレータに提示する提示手段、
として機能させるためのプログラム。
<請求項10>
コンピュータを、
所定数の商品のうち、所定の割引き率を適用した割引きを指定する割引き指定手段、
前記割引き指定手段により指定された割引きを行う際に、売上登録される複数の商品について、各商品の単価及び各商品に適用される税率に基づいて、前記所定数の商品から割引き金額が高くなる上位の商品を選択し、この選択された商品に対して前記所定の割引き率を適用した割引きを実行することをオペレータに提示する提示手段、
として機能させるためのプログラム。
11 CPU
14 タッチパネルディスプレイ(表示手段)
15 客用表示部
16 印刷部
18 入力部
191 PLUファイル
192 クーポンテーブル
また、本発明に係る第2の態様の売上データ処理装置は、売上登録を受け付けた商品毎に当該商品の価格情報を対応付けて受付商品リストとして表示部に表示させる表示制御手段と、所定の割引き金額または所定の割引き率を適用した割引きを行う場合に、前記受付商品リストに含まれる商品のなかから前記割引きの対象候補商品を選択する選択手段と、前記選択手段が選択した前記割引きの対象候補商品を報知する報知手段と、を備え、前記選択手段は、前記受付商品リストに消費税率として標準税率が適用される商品と軽減税率が適用される商品とが混在している場合に、前記受付商品リストに含まれる商品のそれぞれの税抜価格及び当該商品に適用される消費税率に基づいて、割引き前の税込価格と割引き後の税込価格との差が大きくなる上位の商品を、前記割引きの対象候補商品として選択し、前記報知手段は、前記割引きの対象候補商品についてのガイダンスを前記表示部に表示させることにより、前記割引きの対象候補商品をオペレータに報知し、前記表示部に表示される前記ガイダンスには、前記割引きの対象候補商品を変更する場合の変更手順情報を含む、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第1の態様の割引商品選択方法は、売上データ処理装置が実行する割引商品選択方法であって、売上登録を受け付けた商品毎に当該商品の価格情報を対応付けて受付商品リストとして表示部に表示させる表示制御ステップと、所定の割引き金額または所定の割引き率を適用した割引きを行う場合に、前記受付商品リストに含まれる商品のなかから前記割引きの対象候補商品を選択する選択ステップと、前記選択ステップで選択した前記割引きの対象候補商品を報知する報知ステップと、を有し、前記選択ステップは、前記受付商品リストに消費税率が低い商品と消費税率が高い商品とが混在している場合に、前記受付商品リストに含まれる商品のそれぞれの税抜価格及び当該商品に適用される消費税率に基づいて、割引き前の税込価格と割引き後の税込価格との差が大きくなる上位の商品を、前記割引きの対象候補商品として選択し、前記報知ステップは、前記割引きの対象候補商品についてのガイダンスを前記表示部に表示させることにより、前記割引きの対象候補商品をオペレータに報知し、前記表示部に表示される前記ガイダンスには、前記割引きの対象候補商品を変更する場合の変更手順情報を含む、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第2の態様の割引商品選択方法は、売上データ処理装置が実行する割引商品選択方法であって、売上登録を受け付けた商品毎に当該商品の価格情報を対応付けて受付商品リストとして表示部に表示させる表示制御ステップと、所定の割引き金額または所定の割引き率を適用した割引きを行う場合に、前記受付商品リストに含まれる商品のなかから前記割引きの対象候補商品を選択する選択ステップと、前記選択ステップで選択した前記割引きの対象候補商品を報知する報知ステップと、を有し、前記選択ステップは、前記受付商品リストに消費税率として標準税率が適用される商品と軽減税率が適用される商品とが混在している場合に、前記受付商品リストに含まれる商品のそれぞれの税抜価格及び当該商品に適用される消費税率に基づいて、割引き前の税込価格と割引き後の税込価格との差が大きくなる上位の商品を、前記割引きの対象候補商品として選択し、前記報知ステップは、前記割引きの対象候補商品についてのガイダンスを前記表示部に表示させることにより、前記割引きの対象候補商品をオペレータに報知し、前記表示部に表示される前記ガイダンスには、前記割引きの対象候補商品を変更する場合の変更手順情報を含む、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第1の態様のプログラムは、売上データ処理装置のコンピュータを、売上登録を受け付けた商品毎に当該商品の価格情報を対応付けて受付商品リストとして表示部に表示させる表示制御手段、所定の割引き金額または所定の割引き率を適用した割引きを行う場合に、前記受付商品リストに含まれる商品のなかから前記割引きの対象候補商品を選択する選択手段、前記選択手段が選択した前記割引きの対象候補商品を報知する報知手段、として機能させ、前記選択手段は、前記受付商品リストに消費税率が低い商品と消費税率が高い商品とが混在している場合に、前記受付商品リストに含まれる商品のそれぞれの税抜価格及び当該商品に適用される消費税率に基づいて、割引き前の税込価格と割引き後の税込価格との差が大きくなる上位の商品を、前記割引きの対象候補商品として選択し、前記報知手段は、前記割引きの対象候補商品についてのガイダンスを前記表示部に表示させることにより、前記割引きの対象候補商品をオペレータに報知し、前記表示部に表示される前記ガイダンスには、前記割引きの対象候補商品を変更する場合の変更手順情報を含む、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第2の態様のプログラムは、売上データ処理装置のコンピュータを、売上登録を受け付けた商品毎に当該商品の価格情報を対応付けて受付商品リストとして表示部に表示させる表示制御手段、所定の割引き金額または所定の割引き率を適用した割引きを行う場合に、前記受付商品リストに含まれる商品のなかから前記割引きの対象候補商品を選択する選択手段、前記選択手段が選択した前記割引きの対象候補商品を報知する報知手段、として機能させ、前記選択手段は、前記受付商品リストに消費税率として標準税率が適用される商品と軽減税率が適用される商品とが混在している場合に、前記受付商品リストに含まれる商品のそれぞれの税抜価格及び当該商品に適用される消費税率に基づいて、割引き前の税込価格と割引き後の税込価格との差が大きくなる上位の商品を、前記割引きの対象候補商品として選択し、前記報知手段は、前記割引きの対象候補商品についてのガイダンスを前記表示部に表示させることにより、前記割引きの対象候補商品をオペレータに報知し、前記表示部に表示される前記ガイダンスには、前記割引きの対象候補商品を変更する場合の変更手順情報を含む、ことを特徴とする。
Claims (10)
- 売上登録される複数の商品に対して、所定の金額を適用した値引きを指定する値引き指定手段と、
前記値引き指定手段により指定された値引きを行う際に、前記売上登録される複数の商品に、税率が低い商品と税率が高い商品とが混在する場合は、税率が高い商品を優先的に選択し、この選択された商品に対して前記所定の金額を適用した値引きを実行する値引き実行手段と、
を備えたことを特徴とする売上データ処理装置。 - 前記税率が高い商品をオペレータに提示するガイダンスを表示手段に表示させる表示制御手段を備える請求項1に記載の売上データ処理装置。
- 所定数の商品のうち、所定の割引き率を適用した割引きを指定する割引き指定手段と、
前記割引き指定手段により指定された割引きを行う際に、売上登録される複数の商品について、各商品の単価及び各商品に適用される税率に基づいて、前記所定数の商品から割引き金額が高くなる上位の商品を選択し、この選択された商品に対して前記所定の割引き率を適用した割引きを実行する割引き実行手段と、
を備えたことを特徴とする売上データ処理装置。 - 前記割引き金額が高くなる上位の商品をオペレータに提示するガイダンスを表示手段に表示させる表示制御手段を備える請求項3に記載の売上データ処理装置。
- 売上登録される複数の商品に対して、所定の金額を適用した値引きを指定する値引き指定手段と、
前記値引き指定手段により指定された値引きを行う際に、前記売上登録される複数の商品に、税率が低い商品と税率が高い商品とが混在する場合は、税率が高い商品を優先的に選択し、この選択された商品に対して前記所定の金額を適用した値引きを実行することをオペレータに提示する提示手段と、
を備えたことを特徴とする売上データ処理装置。 - 所定数の商品のうち、所定の割引き率を適用した割引きを指定する割引き指定手段と、
前記割引き指定手段により指定された割引きを行う際に、売上登録される複数の商品について、各商品の単価及び各商品に適用される税率に基づいて、前記所定数の商品から割引き金額が高くなる上位の商品を選択し、この選択された商品に対して前記所定の割引き率を適用した割引きを実行することをオペレータに提示する提示手段と、
を備えたことを特徴とする売上データ処理装置。 - コンピュータを、
売上登録される複数の商品に対して、所定の金額を適用した値引きを指定する値引き指定手段、
前記値引き指定手段により指定された値引きを行う際に、前記売上登録される複数の商品に、税率が低い商品と税率が高い商品とが混在する場合は、税率が高い商品を優先的に選択し、この選択された商品に対して前記所定の金額を適用した値引きを実行する値引き実行手段、
として機能させるためのプログラム。 - コンピュータを、
所定数の商品のうち、所定の割引き率を適用した割引きを指定する割引き指定手段、
前記割引き指定手段により指定された割引きを行う際に、売上登録される複数の商品について、各商品の単価及び各商品に適用される税率に基づいて、前記所定数の商品から割引き金額が高くなる上位の商品を選択し、この選択された商品に対して前記所定の割引き率を適用した割引きを実行する割引き実行手段、
として機能させるためのプログラム。 - コンピュータを、
売上登録される複数の商品に対して、所定の金額を適用した値引きを指定する値引き指定手段、
前記値引き指定手段により指定された値引きを行う際に、前記売上登録される複数の商品に、税率が低い商品と税率が高い商品とが混在する場合は、税率が高い商品を優先的に選択し、この選択された商品に対して前記所定の金額を適用した値引きを実行することをオペレータに提示する提示手段、
として機能させるためのプログラム。 - コンピュータを、
所定数の商品のうち、所定の割引き率を適用した割引きを指定する割引き指定手段、
前記割引き指定手段により指定された割引きを行う際に、売上登録される複数の商品について、各商品の単価及び各商品に適用される税率に基づいて、前記所定数の商品から割引き金額が高くなる上位の商品を選択し、この選択された商品に対して前記所定の割引き率を適用した割引きを実行することをオペレータに提示する提示手段、
として機能させるためのプログラム。
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