JP2012003541A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】客それぞれに対する分担額をシミュレーションしても、会計処理に活用できていない。
【解決手段】実施形態の情報処理装置は、注文情報読込手段と、条件受付手段と、分担額計算手段と、出力手段とを備える。注文情報読込手段は、記憶手段から、客が注文した商品の金額を含んだ注文情報を読み込む。条件受付手段は、前記商品の合計金額を複数の会計に分ける場合に、前記各会計に対する分担額を計算する計算条件を受付ける。分担額計算手段は、前記注文情報読込手段が読み込んだ前記注文情報と、前記条件受付手段が受付けた前記計算条件とに基づいて、前記分担額を計算する。出力手段は、前記各分担額を記載した伝票を発行する伝票発行手段に対して、前記分担額計算手段が計算した前記分担額を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置およびプログラムに関する。
飲食店において複数人数で飲食した場合等には、各自がオーダした品物を店員に宣告したり、或いは店員に割勘支払いの計算をしてもらったりするなどして、会計処理を行う場合が多い。また、従来技術としては、割勘金額を計算して客に提示するPOS(Point Of Sales:販売時点データ管理)端末や、携帯型電子端末において割勘計算をするアプリケーションに関する技術が開示されている。
しかしながら、従来技術においては、客それぞれに対する分担額をシミュレーションしても、会計処理に活用できていないという課題がある。
実施形態の情報処理装置は、注文情報読込手段と、条件受付手段と、分担額計算手段と、出力手段とを備える。注文情報読込手段は、記憶手段から、客が注文した商品の金額を含んだ注文情報を読み込む。条件受付手段は、前記商品の合計金額を複数の会計に分ける場合に、前記各会計に対する分担額を計算する計算条件を受付ける。分担額計算手段は、前記注文情報読込手段が読み込んだ前記注文情報と、前記条件受付手段が受付けた前記計算条件とに基づいて、前記分担額を計算する。出力手段は、前記各分担額を記載した伝票を発行する伝票発行手段に対して、前記分担額計算手段が計算した前記分担額を出力する。
また、実施形態のプログラムは、情報処理装置において、コンピュータを、注文情報読込手段と、条件受付手段と、分担額計算手段と、出力手段として機能させる。注文情報読込手段は、記憶手段から、客が注文した商品の金額を含んだ注文情報を読み込む。条件受付手段は、前記商品の合計金額を複数の会計に分ける場合に、前記各会計に対する分担額を計算する計算条件を受付ける。分担額計算手段は、前記注文情報読込手段が読み込んだ前記注文情報と、前記条件受付手段が受付けた前記計算条件とに基づいて、前記分担額を計算する。出力手段は、前記各分担額を記載した伝票を発行する伝票発行手段に対して、前記分担額計算手段が計算した前記分担額を出力する。
図1は、注文管理システムの構成を示すシステム構成図である。 図2は、伝票の一例を示す図である。 図3は、情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図4は、情報処理装置の機能的構成を示す機能ブロック図である。 図5は、トップ画面を示す正面図である。 図6は、計算方法選択画面の一例を示す正面図である。 図7は、分担額計算画面の一例を示す正面図である。 図8は、分担額計算画面のその他の例を示す正面図である。 図9−1は、会計別の伝票の一例を示す正面図である。 図9−2は、会計別の伝票の一例を示す正面図である。 図10は、分担額計算画面の一例を示す正面図である。 図11−1は、会計別の伝票の一例を示す正面図である。 図11−2は、会計別の伝票の一例を示す正面図である。 図12は、注文管理システムにおいて行われる伝票発行処理の手順を示すシーケンス図である。 図13は、第2の実施形態にかかる注文管理システムの構成を示すシステム構成図である。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる注文管理システム(オーダエントリシステム)100の構成を示すシステム構成図である。注文管理システム100は、レストラン等の飲食店等において構築され、客から受けた注文を一括管理して、厨房へのメニューオーダと、会計処理とを円滑に行うためのシステムである。
図1に示すように、注文管理システム100は、無線通信機4と、伝票発行機5と、POS(Point Of Sales)端末6と、注文管理装置7とがLAN(Local Area Network)や無線LAN等の通信回線8で接続されて構成されている。また、情報処理装置1および注文入力装置3は、無線通信によって無線通信機4と通信可能となっている。
注文入力装置3は、フロア担当店員が携帯して客からの注文を受付けるハンディターミナルであり、メニュー番号を選択するボタン31と、選択されたメニューを表示する液晶ディスプレイ32とを備えている。店員は、客からの注文を受付ける場合には、まず客のテーブルのテーブル番号をボタン31から入力し、このテーブル番号に対する注文として、客が注文した商品名をボタン31から入力していく。注文が確定されると、注文入力装置3は、無線通信機4とを介して、客が注文した商品名をテーブル番号に対応付けて注文管理装置7に送信する。
注文管理装置7は、注文管理システム100のシステム全体を管理制御するコントロールステーションであり、一般的なコンピュータ構成のサーバ端末で構成されている。また、注文管理装置7は、商品の商品名と商品価格とを対応付けて記憶している。また、注文管理装置7は、注文入力装置3から注文を受信した場合に、受信した商品名および注文数と、各商品の商品価格とによって、その伝票番号の客に対する注文情報を生成する。また、注文管理装置7は、生成した注文情報を注文管理装置7のメモリ領域に格納すると共に、伝票発行機5に送信する。
尚、注文情報には、客のテーブル番号および当該客に発行する伝票の伝票番号と、客の人数と、当該テーブル番号のテーブルの客が注文した商品について、各商品の商品名と金額および全商品の合計金額とが含まれている。
伝票発行機5は、注文管理装置7から送信された注文情報に基づいて、テーブル番号および受注した商品名(メニュー)を記載した伝票(図2参照)と、厨房にメニューを指示するためのキッチン指示票(不図示)とを印刷する。フロア担当の店員は、印刷された伝票を該当するテーブル番号のテーブルに持参する。
POS端末6は、会計時に客が持参した伝票を用いて会計処理を行う販売データ処理装置であり、従来一般的に用いられているPOS端末と同様の構成を有している。従来一般的に行われているように、店員は伝票(図2参照)に付されたバーコードをスキャナ61でスキャンして伝票番号を読み込む。或いは、店員が伝票に記された伝票番号やテーブル番号をキーボード63やタッチパネル式ディスプレイ64から入力して、POS端末6に伝票番号を入力してもよい。POS端末6は、入力された伝票番号を用いて注文管理装置7に注文情報を問合せ、注文管理装置7から送信された注文情報を読み込んで、ディスプレイ62、64に支払い金額を表示し、会計処理を行う。
情報処理装置1は、客のテーブルにそれぞれ備え付けられて、客が支払い金額の分担額を計算する際に用いられるものである。図1に示すように、情報処理装置1は、タッチパネル26が表面に設けられた液晶ディスプレイ25と、スキャナ27とを主に備えている。
図3は、情報処理装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。図3に示すように、情報処理装置1は、図1で示した液晶ディスプレイ25と、タッチパネル26と、スキャナ27とに加えて、CPU(Central Processing Unit)20と、ROM(Read Only Memory)21と、RAM(Random Access Memory)22と、通信I/F(Interface)23とを備えており、これらがバス24で接続されている。ROM21は本実施形態にかかるプログラムや、その他各種データを格納している。CPU20は、ROM21に格納された本実施形態のプログラムをRAM22に展開して実行することにより、情報処理装置1が行う各処理を制御する制御部10として機能する。また、情報処理装置1は、通信I/F23および無線通信機4を介して注文管理装置7と通信可能に構成されている。
図4は、情報処理装置1の機能的構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、制御部10は、表示制御部11と、注文情報読込部12と、条件受付部13と、分担額計算部14と、出力部15とを主に備えている。
表示制御部11は、ROM21に格納された表示データを用いて、液晶ディスプレイ25に各種表示画面(図5〜図8、図10参照)を表示する。即ち、表示制御部11は、同一のテーブル番号のテーブルに同席した1グループの合計支払い金額を複数の会計に分けて支払いする場合に、各会計が分担する分担額の計算方法を選択する計算方法選択画面(図6参照)を表示する。また、表示制御部11は、分担額を計算する分担額計算画面(図7、図8、図10参照)を液晶ディスプレイ25に表示する。
注文情報読込部12は、スキャナ27がバーコードから読み込んだ伝票番号を用いて、当該伝票番号に対応する注文情報を注文管理装置7に問合せる。また、注文情報読込部12は、注文管理装置7から送信された注文情報をRAM22のワークメモリに読み込む。
条件受付部13は、タッチパネル26に対するタッチ入力を受付けて、計算方法選択画面(図6参照)から分担額を計算する際の計算方法の選択を受付ける。また、条件受付部13は、分担額計算画面(図7、図8、図10参照)から、各会計の分担額を計算する場合の計算条件を受付ける。さらに、条件受付部13は、複数に分けられた会計のそれぞれを識別する会計番号に対応付けて、各会計番号の会計に対する分担額を計算する計算条件を受付ける。
分担額計算部14は、注文情報読込部12が読み込んだ注文情報と、条件受付部13が受付けた計算条件とに基づいて、各会計の分担額を計算する。
出力部15は、分担額計算部14が各会計番号に対して計算した分担額と、当該会計番号とを対応付けた支払い情報を、通信I/F23を介して注文管理装置7に送信する。注文管理装置7は、送信された支払い情報を用いて伝票発行機5に伝票発行を指示し、伝票発行機5は各会計番号に対する分担額を記載した伝票(図9−1、図9−2、図11−1、図11−2参照)を発行する。
次に、情報処理装置1が行う分担額の計算例について、図5ないし図11を参照して説明する。
図5は、液晶ディスプレイ25に表示される表示画面の一例として、トップ画面を示す正面図である。図5に示すように、トップ画面には客に対するメッセージとして、伝票のバーコードをスキャナ27で読み込むように促すメッセージが表示される。そして、客がスキャナ27によって伝票(図2参照)に付されたバーコードをスキャンすると、情報処理装置1は、バーコードから伝票番号を読み込む。そして、注文情報読込部12は、読み込んだ伝票番号により注文管理装置1に注文情報を問合せて、伝票番号に対応する注文情報を読み込む。
表示制御部11は、注文情報読込部12が読み込んだ注文情報を用いて、液晶ディスプレイ25に図6のような計算方法選択画面を表示させる。図6に示すように、計算方法選択画面には、注文情報読込部12が読み込んだ注文情報として、注文した各商品の商品名および値段と、合計金額とが表示される。また、計算方法選択画面には、割勘計算を行う画面を選択するボタンaと、注文品ごとに料金計算を行うボタンbが表示される。
客がボタンaをタッチした場合に、表示制御部11は、液晶ディスプレイ25に図7に示す分担額計算画面を表示させる。図7は、分担額計算画面の一例を示す正面図である。図7に示すように、分担額計算画面には、図2の伝票に示されている合計金額が表示される。また、分担額計算画面には、注文情報に含まれている客の人数が表示され、合計金額を客の人数で均等に割った客1人あたりの金額が計算されて表示される。図7では、5900円の合計金額を5人で割勘しているので、1人当たりの分担額は、分担額計算部14によって1180円と計算される。ここで、「この内容で伝票発行する」旨を記したボタンを選択すると、出力部15は、注文管理装置7に1人当たりの分担額が1180円である旨の支払い情報を出力する。注文管理装置7はこの支払い情報を用いて伝票発行機5に伝票発行指示を送り、1180円の伝票を5枚発行させる。
また、2家族で食事をした場合等には、例えば1家族目の3名分をまとめて支払い、2家族目の2名分をまとめて支払いたい場合がある。これに対して、分担額計算部14は、1人あたりの分担額を複数人数まとめた金額も計算することができる。
条件受付部13は、客が図7の分担額計算画面から、1人当たりの割勘金額を各会計番号の客がそれぞれ何人分分担するかの選択を受付ける。そして、分担額計算部14は、条件受付部13が受け付けた分担人数を割勘金額に乗じて、各会計番号の会計に対する分担額を計算する。即ち、図7では、分担額計算部14は、会計番号が1の「お会計1」に対しては、1180円の3人分の料金を3540円と計算し、会計番号が2の「お会計2」に対しては、1180円の2人分の料金を2360円と計算する。
ここで、「この内容で伝票発行する」のボタンが選択されると、出力部15は、注文管理装置7に、会計番号1の分担額は3540円であり、会計番号2の分担額は2360円である旨の支払い情報を出力する。注文管理装置7は、この支払い情報を用いて伝票発行機5に伝票発行指示を送り、図9−1、図9−2に示す2枚の伝票を発行させる。図9−1に示されるように、会計番号1(お会計No:1)の客に対しては3540円が請求され、図9−2に示されるように、会計番号2(お会計No:2)の客に対しては2360円が請求される。
また、図7に示す分担額計算画面において、割勘する場合の人数は変更可能となっている。条件受付部13は、客が分担額計算画面において三角マークを操作して割勘金額を計算する人数を変更した場合には、支払いをする人数(割勘計算の人数)の変更を受付ける。例えば割勘計算の人数を2人とした場合に、分担額計算部14は、図8に示すように1人当たりの分担額を2950円と計算する。
さらに、分担額計算部14は、合計金額を分配する場合に、重み付けをして分担額を計算することも可能である。図8は、会計割合を変更する場合における、分担額計算画面の一例を示す正面図である。図8に示すように、会計1は、会計2に対して1.5倍の金額を支払うという条件を入力すると、条件受付部13が入力された比率を重み付けの条件として受付ける。そして、分担額計算部14は、受付けた重み付けの条件を用いて、各会計番号の会計に対して分担額を計算する。
図8に示す例では、分担額計算部14は、合計金額を1.5:1の比率で会計1と会計2に分配して、会計1の請求金額を3540円、会計2の請求金額を2360円と計算する。この場合に「この内容で伝票発行する」というボタンを選択すると、出力部15は、会計番号1の分担額は3540円で、会計番号2の分担額は2360円である旨の支払い情報を注文管理装置7に出力する。注文管理装置7は伝票発行機5に伝票発行指示を出して、会計番号1に対しては図9−1に示す伝票を、会計番号2に対しては図9−2に示す伝票を発行させる。
加えて、分担額計算部14は、注文商品ごとにその支払いをする客を選択して、分担額を計算することも可能である。図6の計算方法選択画面において、客がボタンbをタッチした場合に、表示制御部11は図10に示す分担額計算画面を液晶ディスプレイ25に表示させる。この場合、分担額計算画面には、図10に示すように、客が注文した全ての商品名と金額が表示される。例えば2家族で食事した場合には、客は、分担額計算画面において、1家族目が注文した料理であるハンバーグ定食と、お子様定食と、和定食と、ドリンク2つとを、会計No:1である会計1として選択する。条件受付部13はこの選択を計算条件として受付けて、分担額計算部14はこれらの合計金額を3400円として計算する。
客が計算結果を確定して、「この内容で伝票発行する」旨が記されたボタンを選択すると、出力部15は、会計1に対して選択されたメニュー全品の商品名および会計1の合計金額と、会計2で選択されたメニュー全品の商品名および会計1の合計金額とを、この伝票番号に対する支払い情報として注文管理装置7に出力する。注文管理装置7は、伝票発行機5にこの支払い情報を用いて伝票発行指示を出して、図11−1、図11−2に示すような2枚の伝票を発行させる。これにより、会計No:1の1家族目の客は、図11−1の伝票を用いて1家族目の家族が注文した商品についてのみ支払いをすることが可能であり、会計No:2の2家族目の客は、図11−2の伝票を用いて2家族目の家族が注文した商品についてのみ支払いをすることが可能となる。
次に、注文管理システム100において行われる伝票発行処理の手順について図12を参照して説明する。図12は、注文管理システム100において行われる伝票発行処理の手順を示すシーケンス図である。
まず、店員は注文入力装置3においてテーブル番号および当該テーブル番号の客の注文を入力する。そして、注文入力装置3はテーブル番号と注文内容を無線通信機4を介して注文管理装置7に送信する(ステップS1)。注文管理装置7は、受信した注文内容を元に注文情報を生成し(ステップS2)、生成した注文情報をメモリに格納するとともに、伝票発行機5に送信する(ステップS3)。伝票発行機5は、受信した注文情報に基づいて図2に示すような伝票を発行する(ステップS4)。
店員は、発行された伝票を該当するテーブル番号の客のもとに持参する。そして、客はこの伝票のバーコード(図2参照)をスキャナ27(図1参照)でスキャンして伝票番号を読み取る(ステップS5)。情報処理装置1は、読み取った伝票番号によって注文管理装置7に注文情報を問合せる(ステップS6)。これに対し、注文管理装置7は、該当する伝票番号の注文情報をメモリから読み込んで情報処理装置1に送信する(ステップS7)。
情報処理装置1は、読み込んだ注文情報を表示した計算方法選択画面(図6参照)を液晶ディスプレイ15に表示する。また、情報処理装置1は、客の選択に応じて分担額計算画面(図7、図8、図10参照)を表示して、当該画面から受付けた計算条件を用いて分担額を計算する(ステップS8)。情報処理装置1は、分担額が確定された場合に、会計ごとの分担額を会計番号に対応付けた支払い情報を注文管理装置7に送信する(ステップS9)。
注文管理装置7は、受信した支払い情報をメモリに格納する(ステップS10)。そして、注文管理装置7は、当該支払い情報を通信回線8を介して伝票発行機5に送信し、支払い情報に基づいて各会計番号の伝票を発行するよう指示する(ステップS11)。
伝票発行機5は、注文管理装置7から伝票発行指示を受付けた場合に、会計番号ごとの伝票(図9、図11参照)を発行する(ステップS12)。図示するように、伝票には、伝票番号および会計番号を含むバーコードが印刷される。そして、店員は、発行された複数枚の伝票を該当するテーブル番号の客に届ける。これにより、「お会計No:1」の客は図9−1に示す伝票により会計処理を行うことができ、「お会計No:2」の客は図9−2に示す伝票により会計処理を行うことができる。
そして、客は会計時にこの伝票を会計担当の店員に渡すと、店員はPOS端末6のスキャナ61によって伝票のバーコードを読み込む(ステップS13)。POS端末6は、伝票のバーコードから読み取った伝票番号および会計番号を用いて、これら番号に対応する支払い情報を注文管理装置7に問合せる(ステップS14)。そしてPOS端末6は、注文管理装置7から送信された、各会計番号に対する支払い情報を受信して(ステップS15)、液晶ディスプレイ62、64に分担額を表示させて会計処理を行う(ステップS16)。
このように、第1の実施形態によれば、客はテーブルについたまま情報処理装置1を用いて支払いのシミュレーションをすることができ、店員を呼ばずとも計算結果を反映した伝票を受け取ることができる。
尚、POS端末6は、注文管理装置7に問合せずに、伝票に記載された分担額を店員がPOS端末6に入力して会計処理を行ってもよい。
尚、上述では、伝票発行機5が分担額を記載した伝票を再発行して会計処理を行うとしたが、伝票発行機5が伝票を再発行することなく会計処理を行うとしてもよい。この場合には、注文管理装置7が会計番号ごとの支払い情報をPOS端末6に直接送信して、POS端末6での会計処理時に店員が会計番号と分担額を口頭などで確認して会計処理を行うとしてもよい。
また、上述では、図9や図11に示すように伝票発行機5は会計番号ごとに複数の伝票を発行するとしたが、各会計番号に対する分担額は、1枚の伝票にまとめて印刷されても良い。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、注文管理システム100に分担額を計算する情報処理装置1を新たに備えたが、従来一般的に用いられているテーブルオーダ端末に同様の機能を備えて、このテーブルオーダ端末により分担額の計算を行ってもよい。
図13は、第2の実施形態にかかる注文管理システム200の構成を示すシステム構成図である。図13に示すように、注文管理システム200は、情報処理装置1の代わりにオーダ端末2を各テーブルに備え付けている。オーダ端末2は、情報処理装置1と同様にタッチパネル26が表面に設けられている液晶ディスプレイ25を備えている。
また、オーダ端末2は、情報処理装置1と同様に、CPUと、ROMと、RAMと、通信I/Fと、タッチパネル式の液晶ディスプレイとを備えている。また、オーダ端末2はROMに本実施形態のプログラムを格納しており、CPUがROMから当該プログラムを読み込んで実行することにより、情報処理装置1と同様に、表示制御部11と、注文情報読込部12と、条件受付部13と、分担額計算部14と、出力部15とを備えた制御部10(図4参照)として機能する。
客が、液晶ディスプレイ25に表示された注文入力画面(不図示)からメニューを注文すると、注文内容は無線通信機4を介して注文管理装置7に送信されるとともに、オーダ端末2のRAM(不図示)に格納される。
即ち本実施形態では、注文情報がオーダ端末2のRAMに記憶されるため、第1の実施形態のように、伝票をスキャンして読み取った伝票番号に基づいて注文管理装置7から注文情報を読み込む必要がない。従って、本実施形態の注文情報読込部12は、オーダ端末2のRAMから注文情報を読み込んで、分担額計算画面(図6参照)に表示する。その他の処理は、第1の実施形態と同様である。
このように、第2の実施形態によれば、従来から一般的に用いられているオーダ端末2に分担額計算機能を備えればよいので、注文と分担額計算の機能を兼用することができ、システム導入コストを抑えることができる。
以上説明したとおり、第1および第2の実施形態によれば、客は客席についたまま分担額のシミュレーションをすることができるとともに、計算結果をPOS端末6での会計処理に用いることができるという効果を奏する。
なお、本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムは、ROM21等に予め組み込まれて提供される。本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムは、上述した各部(表示制御部11、注文情報読込部12、条件受付部13、分担額計算部14、出力部15)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU20(プロセッサ)が上記ROM21からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、表示制御部11、注文情報読込部12、条件受付部13、分担額計算部14、出力部15が主記憶装置上に生成されるようになっている。
100、200 注文管理システム
1 情報処理装置
2 オーダ端末
3 注文入力装置
4 無線通信機
5 伝票発行機
6 POS端末
7 注文管理装置
8 通信回線
11 表示制御部
12 注文情報読込部
13 条件受付部
14 分担額計算部
15 出力部
特開平11−86137号公報

Claims (6)

  1. 記憶手段から、客が注文した商品の金額を含んだ注文情報を読み込む注文情報読込手段と、
    前記商品の合計金額を複数の会計に分ける場合に、前記各会計に対する分担額を計算する計算条件を受付ける条件受付手段と、
    前記注文情報読込手段が読み込んだ前記注文情報と、前記条件受付手段が受付けた前記計算条件とに基づいて、前記分担額を計算する分担額計算手段と、
    前記各分担額を記載した伝票を発行する伝票発行手段に対して、前記分担額計算手段が計算した前記分担額を出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記条件受付手段は、前記各会計に対する重み付けの条件を受付けて、
    前記分担額計算手段は、前記重み付けの条件を用いて、前記各会計に対する前記分担額を計算すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記条件受付手段は、前記合計金額を客の人数分で割った1人当たりの割勘金額を、前記各会計がそれぞれ何人分分担するかの選択を受付けて、
    前記分担額計算手段は、前記条件受付手段が受付けた前記各会計の分担人数を前記割勘金額に乗じることにより、前記各会計に対する前記分担額を計算すること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記条件受付手段は、前記注文情報読込手段が読み込んだ前記注文情報において、前記各商品の金額をいずれの前記会計の分担とするかの選択を受付けて、
    前記分担額計算手段は、前記各会計に対して選択された前記商品の合計金額を計算して、前記各会計に対する前記分担額を計算すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記条件受付手段は、前記各会計のそれぞれを識別する会計番号に対応付けて、前記各会計番号の前記会計に対する前記分担額を計算する前記計算条件を受付けて、
    前記分担額計算手段は、前記会計番号の前記各会計に対する前記分担額を計算し、
    前記出力手段は、前記会計番号と、前記分担額計算手段が計算した前記各会計番号に対する前記分担額とを対応付けた支払い情報を出力すること、
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置において、コンピュータを、
    記憶手段から、客が注文した商品の金額を含んだ注文情報を読み込む注文情報読込手段と、
    前記商品の合計金額を複数の会計に分ける場合に、前記各会計に対する分担額を計算する計算条件を受付ける条件受付手段と、
    前記注文情報読込手段が読み込んだ前記注文情報と、前記条件受付手段が受付けた前記計算条件とに基づいて、前記分担額を計算する分担額計算手段と、
    前記各分担額を記載した伝票を発行する伝票発行手段に対して、前記分担額計算手段が計算した前記分担額を出力する出力手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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