JP6879577B2 - Pos端末装置、オーダエントリシステム、会計制御方法、およびプログラム - Google Patents

Pos端末装置、オーダエントリシステム、会計制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、POS端末装置、オーダエントリシステム、会計制御方法、およびプログラムに関する。
レストラン、居酒屋等の飲食店では、業務の効率化を図るためにオーダエントリシステムが広く導入されている。オーダエントリシステムは、手書きで作成されていた伝票を電子データ化して伝達することにより、注文業務、配膳業務、会計業務等を円滑に行うためのシステムである。このオーダエントリシステムに含まれる、顧客の飲食代金を決済する会計処理を行うPOS端末装置は、一般的に、複数人のグループで飲食した後に飲食代金を会計する際、注文商品の合計金額をグループの人数で均等に割った金額を代表者が集金して纏めて会計したり、グループ内の各顧客が自己が注文して飲食した商品の代金を支払って個別に会計することが可能である。
例えば、特許文献1は、複数の顧客が個別会計を行う際、複数の顧客に対応してそれぞれが注文した商品およびその商品の金額を示す分割情報を生成し、この分割情報に基づいて表示部に各顧客が注文した商品およびその商品の金額を示す分割精算画面を表示させるPOS端末装置を開示している。
特開2006−293590号公報
しかしながら、特許文献1が開示する技術では、飲食店を利用したグループ内の各顧客が所望する任意の支払い金額で飲食代金を会計することが困難である。例えば、飲食店を利用した顧客A,B,Cが、グループの飲食代金1万円を顧客Aが5千円(5割)、顧客Bが3千円(3割)、顧客Cが2千円(2割)を支払って会計することを望む場合、特許文献1が開示する技術ではこのような会計を行うことが困難である。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、複数の顧客で構成されるグループの飲食代金の会計の利便性を向上させることができるPOS端末装置、オーダエントリシステム、会計制御方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係るPOS端末装置は、
複数の顧客で構成されるグループで飲食された商品の合計金額であるグループ飲食代金の金額を取得する取得手段と、
任意分割する会計方式下で前記グループ飲食代金の金額(残額)のうち前記複数の顧客のいずれかが支払う任意の金額である支払い金額の入力のみを受け付ける入力処理を行う入力手段と、
前記入力手段が前記支払い金額を受け付ける都度、前記グループ飲食代金の金額(残額)から前記支払い金額を減算し、該グループ飲食代金の支払の残額を算出して会計する、会計処理を都度行う会計処理手段と、を備え、
OS端末装置は、グループの飲食代金を会計する際に、前記取得手段で取得したグループ飲食代金の金額を顧客達が各々指定して支払う任意分割する会計方式を指定された場合に、グループ飲食代金の金額を分割する人数の入力を受けること無しに、前記会計処理手段により初回の会計を進める一方、会計後の残額が0より大である場合は、前記入力手段により、前記残額のうちの任意の金額である次に行う支払い金額の入力のみを受け付ける次の入力処理を受け付け可能にし、
前記次の入力処理が行われると、前記会計処理手段により、前記残額から前記次に行う支払い金額を減算することで該グループ飲食代金の次の残額を算出し、会計する次の会計処理を進め、
該POS端末装置は、前記入力手段と前記会計処理手段により、前記次の残額が0となるまで、それぞれ、前記次の入力処理と前記次の会計処理を繰り返す処理ルーチンを実行する、前記グループの飲食代金を顧客達が各々指定して支払う任意金額で任意分割する会計方式を具備する。
また、上記の目的を達成するため、本発明に係るオーダエントリシステムは、
上記のPOS端末装置を備える。
また、上記の目的を達成するため、本発明に係る会計制御方法は、
POS端末装置が実行する、任意金額で任意分割する会計方式を含む会計制御方法であって、
複数の顧客で構成されるグループで飲食された商品の合計金額であるグループ飲食代金の金額を取得する取得ステップと、
グループの飲食代金を会計する際に、前記取得ステップで取得したグループ飲食代金の金額を顧客達が各々指定して支払う任意分割する会計方式を指定された場合に、グループ飲食代金の金額を分割する人数の入力を受けること無しに、任意分割する会計方式下で前記グループ飲食代金(残額)の金額のうち前記複数の顧客のいずれかが支払う任意の金額である支払い金額の入力のみを受け付ける入力ステップと、
前記入力ステップにおいて前記支払い金額が受け付ける都度、前記グループ飲食代金の金額(残額)から前記支払い金額を減算し、該グループ飲食代金の支払の残額を算出して会計する、会計処理ステップと、
前記会計処理ステップにより初回の会計を進める一方、会計後の額が0より大である場合は、前記残額のうちの任意の金額である次に行う支払い金額の入力のみを受け付ける次の入力処理を行う次の入力ステップを受け付け可能にし、
前記次の入力ステップが行われると、前記残額から前記次に行う支払い金額を減算することで該グループ飲食代金の次の残額を算出し、会計する次の会計処理を行う次の会計処理ステップを進め、
前記次の残額が0となるまで、前記次の入力ステップと前記次の会計処理ステップを繰り返す処理ルーチンを実行する、前記グループの飲食代金を顧客達が各々指定して支払う任意金額で任意分割する繰り返しステップと、
を含む。
また、上記の目的を達成するため、本発明に係るプログラムは、
POS端末装置が備えるコンピュータを、
複数の顧客で構成されるグループで飲食された商品の合計金額であるグループ飲食代金の金額を取得する取得手段、
任意分割する会計方式下で前記グループ飲食代金の金額(残額)のうち前記複数の顧客のいずれかが支払う任意の金額である支払い金額の入力のみを受け付ける入力処理を行う入力手段、
前記入力手段が前記支払い金額を受け付ける都度、前記グループ飲食代金の金額(残額)から前記支払い金額を減算し、該グループ飲食代金の支払の残額を算出して会計する会計処理を都度行う会計処理手段、として機能させ、
更に、前記コンピュータを、
グループの飲食代金を会計する際に、前記取得手段で取得したグループ飲食代金の金額を顧客達が各々指定して支払う任意分割する会計方式を指定された場合に、グループ飲食代金の金額を分割する人数の入力を受けること無しに、前記会計処理手段により初回の会計を進める一方会計後の残額が0より大である場合は、前記入力手段により、前記残額のうち任意の金額である次に行う支払い金額の入力のみを受け付ける次の入力処理を受け付け可能にし
前記次の入力処理が行われると、前記会計処理手段により、前記残額から前記次に行う支払い金額を減算することで該グループ飲食代金の次の残額を算出し会計する次の会計処理を進め
前記入力手段と前記会計処理手段により、前記次の残額が0となるまで、それぞれ、前記次の入力処理と前記次の会計処理を繰り返す処理ルーチンを実行させる、
ように動作させ、前記グループの飲食代金を顧客達が各々指定して支払う任意金額で任意分割する会計方式を実行可能にする
本発明によれば、複数の顧客で構成されるグループの飲食代金の会計の利便性を向上させることができるPOS端末装置、オーダエントリシステム、会計制御方法、およびプログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係るオーダエントリシステムの概略図である。 POS端末装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 POS端末装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 任意分割会計処理の流れを示すフローチャートである。 任意分割会計方式における1回目会計のレシートの一例を示す図である。 任意分割会計方式における2回目会計のレシートの一例を示す図である。 任意分割会計方式における3回目会計のレシートの一例を示す図である。 任意分割会計方式における各会計を総括するレシートの一例を示す図である。 任意分割会計方式における1回目会計のレシートの一例を示す図である。 任意分割会計方式における2回目会計のレシートの一例を示す図である。 任意分割会計方式における各会計を総括するレシートの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施の形態に係るオーダエントリシステム1は、一つの伝票で複数の顧客の注文が取られた場合に各顧客が所望する任意の金額で個別に会計することができるシステムである。図1に示すように、オーダエントリシステム1は、コントロール装置100、POS端末装置200、厨房端末装置300、アクセスポイント400、および注文入力端末装置500を含む。コントロール装置100、POS端末装置200、厨房端末装置300、およびアクセスポイント400は、ネットワークNWを介して通信可能に接続されている。ネットワークNWは、有線または無線を問わず、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、VPN(Virtual Private Network)等の任意の通信網である。また、アクセスポイント400と注文入力端末装置500とは、例えば無線LANを介して無線通信可能に接続されている。なお、オーダエントリシステム1が備える各装置の台数は任意であり、単一または複数の各装置を含んで構成される。
(コントロール装置100)
コントロール装置100は、飲食店の事務所等に設置され、オーダエントリシステム1全体を制御するサーバ装置である。コントロール装置100は、注文状況や会計状況等を管理し、オーダエントリシステム1に含まれる他の各装置に各種情報を送信する。
コントロール装置100は、例えば、注文入力端末装置500から注文情報を受信し、受信した注文情報に基づいて、伝票番号、テーブル番号、受注時刻、注文商品名、数量、単価、合計金額等を含む伝票情報を生成する。コントロール装置100は、自己が備えるHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置に予め記憶された、商品と単価とが対応付けられた商品マスタ等を参照して、伝票情報に含まれる注文商品毎にその単価および数量に基づいて小計金額を算出し、小計金額を合算して合計金額を算出する等して伝票情報を生成する。コントロール装置100は、生成した伝票情報を記憶装置に格納して記憶する。また、コントロール装置100は、生成した伝票情報を厨房端末装置300に送信する。さらに、コントロール装置100は、POS端末装置200からの送信要求に応じて、伝票情報をPOS端末装置200に送信する。
また、コントロール装置100は、厨房端末装置300から注文商品の調理が完了したことを示す調理完了情報を受信すると、受信した調理完了情報をアクセスポイント400を介して注文入力端末装置500に送信する。これにより、調理済み商品の配膳が接客担当者に指示される。
さらに、コントロール装置100は、伝票情報およびPOS端末装置200から受信する会計内容を示す会計情報に基づいて、売上高や売上動向等を集計して飲食店の営業状況を管理する。
(POS端末装置200)
POS端末装置200は、飲食店の会計場所等に設置され、顧客の飲食代金の会計処理を行う。具体的には、POS端末装置200は、会計処理の開始時、コントロール装置100に伝票情報の送信を要求する送信要求信号を送信することにより、コントロール装置100から会計対象の伝票情報を取得する。ここで、POS端末装置200は、例えば、会計担当者の入力操作により、顧客が飲食代金を会計する際に持参する会計用伝票に記された伝票番号を取得し、送信要求信号において伝票番号を指定する等して送信対象の伝票情報を特定する。
POS端末装置200は、グループの飲食代金を会計する際、コントロール装置100から取得した伝票情報に基づいて、一括会計方式、個別会計方式、任意分割会計方式の3つの会計方式のいずれかで会計処理を実行する。ここで、一括会計方式とは、グループで飲食された商品の合計金額(以下、「グループ飲食代金」ともいう)をグループの代表者が纏めて会計する方式である。個別会計方式とは、グループ内の各顧客が、自己が注文して飲食した商品の合計金額、または、グループ飲食代金をグループの人数で均等割した金額を支払って、個別に会計する方式である。任意分割会計方式とは、グループ内の顧客の各々または一部(2人以上でグループの人数に満たない人数)が任意の金額を支払ってグループ飲食代金を分割して会計する方式である。なお、任意分割会計方式において、グループ内の顧客全員が飲食代金を支払うとは限らず、グループ内の任意の顧客が任意の金額を支払ってもよい。例えば、4人で構成されるグループのグループ飲食代金1万円を、グループ内の3人がそれぞれ5千円、3千円、2千円を支払って会計する等が考えられる。また、飲食の開始に遅れてきた遅刻者や飲食の終了前に退席する早退者を考慮して、在席時間に応じて各顧客が支払う金額を算出する時間割の概念を用いてもよい。
POS端末装置200は、図示はしないが、紙幣や硬貨等のレジで扱う貨幣を一時的に保管する引き出し式の収納庫であるキャッシュドロアを備え、CPU(Central Processing Unit)201(図2参照)の制御または手動により引き出しが開閉することにより、会計担当者等は会計に係る貨幣の出し入れおよび保管を可能とする。
また、POS端末装置200は、伝票情報に基づく会計処理が完了する毎に、会計時刻、売上金、入出金額等を含む会計情報を、ネットワークNWを介してコントロール装置100に送信する。
(厨房端末装置300)
厨房端末装置300は、商品(料理、デザート、ドリンク等)の調理作業が行われる厨房等に設置され、コントロール装置100から取得した伝票情報を出力することにより、調理担当者に注文状況を報知する。厨房端末装置300は、例えば、伝票情報を紙媒体に印字するプリンタや伝票情報を表示するディスプレイ等を用いて伝票情報を出力する。また、厨房端末装置300は、調理担当者の操作に応じて、注文に係る商品の調理が完了したことを示す調理完了情報をコントロール装置100に送信する。コントロール装置100は、厨房端末装置300から受信した調理完了情報をアクセスポイント400を介して注文入力端末装置500に送信することにより、接客担当店者に注文に係る商品の調理完了を報知し、調理済みの商品の配膳を促す。なお、本実施の形態において、注文商品をすべて配膳し終わった時点で、接客担当店者は、厨房端末装置300が備えるプリンタにより伝票情報が印字された紙媒体を会計用伝票として顧客に渡すこととする。そして、飲食を終えた顧客は、会計用伝票をPOS端末装置200が設置された会計場所に持参して飲食代金の支払いをすることとする。
(アクセスポイント400)
アクセスポイント400は、店舗のホールの天井や壁等に設置され、注文入力端末装置500とネットワークNWに接続されている各装置との間の通信を中継する。例えば、アクセスポイント400は、無線通信により注文入力端末装置500から受信した注文情報をネットワークNWを介してコントロール装置100に送信する。また、アクセスポイント400は、ネットワークNWを介してコントロール装置100から受信した調理完了情報を無線通信により注文入力端末装置500に送信する。
(注文入力端末装置500)
注文入力端末装置500は、接客担当店者による顧客の注文の入力を受け付け、注文内容を示す注文情報をアクセスポイント400を介してコントロール装置100に送信する。注文情報は、テーブル番号、顧客人数、注文商品、数量、受注時刻等を含む。また、注文入力端末装置500は、コントロール装置100から調理完了情報を受信し、調理完了情報に基づく画像や音声等を出力する。注文入力端末装置500が備えるディスプレイやスピーカ等により出力された調理完了情報に基づく画像や音声等を確認した接客担当店者は、調理済みの商品を注文した顧客に配膳する。なお、本実施の形態では、注文入力端末装置500は、接客担当店者により携帯され、接客担当店者の操作による顧客の注文の入力を受け付けるものとして説明するが、注文入力端末装置500が例えばテーブル毎に設置され、ディスプレイに表示された注文メニューから顧客が商品を選択入力するように構成されてもよい。
(POS端末装置200のハードウェア構成)
次に、POS端末装置200のハードウェア構成について説明する。POS端末装置200は、図2に示すように、CPU201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、HDD204、メインディスプレイ205、サブディスプレイ206、プリンタ207、および通信I/F(Interface)208を備える。これらの各部は、バスラインBLを介して相互に電気的に接続されている。
CPU201は、ROM202やHDD204からプログラムやデータをRAM203上に読み出して処理を実行することにより、POS端末装置200の制御や機能を実現する演算装置である。
ROM202は、CPU201が実行する各種プログラムやプログラム実行の際に使用される各種データ等を記憶する不揮発性メモリである。ROM202は、例えば、後述する任意分割会計処理に係るプログラムを記憶する。
RAM203は、ROM202やHDD204から読み出されたプログラムやデータを一時的に保持する揮発性メモリであり、CPU201の作業領域として使用される。
HDD204は、記憶内容が書き換え可能な大容量かつ不揮発性の記憶装置であり、例えば、基本ソフトウェアであるOS(Operating System)、OS上で動作し各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア等のプログラムやデータを記憶する。また、HDD204は、後述する通信I/F208を介してコントロール装置100から取得した伝票情報を記憶する。なお、POS端末装置200は、HDD204に替えて、またはこれと共に、SSD(Solid State Drive)等の書き換え可能な不揮発性の記憶装置を備えてもよい。
メインディスプレイ205は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等の表示装置であり、CPU201の制御に従って、各種画像を表示する。また、メインディスプレイ205は、表示画面とこれに重ねて設けられたタッチセンサとからなるタッチパネルを備え、会計担当者の操作を受け付け、受け付けた操作に応じた操作信号をCPU201に供給する。メインディスプレイ205は、例えば、表示画面を会計担当者が会計時に位置する側に向けて配置され、コントロール装置100から取得した伝票情報に基づく画像を表示し、会計担当者の操作を受け付ける。
サブディスプレイ206は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等の表示装置であり、CPU201の制御に従って、各種画像を表示する。また、サブディスプレイ206は、表示画面とこれに重ねて設けられたタッチセンサとからなるタッチパネルを備え、顧客の操作を受け付け、受け付けた操作に応じた操作信号をCPU201に供給する。サブディスプレイ206は、例えば、表示画面を顧客が会計時に位置する側に向けて配置され、注文商品リスト(注文商品名、数量、単価(および小計)が対応付けられた一覧)および合計金額、キャンペーン告知等の情報を表示し、顧客の操作を受け付ける。サブディスプレイ206は、例えば、個別会計方式による会計を行う際に各顧客がサブディスプレイ206に表示された注文商品のリストから自己が注文した商品を選択できるように構成されてもよい。
プリンタ207は、会計内容等を示すレシートデータ等を印刷する印刷装置であり、例えば、サーマルロール紙等の紙媒体に印字するサーマルプリンタにより構成される。
通信I/F208は、オーダエントリシステム1を構成する各装置と通信するためのインタフェースであり、CPU201の制御に従って、ネットワークNWを介してコントロール装置100、厨房端末装置300、アクセスポイント400との間でデータの送受信を行う。
(POS端末装置200の機能構成)
続いて、POS端末装置200の機能構成について説明する。POS端末装置200は、図3に示すように、制御部210、記憶部220、店員用表示操作部230、顧客用表示操作部240、印刷部250、および通信部260を備える。
制御部210は、例えばCPU201により構成され、POS端末装置200の構成部位の各々を制御する。制御部210は、機能的には、伝票情報取得部211、会計処理部212、表示制御部213、印刷制御部214を有する。これらの各機能部は、制御部210が記憶部220に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
伝票情報取得部211は、会計対象の伝票情報を取得する。詳述すると、伝票情報取得部211は、会計担当者による会計開始を指示する操作に応じて、通信部260を介して、会計対象の伝票情報の送信を要求する送信要求信号をコンロール装置100に送信する。また、伝票情報取得部211は、通信部260を介して、送信要求信号の応答としてコントロール装置100から送信された伝票情報を受信する。これにより、伝票情報取得部211は、会計対象の伝票情報を自発的に取得することができる。伝票情報取得部211は、本発明の取得手段の一例である。
会計処理部212は、伝票情報取得部211が取得した伝票情報に基づいて、会計処理を実行する。会計処理とは、伝票情報が示す飲食代金を決済する処理であり、会計方式の設定、支払い金額および預かり金額の取得、釣り銭額の算出、レシートの印刷、会計情報の生成等の処理を含む。会計処理部212は、会計担当者の設定操作に基づいて、グループの飲食代金の会計方式を、一括会計方式、個別会計方式、任意分割会計方式のいずれかに設定し、設定した会計方式を用いて伝票情報が示す飲食代金の会計処理を行う。ここで、支払い金額とは、任意分割会計方式による会計を行う際に顧客から支払いの意思表示(申告)がされた金額である。支払い金額は、いわゆる割り勘とは異なる概念により、会計時または会計前にグループ内の顧客全員の合意のもとに決定された金額であることが望ましい。預かり金額とは、支払い金額の意思表示後にレジ担当者が顧客から受け取った金額であり、釣り銭額とは、預かり金額から支払い金額を減算した金額である。なお、一括会計方式および個別会計方式による会計処理は周知であるため、本実施の形態では、一括会計方式および個別会計方式による会計処理について詳細な説明は省略する。会計処理部212は、本発明の会計処理手段の一例である。
表示制御部213は、店員用表示操作部230および顧客用表示操作部240における表示動作を制御する。表示制御部213は、店員用表示操作部230を制御して、例えば、会計担当者が会計方式を設定するための設定ボタンや支払い金額や預かり金額を入力するためのテンキーを店員用表示操作部230に表示させる。また、表示制御部213は、顧客用表示操作部240を制御して、例えば、伝票情報から導出される飲食代金や任意分割会計方式による会計の際に会計処理部212が算出したグループ飲食代金の残額を顧客用表示操作部240に表示させる。
印刷制御部214は、印刷部250における印刷動作を制御する。印刷制御部214は、印刷部250を制御して、例えば、任意分割会計方式における各顧客の会計が終了する毎に会計処理部212が生成した会計情報に基づくレシートデータを印刷部250に印刷させる。
記憶部220は、例えば、ROM202、RAM203、HDD204を含んで構成され、制御部210が実行する各種プログラム、制御部210がプログラム実行の際に用いる各種データ、制御部210がプログラム実行により生成した各種データ等を記憶する。
店員用表示操作部230は、メインディスプレイ205により構成され、制御部210の制御に従って、制御部210から取得した表示用の画像データにアナログ信号変換処理等を施して、各種画像を表示する。また、店員用表示操作部230は、制御部210の制御に従って、メインディスプレイ205が備えるタッチパネルを介して会計担当者の操作を受け付け、受け付けた操作に応じた操作信号を制御部210に供給する。店員用表示操作部230は、例えば、会計担当者の支払い金額や預かり金額の入力操作を受け付け、受け付けた支払い金額や預かり金額を示す操作信号を制御部210に供給する。店員用表示操作部230は、本発明の入力手段の一例である。
顧客用表示操作部240は、サブディスプレイ206により構成され、制御部210の制御に従って、制御部210から取得した表示用の画像データにアナログ信号変換処理等を施して、伝票情報に基づく注文商品リストをはじめとする各種情報を表示する。また、顧客用表示操作部240は、制御部210の制御に従って、サブディスプレイ206が備えるタッチパネルを介して顧客の操作を受け付け、受け付けた操作に応じた操作信号を制御部210に供給する。
印刷部250は、プリンタ207により構成され、紙媒体に会計処理の結果を示すレシートデータ等を印刷する。
通信部260は、通信I/F208により構成され、制御部210の制御に従って、ネットワークNWを介してオーダエントリシステム1を構成する各装置との間でデータの送受信を行う。通信部260は、例えば、伝票情報の送信を要求する送信要求信号をコントロール装置100に送信し、その応答として伝票情報をコントロール装置100から受信する。また、通信部260は、会計終了時等に生成される会計情報をコントロール装置100に送信する。
(POS端末装置200の動作)
次に、図4に示すフローチャートを参照して、POS端末装置200の制御部210が実行する任意分割会計処理について説明する。この任意分割会計処理は、グループ飲食代金をグループ内の各顧客が任意の支払い金額で分割して会計する処理である。制御部210は、店員用表示操作部230を介して会計担当者による任意分割会計方式を設定する操作を受け付けたことに応答して、任意分割会計処理を開始する。ここで、任意分割会計処理を開始するにあたり、制御部210(伝票情報取得部211)は、通信部260を介してコントロール装置100から会計対象の伝票情報を予め取得しているものとする。
任意分割会計処理を開始すると、まず、制御部210は、グループ飲食代金を顧客用表示操作部240に表示させる(ステップS101)。制御部210(会計処理部212)は、任意分割会計処理の開始前に伝票情報取得部211がコントロール装置100から予め取得した伝票情報に含まれる合計金額に基づいてグループ飲食代金を取得する。そして、制御部210(表示制御部213)は、顧客用表示操作部240を制御して、グループ飲食代金を顧客用表示操作部240に表示させる。また、制御部210(会計処理部212)は、後述するグループ飲食代金の残額の初期値として伝票情報から導出されたグループ飲食代金を設定する。
次に、制御部210は、支払い金額の入力があったか否かを判定する(ステップS102)。会計担当者は、グループ内の顧客のいずれかによる支払い金額の申告に応じて、店員用表示操作部230を介して支払い金額の入力操作を行う。支払い金額の入力操作を受け付けた店員用表示操作部230は、受け付けた支払い金額を示す操作信号を制御部210に供給する。制御部210(会計処理部212)は、店員用表示操作部230から支払い金額を示す操作信号を取得したか否かに応じて、支払い金額の入力があったか否かを判定する。支払い金額の入力がないと判定した場合(ステップS102:NO)、制御部210は、処理をステップS102に戻し、支払い金額が入力されるまで待機する。
一方、支払い金額の入力があったと判定した場合(ステップS102:YES)、制御部210は、グループ飲食代金の残額を算出する(ステップS103)。具体的には、制御部210(会計処理部212)は、ステップS103の処理を実行する都度、グループ飲食代金の残額からステップ102において取得した支払い金額を減算して新たなグループ飲食代金の残額を算出する。
続いて、制御部210(会計処理部212)は、グループ飲食代金の残額が0より大きいか否かを判定する(ステップS104)。制御部210(会計処理部212)は、ステップS104の処理を実行する度に、直前のステップS103において算出した新たなグループ飲食代金の残額が0より大きいか否かを判定する。
グループ飲食代金の残額が0より大きいと判定した場合(ステップS104:YES)、制御部210は、支払い金額に基づいてグループ飲食代金の一部を会計する(ステップS105)。会計担当者は、会計対象の顧客から支払い金額に見合う預かり金を受け取り、店員用表示操作部230を介して預かり金額を入力する。制御部210(会計処理部212)は、支払い金額と預かり金額とを比較し、お釣りがある場合には釣り銭額を算出して、伝票情報に基づく注文商品リスト、支払い金額、預かり金額、釣り銭額等を含む会計情報を生成する。制御部210(表示制御部213)は、顧客用表示操作部240を制御して、会計情報を顧客用表示操作部240に表示させる。また、制御部210(印刷制御部214)は、印刷部250を制御して、会計情報に基づくレシートを印刷部250に印刷させる。会計担当者は、釣り銭額分の貨幣をキャッシュドロアから取り出し、レシートと共に会計対象の顧客に渡す。これにより、グループ飲食代金の会計が一部完了する。
ここで、図5A〜図5D、図6A〜図6Cを参照して、任意分割会計方式による会計の際に発行するレシートについて説明する。任意分割会計における各会計に係るレシートには、例えば図5A〜図5Cに示すように、注文商品リスト、合計金額(グループ飲食代金)に続いて、各会計における支払い金額、預かり金額、釣り銭額に相当する事項(例えば、図5Aに示すレシートにおける「1回目お支払い金額」、「1回目預かり金額」、「1回目お釣り」)、グループ飲食代金の残額に相当する事項(例えば、図5Aに示すレシートにおける「1回目残額」)が記載される。
より具体的には、図5A〜図5Cは、顧客A、顧客B、顧客Cで構成されるグループのグループ飲食代金7,200円を、1回目会計で顧客Aが支払い金額4,000円分を10,000円を出して支払い、2回目会計で顧客Bが支払い金額1,500円分を10,000円を出して支払い、顧客Cが支払い金額1,700円分を2,000円を出して支払って会計した場合を示している。図5Aに示すレシートを顧客Aが、図5Bに示すレシートを顧客Bが、図5Cに示すレシートを顧客Cが、お釣りと共に会計担当者からそれぞれ受け取る。また、図6Aおよび図6Bは、顧客A、顧客B、顧客Cで構成されるグループのグループ飲食代金7,200円を、1回目会計で顧客Aが支払い金額4,000円分を10,000円を出して支払い、2回目会計で顧客Bが3,200円分を10,000円を出して支払い、顧客Cは支払わずに会計した場合を示している。図6Aに示すレシートを顧客Aが、図6Bに示すレシートを顧客Bが、お釣りと共に会計担当者からそれぞれ受け取る。
さらに、図5A〜図5C,図6Aおよび図6Bに示す、任意分割会計方式において各会計毎に発行するレシートに加え、または、これらのレシートに替えて、図5Dおよび図6Cに示す、任意分割会計方式を用いた会計における各会計の内容を総括した最終的なレシートを発行し、会計担当者がグループの代表者等に渡すようにしてもよい。
次に、制御部210は、グループ飲食代金の残額を表示する(ステップS106)。具体的には、制御部210(表示制御部213)は、顧客用表示操作部240を制御して、ステップS103において算出したグループ飲食代金の残額を顧客用表示操作部240に表示させる。ステップS106を実行した後、制御部210は、処理をステップS102に戻す。
ステップS104において、グループ飲食代金の残額が0以下であると判定した場合(ステップS104:NO)、制御部210は、支払い金額に基づいてグループ飲食代金の一部または全部を会計する(ステップS107)。ここで、ステップS104の初回実行時にグループ飲食代金の残額が0以下であると判定された場合には、グループ飲食代金の全部の会計が行われる。すなわち、会計方式として任意分割会計方式が採用されたものの、単一の顧客による一括会計が行われることとなる。一方、ステップS104の複数回目の実行時にグループ飲食代金の残額が0以下であると判定された場合には、グループ飲食代金の一部の会計が行われる。すなわち、グループ飲食代金のうち未だ会計されていない残り全部の会計が行われることとなる。なお、グループ飲食代金の残額が0より小さくなる要因としては、支払い金額の顧客の申告ミスや会計担当者の入力ミス等が考えられるが、仮にグループ飲食代金の残額が0より小さい場合には、グループ飲食代金が過払いとなる旨を表示する等して会計担当者や顧客に会計不具合を報知するように構成してもよい。
ステップS107において、制御部210は、ステップS105と同様の処理を実行する。制御部210(会計処理部212)は、支払い金額と預かり金額とを比較し、お釣りがある場合には釣り銭額を算出して、支払い金額、預かり金額、釣り銭額等を含む会計情報を生成する。制御部210(表示制御部213)は、顧客用表示操作部240を制御して、会計情報を顧客用表示操作部240に表示させる。また、制御部210(印刷制御部214)は、印刷部250を制御して、会計情報に基づくレシートデータを印刷部250に印刷させる。会計担当者は、釣り銭額分の貨幣をキャッシュドロアから取り出し、レシートと共に会計対象の顧客に渡す。これにより、グループ飲食代金の会計が全て完了する。
次に、制御部210は、グループ飲食代金の残額を表示する(ステップS108)。この時、グループ飲食代金の残額は0円である。制御部210(表示制御部213)は、顧客用表示操作部240を制御して、ステップS103において算出したグループ飲食代金の残額を顧客用表示操作部240に表示させる。
続いて、制御部210は、会計情報をコントロール装置100に送信する(ステップS109)。制御部210は、通信部260を介して、任意分割処理の実行中に会計処理部212が生成したすべての会計情報をコントロール装置100に送信する。コントロール装置100は、POS端末装置200から取得した会計情報を対応する伝票情報と関連付けて管理することにより、運用状況を管理することができる。ステップS109を実行した後、制御部210は、任意分割会計処理を終了する。
以上に説明したように、本実施の形態に係るPOS端末装置200は、複数の顧客からなるグループで飲食された商品の合計金額であるグループ飲食代金を取得し、グループ飲食代金のうち各顧客が支払う任意の支払い金額の入力を受け付ける毎に、受け付けた支払い金額に基づいてグループ飲食代金を分割して会計する。これにより、グループの飲食代金の会計の利便性を向上させることができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変形および応用が可能である。
上記の実施の形態では、現金による会計処理について説明したが、これに限られず、POS端末装置200の会計処理において、クレジットカード、電子マネー、商品券等による決済手段を用いてもよい。
上記の実施の形態では、飲食店で複数の顧客からなるグループの飲食代金を会計する際にPOS端末装置200を用いる場合を一例に説明したが、これに限られず、POS端末装置200は、例えば、商品販売店で複数人のグループが購入する商品の購入代金を会計する際にも用いることができる。
上記の実施の形態において、例えばPOS端末装置200の制御部210として機能するCPU201が実行する制御プログラムは、ROM202に記憶されていた。しかしながら、本発明は、これに限定されず、上記の各種処理を実行させるための制御プログラムを、既存の汎用コンピュータや、フレームワーク、ワークステーション等に実装することにより、上記の実施の形態に係るPOS端末装置200に相当する装置として機能させてもよい。
このようなプログラムの提供方法は任意であり、例えば、コンピュータが読取可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM)等に格納して配布してもよいし、インターネットをはじめとするネットワーク上のストレージにプログラムを格納しておき、これをダウンロードさせることにより提供してもよい。
1 オーダエントリシステム
100 コントロール装置
200 POS端末装置
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 HDD
205 メインディスプレイ
206 サブディスプレイ
207 プリンタ
208 通信I/F
210 制御部
211 伝票情報取得部
212 会計処理部
213 表示制御部
214 印刷制御部
220 記憶部
230 店員用表示操作部
240 顧客用表示操作部
250 印刷部
260 通信部
300 厨房端末装置
400 アクセスポイント
500 注文入力端末装置
BL バスライン
NW ネットワーク

Claims (7)

  1. 複数の顧客で構成されるグループで飲食された商品の合計金額であるグループ飲食代金の金額を取得する取得手段と、
    任意分割する会計方式下で前記グループ飲食代金の金額(残額)のうち前記複数の顧客のいずれかが支払う任意の金額である支払い金額の入力のみを受け付ける入力処理を行う入力手段と、
    前記入力手段が前記支払い金額を受け付ける都度、前記グループ飲食代金の金額(残額)から前記支払い金額を減算し、該グループ飲食代金の支払の残額を算出して会計する、会計処理を都度行う会計処理手段と、を備え、
    OS端末装置は、グループの飲食代金を会計する際に、前記取得手段で取得したグループ飲食代金の金額を顧客達が各々指定して支払う任意分割する会計方式を指定された場合に、グループ飲食代金の金額を分割する人数の入力を受けること無しに、前記会計処理手段により初回の会計を進める一方、会計後の残額が0より大である場合は、前記入力手段により、前記残額のうちの任意の金額である次に行う支払い金額の入力のみを受け付ける次の入力処理を受け付け可能にし、
    前記次の入力処理が行われると、前記会計処理手段により、前記残額から前記次に行う支払い金額を減算することで該グループ飲食代金の次の残額を算出し、会計する次の会計処理を進め、
    該POS端末装置は、前記入力手段と前記会計処理手段により、前記次の残額が0となるまで、それぞれ、前記次の入力処理と前記次の会計処理を繰り返す処理ルーチンを実行する、前記グループの飲食代金を顧客達が各々指定して支払う任意金額で任意分割する会計方式を具備する、
    POS端末装置。
  2. 前記会計処理手段が算出した前記残額を表示する表示手段、をさらに備え、
    前記表示手段は、前記会計処理手段が前記次の会計処理を行う毎に、前記次の残額を表示する、
    請求項1に記載のPOS端末装置。
  3. 前記会計処理手段が前記会計処理を行ったときに、その会計内容を印刷したレシートを出力する印刷手段、をさらに備え、
    前記印刷手段は、前記会計処理手段が前記次の会計処理を行う毎に、その会計内容を印刷したレシートを出力する、
    請求項1又は2に記載のPOS端末装置。
  4. 前記次の残額が0となったとき、前記会計処理の会計内容と、前記次の残額が0となるまでに行われた前記次の会計処理のすべての会計内容を印刷したレシートを出力する印刷手段、をさらに備える、請求項1又は2に記載のPOS端末装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のPOS端末装置を備える、
    オーダエントリシステム。
  6. POS端末装置が実行する、任意金額で任意分割する会計方式を含む会計制御方法であって、
    複数の顧客で構成されるグループで飲食された商品の合計金額であるグループ飲食代金の金額を取得する取得ステップと、
    グループの飲食代金を会計する際に、前記取得ステップで取得したグループ飲食代金の金額を顧客達が各々指定して支払う任意分割する会計方式を指定された場合に、グループ飲食代金の金額を分割する人数の入力を受けること無しに、任意分割する会計方式下で前記グループ飲食代金(残額)の金額のうち前記複数の顧客のいずれかが支払う任意の金額である支払い金額の入力のみを受け付ける入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて前記支払い金額が受け付ける都度、前記グループ飲食代金の金額(残額)から前記支払い金額を減算し、該グループ飲食代金の支払の残額を算出して会計する、会計処理ステップと、
    前記会計処理ステップにより初回の会計を進める一方、会計後の額が0より大である場合は、前記残額のうちの任意の金額である次に行う支払い金額の入力のみを受け付ける次の入力処理を行う次の入力ステップを受け付け可能にし、
    前記次の入力ステップが行われると、前記残額から前記次に行う支払い金額を減算することで該グループ飲食代金の次の残額を算出し、会計する次の会計処理を行う次の会計処理ステップを進め、
    前記次の残額が0となるまで、前記次の入力ステップと前記次の会計処理ステップを繰り返す処理ルーチンを実行する、前記グループの飲食代金を顧客達が各々指定して支払う任意金額で任意分割する繰り返しステップと、
    を含む、
    会計制御方法。
  7. POS端末装置が備えるコンピュータを、
    複数の顧客で構成されるグループで飲食された商品の合計金額であるグループ飲食代金の金額を取得する取得手段、
    任意分割する会計方式下で前記グループ飲食代金の金額(残額)のうち前記複数の顧客のいずれかが支払う任意の金額である支払い金額の入力のみを受け付ける入力処理を行う入力手段、
    前記入力手段が前記支払い金額を受け付ける都度、前記グループ飲食代金の金額(残額)から前記支払い金額を減算し、該グループ飲食代金の支払の残額を算出して会計する、会計処理を都度行う会計処理手段、として機能させ、
    更に、前記コンピュータを、
    グループの飲食代金を会計する際に、前記取得手段で取得したグループ飲食代金の金額を顧客達が各々指定して支払う任意分割する会計方式を指定された場合に、グループ飲食代金の金額を分割する人数の入力を受けること無しに、前記会計処理手段により初回の会計を進める一方、会計後の残額が0より大である場合は、前記入力手段により、前記残額のうちの任意の金額である次に行う支払い金額の入力のみを受け付ける次の入力処理を受け付け可能にし、
    前記次の入力処理が行われると、前記会計処理手段により、前記残額から前記次に行う支払い金額を減算することで該グループ飲食代金の次の残額を算出し、会計する次の会計処理を進め、
    前記入力手段と前記会計処理手段により、前記次の残額が0となるまで、それぞれ、前記次の入力処理と前記次の会計処理を繰り返す処理ルーチンを実行させる、
    ように動作させ、前記グループの飲食代金を顧客達が各々指定して支払う任意金額で任意分割する会計方式を実行可能にする、プログラム。
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