JP6352768B2 - 商品販売データ処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、商品販売データ処理装置及びプログラムに関する。
従来、電気やガス、水道等の公共料金の支払いは、銀行や郵便局だけでなくコンビニエンスストア等の店舗でも取り扱いが可能となっている。
このような店舗は、公共料金の支払いが可能なPOS(Point of Sales)端末を導入し、客から公共料金を代行して収納する収納代行業務を行う。然るに、店舗は、代行して収納した公共料金を後に公共機関へ納付することとなる。
POS端末での収納代行業務に係る操作手順として、例えば次のようなものがある。
先ず、店員が、客から公共料金の払込票を受け取る。店員はその払込票に印刷されているバーコードをPOS端末のバーコードスキャナで走査する。こうして、POS端末に払込票の一件分のデータを登録する、その後、店員は金額を客用ディスプレイに表示させて精算処理を行う。
客から一度に複数枚の払込票が持ち込まれることもある。このような場合は、店員は払込票を一枚ずつバーコードスキャナで走査し、各払込票のデータをPOS端末に登録する。
更に、複数枚の払込票の入力途中にあるいは入力後において客から一部の払込票の取消しを求められることもある。このような場合、店員は、登録済みの払込票のデータを店員用ディスプレイに一覧で表示させ、その一覧から取消対象となる払込票のデータの選択を行う。この選択により、客から取消しを求められた払込票のデータがPOS端末から消去される。
ところが、払込票のデータの取消は一覧からの選択だけで行われるため、店員の選択ミスなどにより、取消予定ではない払込票のデータが取り消されてしまう事案が報告されている。
取消予定ではないものが取り消されてしまうと、本来は払込みが必要であったものが公共機関へ納付されないことになる。このため、後日、その公共機関から客に督促状などが送付されるということも発生しうる。店舗側でその場で払込票の取消ミスを発見できなければ、後日、客に迷惑をかける事態に発展することも想定される。
また、店舗によっては、公共料金の支払いの他にコンサート等のチケット代の支払いや、客がインターネットで申し込んだ商品の代金の支払いなどを収納代行業務として行うところもある。このような店舗では、客がコードシンボルの印刷された引換票を用いて代金の支払いを行うときに、店員による引換票の取消ミスが払込票の取消ミスと同様の手順で起こりうる。
このようなことから、払込票や引換票のような、コードシンボル等の被読取情報を有する読取票の全般について、データ登録後の取消し処理における取消ミスを防止するための対策が求められている。
本発明が解決しようとする課題は、公共料金の受け付け等の収納代行業務において、精算対象として登録した読取票のデータの内、取消の対象となる読取票のデータをミスなく取消すことのできる商品販売データ処理装置及びプログラムを提供することである。
実施形態の商品販売データ処理装置は、収納代行業務において取り扱われる読取票からデータを読み取る読取手段と、上記読取手段により読み取られたデータを精算対象のデータとして記憶する第一の記憶手段と、上記読取手段により読み取られたデータを精算対象とするものから取消対象とするものに切り替える指示手段と、上記指示手段による切り替えがあった後に上記読取手段により読み取られたデータを、取消対象のデータとして記憶する第二の記憶手段と、上記第二の記憶手段に記憶されている取消対象のデータを用いて、客に対して取消の承認を求める承認画面を表示し、更に、店員に対して取消対象の確認を求める確認画面を表示する表示手段と、上記承認画面で客の承認が得られ、且つ、上記確認画面で店員の確認が得られた場合に、上記第一の記憶手段に記憶されている精算対象のデータから上記第二の記憶手段に記憶されている取消対象のデータを除く精算対象のデータについての精算処理を行う精算処理手段と、を有する。
図1は、実施形態にかかる商品販売データ処理装置としてのPOS端末の外観を示す斜視図である。 図2は、POS端末の構成を示すブロック図である。 図3は、制御部の機能構成を示すブロック図である。 図4は、記憶部のメモリマップ図である。 図5は、公共料金収納代行を行う際の払込票登録処理のPOS端末の動作の流れを示すフロー図である。 図6は、図5のフロー図の続きである。 図7は、取消業務画面の構成の一例を示した図である。 図8は、取消払込票確認画面の構成の一例を示した図である。 図9は、承認画面の構成の一例を示した図である。 図10は、メッセージ画面の構成の一例を示した図である。 図11は、エラー画面の構成の一例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、POS端末1を例に、商品販売データ処理装置及びプログラムの実施形態を説明する。また、本実施形態では、コンビニエンスストア等の店舗に導入された公共料金収納代行システムを例に説明する。
図1は、本実施形態の商品販売データ処理装置であるPOS端末1の外観を示す斜視図であり、図2は、POS端末1の構成を示すブロック図である。まず、図1に示すように、POS端末1は、ドロワ2、モードキー3、キーボード4、スキャナ5、レシートプリンタ6、店員用ディスプレイ7、店員用タッチパネル8、客用ディスプレイ9、及び客用タッチパネル10を備えている。また、図2に示すように、POS端末1は、主制御部11、ROM12、RAM13、ドロワ制御部14、モードキーインタフェース15、キーボードインタフェース16、スキャナインタフェース17、プリンタ制御部18、店員用表示制御部19、店員用パネルインタフェース20、客用表示制御部21、及び客用パネルインタフェース22を備えている。
なお、この内の、モードキー3、キーボード4、スキャナ5、店員用タッチパネル8、客用タッチパネル10、モードキーインタフェース15、キーボードインタフェース16、スキャナインタフェース17、店員用パネルインタフェース20、及び客用パネルインタフェース22は、「入力部」として設けられている。
ドロワ2は、引出し2aを備える筐体で、POS端末1の最下部に設けられており、現金等を収容するものである。モードキー3は、POS端末1の正面側に設けられており、登録、点検、設定等の各種業務モードを選択するためのものである。
キーボード4は、POS端末1の正面に設けられており、店員(オペレータ)によって操作されるものである。キーボード4には、各種操作入力を行うための操作キーが配置されている。例えば、商品又は公共料金の払込票の数や金額等を入力するための置数キーや、登録済みの商品又は払込票の取消しを宣言するための取消キーがある。また、登録済みの商品又は払込票から読み取った公共料金の合計出力を行うための小計キーや、商品や払込票の登録を終了してレシートの発行処理を行うための会計キー等がある。
スキャナ5は、コードシンボルを読み取るものである。コードシンボルは、例えば商品に付与されたバーコードや二次元コード、払込票に付与されたバーコード等である。
レシートプリンタ6は、レシート、ジャーナルやクーポン等を印刷するものであって、POS端末1の正面側に形成されたレシート発行口6aを有し、このレシート発行口6aから印刷物を排紙する。
店員用ディスプレイ7はPOS端末1の正面側に設けられており、客用ディスプレイ9はPOS端末1の背面側に設けられている。店員用ディスプレイ7及び客用ディスプレイ9は、液晶カラーディスプレイ等により実現されており、商品又は払込票の情報や金額などを表示するためのものである。本実施形態では、店員用ディスプレイ7及び客用ディスプレイ9に、特に、スキャナ5による読み取りにより登録された払込票の情報や、登録済みの払込票の取消情報などを表示する。更に、店員用ディスプレイ7及び客用ディスプレイ9は、店員用の操作ボタンや客用の承認ボタンなども表示する。
店員用タッチパネル8は、店員用ディスプレイ7に積層配置されており、店員による操作ボタンの操作を受け付けるためのものである。
客用タッチパネル10は、客用ディスプレイ9に積層配置されており、客による承認ボタンの操作を受け付けるためのものである。
主制御部11は、MPU(Micro Processing Unit)等の演算処理装置、内部メモリならびに上記各部(ROM12、RAM13、ドロワ制御部14、プリンタ制御部18、店員用表示制御部19、客用表示制御部21及び各種インタフェース〈モードキーインタフェース15、キーボードインタフェース16、スキャナインタフェース17、店員用パネルインタフェース20及び客用パネルインタフェース22〉)と各種信号の授受を行う回路等から構成されている。主制御部11は、上記内部メモリ及びROM12に予め記憶された制御プログラムと、上記各種インタフェースから入力される操作指示とに基づいて、本POS端末1全体動作を制御するものである。主制御部11は、上記各部を動作状態を把握しながら制御する。
ROM12は、POS端末1で実行される各種制御プログラム等のデータを予め固定的に記憶している記憶媒体である。RAM13は、各種制御プログラムが一時的に用いるデータを記憶する記憶媒体である。
ドロワ制御部14は、主制御部11による制御に基づいて、ドロワ2の引出し2aの開閉を制御する。モードキーインタフェース15は、主制御部11と信号を送受信することにより、モードキー3に施された操作内容を主制御部11に伝達する。キーボードインタフェース16は、主制御部11と信号を送受信することにより、キーボード4に施された操作内容を主制御部11に伝達する。スキャナインタフェース17は、スキャナ5が読み取ったコードシンボルに基づくデータを主制御部11に伝達する。プリンタ制御部18は、主制御部11による制御に基づいて、レシートプリンタ6の印刷動作等の制御を行う。
店員用表示制御部19は、主制御部11による制御に基づいて、店員用ディスプレイ7の表示内容を制御する。店員用パネルインタフェース20は、主制御部11と信号を送受信することにより、店員用タッチパネル8に施された操作内容を主制御部11に伝達する。
客用表示制御部21は、主制御部11による制御に基づいて、客用ディスプレイ9の表示内容を制御する。客用パネルインタフェース22は、主制御部11と信号を送受信することにより、客用タッチパネル10に施された操作内容を主制御部11に伝達する。
ここで、主制御部11とROM12とRAM13とから、制御部50が構成される。
図3は、制御部50の機能構成を示すブロック図である。主に、後述する払込票の取消処理に係る機能構成を示している。図4は、取消処理に使用される記憶部(RAM13など)のメモリマップを示す図である。
制御部50は制御プログラムに従うことにより、図3に示す、受付手段501と、保存手段502と、指示手段503と、表示手段504と、選択手段505と、判定手段506と、精算処理手段507とを実現する。
受付手段501は、スキャナ5からの入力を監視し、スキャナ5で読み取られた払込票のデータを受け付けるものである。受付手段501とスキャナ5とスキャナインタフェース17により「読取手段」が構成される。
保存手段502は、受付手段501が受け付けたデータを精算対象のデータとして図4に示す記憶部508の第一の記憶領域M1に保存するものである。また、保存手段502は、後述する指示手段503から切り替えの通知があると、受付手段501が受け付けたデータを取消対象のデータとして記憶部508の第二の記憶領域M2に保存する。
図4に示すように、記憶部508には、メモリ領域として第一の記憶領域M1と第二の記憶領域M2が設けられている。第一の記憶領域M1は、精算対象のデータを記憶するための領域である。また、第二の記憶領域M2は、取消対象のデータを記憶するための領域である。保存手段502と第一の記憶領域M1とにより第一の記憶手段が構成され、保存手段502と第二の記憶領域M2とにより第二の記憶手段が構成される。なお、図4の選択フラグ設定領域F1及びカウント領域C1については、後の動作説明の中で説明する。
指示手段503は、スキャナ5で読み取ったデータの処理対象を精算対象とするものから取消対象とするものに切り替えるものである。指示手段503は、本実施形態ではキーボード4の取消キーの押下信号を監視し、この信号を検出すると、保存手段502に取消対象への切り替えを通知する。
表示手段504は、払込票の登録処理(取消処理も含む)に関する各種画面を店員用ディスプレイ7や客用ディスプレイ9に表示するものである。表示手段504は、一覧表示画面や確認画面や承認画面などを表示する場合、表示画面として、記憶部508の第一の記憶領域M1又は第二の記憶領域M2に記憶されている各種データを含む画面を生成する。一覧表示するものについては、第一の記憶領域M1又は第二の記憶領域M2に記憶されている各種データを例えばリスト形式で並べた一覧データを画面に含める。
選択手段505は、店員用ディスプレイ7に一覧表示されている精算対象のデータの店員による選択入力を受け付けるものである。選択手段505は、店員用ディスプレイ7に一覧表示されている精算対象のデータの選択入力を監視する。店員による店員用タッチパネル8上でのタッチやキーボード4上の上下左右キー及び決定キーの操作などがあると、その選択を受け付ける。
判定手段506は、選択手段505が受け付けた取消対象のデータとスキャナ5で取消対象として読み取ったデータとが同じものを指すか否かを判定するものである。
精算処理手段507は、記憶部508の第一の記憶領域M1に記憶されている精算対象のデータから第二の記憶領域M2に記憶されている取消対象のデータを除いた残りの精算対象のデータの精算処理を行うものである。
次に、POS端末1の動作について、図5〜図11を参照して説明する。図5と図6は、公共料金収納代行を行う際の払込票の登録処理(取消処理を含む)のPOS端末1の動作の流れを示すフロー図である。図7〜図11は、払込票の取消処理の実行中に店員用ディスプレイ7又は客用ディスプレイ9に表示される画面の一例を示す図である。なお、以下で特に説明しない限り、各画面内の「中止」ボタンや、このボタンに相当するキーボード上の「中止」キーが押下された場合(図5の「入力中止」B0に相当)、登録されているデータを初期化し、登録処理の初期状態(図5のステップS1)に戻るものとする。
店員は、客から公共料金収納代行を依頼する旨を告げられると、POS端末1に対し、店員用タッチパネル8から払込票の登録処理の開始を指示する。すると制御部50は、ROM12から所定の制御プログラムを読み出して実行することにより図5と図6に跨って示す払込票登録処理を開始する。このとき、制御部50では、表示手段504が店員用ディスプレイ7に不図示の「払込票登録画面」を表示し、店員の操作入力があるまで待機する。
制御部50は、先ず、払込票を受け付けて登録処理を行う(S1)。この処理は、店員のスキャナ5による払込票の読取操作が行われる場合の処理である。払込票の読取操作が行われると、この操作をスキャナインタフェース17を介して受付手段501が検出する。更に、受付手段501は、スキャナインタフェース17を介して入力された払込票のデータを受け付ける。それから、保存手段502がそのデータを記憶部508の第一の記憶領域M1に保存することにより払込票の登録を完了する。登録されたデータは、随時、表示手段504による更新により上記「払込票登録画面」に表示する。
次に、制御部50は、払込票の読取操作が行われない場合の処理として、上記「払込票登録画面」に設けられた「確定ボタン」が押下されたか否かを判定する(S2)。この判定で、「確定ボタン」が押下されていないと判定すると(No判定)、続いてキーボード4の「取消キー」が押下されたか否かを判定する(S3)。この判定で、「取消キー」が押下されていないと判定すると(No判定)、ステップS1の処理に戻り、同様に処理を繰り返す。
店員は、払込票が複数枚ある場合、「確定ボタン」を押すまで連続して全ての払込票をスキャナ5で読み取らせることができる。制御部50は、これら全ての払込票のデータをステップS1で登録するものとなる。
店員が全ての払込票の読み取りを終わらせるなどして「確定ボタン」を押すと、制御部50は、ステップS2で「確定ボタン」が押下されたと判定し(Yes判定)、次のステップに処理を移行する。
移行後のステップで、制御部50は、払込票の登録確認処理を行う(S4)。この処理で、表示手段504は、第一の記憶領域M1に保存されている各払込票のデータの、例えば件数や請求元の会社名などを含む不図示の「確認画面」を生成し、客用ディスプレイ9に表示する。この「確認画面」には「承認ボタン」を設けて、登録内容や支払対象に間違いがないかなどの承認を客に求める。
制御部50は、続いて、「承認ボタン」が押下されたか否かを判定する(S5)。上記「確認画面」で客が支払内容を確認して「承認ボタン」を押すと、制御部50は、ステップS5で「承認ボタン」が押下されたと判定する(Yes判定)。そして、続く精算処理を行う(S6)。
この精算処理は、精算処理手段507が行う。精算処理手段507は、第一の記憶領域M1に保存されている各払込票のデータの支払額や手数料などを合算する。そして、表示手段504が客用ディスプレイ9にその合計額を表示する。また、精算処理手段507は、店員により入力された客からの受取額に基づいて釣銭等を算出する。そして、表示手段504が客用ディスプレイ9に釣銭を含む会計額を表示する。その後、スキャナ5は、ドロワ2の引出し2aを解放するなどして釣銭を客に渡し、払込票の精算処理を終了する。
一方、ステップS5において、客からの承認が得られず、「承認ボタン」が押されなかった場合には(No判定)、ステップS1の処理に戻って、ステップS1から処理を再び実行する。「承認ボタン」が押されなかったことについての制御部50での判定は、例えば、上記「確認画面」に「やり直しボタン」などを設けて、客にそのボタンを押させることにより実施する。また、店員が客から口頭で「承認しない」という申し出や「払込票の取り消し」の申し出を受けた場合は、店員が上記「やり直しボタン」に相当する店員用ディスプレイ7上の所定の操作ボタンやキーボード4の所定のキーを押すことにより実施する。
次に、登録を完了した払込票の取消処理について説明する。
本実施形態では、この処理を払込票登録処理のサブルーチン処理として実施する。
払込票の取消処理は、店員がキーボード4に設けられた「取消キー」を押下することにより、開始する。制御部50では、指示手段503がステップS3の判定処理において「取消キー」が押下されたか否かの判定を行う。そして、ステップS3で指示手段503が「取消キー」が押下されたものと判定すると(Yes判定)、表示手段504が店員用ディスプレイ7に「取消業務画面」を出力する(S7)。
図7は、「取消業務画面」の構成の一例を示した図である。
図7に示す取消業務画面G1の背面は、払込票登録画面G0の一部である。
図7に示す取消業務画面G1は、一覧表示エリアA1や、取消枚数表示エリアA2や、中止ボタンB1や、戻るボタンB2や、確定ボタンB3などを有する。
一覧表示エリアA1は、記憶部508の第一の記憶領域M1に記憶されている払込票のデータ(つまり登録済みの払込票のデータ)を一覧で表示するエリアである。同図に示す例では、「行番号(No.)」K1と、「会社名」K2と、「金額」K3と、「手数料」K4と、「合計」K5からなる項目と、各行に一件分の払込票のデータをリスト形式で表示させたときの態様を示している。
各行のデータは、例えば一行目のデータD1であれば、公共料金の請求元である「ガス会社A」から「5000(円)」の請求があり、手数料「105(円)」を含めて「5105(円)」の支払額になることを示している。なお、同図は、二行目のデータD2までを示し、三行目以下を省略したものである。
登録済みの払込票が多数あり、それらのデータが一覧表示エリアA1の表示範囲を超える場合は、同図のスクロールボタンb1を押すなどして表示範囲外のデータを表示範囲内に読み込むように操作する。
一覧表示エリアA1は、画面上のタッチ入力、キーボード4の上下キー及び決定キーの入力などにより、各行のデータの選択を可能にしている。また、店員により行選択がなされると、選択された行の色が反転するようになっている。ここで、選択状態を示す方法として色の反転以外の方法を適用しても良い。例えば、選択した行の他色への変更や、アイコンなどのマークの付与などを適宜施しても良い。
取消枚数表示エリアA2は、スキャナ5で読み取った払込票の枚数をカウントアップで表示するエリアである。
中止ボタンB1は、制御部50に処理の中止を指示するためのボタンである。
戻るボタンB2は、制御部50に処理を前の段階へ戻すよう指示するためのボタンである。
確定ボタンB3は、一覧表示エリアA1において行った行選択の確定や、スキャナ5による払込票の読み取りの終了を制御部50に指示するためのボタンである。
ここで、図5の処理の説明に戻り、続きを説明する。
表示手段504は、ステップS7の取消業務画面G1の出力処理において、第一の記憶領域M1に記憶されている払込票のデータを読み出して一覧表示エリアA1にセットする。そして、その取消業務画面G1を店員用ディスプレイ7に出力する。一覧表示エリアA1へ表示する払込票のデータの順番は、例えば登録順などとする。なお、この順番には特に限定されないものとする。
その後、受付手段501は、店員がスキャナ5を使って取消対象の払込票(取消払込票と呼ぶ)の読取操作を行ったか否かを判定する(S8)。店員がスキャナ5で取消払込票の読取操作を行うと、その操作信号を受付手段501がスキャナインタフェース17を介して検出する(Yes判定)。スキャナ5で読み取られたデータはスキャナインタフェース17を介して受付手段501が受け付ける。
次に、制御部50は、取消払込票の登録処理を行う(S9)。ステップS9の処理は、受付手段501が取消払込票のデータを受け付けたときに行われる処理である。この処理では、保存手段502が受付手段501で受け付けられた取消払込票のデータを第二の記憶領域M2に保存する処理を行う。
また、この登録処理の際に、制御部50が記憶部508のカウント領域C1の値をインクリメントし、表示手段504が、取消業務画面G1の取消枚数表示エリアA2の値をカウント領域C1の値で更新する。つまり、初期値「0」からカウントアップ表示する。例えば、一件目の取消払込票が登録されると、取消枚数表示エリアA2の値を「1」と表示する。続いて二件目の取消払込票が登録されると、取消枚数表示エリアA2の値を「2」と表示する。
ステップS9において、スキャナ5で店員が次の取消払込票の読取操作を行わないときは、受付手段501で取消払込票のデータを受け付けていない。このため、制御部50は、ステップS9の処理に続く、確定ボタンB3が押下されたか否かの判定を行う(S10)。この判定で、制御部50が確定ボタンB3が押下されていないと判定すると(No判定)、ステップS9の処理に戻り、同様に処理を繰り返す。つまり、店員は、確定ボタンB3を押下するまで、連続して取消払込票の登録を行えることになる。また、この間に、店員は、客に取消しを指示された手元の取消払込票を全てスキャンしたか否かを画面の取消枚数表示エリアA2の数で確認できる。
店員がスキャナ5で手元の取消払込票の全てのスキャンを終え、確定ボタンB3を押下する。すると、ステップS10において、制御部50が確定ボタンB3が押下されたことを検出する(Yes判定)。
続いて、制御部50では、表示手段504が取消払込票確認画面(店員用)をポップアップで店員用ディスプレイ7に出力する(S11)。
図8は、取消払込票確認画面の構成の一例を示した図である。
図8に示す取消払込票確認画面G2は、取消払込票の一覧表示エリアA3や、「はい」ボタンB4、「いいえ」ボタンB5などを有する。
取消払込票の一覧表示エリアA3は、記憶部508の第二の記憶領域M2に記憶されている取消払込票のデータを一覧で表示するエリアである。同図に示す例では、「バーコード」K10と、「会社名」K2と、「金額」K3と、「手数料」K4と、「合計」K5からなる項目と、各行に一件分の取消払込票のデータをリスト形式で表示させたときの態様を示している。本例では、第二の記憶領域M2に一件分の取消払込票のデータが登録されているものとし、一覧表示エリアA3にその一件分のデータD3を示している。
なお、取消す払込票が多数あり、それらのデータが取消払込票の一覧表示エリアA3の表示範囲を超える場合は、画面にスクロールボタンなどを設け、表示範囲外のデータを表示範囲内に読み込めるように変形しても良い。
「はい」ボタンB4や「いいえ」ボタンB5は、店員用の操作ボタンである。
一覧表示エリアA3に表示されている払込票のデータが、取消対象として客から預かっている手元の払込票と一致している場合に、店員は「はい」ボタンB4を押す。また、一致していない場合には、店員は「いいえ」ボタンB5を押す。
ここで、図5の説明に戻り、続きを説明する。
ステップS11の処理において、表示手段504は、第二の記憶領域M2に記憶されている取消払込票のデータを一覧表示エリアA3にセットし、取消払込票確認画面G2をポップアップで店員用ディスプレイ7に出力する。
続いて、制御部50は、取消内容に間違いが無いことを店員が確認したか否かを判定処理により確認する(S12)。
この判定処理は、店員により「はい」ボタンB4が押下された場合に、取消内容に間違いが無いことを示すYes判定とする。また、店員により「いいえ」ボタンB5が押下された場合に、取消内容に間違いがあることを示すNo判定とする。
ステップS12でYes判定の場合、続いて表示手段504は、取消払込票確認画面G2を閉じて、取消払込票承認画面(客用)を客用ディスプレイ9にポップアップで出力する(S13)。
図9は、取消払込票承認画面(承認画面)の構成の一例を示した図である。
図9に示す取消払込票承認画面G3は、取消払込票の情報エリアA4や、「承認」ボタンB6、「やり直し」ボタンB7などを有する。
情報エリアA4は、登録された取消払込票の合計枚数を示す「取消枚数」や、その合計金額を示す「取消金額」や、各取消払込票の詳細(請求元の会社名など)を表示するためのエリアである。
同図に示すものは、図8の一覧表示エリアA3に示す一件分の取消払込票のデータに基づくものである。「取消枚数」には、登録済みの複数の払込票の中から1枚が取り消されることを示す「−1」を設定する。また、「取消金額」には、取り消される払込票の合計額を示す「−5105円」を設定する。
「承認」ボタンB6や、「やり直し」ボタンB7は、客用の操作ボタンである。
客が情報エリアA4に表示されているものを取消内容として承認する場合は「承認」ボタンB6を押す。また、承認せずに、例えば変更などを行いたい場合は、「やり直し」ボタンB7を押す。
ここで、図5の説明に戻り、続きを説明する。
ステップS13の処理において、表示手段504は、第二の記憶領域M2に記憶されている取消払込票のデータを合算したものを情報エリアA4にセットして、ポップアップで取消払込票承認画面G3を客用ディスプレイ9に出力する。合算データは、取消払込票のデータの件数をカウントした合計枚数や、全ての取消払込票の金額を加算した合計金額などである。合算データは制御部50で生成する。
次に、制御部50は、客が情報エリアA4に表示されているものを取消内容として承認するか否かを判定する(S14)。
この判定において、制御部50は、客が「承認」ボタンB6を押下した場合に、客からの取消の承認が得られたものと判定する(Yes判定)。また、客により「やり直し」ボタンB7が押下された場合に、客に取消の承認が得られなかったものと判定する(No判定)。
この判定処理でNo判定の場合、第二の記憶領域M2の取消払込票のデータを全て削除する(S15)。そして、ステップS8の処理に戻り、取消処理を最初からやり直す。
また、ステップS12の判定処理でNo判定のときの、第二の記憶領域M2の取消払込票のデータを全て削除し(S15)、ステップS8の処理に戻って取消処理を最初からやり直す。
ステップS14の判定でYes判定の場合、制御部50は取消メモの出力を行う(S16)。この処理では、制御部50は第二の記憶領域M2の取消払込票のデータを基に取消内容を示す取消メモデータを生成し、そのデータを店控え用の取消メモとしてレシートプリンタ6から出力する。
次に、制御部50は第一の記憶領域M1の精算対象のデータに対して取消処理を実行する(S17)。この処理では、精算処理手段507が、第一の記憶領域M1に記憶されている精算対象のデータ(つまり登録済みの払込票のデータ)から第二の記憶領域M2に記憶されている取消対象のデータ(つまり取消すものとして登録された払込票のデータ)に一致するものを探索して削除する。更に、第二の記憶領域M2に取り消すものとして登録された払込票のデータを全て削除する。
ステップS17の処理後は、サブルーチン処理を抜けてステップS1の処理に戻る。
次に、図6を参照し、行選択及び払込票のスキャンを組み合わせた取消処理について説明する。
この取消処理は、図5のステップS8においてNo判定つまり取消払込票のスキャンが行われずに、取消業務画面G1の一覧表示エリアA1において行選択が行われたときに実行される処理である。以下、図5のステップS8においてNo判定の場合の処理を説明する。
先ず、制御部50は、店員により行選択がなされたか否かを判定する(S18)。この判定では、選択手段505が、取消業務画面G1の一覧表示エリアA1に表示されている登録済みの払込票のデータの選択入力を監視する。店員が店員用タッチパネル8上でのタッチやキーボード4上の上下左右キー及び決定キーの操作などにより登録済みの払込票のデータを取消対象のものとして選択する。すると、その選択入力を選択手段505が受け付け、店員により行選択がなされたものとして判定する(Yes判定)。
一方、店員により行選択がなされないときは(No判定)、制御部50はステップS8に処理を戻す。つまり、取消払込票のスキャンが先に検出されれば、既に説明済みのステップS8〜S17の払込票のスキャンによる取消処理を行う。また、行選択が先に検出されれば、これから説明する行選択及び払込票のスキャンを組み合わせた取消処理を行う。
店員が一覧表示エリアA1で行選択を行うと、ステップS18の判定処理の次に、制御部50は行選択処理を行う(S19)。この処理では、取消対象のものとして選択入力を受け付けた第一の記憶領域M1の登録済みの払込票のデータに、選択済みを示すフラグ(選択フラグ)を対応付けるなどの処理を行う。ここでは一例として、選択手段505は、記憶部508の登録済みの払込票のデータに対応する選択フラグ設定領域F1に対してフラグを立てるものとする。
次に、制御部50は、取消業務画面G1の確定ボタンB3が押下されたか否かの判定を行う(S20)。この判定で、制御部50が確定ボタンB3が押下されていないと判定すると(No判定)、ステップS19の処理に戻り、同様に処理を繰り返す。つまり、店員は、確定ボタンB3を押下するまで連続して、取消対象とする登録済みの払込票のデータの選択が行えることになる。
店員が、取消対象とする登録済みの払込票のデータの選択を全て終え、確定ボタンB3を押下すると、ステップS20でYes判定となり、制御部50は、処理を次に移行する。
続く処理では、表示手段504が、店員に取消対象の払込票のスキャンを指示するメッセージ画面を、店員用ディスプレイ7にポップアップで出力する(S21)。
図10は、スキャン指示画面(メッセージ画面)の構成の一例を示した図である。
図10に示すスキャン指示画面G4は、店員に取消対象の払込票のスキャンを指示するメッセージ情報領域A5や、店員が処理を中止させるための中止ボタンB8などを有する。
本例では、メッセージ情報領域A5においてスキャン操作を示す画像情報J1とスキャン操作の開始などを示すテキスト情報J2を組み合わせて表示したものを示している。店員は、この表示により、スキャン操作の開始のタイミングであることが容易に分かる。
ここで、図6の説明に戻り、続きを説明する。
ステップS21の処理により、店員用ディスプレイ7にスキャン指示画面G4が表示されると、店員は、取消対象として客から預かった払込票のスキャンを開始する。これにより、制御部50は、取消払込票の登録処理を行う(S22)。この処理では、受付手段501がスキャナインタフェース17から取消払込票のデータを受け付ける。そして、保存手段502が受付手段501で受け付けられた取消払込票のデータを第二の記憶領域M2に保存する。
次に、制御部50は、店員がスキャナ5で読み取った取消払込票のデータが、店員が既に取消対象として一覧表示エリアA1で行選択した払込票のデータと同じものを指しているか否かを判定する(S23)。この判定処理では、判定手段506が、ステップS22において保存された第二の記憶領域M2の取消払込票のデータを、第一の記憶領域M1の選択フラグの立っている払込票の全データと例えばバーコード情報などにより比較する。そして、比較対象とするデータが一致すると、判定手段506は、店員がスキャナ5で読み取った払込票が一覧表示エリアA1で行選択した払込票の何れかと同じものを指すと判定し(Yes判定)、対応する選択フラグを落とす。
ここで、比較対象とするデータが不一致ならば、同じものを指さないと判定され(No判定)、表示手段504が店員用ディスプレイ7にポップアップでエラー画面を出力する(S24)。
図11は、エラー画面の構成の一例を示した図である。
図11に示すように、エラー画面G5は、エラーであることを示す情報や、エラーの内容を示す情報などを表示するエラー情報表示領域A6や、確認ボタンB9などを有する。
店員は、エラー画面G5が表示されると、手元の払込票を確かめ、取消対象のものか、それとも取消対象とは異なるものかを確かめる。そして、確認後、確認ボタンB9を押下する。
制御部50は、ステップS24の表示処理後、確認ボタンB9が押下されるまで待機する(S25:No判定)。そして、店員により確認ボタンB9が押下されると、制御部50は確認ボタンB9が押下されたと判定する(S25:Yes判定)。その後、制御部50は、エラー画面G5を閉じ、直近に登録された取消払込票のデータを削除する(S26)。つまり、ステップS22で保存された直近の取消払込票のデータ(不一致データ)を第二の記憶領域M2から削除する。ステップS26の処理の後、制御部50は、処理をステップS22の処理に戻す。
さて、ステップS23でYes判定の場合は、判定手段506が、引き続き、取消払込票の全てを店員がスキャン操作したか否かを判定する(S27)。この判定処理では、判定手段506が第一の記憶領域M1において選択フラグの状態を調べる。そして、選択フラグの立っているものが一つでも残っている場合は、取消払込票のスキャン操作が完了していない(つまり、スキャン操作に未処理分が有る)ものと判定する(No判定)。この場合、ステップS22に戻り、残りの取消払込票のデータ入力を待つ。
一方、店員が手元の取消払込票のスキャンを誤りなく全て終えると、第一の記憶領域M1に選択フラグの立っているものが一つも無い状態になる。従って、判定手段506は、取消払込票の全てを店員がスキャン操作したものと判定する(Yes判定)。この後、制御部50は、スキャン指示画面G4を閉じ、図5のステップS11に処理を移す。そして、既に説明済みのステップS11からの処理を行う。つまり、店員の確認処理や客の承認処理を行って取消処理を完了させる。
本実施形態では、コンビニエンスストア等の店舗に導入された公共料金収納代行システムの例を挙げ、「読取票」として公共料金の払込票を例に挙げたがこの限りでない。コンサートなどのチケット販売システムや、インターネットの商品購入システムなどに適用しても良い。この場合、チケットの交換番号がコードシンボルで印刷された引換票や、購入商品の引換番号がコードシンボルで印刷された引換票などを「読取票」とすれば良い。
本実施形態のPOS端末1で実行される払込票登録処理を実現するためのプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。また、本実施形態のPOS端末1で実行される払込票登録処理を実現するためのプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成しても良い。さらに、本実施形態のPOS端末1で実行される払込票登録処理を実現するためのプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のPOS端末1で実行される払込票登録処理を実現するためのプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
以上のように、実施形態の商品販売データ処理装置は、収納代行業務において取り扱われる読取票からデータを読み取る読取手段と、上記読取手段により読み取られたデータを精算対象のデータとして記憶する第一の記憶手段と、上記読取手段により読み取られたデータを精算対象とするものから取消対象とするものに切り替える指示手段と、上記指示手段による切り替えがあった後に上記読取手段により読み取られたデータを、取消対象のデータとして記憶する第二の記憶手段と、上記第一の記憶手段に記憶されている精算対象のデータから上記第二の記憶手段に記憶されている取消対象のデータを除く精算対象のデータについての精算処理を行う精算処理手段と、を有する。
また、実施形態のプログラムは、記憶部及び入力部を有する商品販売データ処理装置を制御するコンピュータを、収納代行業務において取り扱われる読取票のデータを上記入力部から受け付ける受付手段と、上記受付手段により受け付けられるデータを精算対象とするものから取消対象とするものに切り替える指示手段と、該指示手段による切り替えの前に上記受付手段により受け付けられたデータを精算対象のデータとして上記記憶部に保存し、上記指示手段による切り替えの後に上記受付手段により受け付けられたデータを取消対象のデータとして上記記憶部に保存する保存手段と、上記記憶部に記憶されている精算対象のデータから取消対象のデータを除く精算対象のデータについての精算処理を行う精算処理手段と、として機能させる。
このように、取消の対象とする読取票のデータを該当する読取票から読取手段で読み取るようにする。
これにより、公共料金の受け付け等の収納代行業務において、精算対象として読取票を登録する処理の途中又は処理後に、読取票の一部の取消が必要になった場合でも、対象とする読取票のデータをミスなく取消すことが可能になる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 POS端末
2 ドロワ
3 モードキー
4 キーボード
5 スキャナ
6 レシートプリンタ
7 店員用ディスプレイ
8 店員用タッチパネル
9 客用ディスプレイ
10 客用タッチパネル
11 主制御部
12 ROM
13 RAM
14 ドロワ制御部
15 モードキーインタフェース
16 キーボードインタフェース
17 スキャナインタフェース
18 プリンタ制御部
19 店員用表示制御部
20 店員用パネルインタフェース
21 客用表示制御部
22 客用パネルインタフェース
501 受付手段
502 保存手段
503 指示手段
504 表示手段
505 選択手段
506 判定手段
507 精算処理手段
508 記憶部
M1 第一の記憶領域
M2 第二の記憶領域
特開2002−260106号公報

Claims (6)

  1. 収納代行業務において取り扱われる読取票からデータを読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られたデータを精算対象のデータとして記憶する第一の記憶手段と、
    前記読取手段により読み取られデータを精算対象とするものから取消対象とするものに切り替える指示手段と、
    前記指示手段による切り替えがあった後に前記読取手段により読み取られたデータを、取消対象のデータとして記憶する第二の記憶手段と、
    前記第二の記憶手段に記憶されている取消対象のデータを用いて、客に対して取消の承認を求める承認画面を表示し、更に、店員に対して取消対象の確認を求める確認画面を表示する表示手段と、
    前記承認画面で客の承認が得られ、且つ、前記確認画面で店員の確認が得られた場合に、前記第一の記憶手段に記憶されている精算対象のデータから前記第二の記憶手段に記憶されている取消対象のデータを除く精算対象のデータについての精算処理を行う精算処理手段と、
    を備えることを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 前記表示手段は、更に、前記第一の記憶手段が記憶する前記精算対象のデータを一覧表示し、
    前記表示手段により一覧表示されている前記精算対象のデータの中から取消対象のデータをユーザに選択させるための選択手段と、
    前記選択手段により選択された取消対象のデータと前記読取手段により読み取られた取消対象のデータが同じものを指すか否かを判定する判定手段と、
    を更に備え、
    前記第二の記憶手段は、前記読取手段により読み取られた取消対象のデータと前記選択手段により選択された取消対象のデータとが同じものを指すと前記判定手段が判定した場合に、前記読取手段により読み取られた取消対象のデータ又は前記選択手段により選択された取消対象のデータを、前記取消対象のデータとして記憶する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
  3. 前記表示手段は、更に、前記読取手段により読み取られた取消対象のデータと前記選択手段により選択された取消対象のデータとが同じものを指すと前記判定手段が判定した場合に、取消の承認を客に求める承認画面を表示し、
    前記精算処理手段は、前記承認画面において客からデータの取消の承認が得られた場合に、前記第一の記憶手段に記憶されている精算対象のデータから前記第二の記憶手段に記憶されている取消対象のデータを精算処理の対象から除外する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の商品販売データ処理装置。
  4. 前記表示手段は、更に、一覧表示する前記精算対象のデータの中からユーザが前記選択手段により取消対象のデータを選択した場合に、該取消対象のデータに対応する読取票を前記読取手段で読み取らせることをユーザに促すためのメッセージ画面を表示する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の商品販売データ処理装置。
  5. 前記表示手段は、更に、前記読取手段により読み取られた取消対象のデータと前記選択手段により選択された取消対象のデータとが異なるものを指すと前記判定手段が判定した場合に、エラーメッセージ画面を表示する、
    ことを特徴とする請求項2乃至4の内の何れか1つに記載の商品販売データ処理装置。
  6. 記憶部及び入力部を有する商品販売データ処理装置を制御するコンピュータを、
    収納代行業務において取り扱われる読取票のデータを前記入力部から受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられデータを精算対象とするものから取消対象とするものに切り替える指示手段と、
    前記指示手段による切り替えの前に前記受付手段により受け付けられたデータを精算対象のデータとして前記記憶部に保存し、前記指示手段による切り替えの後に前記受付手段により受け付けられたデータを取消対象のデータとして前記記憶部に保存する保存手段と、
    前記記憶部に記憶されている取消対象のデータを用いて、客に対して取消の承認を求める承認画面を表示し、更に、店員に対して取消対象の確認を求める確認画面を表示する表示手段と、
    前記承認画面で客の承認が得られ、且つ、前記確認画面で店員の確認が得られた場合に、前記記憶部に記憶されている精算対象のデータから取消対象のデータを除く精算対象のデータについての精算処理を行う精算処理手段と、
    として機能させるプログラム。
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