JPH0991547A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JPH0991547A
JPH0991547A JP24938695A JP24938695A JPH0991547A JP H0991547 A JPH0991547 A JP H0991547A JP 24938695 A JP24938695 A JP 24938695A JP 24938695 A JP24938695 A JP 24938695A JP H0991547 A JPH0991547 A JP H0991547A
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JP
Japan
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product
sale
sales
data
registration
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JP24938695A
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English (en)
Inventor
Ryoji Yanagawa
亮二 柳川
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セット販売の自動判定機能を有するものにお
いて、商品の登録順序によらず客にとって最も有利なセ
ット販売を確実に成立させる。 【解決手段】 1取引として販売登録された各商品の商
品別販売データをバッファに記憶する。1取引の登録終
了が宣言されると、セット販売が成立したときの値引額
が大きいパターンのセット販売商品から順にセット販売
が成立したか否かを判断する。セット販売の成立を確認
すると、そのセット販売商品を構成する各単一販売商品
のバッファ上の販売データを、セット販売商品のセット
販売価格による販売データに変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子式キャッシュ
レジスタまたはPOS(販売時点情報管理)端末等の商
品販売登録データ処理装置に関わり、特に、予め設定さ
れた販売価格で販売取引される単一販売商品と、複数の
単一販売商品の組合せにより予め設定されたセット販売
価格で販売取引されるセット販売商品との各販売データ
を売上登録処理できる商品販売登録データ処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えばハンバーガー類を販売するファー
ストフード店では、ハンバーガー,ホットドック,フラ
イドポテト,ジュース,コーヒー等の商品をそれぞれ単
品で販売する他、例えばハンバーガーとフライドポテト
とジュースまたはコーヒーを1セットとして各々を単品
で購入するよりも低価格で販売するというセット販売を
導入しているのが一般的である。
【0003】ここで従来、この種のファーストフード店
向け商品販売登録データ処理装置として、各単一販売商
品にそれぞれ付される固有の商品コードに対応して、そ
の単一販売商品1点当りの販売価格(単価)を予め記憶
するとともに、各セット販売商品にそれぞれ付される固
有の商品コードに対応して、そのセット販売商品1組当
りの販売価格(セット販売価格)を予め記憶した商品テ
ーブルを設け、商品コード入力部を介して販売取引され
る単一販売商品の商品コードが入力された場合には、そ
の商品コードに対応する単価で売上登録処理し、セット
販売商品の商品コードが入力された場合には、その商品
コードに対応するセット販売価格で売上登録処理するも
のが知られていた。
【0004】しかし、この従来のファーストフード店向
け商品販売登録データ処理装置においては、セット販売
商品を構成する各単一販売商品を個別に登録した場合に
は、各単一販売商品はそれぞれ個々の単価で売上登録処
理されてしまい、セット販売価格では売上登録処理され
なかった。このため、一般にファーストフード店では、
カウンターを挟んで店員と客が対峙し、店員は客から商
品の注文を受ける毎にその商品の商品コードを商品販売
登録データ処理装置に入力しているので、セット販売商
品を構成する各単一販売商品を1品ずつ注文した客と、
同じ組合せの商品をセット販売商品として注文した客と
では、前者の客の方が代金が高くなるという不具合があ
った。
【0005】そこで近年、1取引として販売登録された
複数の単一販売商品がセット販売の組合せを満足すると
き、自動的にこれらの単一販売商品をセット販売商品と
して売上登録処理できるセット販売判定機能を有した商
品販売登録データ処理装置が考えられた(特開平5−2
04938号公報等参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
セット販売判定機能を有した商品販売登録データ処理装
置においては、単一販売商品が登録される毎にセット販
売が成立したか否かを判定し、成立すると直ちに該当す
る各単一販売商品をセット販売商品として売上登録処理
していたので、商品の登録順序によってセット販売商品
の組合せが代わることがあった。
【0007】例えば、150円のハンバーガーと120
円のフライドポテトと100円のコーヒーまたは120
円のジュースで1セット330円とし、これらの商品を
1品ずつ注文した客がいたとする。この場合、ハンバー
ガー,フライドポテト,コーヒー,ジュースの順で登録
すると、ハンバーガーとフライドポテトとコーヒーでセ
ット販売が確定し、代金はセット販売価格330円にコ
ーヒーの価格100円を加算した430円となる。これ
に対し、ハンバーガー,フライドポテト,ジュース,コ
ーヒーの順で登録すると、ハンバーガーとフライドポテ
トとジュースでセット販売が確定し、代金はセット販売
価格330円にジュースの価格120円を加算した45
0円となる。このように、同じ商品を注文したにも拘ら
ず、商品の登録順序によってセット販売商品の組合せが
代わり、代金が異なって店の信用を失墜させるおそれが
あった。
【0008】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、1取引として販売
登録された単一販売商品がセット販売の組合せを満足す
るとき、自動的にこれらの単一販売商品をセット販売商
品として売上登録処理できるものにおいて、商品の登録
順序によらず客にとって最も有利なセット販売を確実に
成立させ、不公平感を排除できる商品販売登録データ処
理装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る発明
は、単一でも予め設定された販売価格で販売取引される
複数種類の単一販売商品と、複数の単一販売商品の組合
せにより予め設定されたセット販売価格で販売取引され
る複数種類のセット販売商品との各販売データを売上登
録処理する商品販売登録データ処理装置において、販売
取引される単一販売商品固有の商品コードを入力する商
品コード入力部と、この入力部を介して商品コードが入
力された単一販売商品の販売データを商品別に1取引分
記憶するバッファと、1取引の商品登録終了を宣言する
登録終了キーと、この登録終了キーの操作入力により1
取引の商品登録終了が宣言されると、バッファ上の商品
別販売データに基づいてセット販売商品の種類毎にセッ
ト販売が成立したか否かを判定するセット成立判定手段
と、この判定手段によりセット販売が成立したセット販
売商品を構成する各単一販売商品のバッファ上の販売デ
ータをそのセット販売商品のセット販売価格による販売
データに変更する販売データ変更手段とを備え、セット
成立判定手段は、セット販売価格とそのセット販売商品
を構成する単一販売商品の販売価格の合計との差額が大
きいセット販売商品から順に判定するようにしたもので
ある。
【0010】このような構成により、登録終了キーの操
作入力により1取引の商品登録終了を宣言すると、バッ
ファ上の商品別販売データに基づいてセット販売が成立
したか否かが、セット販売価格とそのセット販売商品を
構成する単一販売商品の販売価格の合計との差額が大き
いセット販売商品から順に判定される。そして、セット
販売が成立したセット販売商品を構成する各単一販売商
品は、そのセット販売商品のセット販売価格による販売
データに変更されて売上登録処理され、それ以外の単一
販売商品は、予め設定された販売価格による販売データ
で売上登録処理される。
【0011】また、本願請求項2に係る発明は、本願請
求項1に係る発明に加えて、バッファに格納された商品
別販売データの販売金額を合計する取引合計器と、セッ
ト成立判定手段によりセット販売が成立したセット販売
商品のセット販売価格とそのセット販売商品を構成する
単一販売商品の販売価格の合計との差額を合計する差額
合計器と、セット成立判定手段による判定完了後、取引
合計器の金額データと差額合計器の金額データとの差額
を小計金額として出力する小計出力手段とを備え、セッ
ト成立判定手段は、入力部を介して商品コードが入力さ
れた商品が少なくとも1種のセット販売商品を構成する
単一販売商品であるとき、この単一販売商品の販売デー
タをバッファに格納した後、当該バッファ上の商品別販
売データに基づいてセット販売が成立したか否かを、セ
ット販売価格とそのセット販売商品を構成する単一販売
商品の販売価格の合計との差額が大きいセット販売商品
から順に判定し、登録終了キーの操作入力により1取引
の商品登録終了が宣言されると、直前のセット成立判定
手段によりセット販売が成立したセット販売商品を構成
する各単一販売商品のバッファ上の販売データをそのセ
ット販売商品のセット販売価格による販売データに変更
するようにしたものである。
【0012】このような構成により、少なくとも1種の
セット販売商品を構成する単一販売商品の商品コードを
入力すると、この単一販売商品の販売データがバッファ
に格納された後、当該バッファ上の商品別販売データに
基づいてセット販売が成立したか否かが、セット販売価
格とそのセット販売商品を構成する単一販売商品の販売
価格の合計との差額が大きいセット販売商品から順に判
定される。そして、セット販売が成立したセット販売商
品のセット販売価格とそのセット販売商品を構成する単
一販売商品の販売価格の合計との差額が差額合計器にて
合計される。一方、取引合計器にはバッファに格納され
た商品別販売データの販売金額が合計されており、この
取引合計器の金額データと差額合計器の金額データの差
額が小計金額として出力される。その後、登録終了キー
の操作入力により1取引の商品登録終了を宣言すると、
直前のセット成立判定手段によりセット販売が成立した
セット販売商品を構成する各単一販売商品は、そのセッ
ト販売商品のセット販売価格による販売データに変更さ
れて売上登録処理され、それ以外の単一販売商品は、予
め設定された販売価格による販売データで売上登録処理
される。
【0013】また、本願請求項3に係る発明は、本願請
求項2に係る発明の小計出力手段を、セット成立判定手
段によりセット販売が成立したセット販売商品に関する
情報の出力を含むようにしたものである。このような構
成により、現時点の小計金額とともに、その時点でセッ
ト販売が成立しているセット販売商品に関する情報が出
力される。
【0014】
【発明の実施の形態】始めに、第1の実施の形態を図1
〜図10を用いて説明する。なお、この第1の実施の形
態は、本願請求項1に係る発明を、ハンバーガー等を販
売するファーストフード店向けの電子式キャッシュレジ
スタに適用した場合である。図1は係る電子式キャッシ
ュレジスタの外観斜視図であり、キャッシュレジスタ本
体1の前面にキーボード2を設け、このキーボード2の
後方にキャッシャ用の表示器3を設けている。また、キ
ャッシュレジスタ本体1の背面には客用の表示器4を設
けている。さらに、レシート用紙及びジャーナル用紙に
印字するプリンタ5をキャッシュレジスタ本体1に内蔵
し、このプリンタ5で印字したレシート用紙をキャッシ
ュレジスタ本体1の前面に形成したレシート発行口6か
ら排出するようになっている。
【0015】前記キーボード2は、単一でも予め設定さ
れた販売価格で販売取引される各種単一販売商品及び複
数の単一販売商品の組合せにより予め設定されたセット
販売価格で販売取引される各種セット販売商品にそれぞ
れ付される固有の商品コードがプリセットされる商品コ
ード入力部としての複数の商品キー2aの他、置数キー
2b、クリアキー2c、合計キー2d、預/現計キー2
e等の各種ファンクションキーを配設した電子式キャッ
シュレジスタ専用のキーボードである。
【0016】なお、図1において符号7は現金等を収容
するためのドロワであり、8は「登録」,「点検」,
「精算」,「設定」等の各種業務モードを選択的に切換
えるモードスイッチである。ここで、「登録」とは前記
商品キー2aの操作により入力された商品コードの商品
の販売データを記憶部に売上登録処理し、かつ預/現計
キー2eの操作により登録終了が宣言された取引の代金
支払いを処理してレシートを発行する業務のモード、
「点検」とは前記「登録」によって記憶部に売上登録処
理された販売データの累計データを点検レポートとして
出力する業務のモード、「精算」とは前記「点検」と同
様に記憶部の累計データを精算レポートとして出力した
後、この記憶部の内容をクリアする業務のモード、「設
定」とは各種業務を実行するのに必要なデータを記憶部
に予め設定しておく業務のモードである。
【0017】図2は係る電子式キャッシュレジスタの要
部ブロック図である。すなわち、この電子式キャッシュ
レジスタは、制御部本体としてCPU(中央処理装置)
11を搭載している。また、このCPU11が実行する
プログラム等の固定的データを予め格納したROM(リ
ード・オンリ・メモリ)12と、前記商品販売データを
売上登録処理する記憶部を形成するRAM(ランダム・
アクセス・メモリ)13とを搭載している。さらに、日
時を計時する時計回路14、前記モードスイッチ8から
の信号を入力するとともに、前記ドロワ7を自動開放さ
せるドロワ開放装置7aに駆動信号を出力するI/Oポ
ート15、前記キーボード2を制御し、操作入力された
キーに対応するキー信号を取込むキーボードコントロー
ラ16、前記各表示器3,4を制御し、表示データに対
応する文字等を表示させる表示器コントローラ17、前
記プリンタ5を制御し、印字データに対応する文字等を
レシート用紙及びジャーナル用紙に印字させるプリンタ
コントローラ18等を搭載している。そして、前記CP
U11と、前記ROM12,RAM13,時計回路1
4,I/Oポート15及び各コントローラ16,17,
18とを、アドレスバス,データバス等のバスライン1
9で接続して、制御回路を形成している。
【0018】前記RAM13には、図3に示すように、
各商品の商品コードに対応して、商品名,単価,セット
販売識別フラグf等の商品設定データを予め設定記憶す
るとともに、商品コード別に売上点数及び売上金額を累
計するエリアを有した商品テーブル30を形成してい
る。ここで、単価は、単一販売商品の場合はその販売価
格であり、セット販売商品の場合はそのセット販売価格
である。また、セット販売識別フラグfは、対応する商
品がセット販売の対象となる単一販売商品であるとき
“1”にセットし、対象外商品であるとき“0”にリセ
ットする。
【0019】なお、この実施の形態では、単一販売商品
として「ハンバーガー」(商品コード001,単価15
0円)、「ホットドッグ」(商品コード002,単価1
70円)、「サンドイッチ」(商品コード003,単価
200円)、「ポテトS(スモールサイズ)」(商品コ
ード010,単価120円)、「ポテトL(ラージサイ
ズ)」(商品コード011,単価160円)、「コーヒ
ー」(商品コード020,単価100円)及び「ジュー
ス」(商品コード021,単価120円)を示し、セッ
ト販売商品として「ハンバーガー」と「ポテトS」と
「コーヒー」または「ジュース」とからなる「Aセッ
ト」(商品コード098,単価330円)及び「ホット
ドッグ」と「ポテトS」と「コーヒー」または「ジュー
ス」とからなる「Bセット」(商品コード099,単価
360円)を示す。
【0020】また、前記RAM30には、図4に示すよ
うに、各セット販売商品の単一販売商品組合せパターン
別に、一連のセット番号(1,2,3,4,…)に対応
して、セット販売商品の商品コードと,このパターンを
構成する各単一販売商品の商品コードと、各単一販売商
品の販売価格の合計からセット販売商品のセット販売価
格を差引いた金額である値引額の各データを1レコード
として予め設定記憶するセット商品テーブル40と、こ
のセット商品テーブル40に設定されたレコード数Nを
記憶するレコード数メモリ41とを形成している。
【0021】そして、セット商品テーブル40には、値
引額の大きい順に各データを設定する。したがって、こ
の実施の形態では、「Aセット」は、「ハンバーガー」
と「ポテトS」と「コーヒー」とからなるパターンA1
(値引額=40円)と、「ハンバーガー」と「ポテト
S」と「ジュース」とからなるパターンA2(値引額=
60円)とがあり、「Bセット」は、「ホットドッグ」
と「ポテトS」と「コーヒー」とからなるパターンB1
(値引額=30円)と、「ホットドッグ」と「ポテト
S」と「ジュース」とからなるパターンB2(値引額=
50円)とがあるので、セット番号[1]に対応してパ
ターンA2に関するデータを設定し、セット番号[2]
に対応してパターンB2に関するデータを設定し、セッ
ト番号[3]に対応してパターンA1に関するデータを
設定し、セット番号[4]に対応してパターンB1に関
するデータを設定している。
【0022】なお、前記商品テーブル30や前記セット
商品テーブル40に対する各データの設定は、「設定」
業務においてキーボード2等を用いて行うことになる。
ここで、前記セット商品テーブル40に対する設定業務
において、各データの設定完了後、自動的に値引額の大
きい順に並べ換える機能を付加すると、データ設定の作
業性が良好になる。
【0023】また、前記RAM13には、図5に示すよ
うに、商品コード入力部(商品キー2a)を介して商品
コードが入力された単一販売商品の販売データを商品別
に1取引分記憶するバッファとして、1取引として販売
取引される各単一販売商品及びセット販売商品の単価,
販売点数及び販売金額の各データを商品コード別に1取
引分記憶する取引バッファ51と、1取引として販売取
引される各単一販売商品のうち、セット販売対象商品の
販売点数データを商品コード別に1取引分記憶するセッ
ト商品バッファとを設けている。
【0024】さらに、前記セット番号別に成立点数デー
タを記憶する成立点数エリア53、前記取引バッファ5
1に格納された販売金額データを合計する取引合計器と
しての取引合計額エリア54、1取引中でセット販売が
成立したセット販売商品のセット販売価格とそのセット
販売商品を構成する単一販売商品の販売価格の合計との
差額を合計する差額合計器としての値引合計額エリア5
5等の各種メモリエリアを前記RAM13に形成してい
る。
【0025】しかして、前記CPU11は、モードスイ
ッチ8により「登録」業務が選択されているとき、予め
設定されたプログラムに基づいて、特に図6乃至図7の
流れ図に示す1取引処理を実行する。すなわち、CPU
11は、ST(ステップ)1として商品登録が行われる
のを待機する。ここで、前記商品キー2aのキー信号の
入力を検知すると、その商品キー2aにプリセットされ
ている商品コードが付された商品が登録されたので、前
記取引バッファ51,セット商品バッファ52及び取引
合計器54をクリアした後、ST2として入力された商
品キー2aにプリセットされている商品コードで前記商
品テーブル30を検索し、該当する商品名,単価及びセ
ット販売識別フラグfの商品設定データを読込む。そし
て、ST3としてこの読込んだ商品名及び単価の各デー
タを各表示器3,4に表示させる。
【0026】次に、ST4として商品テーブル30から
読込んだセット販売識別フラグfを調べる。そして、こ
のセット販売識別フラグfが“0”にリセットされてい
る場合には、対応する商品がセット販売の対象外商品な
ので、ST5として取引バッファ51に、入力された商
品コードと、商品テーブル30から読込んだ単価と、デ
ータ“1”の販売点数と、この販売点数に単価を乗算し
て算出する販売金額とを書込む。この場合において、取
引バッファ51に既に同一商品コードのデータが書込ま
れている場合には、その同一商品コードのデータに今回
の販売点数及び販売金額をそれぞれ加算する。
【0027】これに対し、ST4にてセット販売識別フ
ラグfが“1”にセットされている場合には、対応する
商品がセット販売の対象商品なので、ST6として取引
バッファ51に上記と同様にして該当する商品コード,
単価,販売点数及び販売金額を書込むとともに、セット
商品バッファ52に上記商品コードと販売点数を書込
む。この場合においても、セット商品バッファ52に既
に同一商品コードのデータが書込まれている場合には、
その同一商品コードのデータに今回の販売点数を加算す
る。
【0028】次に、ST7として次の商品登録が行われ
るのを待機する。そして、ST1のときと同様に前記商
品キー2aのキー信号を入力し、次の商品登録が行われ
たことを確認すると、前記ST2,ST3,ST4,S
T5またはST2,ST3,ST4,ST6の各処理を
繰返す。
【0029】一方、ST7にて商品登録の待機中に、S
T8として前記合計キー2dのキー信号を入力すると、
1取引として販売取引される各商品の登録が終了したの
で、ST9として図8に具体的に示すセット販売判別処
理を実行する。すなわち、始めに、ST91として前記
成立点数エリア53と値引合計額エリア55をクリアす
る。また、CPU内蔵のカウンタnを“0”にリセット
する。
【0030】次に、ST92として上記カウンタnを
“1”カウントアップし、ST93としてこのカウンタ
nが前記レコード数メモリ41のレコード数Nを越えた
か否かを判断する。ここで、カウンタnがレコード数N
以下の場合には、ST94としてカウンタnに一致する
セット番号[n]でセット商品テーブル40を検索し、
このセット番号[n]に対応する商品コード,セット構
成商品コード及び値引額の各データを読込む。そして、
この読込んだセット構成商品コードで前記セット商品バ
ッファ52を検索し、セット構成商品コードが全てセッ
ト商品バッファ52に存在するか否かを判断する。
【0031】ここで、セット構成商品コードの1つでも
セット商品バッファ52に存在しないことを確認したな
らば、ST95としてセット番号[n]のセット販売不
成立を判定して、ST92に戻る。そして、カウンタn
を“1”カウントアップし、レコード数N以下のときに
は、上記ST94の処理を実行する。
【0032】一方、ST94にてセット構成商品コード
が全てセット商品バッファ52に存在することを確認し
たならば、ST95としてセット番号[n]のセット販
売成立を判定し、ST96としてセット商品バッファ5
2から該当するセット構成商品コードの販売点数を
“1”減算する。このとき、販売点数が“0”になると
対応する商品コードをクリアする。
【0033】次に、ST97として前記成立点数エリア
53に今回のセット番号[n]と成立点数“1”とを書
込む。この場合において、成立点数エリア53に既に同
一のセット番号が書込まれている場合には、その同一セ
ット番号に対応する成立点数を“1”加算する。
【0034】しかる後、ST98としてセット商品テー
ブル40から読込んだ値引額データを値引合計額エリア
55に加算したならばST94に戻る。そして、セット
商品テーブル40から読込んだセット番号[n]に対応
するセット構成商品コードで前記セット商品バッファ5
2を検索し、再びセット構成商品コードが全てセット商
品バッファ52に存在するか否かを判断する。そして、
存在する場合には、前記ST96,ST97,ST98
の処理を繰返す。これに対し、存在しない場合には、S
T92に戻る。
【0035】こうして、ST93としてカウンタnがレ
コード数Nを越えたことを確認すると、このセット販売
判別処理を終了し、図6のST10に進む。ここに、S
T9のセット販売判別処理は、セット成立判定手段を構
成する。
【0036】ST10では成立点数エリア53にセット
番号[n]と成立点数のデータが1つでも書込まれてい
るか否かを判断する。そして、格納されている場合には
今回の取引でセット販売が成立しているので、ST11
として成立点数分のセット商品販売データを取引バッフ
ァ51に書込む。具体的には、成立点数エリア53から
セット番号[n]と成立点数のデータを1データずつ読
込む。そして、1データを読込む毎に、そのセット番号
[n]に対応する商品コードをセット商品テーブル40
から読込み、商品テーブル30からこの商品コードに対
応する単価を読込んで、取引バッファ51に、上記商品
コード及び単価と、データ“1”の販売点数と、この販
売点数に単価を乗算して算出する販売金額とを書込む。
この場合において、取引バッファ51に既に同一商品コ
ードのデータが書込まれている場合には、その同一商品
コードのデータに今回の販売点数及び販売金額をそれぞ
れ加算する。
【0037】次に、ST12として取引バッファ51か
ら成立したセット販売商品を構成する各単一販売商品の
販売点数を成立点数分削減する。具体的には、成立点数
エリア53からセット番号[n]と成立点数のデータを
1データずつ読込む。そして、1データを読込む毎に、
そのセット番号[n]に対応するセット構成商品コード
をセット商品テーブル40から読込み、このセット構成
商品コードとして設定されている各単一販売商品の商品
コードで取引バッファ51を検索する。そして、取引バ
ッファから各商品コードに対応する販売点数を“1”減
算する。このとき、販売点数が“0”になると対応する
商品コードをクリアする。ここに、ST11及びST1
2の処理は、販売データ変更手段を構成する。
【0038】なお、ST10にて成立点数エリア53に
セット番号[n]と成立点数のデータが1つも書込まれ
ていない場合には、今回の取引ではセット販売が不成立
なので、上記ST11,ST12の処理は行わない。
【0039】その後、ST13として取引バッファ51
に格納されている商品コード,販売点数及び販売金額の
データを1レコードずつ読込み、そのレコード毎に、商
品テーブル30の該当商品コードに対応する売上点数エ
リア及び売上金額エリアに販売点数及び販売金額を加算
することによって、1取引として販売取引された各商品
の売上登録処理を実行する。このとき、各レコードの販
売金額を取引合計額エリア54にて合算し、各商品の売
上登録処理を完了したならば、取引合計額エリア54の
データを合計金額として各表示器3,4に表示させる。
【0040】その後、ST14として置数キー2bと預
/現計キー2eとにより上記合計金額以上の支払金額が
入力されたならば、この支払金額と合計金額との差額を
釣銭として算出し、各表示器3,4に表示させる。ま
た、取引バッファ51の内容に基づいてレシート印字デ
ータを作成し、このレシート印字データをプリンタ5に
出力して、レシート用紙及びジャーナル用紙に上記レシ
ート印字データを印字させる。そして印字後、レシート
用紙を切断してレシート発行口6からレシートとして排
出し、ドロワ7を開放させたならば、今回の1取引処理
を終了する。
【0041】このように構成された第1の実施の形態の
電子式キャッシュレジスタを使用するファーストフード
店では、電子式キャッシュレジスタのオペレータ(店
員)は、モードスイッチ8を「登録」モードに切換えて
から客の注文を受ける。そして、客から商品(メニュー
品目)の注文を受けると、その商品の商品コードがプリ
セットされた商品キー2aを操作入力する。これによ
り、この注文商品の商品コード,単価,販売点数及び販
売金額が取引バッファ51に商品別に格納される。ま
た、この注文商品がセット販売対象商品の場合には、商
品コードと販売点数がセット商品バッファ52に商品別
に格納される。
【0042】その後、客の注文が終了したならば、合計
キー2bを入力する。これにより、セット販売判別処理
が実行される。すなわち、セット商品テーブル40に設
定されているレコードがセット番号[n]の小さい順に
読み込まれ、1レコード毎にそのレコード中のセット構
成商品コードを形成する複数の単一販売商品の商品コー
ドが上記セット商品バッファ52に格納されているか検
索されて、格納されている場合には、そのレコードのセ
ット番号[n]のセット販売が成立したと判定される。
そして、このセット番号[n]と成立点数が成立点数エ
リア53に書込まれる。このとき、上記セット商品バッ
ファ52から成立したセット販売を構成する各単一販売
商品の商品コードに対応する販売点数が成立点数分減じ
られる。そして、販売点数が“0”になると対応する商
品コードが削除される。
【0043】こうして、セット販売テーブル40のセッ
ト番号[n]順に全てのセット販売のパターンについて
セット販売が成立したか否かが判定される。そしてこの
判定処理が完了し、セット販売が成立している場合に
は、取引バッファ51に格納されている各商品の販売デ
ータのなかから成立したパターンを構成する各単一販売
商品のデータが成立点数分削除され、その代りに当該セ
ット販売商品の販売データが追加される。その後、取引
バッファ51の内容に基づいて1取引として販売取引さ
れた各商品の販売データが売上登録処理されるととも
に、取引合計金額が表示器3,4に表示されて、この取
引合計金額に対する支払処理が実行される。
【0044】このように、第1の実施の形態の電子式キ
ャッシュレジスタにおいては、1取引として販売取引さ
れる各商品が登録されると、その各商品の販売データを
取引バッファ51に商品別に格納する。また、各商品の
うちセット販売対象の各商品の販売データをセット商品
バッファ52に商品別に格納する。そして、このセット
商品バッファ52上の商品別販売データに基づいて、セ
ット販売が成立したときの値引額が大きいセット販売商
品から順にセット販売が成立したか否かを判定する。そ
して、セット販売の成立を確認すると、この成立したセ
ット販売を構成する各単一販売商品の取引バッファ51
上の販売データを、該当セット販売商品のセット販売価
格による販売データに変更して、売上登録処理する。
【0045】例えば今、「ハンバーガー」,「ホットド
ッグ」,「ポテトS」,「ポテトL」,「コーヒー」,
「ジュース」の順に1点ずつ注文した客がいて、店員が
この順で各商品の商品コードを商品キー2aにより入力
したとする。そうすると、取引バッファ51及びセット
販売バッファ52の内容は、図9(a)に示すようにな
る。
【0046】ここで、合計キー2dが入力され、セット
販売判定処理が実行されると、セット番号[1]のセッ
ト販売を構成する「ハンバーガー」,「ポテトS」,
「ジュース」が全て登録されているので、セット番号
[1]のセット販売が成立し、取引バッファ51及びセ
ット販売バッファ52の内容は、図9(b)に示すよう
になる。これにより、セット番号[2]以降のセット販
売は全て成立しない。
【0047】したがって、「ハンバーガー」,「ポテト
S」,「ジュース」の各単一販売商品がセット番号
[1]の「Aセット」のセット販売商品に変更されて、
その他の「ホットドッグ」,「ポテトL」及び「コーヒ
ー」の各単一販売商品とともに売上登録処理される。
【0048】その結果、図10に示すレシート100が
印字発行される。なお、このレシート100において、
データ101はセット販売が成立したことにより生じた
値引額を示すコメントであり、値引合計額エリア55の
データが値引額として印字される。
【0049】このように、登録順では「ハンバーガー」
と「ポテトS」と「コーヒー」からなるセット番号
[3]のAセット(値引額40円)が先に成立している
にも拘らず、第1の実施の形態の電子式キャッシュレジ
スタであれば、セット番号[1]のAセット(値引額6
0円)が成立する。したがって、商品の登録順によら
ず、客にとって最も有利なセット販売が自動的に成立す
るので、不公平感がなくなり、サービス性を高めること
ができる。また、店員も客にとって有利なセット販売が
成立するように商品の登録順序を意識したり、登録をや
り直したりする手間がなくなるので、作業効率も高めら
れる。
【0050】次に、第2の実施の形態を図1〜図5,図
7,図8,図11及び図12を用いて説明する。なお、
この第2の実施の形態は、本願請求項2及び3に係る発
明を第1の実施の形態と同様のファーストフード店向け
電子式キャッシュレジスタに適用した場合であり、図1
〜図5,図7,図8は第1の実施の形態と同一なので、
説明を省略する。
【0051】すなわち、この第2の実施の形態が第1の
実施の形態と異なる点は、第1の実施の形態では図6に
示したCPU11が実行する1取引処理の前半部を、図
12に示すように変更した点である。具体的には、第1
の実施の形態では、ST8にて合計キー2dのキー信号
の入力を検知し、1取引として販売取引される各商品の
登録終了を検知すると実行したセット販売判別処理(図
8参照)を、この第2の実施の形態では、ST4にて登
録商品のセット販売識別フラグfが“1”にセットされ
ており、つまりはセット販売の対象商品の登録が行わ
れ、ST6にて取引バッファ51に該当する商品コー
ド,単価,販売点数及び販売金額を書込むとともに、セ
ット商品バッファ52に上記商品コードと販売点数を書
込んだ後に実行している。
【0052】また、このセット販売判別処理の後、及び
ST5のセット販売対象外商品の商品コード,単価,販
売点数及び販売金額を取引バッファ51に書込んだ後
に、ST21として現時点までに登録された商品の小計
金額を各表示器3,4に表示させる小計金額表示処理を
実行している。
【0053】ここで、小計金額表示処理は、取引バッフ
ァ51に格納されている商品別販売データの販売金額を
取引合計額エリア54にて合算し、その合計データから
値引合計額エリア55の金額データを減算した金額デー
タを小計金額として各表示器3,4に表示させる。ま
た、成立点数エリア53を検索し、少なくとも1種類の
セット販売が成立しているとき、その成立したセット販
売商品に関する情報(セット販売商品の名称,構成する
各単一販売商品の名称,値引額等)を上記小計金額とと
もに表示器3,4に表示させる。ここに、ST21の小
計金額表示処理及び各表示器3,4は、小計出力手段を
構成する。
【0054】このように、第2の実施の形態の電子式キ
ャッシュレジスタにおいては、1取引としてセット販売
対象の単一販売商品が登録される毎に、その単一販売商
品の販売データを取引バッファ51及びセット商品バッ
ファ52に格納した後、このセット商品バッファ52上
の商品別販売データに基づいて、セット商品テーブル4
0のセット番号順にセット販売が成立したか否かを判定
する。そして、セット販売の成立を確認すると、そのセ
ット番号と成立点数を成立点数エリア53に格納する。
また、セット販売成立による値引額を値引合計額エリア
55に格納する。しかる後、現時点における小計金額
を、成立したセット販売に関する情報とともに表示器
3,4に表示する。
【0055】例えば今、「ハンバーガー」,「ホットド
ッグ」,「ポテトS」,「ポテトL」,「コーヒー」,
「ジュース」の順に1点ずつ注文した客がいて、店員が
この順で各商品の商品コードを商品キー2aにより入力
したとする。そうすると、「コーヒー」の商品コードを
入力した時点で、セット販売判別処理により「ハンバー
ガー」と「ポテトS」と「コーヒー」とからなるセット
番号[3]のAセット(値引額40円)が成立し、図1
1(a)に示すように、表示器3,4に、小計金額66
0円(取引合計額メモリ54の「ハンバーガー」,「ホ
ットドッグ」,「ポテトS」,「ポテトL」及び「コー
ヒー」の各単価の合計金額700円から値引合計額エリ
ア55の値引額40円を引いた金額)と、セット番号
[3]のAセットに関する情報が表示される。
【0056】次いで、「ジュース」の商品コードを入力
すると、上記セット番号[3]のセット販売の成立は無
効となる。そして、今回のセット販売判別処理によっ
て、新たに「ハンバーガー」と「ポテトS」と「ジュー
ス」とからなるセット番号[1]のAセット(値引額6
0円)が成立し、図11(b)に示すように、表示器
3,4に、小計金額760円(取引合計額メモリ54の
「ハンバーガー」,「ホットドッグ」,「ポテトS」,
「ポテトL」,「コーヒー」及び「ジュース」の各単価
の合計金額820円から値引合計額エリア55の値引額
60円を引いた金額)と、セット番号[1]のAセット
に関する情報が表示される。
【0057】その後、合計キー2dを入力すると、セッ
ト番号[1]のAセットのセット販売が確定し、「ハン
バーガー」,「ポテトS」,「ジュース」の各単一販売
商品がセット番号[1]の「Aセット」のセット販売商
品に変更されて、その他の「ホットドッグ」,「ポテト
L」及び「コーヒー」の各単一販売商品とともに売上登
録処理される。
【0058】したがって、この第2の実施の形態におい
ても、第1の実施の形態と同様に、商品の登録順によら
ず、客にとって最も有利なセット販売が自動的に成立す
るので、不公平感がなくなり、サービス性を高めること
ができる。しかも、この第2の実施の形態においては、
商品の登録毎に、その時点で客にとって最も有利なセッ
ト販売が成立した場合の小計金額が表示されるので、客
へのサービス性に優れている。また、小計金額とともに
成立したセット販売に関する情報を表示できるので、客
にセット販売のサービス性を強くアピールすることがで
きる。
【0059】また、成立したセット販売に関する情報を
レシート用紙及びジャーナル用紙に印字出力するように
すれば、後で客及び店側がセット販売の内容を確認する
ことができ、さらに有用である。なお、前記第1及び第
2の実施形態では、本願発明を単体の電子式キャッシュ
レジスタに適用したが、POS端末にも適用できるのは
言うまでもないことである。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように、本願請求項1乃至
3に係る各発明によれば、1取引として販売登録された
単一販売商品がセット販売の組合せを満足するとき、自
動的にこれらの単一販売商品をセット販売商品として売
上登録処理できるものにおいて、商品の登録順序によら
ず客にとって最も有利なセット販売を確実に成立させる
ことができ、不公平感を排除できるとともに、セット販
売のサービス性を高めることができる。
【0061】また、本願請求項2乃至3に係る各発明に
よれば、商品の登録毎にその時点で客にとって最も有利
なセット販売が成立した場合の小計金額を表示でき、よ
りサービス性を高め得ることができる。
【0062】さらに、本願請求項3に係る発明によれ
ば、小計金額とともに成立したセット販売に関する情報
を表示でき、客にセット販売のサービス性を強くアピー
ルすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1及び第2の実施形態における電子
式キャッシュレジスタの外観斜視図。
【図2】同電子式キャッシュレジスタの要部ブロック
図。
【図3】同電子式キャッシュレジスタのRAMに形成さ
れる商品テーブルの構成図。
【図4】同電子式キャッシュレジスタのRAMに形成さ
れるセット商品テーブルの構成図。
【図5】同電子式キャッシュレジスタのRAMに形成さ
れるその他の主要なメモリエリアを示す図。
【図6】本発明の第1の実施形態における電子式キャッ
シュレジスタのCPUが実行する1取引処理の前半部を
示す流れ図。
【図7】本発明の第1及び第2の実施形態における電子
式キャッシュレジスタのCPUが実行する1取引処理の
後半部を示す流れ図。
【図8】図6及び図12におけるセット販売判別処理を
具体的に示す流れ図。
【図9】第1の実施形態における電子式キャッシュレジ
スタの作用説明に用いる主要なメモリエリアのデータ例
を示す図。
【図10】同電子式キャッシュレジスタの作用説明で発
行されるレシートの印字例を示す図。
【図11】第2の実施形態における電子式キャッシュレ
ジスタの作用説明で用いる表示器の表示例を示す図。
【図12】第2の実施形態における電子式キャッシュレ
ジスタのCPUが実行する1取引処理の前半部を示す流
れ図。
【符号の説明】
1…キャッシュレジスタ本体 2…キーボード 3,4…表示器 5…プリンタ 11…CPU 30…商品テーブル 40…セット商品テーブル 51…取引バッファ 52…セット商品バッファ 53…成立点数エリア 54…取引合計額エリア 55…値引合計額エリア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一でも予め設定された販売価格で販売
    取引される複数種類の単一販売商品と、複数の単一販売
    商品の組合せにより予め設定されたセット販売価格で販
    売取引される複数種類のセット販売商品との各販売デー
    タを売上登録処理する商品販売登録データ処理装置にお
    いて、 販売取引される単一販売商品固有の商品コードを入力す
    る商品コード入力部と、この入力部を介して商品コード
    が入力された単一販売商品の販売データを商品別に1取
    引分記憶するバッファと、1取引の商品登録終了を宣言
    する登録終了キーと、この登録終了キーの操作入力によ
    り1取引の商品登録終了が宣言されると、前記バッファ
    上の商品別販売データに基づいて前記セット販売商品の
    種類毎にセット販売が成立したか否かを判定するセット
    成立判定手段と、この判定手段によりセット販売が成立
    したセット販売商品を構成する各単一販売商品の前記バ
    ッファ上の販売データをそのセット販売商品のセット販
    売価格による販売データに変更する販売データ変更手段
    とを具備し、 前記セット成立判定手段は、セット販売価格とそのセッ
    ト販売商品を構成する各単一販売商品の販売価格の合計
    との差額が大きいセット販売商品から判定することを特
    徴とする商品販売登録データ処理装置。
  2. 【請求項2】 単一でも予め設定された販売価格で販売
    取引される複数種類の単一販売商品と、複数の単一販売
    商品の組合せにより予め設定されたセット販売価格で販
    売取引される複数種類のセット販売商品との各販売デー
    タを売上登録処理する商品販売登録データ処理装置にお
    いて、 販売取引される単一販売商品固有の商品コードを入力す
    る商品コード入力部と、この入力部を介して商品コード
    が入力された単一販売商品の販売データを商品別に1取
    引分記憶するバッファと、このバッファに格納された商
    品別販売データの販売金額を合計する取引合計器と、前
    記入力部を介して商品コードが入力された単一販売商品
    が少なくとも1種のセット販売商品を構成する単一販売
    商品であるとき、その単一販売商品の販売データを前記
    バッファに格納した後、当該バッファ上の商品別販売デ
    ータに基づいて前記セット販売商品の種類毎にセット販
    売が成立したか否かを判定するセット成立判定手段と、
    この判定手段によりセット販売が成立したセット販売商
    品のセット販売価格とそのセット販売商品を構成する単
    一販売商品の販売価格の合計との差額を合計する差額合
    計器と、前記セット成立判定手段による判定完了後、前
    記取引合計器の金額データと前記差額合計器の金額デー
    タとの差額を小計金額として出力する小計出力手段と、
    1取引の商品登録終了を宣言する登録終了キーと、この
    登録終了キーの操作入力により1取引の商品登録終了が
    宣言されると、直前のセット成立判定手段によりセット
    販売が成立したセット販売商品を構成する各単一販売商
    品の前記バッファ上の販売データをそのセット販売商品
    のセット販売価格による販売データに変更する販売デー
    タ変更手段とを具備し、 前記セット成立判定手段は、セット販売価格とそのセッ
    ト販売商品を構成する各単一販売商品の販売価格の合計
    との差額が大きいセット販売商品から判定することを特
    徴とする商品販売登録データ処理装置。
  3. 【請求項3】 小計出力手段は、セット成立判定手段に
    よりセット販売が成立したセット販売商品に関する情報
    の出力を含むことを特徴とする請求項2記載の商品販売
    登録データ処理装置。
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