JP2004145822A - 電子式キャッシュレジスタ - Google Patents

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小島 哲也
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Abstract

【課題】売上商品に対して自動的に割引を適用することにより、割引操作における注文を受ける人の操作の負担を軽減し、注文処理を迅速に行える電子式キャッシュレジスタを提供する。
【解決手段】売上商品に関する商品情報は入力手段12から入力され、データメモリ14に登録される。データメモリ14には、商品種類や売上個数などの割引条件を設定する割引テーブルが予め格納されている。割引適用キーが押されると、CPU11は、登録された商品情報に対して割引テーブルを検索し自動的に割引を適用する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レストランなどで利用されている、電子式キャッシュレジスタに関し、特に、商品種類や売上個数などの複数の割引条件が設けられているときに、割引操作を簡便にすることで操作誤りを防止し、なおかつ商品を購入した客にとって一番条件の良い割引を自動的に適用できるようにした電子式キャッシュレジスタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子式キャッシュレジスタはPOSターミナル装置として使用されており、例えば特許文献1には割引を適用する機能を備えたPOSターミナル装置が開示されている。
【0003】
このような割引サービスを適用する機能を備えた従来の電子式キャッシュレジスタの一例を図12に示す。この電子式キャッシュレジスタは、表示や入出力の制御を行うCPU121と、顧客から注文を受けた商品の登録等を行う入力手段122と、入力手段122の入力制御や表示制御が記憶されたプログラムメモリ123と、商品情報や割引条件情報を定義した割引テーブルが予め記憶されたデータメモリ124と、表示手段125と、表示手段125で表示される表示データを記憶する表示メモリ126と、他の電子式キャッシュレジスタ(図示せず)と通信を行うための通信回路127とを備えている。
【0004】
電子式キャッシュレジスタの入力手段122には、例えば図13に示すようにメニューに合わせてキーが設定されており、ハンバーガー、コーヒー等のメニューキー131と、登録された商品内容を確認し割引を適用させる割引キー132と、金額等を入力する数字キー133と、売上の小計を表示する小計キー134と、売上の合計や釣り銭計算を行う合計キー135とを備えている。また、図15に示すような割引テーブルを具備し、例えば割引1はハンバーガー、ポテト、コーヒーの組合せで200円を割り引き、割引2はチキン2個と辛口チキン1個とで150円を割り引く設定を有している。そして、例えば図14に示すように、ハンバーガー1個、ポテト1個、コーヒー1つ、チキン2個、辛口チキン1個が売り上げられたとき、ハンバーガーキー131、ポテトキー131、コーヒーキー131、チキンキー131、辛口チキンキー131を順に押してそれらの商品を登録し、さらに登録した商品の内容を確認し、ハンバーガー、ポテト、およびコーヒーの組合せが割引1に該当し、チキン2個と辛口チキン1個との組合せが割引2に該当することを確認した後に割引1キー132および割引2キー132を押して割引を適用した後に小計キー134を押し、客に小計金額を知らせ、現金1,000円を受け取り、合計キー135を押し、会計処理を終了する。なお、チキン2個を登録する際、チキンキー131を2回押すか、またはチキンキー131を押した後で数字“2”の数字キー133を押すが、便宜上、図示を省略した。
【0005】
【特許文献1】
特許第3022053号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電子式キャッシュレジスタでは、注文を受けた人が登録した商品の内容を確認して割引を適用していたことから、登録した商品種類および売上個数の確認に時間がかかる問題や、操作誤りを発生させる問題があり、操作処理を低下させていた。また、同一商品が複数の割引条件に含まれている場合、どちらの割引条件を適用するかを注文を受けている人間が行う必要があり、例えば大量の注文を受けたときに条件の良い割引を適用することが困難であるという問題があった。
【0007】
本発明は、このような問題点を解決するものであり、売上商品の内容を確認することなしに、登録した商品を割引テーブルに記憶されている割引条件から一回のキー操作で検索し、自動的に割引を適用させることにより、注文を受ける人への割引操作における操作の負担を軽減し、注文処理を迅速に行え、なおかつ商品を買い上げた客に一番条件の良い割引を適用することができる電子式キャッシュレジスタを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の電子式キャッシュレジスタは、入力手段により登録された売上商品の商品情報を記憶する第1の記憶手段と、商品の割引条件情報が予め記憶された第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された前記商品情報に対して前記第2の記憶手段に記憶されている前記割引条件情報を検索し前記売上商品に割引を適用する処理手段とを具備し、前記第2の記憶手段には同一の商品に対して複数の割引条件情報が記憶されており、前記処理手段は前記売上商品が複数の割引条件を満たしている場合、割引率の高い割引条件を適用することを特徴とする。この構成により、売上商品が複数の割引条件を満たしている場合、一番条件の良い割引を自動的に適用することができる。
【0009】
また、本発明に係る第2の電子式キャッシュレジスタは、前記本発明に係る第1の電子式キャッシュレジスタにおいて、売上商品が割引適用済であることを記憶する第3の記憶手段を具備し、前記第2の記憶手段には同一の商品に対して複数の割引条件情報が記憶されており、前記処理手段は前記売上商品が割引適用済である場合には割引検索から除くことを特徴とする。この構成により、全ての売上商品に対して、割引条件を満たす複数の割引を適用することができる。
【0010】
さらに、本発明に係る第3の電子式キャッシュレジスタは、入力手段により登録された売上商品に関する商品情報を記憶する第1の記憶手段と、割引適用個数を含む商品の割引条件情報が予め記憶された第2の記憶手段と、商品の割引適用個数を表示する表示手段と、前記第1の記憶手段に記憶された商品情報に対して前記第2の記憶手段に記憶されている割引条件情報を検索し前記売上商品の登録毎に割引対象商品か否かを判別し、割引対象商品である場合は前記表示手段に表示されている割引適用個数をデクリメントする処理手段とを具備することを特徴とする。この構成により、割引適用までに必要な割引対象商品の登録数を表示し、注文を受ける人へ知らせることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0012】
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態の電子式キャッシュレジスタであるPOSターミナル装置の構成図である。
【0013】
この電子式キャッシュレジスタは、互いにバスで接続されたCPU11、入力手段2 、プログラムメモリ13、データメモリ14、表示手段15、表示メモリ16、および通信回路17を具備している。
【0014】
CPU11はPOSターミナル装置全体の制御を行うものであり、入力手段12は商品の登録、レポート発行、設定等を行うための入力装置である。プログラムメモリ13にはPOSターミナル装置の動作プログラムが予め格納されている。データメモリ14には設定データやプログラムメモリ13に格納されているプログラムを動作させるために必要なデータが記憶される。表示手段15はCPU11がシステムバスを介して創出する情報を表示するものであり、POSターミナル装置の運用における表示全般を司る。表示メモリ16は表示手段15により表示されるデータを記憶している。通信回路17は他のPOSターミナル装置(図示せず)などへのデータ転送などで使用される。
【0015】
図2は登録された商品情報が記憶されるオーダーテーブルの例である。オーダーテーブルは図1のデータメモリ14上に記憶され、商品が登録される度に登録された商品情報がオーダーテーブル上に記憶される。オーダーテーブルに記憶される情報は、登録された順番を示すアイテム番号21、商品名22、商品の売上個数23、商品の金額24、および既に割引対象であるか否かを示す割引対象フラグ25である。
【0016】
図3は商品種類や売上個数などの割引条件を設定する割引テーブルの例である。割引テーブルは図1のデータメモリ14上に予め設定される。割引テーブルで記憶する情報は、割引の種類を示す割引番号31、割引が適用される条件である売上個数32、割引が適用される条件である商品種類33、そして割引適用時の価格34である。
【0017】
図4は、入力手段12によって割引適用キーが押されたときに割引を自動適用する処理の概略ルーチンを示している。
【0018】
割引適用キーが押されたときに、図2に示すオーダーテーブルのアイテム番号21の初期値mに、オーダーの最初のアイテムをセットするため、“1”をセットする(ステップA1)。また、同時にステップA1では、図3に示す割引テーブルの割引テーブル番号31の初期値nに“1”をセットする。次に、ステップA1でセットされたオーダーテーブルのアイテム“1”を取り出し(ステップA2)、ステップA1でセットされた割引テーブル“1”を参照する(ステップA3)。そして、アイテム“1”が割引対象のアイテムであるか否か判定する(ステップA4)。ステップA4にてアイテム“1”が割引対象であると判定した場合、割引対象個数のカウンタを“1”インクリメントする(ステップA5)。これは図3の割引条件個数32と比較するものである。そして、次に割引が成立したか否かを判定し(ステップA6)、割引が成立した場合は割引を適用する(ステップA7)。
【0019】
ステップA4にて、アイテム“1”が割引対象でないと判定した場合、アイテム番号を“1”インクリメントすることで(ステップA11)、オーダーテーブル内の次のアイテムについての判定を行う。また、ステップA6にて割引が成立しない場合も、アイテム番号を“1”インクリメントすることで(ステップA11)、オーダーテーブル内の次のアイテムについての判定を行う。次に、オーダーテーブル内のアイテムが最後のアイテムか否かを判定し(ステップA8)、最後のアイテムでない場合は割引対象か否かの判定をステップA2に戻り、割引対象か否かの判定を繰り返す。
【0020】
ステップA8で最後のアイテムであると判定した場合は、割引テーブル番号を“1”インクリメントし(ステップA9)、次の割引テーブルの判定へ処理を移行する。次いで、割引テーブルが最後の割引テーブルか否かを判定する(ステップA10)。そして、最後の割引テーブルでないと判定した場合はステップA2へ戻って次の割引テーブルの検索を続け、最後の割引テーブルであると判定した場合は割引検索処理を終了する(ステップA12)。
【0021】
このように、本発明の第1の実施の形態の電子式キャッシュレジスタによれば、登録された商品の内容を確認することなしに、その商品を割引テーブルに記憶されている割引条件から一回のキー操作で検索し、自動的に割引を適用することにより、割引操作における操作の注文を受ける人の負担を軽減し、注文処理を迅速に行えるので、割引処理を必要とする注文処理のスピードを向上させることができる。
【0022】
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態の電子式キャッシュレジスタでは、一つの商品に対しに複数の割引条件が設定されている場合、割引の種類を比較して条件の良い割引を判定し適用する。
【0023】
本発明の第2の実施の形態の電子式キャッシュレジスタの構成は図1と同じである。また、オーダーテーブルの例および割引テーブルの例も図2および図3と同じである。
【0024】
図5は、本発明の第2の実施の形態の電子式キャッシュレジスタの入力手段によって割引適用キーが押されたときに割引が自動適用される処理の概略ルーチンを示している。
【0025】
まず、図2に示すオーダーテーブルのアイテム番号21の初期値mに“1”をセットするとともに、図3に示す割引テーブルの割引テーブル番号31の初期値nに“1”をセットする(ステップB1)。次に、オーダーテーブルを取り出し(ステップB2)、比較する割引テーブルを参照し(ステップB3)、商品が割引対象であるか否かを判定する(ステップB4)。ステップB4にて割引対象であると判定した場合は、割引対象カウンタを“1”インクリメントする(ステップB5)。これは図3の割引条件個数32と比較するものである。次に、割引条件である売上個数と割引対象カウンタとを比較し、割引が成立するか否か判定する(ステップB6)。そして、割引が成立した場合は、割引情報を適用割引情報テーブルに記憶する(ステップB7)。図6は適用割引情報テーブルの構成例である。このテーブルが持つ情報は、テーブル番号61、適用された割引テーブル番号62、および割引テーブルに定められた割引適用価格63である。
【0026】
ステップB4にて商品が割引対象でないと判定した場合、およびステップB6にて割引が成立しなかった場合は、いずれもアイテム番号を“1”インクリメントしてオーダーテーブル内の次アイテムに移行し(ステップB11)、オーダーテーブル内の最後のアイテムか否かを判定する(ステップB12)。判定の結果、最後のアイテムでなかった場合はステップB2に戻り、割引対象か否かの判定を繰り返す。最後のアイテムであった場合は割引テーブル番号を“1”インクリメントして次の割引テーブルを設定し、アイテム番号を“1”に設定した後(ステップB13)、ステップB2に戻り、割引対象か否かの判定を繰り返す。
【0027】
ステップB8では最後の割引テーブルであるか否かを確認する。そして、最後の割引テーブルでなかった場合は、次の割引テーブルを設定した後(ステップB13)、ステップB2に戻り、割引対象か否かの判定を繰り返す。最後の割引テーブルであった場合は、適用割引情報比較ルーチン処理により条件の良い割引テーブルを算出し(ステップB9)、割引を適用する(ステップB10)。
【0028】
図7は適用割引情報比較ルーチン処理の一例である。まず、図6に示した適用割引情報テーブルから番号を変数Mにセットするとともに、Mを“1”に設定する(ステップC1)。次に変数NにM+1の値をセットする(ステップC2)。そして、ステップC1、ステップC2でセットしたテーブル番号にリンクする割引金額を比較する(ステップC3)。比較の結果、M<Nの場合はNの値を“1”インクリメントする(ステップC4)。比較の結果、M>Nの場合はNにMの値をセットし(ステップC7)、Mの値を“1”インクリメントする(ステップC8)。ステップC5では適用割引テーブルが最後であるか否かを判定し、最後であると判定した場合はNが最終的に条件の良い割引率であるので、その値をもって割引を適用する(ステップC6)。ステップC5でNがテーブルの最後でないと判定した場合は、再びステップC3に戻って判定を行う。
【0029】
本発明の第1の実施の形態では、一つのキー操作を行ったときに複数の割引テーブルの中から、オーダーテーブル内の売上商品を検索して割引を自動的に適用していたが、本発明の第2の実施の形態では、特に複数の割引テーブルに同一商品が割引条件として設定されているような場合、その一つの商品を含んだ割引の種類の中から最も良い条件の割引を商品を注文した客に適用することができる。
【0030】
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態の電子式キャッシュレジスタでは、アイテムが割引対象済みであるか否かの判定手順を設けることで、オーダー内のアイテムに複数の割引を自動的に適用可能にした。
【0031】
本発明の第3の実施の形態の電子式キャッシュレジスタの構成は図1と同じである。また、オーダーテーブルの例および割引テーブルの例も図2および図3と同じである。
【0032】
図8は、入力手段によって割引適用キーが押されたときに割引が自動適用される処理の概略ルーチンを示している。
【0033】
割引適用キーが押されたときに、図2に示したオーダーテーブルのアイテム番号21の初期値mに、オーダーの最初のアイテムをセットするため“1”をセットする(ステップD1)。また、同時にステップD1では、図3に示した割引テーブルの割引テーブル番号31の初期値nに“1”をセットする。次に、ステップD1でセットされたオーダーテーブルのアイテム“1”を取り出し(ステップD2)、ステップD1でセットされた割引テーブル1を参照する(ステップD3)。そして、アイテム“1”が割引対象のアイテムであるか否か判定する(ステップD4)。
【0034】
ステップD4にてアイテム“1”が割引対象であると判定した場合、図2のオーダーテーブル内の割引対象フラグ25をオン(割引対象済)にし(ステップD5)、割引対象個数のカウンタを“1”インクリメントする(ステップD6)。これは図3の割引条件個数32と比較するものである。次に、割引が成立したか否かを判定し(ステップD7)、割引が成立した場合は割引を適用した後(ステップD8)、ステップD1の処理へ戻り、オーダー内の既に割引対象となったアイテム以外のアイテムに対して再び割引テーブルの検索を行い、条件が一致すれば割引の適用を行う。
【0035】
ステップD4にてアイテム“1”が割引対象でないと判定した場合、オーダーテーブル内のアイテム番号を“1”インクリメントすることで(ステップD11)、次のアイテムに移行する。また、ステップD7にて割引が成立しなかった場合もオーダーテーブル内のアイテム番号を“1”インクリメントすることで(ステップD11)、次のアイテムに移行する。そして、次のステップD10において、アイテムが割引対象になっているか否かを確認し、すでに割引対象である場合はステップD11に戻り、再度次のアイテムへ移行する処理を行う。
【0036】
ステップD10における判定の結果、アイテムが割引対象になっていなかった場合は、オーダーテーブル内のアイテムが最後のアイテムか否かを判定する(ステップD9)。そして、最後のアイテムでない場合は割引対象か否かの判定をステップD2に戻り行う。
【0037】
ステップD9でオーダーテーブル内の最後のアイテムであると判定した場合は、割引テーブル番号をインクリメントし(ステップD13)、次の割引テーブルの判定へ処理を移行する。次に、割引テーブルが最後の割引テーブルか否かを判定する(ステップD12)。そして、最後の割引テーブルでないと判定した場合はステップD2へ戻って次の割引テーブルの検索を続け、最後の割引テーブルであると判定した場合は割引検索処理を終了する(ステップD14)。
【0038】
このように、本発明の第3の実施の形態によれば、割引適用済みのアイテムを判別し割引検索から除くことにより、すべての売上商品に対して割引条件を満たした複数の割引を適用することが可能になり、特に多種多様の商品の注文に対して複数の割引を自動的に適用することができる。
【0039】
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態の電子式キャッシュレジスタでは、割引対象商品を登録する手順と、登録された商品が割引対象商品か否かを判別する手順と、割引対象商品が登録される毎に割引適用までに必要な割引対象商品の登録数を表示する手順とを設けることにより、割引適用までに必要な残り登録個数を表示する。
【0040】
本発明の第4の実施の形態の電子式キャッシュレジスタの構成は図1と同じである。また、オーダーテーブルの例および割引テーブルの例も図2および図3と同じである。
【0041】
図9は、割引対象の商品と割引が適用されるために必要なそれらの商品の売上個数をあらかじめ登録するテーブルの例である。図9に示すように、テーブルは割引対象個数91、および売上登録で割引対象となる商品92の情報を有する。
【0042】
図10は、割引対象商品が登録されたときに、割引対象となるまでに必要な商品の登録数を表示するまでの表示ルーチンの例である。まず、図9の割引対象テーブルで登録されている割引対象個数の値(図9では“12”)をnへセットする(ステップE1)。次に、図2に示したオーダーテーブルからアイテムの登録を行い(ステップE2)、その次に、登録されアイテムが図9の割引対象テーブルに登録されているか否かを検索する(ステップE3)。
【0043】
ステップE2で登録されたアイテムが図9の割引対象テーブルに登録されていない場合は、ステップE2へ戻り、次アイテム登録の処理へ移行する。登録されたアイテム図9の割引対象テーブルに登録されている場合、表示個数をデクリメントしてnへセットし(ステップE4)、割引適用までに必要な売上個数を表示手段15へ表示する(ステップE5)。図11は表示手段15により表示された割引適用までに必要な売上個数である。
【0044】
次に、表示個数が0であるか否かを判定する(ステップE6)。そして、“0”でないと判定した場合はステップE2の次アイテム登録処理へ移行し、“0”であると判定した場合はステップE1へ戻り、初期値をセットする。
【0045】
このように、本発明の第4の実施の形態によれば、割引適用までに必要な残り登録個数を表示することで、レジの取り扱い者は容易に割引までに必要な商品の登録個数を知ることができ、注文する人へ適切な助言を伝えることができる。また、注文する人が助言を受け入れた場合は売上個数の増加に寄与することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の電子式キャッシュレジスタでは、入力手段により登録された売上商品の商品情報を記憶する第1の記憶手段と、商品の割引条件情報が予め記憶された第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された前記商品情報に対して前記第2の記憶手段に記憶されている前記割引条件情報を検索し前記売上商品に割引を適用する処理手段とを具備し、前記第2の記憶手段には同一の商品に対して複数の割引条件情報が記憶されており、前記処理手段は前記売上商品が複数の割引条件を満たしている場合、割引率の高い割引条件を適用することにより、売上商品が複数の割引条件を満たしている場合、売上商品の割引条件を気にすることなく、一番条件の良い割引を自動的に適用することができ、割引処理を含んだ注文処理のスピードを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電子式キャッシュレジスタのブロック図、
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるオーダーテーブルの例を示す図、
【図3】本発明の第1の実施の形態における割引テーブルの例を示す図、
【図4】本発明の第1の実施の形態における割引適用ルーチンを示す図、
【図5】本発明の第2の実施の形態における適用割引情報テーブルの例を示す図、
【図6】第2の実施の形態における適用割引情報比較ルーチンの例を示す図、
【図7】本発明の第2の実施の形態における割引適用ルーチンの例を示す図、
【図8】本発明の第3の実施の形態における割引適用ルーチンの例を示す図、
【図9】本発明の第4の実施の形態における割引対象テーブルの例を示す図、
【図10】本発明の第4の実施の形態における割引適用個数の表示ルーチンの例を示す図、
【図11】本発明の第4の実施の形態における画面表示例を示す図、
【図12】従来の電子式キャッシュレジスタの内部構成例を示す図、
【図13】従来の電子式キャッシュレジスタにおける入力手段の例を示す図、
【図14】従来の電子式キャッシュレジスタにおけるキー操作例を示す図、
【図15】従来の従来の電子式キャッシュレジスタにおける割引キーテーブルの例を示す図である。
【符号の説明】
11 CPU
12 入力手段
13 プログラムメモリ
14 データメモリ
15 表示手段
16 表示メモリ
17 通信回路

Claims (5)

  1. 入力手段により登録された売上商品の商品情報を記憶する第1の記憶手段と、商品の割引条件情報が予め記憶された第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された前記商品情報に対して前記第2の記憶手段に記憶されている前記割引条件情報を検索し前記売上商品に割引を適用する処理手段とを具備し、前記第2の記憶手段には同一の商品に対して複数の割引条件情報が記憶されており、前記処理手段は前記売上商品が複数の割引条件を満たしている場合、割引率の高い割引条件を適用することを特徴とする電子式キャッシュレジスタ。
  2. 売上商品が割引適用済であることを記憶する第3の記憶手段を具備し、前記第2の記憶手段には同一の商品に対して複数の割引条件情報が記憶されており、前記処理手段は前記売上商品が割引適用済である場合には割引検索から除くことを特徴とする請求項1記載の電子式キャッシュレジスタ。
  3. 入力手段により登録された売上商品に関する商品情報を記憶する第1の記憶手段と、割引適用個数を含む商品の割引条件情報が予め記憶された第2の記憶手段と、商品の割引適用個数を表示する表示手段と、前記第1の記憶手段に記憶された商品情報に対して前記第2の記憶手段に記憶されている割引条件情報を検索し前記売上商品の登録毎に割引対象商品か否かを判別し、割引対象商品である場合は前記表示手段に表示されている割引適用個数をデクリメントする処理手段とを具備することを特徴とする電子式キャッシュレジスタ。
  4. 電子式キャッシュレジスタの入力手段により登録された売上商品に割引を適用するときに、予め商品の割引条件情報を記憶手段に記憶しておき、前記入力手段から前記売上商品の商品情報が入力されたときに、前記記憶手段に記憶されている割引条件情報を検索し割引を適用することを特徴とする電子式キャッシュレジスタの売上管理方法。
  5. 電子式キャッシュレジスタの入力手段により登録された売上商品に割引を適用する処理を実行するプログラムであって、前記入力手段により登録された売上商品に関する情報を取り出すステップと、前記売上商品に関する情報に対して予め記憶されている商品の割引情報を検索し前記売上商品に割引を適用するステップとを具備することを特徴とするプログラム。
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