JP2023016881A - 情報処理装置、システムおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明が解決しようとする課題は、店員に負担をかけずにセット商品の組み合わせが成立する商品に対して特典を適用可能な情報処理装置、システムおよびプログラムを提供することである。【解決手段】実施形態の情報処理装置は、特定の商品を組み合わせた複数種類のセット商品を優先順位をつけて記憶するとともに前記セット商品の組み合わせが成立したことを条件に適用する特典を対応付けて記憶する記憶部を参照して、発注された複数の商品の組み合わせが前記セット商品に該当するかを前記優先順位が高いセット商品から順に判断する判断手段と、前記判断手段が前記セット商品に該当すると判断したことを条件に当該セット商品と対応付けられた前記特典を適用させる適用手段と、を備える。【選択図】図12

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、システムおよびプログラムに関する。
従来、店内で飲食する居酒屋等の店舗では、例えば、着座した顧客は、テーブルに設置されたオーダー端末を操作して、希望する商品(料理や飲み物)を発注する。店内に設置されたステーションは、発注情報を受信する。店員は受信した発注情報に基づいて顧客に商品を提供する。そして、このような店舗では、個別に発注可能な複数の商品をセットにした割安なセット商品を用意している。
一方で、このような店舗では、追加の発注をする等の理由で、セット商品の組み合わせが成立する商品を前後して別々に発注することがある。このような場合は、店員は会計時に該当するセット商品の有無をチェックして、セット商品の組み合わせが成立することを発見した場合は、合計価格から値引きする等の特典を適用している。
しかしながら、多くの商品の中からセット商品の組み合わせが成立する商品を探して特典を適用することは店員の負担となっていた。
本発明が解決しようとする課題は、店員に負担をかけずにセット商品の組み合わせが成立する商品に対して特典を適用可能な情報処理装置、システムおよびプログラムを提供することである。
実施形態の情報処理装置は、特定の商品を組み合わせた複数種類のセット商品を優先順位をつけて記憶するとともに前記セット商品の組み合わせが成立したことを条件に適用する特典を対応付けて記憶する記憶部を参照して、発注された複数の商品の組み合わせが前記セット商品に該当するかを前記優先順位が高いセット商品から順に判断する判断手段と、前記判断手段が前記セット商品に該当すると判断したことを条件に当該セット商品と対応付けられた前記特典を適用させる適用手段と、を備える。
図1は、実施形態に係るステーションを含むシステムを示す図である。 図2は、オーダー端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、ステーションのハードウェア構成を示すブロック図である。 図4は、POS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図5は、POS端末のセット商品マスタの構成を示すメモリマップである。 図6は、POS端末の値引マスタの構成を示すメモリマップである。 図7は、POS端末の発注情報部の構成を示すメモリマップである。 図8は、オーダー端末の制御処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、ステーションの制御処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、POS端末の機能構成を示す機能ブロック図である。 図11は、POS端末の制御処理の流れを示すフローチャートである。 図12は、POS端末におけるセット商品の検索に係る制御処理の流れを示すフローチャートである。 図13は、POS端末から発行されたレシートの一例を示す図である。
以下、図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。実施形態では、店内で飲食をする居酒屋等の飲食店を店舗の例に説明する。また、POS端末を情報処理装置の一例として説明する。また、商品の値引を特典の一例として説明する。すなわち、実施形態では、特典を適用するとは、セット商品に該当する商品が含まれる場合に、合計額から一定額を値引くことである。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係るシステムの構成を示す図である。図1に示すように、飲食店である店舗Sには、顧客が着席するテーブルT(T1~Tn)が設置されている。また、店舗Sには、ステーション3とPOS端末4が設置されている。また、各テーブルTには1台のオーダー端末O(すなわち、オーダー端末O1~On)が設置されている。各オーダー端末Oとステーション3とPOS端末4とは、有線または無線の通信回線2(例えばLAN(Local Area Network))を介して接続されている。各オーダー端末Oとステーション3とPOS端末4とは、通信回線2を介して相互に情報を送受信することができる。
オーダー端末Oは、テーブルTに着座した顧客が商品を発注するために操作する端末である。オーダー端末Oは、店舗Sで販売する商品の商品情報(商品を特定する商品コード、商品の名称、価格、画像等)を記憶する商品マスタ142(図2を参照)を備える。また、オーダー端末Oは、表示部18(図2を参照)と、表示部18上に設けられた操作部17(図2を参照)を備える。操作部17は例えばタッチパネルで構成される。表示部18上に表示されたキーの画像に対応した位置の操作部17上のキーを操作することで、当該キーが操作される。以降、表示部18上に表示されたキーの画像に対応した位置の操作部17上のキーを操作することを、簡略化して、表示部18に表示されたキーを操作するという。
表示部18は、商品マスタ142に記憶されている複数の商品を表す商品画像をキーの画像(以降商品キーという)として表示する。表示される商品は、単品の商品の他、複数の商品をセットにしたセット商品がある。セット商品とは、別々の種類の商品を組み合わせて一つの商品として販売する商品をいう。セット商品の価格は、当該セット商品に含まれる個々の商品の価格の合計価格より低く設定されていることが多い。
顧客は、表示部18に表示された商品キーを操作することで、当該商品を指定する。個別の商品を指定する場合は個別商品の商品キーを操作して指定する。セット商品を指定する場合は、セット商品の商品キーを操作して指定する。指定された商品を発注する場合は、表示部18に別途表示された発注キーを操作する。すると、発注した商品の商品情報と操作したオーダー端末Oを特定する端末番号とを含む発注情報をステーション3に送信することで商品を発注する。複数の商品を同時に発注する場合は、まず複数の商品を指定し、その後に発注キーを操作する。商品の発注後に追加の商品を発注する場合は、顧客は、再度表示部18に表示された商品キーを操作し、発注キーを操作する。すると、オーダー端末Oは、指定された商品に係る発注情報を再度ステーション3に送信する。
オーダー端末Oは、会計キー172(図2を参照)が操作されると、当該オーダー端末Oからの発注を締めることを示す情報と端末番号を含む終了情報をステーション3に送信する。
ステーション3は、例えば店舗Sのバックヤードに設置されるサーバである。ステーション3は、店舗Sで販売する商品の商品情報(商品を特定する商品コード、商品の名称、価格、画像等)を記憶する商品マスタ342(図3を参照)を備える。ステーション3は、例えば一日に1回、商品マスタ342に記憶されている商品情報を各オーダー端末Oに送信する。
ステーション3は、各オーダー端末Oからの発注情報を受信する。ステーション3は、受信した発注情報を、発注したオーダー端末Oに対応して、かつ発注したオーダー端末Oの単位にまとめて記憶する。すなわちステーション3は、受信した発注情報に含まれる端末番号に対応付けて、受信した発注情報を発注情報部331(図3を参照)に記憶する。
ステーション3は、オーダー端末Oから終了情報を受信すると、受信した終了情報に含まれる端末番号に対応付けて発注情報部331に記憶されている発注情報を読み出して、POS端末4に送信する。
POS端末4は、発注された商品の会計処理を実行する。会計処理は、受信した発注情報に含まれる商品の商品情報に基づいて、商品の金額を合計した合計額、当該取引に係る税額の算出、合計額と税額とを合計した税込合計金額(これらを総称して会計情報という)を表示する処理を含む。また、会計処理は、顧客から預かった預り金に基づいて釣銭を計算して表示する処理、釣銭の発行を釣銭機に指示する処理を含む。
POS端末4は、会計処理の際、受信した発注情報に基づいてセット商品に該当する組み合せが成立するかを検索し、セット商品に該当する組み合せが成立する場合には、合計金額から所定額の値引き処理を実行する。値引きする値引額は、例えば、組み合せが成立した商品の合計金額とセット商品の金額との差額であるが、差額に関係なく固定額を値引きしてもよい。
また、POS端末4は、会計処理した商品の商品情報や会計情報を印字したレシートを発行するレシート発行処理を実行する。
続いて、オーダー端末Oのハードウェア構成について説明する。図2は、オーダー端末Oのハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、オーダー端末Oは、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、メモリ部14等を備えている。CPU11は制御主体となる。ROM12は各種プログラムを記憶する。RAM13はプログラムや各種データを展開する。メモリ部14は各種プログラムを記憶する。CPU11、ROM12、RAM13、メモリ部14は、互いにバス15を介して接続されている。CPU11とROM12とRAM13が、制御部100を構成する。すなわち、制御部100は、CPU11がROM12やメモリ部14に記憶されRAM13に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する制御処理を実行する。
RAM13は、発注テーブル131を備えている。発注テーブル131は、顧客が表示部18に表示された商品キーを操作して指定した商品の商品情報を記憶する。
メモリ部14は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成され、制御プログラムを記憶する制御プログラム部141、商品マスタ142を備える。商品マスタ142は、商品を特定する商品コードに対応して、当該商品の商品情報を記憶する。
また、制御部100は、バス15およびコントローラ16を介して、操作部17、表示部18と接続している。操作部17は、発注キー171と会計キー172を備える。発注キー171は、指定した商品を発注する際に顧客が操作する。会計キー172は、当該発注テーブル131での発注を締める場合に顧客が操作する。
コントローラ16は、制御部100からの指示を受けて、操作部17と表示部18を制御する。ただし、説明の都合上、コントローラ16が行う制御を制御部100が行うとして説明する。
また、制御部100は、バス15を介して、通信部19と接続している。通信部19は、通信回線2を介して、ステーション3およびPOS端末4と接続している。
続いて、ステーション3のハードウェア構成について説明する。図3は、ステーション3のハードウェア構成を示すブロック図である。図3に示すように、ステーション3は、CPU31、ROM32、RAM33、メモリ部34等を備えている。CPU31は制御主体となる。ROM32は各種プログラムを記憶する。RAM33はプログラムや各種データを展開する。メモリ部34は各種プログラムを記憶する。CPU31、ROM32、RAM33、メモリ部34は、互いにバス35を介して接続されている。CPU31とROM32とRAM33が、制御部300を構成する。すなわち、制御部300は、CPU31がROM32やメモリ部34に記憶されRAM33に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する制御処理を実行する。
RAM33は、発注情報部331を備える。発注情報部331は、オーダー端末Oから受信した発注情報を、オーダー端末O別に記憶する。メモリ部34は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDDやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成され、制御プログラムを記憶する制御プログラム部341を備える。
また、制御部300は、バス35およびコントローラ36を介して、操作部37、表示部38と接続している。また、制御部300は、バス35を介して、通信部39と接続している。通信部39は、通信回線2を介して、各オーダー端末OおよびPOS端末4と電気的に接続している。
続いて、POS端末4のハードウェア構成について説明する。図4は、POS端末4のハードウェア構成を示すブロック図である。図4に示すように、POS端末4は、CPU41、ROM42、RAM43、メモリ部44等を備えている。CPU41は制御主体となる。ROM42は各種プログラムを記憶する。RAM43はプログラムや各種データを展開する。メモリ部44は各種プログラムを記憶する。CPU41、ROM42、RAM43、メモリ部44は、互いにバス45を介して接続されている。CPU41とROM42とRAM43が、制御部400を構成する。すなわち、制御部400は、CPU41がROM42やメモリ部44に記憶されRAM43に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する制御処理を実行する。
メモリ部44は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDDやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成され、制御プログラムを記憶する制御プログラム部441を備える。また、メモリ部44は、商品マスタ442、セット商品マスタ443、値引マスタ444を備える。
RAM43は、商品情報部431を備えている。商品情報部431は、ステーション3から受信したオーダー端末O単位の発注情報を記憶する。また、商品情報部431は、記憶している商品によってセット商品に該当する組み合わせが成立する場合に、該当するセット商品名と対応する値引額を記憶する。値引額は、後述する値引マスタ444から取得する。商品情報部431の詳細は図7で後述する。
メモリ部44は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDDやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成され、制御プログラムを記憶する制御プログラム部441、商品マスタ442、記憶部であるセット商品マスタ443、記憶部である値引マスタ444を備える。商品マスタ442は、商品を特定する商品コードに対応して、当該商品の商品情報を記憶する。セット商品マスタ443は、セット商品毎に、当該セット商品に該当する組み合わせが成立する複数の商品を対応付けて記憶している。セット商品マスタ443の詳細は図5で後述する。値引マスタ444は、商品の組み合わせが成立したセット商品に対応した値引き情報を記憶する。値引マスタ444の詳細は図6で後述する。
また、制御部400は、バス45およびコントローラ46を介して、操作部51、オペレータ用表示部52、客用表示部53、印字部54と接続している。操作部51は、会計キー511を備える。会計キー511は、会計処理を実行する際に操作するキーである。オペレータ用表示部52は、例えば液晶表示器で構成され、オペレータに対して情報を表示する。客用表示部53は、例えば液晶表示器で構成され、顧客に対して情報を表示する。印字部54は、会計処理された飲食の取引について、取引された商品の商品情報や会計情報をレシート用紙に印字する。
また、制御部400は、バス45を介して、通信部55と接続している。通信部55は、通信回線2を介して、各オーダー端末Oとステーション3と電気的に接続している。
次に、メモリ部44が記憶するセット商品マスタ443の構成について説明する。図5は、セット商品マスタ443の記憶領域の構成を示すメモリマップである。図5に示すように、セット商品マスタ443は、セット商品部4431、該当商品部4432、優先順位部4433、リンク部4434を備える。セット商品部4431は、セット商品の商品コードや商品名を記憶する。該当商品部4432は、セット商品が成立させる複数種類の商品の商品コードや商品名を、セット商品に対応付けて記憶する。該当商品部4432は、一つのセット商品を成立させるために5つまでの商品を組み合わせることができる。優先順位部4433は、セット商品に対応付けて、組み合わせが成立しているかを判断する優先順位を記憶する。すなわち、優先順位がより高いセット商品から、当該セット商品に該当する商品の組み合わせが成立しているかを判断する。リンク部4434は、後述する値引マスタ444へのリンク先の番号を、セット商品に対応付けて記憶する。
セット商品に優先順位を設ける理由としては、人気が高いセット商品の組み合わせの優先順位を高くしたい、利益率が高いセット商品の組み合わせの優先順位を高くしたい、店舗が薦めるセット商品の組み合わせの優先順位を高くしたい等があげられる。
図5の例の場合、該当商品部4432に商品Aと商品Bが記憶されている。これは、特定の商品Aと特定の商品Bとの組み合わせでセットAが成立するセット商品であることを示す。また、制御部400は、商品Aと商品Bの組み合わせでセットAに該当すると判断する。同様に、特定の商品Aと特定の商品Cとの組み合わせでセットBが成立するセット商品であることを示す。制御部400は、商品Aと商品Cの組み合わせでセットBに該当すると判断する。また、特定の商品Bと特定の商品Dと特定の商品Eとの組み合わせでセットCが成立するセット商品であることを示す。制御部400は、商品Bと商品Dと商品Eの組み合わせでセットCに該当すると判断する。また、特定の商品Aと特定の商品Dと特定の商品Fとの組み合わせでセットDが成立するセット商品であることを示す。制御部400は、商品Aと商品Dと商品Fの組み合わせでセットDに該当すると判断する。
次に、メモリ部44が記憶する値引マスタ444の構成について説明する。図6は、値引マスタ444の記憶領域の構成を示すメモリマップである。図6に示すように、値引マスタ444は、リンク部4441と値引情報部4442とを備える。リンク部4441は、リンク部4434に記憶されているリンク先の番号と対応付けられたリンク番号を記憶する。値引情報部4442は、値引額を、リンク番号毎に記憶する。図6の場合、リンク番号1に対応付けて値引額50円を記憶する。また、リンク番号2に対応付けて値引額40円を記憶する。また、リンク番号3に対応付けて値引額30円を記憶する。また、リンク番号4に対応付けて値引額20円を記憶する。
図5と図6とを関連付けてみると、セットAに該当する組み合わせがある場合、50円値引きされる。また、セットBに該当する組み合わせがある場合、40円値引きされる。また、セットCに該当する組み合わせがある場合、30円値引きされる。また、セットDに該当する組み合わせがある場合、20円値引きされる。
なお、実施形態では、セット商品マスタ443と値引マスタ444とを別々の構成としたが、セット商品マスタ443の記憶エリアと値引マスタ444の記憶エリアを備えた一つのマスタ(記憶部)の構成としてもよい。また、セット商品マスタ443と値引マスタ444とを一つのエリアで構成してもよい。この場合、セット商品マスタ443は、セット商品に対応付けてさらに値引情報部4442を備える。
次に、POS端末4の商品情報部431について説明する。図7は、商品情報部431の記憶領域の構成を示すメモリマップである。図7に示すように、商品情報部431は、ステーション3から受信した発注情報を記憶する。商品情報部431は、端末番号部4311、商品情報部4312、セット商品部4313、値引情報部4314を備える。
端末番号部4311は、オーダー端末Oの端末番号を記憶する。商品情報部4312は、端末番号部4311に記憶された端末番号のオーダー端末Oによって発注された商品の商品情報を端末番号に対応付けて記憶する。セット商品部4313は、詳細は後述するが、制御部400が、商品情報部4312に記憶された商品情報の商品の組み合わせによって成立すると判断したセット商品の商品情報(商品名等)を記憶する。この場合、まず、優先順位が最も高いセット商品の組み合わせの有無の検索を、商品情報部4312に記憶された商品情報に基づいて実行する。次いで、2番目に優先順位が高いセット商品の組み合わせの検索を実行する。以降優先順位が最も低いセット商品まで組み合わせの検索を実行する。値引情報部4314は、セット商品に該当する組み合わせであると判断した場合に値引く値引額を、値引情報部4442から取得して記憶する。
図7では、オーダー端末O1に関する記憶状態を示している。実際には、すべての端末番号別に、当該端末番号に対応した情報が記憶される。図7の例の場合、端末番号部4311には、オーダー端末O1の端末番号が記憶されている。また、商品情報部4312には、オーダー端末O1から発注した商品の商品情報が記憶される。実施形態では、商品A、商品A、商品B、商品C、商品C(商品Aと商品Cは2度ずつ発注されている)の商品情報が記憶されている。また、セット商品部4313には、商品情報部4312に記憶されている商品情報の商品のうち、該当商品部4432に記憶されている商品によって組み合わせが成立するセット商品の商品情報(商品の名称等)を記憶する。
具体的には、制御部400は、まず、優先順位が最も高いセットAの組み合わせに該当する商品Aと商品Bが該当商品部4432に記憶されているか否かを判断する。判断した結果、セットAの組み合わせが成立する商品Aと商品Bが記憶されているため、セット商品部4313にセットAの商品名が記憶される。また、該当商品部4432に記憶された当該商品Aと商品Bには、セットAに該当したことを示すフラグを付す。さらに、セットAに対応付けられている値引額50円を、値引情報部4314に記憶する。
次に制御部400は、該当商品部4432に記憶されたフラグが付されていない商品について、2番目に優先順位が高いセットBに該当する商品Aと商品Cの組み合わせの有無を判断する。判断した結果、セットBの組み合わせである商品Aと商品Cが記憶されているため、セット商品部4313にセットBの商品名が記憶される。また、該当商品部4432に記憶された当該商品Aと商品Cには、セットBに該当したことを示すフラグを付す。さらに、セットBに対応付けられている値引額40円を、値引情報部4314に記憶する。
次に制御部400は、該当商品部4432に記憶されたフラグが付されていない商品について、3番目に優先順位が高いセットCに該当する商品Bと商品Dと商品Eの組み合わせの有無を判断する。判断した結果、セットCの組み合わせである商品Bと商品Dと商品Eは記憶されていないため、セット商品部4313にはセットCの商品名は記憶されない。また、値引情報部4314に値引額は記憶されない。
最後に制御部400は、該当商品部4432に記憶された上記フラグが付されていない商品について、最も優先順位が低いセットDに該当する商品Aと商品Dと商品Fの組み合わせの有無を判断する。判断した結果、セットDの組み合わせである商品Aと商品Dと商品Fは記憶されていないため、セット商品部4313にはセットDの商品名は記憶されない。また、値引情報部4314に値引額は記憶されない。
ここからは、オーダー端末O、ステーション3、POS端末4の制御処理について説明する。まず、オーダー端末Oの制御処理に付いて説明する。図8は、オーダー端末Oの制御処理の流れを示すフローチャートである。テーブルTに着座した顧客は、オーダー端末Oに表示された商品キーの中から、希望する商品キーを操作して商品を指定する。オーダー端末Oの制御部100は、商品キーが操作されたか否かを判断する(S11)。商品キーが操作されたと判断した場合には(S11のYes)、制御部100は、操作された商品キーに該当する商品の商品情報(商品コード、商品名、価格等)を発注テーブル131に記憶する(S12)。そして制御部100は、S11に戻る。
一方、商品キーは操作されていないと判断した場合には(S11のNo)、制御部100は、発注キー171が操作されたか否かを判断する(S13)。発注キー171が操作されたと判断した場合には(S13のYes)、制御部100は、発注テーブル131に記憶された商品情報と顧客が操作しているオーダー端末Oを特定する端末番号を含む発注情報を、ステーション3に送信する(S14)。そして制御部100は、S11に戻る。
また、発注キー171は操作されていないと判断した場合には(S13のNo)、制御部100は、会計キー172が操作されたか否かを判断する(S15)。会計キー172が操作されたと判断した場合には(S15のYes)、制御部100は、会計キー172が操作されたオーダー端末Oによる、商品の発注を終了したことを示す終了情報を、ステーション3に送信する(S16)。なお、終了情報には、会計キー172を操作したオーダー端末Oの端末番号を含む。そして制御部100は、S11に戻る。また、会計キー172は操作されていないと判断した場合には(S15のNo)、制御部100は、S11に戻る。
ここからは、ステーション3の制御処理に付いて説明する。図9は、ステーション3の制御処理の流れを示すフローチャートである。図9に示すように、ステーション3の制御部300は、オーダー端末Oから発注情報を受信したか否かを判断する(S21)。発注情報を受信したと判断した場合には(S21のYes)、制御部300は、受信した発注情報を発注情報部331に記憶する(S22)。そして制御部300は、S21に戻る。
一方、発注情報は受信していないと判断した場合には(S21のNo)、制御部300は、オーダー端末Oから終了情報を受信したか否かを判断する(S23)。終了情報を受信したと判断した場合には(S23のYes)、制御部300は、発注情報部331に記憶している発注情報を、POS端末4に送信する(S24)。そして制御部300は、S21に戻る。また、終了情報は受信していないと判断した場合には(S23のNo)、制御部300は、S21に戻る。
ここからは、POS端末4の制御について詳細に説明する。図10は、POS端末4の機能構成を示す機能ブロック図である。制御部400は、ROM42やメモリ部44の制御プログラム部441に記憶された制御プログラムに従うことで、判断手段401、適用手段402、会計手段403、レシート発行手段404として機能する。
判断手段401は、特定の商品を組み合わせた複数種類のセット商品を優先順位をつけて記憶するとともにセット商品の組み合わせが成立したことを条件に適用する特典を対応付けて記憶する記憶部を参照して、発注された複数の商品の組み合わせがセット商品に該当するかを前記優先順位が高いセット商品から順に判断する機能を有する。
適用手段402は、判断手段401が前記セット商品に該当すると判断したことを条件に当該セット商品と対応付けられた値引額を値引きさせる機能を有する。
会計手段403は、適用手段402が適用した値引額に基づいて会計処理を実行する機能を有する。
レシート発行手段404は、会計手段403が会計処理した商品の商品情報および会計情報を印字したレシートを発行する機能を有する。
次に、POS端末4の制御処理に付いて説明する。図11と図12は、POS端末4の制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。図11に示すように、制御部400は、ステーション3から発注情報を受信したか否かを判断する(S31)。発注情報を受信するまで待機し(S31のNo)、発注情報を受信したと判断した場合には(S31のYes)、制御部400は、受信した発注情報を商品情報部431に記憶する(S32)。次に制御部400は、会計キー511が操作されたか否かを判断する(S33)。操作されるまで待機し(S33のNo)、操作されたと判断した場合には(S33のYes)、制御部400は、セット商品検索処理を実行する(S34)。
図12は、S34でのセット商品検索処理に係る制御処理の流れを示すフローチャートである。図12に示すように、制御部400は、商品情報部431に記憶した商品情報に基づいて、まず優先順位が最も高いセットAに該当する組み合わせが成立するかを検索する(S41)。具体的には、制御部400は、商品情報部4312に記憶されている商品情報と、セット商品マスタ443のセットAに対応付けられた該当商品部4432に記憶されている商品とを比較する。そして制御部400(判断手段401)は、商品情報部4312に記憶されている商品の組み合わせがセットAに該当するか否かを判断する(S42)。該当すると判断した場合には(S42のYes)、制御部400は、セットAの名称をセット商品部4313に記憶する(S43)。そして、制御部400は、商品情報部4312に記憶されている成立するとした商品に対応付けてフラグを記憶する。また、制御部400(適用手段402)は、セットAに対応する値引額を、値引情報部4442から読み出して値引情報部4314に記憶する(S43)。そして制御部400は、S41に戻る。そして再度S41およびS42の処理を実行し、更なるセットAに該当する組み合わせがあるかを判断する。再度セットAに該当する組み合わせがあった場合は、再度S43の処理を実行する。
また、セットAに該当する組み合せはないと判断した場合には(S42のNo)、制御部400は、商品情報部431に記憶したフラグが記憶されていない商品情報に基づいて、セットAの次(2番目)に優先順位が高いセットBに該当する組み合わせが成立するかを検索する(S44)。具体的には、制御部400は、商品情報部4312に記憶されているフラグが記憶されていない商品情報と、セット商品マスタ443のセットBに対応付けられた該当商品部4432に記憶されている商品とを比較する。そして制御部400(判断手段401)は、商品情報部4312に記憶されている商品の組み合わせがセットBに該当するか否かを判断する(S45)。該当すると判断した場合には(S45のYes)、制御部400は、セットBの名称をセット商品部4313に記憶する(S46)。そして、制御部400は、商品情報部4312に記憶されている該当する商品に対応付けてフラグを記憶する。また、制御部400(適用手段402)は、セットBに適用する値引額を、値引情報部4442から読み出して値引情報部4314に記憶する(S46)。そして制御部400は、S44に戻る。そして、再度S44およびS45の処理を実行し、再度セットBに該当する組み合わせがあるかを判断する。再度セットBの組み合わせがある場合は、再度S46の処理を実行する。
また、セットBに該当する組み合せはないと判断した場合には(S45のNo)、制御部400は、商品情報部431に記憶したフラグが記憶されていない商品情報に基づいて、セットBの次(3番目)に優先順位が高いセットCに該当する組み合わせが成立するかを検索する(S47)。具体的には、制御部400は、商品情報部4312に記憶されているフラグが記憶されていない商品情報と、セット商品マスタ443のセットCに対応付けられた該当商品部4432に記憶されている商品とを比較する。そして制御部400(判断手段401)は、商品情報部4312に記憶されている商品の組み合わせがセットCに該当するか否かを判断する(S48)。該当すると判断した場合には(S48のYes)、制御部400は、セットCの名称をセット商品部4313に記憶する(S49)。そして、制御部400は、商品情報部4312に記憶されている該当する商品に対応付けてフラグを記憶する。また、制御部400(適用手段402)は、セットCに適用する値引額を、値引情報部4442から読み出して値引情報部4314に記憶する(S49)。そして制御部400は、S47に戻る。そして、再度S47およびS48の処理を実行し、再度セットCに該当する組み合わせがあるかを判断する。再度セットCに該当する組み合わせがある場合は、再度S49の処理を実行する。実施形態では、セットCの組み合わせの商品はない。
また、セットCに該当する組み合せはないと判断した場合には(S48のNo)、制御部400は、商品情報部431に記憶したフラグが記憶されていない商品情報に基づいて、優先順位が最も低いセットDに該当する組み合わせの有無を検索する(S50)。具体的には、制御部400は、商品情報部4312に記憶されている商品情報と、セット商品マスタ443のセットDに対応付けられた該当商品部4432に記憶されている商品とを比較する。そして制御部400(判断手段401)は、商品情報部4312に記憶されている商品がセットDに該当するか否かを判断する(S51)。該当すると判断した場合には(S51のYes)、制御部400は、セットDの名称をセット商品部4313に記憶する(S52)。そして、制御部400は、商品情報部4312に記憶されている該当する商品に対応付けてフラグを記憶する。また、制御部400(適用手段402)は、セットDに適用する値引額を、値引情報部4442から読み出して値引情報部4314に記憶する(S52)。そして制御部400は、S50に戻る。そして、再度S50およびS51の処理を実行し、再度セットDに該当する組み合わせがあるかを判断する。再度セットDに該当する組み合わせがある場合は、再度S52の処理を実行する。実施形態では、セットCの組み合わせの商品はない。また、発注された複数の商品のなかにセットDに該当する組み合せの商品はないと判断した場合には(S51のNo)、制御部400は、S34以降の処理を実行する。
図11の説明に戻る。次に制御部400(会計手段403)は、発注した商品について会計処理を実行する(S35)。ここで、会計処理をする会計情報のうち、商品の金額を合計した合計額から、値引情報部4314に記憶されている値引額を減算する。そして、減算した後の残額に基づいて、税額および税額を含み顧客が支払う税込合計金額を算出する。なお、実施形態の場合、商品情報部4312に記憶された商品を店舗が販売した商品とする。すなわち、セット商品の組み合わせが成立した場合に、合計額から値引きはするものの、該当するセット商品が販売されたのではなく、発注された個々の商品が販売されたこととする。
次に制御部400(レシート発行手段404)は、会計情報、商品情報部4312に記憶された商品情報、値引情報部4314に記憶された値引情報に基づいて、会計処理された商品に係るレシートを印字部54で印字して発行する(S36)。
図13は、POS端末からS36の処理によって発行されたレシートRの一例を示す図である。図13に示すように、印字部54から発行されたレシートRは、店舗名を示すロゴR1、発注した商品の商品名と価格を示す商品情報R2、商品の価格を合計した合計額R3、組み合わせが成立したセット商品の情報R4、税額R5、税額を含めた税込合計金額R6、現金支払額R7等が印字される。
商品情報R2は、商品名、個数価格が印字される。実施形態の場合、商品Aが2個で1600円、商品Bが1個で700円、商品Cが2個で1000円である。また、セット商品の情報R4は、組み合わせが成立したセット商品の商品名R41と値引した金額R42が対応付けて印字される。実施形態の場合、商品情報R2に印字された商品の組み合わせで成立した、セットAとセットBの商品名と、セットAに対しての値引額(-50円)およびセットBに対しての値引額(-40円)を印字している。顧客は、レシートRのR41およびR42を見て、顧客が発注した商品に基づいてセットAとセットBの組み合わせが成立したことにより、-50円と-40円値引きされていることを理解する。
以上説明したように、実施形態によれば、発注された複数の商品の組み合わせがセット商品に該当するかを優先順位が高いセット商品から順に判断し、セット商品に該当すると判断したことを条件に商品の合計額から値引きするようにした。そのため、店員に負担をかけることなく、セット商品に該当する場合に商品の合計額から値引きをすることが可能となる。
また、実施形態では、組み合わせが成立したセット商品の商品名と、値引き額を対応付けて印字したレシートRを発行する。そのため、レシートを受け取った顧客は、当該レシートRを見て、値引きされた事実、値引きされた原因となったセット商品、値引額を確認することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、実施形態では、POS端末4を情報処理装置の一例として説明した。しかしながら、これに限ることなく、ステーション3を情報処理装置としてもよい。この場合、ステーション3のメモリ部34が、セット商品マスタ443と値引マスタ444を備える。また、ステーション3を情報処理装置とした場合、判断手段401と適用手段402の処理は、図9のS23でYesと判断した場合にS24の処理の前で実行される。
また、実施形態では、セット商品の組み合わせが成立した場合に、商品の合計額から値引きを行ったが、これに限ることなく、例えば、セット商品の組み合わせが成立する商品の合計額から値引きを行うようにしてもよい。この場合、セット商品の組み合わせが成立する商品の合計額とセット商品の価格との差額を値引額とすることが望ましい。
また、実施形態では、セット商品の組み合わせが成立した場合であっても、組み合わせが成立した個々の商品を販売するようにした。しかしながら、セット商品の組み合わせが成立した場合に、該当する個々の商品の販売に代えてセット商品を販売するようにしてもよい。
また、実施形態では、セット商品は、段落0011で説明したような実際に販売するセット商品としたが、これに限らず、セット商品は、実際に販売しない商品であってもよい。すなわち、セット商品は、商品を値引くために個々の商品の組み合わせを成立させるための仮想の商品であってもよい。
また、実施形態では、特典の一例として、金額の値引きを行ったが、これに限らず、金額的な特典は商品の金額の割引でもよい。また、特典は、例えば商品券や物品やポイントの提供等であってもよい。
また、実施形態では、複数種類の商品の組み合わせによってセット商品を成立させたが、これに限らず、例えば、複数個の同一種類の商品の組み合わせによってセット商品を成立させてもよい。
なお、実施形態のPOS端末4で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施形態のPOS端末4で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、実施形態のPOS端末4で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、実施形態のPOS端末4で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 オーダー端末
3 ステーション
4 POS端末
100 制御部
131 発注テーブル
142 商品マスタ
300 制御部
331 発注情報部
400 制御部
401 判断手段
402 適用手段
403 会計手段
404 レシート発行手段
431 商品情報部
443 セット商品マスタ
444 値引マスタ
R レシート
特開2012-053761号公報

Claims (6)

  1. 特定の商品を組み合わせた複数種類のセット商品を優先順位をつけて記憶するとともに前記セット商品の組み合わせが成立したことを条件に適用する特典を対応付けて記憶する記憶部を参照して、発注された複数の商品の組み合わせが前記セット商品に該当するかを前記優先順位が高いセット商品から順に判断する判断手段と、
    前記判断手段が前記セット商品に該当すると判断したことを条件に当該セット商品と対応付けられた前記特典を適用させる適用手段と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記特典は、前記特定の商品の値引きまたは割引き、または合計金額からの値引きまたは割引きであり、
    前記適用手段は、前記特定の商品の値引きまたは割引きをさせる、または合計金額からの値引きまたは割引きをさせる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記適用手段が適用した特典に基づいて会計処理を実行する会計手段、をさらに備えた、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記会計手段が会計処理した商品の商品情報および会計情報を印字したレシートを発行するレシート発行手段、をさらに備え、
    前記レシート発行手段は、前記組み合わせたセット商品の名称と当該セット商品に適用された前記特典を印字する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 発注された商品を記憶するサーバと、当該記憶した商品について会計処理を実行する販売データ処理装置とを備えたシステムであって、
    特定の商品を組み合わせた複数種類のセット商品を優先順位をつけて記憶するとともに前記セット商品の組み合わせが成立したことを条件に適用する特典を対応付けて記憶する記憶部と、
    前記記憶部を参照して、発注された複数の商品の組み合わせが前記セット商品に該当するかを前記優先順位が高いセット商品から順に判断する判断手段と、
    前記判断手段が前記セット商品に該当すると判断したことを条件に当該セット商品と対応付けられた前記特典を適用して会計処理を実行する会計手段と、
    を備えたシステム。
  6. コンピュータを、
    特定の商品を組み合わせた複数種類のセット商品を優先順位をつけて記憶するとともに前記セット商品の組み合わせが成立したことを条件に適用する特典を対応付けて記憶する記憶部を参照して、発注された複数の商品の組み合わせが前記セット商品に該当するかを前記優先順位が高いセット商品から順に判断する判断手段と、
    前記判断手段が前記セット商品に該当すると判断したことを条件に当該セット商品と対応付けられた前記特典を適用させる適用手段と、
    として機能させるためのプログラム。
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