JP3730511B2 - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子式キャッシュレジスタやPOS(Point Of Sales)ターミナル等の商品販売データ処理装置に関し、特に、客から買取った物品を販売商品として転売する業態向けの商品販売データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
書籍,CD(コンパクト・ディスク),家電機器等の中古品を販売する店や、商品券,乗車券,入場券等のチケットを販売する店では一般に、顧客が持ち込んだ物品を買取り、その買取った物品を販売商品として転売している。このため、物品を持ち込んだ顧客のなかには、その序でに店の販売商品を購入しようとするものがいる。このような顧客に対しては、持ち込んだ物品の買取り登録と購入する販売商品の売上登録とを別取引として処理するよりも、買取り価格と販売価格との差額を求め、買取り価格の方が大きいときには差額を客に支払い、販売価格のほうが大きいときには差額を客に請求するようにした方が効率がよい。
【0003】
そこで従来、物品を持ち込むとともに店舗の販売商品を購入する顧客に対して、その持ち込んだ物品の買取り登録と購入する商品の売上登録とを1取引として処理できる商品販売データ処理装置が知られていた。(特開平7−73372号公報参照)
この装置は、顧客が買上げる販売商品を登録する買上品登録手段と、顧客から買取る物品を登録する買取り品登録手段とを備え、買上品登録手段により登録された販売商品の販売価格については加算し、買取り品登録手段により登録された物品の買取り価格については減算して合計金額を算定し表示するとともに、その合計金額を販売商品の販売価格等の明細や買取った物品の買取り価格等の明細とともに印字したレシートを発行するというものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこの種の商品販売データ処理装置においても、まだ改善しなければならない技術的課題があった。すなわち、物品の持込みと同時に商品を購入した顧客に対して発行されるレシートには、持ち込んだ物品の買取り価格等の明細と購入した商品の販売価格等の明細がそれぞれ印字される。したがって、会計を済ませた顧客は、レシートの印字内容から、購入した商品が正しく売上登録されているか、また持ち込んだ物品が正しく買取り登録されているかを確認することができる。このとき、購入した商品の売上登録については手元に商品があるので、その商品とレシート上の売上登録された明細とを照合することで確認することができる。ところが、持ち込んだ物品の買取り登録については、物品が店側に渡ってしまっているため、自身の記憶を頼りに買取り登録された明細をチェックして確認しなければならない。このため、特に数多くの物品を持ち込んだ際には、全ての物品が正しく買取り登録されているか否か判断できない場合があった。
【0005】
このような課題は、大抵の顧客は自身が持ち込んだ物品の点数を把握しているので、買取り登録された商品の点数が持ち込んだ物品の点数に一致していれば全ての物品が正しく買取り登録されたと判断でき、容易に解決できる。
そこで本発明は、顧客から買取った物品の点数を即座に把握できるレシートを発行することができ、買取り登録が正確に行なわれたか否かを容易に確認できる商品販売データ処理装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、客が買上げる商品を登録する買上品登録手段と、客から買取る物品を登録する買取り品登録手段と、1取引の登録終了を宣言する登録締め手段と、この登録締め手段により1取引の登録終了が宣言されるとその1取引の中で買上品登録手段により登録された商品の明細と買取り品登録手段により登録された物品の明細とを印字したレシートを発行するレシート発行手段とを備えてなり、物品の買取り登録と商品の売上登録とを1取引として処理できる商品販売データ処理装置において、買上品登録手段により登録された商品の点数を取引単位に計数する買上品点数計数手段と、買取り品登録手段により登録された物品の点数を取引単位に計数する買取り品点数計数手段と、レシート発行手段により発行される1取引分の同一レシートに買上品点数計数手段により計数された買上商品の点数から買取り品点数計数手段により計数された買取り物品の点数を減算した点数を印字する点数印字手段とを備えたものである。
【0007】
点数印字手段は、買上品点数計数手段により計数された買上商品の点数に買取り品点数計数手段により計数された買取り物品の点数を加算した点数を印字する手段でもよい。
【0008】
また、点数印字手段、買上品点数計数手段により計数された買上商品の点数から買取り品点数計数手段により計数された買取り物品の点数を減算した点数を印字する第1のパターンと、買上品点数計数手段により計数された買上商品の点数と買取り品点数計数手段により計数された買取り物品の点数とを加算した点数を印字する第2のパターンと、買上品点数計数手段により計数された買上商品の点数と買取り品点数計数手段により計数された買取り物品の点数とを個別に印字する第3のパターンのなかから選択可能とし、パターン選択手段により選択されたいずれか1種類のパターンでレシートに印字する手段でもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、顧客から買取った書籍,CD等の物品を販売商品として転売する業態向けの電子式キャッシュレジスタに本発明を適用した場合である。
【0010】
図1は本実施の形態である電子式キャッシュレジスタの要部構成を示すブロック図であり、この電子式キャッシュレジスタは、制御部本体としてCPU(Central Processing Unit)1を備えている。また、このCPU1が実行するプログラム等の固定的データを予め格納したROM(Read Only Memory)2、設定データや入力データ等の可変的データを格納する各種のメモリエリアが形成されたRAM(Random Access Memory)3、現在の日付及び時刻を計時する時計部4、データの入力部として機能するキーボード5、このキーボード5から入力キーに対応したキー信号を取込むキーボードコントローラ6、オペレータに対してデータを表示するオペレータ用表示器7、客に対してデータを表示する客用表示器8、上記オペレータ用表示器7及び客用表示器8のデータ表示を制御する表示コントローラ9、レシートの印字及び発行を行なうプリンタ10、このプリンタ10の駆動を制御するプリンタコントローラ11、「登録」,「点検」,「精算」,「設定」などの各種業務モードを切換えるモードスイッチ12、現金等を収容するための自動開放機構を備えたドロワ13、上記モードスイッチ12からの信号が入力されるともにドロワ13の自動開放機構に対して駆動信号を出力するI/Oポート14等を備えている。そして、前記CPU1と、ROM2,RAM3,時計部4,キーボードコントローラ6,表示コントローラ9,プリンタコントローラ11及びI/Oポート14とを、アドレスバス,データバス等のバスライン15で接続している。
【0011】
キーボード5は、客が買上げる商品を登録する買上品登録手段として機能するとともに、客から買取る物品を登録する買取品登録手段として機能するもので、図2に示すように、数値データを置数入力するための置数キー5a及び各商品及び物品を分類する部門コードがプリセットされた複数の部門キー5bの他、取消キー5c、小計キー5d、現計キー5e、買取りキー5f等の各種ファンクションキーを配設したものである。
【0012】
RAM3及び時計部4は、図示しないが、バッテリによって電源がバックアップされたものである。そしてRAM3には、特に図3に示すように、各部門コード別にその部門名称を記憶するとともに、売上金額,売上点数、買取り金額及び買取り点数を累計する部門別テーブル31を形成している。
【0013】
またRAM3には、図4に示すように、3種類の点数印字パターンの種別に選択フラグを記憶してなる印字パターン選択テーブル32を形成している。なお、点数印字パターンとは、1取引において、買上品登録手段により登録された商品の点数と買取り品登録手段により登録された物品の点数とをレシートに印字するパターンのことであり、この実施の形態では、第1のパターンを、買上品登録手段により登録された商品の点数から買取り品登録手段により登録された物品の点数を減算した点数を印字するパターンとし、第2のパターンを、買上品登録手段により登録された商品の点数に買取り品登録手段により登録された物品の点数を加算した点数を印字するパターンとし、第3のパターンを、買上品登録手段により登録された商品の点数と買取り品登録手段により登録された物品の点数とを個別に印字するパターンとする。
【0014】
また選択フラグは、対応する印字パターンを選択するか否かを“1”(選択する),“0”(選択しない)で識別するフラグであり、2つ以上のパターンに対応した選択フラグが同時に“1”にセットされることはない。ここに、選択フラグは、パターン選択手段として機能する。因みに、選択パターンのセット,リセットの切換えは、「設定」業務において印字パターン設定処理の実行により可能である。すなわち、置数キー5aにより数値データ「1」が置数され、続いて小計キー5dが入力されると、第1のパターンに対応した選択フラグが“1”にセットされ、他のパターンに対応した選択フラグがすべて“0”にリセットされる。同様に、数値データ「2」が置数され小計キー5dが入力されると第2のパターンに対応した選択フラグのみ“1”にセットされ、数値データ「3」が置数され小計キー5dが入力されると第3のパターンに対応した選択フラグのみ“1”にセットされる。なお、本発明において、選択フラグのセット,リセットの切換え操作手順が、上記の操作手順に限定されないのは言うまでもないことである。
【0015】
この他、RAM3には、図5に示すように、置数キー5aにより置数される数値データを一時格納する置数レジスタ33、1取引の売上金額Aを記憶する売上金額合計器34、売上登録された商品の点数Bを取引単位に計数する買上品点数計数手段としての売上点数カウンタ35、買取り登録された物品の点数Cを取引単位に計数する買取り品点数計数手段としての買取り点数カウンタ36、1取引の商品または物品の登録中のとき“1”にセットされる登録中フラグF1のフラグメモリ37、買取り登録のとき“1”にセットされる買取りフラグF2のフラグメモリ38などの各種メモリエリアを形成している。
【0016】
しかして、CPU1は、モードスイッチ12により「登録」業務が選択されている状態で、キーボードコントローラ6に入力されるキー信号により買取りキー5fの入力を検知すると、図6の流れ図に示す買取りキー入力処理を開始する。
【0017】
先ず、フラグメモリ38の買取りフラグF2を“1”にセットする。次に、オペレータ用表示器7及び客用表示器8に買取り登録の処理モードであることを知らせる表示を行なう。そして、置数キー5a,部門キー5bまたは取消キー5cのキー入力を待機する。
【0018】
ここで、置数キー5aの入力を検知した場合には、置数された数値データを置数レジスタ33に格納してオペレータ用表示器7及び客用表示器8に表示させる。そして、再び同様のキー入力を待機する。
部門キー5bの入力を検知した場合には、後述する部門キー入力処理を開始する。
取消キー5cの入力を検知した場合には、フラグメモリ38の買取りフラグF2を“0”にリセットするとともに、オペレータ用表示器7及び客用表示器8に表示していた買取り登録処理モードの表示を消去して、この買取りキー入力処理を終了する。
【0019】
またCPU1は、同じく「登録」業務が選択されている状態で、キーボードコントローラ6に入力されるキー信号により部門キー5bの入力を検知すると、図7の流れ図に示す部門キー入力処理を開始する。なお、前述したように、買取りキー入力処理の中で部門キー5bの入力を検知した場合もこの部門キー入力処理を開始する。
【0020】
先ず、ST(ステップ)1として置数レジスタ33に「0」以外の数値データが格納されているか否かを判断する。置数レジスタ33の数値データが「0」の場合には、部門キー5bの入力をエラーとして、この部門キー入力処理を終了する。この場合において、フラグメモリ38の買取りフラグF2をチェックし、“1”にセットされている場合、つまり買取りキー入力処理の中の部門キー入力処理の場合には、この買取りフラグF2を“0”にリセットする。また、オペレータ用表示器7及び客用表示器8に表示していた買取り登録処理モードの表示を消去して、エラー終了する。
【0021】
ST1にて置数レジスタ33の数値データが「0」以外(>0)の場合には、ST2としてフラグメモリ37の登録中フラグF1をチェックする。ここで、登録中フラグF1が“0”にリセットされていた場合には、1取引において1点目の登録なので、ST3としてこの登録中フラグF1を“1”にセットする。また、ST4として売上金額合計器34、売上点数カウンタ35及び買取り点数カウンタ36の各データA,B,Cを「0」にクリアする。ST2にて登録中フラグF1が“1”にセットされていた場合には、1取引の2点目以降の登録なので、ST3及びST4の処理は実行しない。
【0022】
次に、ST5としてフラグメモリ38の買取りフラグF2をチェックする。ここで、買取りフラグF2が“0”にリセットされていた場合には、売上登録処理モードなので、ST6乃至ST10の各処理を実行して、この部門キー入力処理を終了する。
【0023】
ST6では、キー入力された部門キー5bに対してプリセットされた部門コードで部門別テーブル31を検索し、対応する部門名称を読み出したならば、置数レジスタ33内の置数金額とともにこの部門名称をオペレータ用表示器7及び客用表示器8に表示させる。ST7では、部門別テーブル31の該当部門コードに対応した売上金額データに上記置数金額を加算し、また、該当部門コードに対応した売上点数データに「1」を加算する。ST8では、売上金額合計器34のデータAに上記置数金額を加算する。ST9では、売上点数カウンタ35のデータBを「1」だけカウントアップする。ST10では、プリンタ10を駆動して上記部門名称及び置数金額をレシート用紙に印字する。
【0024】
一方、ST5にて買取りフラグF2が“1”にセットされていた場合には、買取り登録処理モードなので、ST11乃至ST17の各処理を実行して、この部門キー入力処理を終了する。
【0025】
ST11では、ST6の処理と同様、キー入力された部門キー5bに対してプリセットされた部門コードで部門別テーブル31を検索し、対応する部門名称を読み出したならば、置数レジスタ33内の置数金額とともにこの部門名称をオペレータ用表示器7及び客用表示器8に表示させる。ST12では、部門別テーブル31の該当部門コードに対応した買取り金額データに上記置数金額を加算し、また、該当部門コードに対応した買取り点数データに「1」を加算する。ST13では、売上金額合計器34のデータAから上記置数金額を減算する。ST14では、買取り点数カウンタ36のデータCを「1」だけカウントアップする。ST15では、プリンタ10を駆動して上記部門名称とともにマイナス符号“−”を付した置数金額をレシート用紙に印字する。ST16では、フラグメモリ38の買取りフラグF2を“0”にリセットする。ST17では、オペレータ用表示器7及び客用表示器8に表示していた買取り登録処理モードの表示を消去する。
【0026】
またCPU1は、同じく「登録」業務が選択されている状態で、キーボードコントローラ6に入力されるキー信号により現計キー5eの入力を検知すると、図8の流れ図に示す現計キー入力処理を開始する。
【0027】
先ず、フラグメモリ37の登録中フラグF1をチェックする。ここで、登録中フラグF1が“0”にリセットされていた場合には、商品または物品の登録無しにその登録終了が指示された誤操作なので、キー入力エラーとして、この現計キー入力処理を終了する。
【0028】
登録中フラグF1が“1”にセットされていた状態で現計キー5eが入力された場合には、以下に示す登録締め処理を実行する。はじめに、プリンタ10を駆動して売上金額合計器34のデータAを現計金額としてレシート用紙に印字する。このとき、データAが負の値の場合にはマイナス符号“−”を付して印字する。
【0029】
次に、図9に具体的に示す点数印字処理を実行する。すなわち、印字パターン選択テーブル32を参照する。そして、第1のパターンに対応する選択フラグが“1”にセットされていた場合には、売上点数カウンタ35のデータBから買取り点数カウンタ36のデータCを減算して点数データEを算出し、プリンタ10を駆動してこの点数データEをレシート用紙に印字する。このとき、データEが負の値の場合にはマイナス符号“−”を付して印字する。これに対し、第2のパターンに対応する選択フラグが“1”にセットされていた場合には、売上点数カウンタ35のデータBに買取り点数カウンタ36のデータCを加算して点数データEを算出し、プリンタ10を駆動してこの点数データEをレシート用紙に印字する。また、第3のパターンに対応する選択フラグが“1”にセットされていた場合には、プリンタ10を駆動して売上点数カウンタ35のデータBと買取り点数カウンタ36のデータCとをそれぞれ個別にレシート用紙に印字する。このとき、買取り点数カウンタ36のデータCに対してはマイナス符号“−”を付して印字する。なお、各印字パターンに対応する選択フラグがいずれも“0”にリセットされていた場合には、点数データの印字は行なわない。
【0030】
こうして、点数印字処理を終了すると、CPU1は、プリンタ10のカッタを駆動してレシート用紙を切断し、レシートを発行する。また、ドロワ13に駆動信号を出力してドロワ13を開放させる。しかる後、置数レジスタ33のデータを「0」にクリアするとともに、フラグメモリ37の登録中フラグF1を“0”にリセットして、この現計キー入力処理を終了する。
【0031】
このように構成された本実施の形態の電子式キャッシュレジスタにおいては、「登録」業務において、買取りキー5fの入力無しに、置数され続いて部門キー5bが入力されると、該当部門コードに属する商品の置数金額による売上登録処理が実行される。すなわち、部門別テーブル31の該当部門コードに対応する売上金額データに置数金額が加算され、かつ売上点数データに「1」が加算される。また、売上金額合計器34のデータAに上記置数金額が加算されるとともに、売上点数カウンタ35のデータBが「1」だけカウントアップされる。さらに、レシート用紙に部門名称と置数金額が印字される。
【0032】
一方、買取りキー5fの入力に続いて置数され続いて部門キー5bが入力されると、該当部門コードに属する物品の置数金額による買取り登録処理が実行される。すなわち、部門別テーブル31の該当部門コードに対応する買取り金額データに置数金額が加算され、かつ買取り点数データに「1」が加算される。また、売上金額合計器34のデータAから上記置数金額が減算されるとともに、買取り点数カウンタ36のデータCが「1」だけカウントアップされる。さらに、レシート用紙に部門名称とマイナス符号“−”が付された置数金額が印字される。
【0033】
今、1人の顧客が部門コード「1」に属する商品として転売可能な物品a,cと、部門コード「2」に属する商品として転売可能な物品bと、部門コード「3」に属する商品として転売可能な物品dの4点を持ち込むとともに、部門コード「1」に属する販売価格300円の商品eと、部門コード「2」に属する販売価格200円の商品fの2点を購入し、物品aと物品bとを100円で、物品cを50円で、物品dを150円でそれぞれ買取ったとする。
【0034】
この場合、先ず店員は、例えば顧客から買取った物品の買取り登録を行なう。すなわち、買取りキー5fを入力し、置数キー5aで「100」を置数した後、部門コード「1」がプリセットされた部門キー5bを入力して物品aの買取り登録を行ない、次いで、買取りキー5fを入力し、部門コード「2」がプリセットされた部門キー5bを入力して物品bの買取り登録を行ない、さらに、買取りキー5fを入力し、置数キー5aで「50」を置数した後、部門コード「1」がプリセットされた部門キー5bを入力して物品cの買取り登録を行ない、さらに、買取りキー5fを入力し、置数キー5aで「150」を置数した後、部門コード「3」がプリセットされた部門キー5bを入力して物品dの買取り登録を行なう。
【0035】
次に店員は、引続き顧客が買上げる販売商品の売上登録を行なう。すなわち、置数キー5aで「300」を置数した後、部門コード「1」がプリセットされた部門キー5bを入力して商品eの売上登録を行ない、さらに、置数キー5aで「200」を置数した後、部門コード「2」がプリセットされた部門キー5bを入力して商品fの売上登録を行なう。以上の操作により、売上金額合計器34のデータAは「100」となり、売上点数カウンタ35のデータBは「2」となり、買取り点数カウンタ36のデータCは「4」となる。
【0036】
こうして、1人の顧客から買取った物品の買取り登録及びその顧客が買上げる販売商品の売上登録を完了すると、オペレータは、現計キー5eを入力する。そうすると、現計として売上金額合計器34のデータAである100円がレシート印字される。また、点数印字処理が実行された後、レシートが顧客に対して発行される。
【0037】
このとき、前もって第1のパターンが選択されていた場合には、図10(a)に示すように、売上点数カウンタ35のデータB=「2」から買取り点数カウンタ36のデータC=「4」を減算して得られた点数データE=「−2」がレシート印字される。これに対し、第2のパターンが選択されていた場合には、図10(b)に示すように、売上点数カウンタ35のデータB=「2」に買取り点数カウンタ36のデータC=「4」を加算して得られた点数データE=「6」がレシート印字される。また、第3のパターンが選択されていた場合には、図10(c)に示すように、売上点数カウンタ35のデータB=「2」がレシート印字されるとともに、買取り点数カウンタ36のデータC=「4」がマイナス“−”点数としてレシート印字される。
【0038】
なお、先に顧客が購入する商品の売上登録を行ない、引続き当該顧客が持ち込んだ物品の買取り登録を行なったり、顧客が購入する商品の売上登録と当該顧客が持ち込んだ物品の買取り登録とを混在して行なったりしても、同様な結果が得られるのは言うまでもないことである。
【0039】
このように、本実施の形態によれば、点数印字パターンとして例えば第3のパターンを予め選択しておくことにより、物品の持込みと同時に販売商品を購入した顧客に対して発行されるレシートに当該顧客が購入した商品の点数とは別に当該顧客から買取った物品の点数(マイナス点数)が並べて印字されるので、顧客はレシートの印字内容から売上登録された商品の点数とともに買取り登録された物品の点数を即座に把握できる。したがって、持ち込んだ全ての物品が正しく買取り登録されたか否かを即座に判断することができる。
【0040】
また、例えば第2のパターンを予め選択しておくことにより、レシートに当該顧客が購入した商品の点数と当該顧客が持ち込んだ買取り物品の点数との合計点数が印字され、第1のパターンを予め選択しておくことにより、レシートに当該顧客が購入した商品の点数から当該顧客が持ち込んだ買取り物品の点数を減算した点数が印字されるが、いずれの場合も、顧客が購入した商品は顧客の手元にありその点数は分かっているので、レシートに印字された点数から買取り登録された物品の点数を容易に求めることができ、持ち込んだ全ての物品が正しく買取り登録されたか否かを容易に判断することができる。
【0041】
なお、前記一実施の形態では、印字パターンに対応する選択フラグがいずれも“0”にリセットされていた場合に点数データの印字を行なわなかったが、売上点数カウンタ35のデータBのみ、若しくは買取り点数カウンタ36のデータCのみ印字するように構成してもよい。
【0042】
また、本発明は売上登録を部門登録するものについて述べたが、その他の登録、例えば商品にそれぞれ付されたバーコードをスキャニングして登録する単品登録するものについても同様に適用できるものである。
【0043】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、物品の持込みと同時に販売商品を購入した顧客に対してその顧客が購入した商品の点数とともに顧客から買取った物品の点数を即座に把握できるレシートを発行することができ、買取り登録が正確に行なわれたか否かを容易に確認できる商品販売データ処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である電子式キャッシュレジスタのブロック構成図。
【図2】 同電子式キャッシュレジスタのキーボードを示す図。
【図3】 同電子式キャッシュレジスタのRAMに形成する部門別テーブルの構成図。
【図4】 同電子式キャッシュレジスタのRAMに形成する印字パターン選択テーブルの構成図。
【図5】 同電子式キャッシュレジスタのRAMに形成するその他の主要なメモリエリアを示す図。
【図6】 同電子式キャッシュレジスタのCPUが実行する買取りキー入力処理の要部を示す流れ図。
【図7】 同電子式キャッシュレジスタのCPUが実行する部門キー入力処理の要部を示す流れ図。
【図8】 同電子式キャッシュレジスタのCPUが実行する現計キー入力処理の要部を示す流れ図。
【図9】 図8に示す現計キー入力処理中の点数印字処理の内容を具体的に示す流れ図。
【図10】同電子式キャッシュレジスタにおいて発行されるレシートの印字例を示す図。
【符号の説明】
1…CPU
2…ROM
3…RAM
5…キーボード
5f…買取りキー
10…プリンタ
31…部門別テーブル
32…印字パターン選択テーブル
34…売上金額合計器
35…売上点数カウンタ
36…買取り点数カウンタ

Claims (3)

  1. 客が買上げる商品を登録する買上品登録手段と、客から買取る物品を登録する買取り品登録手段と、1取引の登録終了を宣言する登録締め手段と、この登録締め手段により1取引の登録終了が宣言されるとその1取引の中で前記買上品登録手段により登録された商品の明細と前記買取り品登録手段により登録された物品の明細とを印字したレシートを発行するレシート発行手段とを備えてなり、物品の買取り登録と商品の売上登録とを1取引として処理できる商品販売データ処理装置において、
    前記買上品登録手段により登録された商品の点数を取引単位に計数する買上品点数計数手段と、前記買取り品登録手段により登録された物品の点数を取引単位に計数する買取り品点数計数手段と、前記レシート発行手段により発行される1取引分の同一レシートに前記買上品点数計数手段により計数された買上商品の点数から前記買取り品点数計数手段により計数された買取り物品の点数を減算した点数を印字する点数印字手段とを具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 客が買上げる商品を登録する買上品登録手段と、客から買取る物品を登録する買取り品登録手段と、1取引の登録終了を宣言する登録締め手段と、この登録締め手段により1取引の登録終了が宣言されるとその1取引の中で前記買上品登録手段により登録された商品の明細と前記買取り品登録手段により登録された物品の明細とを印字したレシートを発行するレシート発行手段とを備えてなり、物品の買取り登録と商品の売上登録とを1取引として処理できる商品販売データ処理装置において、
    前記買上品登録手段により登録された商品の点数を取引単位に計数する買上品点数計数手段と、前記買取り品登録手段により登録された物品の点数を取引単位に計数する買取り品点数計数手段と、この買上品点数計数手段により計数された買上商品の点数に買取り品点数計数手段により計数された買取り物品の点数を加算した点数を印字する点数印字手段とを具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  3. 客が買上げる商品を登録する買上品登録手段と、客から買取る物品を登録する買取り品登録手段と、1取引の登録終了を宣言する登録締め手段と、この登録締め手段により1取引の登録終了が宣言されるとその1取引の中で前記買上品登録手段により登録された商品の明細と前記買取り品登録手段により登録された物品の明細とを印字したレシートを発行するレシート発行手段とを備えてなり、物品の買取り登録と商品の売上登録とを1取引として処理できる商品販売データ処理装置において、
    前記買上品登録手段により登録された商品の点数を取引単位に計数する買上品点数計数手段と、前記買取り品登録手段により登録された物品の点数を取引単位に計数する買取り品点数計数手段と、この買上品点数計数手段により計数された買上商品の点数から買取り品点数計数手段により計数された買取り物品の点数を減算した点数を印字する第1のパターン,前記買上品点数計数手段により計数された買上商品の点数と前記買取り品点数計数手段により計数された買取り物品の点数とを加算した点数を印字する第2のパターン及び前記買上品点数計数手段により計数された買上商品の点数と前記買取り品点数計数手段により計数された買取り物品の点数とを個別に印字する第3のパターンのなかからパターン選択手段により選択されたいずれか1種類のパターンでレシートに印字する点数印字手段とを具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
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