JP3649627B2 - 電子式キャッシュレジスタシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファーストフードレストランやスーパーマーケットなどに設置する電子式キャッシュレジスタ(以下、ECRという)とそのシステムに関し、特に、商品の取り揃えミスを発見できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のファーストフードレストラン等に設置されるECRは、図44に示すように、計算や入出力の制御行うCPU441と、商品の登録・金額の入力を行うためのキーボード442と、操作者に登録内容を示すための表示器443と、お客様に渡すレシートやレポートを印字するためのプリンタ444と、ECRの計算や制御を記憶しておくプログラムメモリ445と、販売金額や個数を記憶しておく合計器メモリ446と、商品名や単価を記憶しておく設定メモリ447とを備えている。
【0003】
キーボード442には、図45に示すように、商品に対応するキーが予め設定されており、お客様の注文に応じキーを押すだけで注文処理が出来るように構成されている。
【0004】
例えば、ハンバーガとチーズバーガとボテトフライMとコーラの注文を受けた時は、図46に示すように、ハンバーガキー461、チーズバーガキー461、ポテトフライMキー461及びコーラキー461を押し、注文か終了すると小計キー462を押し、お客様に小計金額を知らせ、店内で飲食するかお持ち帰りになるかをお客様から聞き、お持ち帰りの時は店外販売キー463を押して会計処理を終了し、レシート印字を行う。
【0005】
レシートには、図47に示すように、通常、取引日付・取引番号・商品明細・小計金額・税金・合計金額・預かり金額・釣り銭・取扱者等が印字される。
【0006】
店内飲食の場合は、注文された商品をトレー等に載せてお客様に渡すが、お持ち帰りの場合には、商品を袋等に詰めてお客様に渡す。袋詰めをする時は、ECRの表示画面またはレシートに表示されている商品を取り揃えて袋に詰め、お客様に渡す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のECRシステムでは、商品の取り揃えをレシートまたはECRの表示画面を見ながら行うので、商品の袋への入れ忘れや入れ間違いが起こり易いという問題点があり、そうした間違いを起こさないように、店員には細心の注意が求められ、店員の精神的負担が大きいという問題点があった。
【0008】
また、お客様が間違いに気が付く時は店舗から離れている場合が多く、そのような場合でも、お客様の所まで正しい商品を届ける必要があり、店舗にとって間違いの修復に大きな負担が掛かるという問題点もあった。
【0009】
本発明は、こうした従来の問題点を解決するものであり、商品を袋等に詰めたときの間違いを簡単に識別できるECRシステム提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、各商品に対応する商品キーと、取引の合計金額を算出するための小計キーと、商品の店内利用時に操作する店内キーと、商品の持ち帰り時に操作する店外キーとを具備し、登録された個々の商品を、それぞれの商品に対応する商品キーで入力し、小計キーを操作して取引の合計金額の算出を行うECRと、商品の重量測定を行う秤とでECRシステムを構成し、ECRに、各商品の設定された金額及び重量を記憶する設定値記憶手段と、商品が商品キーで登録されるごとに商品の設定された重量を加算する重量加算手段と、重量加算手段によって加算された重量合計値を記憶する重量合計記憶手段と、小計キーが操作されたとき、商品キーで登録された各商品の設定された金額の合計金額を算出する金額加算手段と、重量合計記憶手段に記憶された重量合計値と秤の重量測定値との比較を行う比較手段とを設け、小計キーの操作の後、店外キーが操作された場合は、比較手段の比較結果が一致したときに取引処理を終了し、小計キーの操作の後、店内キーが操作された場合は、比較手段の比較を行わずに取引処理を終了するようにしている。
【0013】
こうした構成により、注文された商品の重量を予測し、お客様に手渡す前に予測値と実重量とを比較し、入れ忘れや入れ間違いが無いかを判定することができ、間違った商品を渡してしまうミスを減らすことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、各商品に対応する商品キーと、取引の合計金額を算出するための小計キーと、商品の店内利用時に操作する店内キーと、商品の持ち帰り時に操作する店外キーとを具備し、登録された個々の商品を、それぞれの商品に対応する商品キーで入力し、小計キーを操作して取引の合計金額の算出を行うECRと、商品の重量測定を行う秤とを備えるECRシステムであって、ECRに、各商品の設定された金額及び重量を記憶する設定値記憶手段と、商品が商品キーで登録されるごとに商品の設定された重量を加算する重量加算手段と、重量加算手段によって加算された重量合計値を記憶する重量合計記憶手段と、小計キーが操作されたとき、商品キーで登録された各商品の設定された金額の合計金額を算出する金額加算手段と、重量合計記憶手段に記憶された重量合計値と秤の重量測定値との比較を行う比較手段とを設け、小計キーの操作の後、店外キーが操作された場合は、比較手段の比較結果が一致したときに取引処理を終了し、小計キーの操作の後、店内キーが操作された場合は、比較手段の比較を行わずに取引処理を終了するようにしたものであり、持ち帰りの注文商品を袋詰めして秤で一括して計量したときの計量値と、重量合計記憶手段に記憶された重量合計値とを重量比較し、不一致であれば袋詰めに誤りがあり、一致していれば、袋詰めが正しいものと判定できる。
【0015】
請求項2に記載の発明は、重量合計記憶手段が、重量加算手段によって加算された重量を取引番号と対応付けて記憶し、比較手段が、重量合計記憶手段に記憶された重量合計値の中から取引番号によって特定される重量合計値を用いて比較を行うようにしたものであり、商品の作られる順序が入れ替わっても、取引番号によって対応付けて重量比較を行うことができる。
【0017】
請求項に記載の発明は、ECRに、重量を非加算とする商品を指定する指定手段を設け、重量加算手段が、指定手段によって指定された商品を除いて、商品の設定された重量を加算するようにしたものであり、重量が設定重量から変わった商品を、重量比較の対象から除くことができる。
【0027】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0028】
(第1の実施形態)
第1の実施形態のECRシステムでは、図3に示すように、ECR31と秤33とが通信ケーブル32で接続されている。
【0029】
ECR31は、図2に示すように、この装置の動作を規定するプログラムが格納されたプログラムメモリ25と、プログラムに従って計算や入出力の制御を行うCPU21と、商品を登録したり金額を入力するためのキーボード22と、販売金額や個数を記憶する合計器メモリ26と、商品名や単価やその商品について設定された重量を記憶する設定メモリ27と、販売商品の設定重量の合計値を記憶する重量合計メモリ24と、登録内容等を表示する表示器23と、秤33に接続する通信回路28とを備えている。
【0030】
図1は、設定メモリ27に設定する、商品名、単価及び重量から成る商品設定テーブルを示している。この商品設定テーブルには、画面やレシートに表示する名称11が設定され、商品の単価12が設定され、商品の重量13が設定される。
【0031】
また、図4は、キーボード22の構成を示しており、販売商品の種別を入力する商品販売キー41、数字を入力する数字キー42、小計金額を求めるための小計キー43、秤33の計量値を読み込むための測定キー44、店内で飲食する商品を販売するときに押す店内販売キー45、及び、持ち帰り商品を販売するときに押す店外販売キー46とから成る。
【0032】
図5は、店員が操作するキーボードの例を示している。例えば、ハンバーガとチーズバーガとポテトフライMとコーラとを販売する時、店員がハンバーガキー51(100g)、チーズバーガキー51(115g)、ポテトフライMキー51(120g)、及びコーラキー51(120g)を順に押すと、商品キーが押される毎に商品設定テーブルから各商品の重量13が呼び出され、加算されて重量合計メモリ24に記憶される。この例では、重量合計メモリに記憶される値は455gになる。
【0033】
注文が終了すると、店員は小計キー52を押し、お客様に小計金額を知らせ、店内で飲食するかお持ち帰りになるかをお客様に訊ね、お持ち帰りの時は店外販売キー53で会計処理する。店員は、ECRの表示画面またはレシートを見ながら、商品を袋等に詰め、これを秤33に載せて測定キー54押す。
【0034】
測定キー54が押されると、ECR31は通信ケーブル32を経由して秤33から重量を呼び出し、重量合計メモリ24に記憶されている重量と、秤33で計量された商品重量とを比較する。重量が一致すれば、お客様に商品を渡し、間違っている場合には、ECR31の表示器23にエラーを表示し、店員は正しい商品を袋に入れ直して、再度測定キー54を押す。
【0035】
図6は、このときのECRのキー処理のルーチンを示している。
【0036】
ステップ61では、商品キーが押された後かどうかを判定し、商品キー後であればステップ62に、それ以外の時はステップ63に飛ぶ。ステップ62では、テーブル12から単価を呼び出し、合計器メモリ26に加算し、テーブル13から重量を呼び出し、重量合計メモリ24に加算し、ステップ61に飛ぶ。ステップ63では、小計キーが押された後かどうかを判定し、小計キー後であればステップ64に、それ以外の時はステップ65に飛ぶ。ステップ64では、小計を計算し、小計金額を表示器23に表示し、ステップ61に飛ぶ。ステップ65では、店内キーまたは店外キーが押された後かどうかを判定し、店内キーまたは店外キー後であればステップ66に、それ以外の時はステップ67に飛ぶ。ステップ66では、税金計算・釣り銭計算等を行い、釣り銭を表示器23に表示し、ステップ71に飛ぶ。ステップ67では、測定キーが押された後かどうかを判定し、測定キー後であればステップ68に、それ以外の時はステップ61に飛ぶ。ステップ68では、通信ケーブル32を経由して秤33の重量を呼び出し、ステップ69へ飛ぶ。
【0037】
ステップ69では、ステップ68で呼び出した秤重量と重量合計メモリ24の値とを比較し、正しければステップ72ヘ、正しくなければステップ70へ飛ぶ。ステップ70では、操作者に袋の中身を確かめるよう、エラーを表示器23に表示し、ステップ61へ飛ぶ。ステップ72では、取引が終了したので、重量合計メモリ24をクリアする。
【0038】
このように、このECRでは、商品毎の重量を設定する機能、商品を登録する毎にその重量を加算する機能、秤と接続して秤での計量値を取得する機能、及び、商品準備後に登録重量と準備出来た商品の重量とを比較する機能を持つことにより、商品を入れ間違ったままお客様に渡すケースを少なくすることができ、お客様の満足度を上げることができる。
【0039】
また、間違いを起こさないように気遣う店員の精神的負担を軽減することができ、また、間違いを修復するための作業を減らすことができる。
【0040】
(第2の実施形態)
第2の実施形態のECRシステムでは、購入商品が取引番号を付して登録され、重量合計メモリに、取引番号ごとの購入商品の重量加算値が記憶される。
【0041】
図7は、第2の実施形態の重量合計メモリの構成例を示しており、取引番号73と対応付けて重量合計74が記憶される。
【0042】
このシステムでは、商品登録時に、取引番号を入力してから商品キーを押すことによって、重量合計メモリには、取引番号73と重量合計74とが記憶され、また、図8に示すように、数字キーにより取引番号1261を入力してから測定キーを押すことにより、重量合計メモリから該当する取引番号の重量合計が呼び出され、秤での計量値と比較される。
【0043】
図9は、このときのECRのキー処理のルーチンを示している。
【0044】
ステップ91において、測定キーが押されたことを判定すると、ステップ92において、重量合計メモリから、入力された取引番号1261に該当する重量合計550gを呼び出し、ステップ93において、秤重量を呼び出し、ステップ94では、秤の重量と比較する。また、ステップ95において、測定キーが押された時に入力された取引番号に該当する重量合計メモリのエリアをクリアする。
【0045】
その他のフローは第1の実施形態(図6)と変わりがない。
【0046】
第1の実施形態では、取り引き毎に重量の合計がステップ72でクリアされるので、一取り引き毎に重量比較を行わないと、次の注文が処理出来ない。これに対して、第2の実施形態では、重量合計メモリに各取り引き毎の取引番号73と重量合計74とを記憶する機能を持つため、重量合計メモリに複数の未処理の取引の重量合計が記憶されても、商品準備後に、取引番号により該当する登録重量を呼び出して、準備出来た商品の重量と比較することができるため、注文を次々と登録することができる。また、商品が作られる順序が入れ替わっても、取引番号により支障なく重量を比較することができる。
【0047】
(第3の実施形態)
第3の実施形態のECRシステムでは、商品設定テーブルに、重量加算すべき商品か否かを識別するフラグを設けている。
【0048】
図10は、このシステムにおける商品設定テーブルの構成例を示しており、商品名、単価、重量のデータに加えて、重量加算する商品には“1”、重量加算しない商品には“0”の加算フラグを設けている。
【0049】
第1の実施形態では、バーガ類もポテト類も飲料も全て重量を測定しているが、このシステムのように、重量を加算するか否かのフラグを設けることにより、コーラのように、お客様の好みにより、氷を入れたり入れなかったりして商品重量が変化する商品や、玩具の様な商品と同一の袋詰めを行わない商品を重量測定から外すことか出来る。
【0050】
店員は、会計処理をした後、決められた商品、即ち、加算フラグが1の商品のみを袋に詰め、これを秤に載せて測定キー押す。それにより、加算フラグが1の商品を対象として、商品の重量合計データと秤計量値との比較が行われる。
【0051】
図11は、このECRのキー処理のルーチンを示している。
【0052】
ステップ111において商品キーが押された後かどうかを判定し、商品キー後であればステップ112に飛び、テーブルから単価102を呼び出し、合計器メモリ26に加算してステップ113に飛び、押されたキーの商品設定テーブルから加算フラグ104に1が設定されているか否かを判定し、1が立っていればステッフ゜114へ、立っていなければステップ111へ飛ぶ。ステップ114では、テーブルから重量103を呼び出し重量合計メモリ24に加算し、ステップ111に飛ぶ。
【0053】
このように、この実施形態のECRでは、商品により重量がばらつく物や、別包装になる物を重量比較の対象から外すことが出来る。
【0054】
(第4の実施形態)
第4の実施形態のECRシステムでは、図42に示すように、ECRのキーボードに非加算キー421を備えている。
【0055】
このシステムでは、測定重量から除きたい商品を登録する場合に、非加算キーを押した後に商品キーを押す。例えばコーラのようにお客様の好みで、氷を入れない場合には、商品重量が設定重量から変化する。こうした時、この商品を測定対象から除くために、非加算キーを押した後に商品キーを押す。こうすることにより、この商品は加算重量から除かれる。店員は、袋詰めした商品を秤で計量するとき、非加算キーを押した商品は計量対象から除くために袋に入れない。
【0056】
図43は、このECRのキー処理のルーチンを示している。
【0057】
ステップ431で非加算キーが押されたかどうかを判定し、押されていた時はステップ432で非加算フラグを設定し、次のキー入力を待つステップへ飛ぶ。押されていなかった時は、小計キー判定ステップヘ飛ぶ。商品キーが押された後では、単価について加算した後、非加算フラグ判定ステッブ433で、非加算フラグが設定されているかどうかを判定し、設定されている時は、その商品は重量に加算しないため、次のキー入力を待つステップヘ飛ぶ。非加算フラグが設定されていない時は、重量加算ルーチンヘ飛ぶ。
【0058】
このように、このシステムでは、非加算キーを設けることにより、設定重量以外の商品が発生したとき、その商品を袋から外して、残りの商品で重量比較を行うという対応が可能になる。
【0059】
(第5の実施形態)
第5の実施形態のECRシステムでは、図12に示すように、ECR123とプリンタ121とを通信ケーブル122で接続し、秤124は、ECR123の近くに置いている。
【0060】
このシステムでは、購入商品の合計重量がプリンタ121で印字され、店員は、印字された購入商品の合計重量と、購入商品を秤124に載せたときに表示される重量とを見比べて、袋詰めに誤りがないかどうかをチェックする。ECR123の内部構成は、通信回路がプリンタ121と接続している点を除けば、第1の実施形態(図2)と変わりがない。
【0061】
図14には、プリンタ121で印字されるレシートの例を示しており、購入商品の重量が併せて印字されている。
【0062】
図13は、このECR123のキー処理のルーチンを示している。
【0063】
ステップ131において、店内または店外キーが押されると、取り引きが終了したのでステップ132に飛ぶ。ステップ132では、税金・釣り銭計算等を行い、釣り銭を表示器23に表示し、ステップ133に飛ぶ。ステップ133では、プリンタ121にECR123から通信ケーブル122を経由して印字データが送られ、図14に示す様に、従来のレシート内容を印字すると同時に、重量合計メモリ24に記憶されている商品の重量合計455gを印字し、ステップ134に飛ぶ。ステップ134では、取り引きか終了したので重量合計メモリ24をクリアする。
【0064】
商品を取り揃える者は、レシートまたはECR123の画面を見ながら商品を袋に詰め、詰め終わると秤124に載せ、レシートに印字されている重量と比較して正しい時はお客様に渡し、間違っている場合は、正しい商品を入れ直してお客様に商品を渡す。
【0065】
このように、このシステムでは、ECRに対して従来と同じ操作が行われ、重量の比較は秤の表示を見て行われる。そのためECRの操作を妨げることなく、袋詰めした商品の正誤をチェックすることができる。
【0066】
(第6の実施形態)
第6の実施形態のECRシステムでは、レシートに合計重量がバーコードで印字され、図15に示すように、この重量のデータがスキャナ155で読み取られて、秤154に送られる。ECR153の操作に関しては第5の実施形態(図13)と変わりがない。
【0067】
図16には、プリンタ151で印字されるレシートの例を示しており、購入商品の重量がバーコードでプリントされている。
【0068】
図17は、秤スキャナ処理のルーチンを示している。
【0069】
商品を取り揃える者は、レシートまたはECR153の画面を見ながら商品を袋に詰め、詰め終わると秤154に載せ、スキャナ155でレシートに印字されている重量を読み取る(ステップ171)。秤154は、レシート重量と商品計量値とを比較し(ステップ172、173)、正しく無いときはエラー音を鳴らす(ステップ174)。エラー音が鳴らない時は、袋詰めは正しいのでお客様に渡し、エラー音が鳴ったときは正しい商品を入れ直して、再度測定を行いお客様に商品を渡す。
【0070】
このように、このシステムでは、バーコードで重量を入力出来るので操作が容易であり、入力ミスを減らすことができる。
【0071】
(第7の実施形態)
第7の実施形態のECRシステムでは、図18に示すように、ECR183に対して、プリンタ181、秤186及びスキャナ184が接続し、スキャナ184で読み取ったレシートの重量と、秤186で計量した商品の重量との比較がECR183によって行われる。
【0072】
ECR183からプリンタ181には、通信ケーブル182を経由してデータが送られ、プリンタ181は、図16と同様に、バーコードで重量を印字したレシートをプリントする。商品を取り揃える店員は、レシートまたはECR183の画面を見ながら商品を袋に詰め、詰め終わると、それを秤186に載せる。秤186からは商品重量の計量値が通信ケーブル185経由でECR183に送られる。
【0073】
次いで、店員は、ECR183に接続されたスキャナ184でレシートの重量の読み取り操作を行う。ECR183は、スキャナ184で読み取った重量と、秤の計量値とを比較し、一致していない場合にはエラーを表示する。エラーか表示されないときは、店員はその商品をお客様に渡し、エラーが表示されたときは商品を入れ直し、再度スキャンを行いお客様に商品を渡す。
【0074】
図19は、ECR183のキー処理のルーチンを示している。
【0075】
ステップ191において、測定キーの代わりにスキャナを作動させると、ステップ192へ飛ぶ。ステップ192では、レシートに印字されている重量を読み取り、ステップ193で秤186の重量を読み取り、ステップ194でそれらを比較する。レシートの重量と秤の重量とが合致しているときはステップ196へ飛び、合致しなかったときはステップ195へ飛ぶ。ステップ195では、エラーをECRの表示器23に表示し、キー待ちステップへ飛ぶ。ステップ196では取引が終了したので、重量合計メモリ24をクリアする。ステップ197では、ECR183から通信ケーブル182経由でプリンタ181にデータを送り、レシートに、図16と同様に、重量をバーコードで印字する。
【0076】
このように、ECRシステムでは、秤にスキャナの接続機能を設ける必要がないので、秤を特別に作成する必要がない。
【0077】
(第8の実施形態)
第8の実施形態のECRシステムでは、重量の比較をコントローラで行う。
【0078】
このシステムでは、図20に示すように、プリンタ208を備える複数のECR201が、コントローラ203を介して秤206に接続し、コントローラ203には、入力用のコントローラキーボード204が接続している。
【0079】
コントローラキーボード204は、図21に示すキーを備えている。また、コントローラ203は、図22に示すように、この装置の動作を規定するプログラムが格納されたプログラムメモリ225と、このプログラムに従って動作を制御するCPU221と、コントローラキーボード204とのキーボードインタフェース222と、ECR201及び秤206への通信回路223と、ECR201から送られた重量合計データを記憶する商品メモリ224と、袋詰めのエラーを表示するブザー回路226とを備えている。
【0080】
このシステムのECR201は、第2の実施形態(図7)と同様に、商品キーが押されると、重量合計メモリに取引番号と重量合計とを記憶する。また、店内または店外キーが押されると、重量合計メモリの内容を通信ケーブル202経由でコントローラ203へ送信する。コントローラ203では、受信した重量合計メモリの内容を商品メモリ224へ記憶する。
【0081】
店員は、商品の準備ができると、これを秤206に載せて、コントローラキーボード204から、図8と同様に、レシートに印字されている取引番号を入力し、測定キーを押す。コントローラ203は、商品メモリ224から該当する取引番号の重量を呼び出し、また、通信ケーブル205を経由して秤206から計量値を呼び出し、それらの値を比較する。該当する取引番号の重量が秤206の計量値と一致しない場合には、ブザーが鳴り、エラーを表示する。ブザーが鳴らなかったときは店員は、その商品をお客様に渡し、ブザーが鳴ったときは、商品を入れ直し、再度測定を行いお客様に商品を渡す。
【0082】
図23は、ECRでのキー処理のルーチンを示している。基本的動作は第5の実施形態(図13)と同様であるが、ステップ231では、ECRの重量合計メモリ24に記憶されているデータを、通信回線202経由でコントローラ203に送る。コントローラ203は、送られたデータを商品メモリ224に記憶する。また、ステップ232では、従来例と同様の重量を表示していないレシートを印字し、加算重量をクリアして終了する。
【0083】
図24は、コントローラの処理ルーチンを示している。ステップ241では、数字キーの入力かどうかを判定し、数字キーの場合には、次のキー入力を待つためにステップ241に飛び、数字キ一以外の時はステップ242へ飛ぶ。ステップ242で測定キーが押されたかどうかを判定し、測定キーが押されたときはステップ243へ飛び、それ以外の時はステップ241へ飛び、次のキー入力を待つ。ステップ243では、商品メモリ224から数字キーで入力された取引番号に該当する重量を呼び出し、ステップ244で通信回線205を通じて秤206の重量を読みとる。
【0084】
ステップ245では、商品メモリ224から読み出した値と秤の計量値とを比較し、正しければ、ステップ247で該当する商品設定テーブルをクリアして処理を終了し、正しくない時はステップ246に飛ぶ。ステップ246ではブザー音を鳴らし操作者に間違いを知らせ、次の操作を待つ。
【0085】
このように、このシステムでは、コントローラで比較が行われるため、ECRの登録操作を妨げない。また、1台の秤を複数のECRで共同利用することができる。
【0086】
(第9の実施形態)
第9の実施形態のECRシステムでは、レシートに取引番号をバーコードで印字し、スキャナでこのバーコードを読み取ってコントローラに取引番号を入力する。
【0087】
図25は、このシステム構成を示しており、スキャナ251がコントローラ252に接続している。
【0088】
図26は、レシートの印字例を示しており、取引番号がバーコードで表されている。
【0089】
図27は、コントローラの内部構成であり、スキャナインタフェース271を具備している点だけが第8の実施形態(図22)と違っている。
【0090】
図28は、コントローラの処理ルーチンを示している。
【0091】
このシステムのECR、通信ケーブル、プリンタ、秤の動作は、基本的に第8の実施形態と同様であるが、プリンタによってレシートに取引番号がバーコードで印字される点が違っている。
【0092】
店員は、商品の準備ができると、これを秤に載せ、次いで、コントローラに接続されているスキャナ251でレシート上の取引番号を読取る(ステップ281)。読み取られた取引番号は、コントローラのスキャナインタフェース271から入力する。その後のコントローラの動作は第8の実施形態と同じである。
【0093】
このシステムでは、取引番号をスキャナで読むことにより、取引番号の入力ミスを少なくすることができる。
【0094】
(第10の実施形態)
第10の実施形態のECRシステムでは、注文された商品がビデオモニタに表示される。
【0095】
図29は、このシステム構成を示しており、コントローラ293にコントローラキーボード291とビデオモニタ292とが接続している。
【0096】
図31は、ビデオモニタ292の表示画面を示しており、取引番号1234、1264、1265の注文商品の商品名及び数量が表示され、取引番号1234にカーソルが位置している。
【0097】
図30は、コントローラキーボード291のキーを示しており、測定キー303と、左矢印キー301と、右矢印キー302とがある。左矢印キー301または右矢印キー302を押すことによって、カーソルがビデオモニタ292の表示画面上を左右に移動し、また、袋詰めした商品を秤に載せて測定キー303を押すと、カーソルが位置する取引きの商品を対象とする商品重量比較が行われる。
【0098】
図33は、コントローラ293の内部横成を示しており、ビデオモニタ292との接続を行う表示回路インタフェース334を具備している点が第8の実施形態(図22)と相違している。
【0099】
このシステムでは、ECRで注文が取られた商品の取引番号・商品明細・重量合計等の詳細データが、通信ケーブルを経由してコントローラ293に送られる。コントローラ293は、受信したデータを商品メモリに記憶するとともに、このデータを表示回路インタフェース334経由でビデオモニタ292に送り、ビデオモニタ292に表示させる。
【0100】
ECRと商品を調理する厨房とが離れている店舗では、ECRの表示を見て商品を準備することが出来ないので、ビデオモニタ292を厨房から見える位置に配置して、このビデオモニタ292を見ながら商品を準備し、準備が出来ると、商品を袋等に詰めて秤に載せ、重量を比較する。
【0101】
図31の表示例において、カーソルが点滅している取引番号1234の表示311が測定キー303で重量比較を行う注文であり、カーソルの無い取引番号1264、1265の表示312は、重量比較が出来ない注文を示している。
【0102】
操作をする店員は、注文の準備が出来ると、キーボードの左矢印キー301と右矢印キー302とを使用して取引番号を選択する。キーボード291の入力は、キーボードインタフェース回路333を介してコントローラに入力し、取引番号が検出され、このデータがビデオモニタ292に送られて、ビデオモニタ292の表示に反映される。
【0103】
操作者は、商品を詰めた袋等を秤に乗せ、測定キー303を押す。
【0104】
コントローラ293は、商品メモリに記憶する該当する取引きの商品の重量データと秤の計量値とを比較し、正しければカーソルの在る画面311を消去し、正しくない時はエラー音を鳴らし次の操作を待つ。
【0105】
図32は、このコントローラの処理ルーチンを示している。ステップ321では、ECRからのデータを受信したかを判定し、受信データが在る時はステップ330へ飛び、受信データが無い時はステップ322へ飛ぶ。ステップ322では、キーボード291の左矢印キー301が押されたかを判定し、左矢印キー301が押されていたらステップ331へ飛び、押されていなければステップ323へ飛ぶ。ステップ323では、キーボード291の右矢印キー302が押されたかを判定し、右矢印キー302が押されていたらステップ332へ飛び、押されていなければステップ324へ飛ぶ。ステップ324ではキーボード291の測定キー303が押されたかを判定し、測定キー303が押されていたらステップ325へ飛び、押されていなければステップ321へ飛ぶ。ステップ325では、カーソルが表示されている取引番号の商品重量を読み込み、ステップ326で通信ケーブルを経由して秤から計量値を読み取り、ステップ327で商品重量と秤重量とを比較し、正しければステップ328へ飛び、正しくなければステップ329へ飛ぶ。ステップ328では、該当の取引番号の商品設定テーブルを消去し、ビデオモニタ329の該当商品の表示を消去する。例えば、図31の取引番号1234か消去され、取引番号1264と1265とが左側に1個づつシフトして表示される。
【0106】
ステップ329では、エラー音を鳴らし重量が間違っていたことを操作者へ知らせ、次の操作を待つためにステップ321へ飛ぶ。
【0107】
ステップ330では、ECRから受信した商品の詳細データを商品設定テーブルに記憶し、ビデオモニタ329の空いている画面へ受信データを表示し、ステップ321へ飛ぶ。ステップ331では、カーソルを左に1個移動し、ステップ321へ飛ぶ。ステップ332では、カーソルを右に1個移動し、ステップ321へ飛ぶ。
【0108】
このように、このECRシステムでは、ビデオモニタを見なから商品の取り揃えが出来、作業能率を向上させることができる。
【0109】
(第11の実施形態)
第11の実施形態のECRシステムでは、ビデオモニタの画面上に重量比較の不一致を示すエラーメッセージが表示される。
【0110】
図34は、エラーメッセージ341が表示されたビデオモニタの画面を示している。
【0111】
図35は、このシステムのコントローラの処理ルーチンを示している。コントローラは、ECRから受信し記憶している重量データと秤の計量値とを比較し、一致しないときに、エラー音を鳴らし、さらに、ステップ351に飛び、ビデオモニタの画面にエラーメッセージ341を表示する。
【0112】
このように、このシステムでは、エラーが発生した時に、音とメッセージで知らせる機能を設けることにより、騒音のためにエラー音が聞こえ難い場所でも、ビデオモニタの画面からエラーを認識することができる。
【0113】
(第12の実施形態)
第12の実施形態のECRシステムでは、重量比較の結果が不一致である場合に、ビデオモニタの画面上で、不一致に該当する商品がブリンク表示される。
【0114】
図36は、ビデオモニタのエラー画面を示しており、取引番号1234の商品表示361とエラーメッセージとがブリンク表示されている状態を示している。
【0115】
図37は、このシステムのコントローラのルーチンを示している。重量比較の結果、不一致である場合に、エラー音を鳴らし、さらに、ステップ371に飛び、ビデオモニタの画面にエラーメッセージを表示するとともに、エラー処理画面全部のアイテムをブリンク表示する。
【0116】
このように、このシステムでは、ブリンク表示によりエラーが鮮明に表示されるため、騒音が多い所でエラー音が聞こえない時でも、エラーを画面で容易に確認することができる。
【0117】
(第13の実施形態)
第13の実施形態のECRシステムでは、重量比較の結果が不一致である場合に、ビデオモニタの画面上にエラーメッセージとして重量誤差を表示する。
【0118】
図38は、ビデオモニタのエラー画面を示しており、重量比較の結果、10gの誤差があったことが表示されている。
【0119】
図39は、このシステムのコントローラの処理ルーチンを示している。重量比較の結果、不一致である場合に、エラー音を鳴らし、さらに、ステップ391に飛び、ビデオモニタの画面に取引商品重量と秤重量との差を表示する。
【0120】
このように、このシステムでは、取引き商品重量と秤計量値との差を表示することにより、重量誤差が少ない時は袋に間違った物を入れた可能性が高く、重量誤差が多い時は袋への入れ忘れか、多く入れた可能性が高いことが判り、間違いを早く見つけることができ、入れ間違いの修復時間を短縮することができる。
【0121】
(第14の実施形態)
第14の実施形態のECRシステムでは、ビデオモニタの画面上で重量加算の対象となる商品が識別できるように表示される。
【0122】
図40は、このビデオモニタの画面を示しており、重量加算の対象となる加算フラグが1の商品にマークP401が表示される。
【0123】
このシステムのECRは、第3の実施形態の商品設定テーブル(図10)を具備しており、コントローラに取引きの詳細データを送るときに、購入商品に付されている加算フラグを併せて送信する。
【0124】
図41は、このシステムのコントローラの処理ルーチンを示している。この動作は、第10の実施形態(図32)のフローに、加算フラグ判定のステップ411と、加算フラグ表示のステップ412とを加えたものであり、ECRからの受信データに加算フラグとして1が付された物があるかどうかを判断し、無ければスタートステップに戻り、1が設定された物があればステップ412に飛び、商品名の横に袋詰めマーク(例えばPマーク)を追加表示し、スタートステップに戻る。
【0125】
ビデオモニタに対して、このような表示制御を行うことにより、商品の準備をする店員は、図40の画面を見ながら、Pと表示されている商品だけを袋詰めすれば良く、取り揃えの時間短縮を図ることができる。
【0126】
このように、このシステムでは、取り揃えマーク表示により袋詰め商品が分かり易くなり、注文処理時間を短縮することが出来る。
【0127】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のECR及びそのシステムでは、商品の袋等への入れ間違いを容易に判定することができ、商品の入れ間違いを少なくすることができる。
【0130】
また、キーボードに非加算キーを設けたシステムでは、重量が設定重量から変わってしまった商品を重量比較の対象から簡単に外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における商品設定テーブル例の図、
【図2】第1の実施形態における電子式キャツシュレジスタの内部構成例の図、
【図3】第1の実施形態におけるシステム構成例の図、
【図4】第1の実施形態におけるキーボード例の図、
【図5】第1の実施形態におけるキー操作例の図、
【図6】第1の実施形態におけるキー処理ルーチンの図、
【図7】第2の実施形態における重量合計メモリ構成例の図、
【図8】第2の実施形態におけるキー操作例の図、
【図9】第2の実施形態におけるキー処理ルーチンの図、
【図10】第3の実施形態における商品設定テーブル例の図、
【図11】第3の実施形態におけるキー処理ルーチンの図、
【図12】第5の実施形態におけるシステム構成例の図、
【図13】第5の実施形態におけるキー処理ルーチンの図、
【図14】第5の実施形態における印字例の図、
【図15】第6の実施形態におけるシステム構成例の図、
【図16】第6の実施形態における印字例の図、
【図17】第6の実施形態における秤スキャナ処理ルーチンの図、
【図18】第7の実施形態におけるシステム構成例の図、
【図19】第7の実施形態におけるECRキー処理ルーチンの図、
【図20】第8の実施形態におけるシステム構成例の図、
【図21】第8の実施形態におけるコントローラキーボード例の図、
【図22】第8の実施形態におけるコントローラ内部構成例の図、
【図23】第8の実施形態におけるECRキー処理ルーチンの図、
【図24】第8の実施形態におけるコントローラ処理ルーチンの図、
【図25】第9の実施形態におけるシステム構成例の図、
【図26】第9の実施形態におけるレシート印字例の図、
【図27】第9の実施形態におけるコントローラの内部例の図、
【図28】第9の実施形態におけるコントローラ処理ルーチンの図、
【図29】第10の実施形態におけるシステム構成例の図、
【図30】第10の実施形態におけるコントローラキーボード例の図、
【図31】第10の実施形態におけるモニタの表示例の図、
【図32】第10の実施形態におけるコントローラ処理ルーチンの図、
【図33】第10の実施形態におけるコントローラ内部構成例の図、
【図34】第11の実施形態におけるモニタのエラー表示例の図、
【図35】第11の実施形態におけるコントローラ処理ルーチンの図、
【図36】第12の実施形態におけるモニタのエラー表示例の図、
【図37】第12の実施形態におけるコントローラ処理ルーチンの図、
【図38】第13の実施形態におけるモニタのエラー表示例の図、
【図39】第13の実施形態におけるコントローラ処理ルーチンの図、
【図40】第14の実施形態におけるモニタのエラー表示例の図、
【図41】第14の実施形態におけるコントローラ処理ルーチンの図、
【図42】第4の実施形態におけるキーボード例の図、
【図43】第4の実施形態におけるキー処理ルーチンの図、
【図44】従来の電子式キャツシュレジスタの内部構成例の図、
【図45】従来のキーボード例の図、
【図46】従来のキー操作例の図、
【図47】従来のレシート印字例の図である。
【符号の説明】
11 商品名
12 単価
13、103 重量
21、221、421、441 CPU
22、422、442 キーボード
23、443 表示器
24 重量合計メモリ
25、445 プログラムメモリ
26、446 合計器メモリ
27、447 設定メモリ
28 通信回路
31、123、153、183、201 ECR
32、122、152、182、185、202、205、207 通信ケーブル
33、124、154、186、206 秤
41、51、451、461 商品キー
42、452 数字キー
43、52、453、462 小計キー
44、54 測定キー
45、454 店内キー
46、53、455、463 店外キー
73 取引番号
74 重量合計
101 商品名
102 単価
104 加算フラグ
121、151、181、208、444 プリンタ
155、184、251 スキャナ
203、252、293 コントローラ
204、291 コントローラキーボード
222、333 キーボードI/F
223 通信回路
224 商品メモリ
225 プログラムメモリ
226 ブザー回路
271 スキャナI/F
292 ビデオモニタ
301 左矢印キー
302 右矢印キー
303 測定キー
311、312 表示画面
341 エラー画面
361、381、401 エラー表示画面
421 非加算キー

Claims (3)

  1. 各商品に対応する商品キーと、取引の合計金額を算出するための小計キーと、商品の店内利用時に操作する店内キーと、商品の持ち帰り時に操作する店外キーとを具備し、登録された個々の商品を、それぞれの商品に対応する前記商品キーで入力し、前記小計キーを操作して取引の合計金額の算出を行う電子式キャッシュレジスタと、商品の重量測定を行う秤とを備える電子式キャッシュレジスタシステムであって、
    前記電子式キャッシュレジスタが、各商品の設定された金額及び重量を記憶する設定値記憶手段と、商品が前記商品キーで登録されるごとに前記商品の設定された重量を加算する重量加算手段と、前記重量加算手段によって加算された重量合計値を記憶する重量合計記憶手段と、前記小計キーが操作されたとき、前記商品キーで登録された各商品の設定された金額の合計金額を算出する金額加算手段と、前記重量合計記憶手段に記憶された重量合計値と前記秤の重量測定値との比較を行う比較手段とを備え、前記小計キーの操作の後、前記店外キーが操作された場合は、前記比較手段の比較結果が一致したときに取引処理を終了し、前記小計キーの操作の後、前記店内キーが操作された場合は、前記比較手段の比較を行わずに取引処理を終了することを特徴とする電子式キャッシュレジスタシステム。
  2. 前記重量合計記憶手段が、前記重量加算手段によって加算された重量を取引番号と対応付けて記憶し、前記比較手段が、前記重量合計記憶手段に記憶された重量合計値の中から前記取引番号によって特定される重量合計値を用いて前記比較を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子式キャッシュレジスタシステム。
  3. 前記電子式キャッシュレジスタが、重量を非加算とする商品を指定する指定手段を具備し、前記重量加算手段が、前記指定手段によって指定された商品を除いて、商品の設定された重量を加算することを特徴とする請求項1に記載の電子式キャッシュレジスタシステム。
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