JP5586723B2 - セルフチェックアウト端末及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、セルフチェックアウト端末及びプログラムに関する。
近年、スーパーマーケット等の小売店では、商品販売データ処理を実行するための各種インターフェースを顧客による操作と顧客への情報提供と顧客へのレシート発行とが可能な位置に配置し、顧客によるセルフチェックアウトを可能にしたセルフチェックアウト端末の開発が進められている。係るセルフチェックアウト端末では、買い物袋(例えば、レジ袋等)が設置される載置台に計量器が内蔵されており、一商品登録毎にスキャンされた商品が買い物袋に入れられる、載置台に商品が載置されることで、その商品の重量が測定されるよう構成されている。そして、その商品の測定された重量と、当該商品の重量として予め設定された重量設定とを比較し、スキャンされた商品と重量測定された商品が同一のものか否かを確認することで、登録ミス・不正防止を行っている。
しかしながら、従来のセルフチェックアウト端末は、一の商品のスキャン毎に重量確認(チェック)を行うよう構成されているため、この重量チェックが完了しないと次の商品のスキャンが行えず、利便性に欠けるものとなっていた。そのため、セルフレジ使用者が不慣れ等の理由により商品のスキャン後、所定の場所へ商品を置くことが分らなかった場合、次の商品の登録ができなくなる可能性がある。また、このような状況では、店員(アテンダント)がサポートすることになるが、商品登録開始から完了まで付き添わなければならないといったケースになる場合もあり、店員に係る負荷が増大する可能性があった。
実施の形態のセルフチェックアウト端末は、認識手段と、設定手段と、計量手段と、重量チェック手段と、管理手段とを備える。認識手段は、商品に付されたバーコードから商品コードを認識する。設定手段は、前記認識手段で認識された商品コードに対応する商品に、重量チェックの未実行を表すチェック情報を対応付けることで、当該重量チェックの対象商品に設定する。計量手段は、前記対象商品の重量を計量する。重量チェック手段は、各商品の商品コードに対応させて当該商品の許容可能な重量範囲を記憶した商品データファイルから、前記対象商品の商品コードに対応する重量範囲を読み出し、前記計量手段が計量した重量との同一性を判定する。管理手段は、前記重量チェック手段が同一性ありと判定した前記対象商品の前記チェック情報を実行済みに変更することで、前記重量チェックの対象から除外する。
図1は、本実施形態に係る全体のシステム構成を示す模式図である。 図2は、セルフチェックアウトシステムでの各部の配置状態を示す平面図である。 図3は、セルフチェックアウト端末を示す斜視図である。 図4は、秤装置を示す斜視図である。 図5は、保持アームにレジ袋が保持されている状態を示す斜視図である。 図6は、決済端末の電気的なハードウェア構成を示すブロック図である。 図7−1は、PLUファイルの一例を示す模式図である。 図7−2は、重量データファイルの一例を示す模式図である。 図8は、秤装置の電気的なハードウェア構成を示す模式図である。 図9は、セルフチェックアウト端末でのセルフチェックアウト処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、重量チェックリストの一例を示す模式図である。 図11は、図9のセルフチェックアウト処理で表示される画面の一例を示す模式図である。 図12は、図9のセルフチェックアウト処理で表示される画面の他の例を示す模式図である。 図13は、セルフチェックアウト端末でのセルフチェックアウト処理の他の例を示すフローチャートである。 図14は、図13のセルフチェックアウト処理で表示される画面の一例を示す模式図である。
図1は、全体のシステム構成を示す模式図である。本実施の形態のシステムは、複数のセルフチェックアウトシステム11と、複数台のPOS端末21と、ストアコントローラ31とが通信ネットワーク41を介して接続されて構築されている。
セルフチェックアウトシステム11は、複数台のセルフチェックアウト端末101に一台のアテンダント端末501が割り当てられて構成されている。セルフチェックアウト端末101は、決済端末201と秤装置301とから構成されている。
図2は、セルフチェックアウトシステム11での各部の配置状態を示す平面図である。本実施の形態のセルフチェックアウトシステム11は、四台のセルフチェックアウト端末101に対して一台のアテンダント端末501が割り当てられている。セルフチェックアウト端末101は、一対のセルフチェックアウト端末101が顧客通路121に沿って平行に並べられ、これらの一対のセルフチェックアウト端末101が顧客通路121を介して正面側を対面させるように配置されている。
顧客通路121の突き当りにはアテンダント端末501が配置されている。アテンダント端末501は、その外観上、本体部502と表示部としてのディスプレイ503とキーボード504と操作部としてのポインティングデバイス505とを有するパーソナルコンピュータ形態を有しており、アテンダントテーブル601に載置されている。
顧客は、顧客通路121を通ってどのセルフチェックアウト端末101に対してもアクセス可能となっている。例えば、図2中の右上方、顧客から見ると進行方向左奥側に位置するセルフチェックアウト端末101を使用しようとする場合、顧客通路121を通ってそのセルフチェックアウト端末101の前に立ち、セルフチェックアウトの終了後にはアテンダントテーブル601の前で左側又は右側に回りこんで立ち去ることになる。
図3は、セルフチェックアウト端末101を示す斜視図である。セルフチェックアウト端末101は、決済端末201と秤装置301とから構成されている。
決済端末201は、顧客が購入しようとする商品を入れた籠(図示せず)を載置するための商品籠載置台102が左脇から突出したハウジング202を有している。商品籠載置台102の上面には、籠を位置決めするための突部103がL字形状に突出形成されている。
決済端末201のハウジング202は、床面に設置されるベースハウジング202aと、このベースハウジング202aの上面に載置される小振りな上部ハウジング202bとによって構成されている。ベースハウジング202aの前面は、下方に向かうほどベースハウジング202aの投影面積を狭めるように傾斜している。これにより、ベースハウジング202aは、下方に向かうほど奥側にオフセットした形状となっている。
上部ハウジング202bには、各種ユーザインターフェースが設けられている。つまり、上部ハウジング202bには、左側に商品コードを読み取るためのバーコードスキャナ203、右側にプリンタカバー204及び監視カメラ205が配置され、これらのバーコードスキャナ203とプリンタカバー204及び監視カメラ205の間にはカード読取部206及びキーボード207が配置されている。
バーコードスキャナ203は、商品に付された商品コードを読み取る商品コード読取部として機能する縦型スキャナである。プリンタカバー204には、レシート発行口208が設けられている。プリンタカバー204の奥側にはレシートプリンタ251(図6参照)が上部ハウジング202bに内蔵され、このレシートプリンタ251によって印字される図示しないレシートは、レシート発行口208から発行されるように構成されている。プリンタカバー204は、上部ハウジング202bに対して開閉自在に取り付けられ、フラップ209の引っ張り操作で開放される。
監視カメラ205は、プリンタカバー204の上方に配置されている。カード読取部206は、図示しない非接触ICカードと無線通信を確立し、非接触ICカードに対して情報を読み書きする。非接触ICカードは、一例として現金と等価な価値を有する電子マネーを記憶保存することが可能であり、別の一例として、引き落し銀行口座を特定するための識別番号を記憶保存し、決済に際して利用される。図3中、丸印の中に「CARD」と記されている部分の奥側に図示しないアンテナが内蔵され、このアンテナを介して非接触ICカードとの間の無線通信が確立される。キーボード207は、非接触ICカードでの決済に際して、暗証番号の入力のために用いられる。
上部ハウジング202bには、液晶表示パネルを有する表示部としてのLCD210が取り付けられている。このLCD210は、その表示面に入力部としてのタッチパネル211を有し、右側方にカード読取溝212を有する。カード読取溝212の内部には、決済部としてのカードリーダライタ252(図6参照)が内蔵されている。カードリーダライタ252は、クレジットカード等の磁気カードに記録された情報、例えばカード番号や暗証番号を読み取る。
さらに、上部ハウジング202bのバーコードスキャナ203上部には、スピーカーや音声合成装置等から構成される音声出力部219が内蔵されている。
ベースハウジング202aには、硬貨と紙幣との入出金装置221(図6参照)が内蔵されている。入出金装置221の一部として、ベースハウジング202aの中央上面には硬貨投入口213が配置され、その左側には硬貨払出口214が配置されている。また、ベースハウジング202aの前面右上方位置には、紙幣投入口215と紙幣払出口216とが配置されている。このような入出金装置221は、貨幣及び紙幣の取扱いを可能にする機構部とこの機構部を制御する制御部とを有している(いずれも図示せず)。このような機構部の構造及び制御部での処理手順等については、その内容が周知なので、説明を省略する。
さらに、ベースハウジング202aの背面からは、セルフチェックアウト端末101の現在の状態を表示する報知部としての表示ポール217が立設されている。この表示ポール217は、先端部に青色と赤色とに選択的に発光する発光部218を有する。
図4は、秤装置301を示す斜視図である。秤装置301は、秤ハウジング302の上部に秤皿303が設けられ、この秤皿303に袋保持具304が取り付けられて構成されている。秤皿303は、その上面に載置台303aを有する。袋保持具304は載置台303aに取り付けられている。したがって、袋保持具304からすると、秤皿303は台座を構成する。つまり、載置台303aの後方中央部にはポール形状のアーム支持部305が立設され、このアーム支持部305の上端には品物を載置するための一時置き台306が固定されている。一時置き台306は、上面が平坦面となっており、決済端末201のバーコードスキャナ203でバーコードを読み取った後の商品を一時的に置く用途で用いられる台である。載置台303a及び一時置き台306は、共に、商品コードが入力された商品を載置するための載置部としての役割を担っている。
このような一時置き台306の下面には、一対の保持アーム307とフック308とが取り付けられている。つまり、一時置き台306の下面両端位置には、アーム取付具309が固定されている。固定は、例えばネジ止め、接着止め等、各種の固定手法によってなされている。そして、それらのアーム取付具309のそれぞれには、保持アーム307が埋設されている。また、一時置き台306の下面中央位置には、フック取付具310が固定されている。固定は、例えばネジ止め、接着止め等、各種の固定手法によってなされている。そして、フック取付具310には、フック308が埋設されている。
図5は、保持アーム307に収納袋としてのレジ袋401が保持されている状態を示す斜視図である。保持アーム307は、例えばスーパーマーケット等で顧客に提供するビニール袋等のレジ袋401、つまり、開口部402とこの開口部402から突出する一対の把手403とを有してこれらの把手403が両側に位置付けられるように折り畳まれたレジ袋401を保持するために、一対の把手403を串刺し状態で保持する。このような保持状態を実現するために、把手403にはスリット404が形成されている。また、レジ袋401には、一対の把手403の間に位置させてミシン目405で脱落可能な一対の耳部406が形成されており、これらの耳部406には引掛け穴407が形成されている。フック308は、引掛け穴407を挿通し、これによってレジ袋401を保持アーム307と共に保持する。
図6は、決済端末201の電気的なハードウェア構成を示すブロック図である。決済端末201は、内部に情報処理部としての制御部253を有する。制御部253は、例えば動作シーケンスが書き込まれた半導体チップ構成のものであっても、RAM254等に動作プログラムを記憶させて動作するマイクロコンピュータ構成のものであっても良い。ここでは、マイクロコンピュータ構成の制御部253を紹介する。
制御部253の中核をなすのはCPU255である。CPU255には、固定データを固定的に記憶するROM256と、可変データを書き換え自在に記憶するRAM254と、LCD210に表示する表示画像を生成するVRAM257と、HDD258とがシステムバス259を介して接続されている。一例として、HDD258には、動作プログラム、各種表示フレーム、PLUファイルPF(図7−1参照)、部門ファイル、重量データファイルWDF(図7−2参照)、画像ファイル、売上ファイル等の各種ファイル等(PLUファイルPF及び重量データファイルWDF以外は全て図示せず)が記憶保存されており、これらの動作プログラム、各種表示フレーム、各種ファイル及び各種規則情報等は、その全部又は一部が決済端末201の起動時にRAM254に移されて使用される。そして、それらのPLUファイルPF、重量データファイルWDF、部門ファイル、画像ファイル、売上ファイル等の各種ファイル等は、商品データファイルを構成する。
商品データファイルを構成するPLUファイルPFは、各商品を特定する商品コードに対応させて、その商品の商品名、単価(商品価格)、画像データ等を書き換え自在に記憶する。商品データファイルを構成する部門ファイルは、PLUファイルPFに記憶されない各商品についての部門コードに対応させて、その商品の商品名、単価、画像データ等を書き換え自在に記憶する。
図7−1は、商品データファイルを構成するPLUファイルPFの一例を示す模式図である。PLUファイルPFは、商品コードに対応させて、商品名と単価と画像データとを記憶している。ここで、商品名は、対応する商品の商品名称に相当するテキストデータである。画像データは、対応する商品の画像データである。このようなPLUファイルPFは、別の一例として、部門ファイルを含んでいてもよい。
図7−2は、商品データファイルを構成する重量データファイルWDFの一例を示す模式図である。重量データファイルWDFは、商品コードに対応させて、設定重量、商品載置場所定義、許容値タイプ定義、上限許容値及び下限許容値を記憶している。このような重量データファイルWDFは、別の一例として、PLUファイルPF、部門ファイルに含ませても良い。
設定重量には、商品コードで特定される商品の重量の設定値が記憶されている。
商品載置場所定義は、バーコードスキャナ203によってバーコードが読み取られた商品の載置場所として、載置台303aと一時置き台306とのいずれにすべきかを個々の商品毎に定義する。セルフチェックアウト端末101の制御部253は、重量チェック実行有無定義中、“0”は載置台303a即ちレジ袋401内、“1”は一時置き台306と解釈する。別の一例として、商品載置場所定義をPLUファイルPFに含ませることも可能である。
許容値タイプ定義は、設定重量に対する許容幅を割合とするか上限値及び下限値とするかを決定するための情報である。つまり、重量チェック処理に際しては、秤装置301による現実の計量重量と設定重量に記憶されている重量との比較処理を実行することになるが、この際、設定重量に対する許容幅を設定する。この許容幅は、許容値タイプ定義に記憶されている定義に従い、設定重量に記憶されている重量値に対する割合で求められ、あるいは数値設定されている上限値及び下限値で求められる。
上限許容値及び下限許容値は、設定重量に対する許容幅を決定するための数値情報を記憶する。許容値タイプ定義が、設定重量に記憶されている重量値に対する割合を許容幅とする場合には、上限許容値及び下限許容値に記憶される数値は%の数値となる。また、許容値タイプ定義が、設定重量に記憶されている重量値に対する上限値及び下限値は具体的な数値となり、この場合、上限許容値及び下限許容値に記憶される数値は具体的な数値そのものとなる。
図6に示す決済端末201の電気的なハードウェア構成を示すブロック図の説明に戻る。制御部253には、バーコードスキャナ203、LCD210、タッチパネル211、カード読取部206、キーボード207、カードリーダライタ252、レシートプリンタ251、監視カメラ205、発光部218、音声出力部219、入出金装置221との間でのデータ通信を媒介するインターフェース260がシステムバス259を介して接続され、制御部253による制御を受ける。
制御部253は、それらの各部を制御し、商品コード認識処理と、リスト管理処理と、対象商品設定処理と、表示制御処理と、計量処理と、重量チェック処理と、決済受付処理と、決済処理とを含むセルフチェックアウト処理を実行する。即ち、制御部253は、セルフチェックアウト処理に含まれる各処理の実行により、商品コード認識手段(認識手段)と、リスト管理手段と、対象商品設定手段(設定手段)と、表示制御手段と、計量手段と、重量チェック手段と、決済受付手段と、決済手段とを実現する。
商品コード認識処理は、バーコードスキャナ203によって商品に付されたバーコードが読み取られた場合、このバーコードによって特定される商品コードを認識する。
リスト管理処理は、RAM254に後述する重量チェックリストWCLを生成し、商品コード認識処理で商品コードが認識される毎に、当該商品コードに重量チェックの未実行を表す重量チェックフラグ“未”を対応付けて重量チェックリストWCLに登録する。また、リスト管理処理は、重量チェック処理で同一性ありと判定された重量チェックの対象商品について、重量チェックリストWCLに登録された対応する商品コードの重量チェックフラグを、重量チェックの対象から除外する“済”に変更する。
対象商品設定処理は、未実行のフラグが対応付けられた重量チェックリストWCLの商品コードのうち、何れか一又は複数の商品コードに対応する商品を重量チェックの対象商品(以下、重量チェック対象商品という)に設定する。
表示制御処理は、商品データファイル(PLUファイルPF、重量データファイルWDF)から、重量チェックリストWCLに登録された各商品コードに対応する商品情報を読み出し、当該商品情報を重量チェックフラグの状態に応じた形態でLCD210に表示する。
計量処理は、秤装置301から送信される計量結果に基づき、秤装置301の載置台303aや一時置き台306に載置された商品(重量チェック対象商品)の重量を算出する。
重量チェック処理は、重量チェック対象商品の商品コードに対応する重量範囲を重量データファイルWDFから読み出し、計量処理で算出された重量との同一性を判定する重量チェックを行う。ここで、同一性を有しているかどうかは、秤装置301による計量重量に基づいて得られる商品の重量が、重量データファイルWDFに定義された重量の許容幅(例えば上限値と下限値との間)、つまり重量範囲に収まっているかどうかを判定することによってなされる。
決済受付処理は、タッチパネル211やキーボード207を介して入力される、決済処理の開始を指示する信号を受け付ける。
決済処理は、重量チェックが完了した各商品(商品コード)の単価に基づいて決済金額を算出し、その決済金額の決済を実行する処理である。決済金額は、タッチパネル211での締め操作に応じて必要な消費税計算等を含む売上合計金額を計算することによって算出され、RAM254等に仮登録するか、あるいは売上ファイルに登録する。決済処理では、算出した決済金額について、現金、クレジットカード等の磁気カード、電子マネー又は銀行口座特定用の識別番号を記憶保存する非接触ICカードを利用した決済を可能にする。現金の扱いは、ベースハウジング202aに設けられた入出金装置221で実行され、磁気カードの扱いは、カード読取溝212の内部に設けられたカードリーダライタ252によって実行され、非接触ICカードの扱いは、カード読取部206を介して実行される。
また、制御部253にはシステムバス259を介して通信インターフェース261も接続されている。通信インターフェース261は、通信ネットワーク41に接続され、アテンダント端末501及びストアコントローラ31とセルフチェックアウト端末101との間のデータ通信を実現させる。
図8は、秤装置301の電気的なハードウェア構成を示す模式図である。秤装置301は、ロードセルユニット351を有する。ロードセルユニット351は、構造及び形状を図示しないロードセルの一端側をベース352に固定し、他端側に荷重受け部353を有する。荷重受け部353には秤フレーム354が固定されている。秤フレーム354は、平面から見てX字形状をしており、四隅に秤皿303を載置する。ロードセルユニット351の出力信号は、アンプ355で増幅され、アナログデジタル変換器(AD/C)356でデジタル信号に変換され、演算部357で解析される。
演算部357では、ロードセルユニット351の出力信号に基づく重量解析がなされる。演算部357は、例えば動作シーケンスが書き込まれた半導体チップ構成のものであっても、RAM等に動作プログラムを記憶させて動作するマイクロコンピュータ構成のものであっても良い。演算部357は、解析結果である重量データを送信部358に送信し、送信部358を介して決済端末201に出力する。
このような決済端末201への重量データの送信は、一例として、所定周期毎に定期的に実行され、別の一例として、ユーザによってセルフチェックアウト処理のスタートが指定された後に所定周期毎に定期的に実行される。この場合の周期は、例えば数μsec〜数百μsecというような短い周期であることが望ましい。
このような構成において、セルフチェックアウト端末101は、セルフチェックアウトを可能にする。この際、決済端末201の制御部253及び秤装置301の演算部357は、各種演算処理や各部の駆動制御処理等を実行し、セルフチェックアウト処理を支援する。つまり、決済端末201では、そのLCD210に各種のユーザ支援画面を表示し、前述した検索処理、重量チェック処理及び商品販売データ処理を実行する。秤装置301は、決済端末201での重量チェック処理を支援するように、計量した重量の値を送信部358から決済端末201に送信出力する。
以下、図9〜図12を参照して、セルフチェックアウト端末101で実行されるセルフチェックアウト処理の一例について説明する。
図9は、セルフチェックアウト端末101で実行されるセルフチェックアウト処理の一例を示すフローチャートである。セルフチェックアウト端末101の制御部253は、タッチパネル211を介して取引の開始が指示されると、セルフチェックアウト処理を開始する。
まず、セルフチェックアウト端末101の制御部253は、バーコードスキャナ203により読み取られたバーコードに対し商品コード認識処理を実行することで、このバーコードによって特定される商品コードを認識する(ステップS11)。なお、バーコードの読み取りの際に、商品個数(販売個数)が指定された場合には、セルフチェックアウト端末101の制御部253は、そのバーコードによって特定される商品コードと、指定された販売個数とを対応付けて保持する。
続いて、制御部253は、リスト管理処理を実行し、ステップS11で認識した商品コードを、その商品の商品個数及び重量チェックフラグと対応付けて重量チェックリストWCLに登録する(ステップS12)。
図10は、重量チェックリストWCLの一例を示す模式図である。取引の開始が指定されると、セルフチェックアウト端末101の制御部253は、図10に例示する重量チェックリストWCLをRAM254に生成する。重量チェックリストWCLは、ステップS11で商品コードを認識する毎に、その商品コードと、商品個数と、重量チェックフラグとを対応付けて重量チェックリストWCLに登録する。
ここで、“商品個数”には、セルフチェックアウト端末101の操作者(顧客)から指定された商品個数の値が登録される。なお、商品個数が指定されなかった場合、デフォルトの値“1”が登録される。また、“重量チェックフラグ”は、その商品コードに対応する商品の重量チェックを行ったか否かを識別するためのフラグである。なお、重量チェックリストWCLへの登録時には、重量チェックの未実行を表す“未”が重量チェックフラグとして付されるものとする。
図9に戻り、セルフチェックアウト端末101の制御部253は、ステップS13で重量チェックリストWCLに登録された商品コードに対応する商品を、重量チェック対象商品に設定する対象商品設定処理を実行する。そして、制御部253は、重量チェック対象商品の重量と、秤装置301で測定される重量の変化量(以下、変化重量という)とを比較し、その同一性を確認する重量チェック処理を実行する(ステップS13)。
ここで、変化重量とは、秤装置301から異なる時間に送信された計量結果の差分値である。例えば、秤装置301から先に送信された計量結果(元重量という)が450(g)であり、この元重量の後に送信された計量結果(現在重量という)が2,000(g)である場合、セルフチェックアウト端末101の制御部253は、現在重量から元重量を減ずる計量処理を実行することで、秤装置301に新たに載置された載置物の重量に相当する変化重量1,550(g)を算出する。なお、計量結果から元重量及び現在重量を取得するタイミングは、特に問わないものとする。例えば、元重量の取得タイミングは商品コードの認識時(ステップS11)であり、また、現在重量の取得タイミングは、元重量の取得から所定時間経過(例えば3秒)後である。
また、商品の重量は、重量チェック対象商品の商品コードに対応付けられた重量データファイルWDFの設定重量及びその許容幅を、それぞれ置数された数値(商品個数)分だけ積算して求めた重量となる。例えば、設定重量が310(g)で上限許容値及び下限許容値がそれぞれ10(g)である商品の商品コードが入力された後、商品個数として置数5が指示されたとすると、設定重量が310(g)×5=1,550(g)で上限許容値及び下限許容値がそれぞれ10(g)×5=50(g)となるので、その商品の重量は1,500〜1,600(g)となる。なお、変化重量と商品の重量との同一性判定は、その商品の重量の範囲(重量範囲)に変化重量が含まれているかどうかをもってなされる。
ステップS13の重量チェックの結果、変化重量と重量チェック対象商品の重量との同一性を確認した場合(ステップS13;Yes)、制御部253は、同一性を確認した重量チェック対象商品の商品コードに対応付けられた重量チェックリストWCLの重量チェックフラグを、“未”から“済”に変更するリスト管理処理を実行し(ステップS14)、ステップS15に移行する。なお、変化重量と商品の重量との同一性が確認できない場合(ステップS13;No)、ステップS15に直ちに移行する。
ステップS15において、制御部253は、タッチパネル211を介した所定の操作により、決済処理の開始が指示されたか否かを判定する(ステップS15)。ここで、決済処理の開始の指示を確認できない場合(ステップS15;No)、制御部253はステップS11に再び戻り、新たな商品コードの認識を開始する。
また、決済処理の開始の指示を受け付けた場合(ステップS15;Yes)、制御部253は、重量チェックリストWCLを参照し、重量チェックフラグが“未”の商品が存在するか否かを判定する(ステップS16)。
ステップS16において、重量チェックフラグが“未”の商品が存在すると判定した場合(ステップS16;Yes)、制御部253は、該当する商品の商品コードに対応付けて記憶されたPLUファイルPFや重量データファイルWDFの情報を用いて、重量チェックフラグが“未”の商品の関する情報をLCD210に表示する表示制御処理を実行する(ステップS17)。次いで、制御部253は、重量チェックリストWCLに登録された重量チェックフラグが“未”の商品のうち、対象商品設定処理により次に重量チェック対象商品となる商品を顧客に報知する(ステップS18)。
図11は、ステップS17及びS18でLCD210に表示される画面の一例を示す模式図である。制御部253は、重量チェックリストに重量チェックフラグが“未”の商品を確認すると、図11に示す画面D1を生成しLCD210に表示させる。また、制御部253は、重量チェックリストWCLに登録された商品コードに基づき、PLUファイルPF及び重量データファイルWDFから所定の情報を読み出すと、これらの情報を用いて、重量チェックが未実行の商品(以下、重量チェック待ち商品という)と、次の重量チェック対象商品とを表す画像を画面D1内に表示する。
具体的に制御部253は、重量チェックフラグが“未”の商品に関する商品名及び単価をPLUファイルPFから読み出すと、当該商品の商品個数と対応付けて領域D11に表示することで、重量チェック待ち商品を一覧表示する。なお、領域D11では、図10の重量チェックリストWCLに登録された商品コードのうち、重量チェックフラグが“未”の商品コード各々について、その商品名、単価及び商品個数を対応付けて表示した例を示している。
また、制御部253は、重量チェックリストWCLに登録された重量チェックフラグが“未”の商品のうち、重量チェック対象商品となった「商品1」を「商品1をレジ袋に入れてください。」という文字列で指示するとともに、PLUファイルPFから読み出した「商品1」の画像データを領域D12に表示することで、重量チェック対象商品を顧客に報知している。ここで、文字列として表された重量チェック対象商品の載置先(レジ袋)は、重量チェックリストWCLに登録された商品載置場所定義に基づくものである。
なお、重量チェック対象とする商品の選択方法は特に問わないものとする。例えば、重量チェックリストWCLに登録された商品(商品コード)の順序に従い、重量チェックフラグが“未”の商品(商品コード)を順次選択する形態としてもよい。また、重量チェックリストWCLに登録された各商品(商品コード)の設定重量を重量データファイルWDFから参照し、この設定重量の昇順又は降順で重量チェック対象商品を選択する形態としてもよい。
また、重量チェック対象商品は一つに限らず、複数の商品としてもよい。ここで、図12に示す画面D2は、複数の商品を重量チェック対象商品とした場合に表示される画面の一例を示す模式図である。同図では、図11と同様、重量チェックリストWCLに登録された商品のうち、重量チェックフラグが“未”の商品各々についてPLUファイルPFから読み出した商品名及び単価を、商品個数と対応付けて表示した例を示している(領域D21参照)。また、同図では、領域D21に表示された全ての商品を重量チェック対象商品としており、その旨を「下記の商品をレジ袋に入れてください。」という文字列で顧客に報知している。
なお、図11及び図12では、LCD210への表示出力を用いて重量チェック対象商品を報知する形態としたが、これに限らず、音声出力部219からの音声出力を用いて重量チェック対象商品を報知する形態としてもよい。例えば、図11の場合、LCD210への表示出力とあわせて、「商品1をレジ袋に入れてください。」というメッセージを音声出力部219から出力させることで、重量チェック対象商品を音声で報知することができるため、顧客に対する重量チェック対象商品の報知をより効果的に行うことができる。
図9に戻り、制御部253は、秤装置301で測定される重量の変化量(以下、変化重量という)と、ステップS18で報知した重量チェック対象商品の重量とを比較し、その同一性を確認する重量チェック処理を実行する(ステップS19)。なお、ステップS18で複数の商品を重量チェック対象商品に設定した場合には、これら各商品の重量を加算した総重量の範囲に変化重量が含まれているかどうかをもって同一性の判定を行うものとする。
続いて、制御部253は、変化重量と重量チェック対象商品の重量との同一性が確認できるまで待機する(ステップS19;No)。変化重量と重量チェック対象商品とに同一性ありと判定すると(ステップS19;Yes)、リスト管理処理を実行し、この重量チェック対象商品の商品コードに対応付けられた重量チェックリストWCLの重量チェックフラグを“済”に変更する(ステップS20)、ステップS16に再び戻る。
また、ステップS16において、重量チェックリストWCLに登録された全ての商品の重量チェックフラグが“済”であると判定すると(ステップS16;No)、制御部253は、前述した決済処理を実行し(ステップS21)、本処理を終了する。
以上のように、本実施形態のセルフチェックアウト端末101によれば、商品に付された商品コードの認識(スキャン)毎に重量チェックを行う必要がなくなり、複数の商品の商品コードを認識させた後、これら複数の商品の重量チェックを個別に又は纏めて行うことができるため、重量チェックに係る利便性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、セルフチェックアウト端末101の制御部253が、重量チェック対象商品を選択する形態としたが、これに限らず、セルフチェックアウト端末101の操作者(顧客)に選択させる形態としてもよい。以下、この形態を本実施形態の変形例として図13及び図14を用いて説明する。
図13は、セルフチェックアウト端末101で実行されるセルフチェックアウト処理の他の例を示すフローチャートである。なお、本処理は、前述した図9のセルフチェックアウト処理と同様、取引開始の指示に応じて開始される。
まず、制御部253は、バーコードスキャナ203により読み取られたバーコードに対し商品コード認識処理を実行することで、このバーコードによって特定される商品コードを認識する(ステップS31)。次いで、制御部253は、リスト管理処理を実行し、ステップS31で認識した商品コードを、その商品の商品個数と重量チェックフラグと対応付けて重量チェックリストWCLに登録する(ステップS32)。
続いて、制御部253は、PLUファイルPF及び重量データファイルWDFから、重量チェックリストWCLに登録された商品コードの商品に関する所定の情報を読み出すと、この読み出した情報を重量チェックフラグの状態に応じた形態でLCD210に表示する表示制御処理を実行する(ステップS33)。
図14は、ステップS33でLCD210に表示される画面の一例を示す模式図である。制御部253は、ステップS33(後述するステップS36及びS42も同様)において、図14に示す画面D3を生成しLCD210に表示させる。また、制御部253は、重量チェックリストWCLに登録された商品コードに基づき、PLUファイルPF及び重量データファイルWDFから所定の情報を読み出すと、これらの情報を用いて重量チェック待ち商品と、重量チェックが完了した商品(以下、重量チェック済み商品という)とを、画面D3内に一覧表示する。
具体的に制御部253は、重量チェックフラグが“未”の商品(商品コード)に関する商品名及び単価をPLUファイルPFから読み出すと、当該商品の商品個数と対応付けて領域D31に表示することで、重量チェック待ち商品を一覧表示する。なお、図14の領域D31では、図10の重量チェックリストWCLに登録された商品コードのうち、重量チェックフラグが“未”の各商品コードについて、その商品名、単価及び商品個数を対応付けて表示した例を示している。
ここで、領域D31に表示される商品は、タッチパネル211を介して選択可能に構成されている。制御部253は、タッチパネル211を介して領域D31に表示された商品の選択を受け付けると(選択受付処理)、この選択された商品を重量チェック対象商品に設定する対象商品設定処理を実行する。なお、領域D31に表示された商品の選択可能な個数は特に問わないものとする。また、領域D31に表示された商品が一つの場合、即ち、重量チェックリストWCLに登録された重量チェックフラグが“未”の商品コードが一つだけの場合、制御部253は、この商品を重量チェック対象商品に自動的に設定する。
また、制御部253は、重量チェックフラグが“済”の商品に関する商品名及び単価をPLUファイルPFから読み出すと、当該商品の商品個数と対応付けて領域D32に表示することで、重量チェック済み商品を一覧表示する。なお、図14の領域D32では、図10の重量チェックリストWCLに登録された商品コードのうち、重量チェックフラグが“済”の各商品コードについて、その商品名、単価及び商品個数を対応付けて表示した例を示している。
図13に戻り、制御部253は、秤装置301で測定される変化重量と、ステップS33で選択された重量チェック対象商品の重量とを比較し、その同一性を確認する重量チェック処理を実行する(ステップS34)。なお、ステップS33で複数の商品を重量チェック対象商品に設定した場合には、これら各商品の重量を加算した総重量の範囲に変化重量が含まれているかどうかをもって同一性の判定を行うものとする。
ステップS34において、変化重量と重量チェック対象商品の重量との同一性が確認できない場合(ステップS34;No)、ステップS37に移行する。また、ステップS34において、変化重量と重量チェック対象商品の重量とに同一性ありと判定すると(ステップS34;Yes)、制御部253は、この重量チェック対象商品の商品コードに対応付けられた重量チェックリストWCLの重量チェックフラグを“済”に変更するリスト管理処理を実行する(ステップS35)。次いで、制御部253は、ステップS35の変更内容を反映させるため、重量チェック待ち商品及び重量チェック済み商品の表示内容を更新し(ステップS36)、ステップS37に移行する。
ステップS37において、制御部253は、タッチパネル211を介した所定の操作により、決済処理の開始が指示されたか否かを判定する(ステップS37)。ここで、決済処理の開始の指示を確認できない場合(ステップS37;No)、ステップS31に再び戻り、新たな商品コードの認識を開始する。
また、決済処理の開始の指示を受け付けた場合(ステップS37;Yes)、制御部253は、重量チェックリストWCLを参照し、重量チェックフラグが“未”の商品が存在するか否かを判定する(ステップS38)。
ステップS38において、重量チェックフラグが“未”の商品が存在すると判定した場合(ステップS38;Yes)、制御部253は、重量チェック待ちの商品が存在する旨を報知する(ステップS39)。なお、重量チェック済み商品を表す画面(図14の画面D3)を既に表示しているため、ステップS39での報知はLCD210の画面にその旨を表すメッセージを表示する形態としてもよい。また、音声出力部219からの音声出力を用いて行う形態としてもよい。
続いて、制御部253は、重量チェック待ち商品(図14の領域D31)から重量チェック対象商品の選択を受け付けると、秤装置301で測定される変化重量と、選択された重量チェック対象商品の重量とを比較し、その同一性を確認する重量チェック処理を実行する(ステップS40)。そして、制御部253は、変化重量と重量チェック対象商品の重量との同一性が確認できるまで待機する(ステップS40;No)。
変化重量と重量チェック対象商品の重量とに同一性ありと判定すると(ステップS40;Yes)、制御部253は、リスト管理処理を実行し、この重量チェック対象商品の商品コードに対応付けられた重量チェックリストWCLの重量チェックフラグを“済”に変更する(ステップS41)。次いで、制御部253は、ステップS41の変更内容を反映させるため、重量チェック待ち商品及び重量チェック済み商品の表示内容を更新し(ステップS42)、ステップS38に移行する。
また、ステップS38において、重量チェックリストWCLに登録された全ての商品の重量チェックフラグが“済”であると判定すると(ステップS38;No)、制御部253は、前述した決済処理を実行し(ステップS43)、本処理を終了する。
以上のように、本変形例のセルフチェックアウト端末101によれば、商品に付された商品コードの認識(スキャン)毎に重量チェックを行う必要がなくなり、複数の商品の商品コードを認識させた後、これら複数の商品の重量チェックを個別に又は纏めて行うことができるため、重量チェックに係る利便性を向上させることができる。また、重量チェック対象商品を選択可能な構成としたことで、重量チェック対象商品とする商品を顧客自身が選択できるため、重量チェックに係る利便性を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲での種々の変更、置換、追加等が可能である。
例えば、上記実施形態では、PLUファイルPF及び重量データファイルWDFをセルフチェックアウト端末101内に格納する形態としたが、これに限らず、各セルフチェックアウト端末101がアクセス可能な外部装置にこれらのファイルを記憶する形態としてもよい。
また、上記実施形態では、店員はアテンダント端末501を用いて商品の同一性を確認する形態としたが、これに限らず、重量チェックのエラーが発生したセルフチェックアウト端末101にて、商品の同一性を確認する形態としてもよい。
また、上記実施形態のセルフチェックアウト端末101及びアテンダント端末501で実行されるプログラムを、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
また、上記実施形態のセルフチェックアウト端末101及びアテンダント端末501で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上記実施形態のセルフチェックアウト端末101及びアテンダント端末501で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
101 セルフチェックアウト端末
201 決済端末
203 バーコードスキャナ
210 LCD
211 タッチパネル
218 発光部
219 音声出力部
253 制御部
254 RAM
255 CPU
256 ROM
257 VRAM
258 HDD
259 システムバス
260 インターフェース
261 通信インターフェース
301 秤装置
303 秤皿
303a 載置台
306 一時置き台
401 レジ袋
501 アテンダント端末
PF PLUファイル
WDF 重量データファイル
WCL 重量チェックリスト
特開2008−299435号公報

Claims (6)

  1. 商品に付されたバーコードから商品コードを認識する認識手段と、
    前記認識手段で認識された商品コードに対応する商品に、重量チェックの未実行を表すチェック情報を対応付けることで、当該重量チェックの対象商品に設定する設定手段と、
    前記対象商品の重量を計量する計量手段と、
    各商品の商品コードに対応させて当該商品の許容可能な重量範囲を記憶した商品データファイルから、前記対象商品の商品コードに対応する重量範囲を読み出し、前記計量手段が計量した重量との同一性を判定する重量チェック手段と、
    前記重量チェック手段が同一性ありと判定した前記対象商品の前記チェック情報を実行済みに変更することで、前記重量チェックの対象から除外する管理手段と、
    を備えるセルフチェックアウト端末。
  2. 各商品の商品コードに対応させて当該商品に関する商品情報を記憶した前記商品データファイルから、前記認識手段で認識された各商品コードに対応する商品情報を読み出し、当該商品情報を前記チェック済か否かを識別可能な形態で表示装置に表示する表示制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のセルフチェックアウト端末。
  3. 決済指示を受け付ける決済受付手段を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記決済受付手段が前記決済指示を受け付けた場合に、前記商品情報の表示を行うことを特徴とする請求項2に記載のセルフチェックアウト端末。
  4. 前記表示制御手段は、前記認識手段で認識された商品コードのうち、前記管理手段が除外した商品コード以外の他の商品コードの商品情報を用いて、前記重量チェックが未実行の商品を一覧表示することを特徴とする請求項2又は3に記載のセルフチェックアウト端末。
  5. 前記表示装置に表示された商品情報から一又は複数の商品の選択を受け付ける選択受付手段を更に備え、
    前記設定手段は、前記選択受付手段が選択を受け付けた商品を前記対象商品に設定することを特徴とする請求項4に記載のセルフチェックアウト端末。
  6. コンピュータを、
    商品に付されたバーコードから商品コードを認識する認識手段と、
    前記認識手段で認識された商品コードに対応する商品に、重量チェックの未実行を表すチェック情報を対応付けることで、当該重量チェックの対象商品に設定する設定手段と、
    前記対象商品の重量を計量する計量手段と、
    各商品の商品コードに対応させて当該商品の許容可能な重量範囲を記憶した商品データファイルから、前記対象商品の商品コードに対応する重量範囲を読み出し、前記計量手段が計量した重量との同一性を判定する重量チェック手段と、
    前記重量チェック手段が同一性ありと判定した前記対象商品の前記チェック情報を実行済みに変更することで、前記重量チェックの対象から除外する管理手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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