JP3015242B2 - 電子式キャッシュレジスタ装置 - Google Patents
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Description
ラン等において客の注文とその会計処理を行なうための
電子式キャッシュレジスタ装置に関する。
る電子式キャッシュレジスタ装置の構成を示している。
図7において、71はメニューを注文する車、72はレ
ストランのメニューを表示するメニューモード、73は
メニューボード72とオーダー窓口を結ぶインターホ
ン、74はオーダー窓口で注文を入力するレジスタ(オ
ーダーテイカ)、75は会計窓口で支払いをする車、7
6は会計窓口で会計を行なうレジスタ(キャッシャ
ー)、77は商品引き渡し窓口で注文したメニューを受
け取る車、78は注文内容を受信してメニュー表示を制
御する表示制御装置、79は商品引き渡し窓口に設置さ
れて注文内容を表示する表示器、80は表示制御装置7
8に接続されて表示内容を制御するコントロールキー、
81は商品引き渡し窓口に設置されて注文入力と会計処
理を行なうレジスタ(キャッシャー/オーダーテイ
カ)、82はレジスタ74、76、81および表示制御
装置78を接続する通信回線である。
る。図7において、車71に乗った客は、車に乗ったま
まメニューボード72の所でメニューを見ながらインタ
ーホン73に向かって注文する。注文内容は、インター
ホン73を通してオーダー窓口に伝えられ、レジスタ7
4を操作しているオペレータは、注文を聞いてレジスタ
74に入力する。レジスタ74に入力された客の注文内
容は、通信回線82を経由して表示制御装置78に送ら
れる。表示制御装置78は、受信した注文を表示器79
に表示するとともに、注文内容を記憶する。車71は、
数メートル先の車75の会計窓口の位置で、料金をレジ
スタ76のオペレータに支払い、さらに数メートル先の
車77の商品引き渡し窓口の位置で、注文した商品を受
け取る。
説明する。図8は店舗における表示器79の表示例を示
しており、83は注文が終了していないオーダーを示
し、84は注文は終了しているが会計が終了していない
オーダーを示し、85は会計が終了しているオーダーを
示し、86は会計は終了したが商品を準備できていない
オーダーを示している。レジスタ74で入力された注文
は、ファーストイン/ファーストアウトの順番で表示制
御装置78内のキューに記憶され、オーダー83または
84のように順番に表示される。会計窓口では、TOT
Lと表示された会計の終了していないキューの先頭の注
文内容を、レジスタ76が表示制御装置78から呼び出
して料金を車75に知らせて会計処理を行ない、会計が
終了すると、オーダー85のようにTOTLの文字がP
AIDと変更される。
のコントロールキー80の例を示すもので、91はオー
ダーを消すためのサーブキー、92はオーダーを一時的
に保持するためのホールドキー、93は一時的に保持し
た注文を消すホールドサーブキーである。注文は、店舗
内の表示器79に表示されるので、商品引き渡し窓口で
は、表示器79を見ながら商品を準備する。商品引き渡
し窓口では、商品の準備ができている時は商品を渡し、
サーブキー91を操作してその注文をキューから消し
(サーブ)、準備ができていない時は、客に駐車場で待
つように依頼し、ホールドキー92を操作して表示器7
9の別のエリアにその車の注文を移動表示させる(ホー
ルド)。準備ができた時はその車に商品を届けた後、ホ
ールドサーブキー93を操作して表示器79からその注
文の表示を消す(ホールドサーブ)。レジスタ81は、
オーダーテイクモードとキャッシューモードとを備え、
商品引き渡し窓口にきた車が追加注文した時に、注文を
処理するレジスタであり、注文処理と会計処理の両方を
行なう。
ストランにおける電子式キャッシュレジスタ装置では、
オーダー窓口にはオーダーテイカモードのレジスタを配
置し、会計窓口にはキャッシャーモードのレジスタを配
置し、商品引き渡し窓口にはキャッシャー/オーダーテ
イカモードのレジスタを配置することにより、客の注文
を順序よく処理してドライブスルーを実現することがで
きる。
来の電子式レジスタ装置の構成では、聞き違い等により
オーダー窓口で客の注文を間違って受け取ってしまい、
正しい商品が準備できずに客に不快感を与えることがあ
った。また、インターホンに向かって注文するのを好ま
ない、または苦手な客が来店を敬遠するといったことが
あった。また店員が客と顔を合わせないため、メニュー
の案内や推薦がしにくいという問題があった。
るものであり、従来と同様な機器構成で客と対面販売が
できる優れた電子式キャッシュレジスタ装置を提供する
ことを目的とする。
成するために、商品の注文と会計処理の両方を行ない、
データを通信回線を通じて送信する複数のレジスタと、
前記レジスタの一部を商品引き渡し窓口に設置し、他の
前記レジスタを前記商品引き渡し窓口に至る車の移動経
路中に設置し、前記商品引き渡し窓口を起点として他の
前記レジスタからの注文データの送信の優先順位が与え
られ、前記優先順位の順で注文データを表示させる表示
制御装置と、前記表示制御装置により制御される表示器
とを備えたものである。
の注文と会計処理の両方を行ない、注文データの表示と
引き渡す商品の順序を一致させるので、客との対面販売
が可能になり、注文の取り違いが少なくなるとともに、
客にメニューの案内や推薦を行なうことができ、客の満
足度を向上させることができる。また、本発明をドライ
ブスルーシステムに適用した場合は、従来と同数のレジ
スタを設置するだけでよく、店舗の設備投資金額を増大
させることなく、従来よりも優れたドライブスルーシス
テムを実現することができる。
ものであり、本発明をドライブスルーレストランに設置
したものである。図1において、11は二次オーダー窓
口でメニューを注文するとともに支払いを行なう車、1
2は二次オーダー窓口に設置されて注文入力と会計を行
なうレジスタ(二次側キャッシャー/オーダーテイ
カ)、13は一次オーダー窓口でメニューを注文すると
ともに支払いを行なう車、14は一次オーダー窓口に設
置されて注文入力と会計を行なうレジスタ(一次側キャ
ッシャー/オーダーテイカ)、15は注文したメニュー
を受け取る車、16は注文データを受信して注文表示を
引き渡す商品の順番に制御する表示制御装置、17は商
品引き渡し窓口に設置されて注文内容を表示する表示
器、18は表示制御装置16に接続されて表示を操作す
るコントロールキー、19は商品引き渡し窓口に設置さ
れて注文入力と会計を行なうレジスタ(キャッシャー/
オーダーテイカ)、20はレジスタ12、14、19と
表示制御装置16とを接続する通信回線である。
本実施例においては、一次オーダー窓口のレジスタ14
に二次オーダー窓口のレジスタ12よりも優先順位が与
えられている。何故なら、車は混雑してつながる場合は
必ず11、13、15の順番で移動し、商品引き渡し口
での商品の受け取りもこの順番で行なわれるからであ
る。
乗った客は、一次オーダー窓口で他の車が注文を行なっ
ていると、二次オーダー窓口の車の位置11に停止し、
レジスタ12を操作しているオペレータにメニューを見
ながら注文する。レジスタ12のオペレータは、注文を
聞いてレジスタ12に入力し、注文が終了すると会計処
理を行なう。レジスタ12で入力された客の注文内容
は、通信回線20を経由して表示制御装置16に送られ
る。
車13が前方へ移動すると、次の客は、二次オーダー窓
口の車11を越えて車13の位置に停止し、レジスタ1
4を操作しているオペレータにメニューを見ながら注文
する。レジスタ14のオペレータは、注文を聞いてレジ
スタ14に入力し、注文が終了すると会計処理を行な
う。レジスタ14に入力された客の注文内容は、通信回
線20を経由して表示制御装置16に送られる。
器17に表示するとともに、注文内容を記憶する。車1
3は数メートル先の車15の商品引き渡し窓口の位置で
注文した商品を受け取り、車15の位置を離れる。車1
1は、車13が前方にいる間は前方に進むことができな
いので、車13が前方に移動し、車15の位置を離れた
後に車15の位置に移動して注文した商品を受け取る。
明する。図2は店舗におけるレジスタ12および14の
キー操作例と表示器17の表示との関係を示すものであ
る。21はレジスタ12の注文のキー操作であり、22
と25はレジスタ12の注文の表示であり、23はレジ
スタ14のキー操作であり、24はレジスタ14の注文
の表示である。この例は、二次オーダー窓口のレジスタ
12で一次オーダー窓口のレジスタ14より先に注文を
入力したものであり、それぞれの注文は通信回線20を
経由して表示制御装置16に送られる。初めのレジスタ
12の注文は、表示器17の左側の22の位置に表示さ
れ、後のレジスタ14の注文は表示器17の右側に表示
されることになるが、車の順番としてはレジスタ14の
車13が先でレジスタ12の車11は後になるので、表
示制御装置16は、優先順位の高いレジスタ14の注文
表示24を左側の位置に表示し、レジスタ12の注文表
示25を表示器17の右側の位置に移す。
ダー窓口のレジスタ14が二次オーダー窓口のレジスタ
12よりも先に注文を入力した場合の例である。31は
レジスタ14の注文のキー操作であり、32および34
はレジスタ14の注文の表示であり、33はレジスタ1
2の注文のキー操作であり、35はレジスタ12の表示
である。この例では、車の順序と注文の順序とが一致し
ており、表示制御装置16は、表示器17に表示された
優先権の高いレジスタ14の注文表示32を移動せず
に、後から入力されたレジスタ12の注文表示35をそ
の右側に表示させる。
がら商品を準備し、コントロールキー18で表示器17
の表示を制御しながら商品を客に渡す。商品が準備でき
ていない時は、準備できるまで駐車場で待って貰い、商
品が準備できた時点で届ける。レジスタ19は、商品引
き渡し窓口にきた車15が追加注文した場合に、その注
文と会計の処理を行なう。
設置する複数のレジスタを注文と会計処理の両方ができ
るレジスタとし、車の移動経路からレジスタに優先順位
を設定し、表示制御装置が、注文の表示を車の順番通り
に並べることにより、従来と同数のレジスタで対面販売
が可能となり、客の満足度を向上させることができる。
ついて説明する。本実施例の装置構成は、図1に示した
第1の実施例と同じなので、重複した説明は省略する。
本実施例は、第1の実施例とは動作が異なるので、以下
その動作について説明する。
スタの操作画面の例を示し、41は一次オーダー窓口の
レジスタ14の電源オン直後の画面、42は二次オーダ
ー窓口のレジスタ12の電源オン直後の画面、43はレ
ジスタ14のオーダーテイク中の画面、44はレジスタ
12のオーダーテイク中の画面、45はレジスタ14の
会計終了後の画面、16はレジスタ14が会計を終了し
た後のレジスタ12の画面である。
上記実施例において、各レジスタの電源オン直後に、一
次オーダー窓口のレジスタ14の画面には、注文を送っ
てよいことを示す「GO」が表示され、二次オーダー窓
口のレジスタ12の画面には、注文を送れないことを示
す「WAIT」の表示がなされる。レジスタ14および
レジスタ12で注文を取ると、画面41と42はそれぞ
れ画面43と44にように変化するが、「GO」と「W
AIT」の表示は変化しない。
と、そのデータが表示制御装置16に送られる。表示制
御装置16は、レジスタ14の会計が終了したことを認
識すると、レジスタ14には「WAIT」の表示を指示
するデータを送信し、レジスタ12には注文を送ってよ
いことを示す「GO」の表示を指示するデータを送信す
る。これによりレジスタ12は会計処理を行なうことが
でき、レジスタ12が会計処理を終了すると、表示制御
装置16は、そのデータに基づき今度はレジスタ12に
「WAIT」を表示させ、レジスタ14には「GO」を
表示させる。
設置する複数のレジスタを注文と会計処理の両方ができ
るレジスタとし、表示制御装置が、レジスタの送信権を
個別に制御して車の順番通りに注文を並べることによ
り、従来と同数のレジスタで対面販売が可能となり、客
の満足度を向上させることができる。
ついて説明する。本実施例の装置構成は、図1に示した
第1の実施例と同じなので、重複した説明は省略する。
本実施例は、第2の実施例を基本とし、さらに高機能化
したものであり、以下その動作について説明する。
スタのキーボードの例を示すものであり、51はメニュ
ーキー、52は金額等を入力する置数キー、53は合計
/預かりキー、54は本実施例で追加されたタンデムキ
ー、55はもまた本実施例で追加されたサーブキーであ
る。
ーダー窓口に絶え間なく車が連続するので、上記第2の
実施例のように、一次オーダー窓口と二次オーダー窓口
の注文を交互に表示すればよいが、車の流れが跡絶えた
時や暇な時間帯では、注文が常に一次オーダー窓口と二
次オーダー窓口に交互に行なわれるとは限らない。そこ
で、本実施例では、一次オーダー窓口と二次オーダー窓
口で交互に注文が取れ、かつ一方のオーダー窓口で連続
して注文が取れるように、タンデムキーとサーブキーと
を追加したものである。
のレジスタ14のキー操作と画面の例を示すものであ
り、61はレジスタ14のメニューキー、62はレジス
タ14の会計キー、63はレジスタ14のタンデムキ
ー、64はレジスタ14のサーブキー、65はレジスタ
14の会計終了後の画面、66はレジスタ14のタンデ
ムキー押下後の画面、67はタンデムキー押下後のメニ
ュー表示画面、68はレジスタ12でタンデムキーが押
下された後のレジスタ14の画面、69はレジスタ14
のサーブキー押下後の画面である。
上記実施例において、レジスタ14に最初「GO」の表
示がなされていた時にメニューキー61を入力し、次い
で会計/預かりキー62を押下すると、画面65のよう
に表示される。一次オーダー窓口と二次オーダー窓口で
交互に注文を取っている時は、タンデムキタンデムキー
63を押すと、レジスタ12に注文の送信権を切り替
え、画面66のようにレジスタ14に「WAIT」が表
示される。
スタ12でタンデムキーが押下されないと、レジスタ1
4の画面は画面67のように「WAIT」のままであ
り、レジスタ12でタンデムキーが押下されると、画面
68のように「GO」が表示される。このように、繁忙
時間帯は、複数のレジスタでタンデムキーにより送信権
を交互に切り替えて操作する。
は車13の位置に停止するので、常に一次オーダー窓口
で注文を処理する必要があり、レジスタ14で合計/預
かりキー62を押下した後に、タンデムキー63の代わ
りにサーブキー64を押下すると、画面69に示すよう
に、レジスタ14の表示は「GO」のままであり、レジ
スタ14に送信権が残り、連続してレジスタ14で注文
を処理することができる。
第2の実施例の各レジスタにタンデムキーおよびサーブ
キーを追加して、送信権を各レジスタ側で変更できるよ
うにしたので、車の流れの過密度に応じた的確な制御を
行なうことができ、また車の流れが跡絶えた時や暇な時
間帯には、他のレジスタのクルーを休ませることもでき
る。
に、商品の注文と会計処理の両方を行ない、データを通
信回線を通じて送信する複数のレジスタと、前記レジス
タの一部を商品引き渡し窓口に設置し、他の前記レジス
タを前記商品引き渡し窓口に至る車の移動経路中に設置
し、前記商品引き渡し窓口を起点として他の前記レジス
タからの注文データの送信の優先順位が与えられ、前記
優先順位の順で注文データを表示させる表示制御装置
と、前記表示制御装置により制御される表示器とを備え
ているので、客との対面販売が可能になり、注文の取り
違いが少なくなるとともに、客にメニューの案内や推薦
を行なうことができ、客の満足度を向上させることがで
きる。また、本発明をドライブスルーシステムに適用し
た場合は、従来と同数のレジスタを設置するだけでよ
く、店舗の設備投資金額を増大させることなく、従来よ
りも優れたドライブスルーシステムを実現することがで
きる。
ンにおけるの電子式キャッシュレジスタ装置のシステム
構成を示すブロック図
模式図
模式図
模式図
ボードの模式図
模式図
ける電子式キャッシュレジスタ装置のシステム構成を示
すブロック図
Claims (3)
- 【請求項1】 商品の注文と会計処理の両方を行ない、
データを通信回線を通じて送信する複数のレジスタと、
前記レジスタの一部を商品引き渡し窓口に設置し、他の
前記レジスタを前記商品引き渡し窓口に至る車の移動経
路中に設置し、前記商品引き渡し窓口を起点として他の
前記レジスタからの注文データの送信の優先順位が与え
られ、前記優先順位の順で注文データを表示させる表示
制御装置と、前記表示制御装置により制御される表示器
とを備えた電子式キャッシュレジスタ装置。 - 【請求項2】 表示制御装置が各レジスタの送信権を個
別に制御し、その送信権順に注文データを表示させる請
求項1記載の電子式キャッシュレジスタ装置。 - 【請求項3】 各レジスタに送信権を変更する手段を備
えた請求項2記載の電子式キャッシュレジスタ装置。
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