JP5463471B2 - 操作表示装置及びこれを用いた自動機 - Google Patents

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Description

本発明は、自動券売機等の自動機に関し、さらに詳しくは、メニュー内の特定アイテム情報を変更する場合の操作性を向上させた自動機の操作表示部に関するものである。
近年、役所、企業、電鉄の駅構内、アミューズメント施設等に設けられる食堂、レストラン等においては、人件費の抑制、発券の効率化等のために、入場者に対して予め自動券売機(以下、単に券売機と呼ぶ)により発券を行なうシステムを採用することが多い。また、最近の券売機では、販売商品の内容変更に対して迅速に対応するために、表示部と入力部を備えたタッチパネル形式のものが多くなっている。タッチパネルは、機械的なボタンに商品名をラベル等で表示する従来の券売機とは根本的に異なり、表示部に透明な電極構造を有する入力部を積層して構成し、例えば、表示部にボタン形状の画像を表示して、その部分をタッチすることにより、ボタンに表示された商品を選択することができる。従って、表示部に表示する表示内容は任意に変更が可能であり、販売商品の内容変更に対して迅速に対応することができる。
しかし、それに伴って、表示画面のサイズが大きくなる傾向にあり、特に表示画面は主として平均的な身長を有した健常者としての成人が操作することを前提に設計されているため、券売機筐体の前面パネルの上部位置に配置されていることが多い。そのため、車椅子等を利用する人や子供の場合、表示画面と視線の角度が鋭角となり、表示内容が見難いといった問題と、表示部の上部まで手が届かないといった操作性上の大きな問題が発生する。
従来技術として特許文献1には、タッチパネルの情報入出力部をタッチパネルの任意の位置に表示できる画像形成装置について開示されている。また、特許文献2には、高さ検知センサを備え、操作者の高さに応じて最適な位置の画面に切り替えたり、表示画面を最適な位置に移動する自動販売機について開示されている。
特開2007−81977公報 実開平01−155574号公報
特許文献1に開示されている従来技術は、操作者が表示要求をして全画面モードか移動画面モードかを選択し、移動画面モードの場合は、情報入出力部を任意の位置に移動することは可能であるが、その結果、他の画像を表示する領域が制限されるといった問題がある。
また、特許文献1に開示されている従来技術は、ハード的に表示部を切り替えるため、表示部が必ず複数必要となり、無駄が多いといった問題がある。また、表示部を移動する場合は、移動のために複雑な機構が必要となる。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、タッチパネル式の自動券売機において、サブ画面領域をタッチパネルの下部に配置し、そこに表示された特定情報内でアイテムの選択を可能とすることにより、車椅子等を利用する人や子供等でも操作が容易となり、操作性と利便性を備えた券売機を提供することを目的とする。
また、他の目的は、サブ画面を拡大することにより、高齢者や弱視の人でも操作が可能な券売機を提供することである。
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、利用者にメニュー等の情報を提示するための表示手段及び該表示手段により表示された情報中から利用者が操作して特定のアイテムを選択するための入力手段を有するタッチパネルと、これを制御する制御手段とを少なくとも備え、前記タッチパネルの主面が前記利用者に対面するように自動機の前面パネルに成人の平均的な身長に合わせて設置された操作表示装置であって、前記表示手段は、車いす利用者や子供であっても操作し易いように該表示手段の下部にサブ画面領域を有しており、前記制御手段は、前記表示手段の前記サブ画面領域を除くメインの画面領域にメニュー情報を表示し、この状態で前記サブ画面領域がタッチされると、前記メニュー情報の少なくとも一部から成る特定情報を前記メインの画面領域に表示しているメニュー情報よりも縮小して前記サブ画面領域に表示して、前記特定情報中から特定アイテムを選択可能としたことを特徴とする。
本発明の特徴は、特定情報をサブ画面領域の下部に表示することである。そのとき、特定情報をサブ画面領域内に限定して表示するため、当然、元の画面より縮小して表示する必要がある。しかし、縮小画面とはいえ、車椅子を利用する利用者や子供にとっては、全体の画像が下に移動するので、指により画面を操作することが可能となる。これにより、車椅子等を利用する人や子供等でも操作が容易となり、操作性と利便性を高めることができる。
請求項2は、前記制御手段は、前記サブ画面領域に表示された特定情報を囲むようにタッチがなされると、該囲まれた領域の特定情報を拡大して表示すると共に、表示された拡大画面が前記囲まれた領域の全てを表示不可能な場合、前記拡大画面をスクロールするためのスクロールツールを使用可能とすることを特徴とする。
利用者の中には高齢者や弱視の利用者も存在する。このような利用者は、縮小された特定情報の内容を正確に把握すること、及び正確にアイテムをタッチすることが困難となる。そこで本発明では、タッチされた領域の特定情報を拡大してサブ画面領域に表示する。また、指定した領域が広い場合は、サブ画面領域に全て表示できない場合がある。そのようなときは、画面をスクロールするための、スクロールツールを表示する。これにより、高齢者や弱視の利用者であっても、特定情報の内容を正確に把握して、アイテムを正確に選択することができる。また、スクロールツールを操作することにより、表示されていないアイテムを表示させることができる。
請求項3は、前記サブ画面領域に前記特定情報を拡大する拡大ボタンを備え、前記制御手段は、前記拡大ボタンがタッチされると、前記特定情報を拡大して前記サブ画面領域に表示すると共に、表示された拡大画面をスクロールするためのスクロールツールを使用可能とすることを特徴とする。
利用者の中には高齢者や弱視の利用者も存在する。このような利用者は、縮小された特定情報の内容を正確に把握すること、及び正確にアイテムをタッチすることが困難となる。そこで本発明では、特定情報を拡大する拡大ボタンを備え、この拡大ボタンがタッチされると特定情報を拡大してサブ画面領域に表示する。また、全ての特定情報を拡大するため、サブ画面領域に全て表示できない。そこで、拡大された特定情報をスクロールするための、スクロールツールを表示する。これにより、高齢者や弱視の利用者であっても、特定情報の内容を正確に把握して、アイテムを正確に選択することができる。また、スクロールバーを操作することにより、表示されていないアイテムを表示させることができる。
請求項4は、前記制御手段は、前記特定情報又は前記拡大画面中から特定のアイテムが選択されると、該選択された特定アイテムを強調表示することを特徴とする。
強調表示されていないアイテムは、選択されていないことを表している。そこで、アイテムを新たに選択するには、強調表示されていないアイテムをタッチして強調表示に切り替える。これにより、選択されたか否かを明確に識別することができる。
請求項5は、前記制御手段は、前記強調表示されたアイテムがタッチされたことを検知すると、該アイテムの強調表示を解除することを特徴とする。
強調表示されたアイテムは選択されたアイテムとして認識されるので、そのアイテムを変更するには、一旦、強調表示を解除する必要がある。そこで本発明では、強調表示されたアイテムがタッチされたことを検知すると、このアイテムの強調表示を解除する。これにより、不必要なアイテムを削除することができる。
請求項6は、請求項1乃至5の何れか一項に記載された操作表示装置を用いたことを特徴とする。

本発明によれば、縮小画面とはいえ、車椅子を利用する利用者や子供にとっては、全体の画像がディスプレイの最下部に表示され指により画面を操作することが可能となるので、椅子等を利用する人や子供等でも操作が容易となり、操作性と利便性を高めることができる。
また、タッチされた領域の特定情報を拡大してサブ画面領域に表示するが、指定した領域が広い場合は、サブ画面領域に全て表示できない場合がある。そのようなときは、画面をスクロールするための、スクロールツールを表示するので、高齢者や弱視の利用者であっても、特定情報の内容を正確に把握して、アイテムを正確に選択することができる。また、スクロールツールを操作することにより、表示されていないアイテムを表示させることができる。
また、特定情報を拡大する拡大ボタンを備え、この拡大ボタンがタッチされると特定情報を拡大してサブ画面領域に表示するが、全ての特定情報を拡大するため、サブ画面領域に全て表示できない。そこで、拡大された特定情報をスクロールするための、スクロールツールを表示するので、高齢者や弱視の利用者であっても、特定情報の内容を正確に把握して、アイテムを正確に選択することができる。また、スクロールツールを操作することにより、表示されていないアイテムを表示させることができる。
また、強調表示されていないアイテムは、選択されていないことを表しているので、アイテムを新たに選択するには、強調表示されていないアイテムをタッチして強調表示に切り替える。これにより、選択されたか否かを明確に識別することができる。
また、強調表示されたアイテムがタッチされたことを検知すると、このアイテムの強調表示を解除するので、不必要なアイテムを削除することができる。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の実施形態に係る自動券売機の外観を示す構成図である。この券売機1は、メニューを含む情報を表示する表示手段、及び表示手段により表示された情報中から特定のアイテム(料理、飲料等)を選択する入力手段を有するタッチパネルディスプレイ(以下、単にタッチパネルと呼ぶ)2と、入力手段によって選択された特定アイテムの価格に相当する金銭を投入するコイン投入口8及び紙幣挿入口5と、コイン投入と紙幣の挿入を解除するリジェクトボタン4と、つり銭がある場合に押すつり銭ボタン6と、つり銭を払出すつり銭口7と、選択された特定のアイテムについての決済された情報(アイテム情報)を印刷してチケットを取り出すチケット取出口9と、制御ボードや電源装置等を収納する収納部10と、これらを制御するための図示しない制御部と、を備えて構成されている。尚、コイン投入口8、リジェクトボタン4、紙幣挿入口5、つり銭ボタン6、及びつり銭口7を含めて金銭処理部と呼ぶ。
まず、本券売機1の概略的な動作について説明する。利用者がこの券売機1の前面側に立つと、利用者を検知した図示しない近接センサが制御部に検知情報を出力し、制御部はタッチパネルにメニューを含む情報を表示させる。利用者はそのメニュー情報を見て、その中からアイテムを選択してタッチパネル内の確定ボタンにタッチする。制御部はそのアイテムの合計金額を計算してタッチパネルに表示する。利用者はその合計金額に相当する金銭をコイン投入口8か紙幣挿入口5から挿入する。制御部は金額が適正であれば(即ち、合計価格以上の金銭であることが確認されれば)、チケット取出口9からアイテムを印刷したチケットを出力する。ここで、つり銭があれば、利用者がつり銭ボタン6を押すことにより、つり銭口7からつり銭を返却する。また、表示手段は、この表示手段の最下部にメニュー情報の少なくとも一部から成る特定情報を縮小して表示するサブ画面領域を有し、サブ画面領域がタッチ(オン)されると、特定情報をサブ画面領域に表示して、特定情報中から特定アイテムを選択できる(詳細は後述する)。
図2は本発明の券売機が備えた機能を示す機能ブロック図である。同じ構成要素には図1と同じ参照番号を付して説明する。この券売機1は、メニューを含む情報を表示する表示手段及び表示手段により表示された情報中から特定のアイテムを選択する入力手段を有するタッチパネル2と、タッチパネル2の入力手段を操作することにより選択された特定アイテムの価格についての決済を行なう金銭処理部12と、金銭処理部12により決済された特定アイテムに係る情報を印刷した券を発行する券印刷部11と、自動券売機1全体を制御する制御部13と、を備えて構成されている。また、また、金銭処理部12は、図1のコイン投入口8、リジェクトボタン4、紙幣挿入口5、つり銭ボタン6、及びつり銭口7を有している。
即ち、タッチパネル2により操作する券売機1には、少なくとも金銭の決済を行なう金銭処理部12と、決済された特定アイテムに係る情報を印刷した券を発行する券印刷部11と、制御部13と、を備えている。そして、特定情報をサブ画面領域21の最下部に表示することである。そのとき、特定情報は、サブ画面領域21内に限定して表示するため、当然、元の画面より縮小して表示する必要がある。しかし、縮小画面とはいえ、車椅子を利用する利用者や子供にとっては、全体の画像がタッチパネル2の最下部に表示されるので、指により画面を操作することが可能となる。これにより、車椅子等を利用する人や子供等でも操作が容易となり、操作性と利便性を高めることができる。
図3は本発明の第1の実施形態に係る券売機のタッチパネル画面の一例を示す図である。以下、操作の概略について説明する。本実施形態のタッチパネル2のメインの画面領域(サブ画面領域21を除く領域)には、メニュー情報20として、「1〜4」、「A〜D」、「a〜d」が表示され、最下部にサブ画面領域21があり、その領域には、「指が届かない場合は、この枠内をタッチして下さい。」と案内情報を表示する。利用者は、この案内表示に従って、サブ画面領域21に指22等をタッチする(図3(a))。それにより、メニュー情報20の少なくとも一部が縮小された特定情報23としてサブ画面領域21内に表示され、それと同時にアイテムを確定するための「確定ボタン」24も併せて表示される(図3(b))。例えば、利用者が特定情報23からアイテムのボタン「C」をタッチして強調表示させ、そのアイテムでよければ「確定ボタン」24をタッチする。また、利用者が高齢者や弱視の場合、縮小した特定情報ではメニューが見づらいこともある。そのような場合は、拡大すべきアイテムの周囲(破線25)を連続的にタッチすることにより(図3(c))、その部分が拡大画面27としてサブ画面領域21内に表示される。そのとき、周囲を連続的にタッチした部分が全て表示できない場合は、スクロールバー26a、26bを併せて表示する(図3(d))。この例では、アイテム「d」がサブ画面領域21からはみ出して表示されていないので、利用者はスクロールバー26bを操作して拡大画面27を上方にスクロールすることにより「d」を含む拡大画面27のすべてのアイテムを視認することができるようになる(図3(e))。そして、この例では、利用者はアイテム「d」をタッチして強調表示させて、「確定ボタン」24をタッチする。制御部13はアイテム「d」の料金を計算してサブ画面領域21内に、「「d」の料金は250円です。」と表示する(図3(f))。
即ち、本発明の特徴は、特定情報23を表示部の最下部に表示することである。そのとき、特定情報23は、サブ画面領域21内に限定して表示するため、当然、元の画面より縮小して表示する必要がある。しかし、縮小画面とはいえ、車椅子を利用する利用者や子供にとっては、全体の画像が下に移動したのと同等の使い勝手を得ることができるので、指により画面を操作することが可能となる。これにより、車椅子等を利用する人や子供等でも操作が容易となり、操作性と利便性を高めることができる。
また、利用者の中には高齢者や弱視の利用者も存在する。このような利用者は、縮小された特定情報23の内容を正確に把握すること、及び正確にアイテムをタッチすることが困難となる。そこで本実施形態では、タッチされた領域25の特定情報を拡大してサブ画面領域21に表示する。また、指定した領域が広い場合は、サブ画面領域21に全て表示できない場合がある。そのようなときは、画面をスクロールするための、スクロールバー26a、26bを表示する。これにより、高齢者や弱視の利用者であっても、特定情報23の内容を正確に把握して、アイテムを正確に選択することができる。また、スクロールバー26a、26bを操作することにより、表示されていないアイテムを表示させることができる。
図4は本発明の第2の実施形態に係る券売機のタッチパネル画面の一例を示す図である。以下、操作の概略について説明する。本実施形態のタッチパネル2には、メニュー情報20として、「1〜4」、「A〜D」、「a〜d」が表示され、最下部にサブ画面領域21があり、その領域には、「指が届かない場合は、この枠内をタッチして下さい。」と案内情報を表示する。利用者は、この案内表示に従って、サブ画面領域21に指22等をタッチする(図4(a))。それにより、メニュー情報20の少なくとも一部が縮小されて特定情報23としてサブ画面領域21内に表示され、それと同時にアイテムを確定するための「確定ボタン」24と、特定情報23を拡大する「拡大ボタン」28も併せて表示される(図4(b))。例えば、利用者が特定情報23からアイテムのボタン「C」をタッチして強調表示させ、そのアイテムでよければ「確定ボタン」24をタッチする。また、利用者が高齢者や弱視の場合、縮小した特定情報ではメニューが見づらいこともある。そのような場合は、「拡大ボタン」28にタッチすることにより(図4(c))、特定情報23が拡大画面27としてサブ画面領域21内に表示される。そのとき、特定情報23の全てを表示できないので、スクロールバー26a、26bも併せて表示する(図4(d))。この例では、アイテム「a」がサブ画面領域21からはみ出して表示されていないので、スクロールバー26bを操作して拡大画面27を上方にスクロールしてアイテム「a」を表示できるようにする(図4(e))。そして、利用者はアイテム「a」をタッチして強調表示させて、「確定ボタン」24をタッチする。制御部13はアイテム「a」の料金を計算してサブ画面領域21内に、「「a」の料金は150円です。」と表示する(図4(f))。
即ち、利用者の中には高齢者や弱視の利用者も存在する。このような利用者は、縮小された特定情報23の内容を正確に把握すること、及び正確にアイテムをタッチすることが困難となる。そこで本実施形態では、特定情報23を拡大する拡大ボタン28を備え、この拡大ボタン28がタッチされると特定情報23を拡大してサブ画面領域21に表示する。また、全ての特定情報を拡大するため、サブ画面領域21に全て表示できない。そこで、拡大された特定情報23をスクロールするための、スクロールバー26a、26bを表示する。これにより、高齢者や弱視の利用者であっても、特定情報23の内容を正確に把握して、アイテムを正確に選択することができる。また、スクロールバー26a、26bを操作することにより、サブ画面領域からはみ出して表示されていないアイテムを表示させることができる。
図5は第1の実施形態に係る本発明の券売機による食券購入の動作を説明するフローチャートである。サブ画面領域21があり、その領域には、「指が届かない場合は、この枠内をタッチして下さい。」と案内情報を表示されている。制御部13は、サブ画面領域21が利用者によりタッチされたか否かをチェックする(S1)。サブ画面領域21がタッチされなければ(S1でNO)、案内情報をそのまま表示し続ける(S13)。サブ画面領域21がタッチされると(S1でYES)、サブ画面領域21に特定情報23を縮小して表示する(S2)。そして、拡大領域25がタッチされたか否かをチェックして(S3)、タッチされなければ(S3でNO)、ステップS8に進んでアイテムボタンがタッチされたか否かをチェックする(S8)。アイテムボタンがタッチされなければ(S8でNO)、ステップ1に戻って繰り返す。一方、ステップS3で拡大領域25がタッチされると(S3でYES)、タッチされた領域を拡大してサブ画面領域21に表示する(S4)。そのとき、サブ画面領域21に全てのタッチされた領域が表示できるか否かを判断して(S5)、全体の表示が可能であれば(S5でYES)、ステップS8に進み、全体の表示が不可能であれば(S5でNO)、スクロールバー26a、26bを表示する(S6)。利用者はこのスクロールバー26a、26bを操作して所望のアイテムが表示されるようにする(S7)。そして、アイテムボタンがタッチされたか否かをチェックする(S8)。アイテムボタンがタッチされなければ(S8でNO)、ステップ1に戻って繰り返す。アイテムボタンがタッチされると(S8でYES)、タッチされたアイテムを強調表示する(S9)。その後、確定ボタン24がタッチされたか否かをチェックして(S14)、確定ボタン24がタッチされると(S14でYES)、そのアイテムの料金をサブ画面領域21に表示する(S10)。利用者はその料金を紙幣挿入口5又はコイン投入口8から投入する。制御部は投入された金銭がアイテムの料金以上か否かをチェックする(S11)。料金以上の金銭であれば(S11でYES)、券印刷部11に対してアイテムを印刷した食券を発行する(S12)。ステップS11で料金以下の金銭であれば(S11でNO)、この状態が所定時間以上超過したか否かをチェックして(S15)、所定時間を超過していなければ(S15でNO)、ステップS9に戻り、所定時間を超過すると(S15でYES)投入した金銭をつり銭口7に返金して(S16)ステップS1に戻って繰り返す。
図6は第2の実施形態に係る本発明の券売機による食券購入の動作を説明するフローチャートである。サブ画面領域21があり、その領域には、「指が届かない場合は、この枠内をタッチして下さい。」と案内情報を表示されている。制御部13は、サブ画面領域21が利用者によりタッチされたか否かをチェックする(S21)。サブ画面領域21がタッチされなければ(S21でNO)、案内情報をそのまま表示し続ける(S32)。サブ画面領域21がタッチされると(S21でYES)、サブ画面領域21に特定情報23を表示する(S22)。そして、拡大ボタン28がタッチされたか否かをチェックして(S23)、タッチされなければ(S23でNO)、ステップS27に進んでアイテムボタンがタッチされたか否かをチェックする(S27)。アイテムボタンがタッチされなければ(S27でNO)、ステップ21に戻って繰り返す。一方、ステップS23で拡大ボタン28がタッチされると(S23でYES)、特定情報23を拡大してサブ画面領域21に表示する(S24)。そのとき、サブ画面領域21には全ての特定情報が表示できないので、スクロールバー26a、26bを表示する(S25)。利用者はこのスクロールバー26a、26bを操作して所望のアイテムが表示されるようにする(S26)。そして、アイテムボタンがタッチされたか否かをチェックする(S27)。アイテムボタンがタッチされなければ(S27でNO)、ステップ1に戻って繰り返す。アイテムボタンがタッチされると(S27でYES)、タッチされたアイテムを強調表示する(S28)。その後、確定ボタン24がタッチされたか否かをチェックして(S33)、確定ボタン24がタッチされると(S33でYES)、そのアイテムの料金をサブ画面領域21に表示する(S29)。利用者はその料金を紙幣挿入口5又はコイン投入口8から投入する。制御部は投入された金銭がアイテムの料金以上か否かをチェックする(S30)。料金以上の金銭であれば(S30でYES)、券印刷部11に対してアイテムを印刷した食券を発行する(S31)。ステップS30で料金以下の金銭であれば(S30でNO)、この状態が所定時間以上超過したか否かをチェックして(S34)、所定時間を超過していなければ(S34でNO)、ステップS28に戻り、所定時間を超過すると(S34でYES)投入した金銭をつり銭口7に返金して(S35)ステップS21に戻って繰り返す。
即ち、強調表示されていないアイテムは、選択されていないことを表している。そこで、アイテムを新たに選択するには、強調表示されていないアイテムをタッチして強調表示に切り替える。これにより、選択されたか否かを明確に識別することができる。
また、強調表示されたアイテムは選択されたアイテムとして認識されるので、そのアイテムを変更するには、一旦、強調表示を解除する必要がある。そこで本実施形態では、強調表示されたアイテムがタッチされたことを検知すると、このアイテムの強調表示を解除する。これにより、不必要なアイテムを削除することができる。
尚、以上の実施形態例では、本発明を自動券売機に適用したものを例として説明したが、本発明を他の自動機、例えば自動販売機や現金預け払い機などに適用しても同様の効果を奏する。
また、サブ画面領域21をはみ出した拡大画像をスクロールするツールは、スクロールバーのみならず、矢印ボタンやパソコンソフトなどで採用されている手のひらツールや画面を指で直接ドラッグするようなもので実現しても構わない。
本発明の実施形態に係る券売機の外観を示す構成図である。 本発明の券売機が備えた機能を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る券売機のタッチパネル画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る券売機のタッチパネル画面の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る本発明の券売機による食券購入の動作を説明するフローチャートである。 第2の実施形態に係る本発明の券売機による食券購入の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 券売機、2 タッチパネル、4 リジェクトボタン、5 紙幣挿入口、6 つり銭ボタン、7 つり銭口、8 コイン投入口、9 チケット取り出し口、10 収納部、11 券印刷部、12 金銭処理部、13 制御部、20 メニュー情報、21 サブ画面起動領域、22 指、23 サブ画面、24 確定ボタン、25 拡大領域、26 スクロールバー、27 拡大画面、28 拡大ボタン

Claims (6)

  1. 利用者にメニュー等の情報を提示するための表示手段及び該表示手段により表示された情報中から利用者が操作して特定のアイテムを選択するための入力手段を有するタッチパネルと、これを制御する制御手段とを少なくとも備え、前記タッチパネルの主面が前記利用者に対面するように自動機の前面パネルに成人の平均的な身長に合わせて設置された操作表示装置であって、
    前記表示手段は、車いす利用者や子供であっても操作し易いように該表示手段の下部にサブ画面領域を有しており、
    前記制御手段は、前記表示手段の前記サブ画面領域を除くメインの画面領域にメニュー情報を表示し、この状態で前記サブ画面領域がタッチされると、前記メニュー情報の少なくとも一部から成る特定情報を前記メインの画面領域に表示しているメニュー情報よりも縮小して前記サブ画面領域に表示して、前記特定情報中から特定アイテムを選択可能としたことを特徴とする操作表示装置。
  2. 前記制御手段は、前記サブ画面領域に表示された特定情報を囲むようにタッチがなされると、該囲まれた領域の特定情報を拡大して表示すると共に、表示された拡大画面が前記囲まれた領域の全てを表示不可能な場合、前記拡大画面をスクロールするためのスクロールツールを使用可能とすることを特徴とする請求項1に記載の操作表示装置。
  3. 前記サブ画面領域に前記特定情報を拡大する拡大ボタンを備え、前記制御手段は、前記拡大ボタンがタッチされると、前記特定情報を拡大して前記サブ画面領域に表示すると共に、表示された拡大画面をスクロールするためのスクロールツールを使用可能とすることを特徴とする請求項1に記載の操作表示装置。
  4. 前記制御手段は、前記特定情報中から特定のアイテムが選択されると、該選択された特定アイテムを強調表示することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の操作表示装置。
  5. 前記制御手段は、前記強調表示されたアイテムがタッチされたことを検知すると、該アイテムの強調表示を解除することを特徴とする請求項4に記載の操作表示装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載された操作表示装置を用いたことを特徴とする自動機。
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