JPH09234766A - 射出・圧縮成形法およびその金型 - Google Patents

射出・圧縮成形法およびその金型

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JPH09234766A
JPH09234766A JP4263296A JP4263296A JPH09234766A JP H09234766 A JPH09234766 A JP H09234766A JP 4263296 A JP4263296 A JP 4263296A JP 4263296 A JP4263296 A JP 4263296A JP H09234766 A JPH09234766 A JP H09234766A
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Tadanori Obayashi
忠則 大林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貫通穴を有する成形品を成形することができ
る射出・圧縮成形法およびその金型を提供する。 【解決手段】 可動側金型5のコアー型6から成形品に
貫通穴をあけるピン8をバネ10によって固定側金型1
のキャビティ型3のキャビティ面に押圧して、射出・圧
縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出・圧縮成形法
およびその金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 近年、射出成形法の一つである射出・
圧縮成形法が脚光を浴びている。この射出・圧縮成形法
は、金型内への射出圧を低く、かつ均一にすることがで
きるので、成形品の内部歪みを小さく抑えることがで
き、また、より大きな成形品を成形することができるな
どの利点がある。
【0003】従来、射出・圧縮成形法に用いられている
金型について図4〜図6を参照して説明する。
【0004】図4は、射出・圧縮成形工程を示す図であ
り、図(a)は型締完了、図(b)は射出完了、図
(c)は圧縮完了状態を示している。同図に示すよう
に、金型61は、コアー型66とキャビティ型63が金
型パーティング面Lのみで接触する構造とされている。
次に、この金型の作用を説明すると、まず、図(a)に
示すように、両型63,66を型締して金型パーティン
グ面Lで接触させる。この時の型締力F1は、後述する
圧縮力F2より若干低くする。次に、図(b)に示すよ
うに、両型63,66によって形成されるキャビティ6
5内に樹脂を射出する。この際、射出圧によって型開き
する。この時の型開き量Sは、金型パーティグ面Lから
「バリ」が出ない程度の量、すなわち、樹脂の種類や成
形条件によっても異なるが、通常0.1mm以内となる
ように前記型締力を変えて調整される。次に、図(c)
に示すように、両型63,66を圧縮力で圧縮して金型
パーティング面Lで接触させる。このようにして、キャ
ビティ65内に成形品68が成形される。
【0005】図5は、他の射出・圧縮成形工程を示す図
であり、図(a)は型閉じ途中停止、図(b)は射出完
了、図(c)は圧縮完了状態を示している。同図に示す
ように、コアー型66には凸部66aが設けられ、この
凸部66aの外周壁がキャビティ型63の凹部の内周壁
に摺動可能に嵌合され、圧縮完了状態でコアー型66と
キャビティ型63がパーティング面Lで接触する構造と
されている。次に、この金型の作用を説明すると、ま
ず、図(a)に示すように、型閉じ途中でコアー型66
を停止し、型閉じ停止位置Tと金型パーティング面L間
の寸法を所定の型開き量Sとするか、両型63,66を
後述する圧縮力F2より若干低い型締力F1で型締めし
て金型パーティング面Lで接触させる。
【0006】次に、図(b)に示すように、両型63,
66によって形成されるキャビティ65内に樹脂を射出
する。この際、コアー型66の凸部66aの外周壁とキ
ャビティ型63の凹部の内周壁は嵌合した状態とされて
いる。次に、図(c)に示すように、両型63,66を
圧縮力F2で圧縮して金型パーティング面Lで接触させ
る。このようにして、キャビティ65内に成形品68が
成形される。
【0007】図6は、他の射出・圧縮成形工程を示す図
であり、図(a)は型閉じ途中停止、図(b)は射出完
了、図(c)は圧縮完了状態を示している。同図に示す
ように、コアー型66のキャビティ型63側表面には、
キャビティ型63の凹部の内周壁の内径と同一内径を有
するスライド板62がバネ64によって摺動可能に嵌挿
され、圧縮完了状態でコアー型66とキャビティ型63
が金型パーティング面Lで接触する構造とされている。
次に、この金型61の作用を説明すると、まず、図
(a)に示すように、型閉じ途中でコアー型66を停止
し、型閉じ停止位置Tと金型パーティング面L間の寸法
を所定の型開き量Sとするか、両型63,66を圧縮力
F2より低い型締力F1で型締めして金型パーティング
面Lで接触させる。
【0008】次に、図(b)に示すように、両型63,
66によって形成されるキャビティ65内に樹脂を射出
する。この際、コアー型66に嵌挿されているスライド
板62がバネ64によって、キャビテイ型63の表面に
押圧されている。次に、図(c)に示すように、両型6
3,66を圧縮力F2で圧縮して金型パーティング面L
で接触させる。このようにして、キャビティ65内に成
形品68が成形される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示した金型では、射出時に金型パーティング面Lからの
樹脂洩れを防ぐ目的で、型締力F1を図5や図6中の型
締力F1より大きくする必要があり、型締時に、金型パ
ーティング面Lに型締力F1相応分の面圧が発生してい
る。そのため、金型61内に樹脂を射出するとき、金型
61内の空気を金型パーティング面Lから金型61外へ
排出することが難くなる。そこで、射出圧を高くして空
気を排出しているが、金型61内には空気が残り易く、
その残存箇所の有無および残存圧(樹脂に圧縮されての
昇圧)の高低が、成形品68の各部の樹脂流動圧を不均
一にし、成形品68各部の残留歪みの差を発生させてい
た。この残留歪差は、成形後の成形品68の変形の原因
となることから、この金型68では、従来の技術で述べ
た射出・圧縮成形法の利点を十分に発揮することができ
ないという問題点があった。
【0010】また、図5に示した金型61では、金型6
1内に樹脂を射出するとき、金型61内の空気を射出中
の樹脂によって、コアー型66の凸部66aの外周壁と
キャビティ型63の内周壁の隙間から、金型61外へ容
易に排出できるので、射出圧を低くすることができる。
そのため、この金型61では、図4に示した金型61の
欠点を解消することができる。しかしながら、この金型
61で、図7に示すような貫通穴67を有する成形品6
8を射出・圧縮成形することは不可能である。なぜな
ら、成形品68に貫通穴67を形成するためには、図8
に示すように、コアー型66の凸部66aの先端に、圧
縮完了したときキャビティ型63のキャビティ面と接触
する突起66bを設ける必要がある。この突起66bを
設けた金型61において、型閉じ途中でコアー型66を
停止した場合でも、射出圧で金型61を開いた場合で
も、その型開き量Sが大きくなると、キャビティ型63
のキャビティ面と前記突起66bとの隙間から、成形品
の貫通穴の底部に樹脂が侵入し、これを圧縮しても成形
品の底部に樹脂が残り、貫通穴を形成することができな
いという問題点があった。
【0011】また、図6に示した金型61では、金型6
1内に樹脂を射出するとき、金型61内の空気を射出中
の樹脂によって、スライド板62とキャビティ型63の
隙間から、金型61外へ容易に排出できるので、射出圧
を低くすることができる。そのため、この金型61で
は、図4に示した金型61の欠点を解消することができ
る。しかしながら、この金型61で、図7に示すような
貫通穴67を有する成形品68を射出・圧縮成形するこ
とは、図5に示した金型61と同様の理由で不可能であ
る。
【0012】本発明は、上述した従来の技術の有する問
題点に鑑みてなされたものであって、貫通穴を有する成
形品を成形することができる射出・圧縮成形法およびそ
の金型を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を次のようにして解決した。すなわち、射出・圧縮成形
において、貫通穴を有する成形品を成形するために、一
方の金型側から成形品に貫通穴を形成するピンをバネに
よって他方の金型のキャビティ面に押圧した状態で、射
出・圧縮する。このようにすると、金型のキャビティ面
とピンとの隙間から、成形品の貫通穴の底部に樹脂が侵
入しないので、貫通穴を形成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明による射出・圧縮成形法
は、一方の金型側から、成形品に貫通穴を形成するピン
をバネによって他方の金型のキャビティ面に押圧し、射
出・圧縮し、貫通穴を有する成形品を成形する方法であ
る。
【0015】また、本発明による射出・圧縮成形装置
は、一方の金型に、バネによって他方の金型のキャビテ
ィ面に押圧されるピンを設けて、貫通穴を有する成形品
を成形する装置である。より詳しくは、下記の構成を有
する金型が好ましい。 (1) コア型のコア部の外周壁がキャビティ型の内周壁に
摺動可能に嵌合されている射出・圧縮成形用金型であっ
て、前記コア型を有する一方の金型には、該コア型の背
面に取り付けられているバネ保持板と、該バネ保持板内
に摺動可能に嵌合され先端にコアー型を貫通するピンが
設けられている移動板と、該移動板を押圧し、ピンを他
方の金型のキャビティ面に押圧するバネが設けられてい
る。 (2) コアー型の側面の外周側に、キャビティ型の側面の
外周側と当接するスライド板がバネによって摺動可能に
嵌合されている射出・圧縮成形用金型であって、前記コ
アー型とスライド板を有する一方の金型には、コア型内
に摺動可能に嵌合されているピンと、該ピンを他方の金
型のキャビティ面に押圧するバネが設けられているもの
が好ましい。なお、前記キャビティ型は、ランナ板を介
して型取付板に取り付けられ、ランナ板にピンおよびス
ライド板で押圧されている。 (3) コアー型の側面の外周側に、キャビティ型の側面の
外周側と当接するスライド板がバネによって摺動可能に
嵌合されている射出・圧縮成形用金型であって、前記キ
ャビティ型を有する一方の金型には、キャビティ型内に
摺動可能に嵌合されているピンと、該ピンを他方の金型
のキャビティ面に押圧するバネが設けられている。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
【0017】(実施例1)図1は本発明の実施例に係る
射出・圧縮成形用金型の断面図である。同図に示すよう
に、固定側金型1は、射出成形機の固定盤に取り付けら
れる型取付板2と、キャビティ型3と、前記型取付板2
とキャビティ型3の中心部に挿入されているスプルブッ
シュ4とから構成されている。
【0018】可動側金型5は、前記キャビテイ型3に形
成されている凹部の内周壁に摺動可能に嵌合される凸部
6aを有するコアー型6と、このコアー型6の背面に取
り付けられているバネ保持板7と、このバネ保持板7の
内部に摺動可能に嵌合され先端部にコアー型6を貫通す
るピン8が設けられている移動板9と、バネ保持板7に
保持され移動板9の背面を押圧してピン8をキャビティ
型3のキャビティ面に押圧するバネ10と、バネ保持板
7にスペーサ板11を介して取り付けられている取付板
12とからなる。なお、この取付板12は、射出成形機
の移動盤に取り付けられている。
【0019】次に、上述した射出・圧縮成形用金型の作
用について説明する。
【0020】射出成形機の移動盤を移動して、それに取
り付けられている可動側金型5を固定側金型1の方に移
動する。移動板9のピン8は、バネ10によってコアー
型6の凸部6aから突出しているので、まず、ピン8の
先端がキャビティ型3のキャビティ面に当接する。キャ
ビティ型3とコアー型6の隙間が圧縮代Aまたは圧縮代
A+αになるまで型締して、可動側金型5を停止する。
この型閉じ停止位置Tでキャビティ65内に樹脂を射出
して、再度型締(圧縮)する。上述したように、型閉じ
停止位置Tでキャビティ65内に樹脂を射出しても、ピ
ン8の先端がキャビティ型3のキャビティ面に押圧され
ているので、前記ピン8によって形成される成形品68
の貫通穴67の底部への樹脂の侵入を防止することがで
きる。このようにして、貫通穴67を有する成形品68
が成形される。
【0021】上述した実施例では、キャビティ型3とコ
アー型6の隙間が圧縮代Aまたは圧縮代A+αになると
可動側金型5を停止させているが、キャビティ型3とコ
アー型6を型締して金型パーティング面Lで接触させて
射出し、射出力により、コアー型6を前述の型閉じ停止
位置Tまで後退させてもよい。
【0022】(実施例2)図2は本発明の他の実施例に
係る射出・圧縮成形用金型の断面図である。本金型は多
点ゲートを有しホットランナ構造とされている。
【0023】同図に示すように、固定側金型21は、射
出成形機の固定盤に取り付けられる型取付板22と、キ
ャビティ型23と、型取付板22とキャビティ型23と
間に設けられランナ36を有するランナ板35と、前記
型取付板22とランナ板35の中心部に挿入されている
スプルブッシュ24とから構成されている。
【0024】可動側金型25は、コアー型26と、この
コアー型26のキャビティ型側表面の外周側にバネ37
によって摺動可能に設けられ、キャビティ型23の凹部
の内周壁の内径と同一内径を有するスライド板38と、
コアー型26の内部に摺動可能に嵌合され先端部がコア
ー型26を貫通するピン28と、このピン28の背面に
めくら栓29で保持されピン28をキャビティ型23の
キャビティ面に押圧するバネ30と、コアー型26にス
ペーサ板31を介して取り付けられている取付板32と
からなる。この取付板32は、射出成形機の移動盤に取
り付けられている。また、スペーサ板31による隙間に
は、成形品68の突き出し装置33が設けられている。
【0025】前記バネ30,37の力は、ランナ36の
型締力方向の面積×樹脂圧より大きな力で、キャビティ
型23をスライド板38およびピン28を経由してラン
ナ板35に押し付けており、射出時、合わせ面が開かな
いようにされている。
【0026】次に、上述した射出・圧縮成形用金型の作
用について説明する。
【0027】射出成形機の移動盤を移動して、それに取
り付けられている可動側金型25を固定側金型21の方
に移動する。コアー型26に設けられたピン28は、バ
ネ30よってコアー型26から突出しているので、ピン
28の先端がキャビティ型23のキャビティ面に当接す
る。同様に、スライド板38は、バネ37によってコア
ー型26から突出しているので、キャビティ型23の金
型パーティング面Lに当接する。キャビティ型23とコ
アー型26の隙間が所定の型開き量S(図6参照)にな
るまで型締して、可動側金型25を停止する。この型閉
じ停止位置でキャビティ65内に樹脂を射出して、再度
型締(圧縮)する。上述したように、型閉じ停止位置で
キャビテ65内に樹脂を射出しても、ピン28の先端が
キャビティ型23のキャビティ面に押圧されているの
で、前記ピン28によって形成される成形品68の貫通
穴67の底部への樹脂の侵入を防止することができる。
すなわち、本金型21では、射出中、ランナ36に樹脂
圧が発生しても、ランナ板35とキャビティ型23との
合わせ面に隙間が発生しないので、成形品68のキャビ
ティ型23に接する部分の冷却が均一になり、成形歪み
を少なくすることができる。また、射出力によってコア
ー型26が後退しても、スライド板38により、金型パ
ーティング面Lに隙間が生じないので、成形品68の外
周にバリが発生しない。さらに、射出力によってコアー
型26が後退しても、ピン28がキャビテイ板23に押
圧されているので、貫通穴67を有する成形品68を成
形することができる。
【0028】上述した実施例では、キャビティ型23と
コアー型26の隙間が所定の型開き量Sになると可動側
金型25を停止させているが、キャビティ型23とコア
ー型26をスライド板38を介して型締した後、射出し
て、射出力により、コアー型26を所定の型開き量Sが
得られるまで後退させてもよい。
【0029】(実施例3)図3は、本発明の他の実施例
に係る射出・圧縮成形用金型の断面図である。本金型は
多点ゲートでホットランナ構造とされている。
【0030】同図に示すように、固定側金型41は、射
出成形機の固定盤に取り付けられる型取付板42と、コ
アー型46と、このコアー型46のキャビティ型側表面
の外周側にバネ57によって摺動可能に設けられ、後述
するキャビティ型43の凹部の内周壁の内径と同一内径
を有するスライド板58と、前記型取付板42とコアー
型46の中心部に挿入されているスプルブッシュ44と
から構成されている。前記コアー型46には、多点ゲー
ト用のランナ56が設けられている。
【0031】可動側金型45は、前記スライド板58の
内径と同一内径の凹部を有するキャビティ型43と、こ
のキャビティ型43の背面に取り付けられているバネ保
持板47と、前記キャビティ型43の内部に摺動可能に
嵌合され先端部にキャビティ型43を貫通するピン48
が設けられている移動板49と、バネ保持板45に保持
され移動板49の背面を押圧してピン48をコアー型4
6のキャビティ面に押圧するバネ50と、バネ支持板4
5にスペーサ板51を介して取り付けられている取付板
52とからなる。この取付板52は、射出成形機の移動
盤に取り付けられている。また、スペーサ板51による
隙間には、成形品68の突き出し装置53が設けられて
いる。なお、成形品68に小さい貫通穴67を形成する
ために、キャビティ型43にピン48aを設けてバネ5
0aで押圧してもよい。
【0032】次に、上述した射出・圧縮成形用金型の作
用について説明する。
【0033】射出成形機の移動盤を移動して、それに取
り付けられている可動側金型45を固定側金型41の方
に移動する。移動板49に設けられているピン48は、
バネ50によってキャビティ型43の凹部から突出して
いるので、まず、ピン48の先端がコアー型46のキャ
ビティ面に当接する。同様に、スライド板38は、バネ
板38は、バネ37によってコアー型26から突出して
いるので、キャビティ型23の金型パーティング面Lに
当接する。コアー型46とキャビティ型43の隙間が所
定の型開き量(図6参照)になるまで型締して、可動側
金型45を停止する。この型閉じ停止位置でキャビティ
65内に樹脂を射出して、再度型締(圧縮)する。上述
したように、型閉じ停止位置でキャビティ65内に樹脂
を射出しても、ピン48の先端がコアー型46のキャビ
ティ面に押圧されているので、前記ピン48によって形
成される成形品68の貫通穴67の底部への樹脂の侵入
を防止することができる。このようにして、貫通穴67
を有する成形品68を成形することができる。
【0034】上述した実施例では、キャビティ型43と
コアー型46の隙間が所定の型開き量Sになると可動側
金型45を停止させているが、キャビティ型43とコア
ー型46をスライド板58を介して型締した後、射出し
て、射出力により、キャビティ型43を所定の型開き量
Sが得られるまで後退させてもよい。
【0035】上述したように、本発明に係る射出・圧縮
成形用金型は、いずれも、射出および型締工程中に、成
形品の外周および貫通穴にバリを発生しない様な構成さ
れている。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、貫通穴を有する成形品を容易に成形することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る射出・圧縮成形用金型
の断面図である。
【図2】本発明の他の実施例に係る射出・圧縮成形用金
型の断面図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る射出・圧縮成形用金
型の断面図である。
【図4】従来の射出・圧縮成形工程を示す図であり、図
(a)は型締完了、図(b)は射出完了、図(c)は圧
縮完了状態を示している。
【図5】従来の他の射出・圧縮成形工程を示す図であ
り、図(a)は型閉じ途中停止、図(b)は射出完了、
図(c)は圧縮完了状態を示している。
【図6】従来の他の射出・圧縮成形工程を示す図であ
り、図(a)は型閉じ途中停止、図(b)は射出完了、
図(c)は圧縮完了状態を示している。
【図7】貫通穴を有する成形品の斜向図である。
【図8】従来の、貫通口を有する成形品を製造するため
の射出・圧縮成形用金型の断面図である。
【符号の説明】
1、21、41 固定側金型 2、22、42 型取付板 3、23、43 キャビティ型 4、24、44 スプルブッシュ 5、25、45 可動側金型 6、26、46 コアー型 6a 凸部 7、47 バネ保持板 8、28、48、48a ピン 9、49 移動板 10、30、50、50a、37、57 バネ 11、31、51 スペーサ 12、32、52 取付板 29 めくら栓 33、53 突き出し装置 35 ランナ板 36、56 ランナ 38、58 スライド板 65 キャビティ 67 貫通穴 68 成形品

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の金型(5,25,45)側から、
    成形品(68)に貫通穴(67)を形成するピン(8,
    28,48)をバネ(10,30,50)によって他方
    の金型(3,23,46)のキャビティ面に押圧し、射
    出・圧縮することを特徴とする射出・圧縮成形法。
  2. 【請求項2】 一方の金型(5,25,45)に、バネ
    (10,30,50)によって他方の金型(3,23,
    46)のキャビティ面に押圧されるピン(8,28,4
    8)を設けたことを特徴とする射出・圧縮成形用金型。
  3. 【請求項3】 コア型(6)のコア部(6a)の外周壁
    がキャビティ型(3)の内周壁に摺動可能に嵌合されて
    いる射出・圧縮成形用金型であって、 前記コア型(6)を有する一方の金型(5)には、該コ
    ア型(6)の背面に取り付けられているバネ保持板
    (7)と、該バネ保持板(7)内に摺動可能に嵌合され
    先端にコアー型(6)を貫通するピン(8)が設けられ
    ている移動板(9)と、該移動板(9)を押圧し、ピン
    (8)を他方の金型(1)のキャビティ面に押圧するバ
    ネ(10)が設けられていることを特徴とする射出・圧
    縮成形用金型。
  4. 【請求項4】 コアー型(26)の側面の外周側に、キ
    ャビティ型(23)の側面の外周側と当接するスライド
    板(38)がバネ(37)によって摺動可能に嵌合され
    ている射出・圧縮成形用金型であって、 前記コアー型(26)とスライド板(38)を有する一
    方の金型(25)には、コア型(26)内に摺動可能に
    嵌合されているピン(28)と、該ピン(28)を他方
    の金型(21)のキャビティ面に押圧するバネ(37)
    が設けられていることを特徴とする射出・圧縮成形用金
    型。
  5. 【請求項5】 前記キャビティ型(23)は、ランナ板
    (35)を介して型取付板(22)に取り付けられ、ラ
    ンナ板(35)にピン(28)およびスライド板(3
    8)で押圧されていることを特徴とする請求項4記載の
    射出・圧縮成形用金型。
  6. 【請求項6】 コアー型(46)の側面の外周側に、キ
    ャビティ型(43)の側面の外周側と当接するスライド
    板(58)がバネ(57)によって摺動可能に嵌合され
    ている射出・圧縮成形用金型であって、 前記キャビティ型(43)を有する一方の金型(45)
    には、キャビティ型内に摺動可能に嵌合されているピン
    (48,48a)と、該ピン(48,48a)を他方の
    金型(41)のキャビティ面に押圧するバネ(50,5
    0a)が設けられていることを特徴とする射出・圧縮成
    形用金型。
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