JPH1044162A - 突き出し機構付き金型 - Google Patents

突き出し機構付き金型

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JPH1044162A
JPH1044162A JP20464796A JP20464796A JPH1044162A JP H1044162 A JPH1044162 A JP H1044162A JP 20464796 A JP20464796 A JP 20464796A JP 20464796 A JP20464796 A JP 20464796A JP H1044162 A JPH1044162 A JP H1044162A
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JP
Japan
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mold
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protruding
movable
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JP20464796A
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Susumu Miura
進 三浦
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Mitsubishi Materials Corp
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定側にも突き出し機構を有する金型装置に
おいて、成形機から金型を外さずに固定側突き出しピン
の周囲を磨くことができる突き出し機構付き金型を提供
する。 【解決手段】 固定型1の第2固定側受け板および固定
側型板6を貫通して固定側突き出し機構18を構成するリ
ターンピン26が設けられている。一方、可動型2の可動
側型板15には、リターンピン26に突き当たるリターンピ
ン受け27が固定されている。固体側型板6には、リター
ンピン26に近接して第1の突き出しピン23の軸方向にネ
ジ孔28が形成されている。キャビティ面を磨きをかける
場合には、型開状態としてネジ孔28にボルト31及び治具
32を取り付けて、リターンピン26がPL1より突出しなく
なるまで押し返す。これに伴い第1の突き出しピンも上
昇しキャビティ面よりも後退する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂の射出成形な
どに用いられる成形体の突き出し機構付き金型に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】樹脂の射出成形におい
ては、まず固定型と可動型とを型閉した後、固定型と可
動型との間に形成された製品形状のキャビティに溶融樹
脂を充填する。ついで、このキャビティに充填された樹
脂が固化した後、型開して、成形品を取り出す。このと
き、通常は、固定側よりも可動側で離型抵抗がより大き
い設定となっており、型開に伴い、成形品はまず固定型
から離れ、ついで、可動型側に設けられた突き出し機構
により突き出されて可動型から離れる。ところが、成形
品の形状などによっては、型開の当初に、成形品が可動
側にくっついていくとは限らない。このような場合に
は、固定側にも突き出し機構を設け、型開の当初に固定
側の突き出し機構から突き出しピンを突出させて、成形
品を確実に固定型から離型させるようにしている。
【0003】上述したような固定側にも突き出し機構を
有する金型において、固定型と可動型との間のキャビテ
ィ面に異物が挟まった状態で型閉して射出成形を行った
りすると、製品形成面であるキャビティ面に傷がつくこ
とがあり、この結果、得られる製品にも傷などの不良が
現れることになる。そこで、このような場合には、キャ
ビティ面に磨きをかけなければならないが、従来の固定
側にも突き出し機構を有する金型では、型開状態では固
定側の突き出しピンはキャビティ面より突出しているた
め、この突き出しピン付近ではキャビティ面を磨くこと
はできなかった。したがって、従来は、金型装置を成形
機からいったん取り外し分解してから磨きを行い、再び
金型を取り付けるという作業を行う必要があった。この
ため本来の目的であるキャビティ面の磨き自体にかかる
時間はわずか5分程度と短時間であるにもかかわらず、
作業全体としては半日以上を費やさなければならないと
いう問題点があった。
【0004】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、固定側にも突き出し機構を有する金型装
置において、成形機から金型を外さずに固定側突き出し
ピンの周囲を磨くことができる突き出し機構付き金型を
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の突き
出し機構付き金型は、互いに開閉し型閉時に内部にキャ
ビティを形成する固定型及び可動型を有する型体と、こ
の型体に設けられ型開時に成型品を突き出しピンにより
離型させる突き出し機構とを備え、前記突き出し機構
は、前記固定型に前記突き出しピンの軸方向に可動に設
けられた第1の突き出し板と、前記可動型に前記突き出
しピンの軸方向に可動に設けられた第2の突き出し板と
を有し、前記第1の突き出し板は、前記固定型に設けら
れた弾性機構により可動型側に付勢されており、この第
1の突き出し板には前記固定型にキャビティに臨ませて
挿通された第1の突き出しピンが取り付けられていると
ともに前記固定型を貫通してリタンーピンが固定されて
おり、前記可動型側には型閉時に前記リターンピンに突
き当たるリターンピン受けが設けられており、前記第2
の突き出し板には、前記可動型にキャビティに臨ませて
挿通された第2の突き出しピンが取り付けられていて、
型開時には前記弾性機構の付勢力により第1の突き出し
ピンが突き出されるとともにリターンピンが突出する一
方、可動型の移動により第2の突き出しピンが突き出す
突き出し機構付き金型において、前記固定型に前記可動
型との分割面に臨んで、前記リターンピンを前記弾性機
構の付勢力に抗して固定型側に押し戻す治具を取り付け
るためのネジ孔を前記第1の突き出しピンの軸方向に形
成したものである。
【0006】このような構成を採用することにより、型
開時に前記第1の突き出しピンの軸方向に形成したネジ
孔に雄ネジ部材を備えた治具を取り付け、該雄ネジ部材
を螺合させてネジ孔に深く入れるにしたがって前記治具
にリターンピンが押圧されて弾性機構の付勢力に抗して
固定型側に押し戻され、これに伴い第1の突き出しピン
をキャビティ面より後退させることができる。これによ
り、成形機から金型を外さなくても固定側突き出しピン
の周囲を磨くことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の突き出し機構付き金型の第1
実施例について、図1乃至図3を参照しながら説明す
る。図1は、固定側にも突き出し機構を有する金型装置
を示す断面図であり、同図において、1は固定型、2は
可動型であり、型体であるこれら固定型1及び可動型2
は、図示上下方向に開閉して型閉時に製品形状のキャビ
ティ3を内部に形成するものである。前記固定型1は、
成形機の固定側プラテンに取り付けられる固定側取付板
(図示せず)の下側に第1固定側受け板4がボルトなど
により固定されている。この第1固定側受け板4の下側
に第2固定側受け板5が設けられ、この第2固定側受け
板5の下側に固定側型板6がボルトなどにより固定され
ている。この固定側型板6内には、キャビティ3を形成
するキャビティ入子7がボルトなどにより固定されてい
る。なお、8,9は、材料通路であるスプルー及びラン
ナーであり、ランナー9の先端にはリング状のゲート10
が形成されるようになっている。なお、図1においては
説明の便宜上、スプルー8は破断しているが、図示しな
い射出成形機のノズルに接続している。なお、11は第1
固定側受け板4の凹部4Aの設けられたスペーサブロッ
クであり、このスペーサブロック11は、第2固定側受け
板5にボルトなどにより固定されている。また、12は、
第2固定側受け板に取り付けられたガイドピンであり、
13は、ガイド部材である。
【0008】このように構成された固定型1において、
第2固定側受け板5及び固定側型板6は、第1固定側受
け板4に対して上下方向に開閉できるようになってい
る。以下、固定型1と可動型2との間の分割面を第1の
パーティングラインPL1というのに対して、第1固定側
受け板4と第2固定側受け板5との間の分割面を第2の
パーティングラインPL2ということにする。
【0009】一方、前記可動型2は、成形機の可動側プ
ラテンに取り付けられる可動側取付板(図示せず)の上
側に可動側受け板14がボルトなどによりにより固定され
ている。この可動側受け板14の上側には、可動側型板15
が固定されているとともに、この可動側型板15内に埋め
込まれキャビティ3を形成するコア入子16が固定されて
いる。なお、17は成形品に孔を形成するためのキャビテ
ィ3を貫挿する入子部材である。
【0010】また、前記固定型1には、成形品を固定型
1側から離型させる固定側突き出し機構18が設けられて
おり、可動型2には、成形品を可動型2側から離型させ
る可動側突き出し機構19が設けられている。ここで、ま
ず固定側突き出し機構18の構成を説明する。第1及び第
2固定側受け板4,5間に位置して凹部4A内には、第
1の突き出し板たる一対の突き出し板21,22が図示上下
方向に可動に支持されている。突き出し板21,22は、ボ
ルトなどにより互いに固定されている。そして、突き出
し板21,22に固定された第1の突き出しピン23が下方へ
突出し、第2固定側受け板5、固定側型板6及びキャビ
ティ入子7を貫通している。この第1の突き出しピン23
の先端面は、キャビティ3に臨んで位置するものであ
る。また、突き出し板21,22は、第1固定側受け板4に
設けられた突き出しばね24により押圧部材25を介して第
2固定側受け板5の方へ付勢されている。さらに、突き
出し板21,22には、リターンピン26が固定されており、
このリターンピン26は、第2固定側受け板5および固定
側型板6を貫通している。一方、可動側型板15には、リ
ターンピン26に突き当たるリターンピン受け27が固定さ
れている。そして、本実施例においては、図1乃至図3
に示すように固体側型板6に、リターンピン26に近接し
て第1の突き出しピン23の軸方向にネジ孔28が形成され
ている。
【0011】一方、可動側突き出し機構19も図示しない
第2の突き出し板たる可動側突き出し板に基部が固定さ
れた第2の突き出しピン29が可動側受け板14およびコア
入子16を貫通している。そして、第2の突き出しピン29
の先端面は、キャビティ3に臨んで位置するものであ
る。
【0012】前記構成につきその作用を説明する。ま
ず、本実施例の金型装置の基本的な作用について説明す
る、成形に際しては、固定型1と可動型2とを型閉した
状態で、成形機のノズルから溶融樹脂を射出する。この
溶融樹脂は、スプルー8、ランナー9を通り、ゲート10
から固定型1と可動型2との間に形成されたキャビティ
3内に充填される。ついで、このキャビティ3内に充填
された樹脂が固化した後、固定型1と可動型2とを型開
し、成形品を取り出す。この型開に伴い、まず固定側突
き出し機構18において、突き出しばね24により押圧部材
25が押されて、突き出し板21,22が第2固定側受け板5
の方へ移動する。これにより、突き出し板21,22ととも
に軸方向へ移動する第1の突き出しピン23が成形品を突
き出し、この成形品がキャビティ入子7から離れる。な
お、この第1の突き出しピン23とともにリターンピン26
も可動型2の方へ移動して、型開時には分割面PL1より
も図示下方にまで突出する。なお、本実施例において
は、型開時のリターンピン26の固定側型板6のPL1から
の突出量は、第1の突き出しピン23のキャビティ面から
の突出量よりもわずかに大きくなっている。
【0013】その後、可動側突き出し機構19において、
成形機の突き出しロッドが図示しない可動側突き出し板
を押すことにより、第2の突き出しピン29が該突き出し
板とともに軸方向へ移動して成形品を突き出し、この成
形品がコア入子16から離れる。なお、その後、再び型閉
が行われて、成形が繰り返されるが、型閉に伴い、可動
側型板15に固定されたリターンピン受け27が分割面PL1
よりも突出したリターンピン26を押すことにより、突き
出しばね24に抗して、突き出し板21,22が第1固定側受
け板4の方へ戻る。
【0014】次にキャビティ3の面に傷がついた場合な
どキャビティ面を磨きをかける場合について説明する。
キャビティ面を磨きをかける際には、まず固定型1と可
動型2とを型開状態としておく、この時、第1の突き出
しピン23はキャビティ入子7のキャビティ面よりも突出
しており、またリターンピン26は、パーティングライン
PL1よりも図示下方にまで突出している。このような状
態において図2に示すようにネジ孔28に雄ネジ部材であ
るボルト31及び治具32を取り付けるが、このボルト31
は、前記ボルト31の軸部31Aよりもわずかに径大で頭部
31Bよりも径小な孔32Aを有する平板状の治具32に挿通
しており、この治具32はリターンピン26の先端部に当接
している。そして、ボルト31をさらに締結してネジ孔28
の深くにまで螺合させることにより平板状の治具32がリ
ターンピン26を押圧するため、リターンピン26は突き出
しばね24の付勢力に抗して図示上昇する。そして、最終
的には図3に示すように固定側型板6と平板状の治具32
とがピッタリと当接するまで、すなわちリターンピン26
がPL1より突出しなくなるまで押し返される。このとき
リターンピン26が取り付けられた突き出し板21,22も上
昇するので、これに伴い第1の突き出しピン23も上昇し
キャビティ面よりも後退する。この際、本実施例におい
ては、型開時のリターンピン26の固定側型板6のPL1か
らの突出量は、第1の突き出しピン23のキャビティ面か
らの突出量よりもわずかに大きくなっているので、第1
の突き出しピン23はキャビティ面よりも後退することに
なり、この結果、成形機から金型を外さなくても第1の
突き出しピン23の周囲のキャビティ3の上面を磨くこと
ができる。
【0015】次に本発明の第2実施例について図4乃至
図7を参照して説明する。第2実施例の金型は、先に説
明した第1実施例の金型とほぼ同じ構成を有しているの
で、対応する部分には同一符号を付して、その説明を省
略する。第2実施例の金型においては、固定側型板6の
リターンピン26が挿通される貫通孔6Aの端部に、この
リターンピン26の径(r)よりも大きい径(R)のネジ
孔28が形成されている。そして、本実施例においては、
リターンピン26は図4に示すように型開時において固定
側受け板6の方へ最大に移動した場合にもパーティング
ラインPL1から突出しないようになっている。一方、リ
ターンピン受け27は、図5に示すようにパーティングラ
インPL1よりも固定側型板6側に大きく突出しており、
これにより型閉に伴い、可動側型板15に固定されたリタ
ーンピン受け27が貫通孔6A内のリターンピン26を押す
ことにより、突き出しばね24に抗して、突き出し板21,
22が第1固定側受け板4の方へ戻すことができるように
なっている。
【0016】このような構成とすることにより、キャビ
ティ面を磨きをかける際には、まず固定動型1と可動型
2とを型開状態としておく、この時、第1の突き出しピ
ン23はキャビティ入子7のキャビティ面よりも突出して
おり、またリターンピン26は、固定側型板6の方へ最大
に移動しているが、図4に示すようにパーティングライ
ンPL1よりも突出せず貫通孔6A内に埋没している。こ
のような状態において図6に示すようにネジ孔28に治具
32を兼ねた雄ネジ部材であるボルト31を取り付ける。こ
のボルト31を所定量螺合させると、貫通孔6A内に埋没
したリターンピン26の頭部に当接し、そして、ボルト31
をさらに締結することにより、リターンピン26は、この
ボルト31の先端に押圧されて突き出しばね24の付勢力に
抗して図示上昇する。そして、最終的には図7に示すよ
うにボルト31を完全に螺合させることによりリターンピ
ン26は図5に示す型閉時と同じ位置まで押し返される。
これに伴いリターンピン26が取り付けられた突き出し板
21,22も上昇するので、第1の突き出しピン23も上昇し
キャビティ面よりも後退する。この結果、成形機から金
型を外さなくても第1の突き出しピン23の周囲のキャビ
ティ3の上面を磨くことができる。
【0017】以上本発明について添付図面を参照して説
明してきたが、本発明は、前記実施例に限定されるもの
ではなく、種々の変形実施が可能である。例えば突き出
し板の駆動手段は、ばねに限るものではなく、油圧シリ
ンダー装置などでもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、固定側に突き出しピン
による突き出し機構を有する金型において、固定型に可
動型との分割面に臨んで、リターンピンを前記弾性機構
の付勢力に抗して固定型側に押し戻す治具を取り付ける
ためのネジ孔を前記突き出しピンの軸方向に形成したの
で、型開時に第1の突き出しピンの軸方向に形成したネ
ジ孔に雄ネジ部材を備えた治具を取り付け、該雄ネジ部
材を螺合させてネジ孔に深く入れるにしたがって前記治
具により弾性機構の付勢力に抗してリターンピンが固定
型側に押し戻され、これに伴い第1の突き出しピンをキ
ャビティ面より後退させることができる。これにより、
成形機から金型を外さなくても固定側突き出しピンの周
囲を磨くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による突き出し機構付き金
型を示す断面図である。
【図2】前記実施例の突き出し機構付き金型において、
キャビティ面に磨きをかける際に治具を取り付けた初期
状態を示すリターンピン付近の断面図である。
【図3】前記実施例の突き出し機構付き金型において、
キャビティ面に磨きをかける際の治具の取り付けを完了
した状態を示すリターンピン付近の断面図である。
【図4】本発明の第2実施例による突き出し機構付き金
型の型開時を示すリターンピン付近の断面図である。
【図5】前記実施例による突き出し機構付き金型の型閉
時を示すリターンピン付近の断面図である。
【図6】前記実施例の突き出し機構付き金型において、
キャビティ面に磨きをかける際に治具を取り付けた初期
状態を示すリターンピン付近の断面図である。
【図7】前記実施例の突き出し機構付き金型において、
キャビティ面に磨きをかける際の治具の取り付けを完了
した状態を示すリターンピン付近の断面図である。
【符号の説明】
1 固定型(型体) 2 可動型(型体) 3 キャビティ 18 固定側突き出し機構 19 可動側突き出し機構 21 第1の突き出し板 22 第1の突き出し板 23 第1の突き出しピン 24 突き出しばね 26 リターンピン 27 リターンピン受け 28 ネジ孔 29 第2の突き出しピン 32 治具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに開閉し型閉時に内部にキャビティ
    を形成する固定型及び可動型を有する型体と、この型体
    に設けられ型開時に成型品を突き出しピンにより離型さ
    せる突き出し機構とを備え、前記突き出し機構は、前記
    固定型に前記突き出しピンの軸方向に可動に設けられた
    第1の突き出し板と、前記可動型に前記突き出しピンの
    軸方向に可動に設けられた第2の突き出し板とを有し、
    前記第1の突き出し板は、前記固定型に設けられた弾性
    機構により可動型側に付勢されており、この第1の突き
    出し板には前記固定型にキャビティに臨ませて挿通され
    た第1の突き出しピンが取り付けられているとともに前
    記固定型を貫通してリタンーピンが固定されており、前
    記可動型側には型閉時に前記リターンピンに突き当たる
    リターンピン受けが設けられており、前記第2の突き出
    し板には、前記可動型にキャビティに臨ませて挿通され
    た第2の突き出しピンが取り付けられていて、型開時に
    は前記弾性機構の付勢力により第1の突き出しピンが突
    き出されるとともにリターンピンが突出する一方、可動
    型の移動により第2の突き出しピンが突き出す突き出し
    機構付き金型において、前記固定型に前記可動型との分
    割面に臨んで、前記リターンピンを前記弾性機構の付勢
    力に抗して固定型側に押し戻す治具を取り付けるための
    ネジ孔を前記第1の突き出しピンの軸方向に形成したこ
    とを特徴とする突き出し機構付き金型。
JP20464796A 1996-08-02 1996-08-02 突き出し機構付き金型 Withdrawn JPH1044162A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102806639A (zh) * 2012-08-21 2012-12-05 东莞劲胜精密组件股份有限公司 一种注塑模具二次顶出机构
JP2020151944A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 株式会社ヤクルト本社 治具

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CN102806639A (zh) * 2012-08-21 2012-12-05 东莞劲胜精密组件股份有限公司 一种注塑模具二次顶出机构
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