JP2001018273A - 3プレート金型を用いた射出圧縮成形方法およびその装置 - Google Patents

3プレート金型を用いた射出圧縮成形方法およびその装置

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JP2001018273A
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injection
movable
movable mold
cavity
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Yutaka Nonogaki
裕 野々垣
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Murata Manufacturing Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/56Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using mould parts movable during or after injection, e.g. injection-compression moulding
    • B29C45/561Injection-compression moulding
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    • B29C45/561Injection-compression moulding
    • B29C2045/5625Closing of the feed opening before or during compression

Abstract

(57)【要約】 【課題】格別な型締め手段を必要とせずに樹脂流路の型
締めを行い、樹脂流路の樹脂洩れを防止する3プレート
金型を用いた射出圧縮成形方法およびその装置を提供す
る。 【解決手段】3プレート金型を用いて射出圧縮成形を行
なう方法であって、射出時の樹脂流路5が設けられた可
動側型板21に成形機の射出用ノズル4を接続させ、ノ
ズル接続圧力とランナープレート22の型位置保持力と
によって樹脂流路5をシールしながら樹脂流路5を介し
てキャビティ3に成形材料を充填する。充填終了後、可
動側金型2(21,22)を固定側金型1方向に圧縮代
分だけ前進させてキャビティ3の圧縮を行なうと同時
に、射出用ノズル4を可動側金型2の圧縮力により後退
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は3プレート金型を用
いた射出圧縮成形方法およびその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】プラスチック射出成形技術の中で、プラ
スチックレンズ、光ディスク、ICカード等のように高
い精度が要求される成形品においては、射出圧縮成形方
法が用いられている。射出圧縮成形方法は、ROLIN
X法、射出プレス法、部分圧縮成形方法の3種類に大別
され、それに用いられる金型構造はキャビティ部分をイ
ンロー構造とし、材料充填後に型締めを行い圧縮する方
法と、材料充填後に金型のコア部を作動させ圧縮する方
法とがあり、いずれも2プレート金型構造が採用されて
いた。
【0003】このような2プレート金型による圧縮構造
をピンポイントゲート用3プレート金型に応用して射出
圧縮成形を行なうと、樹脂流路から溶融した成形材料の
はみ出しが発生するという問題がある。また、キャビテ
ィの圧縮量を正確に制御することが難しい。
【0004】そこで、固定金型と可動金型との間に出入
自在なスペーサを設け、スペーサを両金型の間に突出さ
せてキャビティの間隔をある程度保った状態で可動金型
を前進させることで型締めを行い、樹脂のはみ出しを防
止するとともに、圧縮時にはスペーサの突出量を調整す
ることで、キャビティの間隔を調整し、圧縮量を制御す
るようにしたものが提案されている(特公平6−675
80号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような出入自在なスペーサによる間隔調整機構を設けた
場合、スペーサを可動金型の作動方向と直交方向に作動
させるためにシリンダなどの駆動手段を必要とするの
で、装置が大型になるという欠点があった。また、金型
全周のスペーサの突出量を同期して調整しないと、型締
め力が金型の全周に均一に作用しないので、全てのスペ
ーサの突出量制御を正確に行なわねばならず、しかもス
ペーサは金型の間で圧着されているため、円滑に動作で
きず、動作制御管理が難しくなるという欠点があった。
【0006】さらに、射出圧縮成形方法においては、充
填工程終了時にゲートを閉じる必要があるが、前述の公
報においては、ゲート部の樹脂が冷却し、ゲートシール
が終了した段階で圧縮を行なうようになっているので、
キャビティ内の樹脂がランナー部に逆流し、圧縮成形品
の品質が悪化するという欠点がある。また、ピンポイン
トゲートのように固定金型にランナーを設けた場合に
は、ゲートを機械的に閉じるゲート閉じ機構を設けよう
とすると、ゲート閉じ機構も固定金型に設けなければな
らず、構造が複雑になるという欠点がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、格別な型締め手
段を必要とせずに樹脂流路の型締めを行い、樹脂流路の
樹脂洩れを防止できる3プレート金型を用いた射出圧縮
成形方法およびその装置を提供することにある。また、
他の目的は、ゲート閉じ機構を簡単な構造で実現できる
3プレート金型を用いた射出圧縮成形方法およびその装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的は、請求項1,
2または4に記載の発明によって達成される。請求項1
に記載の発明は、3プレート金型を用いて射出圧縮成形
を行なう方法において、射出時の樹脂流路が設けられた
可動側金型に成形機の射出用ノズルを接続させ、ノズル
接続圧力と可動側金型の型位置保持力とによって樹脂流
路をシールしながら樹脂流路を介してキャビティに成形
材料を充填する工程と、充填工程の終了後、射出用ノズ
ルを後退させる工程と、射出用ノズルの後退と同時また
はその後に、可動側金型を固定側金型方向に前進させて
キャビティの圧縮を行なう工程と、を含む射出圧縮成形
方法である。請求項2に記載の発明は、3プレート金型
を用いて射出圧縮成形を行なう方法において、射出時の
樹脂流路が設けられた可動側金型に成形機の射出用ノズ
ルを接続させ、ノズル接続圧力と可動側金型の型位置保
持力とによって樹脂流路をシールしながら樹脂流路を介
してキャビティに成形材料を充填する工程と、充填工程
の終了後、可動側金型を固定側金型方向に圧縮代分だけ
前進させてキャビティの圧縮を行なう工程と、射出用ノ
ズルを可動側金型の圧縮力により後退させる工程と、を
含む射出圧縮成形方法である。請求項4に記載の発明
は、3プレート金型を用いた射出圧縮成形装置であっ
て、可動側金型と、前記可動側金型のコア部との間でキ
ャビティが形成される固定側金型と、前記キャビティに
成形材料を充填した後、可動側金型を固定側金型方向に
前進させてキャビティ内の成形材料を圧縮させる手段と
を備え、前記可動側金型は、溶融樹脂を射出する成形機
の射出用ノズルを接続させる樹脂供給口とコア部とが設
けられた可動側型板と、可動側型板に対して接離可能
で、可動側型板との間で樹脂供給口とキャビティとを結
ぶ樹脂流路が形成されるランナープレートとを有し、前
記ノズル接続圧力に対向して可動側金型を位置保持させ
る型位置保持力を、ノズル接続圧力より大きくしたこと
を特徴とする射出圧縮成形装置である。
【0009】本発明にかかる射出圧縮成形方法およびそ
の装置によれば、固定側金型と可動側金型とを所定の間
隔だけ寸開した状態とし、この状態で射出用ノズルを樹
脂供給口に圧接させて接続する。そして、射出用ノズル
から樹脂流路へ溶融した成形材料を射出し、キャビティ
に充填する。この充填工程時に、ノズル接続力と可動側
金型の位置保持力とにより可動側金型は型締め状態とな
るため、樹脂流路からの樹脂洩れが防止される。充填工
程完了後、所定の圧縮代分だけノズルを後退させると同
時またはその後に、可動側金型を固定側金型方向へ前進
させて型締め動作を行い、キャビティ内の樹脂を圧縮す
る。この圧縮工程により、成形体の密度が高められると
ともに、成形材料の冷却固化に伴う収縮が補償される。
【0010】圧縮工程において、請求項2のようにノズ
ルの接続圧力を可動側金型の圧縮力より小さく設定して
おけば、射出用ノズルを可動側金型の圧縮力により後退
させることができるので、射出用ノズルを常に樹脂供給
口に接続した状態のまま後退させることができ、樹脂供
給口からの樹脂洩れを防止できる。
【0011】請求項3のように、充填工程の後で圧縮工
程の前に、キャビティと樹脂流路との間のゲートを閉止
する工程を設ければ、キャビティと樹脂流路との間が確
実に閉止され、圧縮工程においてキャビティ内の成形材
料が樹脂流路へ逆流せず、高精度の圧縮成形体を得るこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明による3プレート金
型を用いた射出圧縮成形装置の一例を示す。この射出圧
縮成形装置は固定側金型1と可動側金型2とで構成さ
れ、これら固定側金型1と可動側金型2は型開閉方向へ
移動して互いに開閉し、型閉時に相互間に成形体形状の
キャビティ3を形成するものである。固定側金型1は、
キャビティ3を形成する固定側型板11と、この固定側
型板11に固定された固定側取付板12とを備えてい
る。また、固定側型板11および固定側取付板12には
後述する射出用ノズル4が挿通される挿通穴13,14
が形成され、この挿通穴14の口縁部にロケートリング
15が装着されている。固定側取付板12は図示しない
射出成形機の固定側プラテンに取り付けられている。
【0013】可動側金型2には、互いに接離可能な可動
側型板21とランナープレート22とが設けられてい
る。ランナープレート22はシャフト23を介して可動
側取付板24に固定されている。可動側取付板24は図
示しない射出成形機の可動側プラテンに取り付けられ、
型開閉方向に往復動できるように構成されている。可動
側型板21には固定側型板11との間でキャビティ3を
形成するコア25と、成形機の射出用ノズル4が接続さ
れるスプルーブシュ(樹脂供給口)26とが設けられて
いる。また、固定側型板11とコア25はインロー構造
でキャビティ3を形成している。可動側型板21とラン
ナープレート22との間にはランナー(樹脂流路)5が
形成され、このランナー5は前記スプルーブシュ26の
内部のスプルー26aとゲート27とに連通している。
また、コア25には、前記ゲート27と、コア25に対
して摺動してゲート27を塞ぐように設けられたコアピ
ン(ゲート開閉ピン)28とを備えており、コアピン2
8はエジェクタプレート29に連結されている。前記コ
アピン28は、型開き時にコア25に残った成形品を取
り出すためのエジェクトピンを兼ねている。
【0014】つぎに、前記射出圧縮成形用金型を用いた
射出圧縮成形方法について、図2を参照して説明する。
図2の(a)は充填工程を示している。まず、固定側金
型1と可動側金型2を一旦閉じた後、所定の開き量Aだ
け寸開する、あるいは型閉じ動作中、所定の開き量Aを
確保できる位置で型閉じ動作を終了させることにより、
固定側金型1と可動側金型2を所定の開き量Aをもって
嵌合させる。これにより、固定側型板11とコア25と
が嵌合してキャビティ3が形成される。この状態で、射
出用ノズル4をスプルーブシュ26に圧接させて接続す
る。このとき、ランナープレート22は射出成形機の可
動側プラテンによって、ノズル4の接続圧力(ノズルタ
ッチ力)Fnより大きな型位置保持力Fmを与えられて
いるので、ノズル4の接続圧力Fnによりランナープレ
ート22は後退せずに初期位置を保持できる。この状態
で、射出用ノズル4からスプルー26aへ溶融した成形
材料を射出すると、成形材料はスプルー26aからラン
ナー5及びゲート27を通ってキャビティ3内に充填さ
れる。この充填工程時に、ノズル接続圧力Fnと可動側
金型の位置保持力Fmとにより可動側型板21とランナ
ープレート22は型締め状態となるため、ランナー5か
らの成形材料洩れを防止できる。
【0015】充填工程完了後、エジェクタプレート29
を前進させると、図2の(b)のように、エジェクタプ
レート29に連結されたコアピン28が前進し、ゲート
27を塞ぐ。そのため、キャビティ3内が密閉される。
【0016】つぎに、所定の開き量A分だけノズル4を
後退させた後、射出成形機の型締め装置が型締め動作を
行い、可動側金型2を固定側金型1方向へ前進させ、図
2の(c)のようにキャビティ3内の樹脂を圧縮する。
この圧縮工程により、成形体の密度が高められるととも
に、成形材料の冷却固化に伴う収縮が補償される。な
お、この圧縮時にノズル4の接続圧力を弱め、型締め圧
力でノズル4を後退させるようにしてもよい。前記のよ
うにキャビティ3はコアピン28によってランナー5と
閉止されているので、圧縮工程においてキャビティ3内
の成形材料がランナー5へ逆流せず、高精度の圧縮成形
体を得ることができる。また、ランナー5内の樹脂は圧
縮されないので、ランナー5からスプルー26aへ樹脂
が逆流することもない。
【0017】キャビティ3内の成形材料が冷却固化した
後、図2の(d)のように射出成形機の型締装置により
可動側金型2が後退して型開され、成形体Mが取り出さ
れる。成形体Mの取出時に、コアピン28を突き出すこ
とで、コア25に残った成形体Mを取り外すようにして
もよい。また、同時に可動側型板21とランナープレー
ト22も型開され、ランナー5から樹脂屑Tが取り出さ
れる。なお、樹脂屑Tがゲート27やスプルー26aに
残るのを防止するため、ランナーロックピンを可動側金
型2に適宜設けてもよい。成形体Mと樹脂屑Tが取り出
された後、再び型閉じ動作が行われ、以上の工程が繰り
返される。
【0018】前記実施例によれば、ランナー(樹脂流
路)5の型締めを射出成形機の可動側プラテンの位置保
持力と射出用ノズル4の接続圧力とで行うので、高い型
締め力が得られ、充填工程時のランナー5からの樹脂洩
れを完全に防ぐことができる。さらに、ランナー5を可
動側金型2側に設ける事により、ゲート閉じ機構28を
射出成形機のエジェクト機能を利用して行えるため、圧
縮時の圧力に負けないゲート閉じ力を容易に出すことが
できる。これにより、圧縮時の樹脂材料の逆流を完全に
防止でき、品質の安定した高精度の成形体を得ることが
できる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
または2に記載の発明によれば、可動側金型に射出用ノ
ズルを接続させ、ノズル接続圧力と可動側金型の型位置
保持力とによって樹脂流路をシールしながらキャビティ
に樹脂材料を充填するようにしたので、可動側金型のた
めの格別な型締め手段を必要とせずに、充填工程時の樹
脂流路からの樹脂洩れを防ぐことができる。充填工程の
終了後、射出用ノズルを圧縮工程と同時またはその前に
後退させることで、圧縮時にノズルに過大な負荷が掛か
らずに済む。また、請求項3のように、充填工程の後で
圧縮工程の前に、キャビティと樹脂流路との間のゲート
を閉止するようにしたので、キャビティと樹脂流路とが
確実に閉止され、圧縮工程においてキャビティ内の成形
材料が樹脂流路へ逆流せず、高精度の圧縮成形体を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる射出圧縮成形装置の一例の断面
図である。
【図2】図1の射出圧縮成形装置の動作を説明する断面
図である。
【符号の説明】
1 固定側金型 11 固定側型板 12 固定側取付板 2 可動側金型 21 可動側型板 22 ランナープレート 24 可動側取付板 25 コア 26 スプルーブシュ(樹脂供給口) 27 ゲート 28 コアピン(ゲート開閉ピン) 29 エジェクタプレート 3 キャビティ 4 射出用ノズル 5 ランナー(樹脂流路)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3プレート金型を用いて射出圧縮成形を行
    なう方法において、射出時の樹脂流路が設けられた可動
    側金型に成形機の射出用ノズルを接続させ、ノズル接続
    圧力と可動側金型の型位置保持力とによって樹脂流路を
    シールしながら樹脂流路を介してキャビティに成形材料
    を充填する工程と、充填工程の終了後、射出用ノズルを
    後退させる工程と、射出用ノズルの後退と同時またはそ
    の後に、可動側金型を固定側金型方向に前進させてキャ
    ビティの圧縮を行なう工程と、を含む射出圧縮成形方
    法。
  2. 【請求項2】3プレート金型を用いて射出圧縮成形を行
    なう方法において、射出時の樹脂流路が設けられた可動
    側金型に成形機の射出用ノズルを接続させ、ノズル接続
    圧力と可動側金型の型位置保持力とによって樹脂流路を
    シールしながら樹脂流路を介してキャビティに成形材料
    を充填する工程と、充填工程の終了後、可動側金型を固
    定側金型方向に圧縮代分だけ前進させてキャビティの圧
    縮を行なう工程と、射出用ノズルを可動側金型の圧縮力
    により後退させる工程と、を含む射出圧縮成形方法。
  3. 【請求項3】前記充填工程の後で圧縮工程の前に、キャ
    ビティと樹脂流路との間のゲートを閉止する工程をさら
    に含むことを特徴とする請求項1または2に記載の射出
    圧縮成形方法。
  4. 【請求項4】3プレート金型を用いた射出圧縮成形装置
    であって、可動側金型と、前記可動側金型のコア部との
    間でキャビティが形成される固定側金型と、前記キャビ
    ティに成形材料を充填した後、可動側金型を固定側金型
    方向に前進させてキャビティ内の成形材料を圧縮させる
    手段とを備え、前記可動側金型は、溶融樹脂を射出する
    成形機の射出用ノズルを接続させる樹脂供給口とコア部
    とが設けられた可動側型板と、可動側型板に対して接離
    可能で、可動側型板との間で樹脂供給口とキャビティと
    を結ぶ樹脂流路が形成されるランナープレートとを有
    し、前記ノズル接続圧力に対向して可動側金型を位置保
    持させる型位置保持力を、ノズル接続圧力より大きくし
    たことを特徴とする射出圧縮成形装置。
  5. 【請求項5】前記可動側金型に、可動側型板に対して摺
    動可能で、前記キャビティと樹脂流路との間のゲートを
    開閉するゲート開閉ピンを設けたことを特徴とする請求
    項4に記載の射出圧縮成形装置。
  6. 【請求項6】前記ゲート開閉ピンは、型開き時にコア部
    に残った成形品を取り出すエジェクトピンを兼ねること
    を特徴とする請求項5に記載の射出圧縮成形装置。
  7. 【請求項7】充填工程の終了後、前記射出用ノズルを圧
    縮代分だけ後退させる手段を設けたことを特徴とする請
    求項4ないし6のいずれかに記載の射出圧縮成形装置。
  8. 【請求項8】前記射出用ノズルの接続圧力を可動側金型
    の圧縮力より小さくし、射出用ノズルを可動側金型の圧
    縮力により後退可能としたことを特徴とする請求項4な
    いし6のいずれかに記載の射出圧縮成形装置。
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