JP2001310354A - 射出成形用金型 - Google Patents

射出成形用金型

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JP2001310354A
JP2001310354A JP2000129205A JP2000129205A JP2001310354A JP 2001310354 A JP2001310354 A JP 2001310354A JP 2000129205 A JP2000129205 A JP 2000129205A JP 2000129205 A JP2000129205 A JP 2000129205A JP 2001310354 A JP2001310354 A JP 2001310354A
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cavity
mold
closing
wall
injection
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JP2000129205A
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Inventor
Toshiyuki Miyagishima
俊之 宮城島
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MI MORUDE KK
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MI MORUDE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の低圧射出式の金型におけるキャビティ仮
閉鎖手段では、型閉じの際にエッジどうしのぶつかりを
避けられなかった。 【解決手段】可動側型板5には、そのキャビティ画成部
12の外郭に沿って無端状に延びるキャビティ予備閉鎖
壁21を型開閉方向Xへ移動自在に設けると共に、この
閉鎖壁21をバネ27によって個定盤41側へ付勢して
おく。型閉じが開始すると、先ず、キャビティ予備閉鎖
壁21が固定側型板3のパーティングラインPLに当接
して、キャビティを、型開閉方向に余分な長さのある形
で仮閉鎖し、この状態でキャビティへの溶融樹脂の射出
を開始する。従って、キャビティ予備閉鎖壁21はその
先端面21bが固定側型板3のパーティングラインPL
に当接するだけで機能を果たすので、凹部に嵌合するこ
とは無く、従来のようなぶつかりが生じる余地は無い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形用金型に
係り、特に、低圧射出式の射出成形用金型に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂を成形材料とする射出成形方式
の一つに、低圧射出式がある。この方式では、型閉じ圧
力をキャビティ内の樹脂圧力に利用することで、金型キ
ャビティに注入する溶融樹脂の射出圧を100kg/平
方センチメートル以下の低圧で行うことを可能にし、そ
れによって射出装置を大幅に簡素化できるという利点を
有する。
【0003】このような低圧射出式による従来の射出成
形用金型の一例aを図16及び図17に示す。この金型
aは、図18に示す深皿状の成型品wを成形するための
もので、固定側型板bと可動側型板cとで構成される2
枚プレートタイプのものである。PLは、固定側型板b
と可動側型板cとのパーティングライン(分割面)を示
す。固定側型板bにはキャビティ画成凹部dが形成され
ると共に、このキャビティ画成凹部dの開口e(パーテ
ィングラインPL上の面)の周縁部から可動盤M側へ向
けて真っ直ぐ突出した枠状を為すキャビティ予備閉鎖壁
fが形成されており、このキャビティ予備閉鎖壁fによ
って、キャビティ画成凹部dの開口eが型開閉方向であ
る程度の奥行きを持つ。キャビティ画成凹部dの奥面中
央にはゲートgが開口している。
【0004】可動側型板cには、そのパーティングライ
ンPLから固定側型板b側へ突出してキャビティ画成凹
部dと共に所要のキャビティhを画成するキャビティ画
成凸部(コア)iが形成されている。そして、この可動
側型板cのパーティングラインPLには、キャビティ画
成凸部iを囲むように延びる予備閉鎖壁嵌合溝jが形成
されている。この予備閉鎖壁嵌合溝jと上記キャビティ
予備閉鎖壁fは、型閉じに伴って互いにぴったり嵌合し
合う位置及び大きさの関係を有しており、型開閉方向で
の寸法は、キャビティ予備閉鎖壁jの方がある程度大き
い。kはイジェクトピンを示す。
【0005】この金型aによる型閉じは、キャビティh
の画成が不完全な予備型閉じと、キャビティhの画成が
完了する本型閉じの2段階で行われる。予備型閉じは、
図16に実線で示す型開き状態から可動盤Mが図17に
示す予備型閉じ位置まで移動してキャビティ予備閉鎖壁
fが予備閉鎖壁嵌合溝jに半分ぐらい嵌まり込むまで行
われる。この予備型閉じが完了した状態では、固定側型
板bのパーティングラインPLと可動側型板cのパーテ
ィングラインPLとが未だある程度離れているために、
キャビティhは完全な形には閉じてはいない(型開閉方
向で余分な厚さを有する。)が、この不完全な形のキャ
ビティhでもその空間はキャビティ予備閉鎖壁fによっ
て気密に閉じられている。
【0006】この予備型閉じが完了するのと同時に、図
17に示すようにキャビティh(不完全なキャビティ)
への溶融樹脂mの射出が開始し、この射出量がある程度
の量に達したところで、この射出を継続しながら、可動
盤Mが図16に二点鎖線で示す型閉じ完了位置まで前進
して本型閉じをする。即ち、予備型閉じから本型閉じま
での間は、溶融樹脂mの射出と可動盤Mcの前進とが同
時進行する。従って、キャビティh内に射出された溶融
樹脂mには、射出装置側からの射出圧と、予備型閉じか
ら本型閉じまでの型板による圧縮の力が加えられ、この
両方の圧力で所要の樹脂圧を満たす。溶融樹脂mの射出
完了後、保圧、冷却の時間を経て、可動盤Mが後退して
型開きされ、次いで、イジェクトピンkが前進して成形
品wを離型する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の金型a
にあっては、予備型閉じが行われる際に、どうしても、
予備閉鎖壁嵌合溝jの開口エッジとキャビティ予備閉鎖
壁fのエッジとがぶつかり合ってしまうという問題があ
る。即ち、このキャビティ予備閉鎖壁fと予備閉鎖壁嵌
合溝jは、予備型閉じの状態から本型閉じが完了するま
でのストロークでは、溶融樹脂mの射出空間即ち不完全
な形のキャビティhを気密に保ちながら型開閉方向で相
対的に摺動しなければならないので、これらの間に抜き
勾配を持たせることができず、従って、型閉じの際の多
少のぶれでも、エッジどうしがぶつかってしまうからで
ある。
【0008】しかも、金型aに加えられた熱は、冷却の
効き具合の違いなどによって変動するものであり、まし
て、固定側型板bと可動側型板cとではどうしても温度
差が生じて熱膨張の大きさも違って来るので、予備閉鎖
壁嵌合溝jとキャビティ予備閉鎖壁fどうしの位置関係
やサイズの関係が一致しなくなり、これがエッジどうし
のぶつかり合いを助長する原因にもなる。
【0009】そこで、一般には、このエッジどうしのぶ
つかりをできるだけ避けるために、予備閉鎖壁嵌合溝j
とキャビティ予備閉鎖壁fどうしの嵌め合いに多少の余
裕を持たせることが行われているが、その結果、嵌め合
いに余裕を持たせた分のバリが成形品wにできてしまっ
て、このバリ取り等の後処理に多くのコストがかかって
しまう。
【0010】また、前記成形品wと似た形の成形品w´
を成形する場合であっても、成形上の都合で、図19に
示す金型nのように、可動盤Mのキャビティ画成凸部i
の前面全体に周辺が急勾配の凹部pを形成することを余
儀なくされるときは、その凹部pの周縁rが鋭利なエッ
ジになってしまうため、とても前記したぶつかりに耐え
るだけの強度は持たない。
【0011】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて為
されたものであり、キャビティを型閉じ完了前の不完全
な形で閉鎖するための仮閉鎖手段に、エッジどうしのぶ
つかり等が生じるのを確実に避けることができると共
に、強度的にも強く、離型性能も優れた新規な射出成形
用金型を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載した射出成形用金型は、互いに開閉
され所要のキャビティを画成するためのキャビティ画成
部がそれぞれに設けられた2つの型板と、一方の型板に
型開閉方向へ一定の範囲内で移動自在に支持されると共
に型開閉方向と平行な内壁面が当該型板におけるキャビ
ティ画成部の外郭に沿って無端状に延びるキャビティ予
備閉鎖壁と、このキャビティ予備閉鎖壁を他方の型板側
へ付勢する付勢手段と、キャビティに溶融樹脂を射出す
るゲートとを備え、キャビティへの溶融樹脂の射出は、
キャビティ予備閉鎖壁の先端面が他方の型板のパーティ
ングラインに当接した後型閉じ完了前に開始することを
特徴とするものである。
【0013】即ち、この射出成型用金型にあっては、キ
ャビティ予備閉鎖壁の先端面が他方の型板のパーティン
グラインに当接することにより、当該キャビティが型閉
じ未完了の不完全な形で気密に閉じられ、この状態から
更に型閉じが進行すると、当該一方の型板のキャビティ
画成部がキャビティ予備閉鎖壁の内壁面を滑りながら前
進して行って型閉じを完了する。溶融樹脂の射出は、キ
ャビティ予備閉鎖壁の先端面が他方の型板のパーティン
グラインに当接したのち型閉じが完了する前に開始し、
その間の型閉じ動作によってキャビティ内の溶融樹脂が
加圧される。従って、キャビティ予備閉鎖壁が、他方の
型板と結合する形態は、型開閉方向での突き合わせにな
るので、従来のキャビティ仮閉鎖手段であるキャビティ
予備閉鎖壁と予備閉鎖壁嵌合溝との結合形態である嵌め
合いに見られたエッジどうしのぶつかりということは絶
対に生じない。尚、この発明における「他方の型板のパ
ーティングライン」が、基準面たる分割面に限定される
ことは無く、一方の型板と接合分離自在に開閉される面
であれば差し支えない。
【0014】本発明におけるキャビティ予備閉鎖壁は、
他方の型板に当接した後の型閉じ動作に伴って当該型板
のキャビティ画成部に対して相対的に反対方向へ移動で
きる構造であれば良いので、このキャビティ予備閉鎖壁
を固定側型板と可動側型板のどちらに支持させるかは任
意である。即ち、キャビティ予備閉鎖壁を可動側型板に
支持させた場合は、そのキャビティ予備閉鎖壁が固定側
型板に当接した後は可動側型板のキャビティ画成部だけ
が固定側型板の側へ前進することになり、逆に、キャビ
ティ予備閉鎖壁を固定側型板に支持させた場合は、可動
側型板がキャビティ予備閉鎖壁だけを押圧して後退させ
るからである。
【0015】また、本発明におけるキャビティ予備閉鎖
壁の内壁面の形状(他方の型板側から見た形状)は、必
然的に当該キャビティ画成部の外形に沿った形状になる
が、この囲い壁の先端面が他方の型板に対向する位置関
係としては、大別して、次の2つが考えられる。一つ
は、後述する第一の実施の形態のように、最終的なキャ
ビティの画成を担わない態様であって、内壁面の先端
(他方の型板側の端)が他方の型板におけるキャビティ
画成部の輪郭に対向する位置関係である。
【0016】もう一つは、請求項2又は請求項3に記載
した金型のように、最終的なキャビティの画成を一部担
う態様である。即ち、請求項2に記載した射出成形用金
型は、請求項1に記載した射出成形用金型において、キ
ャビティ予備閉鎖壁の先端面の一部を、型板のキャビテ
ィ画成部と協働してキャビティを画するキャビティ画成
面としたことを特徴とするものである。
【0017】また、請求項3に記載した射出成形用金型
は、請求項1又は2に記載した射出成形用金型におい
て、キャビティ予備閉鎖壁の内壁面の一部を、型板のキ
ャビティ画成部と協働してキャビティを画するキャビテ
ィ画成面としたことを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の各実施の形態に
係る射出成形用金型を図面に従って説明する。 〔A.第一の実施の形態〕(図1〜図6) 図1から図6は、第一の実施の形態に係る射出成形用金
型1を示すものである。尚、図面では型板等を各部一体
構造の形で示してあるが、実際には複数のブロックを一
体的に結合して構成されている。
【0019】〔A−1.構造〕(図1、図2) この射出成形用金型1は、図18に示した成形品wと同
様の成形品を成形するためのもので、固定側型板3を備
えた固定盤41と、可動側型板5を備えた可動盤42と
から成る2枚プレート金型になっている。型の開閉は、
図2に示す双方矢印Xの方向で行われる。
【0020】固定盤41は、固定側取付板2と、これに
取り付けられた固定側型板3と、固定側取付板2に装着
されたスプールブッシュ8等から構成されている。固定
側型板3に設けられているキャビティ画成部7は、その
パーティングラインPLに開口した凹部であり、このキ
ャビティ画成部7の奥面中央にゲート9が開口してい
る。パーティングラインPLは、型開閉方向Xと直交す
る平坦面になっている。
【0021】可動盤42は、可動側取付板4と、スペー
サブロック11を挟んで可動側取付板4に取り付けられ
た可動側型板5と、この可動側型板5に設けられたキャ
ビティ画成部12と、型閉じが完了するまでの間このキ
ャビティ画成部12を囲うキャビティ予備閉鎖壁21
と、イジェクト機構31等から構成されている。
【0022】可動側型板5のキャビティ画成部12は、
パーティングラインPLから固定盤41側へ突出したコ
ア13と、パーティングラインPLのうちコア13の裾
に沿って細幅な帯状に延びる帯状領域14とで構成され
ており、この帯状領域14が固定側型板3のパーティン
グラインPLと同一平面上に位置するところまで可動盤
42が移動することで、所要のキャビティhが画成され
る。
【0023】可動側型板5のパーティングラインPLの
うち、上記帯状領域14を除いた範囲は浅く削られるこ
とである程度低くされており、この低くされた範囲のコ
ア13側ほぼ半分に、キャビティ画成部12の裾を囲っ
て堀のように無端状に延びる予備閉鎖壁配置溝16が形
成されている。この予備閉鎖壁配置溝16の内周壁は、
型開閉方向Xと平行な方向へ延びており、その奥壁には
型開閉方向Xへ延びるロッド通し孔17が等間隔で多数
形成され、このロッド通し孔17に閉鎖壁支持ロッド1
8が摺動自在に挿通されている。
【0024】21はキャビティ予備閉鎖壁を示す。この
キャビティ予備閉鎖壁21は、前記閉鎖壁配置溝16
に、摺動に必要な最小限のクリアランスを残してぴった
り嵌合される枠形になっており、従って、その周壁21
aは型開閉方向と平行になっている。また、このキャビ
ティ予備閉鎖壁21の型開閉方向での幅は、閉鎖壁配置
溝16の深さより多少大きく、その固定盤41側の先端
面21bは型開閉方向Xと直交する(パーティングライ
ンPLと平行)平坦面になっている。従って、キャビテ
ィ予備閉鎖壁21は、キャビティ画成部12のパーティ
ングラインPL上での外郭(帯状領域14の外郭)に沿
って無端状に延びると共に、このキャビティ画成部12
に対しては相対的に型開閉方向Xへ移動することができ
る。
【0025】閉鎖壁支持ロッド18の一端部(固定盤4
側の端部)はキャビティ予備閉鎖壁21に連結され、他
端部は、可動側型板5と可動側取付板4との間に位置し
た閉鎖壁支持プレート25に固定されている。この閉鎖
壁支持プレート25と可動側取付板4との間には圧縮バ
ネ27が介挿されており、閉鎖壁支持プレート25は、
この圧縮バネ27によって常時固定盤41側へ向けて付
勢されると共に、反固定盤41側へ押圧されていない状
態では、図示しないストッパーによって、図2に示す待
機位置に保持される。この待機位置は、キャビティ予備
閉鎖壁21が4分の1程度閉鎖壁配置溝16に収まった
位置である。キャビティ予備閉鎖壁21が待機位置に来
ている状態では、キャビティ画成部12はコア13の先
端部を除いた全体がキャビティ予備閉鎖壁21によって
周囲を囲まれている。
【0026】イジェクト機構31は、閉鎖壁支持プレー
ト25と可動側取付板4との間に配置されたイジェクト
プレート32と、基端がこのイジェクトプレート32に
支持されたイジェクトピン33等から成る。射出成形用
金型1は以上のように構成されている。
【0027】〔A−2.作用〕(図2〜図6) 次に、この射出成形用金型1の動作を説明する。 (1)キャビティ仮閉鎖…図2に示す型開き状態から型
閉じが開始すると、可動盤42が固定盤41側へ前進し
て行き、先ず、図3に示すように、コア13がキャビテ
ィ画成部7に僅かに入ったところで、キャビティ予備閉
鎖壁21の先端面21bが固定側型板3のパーティング
ラインPLに当接する。この当接する領域を、図1に梨
地模様で示してある。即ち、囲い壁21は、固定側型板
3のキャビティ画成部7の開口を可動盤42側へ延長す
るように当接する。この当接によって、キャビティhの
仮閉鎖が行われる。即ち、この状態では、キャビティh
は未だ完全に閉じた形にはなっておらず、型開閉方向に
余分な長さのある形になってはいるが、その余分な長さ
の分の空間は、キャビティ予備閉鎖壁21によって気密
に閉鎖される。
【0028】(2)型閉じの一時停止と射出開始…型閉
じは図3の状態を経て更に続けられ、ここからは、キャ
ビティ予備閉鎖壁21は、可動側のキャビティ画成部1
2に対して相対的に後退して行く。そして、図4に示す
ように、キャビティ予備閉鎖壁21が、閉鎖壁配置溝1
6に3分の2ぐらい収まった位置まで来たところで、型
閉じが一時停止する。この状態でもキャビティhは完全
に閉じた形にはなっていないが、図3に示す状態よりは
余分な長さがかなり少なくなっている。この状態から、
キャビティhへの溶融樹脂45の射出が開始する。
【0029】(3)型締めと樹脂圧…溶融樹脂45の射
出開始から所定時間(1〜2秒)経過したところで、型
閉じが再開される。この時間は、キャビティh内に溶融
樹脂45が30〜50パーセント程度注入されるタイミ
ングにしてある。即ち、ここからは、溶融樹脂45の射
出と型閉じが同時進行して、型閉じが再開する前に注入
済みの溶融樹脂45に更に溶融樹脂45を加えられ、そ
の溶融樹脂45が型閉じ動作によって圧縮されて行く。
従って、この間、キャビティh内の溶融樹脂45は、射
出装置のスクリュウ等による射出圧と型閉じの圧力の両
方で圧縮され、この両方の圧力が樹脂圧になる。
【0030】そして、図5に示すように、キャビティ予
備閉鎖壁21が閉鎖壁配置溝16の底に着いたところで
型閉じが終了し、この終了と同時にキャビティhが完全
な形で閉じられる。この状態では、同図を見て分かるよ
うに、可動側型板5と固定側型板3の各パーティングラ
インPLと帯状領域14とキャビティ予備閉鎖壁21の
先端面21bがいずれも同一平面内に位置し、可動側型
板5がキャビティ予備閉鎖壁21を挟んで固定側型板3
に圧着することで型締めされる。これにより、目的の成
形品が形成される。
【0031】(4)型開きとエジェクト…型閉じ後、保
圧と冷却のための時間が経過すると、型開きが行われ、
可動盤42が初期位置に戻ると、図6に示すようにイジ
ェクト機構31が前進して成形品を離型し、これに伴っ
て、キャビティ予備閉鎖壁21が圧縮バネ27により待
機位置に戻される。
【0032】以上のように、この金型1にあっては、不
完全な形のキャビティhを仮閉鎖するための手段である
キャビティ予備閉鎖壁21が固定盤41側の何らかの凹
部に嵌合するという働きは全くしないので、その嵌合に
伴うエッジどうしのぶつかりという問題が生じる余地は
無い。
【0033】 〔B.第二の実施の形態〕(図7〜図10) 図7から図10は、第二の実施の形態に係る射出成形用
金型1Aを示すものである。この射出成形用金型1Aが
前記第一の実施の形態に示した射出成形用金型1と比較
して相違する点は、キャビティ予備閉鎖壁が、キャビテ
ィの仮閉鎖だけで無く、最終的なキャビティの画成を一
部担うと共に、離型にも寄与できるようにしたことにあ
る。従って、説明はこの点に関するところだけについて
行い、その余の部分については、図面の各部に、前記射
出成形用金型1における同様の部位に付した符号と同じ
符号を付することで説明を省略する。このような符号の
使い方とその意味は、後述する第三の実施の形態におい
ても同様とする。
【0034】前記した射出成型用金型1にあっては、可
動側のキャビティ画成部12の一部を帯状領域14で構
成したが、この第二の実施の形態1Aにおいては、帯状
領域14に相当する部分をキャビティ予備閉鎖壁21の
先端面21aに受け持たせている。そのために、キャビ
ティ予備閉鎖壁21を摺動自在に保持するための閉鎖壁
配置溝16´は、コア13の裾に直接沿って延びるよう
に形成してある。
【0035】この金型1Aにおいても、図7に実線で示
す型開き状態から型閉じが開始すると、先ず、同図に二
点鎖線で示すように、コア13がキャビティ画成部7に
僅かに入ったところで、キャビティ予備閉鎖壁21の先
端面21bが固定側型板3のパーティングラインPLに
当接する。この当接は、当該先端面21bの内周縁沿い
の部分が、キャビティ画成部7の開口縁に内側から沿う
領域を塞ぐように行われる。キャビティ予備閉鎖壁21
の固定側型板3に対する当接はこのように行われるが、
この場合も、キャビティhの不完全な形での仮閉鎖は達
成される。
【0036】そして、可動盤42が図8に示す位置まで
来て、キャビティhに型開閉方向での余分な長さが多少
残っている状態になったところで型閉じが一時停止し、
この状態から、キャビティhに溶融樹脂45が射出され
る。次いで、所定のタイミングで型閉じが再開され、図
9に示すように、キャビティ予備閉鎖壁21が閉鎖壁配
置溝16の底に着いたところで型閉じが終了し、この終
了と同時にキャビティhが完全な形に閉鎖される。この
閉鎖は、固定側のキャビティ画成部7と、コア13と、
キャビティ予備閉鎖壁21の先端面21bの内周縁沿い
の部分とで為され、型締めは、可動側型板5がキャビテ
ィ予備閉鎖壁21を挟んで固定側型板3に圧着すること
で行われる。これにより、目的の成形品が形成される。
【0037】型開きが行われると、可動盤42が初期位
置に戻され、図10に示すようにイジェクトが実行され
る。このイジェクトは、イジェクト機構31だけで無
く、キャビティ予備閉鎖壁21と共同して行われる。即
ち、キャビティ予備閉鎖壁21の先端面21bのうち内
周縁沿いの部分は当該成形品wに反固定盤41側から接
しているので、イジェクト機構31と同時に前進して待
機位置に戻るキャビティ予備閉鎖壁21も当該成形品w
をコア13から押し出す働きをするからである。特に、
この押し出しは、当該成形品wの外周部全体に対して行
われるため、成形品wに偏った力を加えないで済む。
尚、この金型1Aによるイジェクトは上記したように行
われるので、イジェタピン33を省略することも可能で
ある。
【0038】 〔C.第三の実施の形態〕(図11〜図14) 図11から図14は、第三の実施の形態に係る射出成形
用金型1Bを示すものである。この射出成形用金型1B
が前記第一の実施の形態に示した射出成形用金型1と比
較して相違するところは、キャビティ画成部とキャビテ
ィ予備閉鎖壁の形態だけであり、目的の成形品の形状は
図19に示したものW´と同じである。
【0039】この金型1Bにおいて、固定側型板3のキ
ャビティ画成部51は、そのパーティングラインPLか
ら突出したコア52と、パーティングラインPLのうち
コア52の裾に沿って無端状に延びる帯状領域53とで
構成され、コア52は、その頂面52aがなだらかな凸
球面状をしており、その余の周面52bは急勾配の円錐
斜面状をしている。また、可動側型板5のキャビティ画
成部55は、そのパーティングラインPLに形成された
凹球面状の浅い凹部56とキャビティ予備閉鎖壁21の
内壁面21aから先端面21bにかけて形成された切欠
き面57とで構成されている。
【0040】閉鎖壁配置溝16は凹部56の周縁に沿っ
て延びるように形成され、この閉鎖壁配置溝16にキャ
ビティ予備閉鎖壁21が摺動自在に収まっている。凹部
56は固定側のキャビティ画成部51におけるコア52
の頂面52aと相似形で、切欠き面57は同キャビティ
画成部51におけるコア52の周面52bと相似形にな
っている。
【0041】図11に示す型開き状態において、可動側
型板5のキャビティ画成部55は、その凹部56の周縁
が、キャビティ予備閉鎖壁21の内壁面21aのうち切
欠き面57が形成されていない部分の中間辺りに接した
状態になっている。従って、凹部56から前側の空間は
キャビティ予備閉鎖壁21によって回りを囲まれてい
る。この状態から型閉じが開始すると、先ず、同図に二
点鎖線で示すように、キャビティ予備閉鎖壁21の先端
面21bが固定側型板3のパーティングラインPLに当
接する。これにより、キャビティ画成部51及び55と
キャビティ予備閉鎖壁21とによって、型開閉方向に余
分な長さのある不完全な形のキャビティhが仮閉鎖され
る。
【0042】そして、可動盤42が図12に示す位置ま
で来て、キャビティhに型開閉方向での余分な長さがま
だ多少残っている状態になったところで型閉じが一時停
止し、この状態から、キャビティhに溶融樹脂45が射
出される。次いで、この射出が継続したまま、所定のタ
イミングで型閉じが再開され、溶融樹脂45を圧縮しな
がら可動盤が42前進する。そして、図13に示すよう
に、キャビティ画成部55の凹部56と切欠き面57と
が連続してキャビティhが完全な形に閉鎖されるのと同
時に、可動側型板5がキャビティ予備閉鎖壁21を挟ん
で固定側型板3に圧着されて型閉じが終了する。これに
より、目的の成形品w´が形成される。
【0043】型開きが行われると、可動盤42が初期位
置に戻され、図14に示すようにイジェクトが実行され
る。この場合のイジェクトも、イジェクト機構31だけ
で無く、キャビティ予備閉鎖壁21と共同して行われ
る。即ち、キャビティ予備閉鎖壁21の切欠き面の57
は、当該成形品wに、イジェクト方向の成分を含む方向
から接しているので、イジェクト機構31と同時に前進
して待機位置に戻るキャビティ予備閉鎖壁21も当該成
形品wをコア13から押し出す働きをするからである。
特に、この押し出しは、当該成形品wの頂部外周から周
面に渡る広い範囲に対して行われるため、離型を極めて
安定に行うことができる。従って、この金型1Bでもイ
ジェトピン33を省略することが可能である。
【0044】この金型1Bは、目的の成形品の形状が図
19に示したものW´と同じであるのに、その構造に、
同図の金型におけるエッジrのような薄肉な部分は存在
しない。これを可能にしたのは、図19の金型における
キャビティ画成凸部iの外側にキャビティ予備閉鎖壁を
設けたことと、凹部pの急勾配な周面部をキャビティ予
備閉鎖壁に転嫁させたことによる。このような構造にす
れば、キャビティ予備閉鎖手段でのぶつかりを無くすこ
とができるだけでなく、薄肉な部分を作らないで済むた
め、強度の向上を図ることにも寄与する。
【0045】〔D.加飾成形〕(図15) 図15に、上記した射出成型用金型1B(ゲート9が可
動盤42に設けられている点だけ相違する。)を使用し
て行う加飾成形の一例を示す。加飾材61は、例えば、
布又は皮製のシート状のもので、固定盤41のコア52
とパーティングラインPLの全体を覆うようにセットさ
れる。型閉じが開始すると、先ず、キャビティ予備閉鎖
壁21の先端面21bが加飾材を61挟んでパーティン
グラインPLに当接するので、キャビティhが不完全な
形で予備閉鎖されると共に、加飾材61はキャビティ予
備閉鎖壁21によって型板3にしっかり固定される。溶
融樹脂45の射出はこの状態になった後に開始されるの
で、樹脂圧の影響で加飾材61が位置ずれしたり皺にな
ったりするのが防止される。
【0046】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明の具体的構成がこの実施の形態に限定されるもの
では無く、本発明の要旨から外れない範囲での設計変更
等があっても本発明に含まれる。例えば、実施の形態に
おいては、キャビティ予備閉鎖壁を他方の型板側へ付勢
する付勢手段にバネを用いたが、この付勢手段は、「キ
ャビティ予備閉鎖壁が他方の型板に当接した状態を保持
しながら、一方の型板の前進に伴って、そのキャビティ
画成部に対しては相対的に後退できる制御機能を持つも
のであれば、バネに限られることは無く、例えば油圧式
のものであっても良い。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、キャビ
ティを型閉じ完了前の不完全な形で閉鎖するための仮閉
鎖手段に、エッジどうしのぶつかり等が生じるのを確実
に避けることができると共に、強度的にも強く、離型性
能も優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係る射出成形用金
型を示す斜視図である。
【図2】図1に示す射出成形用金型を、型開き状態で示
す中央垂直断面図である。
【図3】図1に示す射出成形用金型を、キャビティの予
備閉鎖が開始した時点の状態で示す中央垂直断面図であ
る。
【図4】図1に示す射出成形用金型を、溶融樹脂の射出
が開始した時点の状態で示す中央垂直断面図である。
【図5】図1に示す射出成形用金型を、型閉じ完了状態
で示す中央垂直断面図である。
【図6】図1に示す射出成形用金型を、イジェクト状態
で示す中央垂直断面図である。
【図7】本発明の第二の実施の形態に係る射出成形用金
型を、型開き状態で示す中央垂直断面図である。
【図8】図7に示す射出成型用金型を、溶融樹脂の射出
が開始した時点の状態で示す中央垂直断面図である。
【図9】図7に示す射出成型用金型を、型閉じ完了状態
で示す中央垂直断面図である。
【図10】図7に示す射出成型用金型を、イジェクト状
態で示す中央垂直断面図である。
【図11】本発明の第三の実施の形態に係る射出成形用
金型を、型開き状態で示す中央垂直断面図である。
【図12】図11に示す射出成形用金型を、溶融樹脂の
射出が開始した時点の状態で示す中央垂直断面図であ
る。
【図13】図11に示す射出成形用金型を、型閉じ完了
状態で示す中央垂直断面図である。
【図14】図11に示す射出成形用金型を、イジェクト
状態で示す中央垂直断面図である。
【図15】図11に示す射出成形用金型を使用して行う
加飾成形の一例を示す図である。
【図16】従来の低圧射出式による射出成形用金型の一
例を、型開き状態で示す中央垂直断面図である。
【図17】図16の射出成型用金型を、溶融樹脂の射出
が開始した時点の状態で示す中央垂直断面図である。
【図18】図16の金型によって成形される成形品を示
す図であり、(A)は斜視図、(B)は(A)のB−B
線に沿う端面図である。
【図19】従来の低圧射出式による問題点を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1…射出成形用金型 3…(他方の)型板 5…(一方の)型板 7…(他方の型板の)キャビティ画成部 9…ゲート 12…(一方の型板の)キャビティ画成部 21…キャビティ予備閉鎖壁 21a…(キャビティ予備閉鎖壁の)内壁面 21b…(キャビティ予備閉鎖壁の)先端面 27…付勢手段 31…イジェクト手段 45…溶融樹脂 h…キャビティ w…成形品 X…型開閉方向 1A…射出成形用金型 1B…射出成形用金型 51…キャビティ画成部 55…キャビティ画成部 w´…成形品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに開閉され所要のキャビティを画成す
    るためのキャビティ画成部がそれぞれに設けられた2つ
    の型板と、一方の型板に型開閉方向へ一定の範囲内で移
    動自在に支持されると共に型開閉方向と平行な内壁面が
    当該型板におけるキャビティ画成部の外郭に沿って無端
    状に延びるキャビティ予備閉鎖壁と、このキャビティ予
    備閉鎖壁を他方の型板側へ付勢する付勢手段と、キャビ
    ティに溶融樹脂を射出するゲートとを備え、キャビティ
    への溶融樹脂の射出は、キャビティ予備閉鎖壁の先端面
    が他方の型板のパーティングラインに当接した後型閉じ
    完了前に開始することを特徴とする射出成形用金型。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した射出成形用金型におい
    て、キャビティ予備閉鎖壁の先端面の一部を、型板のキ
    ャビティ画成部と協働してキャビティを画するキャビテ
    ィ画成面としたことを特徴とする射出成形用金型。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載した射出成形用金型
    において、キャビティ予備閉鎖壁の内壁面の一部を、型
    板のキャビティ画成部と協働してキャビティを画するキ
    ャビティ画成面としたことを特徴とする射出成形用金
    型。
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