JPH09213590A - 電気二重層コンデンサの電極用活性炭およびその製造法 - Google Patents

電気二重層コンデンサの電極用活性炭およびその製造法

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JPH09213590A JP8040633A JP4063396A JPH09213590A JP H09213590 A JPH09213590 A JP H09213590A JP 8040633 A JP8040633 A JP 8040633A JP 4063396 A JP4063396 A JP 4063396A JP H09213590 A JPH09213590 A JP H09213590A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】これまで電気二重層コンデンサ電極としての活
性炭については種々の改良が行なわれ高静電容量を示す
活性炭が得られるようになってはきたが、その静電容量
の経時的減少が著しく、また内部電気抵抗が高いので、
充電に時間がかかり、充電量も急速に低下してしまう。 【解決手段】活性炭原料をアルカリ金属水酸化物の存在
下焼成し、アルカリ金属水酸化物を除去した後さらに熱
処理をすることにより得られる活性炭は、高い静電容量
を有し、静電容量の経時的減少が少なく且つ内部電気抵
抗が少ないので、電気二重層コンデンサの電極として優
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電解液を使用する
電気二重層コンデンサの電極として好適な活性炭および
その製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気二重層コンデンサは、固体と液体の
界面に生じる電気二重層を利用したコンデンサであり、
静電容量が電池と比べ非常に大きく、且つ充放電サイク
ル特性や急速充電にも優れ、またメンテナンスフリー
で、環境汚染を招く恐れがないため、マイコンやICメ
モリの小型バックアップ電源として最近特に注目されて
いる。電気二重層コンデンサにおける上記固体は分極性
電極であり、通常粉末活性炭が使用される。電気二重層
コンデンサに用いられる電解液は、有機溶媒系と水溶液
系に大別される。有機溶媒系は耐電圧が高いため小型化
に有利であり、また外装に金属を用いることもできる。
水溶液系では電解液の導電率が高いために低等価直列系
統(ESR)化に向いており、湿度に影響されず環境特
性に優れるという特徴を有している。
【0003】このような有利な特性を有する電気二重層
コンデンサにおいて、もし電極の単位容積当たりの静電
容量を高めその経時的減少を抑えることができれば、用
途は単にマイコンやICメモリのバックアップ電源にと
どまらず、たとえば、各種モータの初期駆動、電気自動
車、排気ガス浄化触媒のプレヒータ等の電源としても有
望である。そこで、電極の単位容積当たりの静電容量が
高く、且つ経時的劣化の少ない電気二重層コンデンサを
得るためこれまでも様々な改良が試みられてきた。その
一つに電極となる活性炭の改良がある。コンデンサ素子
の容量は、用いる活性炭電極の表面積と電解液中の電気
二重層容量によって決定されるから、容量密度の向上を
図るには理論上比表面積の大きな活性炭を用いるのが有
利である。そこでたとえば、特開昭63−78514号
に示されているように石油コークスを原料とし、比表面
積が2000〜3500m2/gで、かさ密度が0.2〜
1.0g/ml、全細孔容積0.5〜3.0ml/gとい
った比較的高比表面積活性炭の電極への利用が提案され
ている。また特開平7−135127号には、高静電容
量電気二重層コンデンサの電極として活性炭の酸素原子
/炭素原子比が0.1以上という特性を有する活性炭、
特にフェノール樹脂系活性炭と結合剤としてフェノール
樹脂を用いた活性炭でその特性を有するものも提案され
ている。さらに、特再平03−812203号には、活
性炭原料をアルカリ金属の水酸化物浴中400〜700
℃で熱処理して得られる高静電容量の炭素質素材も提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これまでに提
案されている電気二重層コンデンサの電極用活性炭のう
ち、たとえば従来法に従ってアルカリや塩化亜鉛などの
薬品で賦活されたいわゆる薬品賦活炭は、製造直後は2
50ファラッド(F)/ml以上という極めて高い静電
容量を示すものもあるが、高比表面積の活性炭は一般に
その静電容量が短時間内に低下し、内部抵抗も大きいた
め実用には供し難い。これに対して、水蒸気賦活などの
薬品によらない賦活法で製造された活性炭は静電容量の
経時低下はあまりないものの、これまで実用化されて来
たもののうち、有機溶媒系電解質を用いるものでは高々
20F/g、8F/ml程度、水溶液系電解質を用いる
ものでも40F/g、16F/ml程度であり、そのう
え内部電気抵抗が5Ω・cm以上と高いため、充放電の
繰り返しによる静電容量の低下が著しく、実用性に乏し
い。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、製造直後
の単位容積当り静電容量は従来の高容量のものと遜色な
く、静電容量の経時的減少が少なく、且つ内部電気抵抗
の極めて低い電気二重層コンデンサの電極用活性炭を得
るために、使用する活性炭の原料の種類、原料炭の焼成
温度、添加薬品の種類、添加量などの相互の関係につい
て鋭意研究を重ねた結果、活性炭原料を、アルカリ金属
水酸化物の存在下に焼成し、アルカリ金属水酸化物を除
去した後熱処理を施すことにより得られる活性炭が、コ
ンデンサユニットセルの電極として使用するのに十分な
静電容量を有し、その静電容量の経時的減少が少なく、
且つ内部抵抗が1.0Ω・cm以下という極めて低いも
のであることを見出し、さらに研究を重ねて本発明を完
成するに至った。すなわち本発明は、 1)活性炭原料をアルカリ金属水酸化物の存在下に焼成
し、アルカリ金属水酸化物を除去した後さらに熱処理し
て得られる電気二重層コンデンサの電極用活性炭、 2)焼成を320〜380℃の第1段焼成、ついで45
0〜700℃の第2段焼成に分けて行なう前記1)記載
の活性炭、 3)熱処理を750〜1050℃で行なう前記1)記載
の活性炭、 4)焼成を320〜380℃の第1段焼成、ついで45
0〜700℃の第2段焼成に分けて行ない、熱処理を7
50〜1050℃で行なう前記1)記載の活性炭、 5)アルカリ金属水酸化物の使用量が活性炭原料の0.
5〜10重量倍である前1)記載の活性炭、 6)アルカリ金属水酸化物が水酸化ナトリウムである前
記1)記載の活性炭、 7)焼成および熱処理を不活性ガス雰囲気中で行なう前
記1)記載の活性炭、 8)活性炭原料をアルカリ金属水酸化物の存在下に焼成
し、アルカリ金属水酸化物を除去した後さらに熱処理す
る電気二重層コンデンサの電極用活性炭の製造法、 9)焼成を320〜380℃の第1段焼成、ついで45
0〜700℃の第2段焼成に分けて行なう前記8)記載
の製造法、 10)熱処理を750〜1050℃で行なう前記8)記
載の製造法、 11)焼成を320〜380℃の第1段焼成、ついで4
50〜700℃の第2段焼成に分けて行ない、熱処理を
750〜1050℃で行なう前記8)記載の製造法、 12)アルカリ金属水酸化物の使用量が活性炭原料の
0.5〜10重量倍である前記8)記載の製造法、 13)アルカリ金属水酸化物が水酸化ナトリウムである
前記8)記載の製造法、および 14)焼成および熱処理を不活性ガス雰囲気中で行なう
前記8)記載の製造法、である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる活性炭の原料
は、一般的に活性炭を製造するための炭素質原料であれ
ばどのようなものでもよく、たとえばヤシ殻、木粉など
の植物系原料、石炭、ピッチ、コールタールなどの化石
系原料やフェノール樹脂、塩化ビニル樹脂、レゾルシノ
ール樹脂などの合成樹脂系原料およびそれらの炭化物が
挙げられる。なかでも、単位体積当たり高静電容量の活
性炭を得るには、ヤシ殻、木粉、石炭またはそれらの炭
化物が好ましく、ヤシ殻炭が特に好ましい。このヤシ殻
炭はヤシ殻を通常の炭化条件、たとえば400〜500
℃で30分〜3時間程度熱処理をして炭化し、得られた
ヤシ殻炭を10〜100メッシュ程度に破砕することに
より得られる。これらの活性炭原料をアルカリ金属水酸
化物の存在下に焼成する。焼成は320〜700℃で行
われるが、低温の第1段焼成と高温の第2段焼成とに分
けて行なう方がよい。第1段焼成は通常320〜380
℃、好ましくは330〜360℃さらに好ましくは33
5〜350℃で行なう。焼成時間は用いる装置によって
も異なるが、通常10分〜20時間、好ましくは20分
〜10時間、さらに好ましくは40分〜5時間程度であ
る。焼成は窒素ガス、炭酸ガス、ヘリウムガス、燃焼排
ガスなどの不活性ガス中で有利に行なわれるが、窒素ガ
スの使用が便宜且つ経済的である。アルカリ金属水酸化
物としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化
リチウムなどが挙げられるが、特に水酸化ナトリウムが
好ましい。アルカリ金属水酸化物の活性炭原料に対する
使用割合は通常0.5〜10重量倍、好ましくは1〜5
重量倍、更に好ましくは2〜4重量倍である。活性炭原
料をアルカリ金属水酸化物の存在下に焼成するには、活
性炭原料を固体のアルカリ金属水酸化物に混合し、これ
を加熱してもよいし、アルカリ金属水酸化物を熔融し、
または水溶液として活性炭原料と混合しこれを加熱して
もよい。第2段焼成を行なう場合は、第1段焼成処理に
よって得られたものをそのまま第2段焼成処理に付す。
第2段焼成温度は通常450〜700℃、好ましくは4
70〜680℃、更に好ましくは480〜670℃であ
る。焼成時間は、通常10分〜20時間、好ましくは2
0分〜10時間、更に好ましくは30分〜5時間程度で
ある。焼成は第1段の焼成と同じく窒素ガス、炭酸ガ
ス、ヘリウムガス、燃焼排ガス等の不活性ガス中で有利
に行なわれるが、窒素ガスが好適に用いられる。このよ
うな焼成により賦活された活性炭をたとえば水で洗浄し
てアルカリ金属水酸化物を除去し、必要により乾燥した
後、熱処理に付す。処理温度は通常750〜1050
℃、好ましくは770〜1000℃、さらに好ましくは
780〜980℃である。処理時間は10分〜20時
間、好ましくは20分〜10時間、更に好ましくは30
分〜5時間程度である。この熱処理も前述の焼成と同じ
く窒素ガス、炭酸ガス、ヘリウムガス、燃焼排ガス等の
不活性ガス中で有利に行なわれるが、窒素ガスが好適に
用いられる。得られた活性炭のBET比は、通常900
〜2500m2/g、好ましくは1000〜2000m2
/gであり、タップ法による見掛密度は通常0.35〜
0.70g/ml、好ましくは0.45〜0.65g/
mlである。本発明の活性炭を用いて電気二重層コンデ
ンサの電極を製造するには、自体公知の方法を採用する
ことができる。たとえば、粉末状活性炭を電解液と混練
して成形してもよいし、また、活性炭、結合剤および水
の混合物を混合機でよく混練し、得られたペースト状混
合物をロールを用いて、200〜300℃程度の加熱下
延伸処理をして、適当な厚み、たとえば0.3〜2mm
程度のシートに成形してもよい。シート状電極材料は円
板状に打ち抜いて分極性電極とすることができる。
【0007】得られた活性炭成形物を2〜数枚セパレー
タを介して重ね、外装容器に収納して、その中に電解液
を注入することにより電気二重層コンデンサユニットセ
ルを作ることができる。電解液としては有機溶媒系のも
のと水溶液系のものがある。有機溶媒系電解液の溶媒と
してはプロピレンカーボネートが一般的であり、電解質
としてはこれまで知られている種々の第4級ホスホニウ
ム塩、第4級アンモニウム塩のいずれもが使用できる。
水溶液系電解液としては、希硫酸が一般的であるが、他
の無機塩、たとえば4フッ化ホウ酸、硝酸なども使用で
きる。さらに水酸化カリ、水酸化ナトリウム、水酸化ア
ンモニウムなどの無機塩を溶質とする水溶液も便宜に使
用できる。それぞれの電解質の濃度は10〜90重量%
の範囲で適宜選択することができる。
【0008】
【実施例】
実施例1 平均粒径約40メッシュのヤシ殻炭1kgと、粒状の水
酸化ナトリウム3kgをよく混合し、窒素気流中340
℃で60分間の第1段焼成を行ない、ついで500℃、
40分間の第2段焼成を行った。得られた活性炭を温水
でよく洗浄して水酸化ナトリウムを除去し乾燥した。こ
の活性炭を3等分して、その1つは無処理のまま、1つ
は窒素気流中800℃、60分間の加熱処理、残る1つ
は窒素気流中950℃、60分間の熱処理をし、粉砕し
て3種類の粉末活性炭(活性炭1〜3)を得た。常法に
従ってそれぞれの活性炭に結合剤および水を加えて混合
機でよく混練し、得られたペーストをロールにより約2
50℃の加熱下延伸処理をし、0.6mmのシート状電
極材料を作った。このシートを直径15mmの円板状に
打ち抜き、その2枚を重ね合わせてコンデンサユニット
セルの電極とした。得られたそれぞれの粉末活性炭の熱
処理条件、物性、それらから作られた電極と40%硫酸
電解液を用いて作ったコンデンサユニットセルの製造直
後および3カ月経過後の静電容量、(C254PBF3
0.5モル/プロピレンカーボネート電解液を用いて
作ったコンデンサユニットセルの製造直後の静電容量お
よび内部電気抵抗を測定した。その結果を〔表1〕に示
す。なお、内部電気抵抗の測定方法は、粉末活性炭に3
5%硫酸を約3重量倍加え、7時間以上放置してテフロ
ン製のセルに入れ、1cmの高さで4kg/cm2のゲ
ージ圧を掛けて測定した。
【表1】
【0009】実施例2 第2段焼成を550℃で行った外はすべて実施例1と同
様にして活性炭4〜6を作り、それらからそれぞれコン
デンサユニットセルを作成した。活性炭の熱処理条件、
諸物性、コンデンサユニットセルの電気的特性を〔表
2〕に示す。
【表2】
【0010】実施例3 第2段焼成を600℃で行った外はすべて実施例1と同
様にして活性炭7〜9を作り、それらからそれぞれコン
デンサユニットセルを作成した。活性炭の熱処理条件、
諸物性、コンデンサユニットセルの電気的特性を〔表
3〕に示す。
【表3】
【0011】実施例4 第2段焼成を650℃で行った外はすべて実施例1と同
様にして活性炭10〜12を作り、それらからそれぞれ
コンデンサユニットセルを作成した。活性炭の熱処理条
件、諸物性、コンデンサユニットセルの電気的特性を
〔表4〕に示す。
【表4】
【0012】
【発明の効果】本発明の電気二重層コンデンサの電極用
活性炭は、高い静電容量を有し、しかも静電容量の経時
減少が少なく、且つ内部電気抵抗が1.0Ω・cm以下
と極めて小さいので、この活性炭を使用したコンデンサ
ユニットセルは充放電の繰り返しによる劣化が低く、長
期に亙って安定した静電容量の確保が可能である。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】活性炭原料をアルカリ金属水酸化物の存在
    下に焼成し、アルカリ金属水酸化物を除去した後さらに
    熱処理して得られる電気二重層コンデンサの電極用活性
    炭。
  2. 【請求項2】焼成を320〜380℃の第1段焼成、つ
    いで450〜700℃の第2段焼成に分けて行なう請求
    項1記載の活性炭。
  3. 【請求項3】熱処理を750〜1050℃で行なう請求
    項1記載の活性炭。
  4. 【請求項4】焼成を320〜380℃の第1段焼成、つ
    いで450〜700℃の第2段焼成に分けて行ない、熱
    処理を750〜1050℃で行なう請求項1記載の活性
    炭。
  5. 【請求項5】アルカリ金属水酸化物の使用量が活性炭原
    料の0.5〜10重量倍である請求項1記載の活性炭。
  6. 【請求項6】アルカリ金属水酸化物が水酸化ナトリウム
    である請求項1記載の活性炭。
  7. 【請求項7】焼成および熱処理を不活性ガス雰囲気中で
    行なう請求項1記載の活性炭。
  8. 【請求項8】活性炭原料をアルカリ金属水酸化物の存在
    下に焼成し、アルカリ金属水酸化物を除去した後さらに
    熱処理する電気二重層コンデンサの電極用活性炭の製造
    法。
  9. 【請求項9】焼成を320〜380℃の第1段焼成、つ
    いで450〜700℃の第2段焼成に分けて行なう請求
    項8記載の製造法。
  10. 【請求項10】熱処理を750〜1050℃で行なう請
    求項8記載の製造法。
  11. 【請求項11】焼成を320〜380℃の第1段焼成、
    ついで450〜700℃の第2段焼成に分けて行ない、
    熱処理を750〜1050℃で行なう請求項8記載の製
    造法。
  12. 【請求項12】アルカリ金属水酸化物の使用量が活性炭
    原料の0.5〜10重量倍である請求項8記載の製造
    法。
  13. 【請求項13】アルカリ金属水酸化物が水酸化ナトリウ
    ムである請求項8記載の製造法。
  14. 【請求項14】焼成および熱処理を不活性ガス雰囲気中
    で行なう請求項8記載の製造法。
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