JPH09209781A - ディーゼルエンジンの燃料供給装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンの燃料供給装置

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JPH09209781A
JPH09209781A JP2353596A JP2353596A JPH09209781A JP H09209781 A JPH09209781 A JP H09209781A JP 2353596 A JP2353596 A JP 2353596A JP 2353596 A JP2353596 A JP 2353596A JP H09209781 A JPH09209781 A JP H09209781A
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JP
Japan
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torque
spring
governor
pin
force
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Application number
JP2353596A
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English (en)
Inventor
Tadashi Takii
紀 滝井
Hideo Hasegawa
英男 長谷川
Atsushi Yamaguchi
山口  篤
Manabu Miyazaki
学 宮▲崎▼
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】ガバナ力とトルクバネ力との不釣り合い力
により、トルクピン11のピン先端部13を押し出すこ
とにより、ガバナ力入力レバー3のみを揺動させて、調
量ラックを定格負荷領域を越えたトルクアップ領域で調
量移動させるように構成した、ディーゼルエンジンの燃
料供給装置において、トルクバネ12として、コイル径
を変化させながら巻いた形状の径変化コイルバネ19を
用いた。径変化コイルバネ19に代えて、ピッチを変化
させながら巻いた形状の不等ピッチコイルバネを用いて
もよい。 【効果】低速領域でのエンストの抑制機能を高めると同
時に、中速領域での過剰な燃料増量を回避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンの燃料供給装置に関し、詳しくは、低速領域でのエン
ストの抑制機能を高めると同時に、中速領域での過剰な
燃料増量を回避できるものに関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの燃料供給装置の従
来技術として図6に示すものがある。これは、本発明と
同様、次のような基本構造を備えている。すなわち、ガ
バナレバー101をスプリング力入力レバー102とガ
バナ力入力レバー103とで構成し、この一対のレバー
102・103をガバナレバー枢軸104に揺動自在に
枢支し、調速アーム105にカバナスプリング106を
介してスプリング力入力レバー102を連動連結し、ガ
バナ力発生手段107にガバナ力入力レバー103を連
携させ、このガバナ力入力レバー103に燃料噴射ポン
プ108の調量ラック109を連動連結させてある。
【0003】そして、上記一対のレバー102・103
のうち、一方のレバー102にホルダ110を設け、こ
のホルダ110にトルクピン111をそのピン軸線方向
に沿ってスライド自在に支持し、このトルクピン111
をトルクバネ112でピン先端方向に付勢して、ピン先
端部113をホルダ110から押し出すようにし、この
ピン先端部113を他方のレバー103に接当させてあ
る。
【0004】そして、トルクピン111をトルクバネ力
117に抗してそのピン基端部114側に押し込んだ状
態で、ガバナスプリング力116とガバナ力118との
不釣り合い力により、上記一対のレバー102・103
を一体に揺動させるように構成してある。
【0005】そして、上記スプリング力入力レバー10
2に燃料制限具115を臨ませ、このスプリング力入力
レバー102が燃料制限具115に接当した後は、ガバ
ナ力118とトルクバネ力117との不釣り合い力によ
り、トルクピン111のピン先端部113を押し出すこ
とにより、ガバナ力入力レバー103のみを揺動させ
て、調量ラック109を定格負荷位置121を越えたト
ルクアップ領域122で調量移動させるように構成して
ある。
【0006】この従来技術では、図6に示すように、ト
ルクバネ112にコイル径とピッチがそれぞれ一定のコ
イルスプリングが用いられている。図1(C)に示すよ
うに、エンジン回転速度を横軸にとり、トルクを縦軸に
とり、エンジン回転速度毎の最大トルクをプロットする
と、この従来のトルクバネ112を用いた場合には、鎖
線のトルク特性線図123aのように、低速領域でトル
クピークを有するトルク特性が得られ、また、鎖線のラ
ック位置特性線図124aのように、低速領域から高速
領域に向けて徐々に燃料減量側にシフトするラック位置
特性が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、次
の問題がある(図1(C)参照)。 低速領域でのトルクライズ量を十分に大きくできず、
低速領域で十分なトルクが得られないため、負荷が大き
くなるとエンストを起こしやすく、いわゆる低速ねばり
強さが十分でない。
【0008】上記問題を解決するため、トルクバネ
112のバネ定数を小さくして、低速領域でのトルクラ
イズ量を増加させる措置をとることも考えられるが、こ
の場合には、破線のトルク特性線図123bのように、
低速領域でのトルクライズ量は大きくできるものの、鎖
線のラック位置特性線図124bのように、中速領域で
の過剰な燃料増量を余儀なくされ、熱負荷の増大により
エンジン寿命を低下させる。
【0009】本発明の課題は、低速領域でのエンストの
抑制機能を高めると同時に、中速領域での過剰な燃料増
量を回避できる、ディーゼルエンジンの燃料供給装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(第1発明)第1発明は、図2に示すように、次の基本
構造を備えている。すなわち、ガバナレバー1をスプリ
ング力入力レバー2とガバナ力入力レバー3とで構成
し、この一対のレバー2・3をガバナレバー枢軸4に揺
動自在に枢支し、調速アーム5にカバナスプリング6を
介してスプリング力入力レバー2を連動連結し、ガバナ
力発生手段7にガバナ力入力レバー3を連携させ、この
ガバナ力入力レバー3に燃料噴射ポンプ8の調量ラック
9を連動連結させてある。
【0011】そして、上記一対のレバー2・3のうち、
一方のレバー2にホルダ10を設け、このホルダ10に
トルクピン11をそのピン軸線方向に沿ってスライド自
在に支持し、このトルクピン11をトルクバネ12でピ
ン先端方向に付勢して、ピン先端部13をホルダ10か
ら押し出すようにし、このピン先端部13を他方のレバ
ー3に接当させてある。
【0012】そして、トルクピン11をトルクバネ力1
7に抗してそのピン基端部14側に押し込んだ状態で、
ガバナスプリング力16とガバナ力18との不釣り合い
力により、上記一対のレバー2・3を一体に揺動させる
ように構成してある。
【0013】そして、上記スプリング力入力レバー2に
燃料制限具15を臨ませ、このスプリング力入力レバー
2が燃料制限具15に接当した後は、ガバナ力18とト
ルクバネ力17との不釣り合い力により、トルクピン1
1のピン先端部13を押し出すことにより、ガバナ力入
力レバー3のみを揺動させて、調量ラック9を定格負荷
位置21を越えたトルクアップ領域22で調量移動させ
るように構成してある。
【0014】本発明は、上記基本構造を備えた、ディー
ゼルエンジンの燃料供給装置において、次のようにした
ことを特徴とする。すなわち、図1〜図4の各分図
(A)に示すように、トルクバネ12として、コイル径
を変化させながら巻いた形状の径変化コイルバネ19を
用いたことを特徴とする。
【0015】(第2発明)第2発明は、第1発明に記載
したディーゼルエンジンの燃料供給装置において、トル
クバネ12として、コイル径を変化させながら巻いた形
状の径変化コイルバネ19を用いたことに代えて、図5
(A)に示すように、トルクバネ12として、ピッチを
変化させながら巻いた形状の不等ピッチコイルバネ20
を用いたことを特徴とする。
【0016】
【作用】第1発明または第2発明では、図1〜図5の各
分図(A)に示すように、トルクバネ12として、径変
化コイルバネ19または不等ピッチコイルバネ20を用
いており、図1〜図5の各分図(C)に示すように、エ
ンジン回転速度を横軸にとり、トルクを縦軸にとり、エ
ンジン回転速度毎の最大トルクをプロットすると、この
トルクバネ12を用いた場合には、実線のトルク特性線
図23のように、低速領域で高いトルクピークが得られ
る一方、実線のラック位置特性線図24のように、中速
領域での過剰な燃料増量が抑制される。
【0017】
【発明の効果】第1発明または第2発明によれば、次の
効果を奏する。 図1〜図5の各図(C)に示す実線のトルク特性線図
23のように、低速領域でのトルクライズ量を十分に大
きくできるため、負荷が大きくなってもエンストを起こ
しにくく、いわゆる低速ねばり強さを確保できる。
【0018】図1〜図5の各分図(C)に示すよう
に、低速領域でのトルクライズ量を大きくしても、実線
のラック位置特性線図24のように、中速領域での過剰
な燃料増量が抑制され、熱負荷の増大によるエンジン寿
命の低下を抑制できる。
【0019】図1〜図5の各分図(A)に示すよう
に、トルクバネ12として、径変化コイルバネ19や不
等ピッチコイルバネ20を用いるだけでよいため、部品
点数を増加させる必要がなく、慣性重量の増加によるガ
バナ感度の低下を防止できる。
【0020】図1〜図5の各分図(A)に示すよう
に、ホルダ10やトルクピン11等の構造を特別に変更
する必要がないため、製造コストを低く維持できる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1及び図2に示す第1実施形態のディ
ーゼルエンジンの燃料供給装置の構成は次のようになっ
ている。すなわち、図2に示すように、ガバナレバー1
をスプリング力入力レバー2とガバナ力入力レバー3と
で構成し、この一対のレバー2・3をガバナレバー枢軸
4に揺動自在に枢支し、調速アーム5にカバナスプリン
グ6を介してスプリング力入力レバー2を連動連結し、
ガバナ力発生手段7にガバナ力入力レバー3を連携さ
せ、このガバナ力入力レバー3に燃料噴射ポンプ8の調
量ラック9を連動連結させてある。
【0022】そして、スプリング力入力レバー2にホル
ダ10を設け、このホルダ10にトルクピン11をその
ピン軸線方向に沿ってスライド自在に支持し、このトル
クピン11をトルクバネ12でピン先端方向に付勢し
て、ピン先端部13をホルダ10から押し出すように
し、このピン先端部13をガバナ力入力レバー3に接当
させてある。
【0023】そして、トルクピン11をトルクバネ力1
7に抗してそのピン基端部14側に押し込んだ状態で、
ガバナスプリング力16とガバナ力18との不釣り合い
力により、上記一対のレバー2・3を一体に揺動させる
ように構成してある。
【0024】そして、スプリング力入力レバー2に燃料
制限具15を臨ませ、このスプリング力入力レバー2が
燃料制限具15に接当した後は、ガバナ力18とトルク
バネ力17との不釣り合い力により、トルクピン11の
ピン先端部13を押し出すことにより、ガバナ力入力レ
バー3のみを揺動させて、調量ラック9を定格負荷位置
21を越えたトルクアップ領域22で調量移動させるよ
うに構成してある。
【0025】図2に示すように、この実施形態では、シ
リンダブロック(図外)の横側に配置したポンプケース
25内に燃料噴射ポンプ8を収容し、その下方に燃料噴
射カム軸26を架設し、ポンプケース25の後部に形成
したガバナケース27内にガバナを配置してある。スプ
リング力入力レバー2とガバナ力入力レバー3とは、い
ずれも板金の折り曲げ加工品である。ガバナ力発生手段
7は、ガバナケース27内に突出させた燃料噴射カム軸
26の突出端部28にフライウェイト29とガバナスリ
ーブ30を取り付けて構成し、フライウェイト29の遠
心力でガハナスリーブ30を軸線方向にスライドさせる
ようにしてある。ガバナ力入力レバー3には連動ロッド
31を介して調量ラック9を連動連結してある。
【0026】図1(A)に示すように、ホルダ10は、
スプリング力入力レバー2の上部を折り曲げ加工した前
後対向片32・33で構成し、これらにあけた前後ピン
挿通孔32a・33aにトルクピン11を一連に挿通
し、この前後対向片32・33の間で、トルクピン11
にバネ受け面39を形成し、前対向片32とバネ受け面
39との間にトルクバネ12を介設してある。ピン基端
部14には抜け止め部34を設け、この抜け止め部34
を前対向片32にその前側から接当させて、トクルピン
11を抜け止めしている。
【0027】図2に示すように、燃料制限具15には、
カバナケース27のケース壁36に螺動自在に挿通した
ボルトを用いている。また、調量ラック9はスタートス
プリング37で燃料増量側に付勢され、エンジン始動時
には調量ラック9を始動増量位置38に位置させ、始動
性が高まるようにしてある。
【0028】この第1実施形態では、低速領域でのエン
ストの抑制機能を高めると同時に、中速領域での過剰な
燃料増量を回避するため、図1(A)に示すように、ト
ルクバネ12として、コイル径を変化させながら巻いた
形状の径変化コイルバネ19を用いた。この径変化コイ
ルバネ19は一端部から他端部に近づくにつれてコイル
径が次第に小さくなる片窄まり形に形成してある。この
径変化コイルバネ19は、図1(B)のバネ特性線図3
5に示すように、タワミ量が大きい間、トルクピン11
がそのピン基端部14側に大きく押し込まれている間
は、バネ定数が比較的大きくなるのに対し、タワミ量が
小さくなると、すなわち押し込み量が少なくなると、バ
ネ定数が小さくなる特性を備えるため、これをトルクバ
ネ12として用いると、図1(C)にそれぞれ実線で示
すトルク特性線図23、ラック位置特性線図24、出力
特性線図41のような各特性が得られる。
【0029】図3に示す第2実施形態では、径変化コイ
ルバネ19を、中央部から両端部に近づくにつれてコイ
ル径が次第に小さくなる両窄まり形に形成した以外は、
第1実施形態と同一に構成しており、第1実施形態と同
一の機能を備える。図3中、第1実施形態と同一の要素
には同一の符号を付しておく。
【0030】図4に示す第3実施形態では、径変化コイ
ルバネ19を、中央部から両端部に近づくにつれてコイ
ル径が次第に小さくなる両窄まり形とし、両端部にコイ
ル径が最小で一定の最小円筒コイル部40に形成した以
外は、第1実施形態と同一にしており、第1実施形態と
同一の機能を備える。図4中、第1実施形態と同一の要
素には同一の符号を付しておく。
【0031】図5に示す第4実施形態では、トルクバネ
12として、径変化コイルバネ19を用いたことに代え
て、トルクバネ12として、ピッチを変化させながら巻
いた形状の不等ピッチコイルバネ20を用いた以外は、
第1実施形態と同一に構成しており、第1実施形態と同
一の機能を備える。図5中、第1実施形態と同一の要素
には同一の符号を付しておく。
【0032】本発明の各実施形態の内容は以上の通りで
あるが、ホルダ10をガバナ力入力レバー3に取り付け
て、ピン先端部13をスプリング力入力レバー2に接当
させても、上記各実施形態と同様の機能が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の説明図で、図1(A)は要部縦
断面図、図1(B)はトルクバネのバネ特性線図のグラ
フ、図1(C)はトルク特性等の特性線図のグラフであ
る。
【図2】第1実施形態のメカニカルガバナ周辺の縦断面
図である。
【図3】第2実施形態の説明図で、図3(A)は図1
(A)相当図、図3(B)は図1(B)相当図、図3
(C)は図1(C)相当図である。
【図4】第3実施形態の説明図で、図4(A)は図1
(A)相当図、図4(B)は図1(B)相当図、図4
(C)は図1(C)相当図である。
【図5】第4実施形態の説明図で、図5(A)は図1
(A)相当図、図5(B)は図1(B)相当図、図5
(C)は図1(C)相当図である。
【図6】従来技術の模式図である。
【符号の説明】
1…ガバナレバー、2…スプリング力入力レバー、3…
ガバナ力入力レバー、4…ガバナレバー枢軸、5…調速
アーム、6…ガバナスプリング、7…ガバナ力発生手
段、8…燃料噴射ポンプ、9…調量ラック、10…ホル
ダ、11…トルクピン、12…トルクバネ、13…ピン
先端部、14…ピン基端部、15…燃料制限具、16…
ガバナスプリング力、17…トルクバネ力、18…ガバ
ナ力、19…径変化コイルバネ、20…不等ピッチコイ
ルバネ、21…定格負荷位置、22…トルクアップ領
域。
フロントページの続き (72)発明者 宮▲崎▼ 学 大阪府堺市石津北町64 株式会社クボタ堺 製造所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガバナレバー(1)をスプリング力入力レ
    バー(2)とガバナ力入力レバー(3)とで構成し、この一
    対のレバー(2)・(3)をガバナレバー枢軸(4)に揺動自
    在に枢支し、調速アーム(5)にカバナスプリング(6)を
    介してスプリング力入力レバー(2)を連動連結し、ガバ
    ナ力発生手段(7)にガバナ力入力レバー(3)を連携さ
    せ、このガバナ力入力レバー(3)に燃料噴射ポンプ(8)
    の調量ラック(9)を連動連結させ、 上記一対のレバー(2)・(3)のうち、一方のレバー(2)
    にホルダ(10)を設け、このホルダ(10)にトルクピン
    (11)をそのピン軸線方向に沿ってスライド自在に支持
    し、このトルクピン(11)をトルクバネ(12)でピン先
    端方向に付勢して、ピン先端部(13)をホルダ(10)か
    ら押し出すようにし、このピン先端部(13)を他方のレ
    バー(3)に接当させ、 トルクピン(11)をトルクバネ力(17)に抗してそのピ
    ン基端部(14)側に押し込んだ状態で、ガバナスプリン
    グ力(16)とガバナ力(18)との不釣り合い力により、
    上記一対のレバー(2)・(3)を一体に揺動させるように
    構成し、 上記スプリング力入力レバー(2)に燃料制限具(15)を
    臨ませ、このスプリング力入力レバー(2)が燃料制限具
    (15)に接当した後は、ガバナ力(18)とトルクバネ力
    (17)との不釣り合い力により、トルクピン(11)のピ
    ン先端部(13)を押し出すことにより、ガバナ力入力レ
    バー(3)のみを揺動させて、調量ラック(9)を定格負荷
    位置(21)を越えたトルクアップ領域(22)で調量移動
    させるように構成した、ディーゼルエンジンの燃料供給
    装置において、 トルクバネ(12)として、コイル径を変化させながら巻
    いた形状の径変化コイルバネ(19)を用いた、ことを特
    徴とするディーゼルエンジンの燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したディーゼルエンジン
    の燃料供給装置において、トルクバネ(12)として、コ
    イル径を変化させながら巻いた形状の径変化コイルバネ
    (19)を用いたことに代えて、トルクバネ(12)とし
    て、ピッチを変化させながら巻いた形状の不等ピッチコ
    イルバネ(20)を用いたことを特徴とするディーゼルエ
    ンジンの燃料供給装置。
JP2353596A 1996-02-09 1996-02-09 ディーゼルエンジンの燃料供給装置 Pending JPH09209781A (ja)

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JP (1) JPH09209781A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005111406A1 (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Hitachi, Ltd. 高圧燃料ポンプ

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