JP4393300B2 - ディーゼルエンジン - Google Patents

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Description

本発明は、ディーゼルエンジンに関し、詳しくは、ガバナの調量精度を高めることができるディーゼルエンジンに関するものである。
従来のディーゼルエンジンとして、図5に示すものがあり、これは本発明と共通する次の構造を備えている。
すなわち、左右一対の軸受け部(101)(102)でガバナレバー枢軸(103)を回動自在に支持し、このガバナレバー枢軸(103)でガバナレバー(104)を揺動自在に枢支し、このガバナレバー(104)をスプリング力入力レバー(105)とガバナ力入力レバー(106)とで構成し、
調速レバー(107)を調速レバー枢軸(108)で揺動自在に枢支させ、調速レバー(107)にガバナスプリング(109)を介してスプリング力入力レバー(105)を連動連結し、ガバナ力発生手段(図外)にガバナ力入力レバー(106)を連携させ、このガバナ力入力レバー(106)に燃料噴射ポンプ(図外)の燃料調量部(図外)を連動連結し、
ガバナ力(図外)とガバナスプリング力(114)との不釣合い力で、ガバナレバー(104)を揺動させることにより、燃料調量部(図外)を調量移動させる。
しかし、上記従来のディーゼルエンジンでは、調速レバー枢軸(108)をガバナレバー枢軸(103)に対して平行でない姿勢(具体的には直交する姿勢)で取り付けるに当たり、スプリング力入力レバー(105)のボス(105a)はガバナレバー枢軸(103)に回動自在に取り付けているが、ガバナ力入力レバー(106)のボス(106a)をガバナレバー枢軸(103)にレバー取り付けボルト(116)で回動不能に取り付けているため、問題が生じている。
上記従来技術では、次の問題がある。
《問題》 ガバナの調量精度が低い。
図5に示すように、調速レバー枢軸(108)をガバナレバー枢軸(103)に対して平行でない姿勢で取り付けると、ガバナスプリング力(114)の作用方向がガバナレバー枢軸(103)の直交方向から外れた向きとなるため、ガバナレバー枢軸(103)に矢印のような偶力がかかる。この偶力により、ガバナレバー枢軸(103)の両端部は一対の軸受け部(101)(102)に押し付けられ、ガバナレバー枢軸(103)の回動抵抗が大きくなる。そして、この従来技術では、ガバナ力入力レバー(106)のボス(106a)をガバナレバー枢軸(103)にレバー取り付けボルト(116)で回動不能に取り付けているため、ガバナレバー入力レバー(106)の揺動が、ガバナレバー枢軸(103)の回動抵抗を受ける。このため、ガバナの調量精度が低い。
本発明は、上記問題点を解決することができるディーゼルエンジン、すなわち、ガバナの調量精度を高めることができるディーゼルエンジンを提供することを課題とする。
(請求項1に係る発明)
請求項1に係る発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1に例示するように、左右一対の軸受け部(1)(2)でガバナレバー枢軸(3)を回動自在に支持し、このガバナレバー枢軸(3)でガバナレバー(4)を揺動自在に枢支させ、このガバナレバー(4)をスプリング力入力レバー(5)とガバナ力入力レバー(6)とで構成し、
図3に例示するように、調速レバー(7)を調速レバー枢軸(8)で揺動自在に枢支し、調速レバー(7)にガバナスプリング(9)を介してスプリング力入力レバー(5)を連動連結し、ガバナ力発生手段(10)にガバナ力入力レバー(6)を連携させ、このガバナ力入力レバー(6)に燃料噴射ポンプ(11)の燃料調量部(12)を連動連結し、
ガバナ力(13)とガバナスプリング力(14)との不釣合い力で、ガバナレバー(4)を揺動させることにより、燃料調量部(12)を調量移動させるようにした、ディーゼルエンジンにおいて、
図2に例示するように、調速レバー枢軸(8)をガバナレバー枢軸(3)に対して平行でない姿勢で取り付けるに当たり、ガバナレバー(4)を構成する一対のレバー(5)(6)の各枢支ボス(5a)(6a)をいずれもガバナレバー枢軸(3)に回動自在に取り付け
図2に例示するように、ガバナレバー枢軸(3)の周面に沿ってレバー位置決め用環状溝(15)を設け、ガバナレバー(4)を構成する一対のレバー(5)(6)のうち、一方のレバー(6)の枢支ボス(6a)の周壁にレバー位置決め用ボルト(16)を貫通させて取り付け、レバー位置決め用ボルト(16)の先端をレバー位置決め用環状溝(15)に係合させることにより、この一方のレバー(6)をガバナレバー枢軸(3)の軸長方向に対して位置決めし、
この一方のレバー(6)の枢支ボス(6a)と一方の軸受け部(1)との間に他方のレバー(5)の枢支ボス(5a)を挟むことにより、この他方のレバー(5)をガバナレバー枢軸(3)の軸長方向に対して位置決めした、ことを特徴とするディーゼルエンジン。
(請求項2に係る発明)
請求項2に係る発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1に例示するように、左右一対の軸受け部(1)(2)でガバナレバー枢軸(3)を回動自在に支持し、このガバナレバー枢軸(3)でガバナレバー(4)を揺動自在に枢支させ、このガバナレバー(4)をスプリング力入力レバー(5)とガバナ力入力レバー(6)とで構成し、
図3に例示するように、調速レバー(7)を調速レバー枢軸(8)で揺動自在に枢支し、調速レバー(7)にガバナスプリング(9)を介してスプリング力入力レバー(5)を連動連結し、ガバナ力発生手段(10)にガバナ力入力レバー(6)を連携させ、このガバナ力入力レバー(6)に燃料噴射ポンプ(11)の燃料調量部(12)を連動連結し、
ガバナ力(13)とガバナスプリング力(14)との不釣合い力で、ガバナレバー(4)を揺動させることにより、燃料調量部(12)を調量移動させるようにした、ディーゼルエンジンにおいて、
図2に例示するように、調速レバー枢軸(8)をガバナレバー枢軸(3)に対して平行でない姿勢で取り付けるに当たり、ガバナレバー(4)を構成する一対のレバー(5)(6)の各枢支ボス(5a)(6a)をいずれもガバナレバー枢軸(3)に回動自在に取り付け、
図2に例示するように、左右一対の軸受け部(1)(2)でガバナレバー枢軸(3)を回動自在に支持するに当たり、
ガバナレバー枢軸(3)の周面に沿って枢軸位置決め用環状溝(17)を設け、一方の軸受け部(2)の周壁に枢軸位置決め用ボルト(18)を貫通させて取り付け、この枢軸位置決め用ボルト(18)の先端を枢軸位置決め用環状溝(17)に係合させることにより、ガバナレバー枢軸(3)をその軸長方向に対して位置決めした、ことを特徴とするディーゼルエンジン。
(請求項1に係る発明)
効果1》 ガバナの調量精度を高めることができる。
図2に示すように、調速レバー枢軸(8)をガバナレバー枢軸(3)に対して平行でない姿勢で取り付けると、ガバナスプリング力(14)の作用方向がガバナレバー枢軸(3)の直交方向から外れた向きとなるため、ガバナレバー枢軸(3)に矢印のような偶力がかかる。この偶力により、ガバナレバー枢軸(3)の両端部は一対の軸受け部(1)(2)に押し付けられ、ガバナレバー枢軸(3)の回動抵抗が大きくなる。しかし、この発明では、ガバナレバー(4)を構成する一対のレバー(5)(6)の各枢支ボス(5a)(6a)をいずれもガバナレバー枢軸(3)に回動自在に取り付けたため、いずれのレバー(5)(6)の揺動も、ガバナレバー枢軸(3)の回動抵抗を受けることがない。このため、ガバナの調量精度を高めることができる。
効果2》 ガバナレバーの位置決めを容易に行うことができる。
図2に例示するように、ガバナレバー枢軸(8)の軸長方向に対する一対のレバー(4)(5)の位置決めを、一本のレバー位置決め用ボルト(16)で行うことができるため、ガバナレバー(4)の位置決めを容易に行うことができる。
請求項2に係る発明)
前記効果1に加え、次の効果を奏する。
効果3》 ガバナレバー枢軸の位置決めを容易に行うことができる。
図2に例示するように、ガバナレバー枢軸(3)のその軸長方向に対する位置決めを、一本の枢軸位置決め用ボルト(18)で行うことができるため、ガバナレバー枢軸(3)の位置決めを容易に行うことができる。
(請求項3に係る発明)
請求項2に係る発明の効果に加え、前記効果2を奏する。
(請求項4に係る発明)
請求項1から請求項3のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
効果4》 ガバナの着脱を容易に行うことができる。
図4に例示するように、ガバナレバー枢軸(3)とガバナレバー(4)とを組み込んだブラケット(19)をエンジン機壁(20)に着脱できるため、ガバナの着脱を容易に行うことができる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4はいずれも本発明の実施形態に係るディーゼルエンジンを説明する図である。
このエンジンの概要は、次の通りである。
図3(A)に示すように、ガバナ室(21)とポンプ室(22)とをエンジン機壁(20)で区画し、ガバナ室(21)にメカニカルガバナ(23)を収容し、ポンプ室(22)に燃料噴射ポンプ(11)を収容している。
メカニカルガバナの概要は、次の通りである。
図1に示すように、左右一対の軸受け部(1)(2)でガバナレバー枢軸(3)を回動自在に支持し、このガバナレバー枢軸(3)でガバナレバー(4)を揺動自在に枢支し、このガバナレバー(4)をスプリング力入力レバー(5)とガバナ力入力レバー(6)とで構成している。
メカニカルガバナの詳細は、次の通りである。
図3(A)に示すように、調速レバー(7)を調速レバー枢軸(8)で揺動自在に枢支し、調速レバー(7)にガバナスプリング(9)を介してスプリング力入力レバー(5)を連動連結し、ガバナ力発生手段(10)にガバナ力入力レバー(6)を連携させ、このガバナ力入力レバー(6)に燃料噴射ポンプ(11)の燃料調量部(12)を連動連結している。燃料調量部(12)は、燃料調量ラックであり、燃料増減方向にスライド自在となっている。燃料調量部(12)の燃料減量側端面(24)に始動用スプリング(25)を当接させ、始動用スプリング力(26)で燃料調量具(12)のラックピン(27)をガバナ力入力レバー(6)の出力部(28)に接当させている。
ガバナ力発生手段(10)はガバナウェイトであり、エンジン回転速度が増加するとガバナ力(13)は増加し、エンジン回転速度が減少するとガバナ力(13)は減少する。ガバナ力発生手段(10)はガバナ力入力レバー(6)にその燃料増量側から臨み、ガバナ力入力レバー(6)に燃料減量方向のガバナ力(13)を付与する。ガバナスプリング(9)はスプリング力入力レバー(5)に燃料増量方向のガバナスプリング力(14)を付与する。
ガバナレバーを構成する一対のレバーの連携構造は、次の通りである。
図3(A)に示すように、ガバナ力入力レバー(6)にトルクアップ装置(29)を取り付けている。図3(B)に示すように、トルクアップ装置(29)は、ホルダ(30)内にトルクピン(31)とトルクスプリング(32)とを収容し、トルクスプリング力(33)で、トルクピン(31)をその先端部がホルダ(30)の先端部から突出する方向に付勢している。図3(A)に示すように、トルクピン(31)の先端とホルダ(30)の先端は、スプリング力入力レバー(5)に臨ませ、これと当接できるようになっている。スプリング力入力レバー(5)には、その燃料増量側から燃料制限具(34)を臨ませ、その先端にスプリング力入力レバー(5)が当接できるようになっている。
メカニカルガバナの機能は、次の通りである。
調速レバー(7)を高速側にセットして、ガバナスプリング(9)を強く引いた状態では、次のようになる。部分負荷運転状態では、ガバナ力(13)とガバナスプリング力(14)とで、トルクピン(31)の先端をホルダ(30)に押し込んだまま、ガバナ力(13)とガバナスプリング力(14)と始動用スプリング力(26)との不釣合い力で、ガバナレバー(4)を構成する各レバー(4)(5)を一体で揺動させることにより、燃料調量部(12)を部分負荷領域(35)で調量移動させる。負荷が増加し、定格負荷運転状態に移行すると、スプリング力入力レバー(5)が燃料制限具(34)で受け止められ、燃料増量が制限される。更に負荷が増加し、過負荷運転状態に移行すると、スプリング力入力レバー(5)を燃料制限具(34)で受け止めさせたまま、トルクピン(31)の先端部をホルダ(30)の先端部から突出させ、ガバナ力(13)とトルクスプリング力(33)と始動用スプリング力(26)との不釣合い力で、ガバナ力入力レバー(6)のみを揺動させることにより、燃料調量部(12)を過負荷領域(36)で調量移動させ、エンストを回避する。エンジンを停止すると、ガバナ力(13)が無くなるため、始動用スプリング力(26)で、燃料調量部(12)は始動増量位置に位置し、次の始動が準備される。
ガバナレバーの取り付け構造は、次の通りである。
図2に示すように、調速レバー枢軸(8)をガバナレバー枢軸(3)に対して平行でない姿勢(具体的にはガバナレバー枢軸(3)に対して直交する姿勢)で取り付けるに当たり、ガバナレバー(4)を構成する一対のレバー(5)(6)の各枢支ボス(5a)(6a)をいずれもガバナレバー枢軸(3)に回動自在に取り付けている。
ガバナレバーの位置決め構造は、次の通りである。
図2に示すように、ガバナレバー枢軸(3)の周面に沿ってレバー位置決め用環状溝(15)を設け、ガバナレバー(4)を構成する一対のレバー(5)(6)のうち、ガバナ力入力レバー(6)の枢支ボス(6a)の周壁にレバー位置決め用ボルト(16)を貫通させて取り付け、レバー位置決め用ボルト(16)の先端をレバー位置決め用環状溝(15)に係合させることにより、このガバナ力入力レバー(6)をガバナレバー枢軸(3)の軸長方向に対して位置決めし、このガバナ力入力レバー(6)の枢支ボス(6a)と左側の軸受け部(1)との間にスプリング力入力レバー(5)の枢支ボス(5a)を挟むことにより、このスプリング力入力レバー(5)をガバナレバー枢軸(3)の軸長方向に対して位置決めしている。
位置決め構造の機能は、次の通りである。
ガバナ力入力レバー(6)の位置決めは、レバー位置決め用ボルト(16)の先端をレバー位置決め用環状溝(15)に係合させることにより行うため、ガバナ力入力レバー(6)の枢支ボス(6a)はガバナレバー枢軸(3)に回動自在に取り付けられる。スプリング力入力レバー(5)の位置決めは、ガバナ力入力レバー(6)の枢支ボス(6a)と左側の軸受け部(1)との間にスプリング力入力レバー(5)の枢支ボス(5a)を挟むことにより行うため、スプリング力入力レバー(5)の枢支ボス(5a)もガバナレバー枢軸(3)に回動自在に取り付けられる。
ガバナレバー枢軸の位置決め構造は、次の通りである。
図2に示すように、左右一対の軸受け部(1)(2)でガバナレバー枢軸(3)を回動自在に支持するに当たり、ガバナレバー枢軸(3)の周面に沿って枢軸位置決め用環状溝(17)を設け、右側の軸受け部(2)の周壁に枢軸位置決め用ボルト(18)を貫通させて取り付け、この枢軸位置決め用ボルト(18)の先端を枢軸位置決め用環状溝(17)に係合させることにより、ガバナレバー枢軸(3)をその軸長方向に対して位置決めしている。このガバナレバー枢軸(3)の位置決めは、枢軸位置決め用ボルト(18)の先端を枢軸位置決め用環状溝(17)に係合させることにより行うため、ガバナレバー枢軸(3)は左右一対の軸受け部(1)(2)に回動自在に支持される。
メカニカルガバナの組付け構造は、次の通りである。
図4に示すように、左右一対の軸受け部(1)(2)をブラケット(19)に一体的に設けることにより、このブラケット(19)にガバナレバー枢軸(3)とガバナレバー(4)とを組み込めるようにし、これらを組み込んだブラケット(19)をエンジン室壁(20)に着脱できるようにしている。ブラケット(19)は、二本の取り付けボルト(37)(38)でエンジン室壁(22)に取り付けている。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、スプリング力入力レバー(5)をレバー位置決め用ボルト(16)でガバナレバー枢軸(3)の軸長方向に対して位置決めし、このスプリング力入力レバー(5)の枢支ボス(5a)と右側の軸受け部(2)との間にガバナ力入力レバー(6)の枢支ボス(6a)を挟むことにより、ガバナ力入力レバー(6)をガバナレバー枢軸(3)の軸長方向に対して位置決めしてもよい。
また、ガバナレバー枢軸(3)のその軸長方向に対する位置決めは、左側の軸受け部(1)の周壁に貫通させて取り付けた枢軸位置決め用ボルト(18)で行ってもよい。また、トルクアップ装置(4a)はスプリング力入力レバー(5)に取り付けてもよい。
本発明の実施形態に係るディーゼルエンジンで用いるガバナレバーとガバナレバー枢軸とをブラケットに組み付けたものの正面図である。 図1のII−II線断面図である。 図3(A)は図1のIII−III線断面図に燃料噴射ポンプ等の周辺部品を組み合わせた図、図3(B)はトルクアップ装置の縦断面図である。 本発明の実施形態に係るディーゼルエンジンの要部の分解斜視図である。 従来技術の図2相当図である。
(1)…軸受け部、(2)…軸受け部、(3)…ガバナレバー枢軸、(4)…ガバナレバー、(4a)…トルクアップ装置、(5)…スプリング力入力レバー、(5a)…枢支ボス、(6)…ガバナ力入力レバー、(6a)…枢支ボス、(7)…調速レバー、(8)…調速レバー枢軸、(9)…ガバナスプリング、(10)…ガバナ力発生手段、(11)…燃料噴射ポンプ、(12)…燃料調量部、(13)…ガバナ力、(14)…ガバナスプリング力、(15)…レバー位置決め用環状溝、(16)…レバー位置決め用ボルト、(17)…枢軸位置決め用環状溝、(18)…枢軸位置決め用ボルト、(19)…ブラケット、(20)…ガバナ室壁。

Claims (4)

  1. 左右一対の軸受け部(1)(2)でガバナレバー枢軸(3)を回動自在に支持し、このガバナレバー枢軸(3)でガバナレバー(4)を揺動自在に枢支し、このガバナレバー(4)をスプリング力入力レバー(5)とガバナ力入力レバー(6)とで構成し、
    調速レバー(7)を調速レバー枢軸(8)で揺動自在に枢支し、調速レバー(7)にガバナスプリング(9)を介してスプリング力入力レバー(5)を連動連結し、ガバナ力発生手段(10)にガバナ力入力レバー(6)を連携させ、このガバナ力入力レバー(6)に燃料噴射ポンプ(11)の燃料調量部(12)を連動連結し、
    ガバナ力(13)とガバナスプリング力(14)との不釣合い力で、ガバナレバー(4)を揺動させることにより、燃料調量部(12)を調量移動させるようにした、ディーゼルエンジンにおいて、
    調速レバー枢軸(8)をガバナレバー枢軸(3)に対して平行でない姿勢で取り付けるに当たり、ガバナレバー(4)を構成する一対のレバー(5)(6)の各枢支ボス(5a)(6a)をいずれもガバナレバー枢軸(3)に回動自在に取り付け、
    ガバナレバー枢軸(3)の周面に沿ってレバー位置決め用環状溝(15)を設け、ガバナレバー(4)を構成する一対のレバー(5)(6)のうち、一方のレバー(6)の枢支ボス(6a)の周壁にレバー位置決め用ボルト(16)を貫通させて取り付け、レバー位置決め用ボルト(16)の先端をレバー位置決め用環状溝(15)に係合させることにより、この一方のレバー(6)をガバナレバー枢軸(3)の軸長方向に対して位置決めし、
    この一方のレバー(6)の枢支ボス(6a)と一方の軸受け部(1)との間に他方のレバー(5)の枢支ボス(5a)を挟むことにより、この他方のレバー(5)をガバナレバー枢軸(3)の軸長方向に対して位置決めした、ことを特徴とするディーゼルエンジン。
  2. 左右一対の軸受け部(1)(2)でガバナレバー枢軸(3)を回動自在に支持し、このガバナレバー枢軸(3)でガバナレバー(4)を揺動自在に枢支し、このガバナレバー(4)をスプリング力入力レバー(5)とガバナ力入力レバー(6)とで構成し、
    調速レバー(7)を調速レバー枢軸(8)で揺動自在に枢支し、調速レバー(7)にガバナスプリング(9)を介してスプリング力入力レバー(5)を連動連結し、ガバナ力発生手段(10)にガバナ力入力レバー(6)を連携させ、このガバナ力入力レバー(6)に燃料噴射ポンプ(11)の燃料調量部(12)を連動連結し、
    ガバナ力(13)とガバナスプリング力(14)との不釣合い力で、ガバナレバー(4)を揺動させることにより、燃料調量部(12)を調量移動させるようにした、ディーゼルエンジンにおいて、
    調速レバー枢軸(8)をガバナレバー枢軸(3)に対して平行でない姿勢で取り付けるに当たり、ガバナレバー(4)を構成する一対のレバー(5)(6)の各枢支ボス(5a)(6a)をいずれもガバナレバー枢軸(3)に回動自在に取り付け、
    左右一対の軸受け部(1)(2)でガバナレバー枢軸(3)を回動自在に支持するに当たり、
    ガバナレバー枢軸(3)の周面に沿って枢軸位置決め用環状溝(17)を設け、一方の軸受け部(2)の周壁に枢軸位置決め用ボルト(18)を貫通させて取り付け、この枢軸位置決め用ボルト(18)の先端を枢軸位置決め用環状溝(17)に係合させることにより、ガバナレバー枢軸(3)をその軸長方向に対して位置決めした、ことを特徴とするディーゼルエンジン。
  3. 請求項2に記載したディーゼルエンジンにおいて、
    ガバナレバー枢軸(3)の周面に沿ってレバー位置決め用環状溝(15)を設け、ガバナレバー(4)を構成する一対のレバー(5)(6)のうち、一方のレバー(6)の枢支ボス(6a)の周壁にレバー位置決め用ボルト(16)を貫通させて取り付け、レバー位置決め用ボルト(16)の先端をレバー位置決め用環状溝(15)に係合させることにより、この一方のレバー(6)をガバナレバー枢軸(3)の軸長方向に対して位置決めし、
    この一方のレバー(6)の枢支ボス(6a)と一方の軸受け部(1)との間に他方のレバー(5)の枢支ボス(5a)を挟むことにより、この他方のレバー(5)をガバナレバー枢軸(3)の軸長方向に対して位置決めした、ことを特徴とするディーゼルエンジン。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載したディーゼルエンジンにおいて、
    左右一対の軸受け部(1)(2)をブラケット(19)に一体的に設けることにより、このブラケット(19)にガバナレバー枢軸(3)とガバナレバー(4)とを組み込めるようにし、これらを組み込んだブラケット(19)をエンジン機壁(20)に着脱できるようにした、ことを特徴とするディーゼルエンジン。
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