JPH0511327Y2 - - Google Patents

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JPH0511327Y2
JPH0511327Y2 JP1985180312U JP18031285U JPH0511327Y2 JP H0511327 Y2 JPH0511327 Y2 JP H0511327Y2 JP 1985180312 U JP1985180312 U JP 1985180312U JP 18031285 U JP18031285 U JP 18031285U JP H0511327 Y2 JPH0511327 Y2 JP H0511327Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、デイーゼルエンジンの調速装置に関
し、調速レバーの支点を偏心回転方向に沿つて調
整することにより、ガバナスプリングがガバナレ
バーを引つ張る引き角並びにガバナスプリング自
体の張力を変化せしめ、もつて、所望のガバナ差
及び安定性を選定できるものを提供する。
<従来技術 1> 本考案の対象となるデイーゼルエンジンの調速
装置の基本構造は、例えば第4,8、又は10図
に示すように、デイーゼルエンジンEのガバナG
のガバナスプリング2の一端をガバナレバー1の
従動側係合点6に係合するとともに、他端を調速
レバー3の主動側係合点7に係合して、ガバナレ
バー1をガバナスプリング2を介して調速レバー
3に連動連結してなる形式のものである。
この形式の従来技術1としては、第8図に示す
ように、ガバナレバー1が無負荷位置Aに位置す
る状態において、調速レバー3の支点4をガバナ
スプリング2の長手方向が区切る上・下空間に関
しガバナレバー1の支点5と同じ側に位置させ、
このガバナレバー支点5と上記の従動側係合点6
とを結ぶ仮想線分と、ガバナスプリング2の中心
軸線との夾角で形成される引き角θであつて、ガ
バナスプリング2のガバナレバー1を引つ張る引
き角θを低速運転位置Bから高速運転位置Cにか
けて略90度に設定したものがある。
<従来技術1の問題点> 一般に、ガバナフオースは、横軸に回転数を、
また、縦軸に力を各々とる場合、第9図に示すよ
うに、二次曲線的に変化するが、一方のガバナス
プリングはリニアー的にしか変化しないため、ガ
バナフオース曲線の高速側の変化率に合致したス
プリングを選択して、高速回転側のガバナの応答
感度を高めている。
従つて、低速側ではガバナフオース曲線の変化
率とスプリング直線の傾きとの間にずれを生じ、
所定の運転状態から負荷が軽減した場合、ガバナ
フオースに対してガバナスプリングの張力が強く
なりすぎ、速度変動率を大きくしてしまう。
逆に、負荷が増大した場合には、ガバナフオー
スに対してガバナスプリングの張力が弱くなりす
ぎて回転低下が大きく、出力を充分に発揮し得な
くなつてしまう。
<従来技術 2> 第10図は、低速側での速度変動率の増大を抑
制できる従来技術2を示す。
即ち、ガバナレバー1が無負荷位置Aに位置す
る状態において、調速レバー3の支点4をガバナ
スプリング2を中心にしてガバナレバー1の支点
5とは反対側に位置させる。
そして、ガバナスプリング2がガバナレバー1
を引つ張る前記の引き角θを鋭角に設定するとと
もに、調速レバー3が低速運転位置Bから高速運
転位置Cに近づくにつれてこの引き角θの値が大
きくなるように設定する。
調速レバー3の支点がガバナスプリング2とガ
バナレバー1との従動側係合点6から離れる離間
距離lを、調速レバー3の支点4からガバナスプ
リング2と調速レバー3との主動側係合点7まで
の腕長さrよりも、可成り小さい寸法に設定す
る。
そして、調速レバー支点4と従動側係合点6と
を結ぶ仮想直線Pと直交し且つ調速レバー支点4
を通る仮想基準線Sを想定し、調速レバーの低速
運転位置Bと高速運転位置Cとの間の調速揺動全
領域Tを仮想基準線Sよりも高速側の領域に位置
させたものである。
この構造によれば、ガバナスプリング2の張力
F0のうち、揺動運動に作用する分力F1は、ガバ
ナレバー1とガバナスプリング2とのガバナレバ
ー支点5側の挟角θを用いて表わせば、 F1=F0sinθ となる。
従つて、この揺動分力F1は調速レバー3の設
定回転数に対し、sin曲線を描いて変化し、ガバ
ナフオースの二次曲線的な変化に近似する。
このため、調速レバー3が高速及び低速運転位
置のいずれに来ても、揺動分力F1の変化率はガ
バナフオースの変化率に近似するので、当該揺動
分力F1はガバナフオースに狭い回転領域で釣り
合うことができ、従来技術1の問題点であつた低
速運転時における速度変動率が大きくなる事を抑
制できる。
<従来技術2の問題点> その反面、ガバナスプリング2の張力のうち、
揺動部力F1に直交する求心分力F2はF0cosθの値
でガバナレバーを支点5に押付けるため、ガバナ
レバー1が揺動するのを妨げる摩擦抵抗となる。
上記従来技術2においては、離間距離lが小さ
いうえ、調速揺動領域Tが仮想基準線Sよりも高
速側に偏ることから、ガバナスプリング2は低速
運転位置Bと高速運転位置Cとの間での長さの変
化幅が小さくなるので、その張力の変化が少な
い。
これにより、低速運転時には、ガバナスプリン
グ2の張力F0が高速運転時のときに近似した大
きい値になる。
従つて、これに伴い求心分力F2が大きくなつ
て、ガバナレバー1はその支点5で大きな摩擦抵
抗を受けて揺動しにくくなる。
この結果、回転数のバラ付きが大きくなり、ハ
ンチングも起り易くなる。
<先行技術> そこで、この回転数のバラ付きを小さくすると
ともに、ハンチングを起りにくくする技術を、本
考案に先だつて開発した。
即ち、第4図及び第5図を用いて以下に説明す
ると、ガバナレバー1が無負荷位置Aに位置する
ときの上記の従動側係合点6と調速レバー支点4
との離間距離lを、調速レバー支点4から前記の
主動側係合点7までの腕長さrと略等しい寸法に
設定し、調速レバー支点4と従動側係合点6とを
結ぶ仮想直線Pと直交し、且つ、調速レバー支点
4を通る仮想基準線Sを想定し、調速レバー3の
低速運転位置Bと高速運転位置Cとの間の調速揺
動領域Tを仮想基準線Sより低速側と高速側との
両方にまたがらせて位置させたものである。
この先行技術では、離間距離lを大きくして腕
長さrと略等しくするうえ、調速揺動領域Tを仮
想基準線Sより低速側と高速側との両方にまたが
らせて位置させた事から、ガバナスプリング2は
低速運転位置Bと高速運転位置Cとの間での長さ
の変化幅が大きくなり、その張力の変化が大きく
なる。
また、離間距離lを腕長さrに比べて大きすぎ
る寸法に設定すると、ガバナ装置が大型化する欠
点があるうえ、ガバナスプリング2の全長が長く
なるため、低速運転位置Bと高速運転位置Cとの
間のガバナスプリングの長さ変化率が小さくな
り、離間距離が小さい場合と同様の張力変化が小
さくなる欠点があるが、この先行技術では離間距
離lと腕長さrとを略等しい寸法に設定している
ので、ガバナ装置をコンパクトに構成しながらも
ガバナスプリング2の長さ変化率が大きくなり、
その張力の変化が大きくなる。
これにより、低速運転時には、ガバナスプリン
グ2の張力F0が高速運転のときよりも遥かに弱
い小さい値になる。
従つて、これに伴い求心分力F2が小さくなる
ので、ガバナレバー1と支点5との摩擦抵抗を小
さくして、ガバナレバー1を軽く揺動できるよう
になる。
この結果、回転数のバラ付きが小さくなるう
え、ハンチングも起りにくくなる。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、実際にエンジンにおいては、例
えば、発動発電機用にはヘルツの変動を小さくす
る必要から速度変動率、即ち、ガバナ差の小さな
ものを使用せねばならないが、逆に、耕耘機等の
農作業機では、些細な負荷変動でガバナが過敏に
作動しないようにするために、安定性を重視して
ガバナ差がある程度大きなものを使用する方が好
ましい。
しかしながら、上記先行技術では、ガバナスプ
リングの張力はsin曲線的に変化するものの、ガ
バナスプリングの張力変化幅及び、ガバナレバー
1を引つ張るガバナスプリング2の引き角θの値
の変化幅は一定なので、ガバナ差も一義的に決定
される。
このため、発電機用等のガバナ差の小さいエン
ジンと農機用等のガバナ差の大き目のエンジンと
では、調速装置を個別に設計、製造しなければな
らない。
本考案は、上記問題点を解消することを技術的
課題とする。
<問題点を解決するための手段> 上記課題を解決するための手段を、実施例に対
応する第1図乃至第7図を用いて以下に示す。
即ち、前述の先行技術にさらに改良を加え、調
速レバー3の支点4を偏心回転式位置調節手段7
0により偏心回動方向に沿つて位置変更調節可能
に構成したものである。
<作用> 調速レバー支点4を偏心回転方向に沿つて変化
すると、変化の前・後によつて、スプリングの主
動側係合点7はその従動側係合点6に対して方向
及び距離ともに大きく変移できるので、ガバナス
プリング2がガバナレバー1を引つ張る引き角θ
及びガバナスプリング2の伸び率を変化させるこ
とができる。
例えば、第6図に示すように、調速レバー支点
4を位置調節手段70に沿つて垂直方向に移動す
ると、変化の前・後によつて引き角θが増・減す
る。
この場合、下方H1に支点4を設定すると、引
き角θ1は小さくなり、ガバナスプリングの張力曲
線の勾配が低速運動位置で小さくなり、ガバナフ
オース曲線とのズレが小さくなるので、ガバナ差
は小さくなる。
また、上方位置H2に支点4を設定すると、引
き角θ2は大きくなり、ガバナスプリングの張力曲
線の勾配は逆に大きくなつて、ガバナフオースと
ガバナスプリングの張力との差異は拡がるので、
ガバナ差は大きくなり、運転の安定性が良くな
る。
一方、第7図に示すように、調速レバー支点4
を位置調節手段70に沿つて水平方向に移動する
と、変化の前・後によつて張力F0が増・減する。
この場合、左方位置H3に支点4を設定すると、
張力F0は小さくなり、ガバナフオースGFに対し
てガバナスプリング2は敏感に対応することがで
きるので、回転数のバラ付きは小さくなる。
また、右方位置H4に支点4を設定すると、張
力F0が大きくなるので、運転の安定性がよくな
る。
<考案の効果> 本考案は、第1図に揺動分力をsin曲線的に変
化させて、低速運転時での速度変動率を小さく抑
制して従来技術1の問題点を解消することができ
る。
そして、調速レバー支点と従動側係合点との離
間距離を調速レバー支点から主動側係合点までの
腕長さと略等しい寸法に設定し、調速レバーの調
速揺動領域を仮想基準線の低速側と高速側との両
方にまたがらせて位置させたので、低速運転時に
おけるガバナスプリングの長さが高速運転時のそ
れに比べてかなり小さくなり、この結果、ガバナ
装置を大型化することなく、低速運転位置におけ
るガバナスプリングの張力を小さくして揺動抵抗
を抑制し、もつて回転数のバラ付きを小さくして
従来技術2の問題点をも解消することができる。
第2に、偏心回転式位置調節手段により調速レ
バー支点を回転移動調節することにより、ガバナ
差を増・減できるので、ガバナ差の小さいことが
要求される発電機用等と安定性が重視される農作
業機用等とのいずに対しても、調速装置を共通化
することができ、生産性を高めることができる。
第3に、ガバナ差の増減調節は、ガバナスプリ
ングの引き角を調節することによつても、ガバナ
スプリングの張力を調節する事によつても行なえ
る。引き角を調節する場合、スプリング張力の揺
動分力の変化曲線域が、sinカーブの位相の方向
に進退調節されて、その変化率が変わる。スプリ
ング張力を調節する場合には、スプリング張力の
揺動分力の変化曲線の振幅の度合が変わる。これ
により、ガバナ差は、スプリング張力の揺動分力
の変化率の面からもその揺動分力の変化曲線の振
幅の面からも、広範に高精度に増減調節する事が
できる。
<実施例> 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図は調速レバー支点の偏心回転式位置調節
手段の分解斜視図、第2図は同位置調節手段の縦
断右側面図、第3図は調速レバー周辺の要部正面
図、第4図はガバナの概略説明図、第5図はデイ
ーゼルエンジンのガバナ周辺の縦断正面図であつ
て、デイーゼルエンジンEの燃料噴射ポンプ室1
0に燃料噴射カム軸11及びガバナ軸12を上・
下並列状に軸架し、両軸11,12をギヤを介し
てクランク軸に連動する。
燃料噴射カム軸11に燃料噴射ポンプ14を連
動し、当該ポンプ14を燃焼室に臨ませた燃料噴
射ノズルに接続する。
上記ガバナ軸12にウエイト基盤15を嵌挿固
定し、ウエイト基盤15にフライウエイト16を
揺動自在に枢支し、フライウエイトの出力端17
をガバナ軸12に摺動自在に挿嵌したガバナスリ
ーブ18の左端面19に接当する。
燃料噴射ポンプ室10に支点5を介して揺動自
在に枢支したガバナレバー1を主レバー1aと副
レバー1bから構成し、主レバー1aの下方を逆
U字状に分岐してガバナ軸12に股がらせ、当該
U字部21の先端に転動自在にローラ22を枢支
して、前記ガバナスリーブ18の右端面23に当
該ローラ22を接当可能に構成する。
上記主レバー1aの上端に係合溝24を切欠
き、燃料噴射ポンプ14の燃料噴射ラツクのラツ
クピン25をこの係合溝24に嵌合し、当該上端
部26の右端に始動スプリング27を懸架し、そ
の左端に被接当部28を設けて、副レバー1bの
接当部29を当該被接当部28に接当せしめる。
副レバー1bはその基端部30を支点5に枢支
し、その上端部31に係合孔32を空けて、ガバ
ナスプリング2の一端を当該係合孔32に懸架し
(この懸架部を従動側係合点6とする)、その他端
を燃料噴射ポンプ室10に枢支した調速レバー3
の先端に懸架する(この懸架部を主動側係合点7
とする)。
この場合、調速レバー3の支点4をガバナスプ
リング2を中にしてガバナレバー1の支点5とは
反対側に位置させ、ガバナスプリング2がガバナ
レバー1を引つ張る引き角(即ち、ガバナレバー
支点5と上記の従動側係合点6とを結ぶ仮想線分
と、ガバナスプリング2の中心軸線とで形成され
る夾角)θを鋭角に設定し、調速レバー3が低速
運転位置Bから高速運転位置Cに近づくにつれて
前記引き角θの値が大きくなるように設定する。
また、調速レバー3の支点4が従動側係合点6
から離れる離間距離lを、調速レバー3の支点4
から主動側係合点7までの腕長さrと略等しく
し、調速レバー支点4と従動側係合点6とを結ぶ
仮想直線Pと直交し、且つ、調速レバー支点4を
通る仮想基準線Sに対して、調速レバー3の低速
運転位置Bと高速運転位置Cとの間の調速揺動領
域Tをまたがらせる。
上記調速レバー3の一端から円柱状の支点4を
突出し、これを燃料噴射ポンプ室10に空けた調
整窓50からエンジン外方に臨ませる。
一方、円盤状の調整基盤51の中心から偏心し
た外端縁52の近傍に嵌挿孔53を空け、調速レ
バーの支点4をこの嵌挿孔53に回動自在に挿通
するとともに、当該嵌挿孔53から外方に突き出
た支点4の先端に外部操作レバー55を固定す
る。
上記調整基盤51の嵌挿孔53を挟むようにし
て、外端縁52に沿つて円弧状の長溝56を二本
形成し、これらの長溝56を調整窓50の左・右
に空けたネジ孔57に臨ませ、固定ボルト58を
介して調整基盤51を燃料噴射ポンプ室10の側
壁60に固定し、調整窓50を覆う。
この場合、調整基盤51と固定ボルト58との
組み合わせは、調速レバー支点4の偏心回動式位
置調節手段70になり、第3図に示すように、嵌
挿孔53が左上方位置に来るように長溝56をネ
ジ孔57に沿つて回動して固定ボルト58で調整
基盤51を調節固定する場合と、固定ボルト58
を緩めて長溝56に沿つて矢印Q方向に調整基盤
51を回動固定する場合とでは、ガバナレバー1
(第3図では副レバー1b)に対するガバナスプ
リングの主動側係合点7の位置がその従動側係合
点6との関係で、方向及び距離ともに大きく変化
する。
従つてガバナレバー1を引つ張るガバナスプリ
ング2の引き角θが変動するとともに、ガバナス
プリング2が伸びて張力F0も大きくなるので、
ガバナスプリングの揺動分力F1=F0sinθのうち、
張力F0と引き角θに二つの変数を変化させるこ
とができ、ガバナ差並びに回転数のバラ付きを調
整して一つの調速装置を種々の作業機用エンジン
に共通化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図は調速レバー支点の偏心回転式位置調
節手段の分解斜視図、第2図は同位置調節手段の
縦断右側面図、第3図は調速レバー周辺の要部正
面図、第4図はガバナの概略説明図、第5図はデ
イーゼルエンジンのガバナ周辺の縦断正面図、第
6図及び第7図は各々偏心回転位置調節を行なつ
た場合の調速レバー周辺の概略説明図、第8図は
従来技術1を示す第4図相当図、第9図はガバナ
フオース曲線図、第10図は従来技術2を示す第
4図相当図である。 1……ガバナレバー、2……ガバナスプリン
グ、3……調速レバー、4……調速レバー支点、
5……ガバナレバー支点、6……ガバナスプリン
グの従動側係合点、7……ガバナスプリングの主
動側係合点、70……偏心回転式位置調節手段、
A……ガバナレバーの無負荷位置、B……調速レ
バーの低速運転位置、C……調速レバーの高速運
転位置、E……デイーゼルエンジン、G……ガバ
ナ、P……調速レバー支点と従動側係合点を結ぶ
仮想直線、S……仮想基準線、T……調速揺動領
域、l……調速レバー支点と従動側係合点との離
間距離、r……調速レバー支点から主動側係合点
までの腕長さ、θ……ガバナスプリングのガバナ
レバーを引つ張る引き角。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 デイーゼルエンジンEのガバナGのガバナスプ
    リング2の一端をガバナレバー1の従動側係合点
    6に係合するとともに、他端を調速レバー3との
    主動側係合点7に係合して、ガバナレバー1をガ
    バナスプリング2を介して調速レバー3に連動連
    結してなるデイーゼルエンジンの調速装置におい
    て、 調速レバー3の支点4をガバナスプリング2を
    中にしてガバナレバー1の支点5とは反対側に位
    置させ、 このガバナレバー支点5と上記の従動側係合点
    6とを結ぶ仮想線分と、ガバナスプリング2の中
    心軸線との夾角で形成される引き角θであつて、
    ガバナスプリング2のガバナレバー1を引つ張る
    引き角θを鋭角に設定するとともに、調速レバー
    3が低速運転位置Bから高速運転位置Cに近づく
    につれて前記引き角θの値が大きくなるように設
    定し、 ガバナレバー1が無負荷位置Aに位置するとき
    の上記の従動側係合点6と調速レバー支点4との
    離間距離lを、調速レバー支点4から前記の主動
    側係合点7までの腕長さrと略等しい寸法に設定
    し、 調速レバー支点4と従動側係合点6とを結ぶ仮
    想直線Pと直交し、且つ、調速レバー支点4を通
    る仮想基準線Sを想定し、調速レバー3の低速運
    転位置Bと高速運転位置Cとの間の調速揺動領域
    Tを仮想基準線Sより低速側と高速側との両方に
    またがらせて位置させ、 調速レバー3の支点4を偏心回転式位置調節手
    段70により偏心回転方向に沿つて位置変更調節
    可能に構成した 事を特徴とするデイーゼルエンジンの調速装置。
JP1985180312U 1985-11-11 1985-11-22 Expired - Lifetime JPH0511327Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59185826A (ja) * 1983-04-06 1984-10-22 Yanmar Diesel Engine Co Ltd 内燃機関用ガバナの速度変動率可変装置
JPS60204929A (ja) * 1984-03-28 1985-10-16 Yanmar Diesel Engine Co Ltd 内燃機関用ガバナ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60204929A (ja) * 1984-03-28 1985-10-16 Yanmar Diesel Engine Co Ltd 内燃機関用ガバナ

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JPS6288843U (ja) 1987-06-06

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