JPS62291437A - ガバナの逆アングライヒ装置 - Google Patents

ガバナの逆アングライヒ装置

Info

Publication number
JPS62291437A
JPS62291437A JP13550186A JP13550186A JPS62291437A JP S62291437 A JPS62291437 A JP S62291437A JP 13550186 A JP13550186 A JP 13550186A JP 13550186 A JP13550186 A JP 13550186A JP S62291437 A JPS62291437 A JP S62291437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
governor
fuel
spring
reverse angleich
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13550186A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Taniguchi
博之 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Diesel Engine Co Ltd filed Critical Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Priority to JP13550186A priority Critical patent/JPS62291437A/ja
Publication of JPS62291437A publication Critical patent/JPS62291437A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は内燃機関に備えられるガバナの逆アングライヒ
装置に関する。
(従来技術及びその問題点) 一般に正のアングライヒ装置は、機関回転数が低下した
時に燃料増方向にガバナレバーを加勢し、回転数が上が
った時には燃料減方向に加勢するように構成されている
。従って従来のアングライヒB2jでは第5図の仮想線
のA1で示すような曲線が得られる。
ところが機関の加速途中において、特に過給機を備えた
機関では、回転速度の上昇に対して過給機タービンによ
る圧力上昇がぼれ、即ち過給遅れになり、燃料用空気が
不足する。その時に第5図のグラフA1のように燃料を
多く供給していると、区間×5〜×6において黒煙発生
の原因になる。
また黒煙の発生を減少させるために回転数x5の燃料供
給量を例えばグラフA2のように所定ラック位置まで下
げるようにすると、今度は定格回転数×1において燃料
が不足し、出力不足の原因となる。
また規格回転数から負荷の増大等により急激に回転数が
低下した場合にも、従来例では燃料供給量が増加し過ぎ
て黒煙が発生する。
上記のような黒煙の発生を防止する対策として、第5図
の区間×5〜X6に実線で示すように回転数が下がると
燃料減方向にラック位置を変位させる逆アングライヒ装
打が・開発されている。
ところが従来の逆アングライヒ装置は、例えば特公昭6
0−38540にように複数の逆アングライヒ装置用の
リンクを用いており、構造が複雑で、ガバナ全体も大型
化している。
(発明の目的) 本発明の目的は、ガバナレバーのトルク特性に逆アング
ライヒの特性を持たせるようにすることにより、加速時
あるいは回転数低下時の黒煙発生を確実に防止すると共
に、規格回転迄に上昇した時には充分に必要燃料を供給
して出力を維持できるようにし、さらに逆アングライヒ
装置を小型簡略化することである。
(目的を達成するための手段) 上記目的を達成するために本発明は、レバー軸に回動自
在に支持されたテンションレバーの一端受力部をガバナ
スラスタ−に肖接し、テンションレバーの他端部に逆ア
ングライヒレバーを回動自在に連結し、逆アングライヒ
レバーをテンションレバーと概ね同方向に延ばし、逆ア
ングライヒレバーをガバナスプリングに対向させ、逆ア
ングライヒレバーとテンションレバーの間に逆アングラ
イヒスプリングを介装して逆アングライヒレバーをガバ
ナスプリング側に付勢し、逆アングライヒレバーの先端
部にフローティングレバーの一端部を回動自在に連結す
ると共に、フローティングレバーの他端部を燃料増減ラ
ックに係合している。
(実施例) 第1図は本発明を適用した過給機付ディーゼル機関用の
機械式ガバナの!I断面図であり、この第1図において
、ガバナケース1は燃料噴射ポンプケース7に固着され
、ガバナケース1内には燃料噴射ポンプ駆動用のカム軸
3が突出し、カム軸3の先端部にはホルダー5が固着さ
れ、ホルダー5には支軸6を介してガバナウェイト8が
回動自在(拡開自在)に支持されている。カム軸3には
筒状のガバナスラスタ−10が軸方向移動自在に嵌合し
ている。便宜上スラスタ−10の燃料増方向側をガバナ
の前方と仮定すると、スラスタ−10の前端部はガバナ
ウェイト8に当接し、ガバナウェイト8の遠心力による
拡開により、スラスタ−10を後方側(燃料減側)に押
すように構成されている。
カム軸3の上方にはテンションレバー13及びコントロ
ールレバー14が同一のレバー軸12を介してガバナケ
ース1に回動自在に支持されている。レバー@12はカ
ム軸3と概ね直角に配置されると共に、ガバナケース1
に回動自在に支持されており、テンションレバー13は
レバー軸12に対して回動自在に嵌合し、コントロール
レバー14はレバー軸12と一体的に回転するようにレ
バー軸12に固定されている。
テンションレバー13はレバー軸12による支持部分か
ら上下に延びており、2又状の下端受力部13aはカム
軸3を跨ぐと共にスラスタ−10の後端面に当接し、ガ
バナフォースを受けるようになっている。テンションレ
バー13の上半部の途中n5分にはレバー軸12と平行
な逆アングライヒレバー支持用ビン16が回動自在に嵌
合し、該ビ16よりも上部には略前方に向いて開口する
逆アングライヒスプリング用四部19が形成され、ビン
16よりも下方には前方に向いて開口するアイドルスプ
リング用凹部15が形成されている。
F側の凹部19には逆アングライヒスプリング20が前
方突出状に挿入され、下側の凹部15には有底筒状の第
1キVツブ29が前後方向移動自在に嵌合し、第1キヤ
ツプ29の前壁と凹部15の底面の間には第1アイドル
スプリング28が介装され、第1アイドルスプリング2
8により第1キヤツプ29を前方に付勢している。
上記ビン16には逆アングライヒレバー17の下端部が
回動自在に連結され、逆アングライヒレバー17の中央
ウェブ部17bの後面は逆アングライヒスプリング20
に当接している。逆アングライヒレバー17の上端部に
はレバー@12と平行なビン25が回動自在に支持され
、該ビン25には下方へ延びるフローティングレバー2
1が回動自在に連結されている。
フローティングレバー21の下端部にはフローティング
レバー長さ方向に長い長溝22が形成されており、該長
溝22に燃料増減ラック24のラックビン23が係合し
ている。ラック24は燃料噴射ポンプ2の燃料増減ピニ
オンに噛合い、例えばラック24の後方への移動により
燃料を減少させる。フローティングレバー21の中間部
分にはフローティングレバー長さ方向に長い長孔27が
形成されてa3す、該長孔27にはコントロールレバー
14の上端ビン26がフローティングレバー長ざ方向移
動可能に係合している。フローティングレバー21の下
端部とガバナケース1の前壁の間にはスタートスプリン
グ51が張設され、スタートスプリング51によりフロ
ーティングレバ〜21を燃料増側に付勢している。
第1アイドルスプリング28の前側には第2アイドルス
プリング用の第2キヤツプ31が配置されており、第2
キヤツプ31はガバナケース1のボス部41に前後方向
移動自在に嵌合し1、第2キヤツプ31内に配置された
第2アイドルスプリング30により後方に付勢され、第
2キヤツプ31の後端面は第1キヤツプ29の前端面に
当接している。第2アイドルスプリング30は第2キヤ
ツプ31の後端壁とセット荷重調節ボルト34の間に縮
設されており、調節ボルト34はガバナケース1の前壁
に螺挿され、ナツト35により固定されている。Llは
第1キヤツプ29の許容ストローク、L2は第2キヤツ
プ31の許容ストロークである。
逆アングライヒレバー17の前方にはガバナスプリング
調節ボルト37が配置され、この調節ボルト37はガバ
ナケース1の前壁に前後方向移動調節自在に螺挿される
と共に、ナツト45により固定されている。調節ボルト
37には前側から順に第1ばね座金38、第2ばね座金
39及び第3ばね座金43が互いに間隔を隔てて嵌合し
ており、第1ばね座金38と第2ばね座金39の間には
ガバナスプリング36が縮設され、ガバナスプリング3
6により第2ばね座金39を後方に付勢し、ボルト37
のつば部40に係止させている。第2ばね座金39と第
3ばね座金43の間にはトルクスプリング42が縮設さ
れており、トルクスプリング42により第3ばね座金4
3を後方に付勢し、ボルト37の後端縁の係止リングに
第3ばね座金43を係止させている。第3ばね座金43
の後端縁は逆アングライヒレバー17の前端凸部17a
に対して間隔を隔てて対向している。トルクスプリング
42のセット荷重はガバナスプリング36のセット荷重
よりも弱くセットされており、トルクスプリング42が
圧縮して第3ばね座金43の前端縁が第2ばね座金39
の後端突起部に当接すると同時ぐらいにガバナスプリン
グ36が圧縮し出!li J:うになっている。L3は
トルクスプリング42の許容ストロークである。
第1図の■−■断面を示す第2図において、コントロー
ルレバー14はそのボス部59がレバー軸12に嵌合し
、ボス部59の切欠き59aがレバー軸12のビン6o
に係合している。切欠き59aは円周方向に長く形成さ
れており、ビン6゜とコントロールレバー14の間には
ねじりスプリング58が介装され、ねじりスプリング5
8によりコントロールレバー14を前方に付勢してビン
60と切欠き59a°を係合させている。
レバー軸12はガバナケース1がら外方に突出し、その
外端部にはコントロールハンドル61が固着されている
レバー軸12の上方のガバナケース1部分にはレバー軸
と平行なストップレバル軸5oが回動自在に支持されて
J3す、ストップレバー軸50にはストップレバー46
が固着されている。ストップレバー46はブー3トコン
ペンセーターレバーを兼用しており、ガバナケース1内
のインナーレバ一部46bとガバナケース1外のアウタ
ーレバ一部46aとを有している。アウターレバ一部4
6aは上方に延びてブーストコンベンセーター48の2
木の第1、第2燃料制限レバーb2.54により回動を
制御されるようになっている。インナーレバ一部46b
は第3図に示すように下方へ延び、コントロールレバー
14の前端プレート部14aに前方から当接している。
第4図において、ブーストコンペンセーター48は機関
の過給様62の過給気出口部に接続しており、ブエスト
圧に対応して出力ロット49が前後方向に進退するよう
になでいる。例えばブースト圧がOの時にはブーストコ
ンペンセーター48内のりタースプリング63により前
方に退位させられており、ブースト圧の上界に伴って圧
力室64を加圧し、リターンスプリング63に抗して出
力ロット49を後方に押し出すように構成されている。
66はダイヤフラムゴムであり、ブーストコンペンセー
ター48内を後方のばね室65と前方の圧力室64とに
区画している。
ブーストコンペンセーター48の後方にはブラケット5
6が配置され、該ブラケット56に前記第1、第2燃料
制限レバー52.54が支持されている。第1燃料制限
レバー52は出力ロンド49に対してストップレバー4
6側とは反対側のブラケット56部分に垂直なビン70
を介して回動自在に支持されており、第1燃料制限し、
バー52は出力ロンド4つの上方を通過してストップレ
バー46側へと延び、その先端部はストップレバー46
の折曲げ部68に後方から当接している。第1燃料制限
レバー52の途中部分の後端縁には突起部52aが形成
され、突起部52aは出力ロット49の後端つば部49
a1.:前方から当接している。
第2燃料制限レバー54は出力ロット49に対してスト
ップレバー46側と同じ側のブラケット56部分に、垂
直なビン71を介して回動自在に支持されている。第2
燃料制限レバー54は両腕状に形成されており、その一
端部はストップレバー46に後方から間隔を隔てて対向
し、(l!!端部(ま出力ロット49の後端つば部49
aに後方から間隔を隔てて対向している。
即ち第1燃料制限レバー52によりストップレバー46
の燃料増方向への移動を規制しているが、ブースト圧の
上昇に伴う出力ロット49の後方への移動により、第1
燃料制限レバー52によるストップレバー46に対する
燃料増方向への規制を徐々に解除してゆく。そしてブー
スト圧が増大し過ぎて、出力ロット49が第2燃料制限
レバー54に当接すると、第2燃料制限レバー54を燃
料減方向に回動させ、それによりストップレバー46を
燃料減方向に回動させ、燃料の過剰供給を抑制するよう
になっている。
次に作動について説明する。速度設定を行う場合には、
第2図のコントロールハンドル61を回動ツることによ
り、レバー軸12及びビン60等を介してコントロール
レバー14を回動し、それにより第1図のコントロール
レバー14の先端ビン26を介してフローティングレバ
ー21を上端ビ25を中心に回動させ、ラック24を変
位させる。速度設定において、コントロールレバー14
を比較的低速に設定した場合、即ちコントロールレバー
14を後方寄りに設定した場合にはコントロールレバー
14の上端ビン26は下側に移動し、フローティングレ
バー21のレバー比が小さくなる。即ちラックビン23
からコントロールレバー14の先端ビン26までの距離
が小さくなる一方、コントロールレバー14の先端ビン
26からフローティングレバー21の上端ビン25まで
の距離が大きくなり、従ってガバナフォースが小さい低
速の設定回転数時でも、確実にガバナフォースをラック
ビン23に伝える。
またコントロールレバー14による設定回転数が大きい
時には、コントロールレバー14は第1図の萌方寄りに
くるので、フローティングレバー21のレバー比は大き
くなり、高速回転に好都合である。
機関始動前は、フローティングレバー21はスタートス
プリング51により、コントロールレバー14の上端ビ
ン26を回動中心として燃料僧側に引張られており、そ
れにより始動時燃料増を確保している(第5図の回転数
Oの位置)。
機関始動時、回転数が上界する第1段階では、ガバナフ
ォースはスタートスプリング51のセット荷重よりも小
さく、第5図の区間0〜×1のように始動前と同じ位置
にラックは維持される。
回転数が上昇する第2段階では、ガバナフォースはスタ
ートスプリング51のセット荷重に打ち勝ら、テンショ
ンレバー13及び逆アングライヒレバー17は一体的に
第1図の反時計回りに回動し始め、それにより70−テ
ィングレバー21はコントロールレバー14の先端ビン
26を回動中心として、かつスタートスプリング51の
弾性力に抗して反時計回りに回動し、ラック24を燃料
減側に移動する。即ちラック位置は第5図の区間×1〜
×2で示すように燃料減側に移動する。
回転数が上界する第3段階では、ガバナフォースの増大
によりテンションレバー13は第1、第2アイドルスプ
リング28.30を圧縮しながら反時計回りに回動し、
第1アイドルスプリング28の第1キヤツプ29が凹部
15の底面に当接する。即ちラック位nは第5図の区間
×2〜×3で示すように燃料減側に移動する。
回転数が上背する第4段階では、第2アイドルスプリン
グ30のみを圧縮しながらテンションレバー13は反時
計回りに回動する。即ちラック位置は第5図の区間×3
〜×4で示すよう、に燃料減側に移動する。
回転数が上昇する第5段階では、逆アングライヒレバー
17の前端凸部17aがトルクスプリング42の第3座
金43に当接し、ガバナスプリング36及びトルクスプ
リング42のセットAfflにより逆アングライヒレバ
ー17の移動は阻止され、 □さらに逆アングライヒス
プリング20のセット荷重によりテンションレバー13
の回動も阻止される。従ってフローティングレバー21
及びラック24は移動しない。即ちラック位置は第5図
の区間×4〜x5で示すように変位しない。
回転数が上昇覆る第6段階では、ガバナフA −スは逆
アングライヒスプリング20に打勝ってテンションレバ
ー13は反時計回りに回動するが、トルクスプリング4
2及びガバナスプリング36のセット荷重により逆アン
グライヒレバー17が相対的に後方へ押されることにな
り、従って逆アングライヒレバー17は逆アングライヒ
スプリング20を圧縮しながら下方のビン16を回動中
心として時計回りに回動する。そうすると70−ティン
グレバー21は中間部のビン26を中心に時計回りに回
動し、燃料を増量させる。即ち第5図のX5〜×6の区
間であり、回転数の増加に伴い燃料を増加させる逆乙ン
グライと特性を得る。
回転数上昇の第7段階では、ガバナフォースがトルクス
プリング42のセット荷重に打勝って、テンションレバ
ー13はトルクスプリング42を圧縮しながら反時計回
りに回動し、フローティングレバー21は中間のビン1
6を回動中心として反時計回りに回動し、燃料を減少さ
せ、規定回転数に至る。即ち第5図の区間×6〜×7の
範囲である。
第5図の規定回転数×7において、いわゆる通常のガバ
ナリングが行なわれ、規定回転数に保たれる。
なお回転数が第5図の規定回転数X7からさらに上昇す
ると、第1図のガバナスプリング36のセット荷重に打
ち勝ち、ガバナスプリング36を圧縮し、第5図の区間
×7〜×8のようにラック位置は燃料減側に移動する。
急加速時には一般に過給遅れが生じ、燃料供給量不足と
なり、それにより加速途中の低速及び中速回転域で相対
的に燃料供給過多の傾向になるが、第5図のように区間
×5〜×6で逆アングライヒ特性を有していることによ
り、加速時その途中の区間×3〜×5にJ3いて燃料供
給量を下げて黒煙発生を防止すると共に規定回転×7に
達する迄に逆アングライヒ特性により燃料を略所定供給
吊まで戻すことができる。
また区間X5〜×6で逆アングライヒ特性を有している
ことにより、規定回転から急激に回転数が低下した場合
にも中速域燃料を減少させ、燃料過多による黒煙の発生
を防止する。
砲門を停由する場合には、第3図のストップレバー46
を反時計回りに回動することによりコントロールレバー
14を時計回りに回切さVlそれによりフローティング
レバー21を上端ビン25を中心に反時計回りに回動さ
せ、ラック24を燃料減側に押して開開を停止する。
tR関停止侵はスタートスプリング51の引張り力によ
り、70−テイングレパー21を中間のピン26を回動
中心として時計回り側に引き戻し、次の始動時の燃料増
社を自動的に確保する。
次にブーストコンペンセーター48の作用について説明
づ゛ると、機関の急加速時には第4図で示すように第1
燃料制限レバー52でストップレバー46の燃料増方向
への回動を規制してJ5す、ブースト圧の上昇に伴って
出力ロット49が後方に移動するに従い、第1燃料制限
レバー52の燃料増側への回動を解除してゆき、それに
よりストップレバー46の燃料増側への回動を解除して
ゆく。
即ち急加速時には一般に過給遅れになり、燃料空気が不
足する傾向になるが、ブースト圧に比例して徐々に第1
燃料制限レバー52による燃料制限を解除してゆくこと
により、燃料空気饋にマツチした燃料量を確保し、前述
の逆アングライヒ装置の作用と相俟っての確実に黒煙の
発生を防止する。
一方ブースト圧が過剰になった時には出力ロット49は
第2燃料制限レバー54を押して、該レバー54を第4
図の反時計回りに回動さ、せ、ストップレバー46を燃
料減方向へと押し、燃料を減少させる。即ち過剰ブース
ト圧による筒内圧の過昇を防止し、l1RrTJJの破
損を防止する。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、テンションレバー13の
先端部に逆アングライヒレバー17を回動自在に連結し
、逆アングライヒレバー17をテンションレバー13と
概ね同方向に延ばし、逆アングライヒレバー17をガバ
ナスプリング36に対向させ、逆アングライヒレバー1
7とテンションレバー130間に逆アングライヒスプリ
ング20を介装して逆アングライヒレバー17をガバナ
スプリング側に付勢し、逆アングライヒレバー17の先
端部にフローティングレバー21の一端部を回動自在に
連結すると共に、フローティングレバー21の他端部を
燃料増減ラック24に係合しているので: (1)規定回転時において負荷の増大により回転数が低
下した場合、或は急加速時にいわゆる逆アングライヒ特
性を発揮させることができる。
従って回転数低下時には回転数の低下に伴って燃料供給
量を減少させることにより、燃料供給過多を防ぎ、黒煙
の発生を防止する。また急加速暗時には一端中速域で燃
料供給量を下げて黒煙の発生を防止した侵、規格回転数
に至るまでに逆アングライヒ特性により燃料を所定供給
ωまで戻すことができ、定格回転数での高出力を維持で
きる。
(2)テンションレバー13の先端部に1本の逆アング
ライヒレバー17を連結し、それを逆アングライヒスプ
リング20によりガバナスプリング側に付勢し、ラック
24に連結するフローティングレバー21を逆アングラ
イヒレバー17の先端に連結する構造にしているので、
従来の特開[160−38540にような複数の逆アン
グライヒ装置用のリンクを用いてる構造に比べ、構造が
簡素化され、ガバナ自体をコンパクトにできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した機械式ガバナの縦断面図、第
2図は第1図のII−II所面図、第3図は第2図のト
]断面部分図、第4図は第1図の■矢視図、第5図は第
1図のガバナの回転数とラック位置の関係を示すグラフ
である。10・・・ガバナスラスタ−112・・・レバ
ー軸、13・・・テンションレバー、17・・・逆アン
グライヒレバー、20・・・逆アングライヒスプリング
、21・・・70−ティングレバー、24・・・燃料増
減ラック 特許出願人 ヤンマーディーゼル株式会社代理人 弁理
士 大食忠孝、−1 ゛・ダ・ ゛ −】二1□ 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レバー軸に回動自在に支持されたテンシヨンレバ
    ーの一端受力部をガバナスラスターに当接し、テンシヨ
    ンレバーの他端部に逆アングライヒレバーを回動自在に
    連結し、逆アングライヒレバーをテンシヨンレバーと概
    ね同方向に延ばし、逆アングライヒレバーをガバナスプ
    リングに対向させ、逆アングライヒレバーとテンシヨン
    レバーの間に逆アングライヒスプリングを介装して逆ア
    ングライヒレバーをガバナスプリング側に付勢し、逆ア
    ングライヒレバーの先端部にフローティングレバーの一
    端部を回動自在に連結すると共に、フローテイングレバ
    ーの他端部を燃料増減ラツクに係合していることを特徴
    とするガバナの逆アングライヒ装置。
JP13550186A 1986-06-11 1986-06-11 ガバナの逆アングライヒ装置 Pending JPS62291437A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13550186A JPS62291437A (ja) 1986-06-11 1986-06-11 ガバナの逆アングライヒ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13550186A JPS62291437A (ja) 1986-06-11 1986-06-11 ガバナの逆アングライヒ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62291437A true JPS62291437A (ja) 1987-12-18

Family

ID=15153227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13550186A Pending JPS62291437A (ja) 1986-06-11 1986-06-11 ガバナの逆アングライヒ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62291437A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62291437A (ja) ガバナの逆アングライヒ装置
JPH0730718B2 (ja) 燃料噴射ポンプ用の調速機
JP2789098B2 (ja) 過給機付ディーゼル機関のガバナ
JPS595162Y2 (ja) 分配型燃料噴射ポンプのロ−ドタイマ
JPS62291438A (ja) 内燃機関の機械式ガバナ
JP2565681B2 (ja) デイ−ゼル機関用機械式ガバナ
JP2524158B2 (ja) 燃料噴射ポンプのガバナ装置
JPH0463207B2 (ja)
JP2533304B2 (ja) 過給機付デイ−ゼル機関の機械式ガバナ
JPH08128335A (ja) 燃料噴射ポンプのガバナ
JPS5893939A (ja) デイ−ゼルエンジンの燃料噴射装置
CN201568143U (zh) 油量限制器
US4474156A (en) Governor mechanism for a fuel pumping apparatus
JPS608123Y2 (ja) 内燃機関用分配型燃料噴射ポンプにおける噴射量補正装置
JPH064043Y2 (ja) 内燃機関のガバナ装置
GB2119962A (en) Governor mechanism for a fuel pumping apparatus
JPS59185826A (ja) 内燃機関用ガバナの速度変動率可変装置
JPS61277828A (ja) 燃料噴射ポンプのガバナ装置
SU827829A1 (ru) Двигатель внутреннего сгорани
JPS6235865Y2 (ja)
JPS6380023A (ja) デイ−ゼル機関の機械式ガバナ
JP3333803B2 (ja) エンジン発電機用ディーゼルエンジン
JPS6314032Y2 (ja)
JPS593169Y2 (ja) 分配型燃料噴射ポンプのガバナ
JPS6053627A (ja) 分配型燃料噴射ポンプの噴射量調整装置