JPS5893939A - デイ−ゼルエンジンの燃料噴射装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はディーゼルエンジンの燃料噴射装置に関する
ものである。

一般にディーゼルエンジンの燃料噴射量’ｉｔは、例工
ば４気筒エンジンにおいては燃料タンクからの燃料を各
気筒に分配するとともに、圧縮行程で圧縮された燃φ室
の空気に該燃料を噴射して置火させるためのものであり
、該装置では、エンジンを円滑に作動させるため、燃料
噴射針をエンジンの負荷及び回転数に応じて制御すると
ともに、燃料噴射時期をエンジン回転数に応じて制御す
るようにしている。

ところで従来の燃料噴射装置を備えたディーゼルエンジ
ンでは、その加速時に大へな加速騒音が発生するという
閉頭があり、このような騒音の発生を低減するためには
、燃料噴射時期を遅らせればよいことが知られている（
ｌ￥ｆ開昭５４−・１２６８２８号公報参照）。しかし
ながらエンジンの加速時において燃料噴射時期を遅らせ
ると、エンジン出力が低下することとなり、その結束エ
ンジンの加速性能が損われるという間頭が生じる。

この発明は以ヒのような従来の間頭点に鑑みてなされた
もので、加速時に溶料ＩＩ〆射時朋を遅らせかつ燃料噴
射針を増量させるようにすることにより、エンジンの加
速性能を維持したまま加速時における加速騒音を低減で
へるようにしたディーゼルエンジンの燃料噴射装置を提
供することを目的としているっ 以下本発明の一実施例を図について説明する。

図面は本発明の一実施例によるディーゼルエンジンの燃
料噴射装置を示す。図において、１はその内部が燃料で
充満されるポンプ室２となっているハウジングであり、
該ハウジング１の図示左側壁下部にはクランクシャフト
の１／２の回転数で回転するドライブシャフト３が設け
られるとともに、図示していないが、上記ポンプ室２と
燃料タンクとを連通ずる燃料吸入通路が形成され、該燃
料吸入通路の途中には上記ドライブシャフト３によって
駆動されて・燃料をポンプ室２に圧送するフィードポン
プが配設されている。

また上記ハウジング１の図示右側壁下部には筒状の摺＠
１４４Ａｉび該摺動路４の奥部とポンプ室２とを連通ず
る燃料導入通路５がそれぞれ形成され、又ハウジング１
の摺動路４の外周には摺動路４の中央部と噴射ノズル（
図示せず）とを連通ずる燃料供給通路６が気筒数と同数
だけ形成され（ただし図にけ下側のもののみが中１われ
でいる）、該燃料供給通路６の途中には燃料の逆流を防
屯する逆ＩＥ仔７が設けられている。そしてヒ記摺動略
４内にはポンプ兼分配用プランジャ８が挿入され、該プ
ランジャ８の後端部にはカムディスク９が固定され、該
カムディスク９には気筒数と同数の山状部を有するカム
面９ａが形成されるとともに、図示していないがドライ
ビングディスクを介してＦ紀ドライブシャフト３が連結
されている。このカムディスク９とポンプ室２左側面間
にはドライブシャフト３と同心にかつ１１転自在にロー
ラホルダー１０が配設され、該ローラホルダー１０には
気筒数と同数のローラ１１が回転自在に取付けられ、該
ローラ１１には上記カムディスク９のカム面９ａがプラ
ンジャスプリング（図示せず）によって圧接されている
。またヒｄ己プランジャ８の先端部外周面には複数の燃
料導入ｍ１２がプランジャ８先端面と摺動路４内面間に
形成されるプランジャ室１３と連通して形成され、又プ
ランジャ８内にけＥ記プランジャ室１３と連通して中心
路１４が形成され、さらにプランジャ８の中央部外周面
にはＥ記中心略１４と連通して分配路１５が形成されて
いる。またプランジャ８の後部には中心路１４と連通し
てカットオフボート１６が形成されるとともに、その後
部外周面にはカットオフボート１６を開閉するカットオ
フスリーブ１７が摺動自在に装置されている。

さらに上記ハウジング１の底壁には燃料噴射時開を制御
するタイマー（噴射時期制御装置）１８が設けられてい
る。このタイマー１８において、１９はタイマーピスト
ンで、該タイマーピストン１９はハウジング１の底壁に
形成したシリンダ２０内に収容されるとともに、固定軸
２１の回りに揺動自在に設けられたレバー２２を介して
Ｌ記ローラホνダ−１０と連結されている。

またＬ記ハウジング１の左側壁中央部にはポンプ室２に
突出してガバナシャフト２３が形成され、角変ガバナシ
ャフト２３にはドライブシャフト３により回転されるフ
ライウェイト２４がフライウェイトホルダ２５に収容し
て設けられている。このガバナシャフト２３には筒状の
ガバナスリープ２６が摺動自在に嵌装され、核ガバナス
リープ２６は上記フライウェイト２４と係合しており、
このフライウェイト２４はエンジン回転数に応じてガバ
ナスリープ２６を慴動させるようになっている。

またガバナスリープ２６の図示右側にはガバナレバーア
ッセンブリ２７が設けられている。このガバナレバーア
ッセンブリ２７において、２８はテンションレバー、２
９はスタートレバーで、核両レバー２８．２９の一端は
ピボットピン３ｏによってコレクタレバー３１に軸支さ
れ、又スタートレバー２９の一端にはヒＩ己カットオフ
スリーフ。

１７の係合溝１７ａと１系合するボールへラドピン３２
が取付けられている。このスタートレバー２９の他端付
近はＥ記ガバナスリープ２６の他端と当接するとともに
、該スタートレバー２９の他端にはテンションレバー２
８とスタートレバー２９間に配役されたスタートスプリ
ング３３の一端が取付けられている。一方テンションレ
バー２８１ｄハウジング１に形成したストッパー３４と
当接して図示左方への回動が規制されるようになってお
り、又テンションレバー２８の他層付近にはスプリング
３５を介して支持ピン３６が取付けられ、該支持ピン３
６にはガバナスプリング３７が叡付けられ、該ガバナス
プリング３７の他端はアクセルペダルに連動したコント
ロールレバーの回動軸３８にシャックル３９を介して連
結されている。またＩｆコレクタレバー３１はピボット
ピン４０によってハウジング１に軸支され、さらにコレ
クタレバー３１はサポートスプリング４１によって付勢
されるとともに、フルロード調整ねじ４２によってその
回動位置が調整されている。そして以、Ｆのガバナレバ
ーアッセンブリ２７．カットオフスリーブ１７及びガバ
ナスリーブ２６によって燃料噴射量を制御する噴射酸制
御装置４３が構成されている。

そしてハウジング１の左側壁Ｆ部をこけポンプ室２内に
突出してシャフト４４が形成され、核シャフト４４には
一端がシャフト４４の先端部においてポンプ室２に開口
し他端が上記燃料吸入通路のフィードポンプＥ流側に連
通ずる燃料排出通路４５が杉＋１ｙされ、又シャフト４
４にはボート４６　、４７を有するストッパースリーブ
４８が摺動自在に嵌装されている。このストッパースリ
ーブ４８の両端には突起４８ａ　、４８ｂが形成され、
該ストッパースリーブ４８の後端突起４８ａとハウジン
グ１内面との間には該スリーブ４８を付勢するスプリン
グ４９が設けられており、ストッパースリーブ４８はそ
の後４”％起４８３とハウジング１の係上突起１ａとが
当接することによってその摺動範囲が規制されている。

またハウジング１の右側壁、Ｌ部には加速状態、例えば
アクセルペダルの変位叶を検出する加速センサー５３の
検出信号を受けて作動するソレノイド５０が設けられ、
該ソレノイド５０のロッド５１け上記ストッパースリー
ブ４８の光層突起４８ｂと当接するようになっており、
以ヒのようにして噴射時Ｍ補ＩＥ裟置兼頃射駄補ＩＥ装
装置５２が構成されている。

次に動作について説明する。

本装置では、ドライブシャフト３はフィードポンプを駆
動してポンプ室２内に燃料を圧送し、同時にカムディス
ク９を回転させ、このカムディスク９はプランジャ８を
回転させながら、そのカム而９ａとローラ１１との摺接
によりプランジャ８を往回動させる。するとポンプ室２
内の燃料は・燃料導入通路５支び導入溝１２を介してプ
ランジャ室１３内に導入され゛て圧縮され、プランジャ
８の分配溝１５が燃料供給通路６０１つと連１ｍすると
、該・燃料は・燃料供給通路６を介して噴射ノズルに圧
送されて燃暁室に１６射される。そしてプランジャ８の
カットオフボート１６がカットオフスリーブ１７から出
てポンプ室２と連通ずると、プランジャ室１３及びプラ
ンジャ８内の燃料はポンプ室２１こ戻り、これによって
燃料のｔｌｊｉｌ’射は終ｒする。

またその１余ドライブシヤフト３はフライウェイト２４
を回転させるため、ガバナスリープ２６けフライウェイ
ト２４によってエンジン四転敦疹こ応じた図示右方向へ
の力を受けるとともに、カバナレバーアツセンブリ２７
によってアクセルペダルの踏み込み藺、即ちエンジン負
荷に応じた川水左方向への力を受け、このガバナスリー
ブ２６ｒｊエンジンの負荷及びＢｉｊ転致に応じて摺動
変位する。

するとスタートレバー２９はガバナスリープ２６の変位
４こよってそのピボットピン３０の１０１　リに回動し
、Ｌ記カットオフスリーブ１７をプランジャ８の外周面
に沿って摺動させるため、このカットオフスリーブ１７
がカットオフポート１６を開く時明、−１Ｊち燃料噴射
の１７’時明が決定され、これによって燃料噴射針が決
定される。またタイマーピストン１９はシリンダ２０内
をポンプ室２内の・鯵料圧誓こよって決まる位祷まで摺
動してローラホＩレダー１０を回動させるため、ローラ
１１とカムディスク９のカム而９ａとの接触１立ばか決
定され、これによって燃料噴射時四が決足されることと
なる。

ところで本装置では、定速走行特等アクセルペダルの変
位曖が小さい時には、ソレノイド５０ｒｉ作動せず、そ
のロッド５１はソレノイド５０内に収縮しているため、
ストッパースリーブ４８はスブリング４９の付勢力によ
って図示右方に摺動し、その後４尖起４８ａがノーウジ
ング】の係止突起１ａに当接した状態となっている。こ
の状態では、チージョンレバー２８はストッパースリー
ブ４８の先瑞と当たるまでアクセルペダルの踏み込み量
に応じて回動し、該スリーブ４８と当たるとそれ以ヒは
回動でへす、これによって最大燃料噴射喰が決定される
ため、上記燃料噴射着はこの最大燃料噴射着までの範囲
で制御される。またストッパースリーブ４８のポート４
６と燃料排出−１４１１３４５とは連通していないため
、ポンプ室２内１４エンジンの回転数に比例した燃料圧
となっており、上記撚料噴射時明はエンジン回転数に応
じて制何１される。

これに対し加速時には、アクセルペダルの変位歇は大き
くなり、加速センサー５３がそれを検出すると、該セン
サー５３の出力によってソレノイド５０が作動し、ロッ
ド５１ｆ′ｉ突出してストッパースリーブ４８の％４突
起４８ｂと当たり、該スリーブ４８を図示左方に摺動さ
せる。するとテンションレバー２８は今！駅はストッパ
ー３４と当たるまでｌ１ａｌ動でへることとなり、その
回動可能範囲は増大するため、上記最大燃料噴射４／＃
は増大することとなる。また同時にストッパースリーブ
４８が摺やすることによって該スリーブ４８のボート４
６とシャフト４４の溶料排出通路４５とが連通し、ポン
プ宰２内剛力は低下］１２、これによってト記燃料ＩＩ
Ｈ射時期は遅れろこととな己。

従って本実施例装青では、加速時に燃料噴射装置を遅ら
せると同時に時大燃料噴＠量を増大させ、これによりｔ
ｉｎ　床時の実際の燃料噴射量も増量されるようにした
ので、エンジンの加速性能を維持１゜たままカロ速騒音
を大〜く低減でへる。

なおト記実施例では加速時に燃料噴射量を増大させるた
め婦大燃％Ｊ、　＋＋ｊｉ射曖を増大させるようにした
が、本発明はす口達時に実際の憾料噴射墳を増大させる
ものであれば何でもよく、例えばエンジンの＋ｎ＋転改
とアクセルペダルの踏み込み量とから電気的に燃料噴射
峻を制御するようにした装着ではアクセルペダルの踏み
込みによって加速状態を検出し、これにより実際に噴射
される索料量を増電させるようにすればよい。またヒｉ
己実施例では１鳴゛射量補正＠債と噴射時藺補市装置と
を量用したものを設けたが、これらの補市装置は別々に
設けてもよい。

以ヒのように本発明に係るディー上ｌレニンジンの燃料
噴射装置によれば、加速時に燃料噴射装置を遅らせかつ
同時に燃料噴射針を増量させるようにしたので、エンジ
ンの加速性能を維持したまま加速時における加速騒音の
低減を達成でへる効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例によるディーゼルエンジンの燃
料噴射装置の概略構成図である。 １８・・・タイマー（噴射時期制御装＃）４３・・・噴
射−ｉｔ　ｊｌｔｌ制御装置　　５２・・・噴射時期補
正装置兼噴射瞳補市装＠　　　５３・・・加速センサー
（加速検出器） 特許出願人　　東洋工業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １１）燃料噴射量を制御する噴射量制御装置と燃料噴射
   時期を制御する噴射時期制御装置とを備えたディーゼル
   エンジンの燃料噴射装置において、エンジンの加速状態
   を検出して検出信号を発生する加速検出器と、該加速検
   出器の検出信号を受けて、ヒ記噴射量制御装置により制
   御される燃料噴射量を増加させる噴射−欧補正装置と、
   ヒ記検出信号を受けてＥ記噴射時期制御装置により制御
   される燃料噴射時期を遅らせる噴射時期補正装置とを備
   えたことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料噴射装
   置。