JPH09203228A - 昇降舞台を備える演技場 - Google Patents

昇降舞台を備える演技場

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JPH09203228A
JPH09203228A JP3558796A JP3558796A JPH09203228A JP H09203228 A JPH09203228 A JP H09203228A JP 3558796 A JP3558796 A JP 3558796A JP 3558796 A JP3558796 A JP 3558796A JP H09203228 A JPH09203228 A JP H09203228A
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JP
Japan
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stage
floor
curtain
frame
rise
Prior art date
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Pending
Application number
JP3558796A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Ichikawa
善浩 市川
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AIWANZU KK
Original Assignee
AIWANZU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 舞台と観客席を備えた演技場を広い一つのス
ペースとして多目的に利用する。舞台と観客席の間を行
き来を楽にする。 【解決手段】 舞台1は、油圧式リフト3により観客席
4に対し昇降自在とされた床2、天井に取り付けられた
電動ジャッキ5により昇降自在とされたフレーム6、フ
レーム6に吊り下げられた緞帳9等の各種幕からなる。
舞台1の床2には前面側に防護柵13が出没自在に設置
され、フレーム6は床2の昇降動作に同期して昇降する
ように設定される。床2を観客席4の床面と同じ高さま
で降下させ、幕を舞台の後方両サイドにひとまとめに収
納すると、舞台と観客席が一つのまとまったスペースと
なり、そのスペースを多目的に利用できる。また、舞台
2と観客席に段差がないので、車椅子の身体障害者や老
人でも楽に舞台に上がったり下りたりできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば身体障害者
施設や老人施設等に併設されるに好適な演技場に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の演技場は、一般に観客席とその
床面から一段高くなった舞台(ステージ)を備え、観客
席の床面と舞台の間にはスロープや階段が設置されてい
る。これらの演技場は、正面に一段高くなった舞台があ
っていかにも演技場といった感じであり、また、段差や
スロープ、階段等のため演技場全体を一つのまとまった
スペースとして他の目的に利用することも難しいため、
何かの催しが行われない限り利用する機会は少ない。ま
た、演技場として利用する場合でも、演技者らはそのス
ロープや階段を使用して舞台へ上がることになるが、身
体障害者や老人にとってはこれが苦痛である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の演技
場の上記問題点に鑑みてなされたもので、この種の演技
場を多目的に利用できるようにしてその利用回数、利用
価値を上げること、また、身体障害者や老人でも楽に舞
台と観客席の間を行き来できるようにすることを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の演技場は舞台と
観客席を備え、その舞台の床が観客席に対し昇降自在と
され、舞台の幕が舞台の両サイド、後方又は上方のいず
れかに収納自在とされたことを特徴とする。この場合、
好ましくは、床が昇降するとき舞台の幕が床の昇降動作
に同期して昇降するようにされ、また、舞台の観客席側
の床に床面から出没自在の防護柵が設置される。
【0005】本発明の演技場は上記のように構成されて
いるので、例えば演技者が舞台に上がったり下りたりす
る際には、舞台の床面を観客席の床面と面一になるまで
下げることにより、スロープや階段を必要とせず、身体
障害者や老人でも(車椅子に乗ったままでも)楽に舞台
に上がることができる。そして、演技場として使用しな
いとき舞台の床面を観客席の床面と面一になるまで下げ
ておき、しかも幕を舞台の両サイド、後方又は上方のい
ずれかに収納すれば、全体を広いまとまったスペースと
して利用することができ(スロープや階段がないことも
スペース面で有利となる)、さらに、いかにも演技場と
いう感じがなくなるので、多目的利用がやりやすくな
る。
【0006】また、舞台の床が昇降するとき舞台の幕が
床の昇降動作に同期して昇降するようにすることで、舞
台が昇降するあいだ幕と舞台の位置関係が変わらず、幕
が舞台の床面にたるんだり寸足らずになったりしない。
そして、舞台の床面に防護柵を出没自在に設置すると、
車椅子等に乗った人が舞台から誤って転落するのを防ぐ
ことができる。この防護柵は、舞台を下げたとき床面に
収納し上げたとき出すようにすればよく、その出没を舞
台の昇降動作に連動するようにしてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図6を参照して説明する。図1〜図4に示す演技場
は、正面側に舞台1があり、舞台1の床2は油圧式リフ
ト3により図1の上昇位置と図3の下降位置の間を垂直
に昇降自在とされ、下降位置では観客席4の床面と舞台
1の床面は面一(同じ高さ)となっている。舞台1の上
方の天井には電動ジャッキ5(4箇所)が固定され、該
電動ジャッキ5の回転ネジ部材5aに幕を吊り下げるフ
レーム6が取り付けられ、ネジ部材5aが回転すること
でこのフレーム6が昇降するようになっている。
【0008】この舞台1の幕は、前方から順に一文字幕
7、左右の袖幕8、緞帳9、中幕10及びバック幕11
からなる。一文字幕7の上端は天井に直接取り付けら
れ、上下方向の中間位置において水平にフレーム6の前
端に取り付けられ、その箇所に折り返しAができている
(床2が上昇したとき)。一方、袖幕8、緞帳9、中幕
10及びバック幕11は、いずれも両開きの幕であり、
それぞれフレーム6の下面に設けられたレールに走行自
在に吊り下げられている。図2はフレーム6の平面視構
造と、各幕の吊り下げ位置を示すものである(図2の矢
印7〜11は、それぞれ一文字幕7、袖幕8、緞帳9、
中幕10及びバック幕11の吊り下げ位置を示す)。ま
た、袖幕8、緞帳9及び中幕10のレールは湾曲して両
サイド後方に延びているので、袖幕8、緞帳9及び中幕
10を必要に応じて上記レールに沿って走らせ(矢印で
示す)、両サイド後方の仮想線で囲った収納場所12に
集めることができる。必要に応じてバック幕11も両サ
イドに収納してもよい。なお、袖幕8、緞帳9及び中幕
10の全てを一方の収納場所12に集めるようにしても
よい。
【0009】舞台1の床2の床面前端近傍には、防護柵
13が出没自在に設置されている。これは図4に例示す
るように、一端が床2の床面に形成された溝14内に軸
支された複数の縦棒13aと、それらの他端に軸支され
た一本の横棒13bと、例えば縦棒13aのうちの一本
を駆動してこれを水平〜垂直位置に動かしかつその位置
に固定する駆動手段(図示せず)からなり、縦棒13a
を水平に寝かせたときは防護柵13が折り畳まれてその
全部が溝14内に収納され、縦棒13aを垂直に起こし
たときは防護柵13が床面に起立するようになってい
る。
【0010】この舞台1では、油圧式リフト3が作動す
るとき電動ジャッキ5も同時に作動し、舞台の床2の昇
降とフレーム6の昇降、すなわち床2と各幕7〜11の
昇降が同期するように設定されている。従って、図1の
ように床2を上昇させても幕8〜11の下端が床面上に
たるむことがなく、逆に図3のように床を降下させても
幕8〜11の下端と床面に無用な隙間ができることがな
い。そして、舞台1の床2が上昇したとき、防護柵13
を起立させれば(床2の上昇に連動して自動的に起立す
るようにしてもよい)、車椅子等の転落防止に有効であ
る。
【0011】この舞台1においては、床2を降下させて
観客席4の床面と同じ高さとし、防護柵13を溝14に
収納すれば、観客席4と舞台1が連続した一つのスペー
スとなり、特に図3に示すように袖幕8〜中幕10を所
定の収納場所に集めて一くくりにすると、広いスペース
ができるだけでなく、いかにも演技場といった雰囲気が
なくなり、催し物以外の多目的利用に供しやすくなる。
【0012】上記の舞台1では、フレーム6を床2の昇
降に同期して昇降させる手段として電動ジャッキ5を使
用したが、例えばフレーム6をロープで吊しこれをモー
タにより巻き上げ又は巻き下ろししてもよい。あるい
は、フレーム6を床2に固定する(例えば床2の4隅に
垂直に柱を設けこれにフレーム6を固定する)ことで、
別途駆動手段を使用することなく幕7〜11が床2の昇
降動作に同期して昇降するようにしてもよい。
【0013】図5に示す演技場の舞台21は、緞帳9が
フレーム22に取り付けられたローラ23に巻かれ、ロ
ーラ23が図示しないモータにより適宜駆動されて緞帳
9が昇降する点、及びフレーム22の下面に取り付けら
れたレールが全て直線的である点で異なっているが、他
の点では図1〜図4に示す舞台1と同じである。ローラ
23のモータは、床2が昇降するときに作動して緞帳9
を床2の昇降動作に同期して昇降させることができる
が、床2の昇降とは独立して作動させることもできる。
この舞台21では、緞帳9は上方に巻き上げて収納で
き、袖幕8及び中幕10は両サイドに収納できる(但
し、舞台1のように袖幕8及び中幕10を後方に一くく
りにはできない)。
【0014】図6に示す演技場の舞台31は、一文字幕
7、左右の袖幕8、緞帳9、中幕10及びバック幕11
の全てが、天井に取り付けられたローラ32a〜32e
に巻かれ、ローラ32a〜32eが図示しないモータに
より駆動されて各幕7〜11が昇降する点で異なってい
るが、他の点では図1〜図4に示す舞台1と同じであ
る。各ローラ32a〜32eのモータは、床2が昇降す
るときに作動して各幕7〜11を床2の昇降動作に同期
して昇降させることができるが、床2の昇降とは独立し
て作動させることもでき、例えば床2を降下させたとき
全ての幕7〜11を上まで巻き上げて収納し、開放感の
あるスペースを得ることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、舞台と観客席を備える
演技場を多目的に利用できるようにしてその利用回数、
利用価値を上げることができる。また、身体障害者や老
人でも楽に舞台と観客席の間を昇降できるようにするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の演技場の一例であり、舞台の床を上昇
させたときの一部切欠き斜視図である。
【図2】同じく幕を吊り下げるフレームの平面視構造を
説明する図である。
【図3】同じく、舞台の床を下降させたときの一部切欠
き斜視図である。
【図4】同じく、防護柵の作動を説明する図である。
【図5】本発明の演技場の他の例であり、舞台の床を上
昇させたときの一部切欠き斜視図である。
【図6】本発明の演技場のさらに他の例であり、舞台の
床を上昇させたときの一部切欠き斜視図である。
【符号の説明】
1、21、31 舞台 2 舞台の床 3 油圧式リフト 4 観客席 6、22 フレーム 7 一文字幕 8 袖幕 9 緞帳 10 中幕 11 バック幕 13 防護柵

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 舞台と観客席を備え、その舞台の床が観
    客席に対し昇降自在とされ、舞台の幕が舞台の両サイ
    ド、後方又は上方のいずれかに収納自在とされたことを
    特徴とする昇降舞台を備える演技場。
  2. 【請求項2】 床が昇降するとき舞台の幕が床の昇降動
    作に同期して昇降するようにされたことを特徴とする請
    求項1に記載された昇降舞台を備える演技場。
  3. 【請求項3】 舞台の観客席側の床に床面から出没自在
    の防護柵が設置されたことを特徴とする請求項1又は2
    に記載された昇降舞台を備える演技場。
JP3558796A 1996-01-29 1996-01-29 昇降舞台を備える演技場 Pending JPH09203228A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3558796A JPH09203228A (ja) 1996-01-29 1996-01-29 昇降舞台を備える演技場

Applications Claiming Priority (1)

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JP3558796A JPH09203228A (ja) 1996-01-29 1996-01-29 昇降舞台を備える演技場

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JPH09203228A true JPH09203228A (ja) 1997-08-05

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ID=12445922

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JP3558796A Pending JPH09203228A (ja) 1996-01-29 1996-01-29 昇降舞台を備える演技場

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108386023A (zh) * 2018-03-01 2018-08-10 安徽火炎焱文化传媒有限公司 一种渐升舞台
CN108612348A (zh) * 2018-05-17 2018-10-02 浙江工业大学 移动式舞台的升降台面
CN108756329A (zh) * 2018-05-17 2018-11-06 浙江工业大学 移动舞台的安全支撑设备

Cited By (5)

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CN108756329B (zh) * 2018-05-17 2019-12-03 浙江工业大学 移动舞台的安全支撑设备
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