JP2743753B2 - 移動式観覧席装置 - Google Patents

移動式観覧席装置

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JP2743753B2
JP2743753B2 JP5024366A JP2436693A JP2743753B2 JP 2743753 B2 JP2743753 B2 JP 2743753B2 JP 5024366 A JP5024366 A JP 5024366A JP 2436693 A JP2436693 A JP 2436693A JP 2743753 B2 JP2743753 B2 JP 2743753B2
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moving
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田中康博
中島進
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィスの会議室や講
堂などの広い床面をもつ室内を多目的に使用する場合に
用いられる移動式観覧席装置に関する。
【0002】
【従来の技術】講堂などの広い床面をもつ室内を、例え
ば運動競技のため、或いは音楽演奏や講演のためなど多
目的に使用する場合があり、音楽演奏や講演などに使用
する場合に、ステージの前方位置に平面的に観覧席を仮
設する必要があり、そのための移動式観覧席装置は公知
である。ところで、上記した従来の移動式観覧席装置
は、移動可能な床盤上に多数の椅子を縦、横に配置した
観覧席をその不使用状態、例えば室内を運動競技等のた
めに使用する場合において、床面より高い位置にあるス
テージの下面に形成した格納室に格納し、また音楽演奏
や講演などのように観覧席の使用状態においては、駆動
機構により格納室より引き出してステージの前方位置に
観覧席を仮設する構成のものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の構成
によれば、ステージの下面を利用して観覧席を格納する
構成であるので、観覧席の大きさがステージの大きさに
制約されて必要十分な座席数を確保できないこと、ステ
ージの下面を建築物に付随する配管設備などの設置に利
用することができないこと及びステージの下部正面に観
覧席を出し入れするための開口部が存在するので体裁を
損なう惧れがあることなどの不都合があった。
【0004】なお、このような不具合に対処し得るもの
として、段床をテレスコープ状に伸縮させるようにした
移動式観覧席装置も知られている。すなわち、この装置
は、例えば、横長の単位床の左右両端を脚部材により支
持してなる門形構造体を複数台テレスコープ状に組合わ
せたもので、各単位床上に複数の椅子を横一列に設置し
てある。最後段を除く各門形構造体は前後方向に移動し
得るように構成されており、それら各門形構造体上の椅
子は起伏可能に支持されている。そして、最後段の門形
構造体の内側に、前段側の門形構造体を、椅子を倒しつ
つ順次収納することができるようになっている。
【0005】ところが、このような構成のものは、ビル
内のオフィス空間等に設置する場合に不具合が生じる。
すなわち、ビル内のオフィス空間等は、通常2700mm
程度の天井高さであるため、最後段の単位床上に設置さ
れた椅子をも不自由なく使用できるように寸法設定を行
うと、最後段の門形構造体の高さ寸法を十分に確保する
ことが難しくなり、その内側に多数の門形構造体を収納
することが不可能になってしまう。そのため、段数が極
端に少なくなり、実用性に欠けるという不具合が発生す
る。
【0006】本発明は、このような不具合を解消するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
目的を達成するために、次のような構成を前提とする。
先ず、本発明に係る移動式観覧席装置は、進退動作可能
な移動床台に椅子を配置してなる複数の単位移動観覧席
と、この単位移動観覧席を高さ方向に積層状態で収納す
る収納装置とを具備してなり、前記収納装置が、前記単
位移動観覧席を積層状態で格納し得るに十分な大きさを
もつ収納枠体と、この収納枠体内の単位移動観覧席を昇
降動作させるための昇降機構と、各単位移動観覧席を進
退移動させて収納枠体に導出入させるための水平駆動機
構とを備えていることを前提とする。
【0008】天井の低い空間で使用する場合には、前後
に移動可能な横長状の移動床台に、複数の椅子を横方向
に配置すると共に、この複数の椅子を共通に起伏する起
伏作動機構を備えた前後方向で配列する複数の単位移動
観覧席と、この単位移動観覧席を椅子の伏倒状態で順次
高さ方向に積層状態に収納する収納装置とを具備してな
り、前記収納装置が、内部に椅子の伏倒状態で各単位移
動観覧席を積層状態に格納し得るに十分な大きさをもつ
収納枠体と、この収納枠体の側壁に沿って昇降用駆動部
により高さ方向に往復走行可能であって、単位移動観覧
席の移動床台を個別に担持して昇降させる昇降機構と、
収納枠体に対して単位移動観覧席を進退移動するため
に、収納枠体の下部に設けられて単位移動観覧席を前後
方向に水平移動する水平駆動機構とを備えている共に、
各単位移動観覧席に前記起伏作動機構を駆動する起伏用
駆動部をそれぞれ設けてなるものを前提とする。この場
合、前記起伏用駆動部に代えて、前記収納枠体と各単位
移動観覧席の移動床台との間に、収納枠体から単位移動
観覧席が進出した時及び収納枠体に退入する時に係合し
て前記起伏作動機構を駆動する起伏用駆動機構を設ける
構成を前提としてもよい。
【0009】以上のような各前提において、演壇を配設
するためのスペースや通路スペース等を確保したい場合
には、最前位、最後位あるいは単位移動観覧席間に、椅
子を装着していない移動床台を配設するのがよい。この
場合、最前位の移動床台上に折畳み式の演壇等を装備さ
せてもよい。
【0010】収納枠体の具体的態様としては、左右一対
の台枠の前後位置に支柱をそれぞれ立設して側壁を構成
してなるものを挙げることができる。その場合には、前
記各支柱に昇降機構をそれぞれ設けて、移動床台を左右
及び前後位置の4箇所で担持するようにしたものを挙げ
ることができる。この場合、左右一対の台枠の内側面位
置に移動床台の左右側面下部に設けた車輪の前後方向の
走行を案内する案内プレートを設けておくのが望まし
い。
【0011】昇降機構の具体的態様としては、前後支柱
の上下端位置に、それぞれ回転自在に支承した昇降チェ
ーン歯車の上下で対向する各歯車間に昇降チェーンをそ
れぞれ張架すると共に、前記前後で対向する各昇降チェ
ーンに、移動床台の左右側部を担持する吊下げフック等
の担持部材を折り畳み状態の椅子および移動床台の高さ
寸法に対応する間隔を持って配設してなるものを挙げる
ことができる。
【0012】全ての移動床台に自走機能を付与すること
なしにその格納および展開操作の自動化を図るには、移
動床台の前後端に、該移動床台の昇降動作に伴って係脱
する連結器を設けておき、設置状態においては全ての移
動床台が互いに連結し合った状態になるように構成して
おくのがよい。
【0013】この場合の好ましい水平駆動機構の態様と
しては、収納枠体の下部左右位置に配置され、かつ、前
後方向で平行して同期回転する複数の駆動軸の内端に、
移動床台の左右側縁に設けたラック乃至チェーンベルト
と噛合する噛合歯車をそれぞれ設けてなるものや、収納
枠体の下部左右位置に配置され、かつ、前後方向で平行
して同期回転する複数の駆動軸の内端に滑車をそれぞれ
軸装し、その滑車間に移動床台の左右側縁を載荷しつつ
回転する無端ベルトを張設してなるものや、最前位の移
動床台に、前後駆動用モータを搭載してなるもの、ある
いは、収納枠体内から前方に延出させて設けられ先端を
最前位の移動床台に接続したラダーチェーンと、このラ
ダーチェーンの基端側を巻装状態で保持するドラムと、
このドラムを正逆回転させてラダーチェーンを進退させ
るモータとを具備してなるものを挙げることができる。
【0014】椅子の起伏作動機構の具体的態様として
は、移動床台に対し回転自在に支持され、かつ、移動床
台に配置される複数の椅子を長さ方向に取り付けた基軸
を上端部で支持した支脚と、起伏用駆動部により回動し
て椅子の起立位置と伏倒位置との間で前記支脚を起伏回
動する回動軸とからなるものや、移動床台に対し回転自
在に支持され、かつ、移動床台に配置される複数の椅子
を長さ方向に取り付けた基軸を上端部で支持した支脚
と、回動軸と、該回動軸に連動して椅子の起立位置と伏
倒位置との間で前記支脚を起伏回動する回動機構とから
なり、かつ、起伏用駆動機構が前記回動軸に軸止されて
移動床台の側部に表出し、かつ、直径方向に嵌合スリッ
トを有した従動円盤と、収納枠体の前部に設けられ、か
つ、駆動モータにより半回転毎に反転される出力軸に基
部が軸止され、かつ、遊端部に前記従動円盤の嵌合スリ
ットに嵌合する回転ローラを備えた駆動アームとからな
るものを挙げることができる。後者の場合、従動円盤
を、出力軸に、かつ、駆動アームの基部を回転軸にそれ
ぞれ軸止しておくのがよい。
【0015】移動床台の寸法設定は自由であり、例え
ば、各移動床台の高さを同一にしてもよく、あるいは、
移動床台が平面状に配置された状態における隣接する後
位の移動床台の高さを、その前位の移動床台の高さより
も高く構成してもよい。
【0016】高さ方向に収納スペースを十分に確保する
ことができる場合には、単位移動観覧席の椅子を、起伏
不能な固定式のものにしてもよい。
【0017】
【作用】このような構成のものであれば、複数の単位移
動観覧席を床上に展開することによって、大きな床面積
を有する観覧席を設置することができる。観覧席を片付
ける場合には、水平駆動機構により各単位移動観覧席を
順次収納枠体内に導入するとともに、導入された単位移
動観覧席を昇降機構により順次収納枠体内の上方位置へ
持ち上げる。これによって、複数の単位移動観覧席が積
上状態で収納されることになる。そして、以上と逆の動
作により、前記各単位移動観覧席を再び床上に展開する
ことができる。
【0018】しかして、この構成によれば、観覧席全体
をそのままの形で収納しておくための広大な面積が不要
となる。しかも、単位移動観覧席を上昇させながら次の
単位移動観覧席をその下に収納するようにしているの
で、後段側の単位移動観覧席の下部に前段側の単位移動
観覧席を収容するための空間を形成しておく必要がな
い。そのため、各単位移動観覧席の高さ寸法を自由に設
定することが可能となる。その結果、小面積のスペース
に収納することができるにも拘らず、各単位移動観覧席
の移動床台の高さ寸法を同一にしたり、使い易さのみを
考慮に入れて適宜寸法を異ならせることができることに
なる。
【0019】最前位、最後位あるいは単位移動観覧席間
に、椅子を装着していない移動床台を配設してなるもの
についても、以上に準じた作用を営むものである。
【0020】なお、移動床台上に設ける椅子を起伏可能
にしておけば、各単位移動観覧席を上下方向に密に積層
収納することができるので、収納効率を特に良好なもの
にすることができる。起伏可能な椅子を有する具体的態
様についてその作用を説明すれば、次のようである。
【0021】すなわち、かかる態様のものにおいては、
収納装置内に椅子を伏倒して単位移動観覧席を積層状に
収納することができ、その状態では、最下位の単位移動
観覧席が床面に接地した状態で、最下位の単位移動観覧
席を除く他の単位移動観覧席は、その移動床台が同一平
面状にある担持部材に担持されて昇降チェーンに支持さ
れた状態に置かれる。そして、例えばステージの前方位
置の床面上に単位移動観覧席を平面的に展開して観覧席
を架設する場合には、まず水平駆動機構を作動すると、
最下位の単位移動観覧席は前進し次位の単位移動観覧席
との積層関係が解かれたとき、起伏用駆動部乃至駆動機
構の駆動により起伏作動機構が作動して椅子が起立す
る。このようにして椅子を起立作動したのち昇降機構を
作動して昇降チェーンを移動床台を担持している担持部
材が下降する方向に走行するとこれと共に積層状に格納
されている単位移動観覧席が一体となって下降すると共
に、次位の単位移動観覧席が床面に接地した状態で、前
記最下位の単位移動観覧席を作動した場合と同様に、水
平駆動機構を作動して次位の単位移動観覧席を前方に移
動すると共に、起伏用駆動部乃至駆動機構を作動して椅
子を起立する。そしてこの次位の単位移動観覧席の前方
への移動に伴い最下位の単位移動観覧席は次位の単位移
動観覧席により前方に押圧されて水平移動する。このよ
うにして各単位移動観覧席を順次前方に繰り出すことに
より、各単位移動観覧席が例えばステージの前方床面上
に平面状に設置される。
【0022】次に、各単位移動観覧席を平面状に設置し
た状態からこれを収納装置内に格納する場合には、まず
最前位の単位移動観覧席を後方に押圧して全ての単位移
動観覧席を後方に移動する。そして、最後位の単位移動
観覧席が収納装置内に退入するとき起伏用駆動部乃至駆
動機構を駆動して起伏作動機構により椅子を伏倒し、こ
の状態で水平駆動機構を逆回転して最後位の単位移動観
覧席を収納装置内の所定位置に退入したとき水平駆動機
構の駆動を停止すると共に、昇降機構を逆方向に作動し
て、担持部材を上昇方向に移動する。すると、担持部材
が移動床台と係合して最後位の単位移動観覧席の移動床
台が担持部材により水平状態に担持されて上昇し、最後
位の単位移動観覧席の下方に、椅子を伏倒した状態で単
位移動観覧席の進入を許容する空間部が形成されたとき
昇降機構を停止する。このようにして単位移動観覧席の
後方への移動、起伏作動機構の駆動による椅子の伏倒動
作、水平駆動機構の動作し及び昇降機構の動作による収
納作業の繰返しにより、各単位移動観覧席を担持部材に
よって積層状に担持すると共に、最後に最前位の単位移
動観覧席を床面に接地した状態で次位の単位移動観覧席
の直下に収納して全ての単位移動観覧席を収納装置内に
収納するものである。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図13を参
照して説明する。
【0024】図面において1a,1b,・・・,1h
は、少なくとも下面左右位置に小車輪2,2,・・・を
配設した横長方形状の移動床台3の上面に、取付けベー
ス4を介して常態で背部5に対し座部6がV字状に起立
すると共に、着席時に座部6を押し下げて水平状に伏倒
して使用する複数の椅子7を起伏自在に配設した単位移
動観覧席を示し、該単位移動観覧席1a,1b,・・
・,1hは、前後方向に密接して移動観覧席を構成す
る。
【0025】前記単位移動観覧席1a,1b,・・・,
1hは、基本的に同一の構成から成り、従って説明の便
宜上、一つの例えば最前段に備えた単位移動観覧席1a
についてのみ詳述する。単位移動観覧席1aは、前記横
長方形の移動床台3の左右側縁部に、図5から明らかな
ように断面下向きコ字状の金属板から成り、その側片1
0aの下縁前後後端部に係止凹部9,9を配設した一対
のレール部材10,10を一体に取付けると共に、その
内部上面には、前後に延びるラック乃至チェーンベルト
10bが張設してあり、また、移動床台3の上面後部に
は、その長手方向に沿って前記取付ベース4が設けてあ
る。
【0026】前記取付ベース4は、横長の筐体からなる
ケーシング11の内部の左右位置に前記椅子7を起伏動
作する起伏作動機構8が備えてある。この起伏作動機構
8は、図3,5,6,10,及び11で示すように、前
記ケーシング11の前面から上面に渉って開口したスリ
ット12を介して外部に導出し、上端に取付ベース4と
平行してその長手方向に水平状に延びた角状パイプから
なる基軸13をクランプ14により固着した支脚15
と、この支脚15の下端部を垂直回動自在に支承する支
承軸16と、取付ベース4内に横架された起伏用駆動軸
17の180°回転を略90゜回転に減速する減速機構
18と、その動力を作動ピン19を介して支脚15に伝
達する摺動孔20とからなり、前記基軸13には、単位
移動観覧席1に配設される椅子7がそれぞれ装着されて
いる。さらに前記取付ベース4の側部には、起伏用駆動
軸17を回転駆動するための従動円盤21と、椅子7の
起立状態を保持する起立保持機構22とがそれぞれ装備
されている。前記従動円盤21はケーシング11の左右
側面より外方に延びる起伏用駆動軸17の左右端部にそ
れぞれ軸着されていると共に、その外側面に直径方向に
延びる嵌合スリット23が設けてある。
【0027】前記起立保持機構22は、図5,10及び
11で示すように、ケーシング11の側面に枢軸24を
介して垂直回動自在に支持されて常時自重により従動円
盤21の方向(図中反時計方向)に回動力を有し、か
つ、先端に傾斜縁25とこれに連続する係止凹部26を
有してなる保持レバー28と、従動円盤21の内側面に
設けられ、従動円盤21の回転により支脚15が起立し
たとき、前記傾斜縁25と作用して保持レバー28をそ
の自重による回動力に抗して一時的に図中時計方向に回
動付勢したのち、前記係止凹部26に係止するロックピ
ン30とから構成されている。27はストッパーであ
る。
【0028】前記各単位移動観覧席1a,1b,・・・
1hを配列順序に従って順次上下方向に積層状態に収納
する収納装置31は、移動床台3を十分に格納し得る平
面と、各単位移動観覧席1a,1b,・・・1hを積層
するに十分な高さを有した門型の収納枠体32に、移動
床台3の左右側部の前後位置を担持して移動床台3を昇
降する左右で対峙する昇降機構33と、移動床台3を収
納枠体32に対して出入作動する水平駆動機構34と、
前記従動円盤21を回転する起伏駆動機構35とを備え
てなる。
【0029】前記収納枠体32は、図3,6及び8で示
すように前後方向に延びて左右で対向する内向きコ字状
の脚片36a,36bの上面に底板37を張設してなる
台枠38を移動床台3の左右幅寸法に相当して左右に対
設すると共に,その前後位置にそれぞれ前後支柱39
a,39bを立設し、その上端部間を連結杆40により
左右で連結してなる。
【0030】また、前記昇降機構33は、図6,8及び
13で示すように前記前後支柱39a,39bの上端部
間に渡設され、かつ、前記収納枠体32の上部に装備さ
れた可逆回転の駆動源41により回転する駆動軸42
と、その両端部にそれぞれ軸止された前後の上位チェー
ン歯車43a,43bと前記前後支柱39a,39bの
下端部間に渡架された前記駆動軸42と平行する従動軸
44と、その両端部にそれぞれ軸止された前後の下位チ
ェーン歯車45a,45bと、上下で対向する上位チェ
ーン歯車43a,43bと下位チェーン歯車45a,4
5bとにそれぞれ張架されて支柱39に沿って走行する
昇降チェ−ン46と、各昇降チェーン46に椅子7の起
伏状態での単位移動観覧席の高さに相当するピッチを以
て単位移動観覧席1の数だけ隔設されると共に、先端屈
曲部47が前記昇降チェーン46の走行に伴い前記係止
凹部9,9と係合して移動床台3を担持する担持部材た
る吊下げフック48,48・・・とから構成されてい
る。
【0031】また、前記移動床台3の水平駆動機構34
は、図5,6,7及び9で示すように、前記左右で対峙
する台枠38の底板37の下方位置に前後端部と中間部
とにそれぞれ軸承されて台枠38を左右方向で貫通する
回転軸49と、この回転軸49の内端部に軸止されて前
記レール部材10の上部内面に張設したラック乃至チェ
ーンベルト10bに噛合する噛合歯車50とからなり、
この回転軸49は、その外端部が水平駆動用モータ51
により回転される伝動軸52にウォーム歯車機構53を
介して連結してある。
【0032】さらにまた、前記椅子7の起伏駆動機構3
5は、図9,10,及び11で示すように、左右で対峙
する台枠38の前端部位置に設けた起伏駆動用モータ5
4により歯車機構55を介して回転される出力軸56に
基部57が軸止され、かつ、遊端部に前記従動円盤21
の嵌合スリット23に嵌合する回転ローラ58を備えた
駆動アーム59から構成されており、前記駆動アーム5
9は起伏駆動用モータ54により半回転毎に反転回動さ
れる。図中60は台枠38aの各内側位置に設けられ小
車輪2の直線運動を案内する案内プレートである。
【0033】しかして、図4で示すように収納装置31
内に椅子7を伏倒した状態で単位移動観覧席1a,1
b,・・・1hを積層状に収納した状態では、最下位の
単位移動観覧席1aはその小車輪2が床面に接地し、か
つ、水平駆動機構34の噛合歯車50が移動床台3の左
右側部に設けたチェーンベルト10bに噛合した状態に
あり、かつ、最下位の単位移動観覧席1aを除く他の単
位移動観覧席1b,・・・,1hは、その移動床台3が
同一平面上にある4個の吊下げフック48により担持さ
れて昇降チェーン46に吊り下げられた状態に置かれ
る。
【0034】そして、例えばステージの前方位置の床面
上に単位移動観覧席1a,1b,・・・,1hを平面的
に展開して観覧席を設置する場合には、まず水平駆動機
構34を作動して噛合歯車50を正回転すると、これと
チェーンベルト10bとの噛合により、最下位の単位移
動観覧席1aが前進して次位の単位移動観覧席1bとの
積層関係が解かれた状態に至って、水平状に置かれた起
伏駆動機構35の駆動アーム59が水平状態におかれて
いる従動円盤21の嵌合スリット23に嵌合し、好まし
くは従動円盤21の回転中心と出力軸の軸芯56とが一
致した状態で水平駆動機構34を停止し、次いで起伏駆
動機構35を作動して左右位置の駆動アーム59と共に
左右位置の従動円盤21,21を半回転する。その結
果、この半回転により起伏用駆動軸17及び減速機構1
8を介して作動ピン19が略90゜回転変位しながら摺
動孔20内を摺動し、これによって支脚15が支承軸1
6を中心として図10の実線で示す伏倒位置から同図仮
想線で示す起立状態に回転し、椅子7は図5で示すよう
に起立すると共に、この状態は図11で示すように駆動
アーム59の係止凹部26とロックピン30との係合に
より保持される。
【0035】このようにして椅子7を起立したのち、昇
降機構33を作動して昇降チェーン46を移動床台3を
担持している吊下げフック48が下降する方向に走行す
ると、これと共に積層状に格納されている単位移動観覧
席1b,1c,・・・,1hが一体となって下降すると
共に、次位の単位移動観覧席1bの小車輪2が床面に接
する。従って次位の単位移動観覧席1bの小車輪2が床
面に接地し、かつ、単位移動観覧席1bのチェーンべル
ト10bが水平駆動機構34の噛合歯車50に噛合した
状態で、前記最下位の単位移動観覧席1aを作動した場
合と同様に、水平駆動機構34を作動して次位の単位移
動観覧席1bを前方に移動すると共に、起伏駆動機構3
5により起伏作動機構8を作動して椅子7を起立させ
る。
【0036】そして、次位の単位移動観覧席1bの前方
移動に伴い最下位の単位移動観覧席1aは次位の単位移
動観覧席1bと共に前方に押圧されて水平移動する。こ
のようにして他の単位移動観覧席1c,1d,・・・,
1hを順次前方に繰り出すことにより、各単位移動観覧
席1a,1b,・・・,1hが図1,2で示すように例
えばステージの前方の床面上に平面状に設置される。
【0037】なお、本例においては、最後段の単位移動
観覧席1hの次段に左右側縁部に、断面下向きコ字状の
金属板からなり、その側片の下縁前後端部に係止凹部
9,9を配設した一対のレール部材10,10を一体に
取付け、前記レール部材10の上部内面にチェーンベル
ト10bを有すると共に、下面に小車輪2を設けた終端
移動床台3iを備えて、移動床台3に椅子7を設けてな
る単位移動観覧席1a,1b,・・・,1hを床面上に
平面状に設置したのち、最後段の単位移動観覧席1hを
前記終端移動床台3iにより、さらに前方に押圧して構
成した場合を示している。
【0038】次に、図1,2で示すように各単位移動観
覧席1a,1b,・・・,1hを平面状に設置した状態
からこれを収納装置31内に格納する場合には、まず水
平駆動機構34の噛合歯車50とチェーンベルト10b
とが噛合状態にある終端移動床台3iを噛合歯車50の
逆回転により後方に移動して例えばストッパー手段によ
り収納装置31内の所定位置に収納したのち、昇降機構
33の駆動源41を逆回転して吊下げフック48が上昇
する方向に昇降チェーン46を走行する。その結果、長
孔チェーン46の最前位置にある吊下げフック48の先
端屈曲部47が終端移動床台3iのレール部材10に設
けた係止凹部9と係合して終端移動床台3iは左右の前
後位置が同一平面状に位置する吊下げフック48によっ
て担持されて所要高さだけ上昇して該終端移動床台3i
の下方に椅子7を伏倒した状態における単位移動観覧席
1の介入を許容する空間部が形成され、この状態で昇降
機構33の動作は停止する。
【0039】次いで最前位の単位移動観覧席1aを例え
ば押圧台車により後方に押圧して全ての単位移動観覧席
1a,1b,・・・,1hを後方に単位長だけ移動す
る。そして、その移動により半回転作動により水平状態
にある起伏駆動機構35の駆動アーム59を半回転作動
により水平状態にある従動円盤21の嵌合スリット23
に嵌合したとき例えば手動により、保持レバー28の係
止凹部26とロックピン30との係合を解除する。次い
でこの状態で起伏駆動機構35により起伏作動機構8を
作動して駆動アーム59を前記とは逆方向に半回転する
と、従動円盤21もまた逆方向に半回転して、この半回
転により起伏作動機構8を介して支脚15が図11の実
線の状態から伏倒方向に回転して同図仮想線の状態に伏
倒する。また、この状態では水平駆動機構34の噛合歯
車50が移動床台3のレール部材10に設けたチェーン
ベルト10bの後端部に噛合しているので水平駆動用モ
ータ54を逆回転することにより最後位の単位移動観覧
席1hが収納装置31内に侵入して前記最終移動床台3
iの直下に位置したとき水平駆動機構34の駆動が停止
する。なお、保持レバー28の係止凹部26とロックピ
ン30との係合を解除する方法は、手動によらずアクチ
ュエータ等を用いて自動化してもよいのは勿論である。
【0040】次いで昇降機構33の作動により、昇降用
チェーン歯車43,45が逆方向に回転して吊下げフッ
ク48が上昇する方向に昇降チェーン46が走行する。
すると、移動床台3のレール部材10に設けた係止凹部
9,9,・・・に同一水平面上にある4個の吊下げフッ
ク48がそれぞれ係合して最後位の単位移動観覧席1h
の移動床台3が吊下げフック48により水平状態に担持
されて上昇し、最後位の単位移動観覧席1hの下方に、
椅子7を伏倒した状態における単位移動観覧席1の介入
を許容する空間部が形成された状態で昇降機構33を停
止する。
【0041】このようにして単位移動観覧席1の後方へ
の移動、それに伴う駆動アーム59の回転ローラ58と
嵌合スリット23との嵌合、保持レバー28の解除、起
伏駆動機構35による椅子の伏倒、水平駆動機構34の
作動及び昇降機構33の作動による収納作業の繰返しに
より単位移動観覧席1gから1bを吊下げフック48に
よって順次積層状に担持すると共に、最後に最前位の単
位移動観覧席1aをその小車輪2が床面に接地した状態
で単位移動観覧席1bの直下に収納して図4で示すよう
に、終端移動床台3iも含む全ての単位移動観覧席1
a,1b,・・・,1hを収納装置31内に収納するも
のである。
【0042】なお、上記実施例においては、椅子の起伏
作動機構8及び起伏駆動機構35において、収納装置3
1側に駆動アーム59を設け、単位移動観覧席1側に従
動円盤21を設けて、単位移動観覧席1の水平移動によ
り駆動アーム59の回転ローラ58が従動円盤21に設
けた嵌合スリット23に嵌合したとき駆動アーム59の
半回転により椅子7の起伏作動を行う場合について例示
したが、単位移動観覧席1自体に起伏用駆動軸17を直
接回転駆動する駆動部を設けてもよく、この場合、椅子
の起伏動作を収納装置31より離れた状態、例えば観覧
席を平面的に設置した状態で椅子7の起伏動作を任意に
行うことができる利点を有する。
【0043】また、上記実施例において、前記した構成
とは逆に、収納装置31側に嵌合スリット23を有した
従動円盤21を、また単位移動観覧席1側に前記駆動ア
ーム59を設けてもよいことは勿論である。なお、起伏
作動機構自体の構成も、前記実施例のものに限られるも
のではなく、例えば、図12に示すようなものであって
もよい。すなわち、図12に示す起伏作動機構108
は、原動軸156の回転動力を傘歯車101、102、
ウォーム103、およびウォームホイール104を介し
て起立軸116に伝達するようにしたもので、この起立
軸116に椅子7の支脚15を取着している。
【0044】さらにまた、上記実施例は、全ての単位移
動観覧席1a,1b,・・・,1hの移動床台3の高さ
を一定に構成した場合について示したが、図13で示す
ように、単位移動観覧席1の隣接相互間において、前位
の単位移動観覧席1に対し後位の単位移動観覧席1の移
動床台3が高くなるように構成してもよく、この場合、
図14で示すように、移動床台3の側面に設けられる断
面下向きコ字状のレール部材10の内部に最前位の単位
移動観覧席1aに設けたレール部材10の内部上面と高
さを等しくする補助板70を設けてその下面に水平チェ
ーン10aが張設され、かつ、昇降チェーン46に配設
する吊下げフック48のピッチも椅子7を伏倒した状態
での単位移動観覧席1の総体高さに相当して異なり、ま
た、この場合椅子の起伏作動は単位移動観覧席1自体に
起伏用駆動軸17を直接回転駆動する駆動部を設ける構
成が採用される。
【0045】また、図15に示すように、移動床台3の
前後端に、該移動床台3の昇降動作に伴って係脱する連
結器70を設けておき、設置状態においては全ての移動
床台3が互いに連結し合った状態になるように構成して
もよい。すなわち、この連結器70は、移動床台3の前
端面に設けた下方に屈曲する係合爪71と、移動床台3
の後端面に突設した係合リング72とからなるもので、
昇降機構33により移動床台3が持ち上げられることに
よって、前記係合爪71が係合リング72から離脱し、
また、移動床台3が床面にまで降されることによって、
前記係合爪71が係合リング72に係合するようになっ
ている。このようにしておけば、移動床台3のいずれか
を前後方向に駆動すれば、全ての移動床台3を同時に追
従移動させることが可能となる。そのため、前記実施例
のように収納枠体32の近傍に位置する移動床台3のみ
を付勢し得るようにした水平駆動機構34を用いた場合
であっても、全移動床台3の展開作業および収納作業を
自動化することが可能となる。
【0046】水平駆動機構の構成も、以上説明したもの
に限定されるものではなく、例えば、図16〜図20に
示すようなものであってもよい。すなわち、図16、図
17および図18に示す水平駆動機構134は、収納枠
体32の下部左右位置に配置され、かつ、前後方向で平
行して同期回転する複数の駆動軸49の内端に滑車15
0をそれぞれ軸装し、その滑車150間に移動床台3の
左右側縁を載荷しつつ回転する無端ベルト151を張設
してなる。具体的には、移動床台3の側縁には、図17
に示すように、レール部材10が固設してあり、このレ
ール部材10の天壁10cの下面を前記無端ベルト15
1により支持するようにしている。152は中間支持ロ
ーラである。
【0047】図19に示す水平駆動機構234は、最前
位の移動床台3Aに、前後駆動用モータ201を搭載し
てなるものである。すなわち、駆動用モータ201は、
移動床台3A内に配設されており、このモータ201の
正逆回転出力を減速機202やウォーム歯車機構203
等を介して小車輪2に伝達するようになっている。しか
して、この場合も各単位移動観覧席1a,1b,1c・
・・は、連結器70により連結されているので、先頭の
移動床台3Aを駆動することにより、全ての単位移動観
覧席1a,1b,1c・・・を従動させることができ
る。
【0048】図20に示す水平駆動機構334は、収納
枠体内から前方に延出させて設けられ先端を最前位の移
動床台3Aに接続したラダーチェーン301と、このラ
ダーチェーン301の基端側を巻装状態で保持するドラ
ム302と、このドラム302を正逆回転させてラダー
チェーン301を進退させるモータ303とを具備して
なる。しかして、ラダーチェーン301は、例えば、特
開昭63−272866号公報に示されるように、下向
きコ字形のチャンネル材内に床面を転動するローラを軸
着してなる端部辺301aを蝶番を介してレール状に連
結してなるものであり、牽引力のみならず押圧力をも伝
達し得るようになっている。このラダーチェーン301
を巻き取ることによって最前位の移動床台3Aおよび該
移動床台3Aに連結器70を介して連結された全ての移
動床台3・・・が後退することになり、逆に、ラダーチ
ェーン301を繰り出すことによって、連結された全て
の移動床台3A,3・・・を前進させることができる。
【0049】なおまた、前記実施例では、最後位にのみ
椅子を装備していない移動床台を設けた場合について説
明したが、本発明は必ずしもこのようなものに限られな
いのは勿論であり、例えば、全ての移動床台に椅子を設
置したものや、図21に示すように、最前位や単位移動
観覧席の中間にも椅子を有しない移動床台3A,3B,
3F,3Jを設けてもよい。この場合、最前位の移動床
台3Aには、演台80等を載置して使用する。演台80
を折畳み可能なものにしておけば、この演台80を移動
床台3A上に折畳んで収納枠体32内に収納することも
可能となる。
【0050】さらに、移動床台の上に搭載する椅子は、
必ずしも起伏可能なものに限定されるものではなく、固
定式の椅子を設置してもよい。また、椅子を起伏させる
場合でも、その起伏駆動機構の構成は図示実施例のもの
に限られないのは勿論であり、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で、種々変形が可能である。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、本願発明は、床上
に展開されるべき観覧席を単位移動観覧席に分割して高
さ方向に積層し得るようにしたものであるため、座席不
使用時には、例えば、ステージに対向する室内の壁面の
近傍に、該室の高さを利用してその単位移動観覧席を格
納することができる。そのため、必要十分な座席数を確
保できると共に、ステージの大きさや形状に拘束される
ことなしにその座席数や展開面積を比較的自由に設計す
ることが可能となる。また、ステージの前面に従来のよ
うな開口部を設ける必要がなくなるので体裁も保持で
き、全体の格調を高めることができる。
【0052】しかも、単位移動観覧席を上昇させながら
次の単位移動観覧席をその下に収納するようにしている
ので、後段側の単位移動観覧席の下部に前段側の単位移
動観覧席を収容するための空間を形成しておく必要がな
い。そのため、各単位移動観覧席の高さ寸法を自由に設
定することが可能となる。その結果、小面積のスペース
に収納することができるにも拘らず、各単位移動観覧席
の移動床台の高さ寸法を同一にしたり、使い易さのみを
考慮に入れて適宜寸法を異ならせることができることに
なり、この点からも設計の自由度が大幅に向上すること
になる。また、このような構成によれば、収納時に最後
段の単位移動観覧席を天井の極近傍にまで上昇させて保
管することができるので、テレスコープ状に伸縮する段
床を用いた従来の観覧席に比較して、その段数をより多
く確保することが可能となる。特に、請求項2、3記載
の発明のように椅子を起伏可能なものにしておけば、高
密度の積層収納が可能になるので、天井の比較的低いオ
フィス空間等にも不具合なく設置して使用することがで
きるものである。
【0053】そして、以上のような構成を前提として、
請求項1〜3記載の発明によれば、椅子を有しない移動
床台を利用して通路を形成したり演台を載置するスペー
スを確保するなど、より多目的な使用が可能となり、請
求項4〜8記載の発明によれば、収納枠体の具体的な形
態を提供することができ、請求項9記載の発明によれ
ば、昇降機構の具体的な形態を提供することができ、請
求項10〜16記載の発明によれば、全ての移動床台に
自走機能を付与することなしにその格納および展開操作
の自動化を図ることができ、請求項17〜20記載の発
明によれば、その場合の好ましい水平駆動機構の態様を
提供することができ、請求項21、22記載の発明によ
れば、椅子の起伏作動機構の具体的態様を提供すること
ができ、そのうち後者の場合には特に請求項23のよう
に構成することができ、移動床台の寸法設定は自由であ
るため請求項24、25のように構成することもでき、
高さ方向に収納スペースを十分に確保することができる
場合には、請求項26のように構成することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】観覧席の設置状態を示す一部を省略した総体側
面図
【図2】観覧席の設置状態を示す一部を省略した総体平
面図
【図3】観覧席の設置状態を示す一部を省略した総体正
面図
【図4】単位移動観覧席の収納状態を示す総体側面図
【図5】椅子の起立作動状態を示す部分拡大側面図
【図6】移動床台と昇降機構との関係を示す部分拡大正
断面図
【図7】収納枠体の拡大平断平面図
【図8】単位移動観覧席の繰出し状態を示す一部を省略
した収納装置の側面図
【図9】水平駆動機構の要部の拡大平断平面図
【図10】椅子の伏倒状態を示す部分拡大側面図
【図11】椅子の起立状態を示す部分拡大側面図
【図12】起伏作動機構の変形例を示す側断面図
【図13】観覧席の設置状態を示す他の実施例の総体側
面図
【図14】図13の実施例の要部の拡大正断面図
【図15】本発明の他の実施例を示す模式的な側面図
【図16】本発明のさらに他の実施例を示す図5相当の
部分拡大側面図
【図17】同実施例を示す図13相当の拡大正断面図
【図18】同実施例を示す図7相当の拡大平断平面図
【図19】本発明のさらに他の実施例を示す模式的な総
体側面図
【図20】本発明のさらに他の実施例を示す模式的な総
体側面図
【図21】本発明のさらに他の実施例を示す模式的な総
体側面図
【符号の説明】
1a〜1i 単位移動観覧席 3,3A,3B,3F,3J移動床台 7 椅子 8 起伏作動機構 10b 水平チェーン 13 基軸 15 支脚 17 起伏用駆動軸 31 収納装置 32 収納枠体 33 昇降機構 34 水平駆動機構 35 起伏駆動機構 39 支柱 41 昇降用駆動部 46 昇降チェーン 48 担持部材(吊下げフック) 50 噛合歯車 54 起伏駆動用モータ 56 出力軸 57 基部 58 回転ローラ 59 駆動アーム 70 連結器 134 水平駆動機構 151 無端ベルト 201 モータ 234 水平駆動機構 301 ラダーチェーン 334 水平駆動機構

Claims (26)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】進退動作可能な移動床台に椅子を配置して
    なる複数の単位移動観覧席と、この単位移動観覧席を高
    さ方向に積層状態で収納する収納装置とを具備してな
    り、前記収納装置が、前記単位移動観覧席を積層状態で
    格納し得るに十分な大きさをもつ収納枠体と、この収納
    枠体内の単位移動観覧席を昇降動作させるための昇降機
    構と、各単位移動観覧席を進退移動させて収納枠体に導
    出入させるための水平駆動機構とを備えているものであ
    って、最前位、最後位あるいは単位移動観覧席間に、椅
    子を装着していない移動床台を配設していることを特徴
    とする移動式観覧席装置。
  2. 【請求項2】前後に移動可能な横長状の移動床台に、複
    数の椅子を横方向に配置すると共に、この複数の椅子を
    共通に起伏する起伏作動機構を備えた前後方向で配列す
    る複数の単位移動観覧席と、この単位移動観覧席を椅子
    の伏倒状態で順次高さ方向に積層状態に収納する収納装
    置とを具備してなり、前記収納装置が、内部に椅子の伏
    倒状態で各単位移動観覧席を積層状態に格納し得るに十
    分な大きさをもつ収納枠体と、この収納枠体の側壁に沿
    って昇降用駆動部により高さ方向に往復走行可能であっ
    て、単位移動観覧席の移動床台を個別に担持して昇降さ
    せる昇降機構と、収納枠体に対して単位移動観覧席を進
    退移動するために、収納枠体の下部に設けられて単位移
    動観覧席を前後方向に水平移動する水平駆動機構とを備
    えている共に、各単位移動観覧席に前記起伏作動機構を
    駆動する起伏用駆動部をそれぞれ設けているものであっ
    て、最前位、最後位あるいは単位移動観覧席間に、椅子
    を装着していない移動床台を配設していることを特徴と
    する移動式観覧席装置。
  3. 【請求項3】前後に移動可能な横長状の移動床台に、複
    数の椅子を横方向に配設すると共に、この複数の椅子を
    共通に起伏する起伏作動機構を備えた前後方向で配列す
    る複数の単位移動観覧席と、この単位移動観覧席を椅子
    の伏倒状態で順次高さ方向に積層状態に収納する収納装
    置とを具備してなり、前記収納装置が、内部に椅子の伏
    倒状態で各単位移動観覧席を積層状態に格納し得るに十
    分な大きさをもつ収納枠体と、この収納枠体の側壁に沿
    って昇降用駆動部により高さ方向に往復走行可能であっ
    て、単位移動観覧席の移動床台を個別に担持して昇降さ
    せる昇降機構と、収納枠体に対して単位移動観覧席を進
    退移動するために、収納枠体の下部に設けられて単位移
    動観覧席を前後方向に水平移動する水平駆動機構とを備
    えていると共に、前記収納枠体と各単位移動観覧席の移
    動床台との間に、収納枠体から単位移動観覧席が進出し
    た時及び収納枠体に退入する時に係合して前記起伏作動
    機構を駆動する起伏用駆動機構を設けているものであっ
    て、最前位、最後位あるいは単位移動観覧席間に、椅子
    を装着していない移動床台を配設していることを特徴と
    する移動式観覧席装置。
  4. 【請求項4】進退動作可能な移動床台に椅子を配置して
    なる複数の単位移動観覧席と、この単位移動観覧席を高
    さ方向に積層状態で収納する収納装置とを具備してな
    り、前記収納装置が、前記単位移動観覧席を積層状態で
    格納し得るに十分な大きさをもつ収納枠体と、この収納
    枠体内の単位移動観覧席を昇降動作させるための昇降機
    構と、各単位移動観覧席を進退移動させて収納枠体に導
    出入させるための水平駆動機構とを備えているものであ
    って、収納枠体が左右一対の台枠の前後位置に支柱をそ
    れぞれ立設して側壁を構成して成り、前記各支柱に昇降
    機構をそれぞれ設けて、移動床台を左右及び前後位置の
    4箇所で担持するように構成したことを特徴とする移動
    式観覧席装置。
  5. 【請求項5】前後に移動可能な横長状の移動床台に、複
    数の椅子を横方向に配置すると共に、この複数の椅子を
    共通に起伏する起伏作動機構を備えた前後方向で配列す
    る複数の単位移動観覧席と、この単位移動観覧席を椅子
    の伏倒状態で順次高さ方向に積層状態に収納する収納装
    置とを具備してなり、前記収納装置が、内部に椅子の伏
    倒状態で各単位移動観覧席を積層状態に格納し得るに十
    分な大きさをもつ収納枠体と、この収納枠体の側壁に沿
    って昇降用駆動部により高さ方向に往復走行可能であっ
    て、単位移動観覧席の移動床台を個別に担持して昇降さ
    せる昇降機構と、収納枠体に対して単位移動観覧席を進
    退移動するために、収納枠体の下部に設けられて単位移
    動観覧席を前後方向に水平移動する水平駆動機構とを備
    えている共に、各単位移動観覧席に前記起伏作動機構を
    駆動する起伏用駆動部をそれぞれ設けているものであっ
    て、収納枠体が左右一対の台枠の前後位置に支柱をそれ
    ぞれ立設して側壁を構成して成り、前記各支柱に昇降機
    構をそれぞれ設けて、移動床台を左右及び前後位置の4
    箇所で担持するように構成したことを 特徴とする移動式
    観覧席装置。
  6. 【請求項6】前後に移動可能な横長状の移動床台に、複
    数の椅子を横方向に配設すると共に、この複数の椅子を
    共通に起伏する起伏作動機構を備えた前後方向で配列す
    る複数の単位移動観覧席と、この単位移動観覧席を椅子
    の伏倒状態で順次高さ方向に積層状態に収納する収納装
    置とを具備してなり、前記収納装置が、内部に椅子の伏
    倒状態で各単位移動観覧席を積層状態に格納し得るに十
    分な大きさをもつ収納枠体と、この収納枠体の側壁に沿
    って昇降用駆動部により高さ方向に往復走行可能であっ
    て、単位移動観覧席の移動床台を個別に担持して昇降さ
    せる昇降機構と、収納枠体に対して単位移動観覧席を進
    退移動するために、収納枠体の下部に設けられて単位移
    動観覧席を前後方向に水平移動する水平駆動機構とを備
    えていると共に、前記収納枠体と各単位移動観覧席の移
    動床台との間に、収納枠体から単位移動観覧席が進出し
    た時及び収納枠体に退入する時に係合して前記起伏作動
    機構を駆動する起伏用駆動機構を設けているものであっ
    て、収納枠体が左右一対の台枠の前後位置に支柱をそれ
    ぞれ立設して側壁を構成して成り、前記各支柱に昇降機
    構をそれぞれ設けて、移動床台を左右及び前後位置の4
    箇所で担持するように構成したことを特徴とする移動式
    観覧席装置。
  7. 【請求項7】収納枠体が左右一対の台枠の前後位置に支
    柱をそれぞれ立設して側壁を構成して成り、前記各支柱
    に昇降機構をそれぞれ設けて、移動床台を左右及び前後
    位置の4箇所で担持するように構成した請求項1、2ま
    たは3記載の移動式観覧席装置。
  8. 【請求項8】左右一対の台枠の内側面位置に移動床台の
    左右側面下部に設けた車輪の前後方向の走行を案内する
    案内プレートを設けてなる請求項4、5、6または7記
    載の移動式観覧席装置。
  9. 【請求項9】昇降機構が、前後支柱の上下端位置に、そ
    れぞれ回転自在に支承した昇降チェーン歯車の上下で対
    向する各歯車間に昇降チェーンをそれぞれ張架すると共
    に、前記前後で対向する各昇降チェーンに、移動床台の
    左右側部を担持する担持部材を折り畳み状態の椅子およ
    び移動床台の高さ寸法に対応する間隔を持って配設して
    なる請求項4、5、6、7または8記載の移動式観覧席
    装置。
  10. 【請求項10】進退動作可能な移動床台に椅子を配置し
    てなる複数の単位移動 観覧席と、この単位移動観覧席を
    高さ方向に積層状態で収納する収納装置とを具備してな
    り、前記収納装置が、前記単位移動観覧席を積層状態で
    格納し得るに十分な大きさをもつ収納枠体と、この収納
    枠体内の単位移動観覧席を昇降動作させるための昇降機
    構と、各単位移動観覧席を進退移動させて収納枠体に導
    出入させるための水平駆動機構とを備えているものであ
    って、移動床台の前後端に、該移動床台の昇降動作に伴
    って係脱する連結器を設けておき、設置状態においては
    全ての移動床台が互いに連結し合った状態になるように
    構成していることを特徴とする移動式観覧席装置。
  11. 【請求項11】前後に移動可能な横長状の移動床台に、
    複数の椅子を横方向に配置すると共に、この複数の椅子
    を共通に起伏する起伏作動機構を備えた前後方向で配列
    する複数の単位移動観覧席と、この単位移動観覧席を椅
    子の伏倒状態で順次高さ方向に積層状態に収納する収納
    装置とを具備してなり、前記収納装置が、内部に椅子の
    伏倒状態で各単位移動観覧席を積層状態に格納し得るに
    十分な大きさをもつ収納枠体と、この収納枠体の側壁に
    沿って昇降用駆動部により高さ方向に往復走行可能であ
    って、単位移動観覧席の移動床台を個別に担持して昇降
    させる昇降機構と、収納枠体に対して単位移動観覧席を
    進退移動するために、収納枠体の下部に設けられて単位
    移動観覧席を前後方向に水平移動する水平駆動機構とを
    備えている共に、各単位移動観覧席に前記起伏作動機構
    を駆動する起伏用駆動部をそれぞれ設けているものであ
    って、移動床台の前後端に、該移動床台の昇降動作に伴
    って係脱する連結器を設けておき、設置状態においては
    全ての移動床台が互いに連結し合った状態になるように
    構成していることを特徴とする移動式観覧席装置。
  12. 【請求項12】前後に移動可能な横長状の移動床台に、
    複数の椅子を横方向に配設すると共に、この複数の椅子
    を共通に起伏する起伏作動機構を備えた前後方向で配列
    する複数の単位移動観覧席と、この単位移動観覧席を椅
    子の伏倒状態で順次高さ方向に積層状態に収納する収納
    装置とを具備してなり、前記収納装置が、内部に椅子の
    伏倒状態で各単位移動観覧席を積層状態に格納し得るに
    十分な大きさをもつ収納枠体と、この収納枠体の側壁に
    沿って昇降用駆動部により高さ方向に往復走行可能であ
    って、単位移動観覧席の移動床台を個別に担持して昇降
    せる昇降機構と、収納枠体に対して単位移動観覧席を
    進退移動するために、収納枠体の下部に設けられて単位
    移動観覧席を前後方向に水平移動する水平駆動機構とを
    備えていると共に、前記収納枠体と各単位移動観覧席の
    移動床台との間に、収納枠体から単位移動観覧席が進出
    した時及び収納枠体に退入する時に係合して前記起伏作
    動機構を駆動する起伏用駆動機構を設けているものであ
    って、移動床台の前後端に、該移動床台の昇降動作に伴
    って係脱する連結器を設けておき、設置状態においては
    全ての移動床台が互いに連結し合った状態になるように
    構成していることを特徴とする移動式観覧席装置。
  13. 【請求項13】移動床台の前後端に、該移動床台の昇降
    動作に伴って係脱する連結器を設けておき、設置状態に
    おいては全ての移動床台が互いに連結し合った状態にな
    るように構成していることを特徴とする請求項1、2又
    は3記載の移動式観覧席装置。
  14. 【請求項14】移動床台の前後端に、該移動床台の昇降
    動作に伴って係脱する連結器を設けておき、設置状態に
    おいては全ての移動床台が互いに連結し合った状態にな
    るように構成していることを特徴とする請求項4、5、
    6又は7記載の移動式観覧席装置。
  15. 【請求項15】移動床台の前後端に、該移動床台の昇降
    動作に伴って係脱する連結器を設けておき、設置状態に
    おいては全ての移動床台が互いに連結し合った状態にな
    るように構成していることを特徴とする請求項8記載の
    移動式観覧席装置。
  16. 【請求項16】移動床台の前後端に、該移動床台の昇降
    動作に伴って係脱する連結器を設けておき、設置状態に
    おいては全ての移動床台が互いに連結し合った状態にな
    るように構成していることを特徴とする請求項9記載の
    移動式観覧席装置。
  17. 【請求項17】水平駆動機構が、収納枠体の下部左右位
    置に配置され、かつ、前後方向で平行して同期回転する
    複数の駆動軸の内端に、移動床台の左右側縁に設けたラ
    ック乃至チェーンベルトと噛合する噛合歯車をそれぞれ
    設けてなる請求項10、11、12、13、14、15
    又は16記載の移動式観覧席装置。
  18. 【請求項18】水平駆動機構が、収納枠体の下部左右位
    置に配置され、かつ、 前後方向で平行して同期回転する
    複数の駆動軸の内端に滑車をそれぞれ軸装し、その滑車
    間に移動床台の左右側縁を載荷しつつ回転する無端ベル
    トを張設してなるものである請求項10、11、12、
    13、14、15又は16記載の移動式観覧席装置。
  19. 【請求項19】水平駆動機構が、最前位の移動床台に、
    前後駆動用モータを搭載してなるものである請求項1
    0、11、12、13、14、15又は16記載の移動
    式観覧席装置。
  20. 【請求項20】水平駆動機構が、収納枠体内から前方に
    延出させて設けられ先端を最前位の移動床台に接続した
    ラダーチェーンと、このラダーチェーンの基端側を巻装
    状態で保持するドラムと、このドラムを正逆回転させて
    ラダーチェーンを進退させるモータとを具備してなるも
    のである請求項10、11、12、13、14、15又
    は16記載の移動式観覧席装置。
  21. 【請求項21】椅子の起伏作動機構が、移動床台に対し
    回転自在に支持され、かつ、移動床台に配置される複数
    の椅子を長さ方向に取り付けた基軸を上端部で支持した
    支脚と、起伏用駆動部により回動して椅子の起立位置と
    伏倒位置との間で前記支脚を起伏回動する回動軸とから
    なる請求項2記載の移動式観覧席装置。
  22. 【請求項22】椅子の起伏作動機構が、移動床台に対し
    回転自在に支持され、かつ、移動床台に配置される複数
    の椅子を長さ方向に取り付けた基軸を上端部で支持した
    支脚と、回動軸と、該回動軸に連動して椅子の起立位置
    と伏倒位置との間で前記支脚を起伏回動する回動機構と
    からなり、かつ、起伏用駆動機構が前記回動軸に軸止さ
    れて移動床台の側部に表出し、かつ、直径方向に嵌合ス
    リットを有した従動円盤と、収納枠体の前部に設けら
    れ、かつ、駆動モータにより半回転毎に反転される出力
    軸に基部が軸止され、かつ、遊端部に前記従動円盤の嵌
    合スリットに嵌合する回転ローラを備えた駆動アームと
    からなる請求項3記載の移動式観覧席装置。
  23. 【請求項23】請求項22において、従動円盤を、出力
    軸に、かつ、駆動アームの基部を回転軸にそれぞれ軸止
    してなる移動観覧席装置。
  24. 【請求項24】各移動床台の高さを同一とした請求項
    1、2または3記載の移動式観覧席装置。
  25. 【請求項25】移動床台が平面状に配置された状態にお
    ける隣接する後位の移動床台の高さを、その前位の移動
    床台の高さよりも高く構成した請求項1、2または3記
    載の移動式観覧席装置。
  26. 【請求項26】単位移動観覧席の椅子が起伏不能な固定
    式のものである請求項1記載の移動式観覧席装置。
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