JP5358798B2 - 移動観覧席 - Google Patents

移動観覧席 Download PDF

Info

Publication number
JP5358798B2
JP5358798B2 JP2011133276A JP2011133276A JP5358798B2 JP 5358798 B2 JP5358798 B2 JP 5358798B2 JP 2011133276 A JP2011133276 A JP 2011133276A JP 2011133276 A JP2011133276 A JP 2011133276A JP 5358798 B2 JP5358798 B2 JP 5358798B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
bracket
pedestal
chair
panel body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011133276A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013002104A (ja
Inventor
章 吉森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kotobuki Seating Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki Seating Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kotobuki Seating Co Ltd filed Critical Kotobuki Seating Co Ltd
Priority to JP2011133276A priority Critical patent/JP5358798B2/ja
Publication of JP2013002104A publication Critical patent/JP2013002104A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5358798B2 publication Critical patent/JP5358798B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

本発明は、使用時に床台を前進移動させ、使用後においては、該床台を後退移動させて収納する移動観覧席に関するものである。
従来、移動観覧席としては、可倒式の椅子を横並びに複数配列した床台の列を、前進移動させて階段状に展開して該椅子を着座可能な起立姿勢に保持する一方、使用後においては、該床台の列を、後退移動させて前側に位置する床台を、後側に位置する床台の下側に順次位置せしめて傾倒姿勢に保持した椅子と共に上下に整列させて収納するようにした伸縮式の移動観覧席が知られている。
また、同一平面を有する床台の上に可倒式の椅子を配列し、該床台をそのままの状態で前進移動あるいは後退移動させて展開姿勢、収納姿勢に保持するようにした平置き式の移動観覧席も知られており、これらの移動観覧席の敷設により、近年、体育館や劇場等では、館内を多目的に使用することができるようになっている。
従来のこの種の観覧席は、伸縮式、平置き式の違いに係わらず、とくに最前列における床台の立ち上がり部分(階段でいう蹴上部)に隙間ができるため、観覧者が通路を通る際に、ここに足を引っ掛けてしまうおそれがあるうえ、異物が侵入することが懸念され、これを防ぐことを目的としてその部位に幕板が設置されている。
しかし、前記幕板は、板本体をヒンジを介して床台の上端部に揺動可能に連結された構造からなっており、床台と幕板をつなぐヒンジがそのまま外側から視認されることから、見栄えがよいとはいえないものであった。
また、観覧席の収納時には、板本体を床台の上部に引き起こして別途用意した止め板を差し込んで固定しておく必要があり、該止め板の紛失防止のための面倒な管理も必要になっていた。
この点に関する先行技術として特許文献1には、フロントパネルを有する複数の段床を具備した移動観覧席において、前記段床に、フロントパネルの上縁と略面一な通路部を設け、この通路部の終端に昇降ステップを設け、該昇降ステップを、ステップ昇降手段により、次段のフロントパネルの下縁よりも下位に設定した下降位置とその下縁と上縁との中間に設定した上昇位置との間で昇降動作させるようにしたものが開示されている。
特開平7―279455号公報
ところで、上記の特許文献1に開示された移動観覧席は、フロントパネルが床台に一体連結された構造からなるものであり、上記のような問題は生じないものの、該パネルの下端と床面との間にある程度、隙間を確保しておかなければ、該床台を前後にスライドさせる際に、該パネルが床面に接触して傷をつけてしまうおそれがあるため、該隙間を完全になくすことができるものではなかった。
そこで、本発明の目的は、簡素化された構造を有し、ヒンジが外観から見える等、見栄えを損うことなしに、蹴上げ部における隙間を確実に閉塞させることが可能であり、しかも、収納庫への収納に際しても見栄えを損なうことのない移動観覧席を提案するところにある。
本発明は、上述したような従来の課題を解決するためになされたものである。
すなわち、床面に沿う前進、後退移動を可能とする床台と、この床台に配設された複数の可倒式の椅子とを備え、前記床台を前進移動させる共に、前記可倒式の椅子を着座可能な起立姿勢に保持する一方、前記床台を後退移動させると共に、前記可倒式の椅子を傾倒姿勢に保持して収納する移動観覧席であって、前記床台の前面および後面の少なくとも一方に、該前面または後面に沿って昇降移動可能で、かつ、降下姿勢でもって前記床面から該前面に至るまでの空間領域を覆い隠す幕板を設け
前記幕板を、パネル本体と、前記床台に固定保持されるブラケットと、このブラケットおよび該パネル本体にそれぞれ枢軸を介して回動可能に連結するリンクとから構成し、前記ブラケットおよび前記パネル本体の少なくとも一方に、前記リンクにつながる枢軸のスライドを許容する孔を設け、前記パネル本体の上部に前記ブラケットの係止片に連係して前記幕板の降下姿勢を維持する上フックを設けるとともに、前記パネル本体の下部に前記ブラケットの係止片に連係して前記幕板の上昇姿勢を維持する下フックを設けたことを特徴とする移動観覧席である。
上記の構成からなる移動観覧席においては、
)前記ブラケットに、前記幕板の上昇姿勢において、前記枢軸を受ける受け座を有すること、
)前記床台を、前進移動によって階段状に展開され、後退移動によって前方に位置する床台を、後方に位置する床台の下側に位置せしめて前記可倒式の椅子と共に上下方向に整列させる伸縮式の床台とすること、また、
)前記床台を、同一平面を有し、該平面上に可倒式の椅子を配列した平置き式の床台とすること、
が、本発明の課題解決のための具体的手段として好ましい。
上記の構成からなる本発明によれば、幕板を床台の前面で昇降移動させることができるように構成し、該幕板を降下姿勢でもって床面から床台に至るまで間に形成される隙間(空間領域)を覆うようにしたため、簡単な仕組みでもって該隙間を確実に閉塞させることができる。
また、本発明に係る移動観覧席によれば、床台を、前進移動、後退移動させる際には、該幕板を上昇姿勢に保持しておくことで該幕板が床に接触して擦り傷を発生するのを回避することが可能となる。
しかも、本発明に係る移動観覧席によれば、床台を、可倒式の椅子と共に収納庫に収納する際、幕板によって収納庫の出入り口に形成される隙間を隠すことが可能であり、これにより、収納状態における見栄えがよくなると共に、収納庫への異物の侵入も防止できる。
また、本発明に係る移動観覧席によれば、前記幕板を、パネル本体と、前記床台に固定保持されるブラケットと、このブラケットおよび該パネル本体にそれぞれ枢軸を介して回動可能に連結するリンクからなるものとし、前記ブラケットおよび前記パネル本体の少なくとも一方に、前記リンクにつながる枢軸のスライドを許容する孔を設け、前記パネル本体の上部および下部に、前記ブラケットの係止片に連係して前記幕板の降下姿勢および上昇姿勢を維持する上フックおよび下フックをそれぞれ設けるようにしたため、部材の連結構造が外側から視認されることがなく、見栄えが損なわれることがない。
上記の構成において、ブラケットに、幕板の上昇姿勢において枢軸を受ける受け座を設けるようにした本発明に係る移動観覧席によれば、収納状態において、幕板をブラケットに確実に保持しておくことが可能となり、該幕板の上昇姿勢の安定化を図ることができる。
また、上記の構成において床台を、前進移動によって階段状に展開し、後退移動によって前方に位置する床台を後方に位置する床台の下側に位置せしめて前記可倒式の椅子と共に上下方向に整列させる伸縮式の床台とするようにした本発明に係る移動観覧席によれば、コンパクトな収納が可能となる。
さらに、上記の構成において床台を、同一平面を有し、該平面上に可倒式の椅子を配列した平置き式の床台とするようにした本発明に係る移動観覧席によれば、ステージの床下を収納庫として利用することが可能となり、スペースの有効活用を図ることができる。
本発明に従う移動観覧席の実施の形態を展開状態で示した正面図である。 図1に示した移動観覧席の側面を示した図である。 図1に示した移動観覧席の収納状態を示した図である。 図1に示した移動観覧席の要部の外観斜視図である。 図1に示した移動観覧席に設けた幕板の構成説明図(収納状態を示した図)である。 図1に示した移動観覧席に設けた幕板の外観斜視図である。 図1に示した移動観覧席に設けた幕板の構成説明図(展開状態を示した図)である。 (a)〜(d)は、本発明に従う移動観覧席に設けた幕板の収納、展開要領の説明図である。 本発明に従う移動式観覧席(平置き式移動観覧席)の他の実施の形態を示した図である。 図9に示した移動観覧席の収納状態を、部分的に拡大して示した図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1〜3は、本発明に従う移動観覧席(伸縮式)の実施の形態を模式的に示した図であり、図1は、移動観覧席を展開状態で示した正面図、図2は、図1に示した移動観覧席の側面を示した図、そして、図3は、図1に示した移動観覧席の収納状態を示した図である。
図1〜3における符号1は、体育館や劇場の床、2は、前方(図2の紙面左側を前方とする)から後方(図2の紙面右側を後方とする)に向けて順次に配列された6列の例で示した床台である。
各床台2は、その要部の外観を図4に示したように、前後方向に延びる棒状体を間隔をあけて横並び配置した複数本の腕材2aと、移動観覧席の幅方向に沿う向きに配置され、該腕材2aをその先端部、後端部にて保持する複数本の貫材2bと、各貫材2bを、腕材2aと共に支持する複数本の支柱からなる脚部2cによって支えられている(必要に応じて補強用の傾斜ブレースが配置される)。
また、3は、移動用ローラーである。この移動用ローラー3は、脚部2cの下端に設けられるものであって、この移動用ローラー3により、各床台2は、床1(床面)に沿って前後に移動することができるようになっている。
また、4は、床台2に横並びに配設された可倒式の椅子、5は、最前列に位置する床台1の前面に配置された幕板である。
幕板5は、この例では、図1に示すように、観覧席の幅方向に沿う向きに3枚配列した状態で示してある。
上記の幕板5は、その要部を拡大して図5、図6に示すように、長尺のパネル本体5aと、床台2の前面にねじ等の締結手段にて固定保持される、コの字状のブラケット5b(切り欠き凹部を有する下側片5bと、上側片5bおよびこれら各片をそれぞれその端部でつなぐ起立片5bからなる)と、このブラケット5bの下側に設けられた垂下片5bおよび該パネル本体5aのブラケット5aにそれぞれ枢軸s、sを介して回動可能につながるリンク5cからなっている。
また、6は、ブラケット5bの垂下片5bに設けられた孔である。この孔6は、この例では、長孔として示してあり、該孔6が形成された範囲内で該枢軸sを移動させることができるようになっている。
さらに、7は、パネル本体5aの上部に設けられたフック(上フック)、8は、パネル本体5aの下部に設けられたフック(下フック)、そして、9は、ブラケット5bの上側片5bに設けられ、フック7、8の爪部7a、8aを引っ掛けるためのスリット、10は、ブラケット5bに設けられた受け座である。
ここで、上記孔6による枢軸sの移動により、リンク5cが該枢軸sと同等の範囲で移動することとなり、これにより、フック7、8は、スリット9に対する引っ掛けと取り外しを確実に行うことができるようになっている。なお、上記の孔6は、リンク5cを傾動させることでフック7、8をスリット9に引っ掛けたり、取り外したりできる場合には、丸孔を適用することもできる。
上記フック7、8は、ねじの如き締結部材によってパネル本体5aに固定保持される。また、枢軸sを軸支するブラケット5aは、フック8に設けた場合について示したが、該パネル本体5aに直接設けることもできる。
受け座10は、枢軸sを受けるためのものであって、その先端部には、枢軸sを受けた際の脱落を防止するために上向きに屈曲(湾曲させてもよい)させた屈曲片10aが設けられている。
また、11は、パネル本体5aの上端部に設けられたカバー(図6ではカバー11の表示は省略してある)であり、上掲図2、図3における符号12は、最前列に位置する床台2の前方に設けられたL字形状をなす垂れカバー(幕板5の背面に位置している)、13は、最前列の床台2を除く床台2の先端に設けられたコの字形状をなす起立カバー、そして、14は、移動観覧席を収納する収納庫である。
上記垂れカバー12、起立カバー13は、図3に示したように、移動観覧席を収納庫14に収納した状態で、該収納庫14の出入り口を塞ぐようになっており、これにより、移動観覧席の収納状態における見栄えがよくなると共に収納庫14への異物の侵入が防止される。
上記の構成からなる移動観覧席は、床台2を前進移動させ、各床台2の、階段状への展開によって可倒式の椅子4を着座可能な起立姿勢に保持した状態では、幕板5のパネル本体5aは、図5に示すように、下降姿勢におかれることになる。
この下降姿勢でパネル本体5aは下死点に位置することとなり、このとき、フック7がスリット9に入り込む。これにより、パネル本体5aがブラケット5bに固定され、床面1から床台2において形成される空間領域は、該パネル本体5aによって覆い隠され、観覧者の足が誤って該空間領域に入り込むことはないし、異物が侵入することもない。
一方、床台2を、後退移動させ、前側に位置する床台2を後側に位置する床台2の下側にそれぞれ位置せしめて各床台を、傾倒姿勢に保持した前記椅子と共に上下方向に整列して収納庫14に収納する際には、幕板5のパネル本体5aは、図7に示すように、上昇姿勢におかれることになる。
この上昇姿勢でパネル本体5aは上死点に位置することとなり、フック8の爪部8aがスリット9に入り込み、枢軸sは受座10に置かれることとなり、床面1から床台2に至るまでの間には大きな隙間が形成されるため、床台2を可倒式の椅子4とともに後退移動させても、該幕板5が床面1に接触して傷をつけることがない。
図8(a)〜(d)に、幕板5を収納姿勢(上昇姿勢)から、展開姿勢(下降姿勢)に移行させる場合の具体的な手順を示す。
幕板5を収納姿勢から展開姿勢に移行させるには、まず、図8(b)に示すように、幕板5を持ち上げ、フック8を外してリンク5cを回動させ、図8(c)に示すように、該幕板5を降下させる。そしてフック7を、図8(d)に示す如く、ブラケット5bに形成したスリット9に引っ掛ければよい。
幕板5を収納姿勢に移行させるには、図8(a)〜(d)の逆手順に従えばよい。
上記のブラケット5b、リンク5c、フック7、フック8は、パネル本体5aの長手方向の複数個所に設けるのが好適であり、これによって、幕板5の下降姿勢、上昇姿勢を安定的に保持することができる。
なお、図示はしないが、本発明では、パネル本体5aまたは床台2に上下方向に延びるガイドレールを設け、もう一方に、該ガイドレールに沿って移動可能なスライダーを設けることで幕板5を昇降移動させるようにしてもよい。
また、本発明では、孔6を、ブラケット5bの垂下片5bに設けた例について示したが、該孔6は、枢軸s側に設けることも可能であり、この点については、限定されない。
図9は、本発明に従う移動観覧席の実施の形態を、同一平面を有する床台を備えた平置き式の移動観覧席に適用した場合について示したものである。
かかる移動観覧席は、該移動観覧席の展開状態で、ステージ16に最も近い側が床台15の前面となり、該前面には、伸縮式の移動観覧席と同等の構成からなる幕板5が配置される。
この例の場合、幕板5を下降姿勢に保持することで、床面から床台15に至るまでの間に形成される隙間を確実に覆い隠すことができ、これにより、観覧者が該隙間に足をとられるおそれがなくなると共に、異物の侵入も回避し得る。また、連結部材の視認により見栄えが損なわれることもない。
移動観覧席の前進移動、後退移動に際しては、幕板5を上昇姿勢に保持することで床台15の後退移動によって該幕板5が床に接触して擦り傷が発生するのを防止することができる。
平置き式の移動観覧席においては、ステージ16の床下を収納庫17とするのが普通であり、該移動観覧席の収納に際しては、その後端、すなわち、床台15の後面がステージ16の前面に位置することになる。
このため、平置き式の移動観覧席については、図10に示すように、床台15の後面にも上記の幕板5を設けるのが好ましい。
床台15の後面に幕板5を設け、移動観覧席の収納時に、該幕板5を上昇姿勢に保持しておくことにより、収納庫の出入り口に形成される隙間をなくすことが可能となり、収納状態における見栄えが損なわれることはなくなり、また、収納庫17への異物の侵入も回避される。
平置き式の床台15は、床台15が単一部材で構成してもよいし、同一平面が形成されるように、複数の床台15をつなぎ合わせて構成してもよく、この点についてはとくに限定されない。
なお、上掲図9に示した平置き式の移動観覧席において、該移動観覧席の前面に、該移動観覧席を移動させる移動機構が連結されている場合には、床台15の前面に配置される幕板5の設置は省略される。
本発明によれば、観覧席の最前列において形成される床面〜床台間の空間領域を、床面に擦り傷を発生させることなしに簡単な構造のもとで確実に覆い隠すことができる。
また、本発明によれば、幕板の構成部材が外面側に表れることがないので、見栄えが損なわれることがない。
さらに、本発明によれば、移動観覧席を収納する際、幕板によって収納庫の出入り口の隙間をなくすことが可能となり、これにより見栄えが損なわれることはなく、異物の侵入を防止することができる。
1 床面
2 床台
2a 腕材
2b 貫材
2c 脚部
3 移動用ローラー
4 可倒式椅子
5 幕板
5a パネル本体
5b ブラケット
5c リンク
6 孔
7 フック(上)
7a 爪部
8 フック(下)
8a 爪部
9 スリット
10 受座
10a 屈曲片
11 カバー
12 垂れカバー
13 起立カバー
14 収納庫
15 床台
16 ステージ
17 収納庫
枢軸
枢軸

Claims (4)

  1. 床面に沿う前進、後退移動を可能とする床台と、この床台に配設された複数の可倒式の椅子とを備え、前記床台を前進移動させる共に、前記可倒式の椅子を着座可能な起立姿勢に保持する一方、前記床台を後退移動させると共に、前記可倒式の椅子を傾倒姿勢に保持して収納する移動観覧席であって、
    前記床台の前面および後面の少なくとも一方に、該前面または後面に沿って昇降移動可能で、かつ、降下姿勢でもって前記床面から該前面または後面に至るまでの空間領域を覆い隠す幕板を設け、
    前記幕板が、パネル本体と、前記床台に固定保持されるブラケットと、このブラケットおよび該パネル本体にそれぞれ枢軸を介して回動可能に連結するリンクとからなり、
    前記ブラケットおよび前記パネル本体の少なくとも一方に、前記リンクにつながる枢軸のスライドを許容する孔を設け、
    前記パネル本体の上部に前記ブラケットの係止片に連係して前記幕板の降下姿勢を維持する上フックを設けるとともに、前記パネル本体の下部に前記ブラケットの係止片に連係して前記幕板の上昇姿勢を維持する下フックを設けたことを特徴とする移動観覧席。
  2. 前記ブラケットは、前記幕板の上昇姿勢において、前記枢軸を受ける受け座を有することを特徴とする請求項記載の移動観覧席。
  3. 前記床台は、前進移動によって階段状に展開され、後退移動によって前方に位置する床台を後方に位置する床台の下側に位置せしめて前記可倒式の椅子と共に上下方向に整列させる伸縮式の床台からなることを特徴とする請求項1または2に記載の移動観覧席。
  4. 前記床台は、同一平面を有し、該平面上に可倒式の椅子を配列した平置き式の床台からなることを特徴とする請求項1または2に記載の移動観覧席。
JP2011133276A 2011-06-15 2011-06-15 移動観覧席 Active JP5358798B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011133276A JP5358798B2 (ja) 2011-06-15 2011-06-15 移動観覧席

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011133276A JP5358798B2 (ja) 2011-06-15 2011-06-15 移動観覧席

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013002104A JP2013002104A (ja) 2013-01-07
JP5358798B2 true JP5358798B2 (ja) 2013-12-04

Family

ID=47670975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011133276A Active JP5358798B2 (ja) 2011-06-15 2011-06-15 移動観覧席

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5358798B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5962150U (ja) * 1982-10-19 1984-04-24 株式会社コトブキ 伸縮式階段状観覧席
JPH0230585Y2 (ja) * 1984-10-16 1990-08-17
JPH0518444Y2 (ja) * 1985-04-18 1993-05-17
JPS64113Y2 (ja) * 1985-07-19 1989-01-05
JP2743753B2 (ja) * 1992-02-12 1998-04-22 コクヨ株式会社 移動式観覧席装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013002104A (ja) 2013-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8056974B2 (en) Foldable bleacher seats
US3025106A (en) Foldable seating structure
US20150305594A1 (en) Dish rack
US9357839B1 (en) Folding and unfolding structure for hanging table
EP2358237A1 (en) Removable seats system
KR101073341B1 (ko) 축 결합 구조체
JP5358798B2 (ja) 移動観覧席
US3394963A (en) Foldaway seating platform
US20170350144A1 (en) Assembly for accessing an electronic display
BE1020359A5 (nl) Telescopische tribune met meerdere telescopische deeltribunes.
KR200447896Y1 (ko) 수납식 관람석의 가동 안내장치
JP2018003507A (ja) 荷揚装置
US7337583B1 (en) Extendable deck for seating system
CN1361670A (zh) 便携式座椅以及用于该座椅的锁定装置
CA2892112C (en) Folding and unfolding structure for hanging table
JP3161092U (ja) 衝立
KR102669204B1 (ko) 등받이 회전제어장치가 구비된 수납식 관람석 시스템
JPS6316783Y2 (ja)
WO2016139792A1 (ja) 移動観覧席
JP2597198Y2 (ja) 椅子収納型床装置
JP5307464B2 (ja) 可動間口壁構造
JP3407216B2 (ja) 移動観覧席
JP4153437B2 (ja) 階段状観覧席における床形成装置
KR20230132727A (ko) 다기능 승강대
KR101634302B1 (ko) 방화 셔터

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130807

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5358798

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250