JPH0434885B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0434885B2
JPH0434885B2 JP8664587A JP8664587A JPH0434885B2 JP H0434885 B2 JPH0434885 B2 JP H0434885B2 JP 8664587 A JP8664587 A JP 8664587A JP 8664587 A JP8664587 A JP 8664587A JP H0434885 B2 JPH0434885 B2 JP H0434885B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chair
chairs
hook
lift
trolley
Prior art date
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Expired
Application number
JP8664587A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63252105A (ja
Inventor
Makoto Asawa
Kenji Matsuzaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP8664587A priority Critical patent/JPS63252105A/ja
Publication of JPS63252105A publication Critical patent/JPS63252105A/ja
Publication of JPH0434885B2 publication Critical patent/JPH0434885B2/ja
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、大会議場や体育館などで大量の椅子
を収納し、また収納した椅子を効果的に布設でき
る椅子の自動収納及び布設方法に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
体育館、展示場、大会議場を集会や儀式の場所
として利用するばあい、多数の椅子を配置しなけ
ればならないが、現場では折りたたみ椅子を多人
数、長時間かけて配列し、終了時はこれを片付け
るという大変な作業を行つている。
このような作業を少しでも楽にするために、椅
子として第10図、第11図に示すような積み重
ね可能なスタツキングチエアーによる椅子1を使
用し、第12図のごとき下部にキヤスター2aを
有する手押式のラツク2にこの椅子1同士を重ね
合わせるように上下に積込むことも行われてい
る。かかる手押式の移動ラツク2を利用すれば多
数の椅子1を1度に楽に移送できるが、ラツク2
への椅子1の積込みや積降しには依然として人手
を必要とし、労力がかかるものである。特に椅子
の数が多くなるとその分だけ積込み位置や積降し
位置が高くなり、作業がしずらくなる。
なお、大講堂等で階段式の移動観覧席を設ける
こともあるが、これは装置がかなり大掛かりなも
のとなり、また後部座席はかなり高くなつてしま
い、アプローチが難しく、重くて床を痛めるとい
う問題も生じる。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、
椅子の収納及び布設のすべてを自動で行なえ、し
かも使用する装置自体は、コンパクトで1人でも
操作でき、また場所を取らずに部屋の一部にでも
設置可能なものですむ椅子の自動収納及び布設方
法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、台車上に多数
のフツクを少間隔の並列状態で上下方向に移動可
能に設け、各フツクで順次積重ね可能な椅子の横
つなぎ材を吊上げ、又は吊降ろすことを要旨とす
るものである。
〔作用〕
本発明によれば、収納時には、台車を移動しなが
ら移動するフツクに一つずつ椅子を掛着していく
ので、低い位置で掛着した椅子を自動的に上下へ
吊り状態で積上げることができる。また、布設時
には、前記フツクを逆方向に移動することにより
吊上げ収納した椅子を台車を移動しながら下のも
のから順次吊降ろして、布設していくことができ
る。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説
明する。
まず、本発明方法で使用する装置について先に
説明する。
第1図、第2図はその第1例を示すもので、図
中3は車輪4を有する台車である。この台車3は
モータを備えた自走式のものでも、若しくは駆動
機構を有しない手押し式のものでもよい。
該台車3上に、多数のフツク7をバー5の少間
隔で並列状態に突設し、このバー5を上下両方向
に昇降可能に設けた。図中6は前記バー5の支持
ホルダーで、バー5はこのホルダー6内の摺動自
在に収められ、フツク7はホルダー6の縦スリツ
トから突出する。
なお、バー5を上下動させる機構としては図示
は省略するが、油圧又はエアーのシリンダーを駆
動源とするもの、モータとギヤ又はチエーンによ
る昇降機構を備え付けるもの、若しくはバー5内
部にネジジヤツキを組込み、これをモータや手動
ハンドルで動かすものなどが考えられる。
このバー5は台車3の前側中央位置でかつ低い
場所に設置され、その両側には台車3の左右方向
へ伸びる台形状のガイド板8を平衡に立設する。
なお、このガイド板8,8間の巾は後述の積み重
ね可能なスタツキングチエアーによる椅子1の脚
1a間の巾よりも狭いものであり、またガイド板
8の頂部(上辺部分)はホルダー6に完全に収納
された時のバー5の最上段のフツク7の位置と合
致するか又はきわめて接近するものである。
また、該ガイド板8の斜辺8aに沿つて、リン
クチエーン又はベルトなどの無端帯で、フツク9
を突設したリフト10を設け、さらに台車3の前
側には前面板13を立設し、その内側にすべり板
14を取付けた。
次に、前記装置を用いて行う本発明方法につい
て説明する。
第10図、第11図は本発明の布設機が対象と
する椅子1を示すもので、これは従来と同じくス
タツキングチエアーであり、背もたれ1cと座板
1dとが連続し、その下にパイプ材により下端が
連続する脚1aを左右に設け、該脚1aの前面に
横つなぎ材1bを設けている。また、各脚1aの
下面には凸部1eが設けられ、床等にこの凸部1
eでがたつきなしに接地するようになつている。
先に、かかる椅子1が配列されていてこれを収
納する場合について説明する。
台車3を進ませて、置いてある椅子1の脚1a
間にガイド板8,8の端が入り込むようにすれ
ば、横つなぎ材1bはガイド板8の斜面8aに当
たる。また、この状態でリフト10を駆動すれ
ば、無端帯が回動してそのフツク9が移動し、こ
れが横つなぎ材1bの前記ガイド板8の当接箇所
と横にずれた別の箇所を掛止し、無端帯の動きと
ともにガイド板8の斜辺8aに沿つて横つなぎ材
1bを押し上げる。
このようにして、椅子1はガイド板8を上昇し
ホルダー6内に納められているバー5の上端位置
に至ると、今度は該バー5の最上段のフツク7が
横つなぎ材1bの中央に掛着し、次いでバー5が
1ピツチ分だけ上昇して椅子1を吊下げる。
以降、同様に次の椅子1もガイド板8に沿つて
リフト10で押上げられてきてバー5の次の段の
フツク7に吊下げられ、第3図に示すように該バ
ー5は多数の椅子1を相互に重ね合わせながら少
しずつ上昇して吊下げていく。この場合、椅子1
の脚1aの前側角部はすべり板14に当接して、
安定した保持状態が得られる。
以上のごとく、多数の椅子1を吊り状態で収納
したならば、台車3自体を邪魔に成らない場所へ
置けばよい。
一方、多数台車3上に収納した椅子1を布設す
るには前記収納時と逆の動作を行う。すなわち、
リフト10を逆転し、かつバー5を1ピッチずつ
下降させながち最下部の椅子1から順次床上に落
とすことにより所定位置に設置する。
第4図は装置の第2例を示すもので、前記昇降
可能なバー5の代わりに垂直なリフトチエーン1
1を設け、このリフトチエーン11の各構成リン
クのピツチ毎に突設したフツク12で椅子1を吊
下げ収納するようにしたものである。
なお、前記第1例及び第2例とも椅子1をガイ
ド板に沿つて押上げる機構としては無端体を利用
するリフト10やリフトチエーン11の代わり
に、先端をフツクとした伸縮アームを回動自在に
設け、さらにその先端をフツクとして、このフツ
ク部で椅子1を掛止し、該アームの縞小で椅子1
を引き上げてくることも考えられる。
第5図、第6図は装置の第3例を示すものであ
る。本例は台車3上に、多数のフツク15を構成
リンク毎に突設したリンクチエーン16を2本並
行させて斜めに設け、さらにこのリフトチエーン
16の下端に上端が水平位置で重合するように小
さなリフトチエーン17を2本並行させて設け
た。該リフトチエーン17は外側に向けて小突起
18が出没するもので、2本の間隔は椅子1の脚
1aよりも僅かに小さいものとし、またリフトチ
エーン16の相互間隔はこのリフトチエーン17
の内側に入り込むものとした。
次に、この装置を用いた本発明方法を説明す
る。
椅子1を収納するには、台車3の一端を置かれ
ている椅子1の脚1a間に差入れる。このように
すれば、椅子1の横つなぎ材1bは停止している
リフトチエーン16のフツク15の一つに掛止さ
れる。またリフトチエーン17は脚1a内に入り
込み、その最下端位置から小突起18が突出し
て、脚1aの下面へ係合する。
このようにしてから、リフトチエーン16,1
7を同速度で1ピツチ分だけ回動すれば、椅子1
は横繋ぎ材1bと脚1aの下面をそれぞれフツク
15と小突起18で支えられて少し上昇する。同
様にして、次に収納する椅子1も前の椅子1の下
側は入込ませて重ね合わせるような状態で重ね合
わせ、次のフツク15と小突起18とで支承して
上昇させる。以後、順次少しずつ椅子1を持ち上
げていき、その場合上方の椅子1はリフトチエー
ン17での支えは外れるが下側で積み重ね合う椅
子1で支えられるので、水平状態がくずれること
はない。
このように台車3に重ね合わせ状態で収納した
多数の椅子1を1個ずつ布設していくには、リフ
トチエーン16,17を逆方向へ回動させ、収納
時とは逆の動作で台車3から椅子1を下方のもの
から順次落とし、所定位置へ布設するようにして
いけばよい。
第7図〜第9図は装置の第4例を示すもので、
台車3にリフトチエーン16を設ける点は前記第
3例と同じであるが、このリフトチエーン16と
並行の傾斜でガイドフレーム19をその下端が床
面に近づくように設置した。該ガイドフレーム1
9は台車3上のフレームの一部として構成され2
本並列するが、フレーム19,19の相互間隔は
椅子1の脚1a間よりも僅かに大きいものとす
る。
次に前記装置を用いる本発明方法を説明する
が、使用する椅子1は前述の場合と少し相違し
て、第6図、第7図で点線で示すような脚1aの
下部後側角部近くに外向きな水平突起1fを形成
したものを用いる。
布設されている椅子1を台車3上の収納するに
は、台車3の一端を椅子1の脚1a間に差入れ
て、横つなぎ材1bをリフトチエーン16のフツ
ク15に掛止させ、また前記水平突起1fはガイド
フレーム19上に係合する。このようにしてか
ら、リフトチエーン16を1ピッチ分だけ回動す
れば、椅子1はフツク15で横つなぎ材1bを引
き上げ、同時に水平突起1fがガイドフレーム19
上をすべり上がることで、水平状態を維持しなが
ら吊り上げられる。以後同様にして次の椅子1も
前の椅子1の下に重ね入れるようにして次のフッ
ク15で吊り上げる。順次収納される椅子1は前
記のごとく上下に重ね合わせられた状態で吊上げ
られるので、安定したくずれにくい状態で台車3
に収納される。
一方、椅子1を1個ずつ布設するにはリフトチ
エーン16を逆向きに回動させ、ガイドフレーム
19をすべり降ろすような形で1つずつ台車3か
ら落として所定位置に布設する。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の椅子の自動収納及び
布設方法は、会場における椅子の布設及び収納の
動作をすべて自動で行えるものであり、会場設営
の労力と時間を大巾に短縮できるものである。ま
た、使用する装置は全体が計量でコンパクトであ
り、床をいためることもなく一人でも簡単に操作
でき、しかもスペースを取らず部屋の一部にでも
置けて、椅子の収納場所を確保するにも便利なも
のとなる。さらに、本装置を併列配置し、同時稼
働させることにより、より一層大多数の椅子に対
応することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の椅子自動収納及び布設方法の
1実施例を示す側面図、第2図は同上平面図、第
3図は椅子の吊上げ状態を示す側面図、第4図は
発明の第2実施例を示す側面図、第5図は第3実
施例を示す側面図、第6図は同上平面図、第7図
は第4実施例を示す側面図、第8図は同上背面
図、第9図は同上平面図、第10図は対象とする
椅子の斜視図、第11図は同上側面図、第12図
は従来例の斜視図である。 1……椅子、1a……脚、1b……横つなぎ
材、1c……背もたれ、1b……座板、1e……
凸部、1f……水平突起、2……ラツク、2a…
…キヤスター、3……台車、4……車輪、5……
バー、6……支持ホルダー、7……フツク、8…
…ガイド板、8a……斜辺、9……フツク、10
……リフト、11……リフトチエーン、12……
フツク、13……前面板、14……すべり板、1
5……フツク、16……リフトチエーン、17…
…リフトチエーン、18……小突起、19……ガ
イドフレーム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 台車上に多数のフツクを少間隔の並列状態で
    上下両方向に移動可能に設け、各フツクで順次積
    重ね可能な椅子の横つなぎ材を吊上げ、又は吊降
    ろすことを特徴とした椅子の自動収納及び布設方
    法。
JP8664587A 1987-04-07 1987-04-07 椅子の自動収納及び布設方法 Granted JPS63252105A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8664587A JPS63252105A (ja) 1987-04-07 1987-04-07 椅子の自動収納及び布設方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8664587A JPS63252105A (ja) 1987-04-07 1987-04-07 椅子の自動収納及び布設方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63252105A JPS63252105A (ja) 1988-10-19
JPH0434885B2 true JPH0434885B2 (ja) 1992-06-09

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ID=13892765

Family Applications (1)

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JP8664587A Granted JPS63252105A (ja) 1987-04-07 1987-04-07 椅子の自動収納及び布設方法

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5088872A (en) * 1989-10-03 1992-02-18 Kajima Corporation Automatic equipment for collecting and setting up chairs
JP2743753B2 (ja) * 1992-02-12 1998-04-22 コクヨ株式会社 移動式観覧席装置

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JPS63252105A (ja) 1988-10-19

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