JP2568629B2 - 筒状物格納装置 - Google Patents

筒状物格納装置

Info

Publication number
JP2568629B2
JP2568629B2 JP63121527A JP12152788A JP2568629B2 JP 2568629 B2 JP2568629 B2 JP 2568629B2 JP 63121527 A JP63121527 A JP 63121527A JP 12152788 A JP12152788 A JP 12152788A JP 2568629 B2 JP2568629 B2 JP 2568629B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding
cylindrical object
passage
shelf
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63121527A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01288503A (ja
Inventor
俊彰 藤井
修一郎 山本
昌則 北
英昭 崎山
茂 中路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP63121527A priority Critical patent/JP2568629B2/ja
Publication of JPH01288503A publication Critical patent/JPH01288503A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2568629B2 publication Critical patent/JP2568629B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえばコイルのような筒状物の格納保管
を行なう筒状物格納装置に関するものである。
従来の技術 従来の筒状物格納装置としては、たとえば実開昭59−
26406号公報に見られるように、複数の腕木を有する棚
を、通路を置いて並設し、この通路内に、棚の前面に沿
って走行自在な荷搬入出装置を設け、前記棚の端部外方
に荷受台を設けた構成が提供されている。そして荷搬入
出装置を、走行枠体と、この走行枠体に設けた昇降台
と、この昇降台上に横方向出退自在に設けた可動台、な
らびに可動台上に設けた挟持装置とから構成している。
この従来形式によると、走行枠体の走行動と、昇降台
の昇降動と、可動台の横方向出退動と、挟持装置の挟脱
動との組合せ動作によって、目的とする腕木と荷受台と
の間で筒状物の受け渡しを行っている。
発明が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、荷搬入出装置は1回のサイ
クルで1個の筒状物しか取扱うことができず、能率的な
作業を期待できない。
本発明の目的とするところは、1回のサイクルで2個
の筒状物を取扱える筒状物格納装置を提供する点にあ
る。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の筒状物格納装置
は、通路を置いて並設した一対の棚と、前記通路内に配
設され棚の前面に沿って走行自在な受け渡し装置とを有
し、この受け渡し装置の走行方向を前後として、前記棚
は前面側に、筒状物を内嵌保持自在な多数の保持杆を、
その遊端を通路側に向けて左右方向に有し、前記受け渡
し装置は、走行機体と、この走行機体に設けた昇降台と
を有し、この昇降台側に、縦部材と、この縦部材の上端
部で左右の二箇所に水平状に設けた出し入れ具とからな
る出し入れ装置を左右動自在に設けるとともに、前記出
し入れ具は、前記保持杆に対し前後で変位して筒状物に
内嵌自在でかつ筒状物を保持自在に構成している。
作用 かかる本発明の構成によると、走行機体を走行させ、
昇降台を昇降させることで、左右の出し入れ具の一方を
目的とする棚の保持杆に対向させ得る。そして出し入れ
具を目的とする側に突出動させたのち、昇降台を少し昇
降させることで、棚と受け渡し装置との間で筒状物の受
け渡し(入庫、出庫)を行える。また筒状物は左右の出
し入れ具により1個づつ、合計2個を取り扱える。
実施例 以下に本発明の一実施例を第1図〜第4図に基づいて
説明する。
1は通路2を置いて一対並設された棚で、それぞれ枠
組体3と、この枠組体3から通路2側に連設した多数の
保持杆4とからなる。ここで保持杆4は、受け渡し装置
(後述する。)の走行方向を前後とし、その遊端を通路
2側に向けて左右方向で片持ち状で連設される。この保
持杆4は、所定の間隔Lを置いて並設した2本の保持杆
部材4A,4Bを1組として構成され、両保持杆部材4A,4Bで
筒状物5を内嵌保持する。
前記通路2内に配設される受け渡し装置6は、床レー
ル7に支持案内される走行機体8と、この走行機体8か
ら立設したポスト9に支持案内される昇降台10と、この
昇降台10上に左右動自在に設けた出し入れ装置11と、走
行駆動装置12、ならびに昇降駆動装置13などから構成さ
れ、両棚1の前面に沿って走行自在となる。
前記出し入れ装置11は、昇降台10上に左右動自在に設
けた多段出退具14と、そのプライマリー14aの上面中央
から立設した縦部材15と、この縦部材15の上端から左右
の二個所に水平状に連設した支持腕(出し入れ具の一
例)16,17とにより構成される。ここで支持腕16,17の幅
Wは前記間隔Lよりも狭くしてあり、両保持部材4A,4B
間(保持杆4に対して前後で変位して)で筒状物5に対
して挿抜(内嵌)自在でかつ筒状物5を保持自在に構成
される。前記棚1の端部外方には荷受台18が設けられ
る。
次に上記実施例の作用を説明する。
荷受台18上の筒状物5は、荷受台18の側部に走行機体
8を停止させ、そして多段出退具14を左右いずれかの方
向に突出動させて、その突出側の支持腕16,17を筒状物
5内に挿入させたのち、昇降台10を上昇させることで、
支持腕16,17を介して持上げられる。次いで多段出退具1
4を退入動させることで筒状物5を昇降台10の上方に位
置させ得、また多段出退具14を逆方向に作動させるなど
することで、他方の支持腕17,16に筒状物5を支持させ
得る。
このようにして出し入れ装置11で2個の筒状物5を支
持した受け渡し装置6は、走行機体8の走行と昇降台10
の昇降とにより、目的とする保持杆4に対向して停止さ
れる。このとき支持腕16,17は、第1図、第2図に示す
ように保持杆4に対して少し上方の位置にある。
次いで多段出退具14を、左右いずれかの目的とする側
に突出動させる。すると支持腕16,17が両保持杆部材4A,
4Bの間を通る状態で、これら保持杆部材4A,4Bに筒状物
が外嵌される。そして昇降台10を下降させることで、筒
状物5を両保持杆部材4A,4B、すなわち保持杆4に渡せ
得、その後、多段出退具14の退入動で支持腕16,17を抜
出動させる。
次いで、この場合で、あるいは再度、走行ならびに昇
降させた別の場所で、多段出退具14を反対側に突出動さ
せて同様の動作を行わせることにより、他方の筒状物5
を他方の棚1に渡せ得る。なお前述とは逆作用を行なう
ことで、棚1内の筒状物5を荷受台18に取出せ得る。
上述した作業によって、受け渡し装置6の1回のサイ
クルで、2個の筒状物5を両棚1に1個づつ入庫し得、
また両棚1から1個づつ出庫できる。しかし、そのとき
の作業状況によって、1個入庫や1個出庫も行える。
第5図、第6図は別の実施例を示す。すなわち昇降台
10から縦部材15を直接に立設し、この縦部材15の上端に
左右方向の保持枠20を取り付けている。そして保持枠20
に、出し入れ具の他の一例である多段出退腕21,22を、
左右に振分けてかつ各別に左右出退自在に配設してい
る。
この別の実施例によると、昇降台10を昇降させ、そし
て一方の多段出退腕21,22を突出させたのち、昇降台10
を少し昇降させることで筒状物5の受け渡しを行える。
発明の効果 上記構成の本発明によると、走行機体を走行させ、昇
降台を昇降させて左右の出し入れ具の一方を目的とする
棚の保持杆に対向させ、そして出し入れ具を目的とする
側に突出動させたのち、昇降台を少し昇降させること
で、棚と受け渡し装置との間で筒状物の受け渡し(入
庫、出庫)を行なうことができる。その際に筒状物は左
右の出し入れ具により1個づつ、合計2個を取り扱うこ
とができるとともに、1個づつ任意に受け渡すことがで
き、受け渡し装置は1回のサイクルで2個の筒状物を取
扱うことができて能率的な作業を期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示し、第1は要部
の正面図、第2図は第1図におけるA−A矢視図、第3
図は全体の概略平面図、第4図は同概略側面図、第5図
は別の実施例を示す要部の正面図、第6図は第5図にお
けるB−B矢視図である。 1……棚、2……通路、4……保持杆、4A,4B……保持
杆部材、5……筒状物、6……受け渡し装置、8……走
行機体、10……昇降台、11……出し入れ装置、14……多
段出退具、15……縦部材、16,17……支持腕(出し入れ
具)、21,22……多段出退腕(出し入れ具)。
フロントページの続き (72)発明者 北 昌則 大阪府大阪市西淀川区御幣島3丁目2番 11号 株式会社ダイフク内 (72)発明者 崎山 英昭 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 中路 茂 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (56)参考文献 特開 昭61−145002(JP,A) 特開 昭63−8106(JP,A) 特開 昭61−7140(JP,A) 実開 昭59−26406(JP,U) 実開 昭60−183707(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通路を置いて並設した一対の棚と、前記通
    路内に配設され棚の前面に沿って走行自在な受け渡し装
    置とを有し、この受け渡し装置の走行方向を前後とし
    て、前記棚は前面側に、筒状物を内嵌保持自在な多数の
    保持杆を、その遊端を通路側に向けて左右方向に有し、
    前記受け渡し装置は、走行機体と、この走行機体に設け
    た昇降台とを有し、この昇降台側に、縦部材と、この縦
    部材の上端部で左右の二箇所に水平状に設けた出し入れ
    具とからなる出し入れ装置を左右動自在に設けるととも
    に、前記出し入れ具は、前記保持杆に対し前後で変位し
    て筒状物に内嵌自在でかつ筒状物を保持自在に構成した
    ことを特徴とする筒状物格納装置。
JP63121527A 1988-05-17 1988-05-17 筒状物格納装置 Expired - Fee Related JP2568629B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63121527A JP2568629B2 (ja) 1988-05-17 1988-05-17 筒状物格納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63121527A JP2568629B2 (ja) 1988-05-17 1988-05-17 筒状物格納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01288503A JPH01288503A (ja) 1989-11-20
JP2568629B2 true JP2568629B2 (ja) 1997-01-08

Family

ID=14813434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63121527A Expired - Fee Related JP2568629B2 (ja) 1988-05-17 1988-05-17 筒状物格納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2568629B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0395309U (ja) * 1990-01-19 1991-09-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01288503A (ja) 1989-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0642810U (ja) 自動倉庫
CN113247559A (zh) 一种重力积放链系统
JPH11278607A (ja) 自動倉庫
JP2568629B2 (ja) 筒状物格納装置
JP2541462B2 (ja) 自動倉庫
JPH0733207A (ja) スタッカークレーン
JP2780531B2 (ja) 板状物保管設備
JP2685677B2 (ja) 通り抜けリフト
JPS6132213B2 (ja)
JPH0628484Y2 (ja) 倉庫設備
JPH0818650B2 (ja) 自動倉庫
JP3449117B2 (ja) 自動倉庫
JP2541461B2 (ja) 自動倉庫
JP2561643Y2 (ja) パレタイザーの移動装置
JPH0551111A (ja) 保管設備
JP2737463B2 (ja) 保管設備
JP2780532B2 (ja) 長尺物保管設備
JP3171317B2 (ja) 長尺材の供給保管用自動倉庫
JPH10120114A (ja) 天井走行台車の入出庫用昇降台姿勢維持装置
JPH092611A (ja) 荷取り扱い設備
JPH0475813U (ja)
JPH0537716U (ja) 自動倉庫
JP3681466B2 (ja) ワーク搬出装置
JPH0620326U (ja) ラック装置の構成部材
JPH01285514A (ja) パレット収納装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees