JPH0712207Y2 - 簡易な持上運搬車 - Google Patents

簡易な持上運搬車

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JPH0712207Y2
JPH0712207Y2 JP1993004121U JP412193U JPH0712207Y2 JP H0712207 Y2 JPH0712207 Y2 JP H0712207Y2 JP 1993004121 U JP1993004121 U JP 1993004121U JP 412193 U JP412193 U JP 412193U JP H0712207 Y2 JPH0712207 Y2 JP H0712207Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、比較的軽重量の貨物を
運搬する簡易な持上運搬車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スキッド(片面パレット)に載せた貨物
をスキッドごと運搬する従来一般に採用されている持上
運搬車(パレットトラック)は、運搬車のハンドル7を
上げ下げすることによる油圧ポンプの作動によって持上
台を上昇させ、これによってスキッドを持ち上げる構成
を採用していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の持上運搬車は重量の大なる貨物の運搬をも予定し
たものであったため、油圧駆動装置を具える構造的に大
掛かりなものであって、運搬車が高価につく問題があっ
た。又油圧ポンプを作動させてスキッドを持ち上げるの
に幾回もハンドルの上げ下げ動作を繰り返す必要があり
(最低4回程度は繰り返す必要があった)、作業に面倒
さが伴い又作業能率が悪い問題があった。
【0004】ところで、工場内などにおけるスキッド利
用の貨物運搬の実際からすれば、比較的軽重量の貨物の
運搬に終始する場合も非常に多い。このような場合にお
いて迄も、重量物運搬をも予定して大掛かりな油圧駆動
装置が組み込まれた前記運搬車を導入することは全く不
経済であった。
【0005】これに対し、油圧ポンプを用いない手動操
作によって持上台を昇降させる運搬車も、例えば、実公
昭45−10912号(以下公報1という)、実開昭6
1−131368号(以下公報2という)、或いは実開
昭63−176868号(以下公報3という)において
提案されている。 前記公報1に係るものは、持上台の手
動昇降操作を行うための荷受枠ハンドル(公報1に係る
図面の第3図の符号8)と手押し用ハンドル(同第3図
の符号11)とを個別に設け、且つ、荷受枠ハンドルの
操作位置を保持するための掛金具(同第3図の符号3
2)を有する掛脱装置(同第3図の符号17)を具えて
いる。又公報2、公報3においても同様に、持上台の手
動昇降操作を行うための荷受枠ハンドルと手押し用ハン
ドルとを個別に設けると共に、操作位置保持のための係
止構造を具えている。
【0006】こうした手動型の持上台の昇降機構は、油
圧装置を持たない分、その製作コストを低減できはす
る。しかし未だ、持上台の手動操作を行うための荷受枠
ハンドルと手押し用ハンドルとを個別に設ける構成と
し、且つ、荷受枠ハンドルの操作位置を保持するための
掛金具を有する複雑な掛脱装置を具える構成を採用して
いたため、製造コストが高くつくばかりか、昇降操作に
手間取る問題があり、加えて故障が発生し易いという問
題もあった。
【0007】そこで、上述した持上台の昇降機構を簡便
にすると共に昇降操作も簡単に行い得ることが望まれ
る。そのための手段として、本考案者は、持上台の昇降
操作のためのハンドルと手押し用のハンドルとを兼用す
ることによって、構造の簡素化を図ることと、格別の掛
金具を具える必要もなくして昇降位置の位置が保持でき
るようにすることを考えた。しかしながら持上台の昇降
操作において、操作するハンドルを、掛金具を用いるこ
となく所定の操作位置で保持させることが容易でないこ
とが分かった。
【0008】本考案は、比較的軽重量の物品の運搬を主
目的として開発されたものであり、持上台を手動操作で
昇降できる構造でありながら、操作位置保持のために格
別の係止具や掛金具を必要とすることのない簡素な構造
を持つ簡易な持上運搬車の提供を目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本考案は以下のような手段を採用する。即ち本考案に係
る簡易な持上運搬車は、持上台2の左右側部分の下面部
3,3の夫々に、その前後に位置させて前輪5と後輪6
を設け、該前後輪は、下面部3に接近して接地する上接
地状態と、下面部3の下方に突出して接地する下接地状
態をとるようにしてなる。そして、前記前輪5を下端部
に有する前脚体20の上端部分は、該前脚体20が略垂
直に起立した起立状態とそれが前方に向け下方に傾斜し
た倒伏状態との間で回動可能に前記下面部3に枢着され
てなり、一方前記後輪6を下端部に有する後脚体23
は、一端部分が下面部の後端側に枢着されて垂直面内で
回動可能とされた回動片31の下端部分に回動可能に枢
着されてなる。又、下面部への回動片の枢着部位の前側
に位置させて、ハンドル7の下端部分を持上台2に枢着
し、該ハンドル7を、略垂直に起立した起立状態と後方
向に傾倒した傾倒状態との間で回動可能としてなる。又
起立したハンドル7の下端部分で後方に突出する突出片
41の後端部分と、後脚体23と回動片31との前記枢
着部が連結片44で連結され、該連結部は回動自在の枢
着状態とされている。又後脚体23に固着されて下面部
3に沿って前方に延びる連結杆33の前端を前記前脚体
20に枢着してなる。そしてハンドルが起立した状態に
おいては、連結片44による回動片31の引上げによっ
て後脚体23が上昇位置をとり、且つ前脚体20が、連
結杆33により前方に押されて倒伏状態をとって、前後
輪5,6が前記上接地状態をとるようになし、一方ハン
ドル7が傾倒状態においては、連結片44による回動片
31の押し下げによって後脚体23が下降位置をとり、
且つ前脚体20が、連結杆33に引かれて略垂直な起立
状態をとって、前後輪5,6が前記下接地状態をとり、
このとき、ハンドルの枢着部の中心aと、突出片と連結
片との枢着部の中心bと、後脚体と連結片との枢着部の
中心cを結んだ線は、 略一直線状をなすようにしたこと
を特徴とするものである。
【0010】本考案に係る簡易な持上運搬車において、
持上台2は、平行する左右の持上部9,9を基端側で連
結して構成するのがよい。又、左右の後脚体23,23
は連結材28で連結し、該連結材の中央部位の上部の後
側部分は、後方に向けて下方に傾斜する傾斜足掛部29
とするのがよい。この傾斜足掛部は、持上台の後端部分
の中央部位に設けてもよい。
【0011】
【作用】然して本考案に係る簡易な持上運搬車によって
貨物を運搬するには、ハンドル7を起立させ前後輪5,
6を上接地状態として、持上台2をスキッド47の下面
側に挿入する。その後ハンドル7を押し下げると、連結
片44に押されて後脚体23が下降位置をとり且つ連結
杆33に引かれて前脚体20が起立状態をとって、前後
輪5,6が、下面部3の下方に突出した下接地状態をと
り、持上台2は、貨物の載荷されたスキッド47を持ち
上げる。その後、ハンドル7を傾倒状態にしたまま持上
運搬車を所定場所に移動させ、貨物を運搬する。
【0012】特に本考案によるときは、持上台2の昇降
操作のためのハンドルと手押し用のハンドルとを兼用の
ものとしているため、持上台2の昇降操作をハンドル7
の傾倒操作だけで行い得るのである。そして本考案は、
上記持上台2の持ち上げ状態において、前脚体20が略
垂直状態となり、且つ、枢着部の中心a,b,cが略一
直線上に並ぶ(即ち、それらがデッドポイント近くに並
ぶ)ように、前記前脚体20、前記回動片31及び前記
連結片44の長さ及び枢着位置を設定する独特の構成を
採用しているため、格別のロック機構や掛金具を必要と
することなく、微小の力で持上位置を保持させることが
でき、その状態で持上運搬車を押して行くことができ
る。
【0013】同様に、持上台2を下降させる場合にも、
その傾倒位置を微小の力で解放できるため、容易に下降
させることができる。
【0014】尚、持上運搬車が傾斜足掛部29を具える
場合には、ハンドルの上げ下げ動作の際にこの傾斜足掛
部29に足を掛けることにより、該上げ下げ動作を安定
的に行いうることとなる。
【0015】所定場所に運搬した後、ハンドル7を起立
状態に戻すと、連結片44による回動片31の引上げに
よって後脚体23が上昇位置をとり、且つ前脚体20が
連結杆33に押されて倒伏状態をとって、前後輪5,6
が下接地状態となりスキッド47は接地する。その後持
上運搬車をスキッドより取り外して貨物の運搬を完了す
る。
【0016】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において本考案に係る持上運搬車1は、持上台
2の左右側部分の下面部3,3の夫々に、その前後に位
置させて前輪5と後輪6を設け、該前後輪5,6は、該
下面部3に接近して接地する上接地状態(図5)と、該
下面部3の下方に突出して接地する下接地状態をとる
(図6)ようにしてなり、該両接地状態は、持上台2の
後端側に取り付けられたハンドル7の回動動作と連係し
て得られるようにしてなるものである。以下これを具体
的に説明する。
【0017】持上台2は、図1に示すように、平行する
左右の持上部9,9をその基端側で繋ぎ材10により連
結してなる。該持上部9は、比較的長い水平側片11の
後端において垂直片12を上方に直角に折曲状態に形成
し且つ該垂直片の上端において水平突出片13を後方に
折曲状態に形成してなる側板15の一対が、左右対向し
て配置され、且つ水平側片11,11の前端面相互と同
中央部の上縁部分相互と同前端部の上縁部分相互と、水
平突出片の後端部分の上側のコーナ部分が夫々繋ぎ片1
6により連結されてなる箱状枠17として構成されてい
る。そして該箱状をなす左右の持上部9,9相互は、垂
直片と水平突出片の入隅部において角柱状の前記繋ぎ材
10により連結されている。又対向する内側の側板15
a,15aの水平突出片の下面部の中央部分には、切欠
凹部19,19が設けられている。
【0018】前記前輪5は、図1〜2に示すように、持
上部9の下面部3の前側に枢着された前脚体20に枢支
されている。該前脚体20は、前記箱状枠17の前端寄
り部位において対向水平側片11,11に保持された枢
軸21により上端が回動自在に枢着されてなる、対向す
る脚片22,22を具える門形片を以て形成され、該脚
片下端が前輪5を枢支する。
【0019】一方後輪6は例えば自在キャスターとして
形成されており、図3〜4に示すように、持上部9の後
端側に設けられた後脚体23に枢支されている。該後脚
体23は、本実施例においては、前記繋ぎ材10の後方
位置において該繋ぎ材と平行して配置され且つ端部分2
5,25が前記左右の箱状枠17の幅方向中間部に存す
る角柱状体26の、下面に台座27を具える両端側の部
分を以て形成されており、左右の後脚体23,23が連
結材28によって連結された状態となっている。該台座
27の下面には、前記後輪6が取り付けられている。な
お本実施例においては、該角柱状体26の中央部分(連
結材28の中央部分)の上側の角部分は傾斜面からなる
足掛部29とされている。
【0020】そして該角柱状体26の両端面部(両後脚
体23,23の外面部)の夫々の中央部位は、図3に示
すように、箱状枠17の後端部分の対向水平突出片1
3,13に保持された枢軸30により上端が枢着されて
垂直面内で回動可能とされた回動片31の下端部分に、
枢軸32によって回動自在とされている。
【0021】又角柱状体26の両端面部(両後脚体2
3,23の外面部)の夫々には、図2〜3に示すよう
に、前記前脚体20に取付けられた連結杆33の後端が
固定されている。該連結杆33は、箱状枠17内におい
てその長手中央線に沿って略水平に延びる水平片34の
後端に立上り片35が折曲形成されてなり、該立上り片
35の上端部分が、後脚体23の外面部下端に固着され
ている。又該連結杆23の前端部分は二股に形成されて
おり、その二股部36,36は前記前脚体20の下端部
外面に重なり、脚片22と二股部36は回動自在に枢着
37されている。
【0022】前記ハンドル7は、図1に示すように、上
端に向かうに連れて幅狭となるように形成された台形状
をなすハンドル本体40の下端両側に、下方及び後方に
突出する突出片41,41を固着してなる。そして該突
出片41,41は、図2〜3に示すように、その前端部
分が、前記左右の箱状枠の垂直片12上端部分の内面側
に重ね合わせられて、回動自在に枢着42され、これに
よってハンドル7は、略垂直に起立した状態(図5)と
後方向に傾倒した傾倒状態(図1,図6)との間で回動
可能とされている。そして前記突出片41の後端部分4
3と、後脚体23と回動片31との前記枢着部が連結片
44で連結されており、後端部分42との枢着部は枢軸
45によって回動自在とされるとともに、他端部分は前
記枢軸32によって回動自在とされている。
【0023】そしてハンドル7が起立した状態において
は、図5に示すように、連結片44による回動片31の
引上げによって、前記角柱状体26の左右端側の上面部
46,46が、前記切欠凹部19,19と嵌合し(図
4)、左右の後脚体23,23は上昇位置をとる。且
つ、回動片31の引上げに伴う連結杆33の前進によっ
て前記前脚体20が倒伏状態となり、これらによって前
後輪5,6が前記上接地状態をとる。
【0024】逆にハンドル7が傾倒状態においては、図
6に示すように、連結片44による回動片31の押し下
げによって後脚体23は下降位置をとり、且つ連結杆3
3に引かれて前脚体20が起立状態となり、これらによ
って前後輪5,6が前記下接地状態をとる。これにより
持上台2は、上接地状態と下接地状態の高さの差だけス
キッド47(図1)を持ち上げる。
【0025】そして、前後輪5,6が下接地状態をとっ
たとき、図6に示すように、ハンドル7の枢着部の中心
aと、突出片41と連結片44との枢着部の中心bと後
脚体 23と連結片44との枢着部の中心cを結んだ線
は、略一直線状(下方向にくの字に若干屈曲した状態を
含む)をなす。
【0026】図7は、脚部高さの比較的大きいスキッド
47aの持ち上げ状態を説明するものである。この場合
は、前後輪5,6が下接地状態をとる少し前から持上台
2によるスキッドの持ち上げが始まる。そのために、ス
キッドの持ち上げ高さはそれ程大きくはないが、比較的
重量のある貨物をスキッドに載せた状態でも難なく持ち
上げることができる。かかるスキッドは、工場内などの
平坦面上の運搬用途に好適である。
【0027】図8は脚部高さが比較的小さいスキッド4
7bを持上台2によって持ち上げた状態を示すものであ
る。この場合は、前後輪5,6が上接地状態から下接地
状態に移行し始めた少し後にスキッドの持ち上げが始ま
るため、スキッドに載せる貨物重量を軽量にしないと持
ち上げに困難が伴うが、スキッドの持ち上げ高さは図7
における場合に比べて大きくとれる。そのため、かかる
スキッドは凹凸のある路面上の運搬用途に好適である。
【0028】なお、ハンドルを回動させる際、図4に示
す足掛部29に脚を掛けることにより、ハンドルの回動
動作を安定的に行うことができる。なお本考案におい
て、後脚体は、左右独立したものとして構成されてもよ
い。この場合には、前記足掛部を持上台の後端部分の中
央部位に設けるのがよい。
【0029】
【考案の効果】本考案に係る持上運搬車は以上のように
構成しているため、比較的重量の貨物の運搬用として
は、コスト面及び操作性の面において大きな利点を有す
るものとなっている。以下これをより具体的に説明す
る。
【0030】 本考案によるときは、持上台の昇降操
作のためのハンドルと手押し用のハンドルとを兼用のも
のとしているため、持上台の昇降操作をハンドルの傾倒
操作だ けで行うことができる。しかもハンドルの押し下
げは、体重を利用して楽に行うことができる。 そして本
考案によるときは、上記持上台の持ち上げ状態におい
て、前脚体が略垂直状態となり、且つ、枢着部の中心
a,b,cが略一直線上に並ぶ(即ち、それらがデッド
ポイント近くに並ぶ)ため、格別のロック機構や掛金具
を必要とすることなく、微小の力で持上位置を保持させ
ることができ、その状態で持上運搬車を押して行くこと
ができる。同様に、持上台を下降させる場合にも、その
傾倒位置を微小の力で解放できるため、容易に下降させ
ることができる。 このように本考案によるときは、持上
台の昇降操作を非常に簡便、且つ楽に行うことができる
利点がある。
【0031】 そして、このように構造を簡素化でき
ることで、故障発生も極く少なくて済むという利点もあ
る。
【0032】 特に、持上運搬車が傾斜足掛部29を
具える場合には、ハンドルの上げ下げ動作の際にこの傾
斜足掛部29に足を掛けることにより、該上げ下げ動作
を安定的に行いうることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を説明する斜視図である。
【図2】持上部の構成及び前輪関連の構成を説明する斜
視図である。
【図3】持上部の構成及び後輪関連の構成を説明する斜
視図である。
【図4】持上運搬車の後端部分の構成を説明する斜視図
である。
【図5】前後輪が上接地状態にある持上運搬車を説明す
る説明図である。
【図6】前後輪が下接地状態にある持上運搬車を説明す
る説明図である。
【図7】脚部高さが比較的大きいスキッドの持上状態を
説明する説明図である。
【図8】脚部高さが比較的小さいスキッドの持上状態を
説明する説明図である。
【符号の説明】
1 持上運搬車 2 持上台 3 下面部 5 前輪 6 後輪 7 ハンドル 20 前脚体 23 後脚体 29 傾斜足掛部 31 回動片 33 連結杆 41 突出片 44 連結片

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 持上台2の左右側部分の下面部3,3の
    夫々に、その前後に位置させて前輪5と後輪6を設け、
    該前後輪は、下面部3に接近して接地する上接地状態
    と、下面部3の下方に突出して接地する下接地状態をと
    るようにしてなり、前記前輪5を下端部に有する前脚体
    20の上端部分は、該前脚体20が略垂直に起立した起
    立状態とそれが前方に向け下方に傾斜した倒伏状態との
    間で回動可能に前記下面部3に枢着されてなり、一方前
    記後輪6を下端部に有する後脚体23は、一端部分が下
    面部の後端側に枢着されて垂直面内で回動可能とされた
    回動片31の下端部分に回動可能に枢着されてなり、
    又、下面部への回動片の枢着部位の前側に位置させて、
    ハンドル7の下端部分を持上台2に枢着し、該ハンドル
    7を、略垂直に起立した起立状態と後方向に傾倒した傾
    倒状態との間で回動可能としてなり、又起立したハンド
    ル7の下端部分で後方に突出する突出片41の後端部分
    と、後脚体23と回動片31との前記枢着部が連結片4
    4で連結され、該連結部は回動自在の枢着状態とされて
    おり、又後脚体23に固着されて下面部3に沿って前方
    に延びる連結杆33の前端を前記前脚体20に枢着して
    なり、ハンドルが起立した状態においては、連結片44
    による回動片31の引上げによって後脚体23が上昇位
    置をとり、且つ前脚体20が、連結杆33により前方に
    押されて倒伏状態をとって、前後輪5,6が前記上接地
    状態をとるようになし、一方ハンドル7が傾倒状態にお
    いては、連結片44による回動片31の押し下げによっ
    て後脚体23が下降位置をとり、且つ前脚体20が、連
    結杆33に引かれて略垂直な起立状態をとって、前後輪
    5,6が前記下接地状態をとり、このとき、ハンドルの
    枢着部の中心aと、突出片と連結片との枢着部の中心b
    と、後脚体と連結片との枢着部の中心cを結んだ線は、
    略一直線状をなすようにしたことを特徴とする簡易な
    上運搬車。
  2. 【請求項2】 持上台2は、平行する左右の持上部9,
    9を基端側で連結して構成されている請求項1記載の
    易な持上運搬車。
  3. 【請求項3】 左右の後脚体23,23は連結材28で
    連結されており、該連結材の中央部位の上部の後側部分
    は、後方に向け下方に傾斜する傾斜足掛部29とされて
    いる請求項1記載の簡易な持上運搬車。
  4. 【請求項4】 持上台2の後端部分の中央部位に、後方
    向に向け下方に傾斜する傾斜足掛部を設けた請求項1記
    載の簡易な持上運搬車。
JP1993004121U 1993-01-18 1993-01-18 簡易な持上運搬車 Expired - Lifetime JPH0712207Y2 (ja)

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JPS61131368U (ja) * 1985-02-05 1986-08-16
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