JP3371585B2 - 大規模イベント施設における多目的用イベントホール形成装置 - Google Patents

大規模イベント施設における多目的用イベントホール形成装置

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JP3371585B2 JP30423994A JP30423994A JP3371585B2 JP 3371585 B2 JP3371585 B2 JP 3371585B2 JP 30423994 A JP30423994 A JP 30423994A JP 30423994 A JP30423994 A JP 30423994A JP 3371585 B2 JP3371585 B2 JP 3371585B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、特に、大型のイベント
施設における観客席の一部を利用して別の異なるイベン
トホールに形成させて多目的に利用できるようにするた
めの大規模イベント施設における多目的用イベントホー
ル形成装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】比較的小規模なイベント施設としての多
目的ホールとしては、図6にその一例の概略を示す如
く、建屋の構造床a上に、たとえば、平面を矩形とし且
つ床板の下側へ折り畳んで格納できるようにした椅子b
を備えた床ブロックcを、リフターdにより昇降できる
ようにして縦横に整然と配置し、開催するイベントに応
じ、所要個所の床ブロックcを、椅子bを格納した状態
として平面的に並べることによりステージeを形成させ
るようにすると共に、他の所要個所の床ブロックcを、
椅子bを起立セットした状態として階段状に並べること
により観客席fを形成させるようにしたりして、任意の
イベントを開催できるようにしたものがある。 【0003】一方、国際的なスポーツ競技場の如き大規
模イベント施設においては、近年、その一部を他の目的
のイベントホールとしても利用できるように簡単に変換
操作できるようにした設備を備えたものとすることが望
まれており、そのため、上記図6に示した多目的ホール
における床ブロックcの変換操作を大規模イベント施設
に採用することが考えられている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記多目的
ホールの型式を大規模イベント施設に単に採用しようと
すると、次の如き問題が惹起される。すなわち、 (1) リフターdの昇降ストロークに限度があるため、床
ブロックcを広い範囲に亘って階段状に並べるのは極め
て困難であるばかりでなく、多数の床ブロックcを昇降
させてステージeと観客席fとの変換操作を行うには長
時間を要する。 (2) 椅子bを折り畳み式(あるいは昇降式)として床下
に格納する方式は構造が複雑であるため、高価となるだ
けでなく、椅子bの構造や寸法、デザイン等に制約を受
ける。 (3) 昇降可能な床ブロックcを平面的に並べてステージ
eを形成した場合、床ブロックc間に隙間や段差が生じ
る不具合がある。 【0005】そこで、本発明は、ステージと観客席との
変換操作を短時間にて容易に行うことができ、又、観客
席で使用する椅子は格納することなく、構造や寸法等に
も制約を受けることがないようにし、更に、ステージ形
成には隙間や段差の問題が発生することがないような大
規模イベント施設における多目的用イベントホール形成
装置を提供しようとするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、建屋内の中央部に形成した主イベントス
ペースを挟むように相対向させた上段観客席と下段観客
席とが建屋と一体に構築してある大規模イベント施設に
おける上記主イベントスペースの少なくとも片側に位置
する下段観客席の上下方向下側の所要幅領域を、他の部
分より分割して可動観客席として、該可動観客席の裏面
にステージ面を形成し、且つ上記可動観客席の上下方向
側と直交する横方向の幅端面中央部より外方へ突設した
支軸を、昇降装置の上端部に回転可能に支持させること
によって、可動観客席を昇降装置にて昇降可能に支持さ
せると共に、該昇降装置の上端部に設置した回転駆動装
置により上記支軸を支点に上記可動観客席を回転できる
ようにし、更に、上記昇降装置に回転可能に支持された
可動観客席の上下方向側の荷重を支持して姿勢を保持す
るための姿勢保持機構を装備させ、上記可動観客席と主
イベントスペースとの境界部の該主イベントスペース側
に、該可動観客席側と主イベントスペース側とを仕切る
ための可動遮蔽壁を装備させた構成とする。 【0007】 【作用】大規模イベント施設の一部を別のイベントホー
ルとして利用させるようにする場合は、可動観客席の姿
勢保持機構を解除してから、昇降装置により可動観客席
を所要の高さ位置まで上昇させた後、回転駆動装置によ
り反転させる。これにより可動観客席の下面に形成され
ているステージ面が上面に露出することになる。上記可
動観客席を反転させて水平状態にすると、姿勢保持機構
により保持させた後、主イベントスペースとの境界部に
可動遮蔽壁を上昇させて張り出させることにより、上記
可動観客席をステージとするイベントホールが主イベン
トスペースから仕切られて形成されることになり、上段
観客席より観覧することができる。 【0008】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 【0009】図1乃至図4は本発明の一実施例を示すも
ので、グランド部1aを取り囲むようにしてある側壁部
1bと天井部を覆う屋根部1cとからなる建屋1内の中
央部に、大規模なイベントを開催し得る主イベントスペ
ース2を形成し、該主イベントスペース2を周囲より観
覧できるように、上記建屋1の側壁部1bに、中央部を
見下ろすように上段観客席3と該上段観客席3よりも主
イベントスペース2側へ張り出すようにした下段観客席
4とを固定配置した構成を有する大規模イベント施設に
おいて、上記主イベントスペース2を挟むように相対向
している下段観客席4の片側の下段観客席4の上下方向
(前後方向)の下側部分(前側部分)を、横方向所要の
長さ範囲に亘って他の部分より分割して可動観客席5と
し、且つ該可動観客席5の下面(裏面)に、平坦なステ
ージ面6を形成し、ステージとして使用できるようにす
る。 【0010】上記可動観客席5には、その上下方向(前
後方向)の中央部に、横方向に延びるコアビーム7を挿
通配設して補剛し、該コアビーム7の両端に支軸8を突
設し、又、上記可動観客席5の下方には所要深さのピッ
ト9を形成し、該ピット9内の横方向両端部位置にそれ
ぞれクライミングクレーンの昇降装置の如き昇降装置1
0を設置して、該各昇降装置10の上端部に上記可動観
客席5の両端部の支軸8を回転自在に支持させると共
に、少なくとも一方の支軸8を、昇降装置10の上端部
に設置した回転駆動装置としてのトルク保持機能付きの
モータ11の回転軸に連結して、該モータ11の駆動に
より上記支軸8を介して可動観客席5が回転させられる
ようにし、更に、上記可動観客席5の前後側の荷重を下
側から支持して安定よく姿勢を保持させるための姿勢保
持機構として、たとえば、一対のシザース型のリフター
12を、上記ピット9内の横方向に所要間隔で複数組設
置する。 【0011】更に、上記可動観客席5を有する片側の下
段観客席4の下端部位置と主イベントスペース2との境
界部には、建屋1内を可動観客席5側と主イベントスペ
ース2側とを遮蔽する可動遮蔽壁16を格納するための
一連のピット13を形成して、該ピット13内に、建屋
1の屋根部1cに設置した巻上装置14によりロープ1
5にて昇降させられるようにした可動遮蔽壁16を格納
させておくようにすると共に、上昇させられた可動遮蔽
壁16の上端部を、上記屋根部1cの下面に設けた固定
遮蔽壁17に接触させることにより建屋1内を仕切っ
て、主イベントスペース2とは別の多目的用イベントホ
ール18が、上段観客席3を観客席とする位置に形成さ
せられるようにする。 【0012】上記昇降装置10としては、一例として、
図示の如くクライミングクレーンの昇降装置方式のもの
を採用する。詳述すると、ピット9内に立設固定した外
マスト19内に、上端部に支軸8の支持部を有する内マ
スト20を、ガイドローラ21を介して昇降自在に挿入
配置し、更に、上記内マスト20を閂の抜き差しと昇降
用シリンダ26の伸長、短縮動作により内マスト20が
上昇、下降できるようにするため、上下方向に所定間隔
で多数のピン孔22を有するクライミングラダー23を
外マスト19の内側面部に取り付けて、該クライミング
ラダー23のピン孔22を通して内マスト20に係合で
きるようにする閂24を備えた閂ブロック25を、内マ
スト20の下端部と内マスト20の下方部に配し、且つ
該上下の閂ブロック25間に昇降用シリンダ26を介在
させて、該昇降用シリンダ26の交互の伸縮作動とピン
孔22への閂24の抜き差し動作とを行うことにより尺
取虫運動で上昇又は下降して、可動観客席5を昇降させ
られるようにしてある。 【0013】図中27は、可動観客席5の下端と下降位
置させた可動遮蔽壁16の上端との間に形成される隙間
を塞いで通路として使用するための塞ぎ板で、末端部が
可動観客席5に枢着させあって、操作シリンダ28の伸
縮作動によって上下方向に変位可能となるようにしてあ
る。29は下段観客席4の一部を刳り抜いて内マスト2
0と一体に昇降できるようにした観客席部分を示す。な
お、可動観客席5を反転させてステージとして使用する
場合、シザース型リフター12で荷重を支持させるよう
にするが、この際、上記リフター12の上端は、固定の
椅子とは干渉しないところに当接するようにする。 【0014】主イベントスペース2において、大きなイ
ベントが開催されるような場合、たとえば、陸上競技の
国際大会とかプロサッカー等の大規模なイベントを開催
する場合には、図1、図2に実線で示す如く、可動観客
席5はそのまま観客席として用いるようにし、上段観客
席3と下段観客席4が形成されるようにする。 【0015】今、上記主イベントスペース2で行われる
イベントとして、比較的小規模で少ない座席数で間に合
うような規模のイベントを開催する場合には、図1の二
点鎖線で示す如く、可動観客席5を上昇、反転させてス
テージとすると共に、可動遮蔽壁16を上昇させて多目
的用イベントホール18として形成し、該イベントホー
ル18内の上段観客席3を観客席とするようにし、この
イベントホール18を、たとえば、コンサートホールと
して利用できるようにする。 【0016】上記のように大規模イベント施設の一部を
別の目的のイベントホール18として多目的に利用でき
るようにする場合の変換手順を詳述すると、先ず、図2
の実線に示す如く、可動観客席5が観客席として使用さ
れている状態において、可動観客席5の前端部から張り
出している塞ぎ板27を操作シリンダ28の作動により
下方へ回転させて退避状態にさせ、又、可動観客席5の
上段側の荷重を支持しているリフター12を収縮させ
る。次に、昇降装置10により可動観客席5を上昇させ
るが、図2に示す如く、可動観客席5の上端部が固定の
下段観客席4の下端縁部と干渉してそのまま上昇させら
れない場合は、内マスト20の上端部に設置されている
モータ11を駆動して、図2において細線で示す如く、
可動観客席5を、収縮させたリフター12と干渉しない
位置まで図上反時計方向へ所要角度だけ回転させ、次い
で、図2において破線で示す如く、可動観客席5を、昇
降装置10の作動で下段観客席4の下端部と干渉しない
位置まで一旦上昇させた後、一点鎖線で示す如く、上記
リフター12と干渉しない位置まで更に反時計方向に回
転させ、しかる後、昇降装置10の作動により可動観客
席5を所要高さ位置まで上昇させた後、あるいは、上昇
させながら反時計方向に回転させて反転させ、二点鎖線
で示す如く、ステージ面6を上面にして水平状態に保持
させてステージとして使用できるようにする。 【0017】上記可動観客席5を反転させて水平状態と
した後、図4に示す如く、各リフター12を伸長させて
各上端を可動観客席5の固定椅子を避けた床面に当接さ
せるようにし、当接後は、昇降装置10を僅かに下降さ
せて可動観客席5の全荷重をリフター12にあずける
か、又は昇降装置10とリフター12とで荷重を支持さ
せるようにすると共に姿勢を保持させるようにする。更
に、ピット13内に収納させておいた可動遮蔽壁16
を、図1の二点鎖線で示す如く、屋根部1cの巻上装置
14の作動により吊り上げて固定遮蔽壁17と重なる位
置まで上昇させて主イベントスペース2側を遮蔽するよ
うにする。 【0018】以上により、主イベントスペース2を有す
る大規模イベント施設の一部に、簡単な操作で多目的用
イベントホール18を形成することができ、上段観客席
3に観客を動員してステージ面6上で任意のイベントを
開催することができる。この際、イベントホール18は
主イベントスペース2とは可動遮蔽壁16及び固定遮蔽
壁17にて仕切られているため、コンサート等の音楽系
のイベントを開催しても支障を来すようなことはない。 【0019】上記において、可動観客席5を、主イベン
トスペース2用の観客席として使用するときとイベント
ホール18用のステージとして使用するときとの変換操
作は、該可動観客席5全体の昇降、回転により行うの
で、短時間にて容易に行うことができ、又、可動観客席
5で使用する椅子は折り畳んだりして格納する必要がな
いので、構造や寸法に制約を受けることがない点でも有
利であり、更に、ステージ形成には、可動観客席5の下
面に予め形成しておいたステージ面6を用いるので、隙
間や段差等が発生する不具合もない。 【0020】次に、図5は本発明の他の実施例を示すも
ので、可動観客席5の観客席としての姿勢保持やステー
ジとして用いるときの姿勢保持機構として、リフター1
2を用いることに代えて、昇降装置10の内マスト20
の上端部に、可動観客席5の上下段方向へ延びるように
したブラケット30を固設し、該ブラケット30にロッ
ク孔31を設けると共に、可動観客席5の幅端面に対応
するロック孔32を設け、ロック孔31,32にロック
ピン33を差し込むことにより可動観客席5の姿勢を保
持させられるようにしたものである。 【0021】図5に示す実施例の場合には、上記実施例
におけるピット9内のリフター12を不要にできること
から、可動観客席5の回転動作が上記実施例に比して楽
になり、そのため、可動観客席5の変換操作を更に円滑
に行わせることができる。 【0022】なお、上記実施例では、ピット13内に収
納された遮蔽壁16の昇降を屋根部1cに設置した巻上
装置14にて行わせるようにした場合を示したが、たと
えば、ピット13内に、昇降装置10と同様な昇降装置
を組み込んで昇降させるようにしてもよく、あるいは、
遮蔽壁16は建屋1の横方向からスライドさせるように
したり、屋根部1cから吊上下させるようにしてもよ
く、又、可動観客席5の姿勢保持機構としては、図示し
説明した以外にも、たとえば、可動観客席5と昇降装置
10の外マスト19との間にステーを介在させるように
した機構や他のあらゆる機構を採用できること、昇降装
置10は図示した構成のもののみに限定されるものでは
なく、種々の変更を得ること、又、昇降装置10はクラ
イミングクレーン方式のものを例示したが、ジャッキ方
式、その他のものでもよいこと、更に、図1では片側の
みに多目的用イベントホール18を形成するようにした
が、グランド部1aを挟んで反対側にも同様に下段観客
席4の一部を可動観客席5として多目的用イベントホー
ル18を形成するようにしてもよいこと、その他本発明
の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得る
ことは勿論である。 【0023】 【発明の効果】以上述べた如く、本発明の大規模イベン
ト施設における多目的用イベントホール形成装置によれ
ば、建屋内の中央部に形成した主イベントスペースを挟
むように相対向させた上段観客席と下段観客席とが建屋
と一体に構築してある大規模イベント施設における上記
主イベントスペースの少なくとも片側に位置する下段観
客席の上下方向下側の所要幅領域を、他の部分より分割
して可動観客席として、該可動観客席の裏面にステージ
面を形成し、且つ上記可動観客席の上下方向側と直交す
る横方向の幅端面中央部より外方へ突設した支軸を、昇
降装置の上端部に回転可能に支持させることによって、
可動観客席を昇降装置にて昇降可能に支持させると共
に、該昇降装置の上端部に設置した回転駆動装置により
上記支軸を支点に上記可動観客席を回転できるように
し、更に、上記昇降装置に回転可能に支持された可動観
客席の上下方向側の荷重を支持して姿勢を保持するため
の姿勢保持機構を装備させ、上記可動観客席と主イベン
トスペースとの境界部の該主イベントスペース側に、該
可動観客席側と主イベントスペース側とを仕切るための
可動遮蔽壁を装備させた構成としたので、次の如き優れ
た効果を発揮する。 (i) 可動観客席全体の昇降及び回転によりステージとし
ての使用と観客席としての使用との切り換えを短時間に
て行うことができて、主イベントスペースとは仕切られ
た別のイベントホールを容易に形成することができ、主
イベントスペースで開催するイベントの観客動員数が少
ないことが予めわかっているときに、大規模イベント施
設の一部にイベントホールを別途形成して他のイベント
を開催することができ、これにより大規模イベント施設
を簡単に多目的に変換できて施設の有効利用を図ること
ができる。 (ii)可動観客席の椅子は格納させる必要がないので、椅
子の構造や寸法、デザイン等に制約を受けることがな
く、コスト的にも有利となる。 (iii) イベントホールのステージは可動観客席下面(裏
面)に形成しておいたステージ面を使用するので、ステ
ージに隙間や段差が生じる心配はなく、質のよいステー
ジを提供できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の大規模イベント施設における多目的用
イベントホール形成装置の一実施例を示す全体の概略図
である。 【図2】図1のII部拡大矢視図である。 【図3】図2の平面図である。 【図4】可動観客席をステージに変換して多目的用イベ
ントホールを形成した状態を示す概要図である。 【図5】本発明の他の実施例を示す概要図である。 【図6】従来の多目的ホールの一例を示す概略図であ
る。 【符号の説明】 1 建屋 2 主イベントスペース 3 上段観客席 4 下段観客席 5 可動観客席 6 ステージ面 10 昇降装置 11 モータ(回転駆動装置) 12 リフター(姿勢保持装置) 16 可動遮蔽壁 18 イベントホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 3/10 - 3/30

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 建屋内の中央部に形成した主イベントス
    ペースを挟むように相対向させた上段観客席と下段観客
    席とが建屋と一体に構築してある大規模イベント施設に
    おける上記主イベントスペースの少なくとも片側に位置
    する下段観客席の上下方向下側の所要幅領域を、他の部
    分より分割して可動観客席として、該可動観客席の裏面
    にステージ面を形成し、且つ上記可動観客席の上下方向
    側と直交する横方向の幅端面中央部より外方へ突設した
    支軸を、昇降装置の上端部に回転可能に支持させること
    によって、可動観客席を昇降装置にて昇降可能に支持さ
    せると共に、該昇降装置の上端部に設置した回転駆動装
    置により上記支軸を支点に上記可動観客席を回転できる
    ようにし、更に、上記昇降装置に回転可能に支持された
    可動観客席の上下方向側の荷重を支持して姿勢を保持す
    るための姿勢保持機構を装備させ、上記可動観客席と主
    イベントスペースとの境界部の該主イベントスペース側
    に、該可動観客席側と主イベントスペース側とを仕切る
    ための可動遮蔽壁を装備させた構成を有することを特徴
    とする大規模イベント施設における多目的用イベントホ
    ール形成装置。
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