JPH06272407A - 可動観客席 - Google Patents

可動観客席

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JPH06272407A
JPH06272407A JP8818093A JP8818093A JPH06272407A JP H06272407 A JPH06272407 A JP H06272407A JP 8818093 A JP8818093 A JP 8818093A JP 8818093 A JP8818093 A JP 8818093A JP H06272407 A JPH06272407 A JP H06272407A
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JP
Japan
Prior art keywords
turning
turntable
seats
support shaft
floor frame
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8818093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromichi Murakami
博道 村上
Yoshio Togawa
義雄 戸川
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステージ位置の変化に対応して、また上演種
目に応じて良好な視界が得られるようにし可動観客席を
提供する。 【構成】 多数の座席を配列した床フレーム10と同床
フレーム10を上端で支持する垂直支持軸15と、同支
持軸15の下端に固定されたターンテーブル20を旋回
可能に支承するとともに、同ターンテーブル20の旋回
駆動手段25を搭載した昇降基台30とを具えたこと、
また、昇降基台30は、上記ターンテーブル20を旋回
中心部の旋回案内スラストベアリング25と周回部の転
動支承ローラー列32とを介して支承されていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、劇場のバルコニー席と
して、またドーム競技場の可動席として好適な可動観客
席に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、劇場のバルコニー席は、ステージ
を良く見通せる階上観客席の前方に張り出すように固定
されている。これは、ステージが劇場の一方の端に固定
状に設けられていることを前提として構築されたもの
で、建築コストが安く、それなりに時代のニーズに対応
したものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近の演技種
目や競技種目の多様化や演出効果の向上に伴って、ステ
ージを移して上演したり、競技を行ったりすることも多
くなり、観客席の視界もステージ位置に対応して変わる
ことになった。特に、来賓席として使用されることが多
く、また一般に料金が高いバルコニー席に対して、ステ
ージ位置が変わっても良好な視界が得られるようにする
要望が高まり、高さ,向き調節のできる可動観客席の出
現が待望されている。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、ステージ位置の変化に対応して、また上演種
目に応じて良好な視界が得られるようにし可動観客席を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1の発
明は、多数の座席を配列した床フレームと、同床フレー
ムを上端で支持する垂直支持軸と、同支持軸の下端に固
定されたターンテーブルを旋回可能に支承するととも
に、同ターンテーブルの旋回駆動手段を搭載した昇降基
台とを具えたことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、昇降基台は、上記ターンテーブルを旋回中心部の旋
回案内スラストベアリングと周回部の転動支承ローラー
列とを介して支承されていることを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、昇降基台は、ターンテーブル支承用頂
板と、同頂板から下方に延設された4本の脚柱と、少な
くとも1対の対角脚柱の下部に設けられたラックと、同
ラックに歯合するピニオンを回転駆動する昇降駆動手段
と、上記脚柱の垂直移動を案内するガイドローラーユニ
ットから構成されていることを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、垂直支持軸は、メインフロアに振れ止めローラーユ
ニットを介して貫設されていることを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、複数の座席は、傾斜床フレームに階段状に配列され
ている固定座席であることを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成の可動観客席では、多数の座席を配列
した床フレームを垂直支持軸で支持し、その支持軸の下
端に固定されたターンテーブルを旋回手段によって旋回
させることによって座席の向きを一斉に変えることがで
きる。ターンテーブルと旋回駆動手段とは、昇降基台上
に搭載されており、座席は上記旋回と同時にその昇降基
台によって昇降される。昇降基台が、ターンテーブルを
旋回中心部の旋回案内スラストベアリングと周囲部の転
動支承ローラー列とを介して支承することよりスムース
な安定した旋回を行える。また、ターンテーブル支承用
頂板と、その下方に延設された4本の脚柱と、それらの
少なくても一対の対角脚柱の下部に設けられたラック
と、該ラックに歯合するピニオンを回転駆動する昇降駆
動手段と、脚柱の垂直移動を案内するガイドローラーユ
ニットから構成すると、構造簡単で安定した昇降を行う
ことができる。垂直支持軸は、メインフロアーに振れ止
めローラーユニットを介して貫設したり、多数の座席を
傾斜フレーム上に階段状に配列された固定座席とするこ
とができる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明する
と、図1はそのバルコニー客席の可動機構を示す全体斜
視図、図2は図1の可動機構により複数のバルコニー客
席を端部ステージに対応するように配列した場合を示す
斜視図、図3は図1の可動機構により複数のバルコニー
客席を中央ステージに対応するように配列した場合を示
す斜視図である。
【0012】まず、図1において、バルコニー客席は、
多数の座席11を階段状に配列した傾斜床フレーム10
と、該フレーム10を支持する垂直円柱状の支持軸15
と、該支持軸15の下端に固定された円盤状のターンテ
ーブル20と、該テーブル20の周囲に形成された歯2
1に歯合したピニオン26を介して旋回させる旋回駆動
装置25と、ターンテーブル20を中央で旋回案内する
スラストベアリング31と、周囲部の転動支承ローラー
32とを介して可逆転可能に支承し、かつ、旋回駆動装
置25とロック装置29とを搭載した昇降基台30とか
ら構成されている。
【0013】傾斜床フレーム10は、同図に示されてい
るように周囲を手摺り12で囲まれており、固定座席1
1を規則的に配列しており、後方最上ステップ13にお
いて2階又は3階のフロアF2,F3にタラップを介し
て観客の出入りができるようになっている。円柱状支持
軸15は、メインフロア(ホールフロア)F1に振れ止
めローラーユニット16を介して貫設されている。ま
た、ターンテーブル20は、支持軸15の下端フランジ
15bで同心状にボルト連結されている。
【0014】旋回駆動装置25は、可逆転ギアードモー
ター27と、その出力軸にキー止めされた上記ピニオン
26とから構成されている。ピニオン方式に代えてウォ
ーム方式とすることができる。この旋回駆動装置25の
反対側には、上記ターンテーブル20の歯21に係止す
るロック装置29が設けられており、所定のバルコニー
席2を旋回させた後にロック作動するようになってい
る。
【0015】昇降基台30は、上記スラストベアリング
31と転動支承ローラー32を介してターンテーブル2
0を支承する頂板33と、該頂板33から下方に延設さ
れた4本の脚柱34と、各脚柱34の下部内側に取り付
けられたラック35と、該ラック35に歯合するピニオ
ン36を回転駆動する可逆転モーター37aと、歯車伝
達機構37bとから成る昇降駆動装置37と、ラック3
5の反対側の脚柱34に当接して脚柱34の垂直移動を
案内するガイドローラーユニット38とから構成されて
いる。昇降駆動装置37とガイドローラーユニット38
とは、地下階フロアF上に設置されており、脚柱34は
下降時に地中の中空パイル39内に挿通下降するように
なっている。昇降基台30は、脚柱方式に代えてX脚油
圧リフター方式とすることもできる。本発明の可動観客
席は、上記代表実施例のバルコニー客席に代えてドーム
競技場における可動席にも適用できることは言うまでも
ない。
【0016】このようなバルコニー客席の可動装置によ
って、バルコニー客席を一体的に昇降及び回動すること
ができるので、ステージ3が劇場の一端部に設けられて
いる場合は、図2に示すように、複数のバルコニー客席
2をそれぞれステージを指向するように向けるととも
に、その高さを前方バルコニー客席に対して若干高いレ
ベルに移動することができる。また、ステージ3が劇場
の中央に設けられている場合は、図3に示すように、各
バルコニー客席2を配列することができる。
【0017】
【発明の効果】このような可動観客席装置によれば、多
数の座席を配列した床フレームを垂直支持軸で支持し、
その支持軸の下端に固定されたターンテーブルを旋回手
段によって旋回させることによって座席の向きを一斉に
変えることができるとともに、ターンテーブルと旋回駆
動手段とを搭載した昇降台によって旋回と同時に昇降す
ることができ、ステージや競技コートの位置に応じて可
動観客席の観客が良好な視界を得るように向きと高さが
調節される。
【0018】昇降基台にターンテーブルを旋回中心部の
旋回案内スラストベアリングと周囲部の転動支承ローラ
ー列とを介して支承すると、よりスムースな安定した旋
回を行うことができる。また、昇降基台を4本の脚柱方
式としてラック アンド ピニオンの昇降駆動手段を並
設すると、構造が簡単で安定した昇降を行なうことがで
きる。
【0019】要するに請求項1〜5の各発明によれば、
それぞれステージ位置の変化に対応して、また上演種目
に応じて良好な視界が得られるようにし可動観客席を得
るから、本発明は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のバルコニー席可動機構を示
す全体斜視図である。
【図2】図1のバルコニー席を端部ステージに対応する
ように配列した場合を示す斜視図である。
【図3】図1のバルコニー席を中央ステージに対応する
ように配列した場合を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 バルコニー 10 床フレーム 11 座席 12 手摺り 13 後方上段ステップ 15 支持軸 15b 下端フランジ 16 振れ止めローラーユニット 20 ターンテーブル 21 歯 25 旋回駆動装置 26 ピニオン 27 可逆転ギヤードモーター 29 ロック装置 30 昇降基台 31 旋回案内スラストベアリング 32 転動支承ローラー 33 頂板 34 脚柱 35 ラック 36 ピニオン 37 昇降駆動装置 37a 可逆転モーター 37b 歯車伝達機構 38 ガイドローラーユニット 39 中空パイル F1 メインフロア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の座席を配列した床フレームと、同
    床フレームを上端で支持する垂直支持軸と、同支持軸の
    下端に固定されたターンテーブルを旋回可能に支承する
    とともに、同ターンテーブルの旋回駆動手段を搭載した
    昇降基台とを具えたことを特徴とする可動観客席。
  2. 【請求項2】 請求項1の発明において、昇降基台は、
    上記ターンテーブルを旋回中心部の旋回案内スラストベ
    アリングと周回部の転動支承ローラー列とを介して支承
    されていることを特徴とする可動観客席。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2の発明において、
    昇降基台は、ターンテーブル支承用頂板と、同頂板から
    下方に延設された4本の脚柱と、少なくとも1対の対角
    脚柱の下部に設けられたラックと、同ラックに歯合する
    ピニオンを回転駆動する昇降駆動手段と、上記脚柱の垂
    直移動を案内するガイドローラーユニットから構成され
    ていることを特徴とする可動観客席。
  4. 【請求項4】 請求項1の発明において、垂直支持軸
    は、メインフロアに振れ止めローラーユニットを介して
    貫設されていることを特徴とする可動観客席。
  5. 【請求項5】 請求項1の発明において、複数の座席
    は、傾斜床フレームに階段状に配列されている固定座席
    であることを特徴とする可動観客席。
JP8818093A 1993-03-23 1993-03-23 可動観客席 Withdrawn JPH06272407A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7645840B2 (en) 2002-02-26 2010-01-12 Advanced Chemistry And Technology, Inc. Frozen, lightweight curable sealant
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Effective date: 20000530