JPH09202706A

JPH09202706A - 排水用殺菌洗浄剤

Info

Publication number: JPH09202706A
Application number: JP8032785A
Authority: JP
Inventors: Kiyoko Hirose; 亀代子廣瀬; Katsuhiko Hikita; 勝彦疋田; Katsumi Hirose; 克己廣瀬; Tsuneo Kokuni; 恒雄小國; Noriaki Fujisawa; 紀明藤澤; Kazuko Hirose; 和子廣瀬
Original assignee: HINATA KK
Current assignee: HINATA KK
Priority date: 1996-01-25
Filing date: 1996-01-25
Publication date: 1997-08-05

Abstract

(57)【要約】【課題】家庭台所の流し台の排水口に設けられるスト
レーナやその周辺配管等に汚れやヌメリが付着するのを
防止するために使う排水口用の除菌洗浄剤である。長期
に亘って殺菌量・洗浄力を維持して、ストレーナのヌメ
リ防止効果を発現させると共に、除菌洗浄剤が塩素系で
ある場合のような悪臭を防止して、金属配管の錆を防止
する。【解決手段】安定化二酸化塩素水溶液を含浸したシリ
カゲルと炭酸ナトリウム二過酸化水素化物とから主剤混
合物にし、これに石膏とを混合して打錠機などにより圧
縮成形体とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、家庭台所等の流し
台等の排水口に配置されたストレーナ内に常置して、ス
トレーナの汚れ・ヌメリの発生付着を防止するための排
水用殺菌洗浄剤に関する。

【０００２】

【従来技術と解決課題】台所、炊事場や調理室の流し台
等の排水口に配置されるストレーナは、排水中の大きな
ゴミが下水に流れないように排水と分離するためのカゴ
で、通常は、ステンレス鋼やプラスチックでカゴ状に形
成されたものであるが、流し台の清掃を怠ると、ストレ
ーナやその周辺の排水パイプが汚れ易くて、雑菌の繁殖
によりヌメリを生じたり異臭を発して不快である。この
ため、近年は、ストレーナの中に入れて置くだけで汚れ
やヌメリを防止できるような殺菌洗浄剤が利用されてい
る。

【０００３】従来の殺菌洗浄剤は、錠剤の中に塩素系殺
菌剤、例えば、トリクロルイソシアヌル酸、ジクロルイ
ソシアヌル酸ナトリウム、ブロムクロルジメチルヒダン
トイン等が配合してあり、錠剤をストレーナに入れてお
くと、錠剤から徐々に発生する塩素によりストレーナ中
の残留水を殺菌して、ストレーナの汚れ・ヌメリの発生
や沈着を防止しストレーナや排水口を清潔に保ち、スト
レーナ等からの異臭を防止するものであった。

【０００４】しかしながら、従来の殺菌洗浄剤は、塩素
系殺菌剤から塩素ガスを放出するので、使用中には、強
い塩素臭があって、気分が悪くなるほどの悪臭であっ
た。特に、留守中等流し台が使用されないときは、殺菌
洗浄剤が乾燥して空気中に塩素ガスが発生し易くなり、
室内に悪臭が充満するので、外出時にはストレーナから
殺菌洗浄剤を取り出して合成樹脂製等の気密な袋等に収
容保管して、再使用に備える必要があった。また、これ
ら塩素系殺菌剤からの塩素は、金属製品に錆を発生さ
せ、その錆は、鉄製の排水パイプを詰まらせる程多量に
発生することがあった。

【０００５】本発明は、ストレーナその他排水口周辺で
の汚れやヌメリの発生沈着を有効に防止し、且つ殺菌洗
浄剤から発生する悪臭が全くなく、長期に亘って殺菌力
を安定して維持できる排水用殺菌洗浄剤を提供しようと
するものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明の排水用殺菌洗浄
剤は、安定化二酸化塩素水溶液から溶出する二酸化塩素
ＣｌＯ₂の酸化力・殺菌力を利用するもので、多孔性固
形物粒材に安定化二酸化塩素水溶液を含浸させて、安定
して二酸化塩素を担持し、この多孔性固形物粒材と炭酸
ナトリウム過酸化水素化物の粒材とを混合して主剤混合
物とし、主剤混合物から圧縮成形体とする。この圧縮成
形体は、排水口での使用中に吸水状態ないし湿潤状態で
徐々にその表面が崩壊しながら二酸化塩素を徐々に少量
づつ溶出させ、これにより、長期に亘り殺菌力の持続を
図るのである。

【０００７】このようにして、本発明の殺菌洗浄剤は、
二酸化塩素ＣｌＯ₂の溶出により、ストレーナの残留水
や残滓を殺菌漂白して汚れやヌメリの発生沈着を防止
し、且つ異臭を消すものである。しかも、二酸化塩素自
体も刺激臭はあるが、多孔性固形物と炭酸ナトリウム過
酸化水素化物の配合によりＣｌＯ₂の空気中放出が抑制
され、二酸化塩素は水によく溶けるので、その臭いは弱
く、悪臭としては殆ど感知されない。さらに、二酸化塩
素は、殆ど鉄製パイプなどに錆を生じさせないのでパイ
プ詰まりを防止できる。

【０００８】安定化二酸化塩素水溶液は、二酸化塩素と
して又は亜塩素酸イオンとして水中に安定に存在する水
溶液を広く言うが、これには、二酸化塩素ガスを溶解し
たアルカリ性水溶液、亜塩素酸アルカリの水溶液、さら
に、次の（１）式の如く過酸化水素共存の下でアルカリ
性水溶液中に二酸化塩素ガスを供給して得た亜塩素酸ア
ルカリの水溶液などを含む。亜塩素酸アルカリ水溶液
は、亜塩素酸アルカリの分解により二酸化塩素を徐々に
発生する。２ＣｌＯ₂＋２ＮａＯＨ＋Ｈ₂Ｏ₂＝２ＮａＣｌＯ₂＋Ｏ₂＋２Ｈ₂Ｏ・・・・（１）安定化二酸化塩素水溶液は、二酸化塩素に換算してでき
るだけ高濃度に含有するものが好ましい。上記のアルカ
リ性二酸化塩素水溶液としては、二酸化塩素を４〜２５
重量％程度、好ましくは、５〜２０重量％程度含有する
ものが使用できるが、特に、１５〜２０重量％の高濃度
含有のものが好適に使用される。

【０００９】多孔性固形物粒材は、安定化二酸化塩素水
溶液を含浸して担持するものであるが、圧縮成形体中へ
の安定化二酸化塩素水溶液、即ち二酸化塩素の含有量を
高め、且つ、この水溶液を含浸しても多孔性固形物は濡
れないので、圧縮成形を容易にするのである。このよう
な多孔性固形物粒材としては、多孔質セラミックス、珪
藻土、シリカゲル、活性アルミナ等が利用可能である
が、シリカゲルが水溶液の含浸量が大きく、圧縮成形が
容易であるので最も好ましい。

【００１０】炭酸ナトリウム過酸化水素化物（Ｎａ₂Ｃ
Ｏ₃・２Ｈ₂Ｏ₂）は、その過酸化水素Ｈ₂Ｏ₂の酸化
力・殺菌力により、ヌメリ取りや殺菌に寄与するが、本
発明においては、その殺菌力と共に、安定化二酸化塩素
水溶液からのＣｌＯ₂ガスの放出を抑制するものとして
重要である。その機構は必ずしも明らかではないが、多
孔性固形物の内部で安定化二酸化塩素水溶液から溶出な
いし放出したＣｌＯ₂が、炭酸ナトリウム過酸化水素化
物の炭酸ナトリウムＮａ₂ＣＯ₃と過酸化水素Ｈ₂Ｏ₂
とによって、（１）式（使用時に炭酸ナトリウムが加水
分解されているとき）、又は次の（２）式（圧縮成形体
が未使用や乾燥状態であるとき）により、補足されるも
のと考えられる。即ち、２ＣｌＯ₂＋Ｎａ₂ＣＯ₃＋Ｈ₂Ｏ₂＝２ＮａＣｌＯ₂＋ＣＯ₂＋Ｏ₂＋Ｈ₂Ｏ・・・・（２）この反応により、ＣｌＯ₂は成形体内に固定されて溶出
ないし放出が抑制され、ＣｌＯ₂による殺菌力の持続性
が保証される。また、空気中への放出が抑制されること
からＣｌＯ₂による刺激臭が著しく軽減される。

【００１１】多孔性固形物と炭酸ナトリウム過酸化水素
化物とはいずれも粉粒状で混合して主剤混合物を作るの
であるが、主剤混合物は、多孔性固形物粒材１００重量
部に対して、二酸化塩素含有量５〜２０重量％を含む安
定化二酸化塩素水溶液を２０〜６０重量部及び、炭酸ナ
トリウム過酸化水素化物の粒材を５０〜１４００重量部
含むのが好ましい。

【００１２】安定化二酸化塩素水溶液が２０重量部より
少ないと、ヌメリ取りや殺菌の効果が少なくなり、６０
重量部より過多であると、圧縮成形体の成形性が悪くな
り易い。他方の炭酸ナトリウム過酸化水素化物の粒材
は、５０重量部より少ないと、圧縮成形性が悪く、１４
００重量部より多すぎると、相対的に二酸化塩素含有量
が少なくなって長期のヌメリ取りや殺菌の効果が弱くな
る。

【００１３】主剤混合物から圧縮成形体を形成するが、
主剤混合物には崩壊遅延剤が配合され、崩壊遅延剤に
は、石膏、消石灰（水酸化カルシウム）などが使用され
る。崩壊遅延剤は、圧縮成形時の締め固めを容易にする
と同時に、排水口での使用時に成形体の表面からの崩壊
を遅延させて炭酸ナトリウム過酸化水素化物の溶解を遅
く調整する機能がある。崩壊遅延剤には、石膏粉が好ま
しく、通常の石膏（二水和物）や焼石膏（半水石膏、無
水石膏）が使用可能である。石膏の場合は、主剤混合物
１００重量部に対して、７重量部以上は添加するのが好
ましいが、２０重量部より多すぎると水中での崩壊性が
著しく低くくなり、二酸化塩素の溶出が困難となるの
で、殺菌とヌメリ取りの効果が低下してしまい、妥当で
ない。

【００１４】圧縮成形体には、さらに、成形助剤が配合
されるが、これには水溶性バインダーと滑剤とがある。
水溶性バインダーは成形時の主剤混合物の各粒子や崩壊
遅延剤粒を相互に粘着する粉剤で、圧縮成形後使用時ま
での成形体の形状を保持し割れや崩壊を防ぐものであ
る。そして、この水溶性バインダーは、使用時にはバイ
ンダーが水中に徐々に溶解して、水分を含んで湿潤した
成形体を崩壊可能にする。水溶性バインダーには、ポリ
エチレングリコール、ポリプロピレングリコール等の固
形状の水溶性ポリマーが使用される。

【００１５】上記水溶性バインダーは、予め顆粒状の炭
酸ナトリウム過酸化水素化物の粒表面に薄くコーティン
グしておいてもよい。このバインダーをコーティングし
た炭酸ナトリウム過酸化水素化物は、主剤混合物に配合
すべき炭酸ナトリウム過酸化水素化物の一部または大部
分に置換して配合するか、又は、上記調製した主剤混合
物に別途混合するが、圧縮成形体中には、バインダー膜
が編目状に成形されるので、水中での表面崩壊を遅延さ
せる効果が生じる。

【００１６】水溶性バインダーに代えて、パラフィンや
ワックスを炭酸ナトリウム過酸化水素化物の表面に薄く
コーティングして、主剤混合物に配合することも適宜採
用される。パラフィンやワックスは、粘着性で圧縮成形
性を改善し、しかも非水溶性なので、パラフィン膜等が
水中で圧縮成形体の表面崩壊を遅延させ、ヌメリ取り効
果の持続に有効である。

【００１７】滑剤については、成形体と圧縮成形用金型
との間の離型性を確保し、成形体に表面光沢を与えるも
ので、添加するのが好ましい。滑剤には、ステアリン酸
若しくはその金属塩（ステアリン酸カルシウム、ステア
リン酸マグネシウムなど）の中から適宜選んで配合する
ことができる。

【００１８】本発明の殺菌洗浄剤を製造する方法につい
て説明すると、多孔性固形物粒材にシリカゲルを使用す
る例を示すと、主剤混合物は、乾燥脱水した粉粒状のシ
リカゲルと安定化二酸化塩素水溶液とを混合してシリカ
ゲルにこの水溶液を吸収させ、このシリカゲルに粉状又
は顆粒状の炭酸ナトリウム過酸化水素化物を混合して、
調製する。また、主剤混合物の調製には、炭酸ナトリウ
ム過酸化水素化物粒材と安定化二酸化塩素水溶液とを混
合して後にシリカゲルを混合する方法や、予め炭酸ナト
リウム過酸化水素化物とシリカゲルとを配合しておき、
これに安定化二酸化塩素水溶液を滴下し混合する方法も
利用される。

【００１９】調製した主剤混合物は、シリカゲルにより
安定化二酸化塩素水溶液が吸収されるので、外観上乾い
た状態となり流動性のある混合粉となり、これに、上記
の崩壊遅延剤粉、水溶性バインダー粉及び滑剤を混合し
て、成形用混合粉を調製して、圧縮成形する。

【００２０】圧縮成形には、プレス成形法やロール成形
法が可能であり、プレス成形法には、シリンダー状の金
型の内面に両方の開口部から挿入されたプランジャーの
端面の間で成形用混合粉を圧縮して締め固めする方法が
利用される。この例として錠剤に形成するための打錠機
が利用できる。その圧縮成形体はディスク状ないし短円
柱状となる。

【００２１】また、ロール成形法には、外周面同士が対
合して配置された一対のロールの外周面に数個の凹み部
が対応して形成されて、対合する一対のロール間に成形
用混合粉を落とし込み、両ロール間を油圧器により押圧
しながら同期的に回転させて、凹み部内に充填された成
形用混合粉を圧縮して締め固めるものがあり、例示する
とブリケット成形機が使用できる。その成形体の形状
は、ロール凹み部の内面形状に応じて豆炭状ないし楕円
体状である。

【００２２】このような圧縮成形体は、殺菌洗浄剤とし
て、そのまま、或いは通水可能な容器・袋に入れて、家
庭用や業務用の流し台の排水口のストレーナ等に入れて
置くだけでよく、排水により成形体は湿潤ないし水中浸
漬状態となり、成形体は極めて徐々に表面が崩壊しなが
ら、長期に亘り排水中に二酸化塩素を溶出し続けて、ス
トレーナの付着水を殺菌しヌメリや汚れを防止すること
ができ、優れた殺菌洗浄剤となる。家庭での殺菌洗浄剤
の連続使用可能時間を１月とすると、圧縮成形体は、単
重３０ｇ程度とし、二酸化塩素含有量を０．５〜２．５
％程度に調製しておくと、長期に亘りヌメリ取り効果に
持続性が得られる。さらに、流し台の排水口が乾燥し、
成形体が乾燥状態にあっても、炭酸ナトリウム過酸化水
素化物の共存下で二酸化塩素ガスが空気中に放出されな
いので、刺激臭が発生しない利点がある。

【００２３】

【実施例】主剤混合物は、シリカゲル（旭化学工業
（株）製、商品名「シリカゲル」粒度２０〜４０メッシ
ュ）と、安定化二酸化塩素水溶液（米国・リオリンダケ
ミカル社製、商品名「アンチウムダイオキサイド」、Ｃ
ｌＯ₂濃度約１８％）と、炭酸ナトリウム過酸化水素化
物（新日本酸素（株）製、商品名「アセーズ」、顆粒
状、粒径１００〜１５００μｍ）とを、表１に示す配合
で混合した。

【００２４】上記主剤混合物に、崩壊遅延剤粉の石膏と
して、焼石膏（半水石膏）と石膏二水和物、滑剤として
ステアリン酸カルシウムとを表１に示すように配合して
成形用混合粉とした。また、水溶性バインダーとしてポ
リエチレングリコール（平均分子量６０００、鱗片状）
を混合したものも、表１に示した。成形用混合粉を打錠
機により圧縮成形し、直径２５ｍｍ、高さ２０ｍｍの錠
剤（錠剤の単重２８〜３０ｇ）にした。

【００２５】比較例として、シリカゲル−安定化二酸化
塩素水溶液を含まぬもの（試料番号１〜２）と、炭酸ナ
トリウム過酸化水素化合物の粒材を含まぬもの（試料番
号９）も同様に圧縮成形を行った。

【００２６】圧縮成型時には耐型粘着性と耐割れ性とを
調査し、また、成形したこれらの錠剤を試料として、水
に対する溶解性・崩壊性と、流し台の排水口でのストレ
ーナのヌメリ取り性能と防臭性能を調査した。これら調
査結果を比較例と共に表２に示す。

【００２７】

【表１】

【００２８】

【表２】

【００２９】表１及び表２に示したように、比較例の炭
酸ナトリウム過酸化水素化合物で成形した錠剤試料（試
料番号１）は、水中で極めて容易に崩壊しやすく、炭酸
ナトリウム過酸化水素化合物と焼石膏とで成形した錠剤
の試料（試料番号２）は、崩壊を遅延させるが、いずれ
も、ヌメリ取り効果と防臭効果に乏しい。また、シリカ
ゲルに安定化二酸化塩素水溶液を吸収させた試料（試料
番号９）は、ヌメリ取り効果と防臭効果に優れるが、石
膏等の崩壊遅延剤を使用しないので水中で極めて容易に
崩壊しやすく、さらに、炭酸ナトリウム過酸化水素化合
物を配合しないので、使用時に錠剤自身から発する二酸
化塩素の臭いがある。これに対して、実施例の錠剤（試
料番号２〜８と１０）は、打錠性と水中での崩壊し難さ
即ち耐久性とが良好で、ヌメリ取り効果及び防臭効果も
長期日数に亘り良好であり、錠剤自身の二酸化塩素の臭
いも全くなく、優れた殺菌洗浄剤となることが判る。

【００３０】

【発明の効果】本発明の排水用殺菌洗浄剤は、二酸化塩
素による強力な殺菌力を利用して、且つその殺菌力の持
続性を確保して、長期に亘り排水口のストレーナやその
周辺配管の汚れを防止することができ、しかも汚物の異
臭を完全に消すのにも有効であり、殺菌洗浄剤自体の塩
素刺激臭も皆無となる。さらに、排水用殺菌洗浄剤を長
期に使用しても、配管を腐食させたり、錆により詰まら
せたりすることがない。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者藤澤紀明奈良県大和郡山市小南町488番地53 (72)発明者廣瀬和子兵庫県神戸市東灘区御影山手４丁目６番８号

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】安定化二酸化塩素水溶液を含浸した多孔
性固形物と炭酸ナトリウム過酸化水素化物の粒材とから
成る主剤混合物を圧縮成形体として成る排水用殺菌洗浄
剤。
【請求項２】上記主剤混合物が、上記多孔性固形物１
００重量部に対して、二酸化塩素５〜２０重量％を含む
安定化二酸化塩素水溶液２０〜６０重量部と、炭酸ナト
リウム過酸化水素化物の粒材５０〜１４００重量部とを
含む請求項１記載の排水用殺菌洗浄剤。
【請求項３】上記多孔性固形物がシリカゲルである請
求項１記載の排水用殺菌洗浄剤。
【請求項４】上記圧縮成形体が、石膏若しくは消石灰
などの崩壊遅延剤粉を含む請求項１ないし３何れかに記
載の排水用殺菌洗浄剤。
【請求項５】上記圧縮成形体が水溶性バインダーを含
む請求項４記載の排水用殺菌洗浄剤。
【請求項６】上記水溶性バインダーがポリエチレング
リコールである請求項５記載の排水用殺菌洗浄剤。