JPS6230513A - 第1鉄塩製剤 - Google Patents

第1鉄塩製剤

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JPS6230513A
JPS6230513A JP17073385A JP17073385A JPS6230513A JP S6230513 A JPS6230513 A JP S6230513A JP 17073385 A JP17073385 A JP 17073385A JP 17073385 A JP17073385 A JP 17073385A JP S6230513 A JPS6230513 A JP S6230513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferrous
water
salt
soluble
excipient
Prior art date
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Pending
Application number
JP17073385A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Shigematsu
重松 昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は取扱いが簡便な水質浄化剤に関するものである
(従来技術) 水溶性第1鉄塩が水中め有機質汚濁物質を凝集させるこ
とは公知である(特開昭58−156311)。
本発明者らは、上記水溶性第1鉄塩が凝集沈澱を起すに
至らない低濃度の使用であっても、水中の悪臭成分であ
るアンモニア、アミンの無臭化や、殺菌のために水中に
添加された遊離塩素の除去を行う能力があることを認め
た。
これら水質の改良のために使用する水溶性第1鉄塩は、
水溶液又は粉末の形で取扱われて来た。水溶液の場合、
容器の必要なこと、運搬が面倒であること、粉末の場合
は吸湿、酸化されやすいための貯蔵上、取扱い上不便で
あること、など問題があった。
(発明の目的) 本発明は、水溶性第1鉄塩を、水質改質用および/又は
脱臭剤用途に使用するにあたり、簡便な取扱いで目的を
達することのできる材料を提供するものである。
(発明の構成) 本発明は、粉末状の水溶性第1鉄塩を主成分とし、該主
成分に賦形剤、崩壊剤を混合し、鋺剤に加圧成形してな
る水中崩壊性第1鉄塩製剤に関するものである。
本発明に使用する水溶性第1鉄塩は、硫酸第1鉄、塩化
第1鉄、臭化第1鉄、沃化第1鉄などの2両鉄無機塩お
よび乳酸第1鉄、フマル酸第、1鉄、リンゴ酸第1鉄、
没食子酸第1鉄などの2価鉄有機塩をあげることができ
、これらはいずれもアンモニア、アミン、メルカプタン
と結合する能力並びに遊離塩素を迅速に分解する能力を
有する。
これら水溶性第1鉄塩は一般に吸湿性であって酸化され
やすく、第2鉄塩に変化しやすい傾向がある。その中に
あって硫酸第1鉄1水塩は比較的安定であシ、且つアン
モニア、アミンなどの除去能力にもすぐれている。本発
明の特徴は水溶性第1鉄塩が硫酸第1鉄1水塩である場
合もつともよく発揮される。但し硫酸第1鉄には無水塩
・1水塩・4水塩・7水塩が存在し、1水塩だけが単独
で存在することは難しいが、その大部分が1水塩であれ
ば本発明は充分その目的を達する。
本発明は上記第1鉄塩な製剤化したものであるが、粉末
又は顆粒状の第1鉄塩組成物に対し、通常医薬品の錠剤
化に使用される賦形剤ならびに崩壊剤を混合し、加圧成
形することにより錠剤化する。賦形剤としては微結晶セ
ルロース、でんぷん、乳糖、崩壊剤としてはカルボキシ
メチルセルロースのカルシウム塩、低置換度ヒドロキシ
グロビルセルロースなどを例示することができる。錠剤
成形に際しては成形性向上のために滑沢剤、例えばステ
アリン酸マグネシウム、ワックス類を少量添加すること
ができる。また水中崩壊性向上のために発泡剤、例えば
重炭酸ナトリウムを配合することも可能である。
(発明の効果) 本発明の錠剤は、水に投入した場合、特に攪拌を加えな
くても容易に崩壊し、水溶性成分を放出して水溶液化す
るものである。本錠剤を含有する水溶液は、アンモニア
、アミンなどの悪臭成分を除去し、遊離塩素を速やかに
分解させる機能を発揮する。粉末状又は顆粒状の水溶性
第1鉄塩組成物は吸湿性であシ、且つ第1鉄塩単体に比
べて著しく安定化されてはいるが、長期間空気中に放置
すると徐々に酸化し、第2鉄塩に変化する傾向がみられ
る。
これに対し、本発明の錠剤はその貯蔵安定性が大巾に向
上し、取扱い貯蔵を簡略化させることができる。
本発明の錠剤成形時に添加混合する物質は、水溶性又は
水に分散浮遊するものであり、特に後者の場合生物分解
性であることが望ましい0例えば多塘類及びその誘導体
、セルロース及びその誘導体はこの条件を満足する。
上記の条件を満足する方法で得た本発明の錠剤は養魚槽
、池、プール、下水配管、便所などに使用することがで
きる。
例えば汲取式便所の場合は適量な便槽中に投入しておく
ことにより悪臭の軽減をはかることができる。水洗式便
所の場合は便所内の水貯槽中に投入しておくことにより
、脱臭機能を有する水を便槽に流下させることができる
。下水配管の場合、錠剤のまま少量の水と共に流しこむ
と、錠剤がトラップ内に閉ぢこめられ、トラップ内に脱
臭機能を有する水溶液が効率よく生成され、悪臭の逆流
を完全に遮断することができる0 本発明の錠剤は、例えばその50重量%を第1鉄塩組成
物として構成させることができるので、使用量に対する
有効成分の量が容易に把握できる。このことを利用して
例えば水泳プールの水質管理が可能である。水泳プール
においては夕刻使用終了時に塩素剤を投入して殺菌を行
い、全体の水の交換は数日に1回程度とするのが普通で
あるが、早朝は残留遊離塩素が多いため、水泳者の眼を
痛めやすいのが現状である0早朝使用開始前に本発明の
錠剤を少量投入すると、速やかに過剰の遊離塩素が分解
されるので、快適な使用が可能になる。この場合、当日
夕刻再び塩素による殺菌が可能な状態になることを認め
ている。
以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れKよシ限定されるものではない。
実施例1 硫酸第1鉄7水塩(試薬特級)を真空中115℃で65
分間乾燥し、得られた粉末を篩分し、200メツシュ通
過の粉体を採取した。熱天秤によシ該粉体の結合水分を
測定したところ、FθSO。
1モル幽シ約0.9モルであった。該粉末に下記の添加
剤を加えてよく混合し加圧成形して錠剤を得た。処方及
び成形条件は次の通シである。
硫酸第1鉄粉体       50.0重量部乳糖  
           38.5重炭酸ナトリウム  
     5.0カルボキシメチルセルロース、カルシ
ウム4.0 タルク             。、。
100.01址部 打錠機:畑鉄工所 HT−p18A 成形条件:打錠圧 1.3を 錠径 8朋φ 厚み 4朋 重量 約0.52 t モンサンド硬度計を用いて圧壊強度を測定したところ7
.54であった。
25朋φX2mのガラス管中に20℃の水道水を満し、
水面から錠剤を投入して液中を落下させ静置のまま錠剤
が完全に崩壊分散し、水溶性成分が溶解するのに要する
時間を測定したところ45秒であった。
実施例2 実施例1と同様の方法で処方のみを変更して錠剤を作製
した。
硫酸第1鉄粉体       s o、o重量部微結晶
セルロース      28.0乳糖        
     15.θカルボキシメチルセルロース、ナト
リウム5.0 メルク              1.0100.0
重量部 打錠圧を2tとしたほかは略同様の条件で錠剤を成形し
た。圧壊強度14.6Kt、水中分散溶解に要する時間
は72秒であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 粉末状の水溶性第1鉄塩を主成分とし、該主成分に
    賦形剤および崩壊剤を混合し、加圧成形してなることを
    特徴とする水中崩壊性第1鉄塩製剤。 2 水溶性第1鉄塩がその大部分が硫酸第1鉄1水塩で
    ある特許請求の範囲第1項記載の水中崩壊性第1鉄塩製
    剤。
JP17073385A 1985-08-02 1985-08-02 第1鉄塩製剤 Pending JPS6230513A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007136405A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Tokuyama Corp 水処理用発泡性固形凝集剤
JP2011218275A (ja) * 2010-04-07 2011-11-04 Ohbayashi Corp 凝集剤添加方法
JP2012239923A (ja) * 2011-05-13 2012-12-10 Civil Tech:Kk 凝集剤入りカプセル及び汚濁水浄化方法

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