JPH09200478A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH09200478A
JPH09200478A JP8021676A JP2167696A JPH09200478A JP H09200478 A JPH09200478 A JP H09200478A JP 8021676 A JP8021676 A JP 8021676A JP 2167696 A JP2167696 A JP 2167696A JP H09200478 A JPH09200478 A JP H09200478A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
time
destination
information
batch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8021676A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8021676A priority Critical patent/JPH09200478A/ja
Priority to CN97114779A priority patent/CN1079923C/zh
Publication of JPH09200478A publication Critical patent/JPH09200478A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 相手先ユーザへの情報伝達の遅れを回避する
一括送信機能を実行することができるファクシミリ装置
を提供する。 【解決手段】 送信モードには、通常の送信モード、一
括送信機能による通信費節約機能モード(以下、通信費
節約機能モードという)が含まれている。通信節約機能
モードでは、設定された送信選択時刻(以下、所定時刻
Aという)から設定された一括送信時刻(以下、所定時
刻Bという)までの期間中に送信が選択されると、その
送信情報を一括送信機能による送信対象と見做し、その
送信対象と見做した送信情報をその宛先に対応付けてメ
モリ回路18に格納する見做し処理を行い、設定された
所定時刻Bが到来すると、一括送信機能による送信対象
と見做した送信情報をメモリ回路18からから読み出
し、その読み出した情報をその宛先に送信する送信処理
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信情報をその宛
先に対応付けて記憶手段に予め格納し、所定の送信時刻
に前記記憶手段に格納されている送信情報をその宛先に
一括して送信する一括送信機能を有するファクシミリ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置として、一括送
信機能を有するものがある。この一括送信機能では、予
め送信時刻を設定し、その送信時刻までに送信情報をそ
の宛先に対応付けてメモリに格納し、設定された送信時
刻が到来すると、メモリに格納されている送信情報をそ
の宛先に一括して送信する。
【0003】例えば送信時刻が午後11時に設定されて
いるとき、その送信時刻午後11時までメモリに送信情
報が保持され、午後11時が到来すると、メモリに格納
されてる送信情報はその宛先に送信される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の一括送
信機能を有するファクシミリ装置では、一括送信機能を
選択すると、午後2時にメモリに格納された送信情報に
対する送信が午後11時の到来まで実行されないことに
なる。このように、一括送信機能を選択すると、相手先
にユーザが居るであろうと推定される時間帯例えば午後
2時に送信可能な情報が午後11時まで送信されず、相
手先ユーザへの情報の伝達が遅れる可能性がある。
【0005】本発明の目的は、相手先ユーザへの情報伝
達の遅れを回避する一括送信機能を実行することができ
るファクシミリ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
送信情報をその宛先に対応付けて記憶手段に予め格納
し、所定の送信時刻に前記記憶手段に格納されている送
信情報をその宛先に一括して送信する一括送信機能を有
するファクシミリ装置において、前記一括送信機能によ
る送信対象となる送信情報を選別するための基準時刻を
設定する基準時刻設定手段と、前記一括送信機能の送信
時刻を一括送信時刻として設定する一括送信時刻設定手
段と、前記設定された基準時刻から前記設定された一括
送信時刻までの期間中に送信が選択されると、その送信
情報を前記一括送信機能による送信対象と見做し、その
送信対象と見做した送信情報をその宛先に対応付けて前
記記憶手段に格納する見做し処理を行う見做し処理手段
と、前記設定された一括送信時刻が到来すると、前記一
括送信機能による送信対象と見做した送信情報を前記記
憶手段から読み出し、その読み出した情報をその宛先に
送信する送信処理手段とを備えることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のフ
ァクシミリ装置において、前記一括送信時刻は、各宛先
に対し共通に設定されていることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のファクシミリ装置において、前記基準時刻は、各
宛先毎に独立に設定されていることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか1つに記載のファクシミリ装置において、前
記基準時刻設定手段は、前記基準時刻を自動的に設定す
ることを特徴する。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項4記載のフ
ァクシミリ装置において、送信情報の宛先となる相手先
装置から、そのユーザによる受信情報の受取に伴い通知
される受信受領通知を受け取る通知受取手段と、前記相
手先装置に対する発呼からその相手先装置からの受信受
領通知を受け取るまでの時間を計測する時間計測手段と
を備え、前記基準時刻設定手段は、前記計測された時間
から前記相手先装置のユーザによる受信情報の受取不可
能な時刻を推定し、その推定した時刻に基づき前記相手
先装置である宛先の基準時刻を設定することを特徴とす
る。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
のいづれか1つに記載のファクシミリ装置において、前
記一括送信時刻は、通信費が安くなる時間帯の時刻に設
定されていることを特徴とする。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項1ないし6
のいずれか1つに記載のファクシミリ装置において、前
記見做し処理手段による見做し処理の実行の有無を選択
する選択手段を備えることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0014】(実施の第1形態)図1は本発明のファク
シミリ装置の実施の第1形態の構成を示すブロック図で
ある。
【0015】ファクシミリ装置は、図1に示すように、
電話回線2aに接続されている網制御装置(以下、NC
Uという)2を備える。
【0016】NCU2は、電話網をデータ通信などに使
用するための回線端末へ接続するなどの電話交換網の接
続制御、データ通信路への切換を行い、電話回線2aと
電話機4との接続、および電話回線2aとハイブリッド
回路6との接続を選択的に切り換える。NCU2と電話
機4とは信号線2bで接続され、NCU2とハイブリッ
ド回路6とは信号線2cで接続されている。NCU2の
切換動作は後述する制御回路20で制御される。制御回
路20から信号線20aを介して与えられる制御信号が
「0」であるとき、電話回線2aと電話機4との接続が
行われる。これに対し、制御信号が「1」であるとき、
電話回線2aとハイブリッド回路6との接続が行われ
る。なお、通常状態では、電話回線2aと電話機4との
接続が選択されている。
【0017】ハイブリッド回路6は、電話回線2aを介
して送信される送信系からの送信信号と、電話回線2a
を介して受信される受信系への受信信号とを分離する。
【0018】送信系は、読取回路14を有する。
【0019】読取回路14は、送信原稿から主走査方向
の1ライン分の画像を順次に読取り、この読み取られた
画像を示すデータは信号線14に出力される。
【0020】信号線14aに出力された読取りデータは
制御回路20で符号化され、この符号化されたデータは
信号線20bを介して変復調器8に出力される。
【0021】変復調器8は、制御回路20から信号線2
0bを介して与えられた符号化データに対し変調処理を
施し、変調信号を生成するとともに、ハイブリッド回路
6から信号線6aを介して取り込まれた受信信号に対し
復調処理を施し、復調データを生成する。この変調処理
および復調処理は、ITU−T勧告V.8,V.21,
V.27ter,V.29,V.17,V.34に基づき
行われる。変復調器8による変調、復調処理の内容は制
御回路20から信号線20cを介して与えられる信号に
よって指示され、この指示された変調、復調処理によっ
て伝送モードが決定される。制御回路20から信号線2
0cを介して変復調器8に与えられる信号は、送信モー
ド、受信モード、伝送速度を指示するための信号であ
る。
【0022】変復調器8で生成された変調信号は信号線
8aを介してハイブリッド回路6に与えられ、ハイブリ
ッド回路6は与えられた信号を送信信号としてNCU2
経由で電話回線2aに送出する。
【0023】これに対し、受信系では、相手装置からN
CU2経由で受信した信号がハイブリッド回路6から信
号線6aを介して変復調器8に出力される。変復調器8
は、上述したように、信号線6aを介して取り込まれた
受信号に対し復調処理を施し、復調データを生成する。
変復調器8で生成された復調データは信号線8bを介し
て制御回路20に与えられ、復号化される。
【0024】制御回路20で復号化されたデータは信号
線20eを介して記録回路16に与えられる。記録回路
16は、信号線20eに出力されているデータを1ライ
ン毎に順次に記録紙に記録し、情報が記録された記録紙
は搬送路を介して記録紙出力段(図示せず)に出力され
る。
【0025】制御回路20は、装置全体のシステム制御
を行うとともに、送信モード、受信モードの各モードを
選択、実行するためのモード制御を行う。
【0026】送信モードには、通常の送信モード、一括
送信機能による通信費節約機能モード(以下、通信費節
約機能モードという)が含まれ、通常の送信モードに対
する制御と、通信費節約モードに対する制御とが行われ
る。
【0027】通信費節約機能モードでは、設定された送
信選択時刻(以下、所定時刻Aという)から設定された
一括送信時刻(以下、所定時刻Bという)までの期間中
に送信が選択されると、その送信情報を一括送信機能に
よる送信対象と見做し、その送信対象と見做した送信情
報をその宛先に対応付けてメモリ回路18に格納する見
做し処理を行い、設定された所定時刻Bが到来すると、
一括送信機能による送信対象と見做した送信情報をメモ
リ回路18からから読み出し、その読み出した情報をそ
の宛先に送信する送信処理を行う。
【0028】所定時刻Aは、一括送信機能による送信対
象となる送信情報を選別するための基準時刻をなす送信
選択時刻であり、その時刻は、各宛先のユーザが受信情
報を受けることが不可能な時間帯、すなわち相手先装置
の設置場所に居ないであろうと推定される時間帯(例え
ば勤務外時間帯)内の時刻に設定されている。所定時刻
Aは各宛先毎に送信選択時刻登録回路26に登録されて
いる。所定時刻Aの送信時刻選択登録回路26への登
録、読出しは信号線26aを介して行われる。
【0029】なお、本実施の形態では説明しないが、こ
の所定時刻Aの設定を自動的に行うことができ、その方
法は、送信情報の宛先となる相手先装置に対する発呼か
らその相手先装置からの受信受領通知を受け取るまでの
時間を計測し、その計測された時間から相手先装置のユ
ーザによる受信情報の受取時刻を推定し、その推定した
時刻に基づき所定時刻Aを設定するものであり、その所
定時刻Aの設定に用いられる受取時刻の最も遅い時間は
宛先に対応付けて受信最長時間登録回路30に登録され
る。受信最長時間登録回路30に対する情報の登録、読
出しは信号線30aを介して行われる。
【0030】所定時刻Bは、通信に伴う回線使用料が安
くなる時間帯の時刻に設定されている時刻からなり、そ
の時刻は送信時刻登録回路28に登録されている。所定
時刻Bの送信時刻登録回路28への登録、読出しは信号
線28aを介して行われる。
【0031】通信費節約機能モードは、通信費節約選択
回路32から信号線32aを介して出力される信号に基
づき選択される、具体的には、信号線32aに信号
「1」が出力されると、通信費節約機能モードが選択さ
れ、信号線32aに信号「0」が出力されると、通信費
節約機能モードが選択されない。
【0032】送信時の相手先に対する発呼は、発呼回路
22を介して行われる。発呼回路22は信号線20gに
発呼パルスが出力されると、信号線20fを介して与え
られた電話番号情報に基づき信号線2bに選択信号を出
力する。
【0033】メモリ回路18には、読取回路14の読取
情報、その符号化した情報、受信情報、復合化した情報
などが格納され、メモリ回路18への情報の書込、読出
しは信号線18aを介して行われる。
【0034】制御回路20に対する指示入力は、操作部
24のキー入力操作によって与えられる。操作部24
は、スタートキー、テンキー、ワンタッチキー、モード
を選択するためのモード選択キー、送信選択時刻登録回
路26、送信時刻登録回路28、受信最長時間登録回路
30に対する登録キーなどを有し、各入力キーに対応す
るキー信号が信号線24aを介して制御回路20に与え
られる。
【0035】次に、制御回路20の制御動作について図
2ないし図4を参照しながら説明する。図2ないし図4
は図1のファクシミリ装置の制御回路による制御動作を
示すフローチャートである。
【0036】図2を参照するに、まず、ステップS41
で、送信選択時刻登録回路26、送信時刻登録回路2
8、受信最長時間登録回路30に対するイニシャライズ
を行い、各回路26,28,30の登録内容を消去す
る。
【0037】続くステップS42では、信号線20aに
レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフする。
【0038】次いで、ステップS44およびステップS
46に順に進み、ステップS44では、ANSam信号
を送出しないように信号線20dに信号「0」を出力す
る。
【0039】続くステップS46では、操作部24から
の情報に基づき各宛先に対応する所定時刻Aの登録が選
択された否かの判定を行う。所定時刻Aの登録が選択さ
れると、ステップS48に進み、所定時刻Aの登録が選
択されないと、ステップS48を実行せずにステップS
50に進む。
【0040】ステップS48では、送信選択時刻登録回
路26に所定の宛先に対応する所定時刻Aを信号線26
aを介して登録する。
【0041】ステップS50では、操作部24からの情
報に基づき所定時刻Bの登録が選択された否かの判定を
行う。所定時刻Bの登録が選択されると、ステップS5
2に進み、所定時刻Bの登録が選択されないと、ステッ
プS52を実行せずにステップS54(図3に示す)に
進む。
【0042】ステップS52では、送信時刻登録回路2
8に所定時刻Bを信号線28aを介して登録する。
【0043】続くステップS54では、図3に示すよう
に、操作部24からの情報に基づき送信が選択されたか
否かの判定を行う。送信が選択されると、ステップS7
5に進み、送信が選択されないと、ステップS56に進
む。
【0044】ステップS75では、信号線32aに出力
されている信号に基づき通信費節約機能モードが選択さ
れたか否かの判定を行う。通信費節約機能モードが選択
されると、ステップS76に進み、通信費節約機能モー
ドが選択されないと、ステップS78に進む。
【0045】ステップS76では、現在の時刻が登録さ
れている所定時刻BとAM6時との時間帯にあるか否か
すなわち現在の時刻が通信に伴う回線使用料が安い時間
帯にあるか否かの判定を行う。現在の時刻が所定時刻B
とAM6時との間の時間帯であると、ステップS78に
進み、現在の時刻が所定時刻BとAM6時との間の時間
帯でないと、ステップS88(図4(b)に示す)に進
む。
【0046】ステップS78では指定された宛先に発呼
を行い、続くステップS80では、信号線20aにレベ
ル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。
【0047】CMLオン後、図4(a)に示すように、
ステップS82で前手順を実行し、続くステップS84
で画信号の送信を行う。次いで、ステップS86で後手
順を実行し、処理は再びステップS42(図2に示す)
に戻る。
【0048】現在の時刻が所定時刻BとAM6時との間
の時間帯でないと(ステップS76)、図4(b)に示
すように、ステップS88で、現在の時刻がAM6時か
ら登録されている所定時刻Aまでの時間帯であるか否か
すなわち現在の時刻が通信に伴う回線使用料が安くなく
かつ相手先のユーザが居る時間帯であるか否かの判定を
行う。現在の時刻がAM6時から登録されている所定時
刻Aまでの時間帯であると、ステップS78(図3に示
す)に進み、現在の時刻がAM6時から登録されている
所定時刻Aまでの時間帯でないと、ステップS90に進
む。
【0049】ステップS90では、送信する画情報およ
びその宛先をメモリ回路18に格納するとともに所定時
刻Bに一括送信する旨を記憶する。
【0050】次いで、処理は再びステップS42(図2
に示す)に戻る。
【0051】送信が選択されないと(ステップS5
4)、図2に示すように、ステップS56でその他の処
理を実行し、続くステップS58で登録されている所定
時刻Bが到来したか否かの判定を行う。所定時刻Bが到
来していないとき、処理は再びステップS42(図2に
示す)に戻る。
【0052】所定時刻Bが到来すると、ステップS60
で所定時刻Bに送信する宛先が存在するか否かの判定を
行い、所定時刻Bに送信する宛先が存在しないと、処理
は再びステップS42(図2に示す)に戻る。
【0053】所定時刻Bに送信する宛先が存在すると、
ステップS62に進み、所定時刻Bに送信する宛先kを
示す宛先カウンタの値kに「1」をセットする。
【0054】次いで、ステップS64に進み、ステップ
S64では宛先kに発呼し、続くステップS66では、
信号線20aにレベル「1」の信号を出力し、CMLを
オンする。
【0055】CMLオン後、ステップS68に進み、前
手順を実行する。続くステップS70では、メモリ回路
18に宛先kに対応付けて格納されている送信情報を宛
先kに一括送信する。
【0056】次いで、ステップS71で後手順を実行
し、続くステップS72で信号線20aにレベル「0」
の信号を出力し、CMLをオフする。
【0057】CMLオフ後、ステップS73で、次の送
信宛先があるか否かの判定を行い、次の送信宛先がない
と、処理は再びステップS42(図2に示す)に戻る。
【0058】次の送信宛先があると、ステップS74に
進み、ステップS74では、宛先カウンタの値を1イン
クリメントする。次いで、処理は再びステップS62か
ら繰り返される。
【0059】このように、相手先のユーザが居ないと推
定される所定時刻Aから通信に伴う回線使用料が安い所
定時刻Bまでの期間中に送信が選択されると、その送信
情報をメモリ回路18に格納し、所定時刻Bが到来する
と、メモリ回路18に格納されている送信情報を対応す
る宛先に一括送信するから、相手先のユーザが居ないと
推定される所定時刻A以降の時間帯においては送信した
情報が相手先のユーザに即時に受けとられることがな
く、この一括送信によって相手先ユーザへの情報伝達の
遅れを招くことはない。
【0060】また、通信に伴う回線使用料が安い所定時
刻Bに送信するから、経済的である。
【0061】さらに、相手先のユーザが居ないと推定さ
れる所定時刻Aは各宛先毎に設定されるから、各宛先に
対し、相手先ユーザへの情報伝達の遅れを招くことがな
いように一括送信対象となる送信情報の選択をすること
ができる。
【0062】(実施の第2形態)次に、本発明の実施の
第2形態について図5ないし図8を参照しながら説明す
る。図5ないし図8は本発明の実施の第2形態のファク
シミリ装置における制御回路による制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【0063】本実施の形態は、実施の第1形態と同じ構
成を有し、本実施の形態では、所定時刻Aの設定を自動
的に行う。その方法では、送信情報の宛先となる相手先
装置に対する発呼からその相手先装置からの受信受領通
知を受け取るまでの時間を計測し、その計測された時間
から相手先装置のユーザによる受信情報の受取時刻を推
定し、その推定した時刻に基づき相手先ユーザが不在と
なる時間帯の所定時刻Aを設定する。その所定時刻Aの
設定に用いられる受取時刻の最も長い時間は宛先に対応
付けて受信最長時間登録回路30に登録される。受信最
長時間登録回路30に対する情報の登録、読出しは信号
線30aを介して行われる。
【0064】次に、上述の所定時刻Aの自動設定につい
て図5ないし図8を参照しながら説明する。なお、上述
の実施の第1形態と同じステップには同一のステップ番
号を付し、その説明は省略する。
【0065】ステップS56(図3に示す)におけるそ
の他の処理の実行後、図5に示すように、まず、ステッ
プS102で、信号線24aに出力された信号に基づき
操作部24におけるワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル
への電話番号の登録が選択されたか否かの判定を行う。
その登録が選択されると、ステップS104に進み、そ
の登録が選択されないと、ステップS108に進む。
【0066】ステップS104では、ワンタッチダイヤ
ル、短縮ダイヤルへの電話番号の登録を行い、続くステ
ップS106では、電話番号の登録が行われたワンタッ
チダイヤル、短縮ダイヤルに対応付けて送信回数カウン
タに「30」をセットし、その値「30」を受信最長時
間登録回路30に登録する。
【0067】次いで、ステップS108で、受信が選択
されたか否かの判定を行い、受信が選択されないと、処
理はステップS58(図3に示す)に移行する。
【0068】受信が選択されると、ステップS112に
進み、信号線20aにレベル「1」の信号を出力し、C
MLをオンする。
【0069】続くステップS114では、前手順を実行
する。
【0070】前手順の実行後、図6に示すように、ステ
ップS116で前手順に基づき相手先からの受信受領通
知が含まれているか否かの判定を行い、相手先からの受
信受領通知が含まれていないと、ステップS142(図
8に示す)に進む。
【0071】相手先からの受信受領通知が含まれている
と、ステップS118に進み、受信受領通知を受信す
る。続くステップS120では、信号線20aにレベル
「0」の信号を出力し、CMLをオフする。
【0072】次いで、ステップS122に進み、ステッ
プS122では、宛先から受信受領通知を受けた時刻が
受信最長時間登録回路30に登録されている時刻より遅
いか否かの判定を行う。
【0073】宛先から受信受領通知を受けた時刻が受信
最長時間登録回路30の登録時刻より遅いと、ステップ
S124に進み、宛先から受信受領通知を受けた時刻が
受信最長時間登録回路30の登録時刻より早いと、ステ
ップS128(図7(a)に示す)に進む。
【0074】ステップS124では、今受信受領通知を
受けた宛先に対応する現在の時刻を最長時間登録回路3
0に更新登録する。
【0075】続くステップS126では、今受信受領通
知を受けた宛先に対応する送信回数カウンタの回数を1
デクリメントし、そのカウンタ値を最長時間登録回路3
0に更新登録する。
【0076】次いで、図7(a)に示すように、ステッ
プS128で送信回数カウンタの値が「0」であるか否
かの判定を行い、送信回数カウンタの値が「0」でない
と、処理は再びステップS42(図2に示す)に戻る。
【0077】送信回数カウンタの値が「0」であると、
最長時間登録回路30に登録されている更新時刻を送信
選択時刻登録回路26に同じ宛先の所定時刻Aとして登
録し、登録後、処理は再びステップS42(図2に示
す)に戻る。
【0078】ステップS116で相手先からの受信受領
通知が含まれていないと判定されると、図8に示すよう
に、ステップS142で、画信号の受信/記録を行い、
続くステップS144で後手順を実行する。
【0079】次いで、ステップS146で前手順で通知
された宛先を記憶し、ステップS148で信号線20a
にレベル「0」の信号を出力し、CMLをオフする。
【0080】CMLオフ後、ステップS150で、受信
文書がユーザに渡ると、その宛先に発呼し、受領通知書
を送信する。受領通知書を送信後、処理は再びステップ
S42(図2に示す)に戻る。
【0081】次に、ステップS75(図3に示す)にお
いて通信費節約機能モードが選択されると、図7(b)
に示すように、ステップS136で今発呼した宛先の所
定時刻Aが送信選択時刻登録回路26に登録されている
か否かの判定を行う。今発呼した宛先の所定時刻Aが登
録されていると、処理はステップS76(図3に示す)
に移行し、今発呼した宛先の所定時刻Aが登録されてい
ないと、処理はステップS78(図3に示す)に移行す
る。
【0082】このように、各宛先に対する所定時刻Aの
設定が自動的に行われるから、その時刻設定操作がなく
なり、便利性を向上させることができる。
【0083】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
ファクシミリ装置によれば、基準時刻設定手段で一括送
信機能による送信対象となる送信情報を選別するための
基準時刻を設定し、一括送信時刻設定手段で一括送信機
能の送信時刻を一括送信時刻として設定し、見做し処理
手段で、設定された基準時刻から設定された一括送信時
刻までの期間中に送信が選択されると、その送信情報を
一括送信機能による送信対象と見做し、その送信対象と
見做した送信情報をその宛先に対応付けて記憶手段に格
納する見做し処理を行い、送信処理手段で、設定された
一括送信時刻が到来すると、一括送信機能による送信対
象と見做した送信情報を記憶手段から読み出し、その読
み出した情報をその宛先に送信するから、基準時刻を相
手先ユーザが不在であるとする時間帯に設定することに
よって、基準時刻以降の時間帯では送信した情報が相手
先のユーザに即時に受けとられることがなく、この一括
送信によって相手先ユーザへの情報伝達の遅れを招くこ
とはない。すなわち、相手先ユーザへの情報伝達の遅れ
を回避する一括送信機能を実行することができる。
【0084】請求項2記載のファクシミリ装置によれ
ば、一括送信時刻を、各宛先に対し共通に設定すること
ができる。
【0085】請求項3記載のファクシミリ装置によれ
ば、基準時刻を、各宛先毎に独立に設定するから、各宛
先に対し、相手先ユーザへの情報伝達の遅れを招くこと
がないように一括送信対象となる送信情報の選択をする
ことができる。
【0086】請求項4記載のファクシミリ装置によれ
ば、基準時刻設定手段で、基準時刻を自動的に設定する
から、基準時刻の設定操作を行う必要がなくなる。
【0087】請求項5記載のファクシミリ装置によれ
ば、送信情報の宛先となる相手先装置から、そのユーザ
による受信情報の受取に伴い通知される受信受領通知を
受け取る通知受取手段と、前記相手先装置に対する発呼
からその相手先装置からの受信受領通知を受け取るまで
の時間を計測する時間計測手段とを設け、基準時刻設定
手段で、計測された時間から相手先装置のユーザによる
受信情報の受取不可能な時刻を推定し、その推定した時
刻に基づき相手先装置である宛先の基準時刻を設定する
から、相手先ユーザの不在時刻を正確に設定することが
できる。
【0088】請求項6記載のファクシミリ装置によれ
ば、一括送信時刻を、通信費が安くなる時間帯の時刻に
設定するから、通信に伴う回線使用料が安くなり、経済
的である。
【0089】請求項7記載のファクシミリ装置によれ
ば、見做し処理手段による見做し処理の実行の有無を選
択する選択手段を設けているから、ユーザの意図に応じ
た処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の実施の第1形態の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1のファクシミリ装置の制御回路による制御
動作を示すフローチャートである。
【図3】図1のファクシミリ装置の制御回路による制御
動作を示すフローチャートである。
【図4】図1のファクシミリ装置の制御回路による制御
動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の第2形態のファクシミリ装置に
おける制御回路による制御動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の実施の第2形態のファクシミリ装置に
おける制御回路による制御動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】本発明の実施の第2形態のファクシミリ装置に
おける制御回路による制御動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】本発明の実施の第2形態のファクシミリ装置に
おける制御回路による制御動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
2 NCU 6 ハイブリッド回路 8 変復調器 14 読取回路 16 記録回路 18 メモリ回路 20 制御回路 22 発呼回路 24 操作部 26 送信選択時刻登録回路 28 送信時刻登録回路 30 受信最長時間登録回路 32 通信婦節約選択回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信情報をその宛先に対応付けて記憶手
    段に予め格納し、所定の送信時刻に前記記憶手段に格納
    されている送信情報をその宛先に一括して送信する一括
    送信機能を有するファクシミリ装置において、前記一括
    送信機能による送信対象となる送信情報を選別するため
    の基準時刻を設定する基準時刻設定手段と、前記一括送
    信機能の送信時刻を一括送信時刻として設定する一括送
    信時刻設定手段と、前記設定された基準時刻から前記設
    定された一括送信時刻までの期間中に送信が選択される
    と、その送信情報を前記一括送信機能による送信対象と
    見做し、その送信対象と見做した送信情報をその宛先に
    対応付けて前記記憶手段に格納する見做し処理を行う見
    做し処理手段と、前記設定された一括送信時刻が到来す
    ると、前記一括送信機能による送信対象と見做した送信
    情報を前記記憶手段から読み出し、その読み出した情報
    をその宛先に送信する送信処理手段とを備えることを特
    徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記一括送信時刻は、各宛先に対し共通
    に設定されていることを特徴とする請求項1記載のファ
    クシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記基準時刻は、各宛先毎に独立に設定
    されていることを特徴とする請求項1または2記載のフ
    ァクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記基準時刻設定手段は、前記基準時刻
    を自動的に設定することを特徴する請求項1ないし3の
    いずれか1つに記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 送信情報の宛先となる相手先装置から、
    そのユーザによる受信情報の受取に伴い通知される受信
    受領通知を受け取る通知受取手段と、前記相手先装置に
    対する発呼からその相手先装置からの受信受領通知を受
    け取るまでの時間を計測する時間計測手段とを備え、前
    記基準時刻設定手段は、前記計測された時間から前記相
    手先装置のユーザによる受信情報の受取不可能な時刻を
    推定し、その推定した時刻に基づき前記相手先装置であ
    る宛先の基準時刻を設定することを特徴とする請求項4
    記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記一括送信時刻は、通信費が安くなる
    時間帯の時刻に設定されていることを特徴とする請求項
    1ないし5のいづれか1つに記載のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 前記見做し処理手段による見做し処理の
    実行の有無を選択する選択手段を備えることを特徴とす
    る請求項1ないし6のいずれか1つに記載のファクシミ
    リ装置。
JP8021676A 1996-01-16 1996-01-16 ファクシミリ装置 Pending JPH09200478A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8021676A JPH09200478A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 ファクシミリ装置
CN97114779A CN1079923C (zh) 1996-01-16 1997-07-28 带逆流防止装置的换向阀

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8021676A JPH09200478A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09200478A true JPH09200478A (ja) 1997-07-31

Family

ID=12061670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8021676A Pending JPH09200478A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 ファクシミリ装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH09200478A (ja)
CN (1) CN1079923C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002296378A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Toshiba Tec Corp ファクシミリ装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009007677A1 (de) * 2009-02-05 2010-08-19 Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH Kolbenventil, insbesondere für eine pneumatische Bremsanlage eines Fahrzeugs
CN105546156B (zh) * 2014-10-30 2017-11-28 北京精密机电控制设备研究所 一种柔性连接直接驱动式滑阀
CN106979362B (zh) * 2017-04-21 2023-02-03 浙江亿日气动科技有限公司 自动补偿气压的气控换向阀
JP6953364B2 (ja) * 2018-06-05 2021-10-27 Ckd株式会社 電磁弁マニホールド

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3874409A (en) * 1973-03-29 1975-04-01 Lee Co Selector valve
DE4028234C2 (de) * 1990-09-06 1996-08-14 Festo Kg Pneumatisches Ventil

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002296378A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Toshiba Tec Corp ファクシミリ装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1177691A (zh) 1998-04-01
CN1079923C (zh) 2002-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09200478A (ja) ファクシミリ装置
JPH10336419A (ja) ファクシミリ装置
JPH10247996A (ja) ファクシミリ装置
JP3754858B2 (ja) ファクシミリ装置およびファクシミリ通信方法
JPH09200483A (ja) ファクシミリ装置
JPH09116667A (ja) ファクシミリ装置
JPH11187240A (ja) 通信装置
JPH0723190A (ja) ファクシミリ装置
JPH09261437A (ja) ファクシミリ装置
JPH0937056A (ja) ファクシミリ装置
JPH10243206A (ja) 通信装置
JP2001189806A (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、および通信装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP2002314773A (ja) 通信装置
JPH11215344A (ja) ファクシミリ装置
JPH09214647A (ja) ファクシミリ装置
JP2001339589A (ja) ファクシミリ装置およびリング型同報送信方法
JPH11187157A (ja) 通信装置
JP2000156741A (ja) データ通信装置
JPH09116726A (ja) ファクシミリ装置
JPH0918614A (ja) ファクシミリ装置
JPH09116729A (ja) データ通信装置
JP2001320500A (ja) 画像通信装置
JP2000184120A (ja) ファクシミリ装置及びファクシミリ通信方法
JP2002185682A (ja) 画像通信装置およびその制御方法
JPH11127289A (ja) ファクシミリ装置