JPH09175388A - モノレール式天井搬送車 - Google Patents
モノレール式天井搬送車Info
- Publication number
- JPH09175388A JPH09175388A JP34197595A JP34197595A JPH09175388A JP H09175388 A JPH09175388 A JP H09175388A JP 34197595 A JP34197595 A JP 34197595A JP 34197595 A JP34197595 A JP 34197595A JP H09175388 A JPH09175388 A JP H09175388A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- roller
- backup
- rollers
- backup roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガイドレールの水平レール部の上面を転動す
る駆動輪の前後2ヶ所で前記水平レール部の下面に当接
する前後一対のバックアップローラを備えたモノレール
式天井搬送車において、前記バックアップローラとレー
ル間で発生する走行抵抗の増大や異音の発生、およびロ
ーラやレールの摩耗を防止すること。 【解決手段】 走行レール(3)上を回転駆動する駆動
輪(6)の前後2か所で走行レールの下面に当接し回動
するバックアップローラ(9)を設けたモノレール式天
井搬送車において、該バックアップローラ(9)は本体
フレーム(10)に回転可能に枢着され、先端に走行レ
ール(3)に沿って回転する操向用ガイドローラ(1
2)を設けたブラケット(11)に回転可能に軸支さ
れ、操向用ガイドローラ(12)によってバックアップ
ローラ(9)の走行方向をガイドすることを特徴とする
モノレール式天井搬送車である。
る駆動輪の前後2ヶ所で前記水平レール部の下面に当接
する前後一対のバックアップローラを備えたモノレール
式天井搬送車において、前記バックアップローラとレー
ル間で発生する走行抵抗の増大や異音の発生、およびロ
ーラやレールの摩耗を防止すること。 【解決手段】 走行レール(3)上を回転駆動する駆動
輪(6)の前後2か所で走行レールの下面に当接し回動
するバックアップローラ(9)を設けたモノレール式天
井搬送車において、該バックアップローラ(9)は本体
フレーム(10)に回転可能に枢着され、先端に走行レ
ール(3)に沿って回転する操向用ガイドローラ(1
2)を設けたブラケット(11)に回転可能に軸支さ
れ、操向用ガイドローラ(12)によってバックアップ
ローラ(9)の走行方向をガイドすることを特徴とする
モノレール式天井搬送車である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モノレール式天井
搬送車に関するもので、とくに、ガイドレールの水平レ
ール部の上面を転動する走行用駆動車輪の前後2か所で
前記水平レール部の下面に当接する前後一対のバックア
ップローラを備えたモノレール式天井搬送車に関するも
のである。
搬送車に関するもので、とくに、ガイドレールの水平レ
ール部の上面を転動する走行用駆動車輪の前後2か所で
前記水平レール部の下面に当接する前後一対のバックア
ップローラを備えたモノレール式天井搬送車に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、モノレール式天井搬送車のバック
アップローラは、ガイドレールの水平レール部の上面を
転動する走行用駆動車輪の前後2か所で前記水平レール
部の下面に当接するように前後一対設けるとともに、前
記バックアップローラの配設位置各々に垂直軸周りで回
転自在な軸受部材を軸支し、これら各軸受部材の前記垂
直軸に対する前後方向偏心位置に前記バックアップロー
ラを支承したキャスター機構を用いたものであった。
アップローラは、ガイドレールの水平レール部の上面を
転動する走行用駆動車輪の前後2か所で前記水平レール
部の下面に当接するように前後一対設けるとともに、前
記バックアップローラの配設位置各々に垂直軸周りで回
転自在な軸受部材を軸支し、これら各軸受部材の前記垂
直軸に対する前後方向偏心位置に前記バックアップロー
ラを支承したキャスター機構を用いたものであった。
【0003】図6は上記の従来例におけるモノレール式
天井搬送車であって、図において、21は搬送車フレー
ム、22はガイドレール、23はブラケット、24は垂
直軸、25は軸受部材、26は水平軸、27はバックア
ップローラである。上記のようなモノレール式天井搬送
車において、搬送車フレーム21のバックアップローラ
27を配設する個所には、側面形状がL形のブラケット
23が取付けられ、これら各ブラケット23の水平部上
側に、垂直軸24の周りに回転自在に軸受部材25が支
承され、これら各軸受部材25に前記バックアップロー
ラ27が、前記垂直軸24に対して前後方向に偏心した
位置で水平軸26により支承されている。
天井搬送車であって、図において、21は搬送車フレー
ム、22はガイドレール、23はブラケット、24は垂
直軸、25は軸受部材、26は水平軸、27はバックア
ップローラである。上記のようなモノレール式天井搬送
車において、搬送車フレーム21のバックアップローラ
27を配設する個所には、側面形状がL形のブラケット
23が取付けられ、これら各ブラケット23の水平部上
側に、垂直軸24の周りに回転自在に軸受部材25が支
承され、これら各軸受部材25に前記バックアップロー
ラ27が、前記垂直軸24に対して前後方向に偏心した
位置で水平軸26により支承されている。
【0004】従って、走行用駆動車輪等を回転駆動して
搬送車をガイドレール22に沿って自走させたとき、前
後2つのバックアップローラ27はガイドレール22の
下側水平レール部の下面に当接し、搬送車の姿勢を水平
に保つと同時に、駆動車輪と水平レール部22との間の
摩擦力を増大させる。そして前記各バックアップローラ
27は、垂直軸24の周りで操向回転可能であるから、
水平レール部22との間の摩擦抵抗を受けて自動的に前
記垂直軸24に対し走行方向とは逆の真後ろの位置へ水
平回動する。
搬送車をガイドレール22に沿って自走させたとき、前
後2つのバックアップローラ27はガイドレール22の
下側水平レール部の下面に当接し、搬送車の姿勢を水平
に保つと同時に、駆動車輪と水平レール部22との間の
摩擦力を増大させる。そして前記各バックアップローラ
27は、垂直軸24の周りで操向回転可能であるから、
水平レール部22との間の摩擦抵抗を受けて自動的に前
記垂直軸24に対し走行方向とは逆の真後ろの位置へ水
平回動する。
【0005】このように、この種のバックアップローラ
では、ローラが垂直軸に対して走行方向とは逆の方向に
自動的に水平回動するため、レール下面にはバックアッ
プローラの水平回動時において、ローラがレールからは
み出さないための水平面が必要であり、また、バックア
ップローラは台車の傾斜時には、一方のローラしかレー
ルとは当接せず、レールから離れているローラの回動方
向が一定しないという問題があった。
では、ローラが垂直軸に対して走行方向とは逆の方向に
自動的に水平回動するため、レール下面にはバックアッ
プローラの水平回動時において、ローラがレールからは
み出さないための水平面が必要であり、また、バックア
ップローラは台車の傾斜時には、一方のローラしかレー
ルとは当接せず、レールから離れているローラの回動方
向が一定しないという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ガイドレールの水平レ
ール部の上面を転動する駆動輪の前後2ヶ所で前記水平
レール部の下面に当接する前後一対のバックアップロー
ラを備えたモノレール式天井搬送車においては、前記バ
ックアップローラとレール間で発生する走行抵抗の増大
や異音の発生、およびローラやレールの摩耗を抑えるこ
とが要求されている。
ール部の上面を転動する駆動輪の前後2ヶ所で前記水平
レール部の下面に当接する前後一対のバックアップロー
ラを備えたモノレール式天井搬送車においては、前記バ
ックアップローラとレール間で発生する走行抵抗の増大
や異音の発生、およびローラやレールの摩耗を抑えるこ
とが要求されている。
【0007】本発明は、このようなガイドレールの水平
レール部の上面を転動する走行用駆動輪の前後2ヶ所
で、前記水平レール部の下面に当接する前後一対のバッ
クアップローラを備えたモノレール式天井搬送車におい
て、前記バックアップローラをその進行方向前方に配置
した操向ローラにより旋回するブラケットに回転可能に
取付けたことを特徴とするものであって、走行抵抗の増
大や異音の発生を防止することを目的とするものであ
る。
レール部の上面を転動する走行用駆動輪の前後2ヶ所
で、前記水平レール部の下面に当接する前後一対のバッ
クアップローラを備えたモノレール式天井搬送車におい
て、前記バックアップローラをその進行方向前方に配置
した操向ローラにより旋回するブラケットに回転可能に
取付けたことを特徴とするものであって、走行抵抗の増
大や異音の発生を防止することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のモノレール式天
井搬送車は、ガイドレール上を回転駆動する駆動輪の前
後2か所でガイドレールの下面に当接し回動するバック
アップローラを設けたモノレール式天井搬送車におい
て、該バックアップローラは本体フレームに回転可能に
枢着され、先端にガイドレールに沿って回転する操向用
ガイドローラを設けたブラケットに回転可能に軸支さ
れ、操向用ガイドローラによってバックアップローラの
走行方向をガイドすることを特徴とするモノレール式天
井搬送車である。本発明によるとバックアップローラは
操向用ガイドローラによって案内されて操向運動を行う
ので、従来装置のようにガイドレールの水平レールに対
して横方向に摺接することがなく、バックアップローラ
の回転による異音や摺接音の発生を防ぐことができ、レ
ールの摩擦を減少し、さらにバックアップローラの寿命
も長くすることができる。
井搬送車は、ガイドレール上を回転駆動する駆動輪の前
後2か所でガイドレールの下面に当接し回動するバック
アップローラを設けたモノレール式天井搬送車におい
て、該バックアップローラは本体フレームに回転可能に
枢着され、先端にガイドレールに沿って回転する操向用
ガイドローラを設けたブラケットに回転可能に軸支さ
れ、操向用ガイドローラによってバックアップローラの
走行方向をガイドすることを特徴とするモノレール式天
井搬送車である。本発明によるとバックアップローラは
操向用ガイドローラによって案内されて操向運動を行う
ので、従来装置のようにガイドレールの水平レールに対
して横方向に摺接することがなく、バックアップローラ
の回転による異音や摺接音の発生を防ぐことができ、レ
ールの摩擦を減少し、さらにバックアップローラの寿命
も長くすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ガイドレール上を回転駆動する駆動輪の前後2か所
でガイドレールの下面に当接し回動するバックアップロ
ーラを設けたモノレール式天井搬送車において、該バッ
クアップローラは本体フレームに回転可能に枢着され、
先端にガイドレールに沿って回転する操向用ガイドロー
ラを設けたブラケットに軸支され、操向用ガイドローラ
によってバックアップローラの駆動方向を案内すること
を特徴とするモノレール式天井搬送車であり、バックア
ップローラを操向用ガイドローラによりガイドするよう
にしたものである。
は、ガイドレール上を回転駆動する駆動輪の前後2か所
でガイドレールの下面に当接し回動するバックアップロ
ーラを設けたモノレール式天井搬送車において、該バッ
クアップローラは本体フレームに回転可能に枢着され、
先端にガイドレールに沿って回転する操向用ガイドロー
ラを設けたブラケットに軸支され、操向用ガイドローラ
によってバックアップローラの駆動方向を案内すること
を特徴とするモノレール式天井搬送車であり、バックア
ップローラを操向用ガイドローラによりガイドするよう
にしたものである。
【0010】請求項2に記載の発明は、操向用ガイドロ
ーラがガイドレールの下面両側に設けた垂直レールの内
側レール面に沿って回転駆動することを特徴とする請求
項1記載のモノレール式天井搬送車である。請求項3に
記載の発明は、操向用ガイドローラがガイドレールの下
面両側に設けた垂直レールの外側レール面に沿って回転
駆動することを特徴とする請求項1記載のモノレール式
天井搬送車である。
ーラがガイドレールの下面両側に設けた垂直レールの内
側レール面に沿って回転駆動することを特徴とする請求
項1記載のモノレール式天井搬送車である。請求項3に
記載の発明は、操向用ガイドローラがガイドレールの下
面両側に設けた垂直レールの外側レール面に沿って回転
駆動することを特徴とする請求項1記載のモノレール式
天井搬送車である。
【0011】本発明の一実施の態様を図に基づいて説明
する。 図1は、本発明の1実施態様を示すモノレール
式天井搬送車を示す正面図であり、図2はその側面図、
図3はその平面図である。図4(a)は操向用ガイドロ
ーラとバックアップローラを示す側面図であり、図4
(b)はその平面図である。図において、1はモノレー
ル式搬送車であって、床面上で例えば天井等の高所に架
設されたガイドレール2上で走行する。ガイドレール2
は走行レール3と上下一対の垂直レール4,5から構成
されており、駆動輪6はガイドレール2の走行レール3
上で駆動モータ7により回転駆動する。
する。 図1は、本発明の1実施態様を示すモノレール
式天井搬送車を示す正面図であり、図2はその側面図、
図3はその平面図である。図4(a)は操向用ガイドロ
ーラとバックアップローラを示す側面図であり、図4
(b)はその平面図である。図において、1はモノレー
ル式搬送車であって、床面上で例えば天井等の高所に架
設されたガイドレール2上で走行する。ガイドレール2
は走行レール3と上下一対の垂直レール4,5から構成
されており、駆動輪6はガイドレール2の走行レール3
上で駆動モータ7により回転駆動する。
【0012】駆動輪6の前後でガイドレール2の上、下
垂直レール部4、5を左右両側から挾むガイドローラ8
が設けられており、さらに、駆動輪6の前後で走行レー
ル3の下側に当接して転動するバックアップローラ9が
設けられている。該バックアップローラ9は走行レール
部3の下方の本体フレーム10に支持軸13により回転
可能に軸支されているブラケット11の側板に軸着され
ており、ブラケット11の端部の底板には先端に操向用
ガイドローラ12を回転可能に軸着した固定軸14が固
着されている。操向用ガイドローラ12はガイドレール
2の下部垂直レール5の内側面に沿って両レールに挾ま
れて転動する。
垂直レール部4、5を左右両側から挾むガイドローラ8
が設けられており、さらに、駆動輪6の前後で走行レー
ル3の下側に当接して転動するバックアップローラ9が
設けられている。該バックアップローラ9は走行レール
部3の下方の本体フレーム10に支持軸13により回転
可能に軸支されているブラケット11の側板に軸着され
ており、ブラケット11の端部の底板には先端に操向用
ガイドローラ12を回転可能に軸着した固定軸14が固
着されている。操向用ガイドローラ12はガイドレール
2の下部垂直レール5の内側面に沿って両レールに挾ま
れて転動する。
【0013】16は昇降フレームで、17は吊りベル
ト、18はドラム、19はドラム駆動モータである。昇
降フレーム16は搬送車1に設けられた2対のドラム1
8に一端が固定された4本の吊りベルト18で支持さ
れ、ドラム駆動モータ19によりドラム18を回転駆動
し、昇降フレーム16を上昇又は下降する。
ト、18はドラム、19はドラム駆動モータである。昇
降フレーム16は搬送車1に設けられた2対のドラム1
8に一端が固定された4本の吊りベルト18で支持さ
れ、ドラム駆動モータ19によりドラム18を回転駆動
し、昇降フレーム16を上昇又は下降する。
【0014】上記のモノレール式搬送車において、駆動
輪6が駆動モータ7によって回転駆動されると、搬送車
1は垂直レール4、5を左右から挾むようにして回転駆
動するガイドローラ8により、走行方向の左右を、また
走行レール3の下面に沿って回転するバックアップロー
ラ9により下方から支持されているので、モノレール式
搬送車1がガイドレールを走行する時、ガイドローラ8
により左右の揺れを、またバックアップローラ9により
駆動輪6を中心とした上下の揺れるのを防止し、水平位
置に保つことができる。
輪6が駆動モータ7によって回転駆動されると、搬送車
1は垂直レール4、5を左右から挾むようにして回転駆
動するガイドローラ8により、走行方向の左右を、また
走行レール3の下面に沿って回転するバックアップロー
ラ9により下方から支持されているので、モノレール式
搬送車1がガイドレールを走行する時、ガイドローラ8
により左右の揺れを、またバックアップローラ9により
駆動輪6を中心とした上下の揺れるのを防止し、水平位
置に保つことができる。
【0015】さらに、本発明においてはバックアップロ
ーラ9は本体フレーム10に回転可能に軸支されている
ブラケット11の側板に軸着されており、該ブラケット
11はその底板に設けられ固定軸14に回転可能に取着
された操向用ガイドローラ12が垂直レール5間の内側
レール面に沿って転動することによって、その支持軸1
3を中心として回動するので、バックアップローラ9の
向きもブラケット11と一体となって操向回転される。
ーラ9は本体フレーム10に回転可能に軸支されている
ブラケット11の側板に軸着されており、該ブラケット
11はその底板に設けられ固定軸14に回転可能に取着
された操向用ガイドローラ12が垂直レール5間の内側
レール面に沿って転動することによって、その支持軸1
3を中心として回動するので、バックアップローラ9の
向きもブラケット11と一体となって操向回転される。
【0016】図5(a)は、本発明の他の実施の態様を
示す操向ローラとバックアップローラを示す側面図であ
り、図5(b)はその平面図である。図において、駆動
輪6の前後で走行レール3の下側に当接して転動するバ
ックアップローラ9は、本体フレーム10に支持軸13
により回転可能に軸支されているブラケット11の側板
に軸着されている。
示す操向ローラとバックアップローラを示す側面図であ
り、図5(b)はその平面図である。図において、駆動
輪6の前後で走行レール3の下側に当接して転動するバ
ックアップローラ9は、本体フレーム10に支持軸13
により回転可能に軸支されているブラケット11の側板
に軸着されている。
【0017】ブラケット11の端部にはブラケット11
から垂直レール5の外方にまで延出している操向用ガイ
ドローラの支持腕15が設けられており、該操向用ガイ
ドローラ支持腕15の両端には、垂直レール5の側面を
外側から挾むように操向用ガイドローラ12が回転可能
に設けられている。上記の実施の態様において、垂直レ
ール5の側面を外側から挾んで転動する操向用ガイドロ
ーラ12が、垂直レール5に沿って転動すると、操向用
ガイドローラ支持腕15はブラケット11に対し舵の作
用を行い、垂直レール5に沿ってブラケットをブラケッ
ト支持軸13を中心として操向回転し、バックアップロ
ーラ9を操向する。
から垂直レール5の外方にまで延出している操向用ガイ
ドローラの支持腕15が設けられており、該操向用ガイ
ドローラ支持腕15の両端には、垂直レール5の側面を
外側から挾むように操向用ガイドローラ12が回転可能
に設けられている。上記の実施の態様において、垂直レ
ール5の側面を外側から挾んで転動する操向用ガイドロ
ーラ12が、垂直レール5に沿って転動すると、操向用
ガイドローラ支持腕15はブラケット11に対し舵の作
用を行い、垂直レール5に沿ってブラケットをブラケッ
ト支持軸13を中心として操向回転し、バックアップロ
ーラ9を操向する。
【0018】
【発明の効果】本発明は、バックアップローラを操向用
ガイドローラにより回動するブラケットに回転可能に取
着したので、バックアップローラは操向用ガイドローラ
によって操向され、従来装置のように水平レールに対し
て横方向に摺接することがなく、バックアップローラの
回転による異音や摺接音の発生を防ぐことができ、か
つ、レールの摩擦も減少し、バックアップローラの寿命
も長く保つことができる。
ガイドローラにより回動するブラケットに回転可能に取
着したので、バックアップローラは操向用ガイドローラ
によって操向され、従来装置のように水平レールに対し
て横方向に摺接することがなく、バックアップローラの
回転による異音や摺接音の発生を防ぐことができ、か
つ、レールの摩擦も減少し、バックアップローラの寿命
も長く保つことができる。
【0019】さらに、本発明においては、バックアップ
ローラは常時操向用ガイドローラによって方向が制御さ
れているので、自動的に回動することがなく、従来装置
のようにバックアップローラの水平回動時において、ロ
ーラがレールからはみ出さないための水平面を必要とし
ない。
ローラは常時操向用ガイドローラによって方向が制御さ
れているので、自動的に回動することがなく、従来装置
のようにバックアップローラの水平回動時において、ロ
ーラがレールからはみ出さないための水平面を必要とし
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のモノレール式天井搬送車の概要
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図2】本発明のモノレール式天井搬送車の概要を示す
側面図である。
側面図である。
【図3】本発明のモノリール式天井搬送車の概要を示す
平面図である。
平面図である。
【図4】(a)は、操向用ガイドローラとバックアップ
ローラの1実施例を示す側面図であり、(b)は(a)
の底面図である。
ローラの1実施例を示す側面図であり、(b)は(a)
の底面図である。
【図5】(a)は操向用ガイドローラとバックアップロ
ーラの他の実施例を示す側面図であり、(b)は(a)
の平面図である。
ーラの他の実施例を示す側面図であり、(b)は(a)
の平面図である。
【図6】従来装置のバックアップローラを示す概要図で
ある。
ある。
1 モノレール式搬送車 2 ガイドレール 3 走行レール 4 垂直レール 5 垂直レール 6 駆動輪 7 駆動モータ 8 ガイドローラ 9 バックアップローラ 10 本体フレーム 11 ブラケット 12 操向用ガイドローラ 13 ブラケット支持軸 14 操向用ガイドローラ支持軸 15 操向用ガイドローラ支持腕 16 昇降フレーム 17 吊りベルト 18 ドラム 19 ドラム駆動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 隆義 山梨県中巨摩郡昭和町築地新居2000 株式 会社キトー内
Claims (3)
- 【請求項1】 ガイドレール上を回転駆動する駆動輪の
前後2か所でガイドレールの下面に当接し回動するバッ
クアップローラを設けたモノレール式天井搬送車におい
て、該バックアップローラは本体フレームに回転可能に
枢着され、先端にガイドレールに沿って回転する操向用
ガイドローラを設けたブラケットに軸支され、操向用ガ
イドローラによってバックアップローラの走行方向を案
内することを特徴とするモノレール式天井搬送車。 - 【請求項2】 操向用ガイドローラがガイドレールの下
面両側に設けた垂直レールの内側レール面に沿って転動
することを特徴とする請求項1記載のモノレール式天井
搬送車。 - 【請求項3】 操向用ガイドローラがガイドレールの下
面両側に設けた垂直レールの外側レール面に沿って転動
することを特徴とする請求項1記載のモノレール式天井
搬送車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34197595A JP3154655B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | モノレール式天井搬送車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34197595A JP3154655B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | モノレール式天井搬送車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09175388A true JPH09175388A (ja) | 1997-07-08 |
JP3154655B2 JP3154655B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=18350219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34197595A Expired - Fee Related JP3154655B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | モノレール式天井搬送車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3154655B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200067256A (ko) * | 2017-01-31 | 2020-06-12 | 가부시키가이샤 다이후쿠 | 물품 반송 설비 |
KR20210087210A (ko) * | 2020-01-02 | 2021-07-12 | 세메스 주식회사 | 천장 이송 장치 |
CN114408489A (zh) * | 2022-02-18 | 2022-04-29 | 福玻斯(太仓)物联网科技有限公司 | 空中运输车和空中运输系统 |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP34197595A patent/JP3154655B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200067256A (ko) * | 2017-01-31 | 2020-06-12 | 가부시키가이샤 다이후쿠 | 물품 반송 설비 |
KR20210087210A (ko) * | 2020-01-02 | 2021-07-12 | 세메스 주식회사 | 천장 이송 장치 |
CN114408489A (zh) * | 2022-02-18 | 2022-04-29 | 福玻斯(太仓)物联网科技有限公司 | 空中运输车和空中运输系统 |
CN114408489B (zh) * | 2022-02-18 | 2023-11-28 | 福玻斯(太仓)物联网科技有限公司 | 空中运输车和空中运输系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3154655B2 (ja) | 2001-04-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09175388A (ja) | モノレール式天井搬送車 | |
JPH1134865A (ja) | 搬送台車装置 | |
JP3223955B2 (ja) | モノレール式天井搬送車 | |
JPH07156794A (ja) | 搬送装置 | |
JP4122718B2 (ja) | 荷搬送設備 | |
JPS5945541B2 (ja) | 自走台車 | |
JPH0449683Y2 (ja) | ||
JP2000318603A (ja) | 自走台車による搬送装置 | |
JPH0370670A (ja) | 軌道装置 | |
JP2001171512A (ja) | 有軌道台車システム | |
JPH0478656A (ja) | レール走行台車 | |
JP2757619B2 (ja) | 自走台車装置 | |
CN216736112U (zh) | 一种适用于轮对或转向架的限制单元及agv小车 | |
JPH0641868Y2 (ja) | 全方向移動台車 | |
JPH0687442A (ja) | モノレール式搬送用電車 | |
JP2547179Y2 (ja) | 有軌道台車の従動輪 | |
JPH06171503A (ja) | 軌条走行車両 | |
JP2715177B2 (ja) | 移動車 | |
JP3174104B2 (ja) | 搬送電車の走行装置 | |
JP3119238U (ja) | 機械式搬送装置 | |
JP3997718B2 (ja) | 搬送設備 | |
JP2522672Y2 (ja) | 無人台車の車輪構造 | |
JPH0124102B2 (ja) | ||
JPH0647070U (ja) | 軌条走行車両 | |
JPS5927998Y2 (ja) | 軌道走行台車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |